「ととのう」から「ゆるまる」へ
サウナイキタイアドベントカレンダー 24日目の記事です。
はじめまして!サウナー歴4年目に突入した、都内在住のOL26歳です。こうしてサウナ愛を語れる機会をいただけて、本当に幸せです。ありがとうございます!
そして、クリスマスイブという特別な日にこの記事を書けることにも心が躍っています。(ちなみに私は昔からクリスマス当日よりイブ派。なんだかワクワクする感覚、伝わってほしい...!)
さて、私がサウナにハマったきっかけは、今お付き合いしているパートナーの誘いでした。最初は「ちょっとついて行ってみるか」くらいの軽い気持ちだったのですが、気づけば週末には必ずサウナに行かないと平日を乗り切れないカラダに。今ではパートナーよりもサウナ熱が強いほどです(笑)。
昔から超飽き性で、3日以上続いた趣味や特技は皆無。自己紹介のたびに「趣味・特技」の欄に苦しむタイプでした。ところが、サウナに出会ってからというもの、その欄が埋まるどころか「趣味はサウナ、特技はお好みに合わせておすすめサウナをご提案します!」と厚かましいくらいに胸を張って言えるように。
人生でこんなに長続きしている趣味は初めてです。また、サウナは単なる癒しの時間ではなく、私とパートナーが仲良く過ごせている一番の秘訣でもあるかもしれません。
そんな私のサウナ成長ストーリーを、ここで勝手ながら書かせていただきます。サウナイキタイユーザーの方、最近サウナにハマりつつある方、私と同じく飽き性の方、あるいは「なんか共感できるかも」と感じてくれる方に、少しでも届いたら嬉しいです。
サウナーとしての4年間
この4年間、サウナとの濃密な時間を振り返ってみたいと思います。
サウナー1年目:熱さがすべて
最初の1年目は「とにかく熱ければ熱いほどいい!」と温度至上主義。アツアツのサウナを求めて、東京を飛び出し、埼玉や千葉、静岡へ遠征することも珍しくありませんでした。
爆風ミュージックロウリュやブロワーでのアウフグース目当てにサウナへ行き、100度越えのサウナが正義! 水風呂も10℃以下のシングルに飛び込むのが正義! ととのうためには極端な温度が必須条件だと信じて疑いませんでした。
サウナー2年目:停滞期
2年目に入ったある日、「あれ、なんかととのわないな...」と感じる日が出てきました。6分・8分・10分のサウナ、1分の水風呂、5分の休憩という一般的なルールを守っているのに、ととのわない。なんで? このまま一生ととのえないの?! と絶望した日もありました。
そんなとき、『サ道』全巻をクリスマスプレゼントでもらいました。そこに登場する蒸しZの名言に救われます。
若者よ、サウナを信じるな。 ととのうとは何か? ただの言葉だ。 特別な状態を追い求めてはいけない。
確かに、「ととのわなきゃ!」という使命感に囚われていたことに気づきました。ととのうなんて、ただの言葉。それ以上でも以下でもない。無理にととのおうとせず、時間にも囚われないよう時計を見ることもやめました。
その日の自分のカラダの状態に合わせて、無理しない。そうすることで、少しずつ「心地のいいととのい」を取り戻すことができました。
サウナー3年目:ターニングポイント
これまでと違う「心地のいいととのい」を手に入れた頃、さらに新たな出会いがありました。それは近所の銭湯の水風呂で知った**ゆるまる**という概念です。
その銭湯の水風呂には、こんなPOPが貼ってありました。
サウナでのととのいのような、でも無理しない「ゆるまる」という感覚。
ととのいに執着せず、肩の力を抜き、その日の自分に素直に「ゆるまる」。新しい楽しみ方を見つけました。
サウナー4年目:ととのいとゆるまる
サウナー4年目になると同時に、社会人4年目にも突入しました。
1年目は「待ちに待った社会人!」という感じで楽しく働けていましたが、今では社会の荒波に揉まれ、へとへとになる日々。そんな日々を支えてくれているのが、サウナで「ゆるまる」です。
もし「最近ととのわないな...」「サウナに長く入れないし、もういいかな」と感じている方がいたら、ぜひ一度「無理にととのわなくていい」「体調に合わせてほんの数分だけでもいい」と思ってサウナに向き合ってみてください。それだけで肩の力がふっと抜け、新しい発見があるかもしれません。
ときには、日曜日にサウナをお休みするのも選択肢のひとつ。そうすることで、サウナ愛がさらに深まるかもしれません。
私の黄金ルーティンは、
・土曜日:バキバキにサウナでととのう
・日曜日:サウナのない銭湯でゆるまる
このおかげで、土曜日が恋しくてたまりません。サウナ愛は深まるばかりです。
最後に
サウナ歴も社会人歴もまだまだペーペーな私の体験談でしたが、「その先の世界もあるよ!」というサウナの先輩方もいらっしゃることでしょう。私もその境地までいけるよう鍛錬させていただきます!
ととのうからの、ゆるまる。
そんな塩梅で、おばあちゃんになるまで「ゆるまる生活」を続けていくのが、私の夢です。
今日もどこかで、皆さんが自分なりのサウナ時間を楽しめますように。
記事を書いた人
好きなサウナ: ♨️銭湯サウナ♨️ たからゆ、松本湯、えごた湯、巣鴨湯 🧖🏻サウナ特化型🧖🏻♀️ ルーフトップ、ウェルビー栄 🏨ホテルサウナ🏨 らかんの湯、オリエンタル サウナ後に家系ラーメンを食べるのが人生で最も幸せな瞬間です。 おすすめは、 ★たからゆ→輝道家 ★巣鴨湯→野中家
プロフィール: 毎週土日のサウナがあるから、仕事頑張れてます。 サウナはないけど、小杉湯での交互浴も好きです😳
今サウナにハマっている方々は、恐らく皆さん通った道だと思います☺️激アツサウナとシングル水風呂を求め全国のサウナを巡り、ととのい方に迷った末にたどり着いた「ゆるまる」。これからも無理せゆるまって行きましょう👍
ゆるまる、いいですね!病気でサウナに入れない時は、熱湯⇒水風呂⇒内気浴を行って気持ち良かったのですが、それがまさにゆるまるだったんですね!納得です^^
ゆるまるを私はユルムジー感覚といってます。
読ませていただきました 自分なりのサウナ…良いですよね👍 ありがとうございます🎄
ととのうからゆるまるですね! サウナに行きだしてすぐは、 サウナでととのうことばかりに集中しちゃって、 楽しむことに価値を見いだしていないことがありました。 楽しんでこそのサウナですよね!
たしかにそのとうり!
ゆるまる、、、。 素敵です!
ジムサウナに毎日入って、自宅の風呂には3年ほど入ってないおじさんです。ここまで日常になると、ととのうとかはどうでもよくなりますよ。完全に生活の一部です。
為になる記事でした。 誰もが陥り、乗り越えれるか否かのラインですね。 私も来年は『ゆるまる』を意識して活動してみよう思います。
ととのい強迫観念から解放されて「サウナがあるだけでありがたいなあ」と思えるようになってからは、自分をサウナに合わせていけるようになり、ととのったりゆるまったりしています。「ゆるまる」今後、流行りそうですね。
ゆるまる...また新しい概念を学べてありがとうございます!
ゆるまる!いいなぁ。自然体の極みですね。
私もサウナは1段目でじっくり暖まり 水風呂キャンセル界隈しシャワーや掛け湯であとはカラン浴をする日もあります 人それぞれ好きな過ごし方がありますよね。 パートナーと長くサウナライフを続けてくださいね
ゆるまるという概念、良いですね。 熱さがすべて〜停滞期というのは僕も同じ流れでした。
わたしも最近 新たな発見がありました。まさに ゆるまる です。 ゆっくりぬる湯でだったり、あえてぬるめの水風呂の施設を選んだりして ゆる~っとする時間が堪らなく心地よいと思えています。 素敵な記事でした♪ありがとうございました。