2020.05.17 登録
[ 神奈川県 ]
曜日時間:金曜18時45分、3時間コース
混雑具合:男には帰れない夜が少し混んでた
セット数:高温4、低温1
そういえば久しくサウナ屋に行っていなかった。男には帰れない夜があるので川崎ビッグに寄って帰る。少し混んでいたが問題のないキャパシティ。
なにしろ浴室内にテレビが多く、多音声でリバーブがかかる。まるで騒いでいる集団がいるのかとも思えるが音量は小さいので、常温の水風呂に入っている際など、はるか遠く別世界の喧騒のように聞こえる。場末で夢見心地。
奇行を繰り返す常連客も、総じて気持ちよさそう。というか気持ちいいと言っていた。川崎は全てを包み込む。
自動販売機ではビールが売っている。喫煙室でパラリンピックを見ながら一杯。難民選手団のこん棒投げを見ていたら涙腺まで弛緩してきていけない。汗腺だけでは済まなくなってきた。
着替えて1階に上がり、ここの喫煙室でも一服しようとしたが、客が一人泥酔してくだを巻いていた。川崎が全てを包み込む。
歩いた距離 2.2km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:水曜10時半
混雑具合:サウナは空いてた
セット数:3
ロッカー:中ロッカーあり
検診が早くに終わり、昼の出社までまだ時間がある。たしかに通り道に蒲田温泉があったことは確認済だったが、気づいたら入っていた。正確にいうと気がついた時にはサウナ室だった。
以前来た時の黒湯が忘れられない。自分史上、最も熱い風呂だった。肩まで浸かれなかったのはこの時だけ。しかし今日は熱いには熱いがそこまでではない。こうなると物足りない。
水風呂の温度表示は15度くらいだったが、実際には30度弱くらいに思えた。夏場より寒い時期に来るほうがいいかしらん。その頃には宣言もまん防もなく、ここの2階で釜飯を食べられたらいい。
軽めに仕上げ、着替えていると、隣で常連らしき老紳士も同じタイミングだった。パンツは縦にざっくり裂けて、大をするにも脱がずにすみそう。Tシャツのほうはといえばこちらは背中が、首周りより広く破れている。夏の蒲田の開放感。
歩いた距離 1.4km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜18時
混雑具合:ぽっかり空いてた
セット数:4
ロッカー:中ロッカーあり
今日も今日とて湿気が高く、汗腺がばがばで滝のような汗が出る。汗腺&ガッバーナの滝汗のせいで、銭湯にたどり着いたらいつも雨降りの後のようなシャツそしてパンツ。サウナに入らないとやってられない。割と近場だが初訪問のぽかぽかランド鷹番の湯にたどり着いた。銭湯組合には属していない一本独鈷の温浴施設において、サウナ利用者の半分は渡世の人だちだった。
そのサウナ室は時折埋まることもあったが、基本的には空いていた。新しいサウナマットが足を心地よく包んでくれる。半分くらい使ったクレヨンのような匂いがして、懐かしい記憶がよみがえる。
隣の水風呂では、3面囲われた小さな枡が大森のみづほに似ていて、こちらの記憶はまだ新しいものの、もう行けないと思うと郷愁を誘う。こちらのほうがみづほのそれよりちょっと広くてちょっとぬるい。
受付横のテレビと畳でゆっくりしたかったが、腹が減ったのでそのまま帰宅。また汗をかく。
歩いた距離 2.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜14時
混雑具合:シンプルに空いてた
セット数:6
ロッカー:中ロッカーあり
遠いと思っていたのは先入観で、町田駅までは電車で30分弱、そこから歩いても3キロない。案外近かった今井健太郎建築の大蔵湯。元々は祖師ヶ谷大蔵で銭湯を営んでいて、町田に移ってなお名前を残したらしい。
「イマケン探訪8」
銭湯に入るとつい上を見る。湯船に浸かりながら見上げるという行為は自然の摂理かしらん。畳が敷かれた脱衣所の格天井には雲の絵、浴室の湯気抜きは大きかった。造りは至極シンプルで、飾り気はない。リノベーションながらオーセンティック。流行りのものを着なくても、仕立てのいいシャツ、プレスのきいたズボンを洒脱に着こなしているような、書いてて例えがよく分からなくなってきたけども。
サウナ室も簡素。テレビもBGMもない。ボナサウナゆえストーブも見えない。木の箱に、ふかふかのサウナマットが敷かれた2段があるだけ。あとは90度を差した温度計と、12分計が回っているだけ。ただそれだけ。頑として正統派だ。
人で埋まった水風呂を譲ってくれた青年にお礼をいう。サウナでも一緒になった。背中をもたれてあぐらをかいていると、彼も背中をつけたが「熱っ」と声を漏らしたので微笑んで頷いた。その後、話しかけられたのでしばしサウナ談義に興じる。若く、上京したてでサウナを始めたばかりだという。そうなると先輩面する悪い癖。自分だってまだサウナ歴は2年満たないのに、自分のサウナルーティンやらイマケン情報やらをべらべらとしゃべる始末を、歩いて帰る最中に反省する。
歩いた距離 2.6km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜17時半
混雑具合:最初は超空いてた
セット数:5
ロッカー:中ロッカーあり
以前、朝風呂に入ろうと新生湯に訪れたが11時の口開けを10時と間違え、結局待てずにその日は別の銭湯に行った。今日も今日とてハンカチ代わりに使っていた杢タオルをどこかで落とし、これが渋川剛気なら銭湯に行くのを回避するところ。しかし今回は初志貫徹で予定通り新生湯に、17時半の時点では空いており快適だった。ピンクの暖簾がえろケバい。
今日の男湯は大地の湯。コンフォートサウナに炭酸泉、生薬風呂、露天に出ればウッドデッキで2階に上がり外気浴スペースも用意されている。ちょっと押上の大黒湯に似ているかしらん。窓から銭湯の屋根を望むのもおつだった。
3段構えの岩塩サウナはほのかにいい香りがする。まだサウナマットも乾いており、贅沢に過ごす。天然地下水の水風呂は柔らかくてゆっくり浸かった。隣の炭酸泉も然り。
余韻で感度びんびんの状態でのタバコが最高にうまい。脱衣所脇の半露天スペースにて裸で一服できるなんて、現状都内でベスト。
歩いた距離 2.5km
男
[ 神奈川県 ]
曜日時間:水曜17時半
混雑具合:既に混んでた
セット数:フィンランド式4、スチーム塩1
綱島源泉湯けむりの庄、今週は炭酸泉の抽出量が2倍ということで狙い打ち。ついでにスチームサウナのオートロウリュも2倍だった。
サウナ室は既に満員で、ぬるく回転が悪いため渋滞が発生していた。この時間でも混むとは人気がうかがえる。
目当ての2倍炭酸泉は、入っている時には違いに気づけなかった。こんなものかと思って出たら皮膚に、痺れとはまた違うびりびり感が走る。
露天の源泉かけ流しが気持ちいい。加温なしの27度の生。口だけ出してゆらゆらと漂った。音も遮断されて、どこかに連れて行かれそう。
送迎バスは15分おきとあるが間引いていた。定員オーバーで乗れず、次か来るまで30分待たされる。最初から歩くべきだった。来るまでの徒歩で満足し、テクテクのスイッチを切ったのが今日の敗因。
歩いた距離 3.4km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜15時半
混雑具合:最初から混んでた
セット数:5
ロッカー:中ロッカーあり
高円寺から西荻窪までテクテク。途中で喫茶店ビーインで一服しながらうねうね歩くも、気温が低くてさほど汗をかかない。ハシゴをするにあたっては、Tシャツがずぶずぶになるまで濡れて気持ち悪くならないと、なんだもったいない気がして逆に気持ち悪い。気持ち悪くなるか、気持ち悪くなくて気持ち悪くなるか、の二択。
普通に行けば西荻窪駅から歩いて15分弱の秀の湯は、地名でいうとあまり馴染みのない桃井にある。そこまで混んでないと思っていたが、口開けから7人定員のサウナ室は満室だった。盆休みは当然自分だけでなく。
柔和なサウナ室は回転が悪いが、渋滞ができそうになると譲り合った。常連が多いようで和気あいあいと、テレビでかわいい猫が映るとみな笑って優しい空気が流れていた。
きりりと冷たい水風呂は14度で一気にしめてくる。そこからの外気浴でまた弛緩し、露天の炭酸泉で今度は臓をしめる。
延々とループしていたら長居になり、結果的に帰る頃は雨が止んで気分も晴れた。
歩いた距離 7.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜11時
混雑具合:もんまりと混んでた
セット数:高温3、低温1
手前の西永福で降りてテクテク。銭湯が軒並みサウナ休止の時期、フェラズにはサウナ屋があったもののレイディーズは行き場をなくし、嫁は割と早めに開けてくれた美しの湯に世話になったという。近場ながら混雑が予想され足が向かなかったところ、盆休みを利用して午前中に初訪問する。口開けから行くつもりが寝坊し到着は11時。それでも今週から仕事の人が多いだろうと高を括っていたが、もんまりと混んでいた。
ホームページを見るとレンタルサウナマットとあり、基本はサウナ室に敷いてないのかと踏んでいた。実際サ活にもそう書いている人がいた気がする。しかし高温サウナ室にはマットが敷かれており、よほど気にするタイプでなければ必要ないかと思われる。
水風呂の表示は20度以下だがそれよりぬるく感じる。そのせいか渋滞が発生していた。サウナも風呂も、全体的に温度が柔らかい。舐めてかかっていたら水流にやられた。ジェット系はほぼ全て水圧か高い。
広々とした施設内が全面禁煙でアフターサウナはくつろげず。サ飯をいただく予定を変更して早々に出た。
歩いた距離 3km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜15時半
混雑具合:まあまあ空いてた
セット数:4
ロッカー:小ロッカーのみ
手前の西日暮里で降りてテクテク。おそらく大黒湯という名前は都内の銭湯で最も多く、9つある。足立区北千住、墨田区押上、渋谷区代々木上原、目黒区祐天寺を行ったので、残る未開は5つ。今日は宇都宮線・高崎線と京浜東北線の線路に挟まれた秘境、北区上中里を訪れる。
広々としたサウナ室は混むこともなく、快適に過ごす。水風呂と露天風呂が奥にあり、この奥のゾーンはサウナ利用でなくても別料金という入り組んだ設定。サウナも水風呂も優しくてまったりする。
刺青の二人が揃いのナイロンタオルを使用している。赤字でケロヨンと記された黄色いそれに、羨望の眼差しを送る。もしかしたら近くで売っているのかしらんと、意を決して尋ねてみたが、富山の知人からもらったものらしい。
帰りは上中里をくまなく歩く。コンビニが1軒、あとは全く逃げない猫ばかり。まさしく島みたい。その後、堀船の橘湯にハシゴするつもりだったがポンプの故障で休みだった。隣の西尾久の神田湯にてサウナなしのハシゴにてフィニッシュ。こちらもシンプルながら地元客で賑わう庶民派良質銭湯だった。
歩いた距離 7.6km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜15時
混雑具合:すぐ混んだ
セット数:5
ロッカー:大きめの中ロッカーあり
荻窪から東中野までテクテク。雨やら汗やらで2枚目のTシャツもびっしょり濡れた。ハンカチ代わりの杢タオルもだいぶ湿っている。
アクア東中野には15年ほど前に来たことがある。バスタオルとサウナキーを受け取り浴室に、外のプールと露天風呂は記憶通りの配置だった。その時はさほど混んでいない印象だったが、口開けから瞬く間で芋洗い状態になる。12人入るサウナ室も基本満室になった。こちらの炭酸泉も当然、頭だらけ。
プールで泳ぐタイミングをずっと見計らっていた。他に人がいれば迷惑になるが、プールに一人という状況が生まれない。サウナ、水風呂上がりで毎度伺うが常に誰かいる。常連らしき老紳士と二人きりになることがあり、その紳士がウォーキングを始めたので、片方のレーンで重ならないよう対角線にポジショニングをとって潜水。ニューウイングよりはるかに長い直線を楽しんだ。
コイン式ロッカーに入れた100円はそのまま自動販売機に。湯どんぶり栄湯の時もそうだったが、飲み物が100円だと入れやすい。これが110円以上になると財布に戻しがち。ジュース飲んで3枚目のTシャツを着て帰路に着く。
歩いた距離 8.3km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜10時半
混雑具合:まあまあ空いてた
セット数:ボナ3、ロッキー1、テルマーレ1
サウナ飯:サンラータンメン
手前の阿佐ヶ谷で降りてテクテク。休みなので散歩も交えて口開けハシゴを計画し、替えのTシャツを2枚をリュックに入れて歩く。雨が恨めしい。
お盆は休日料金で平日ながら2000円超え。それでも人は増え続け、炭酸泉はほぼ埋まる。
なごみの湯といえば超高濃度の炭酸泉のイメージだったが、ボナサウナも強烈だった。前回はそこまで感じなかったのに、今日は時折くるえぐい熱量で悶絶する。ロッキーもテルマーレも熱いものの、ボナばかりになった。そして人気もボナ一人勝ち。
露天の休憩椅子が増殖している。インフィニティチェアも多い。ぎちぎちに並べられ、もう隙間はない。気持ちいいのは小雨までで、雨粒が大きくなると興を削がれる。
久しぶりに施設でサ飯をいただく。サンラータンメンで汗だくになり追い水風呂、歯を磨いて2枚目のTシャツを着て退館す。
歩いた距離 3.5km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜15時半
混雑具合:ぎり空いてた
セット数:5
ロッカー:小ロッカーのみ
去年までは東向島が動線上だったので、寺島浴場へ行くのは楽だった。思えばあの時もっと通えばよかった。今となってはイキタイの数も都内の銭湯サウナで1ページ目にくる人気ぶり。サウナ室が3人なので足も重くなっており、やっと久方ぶりに、夏休みを利用して平日の口開けを狙った。そしてまたしばらくは来れないだろうと思っていたが、出る時にはすぐにでもまた来たいと思わせられた。今日は土産にじまん草餅を買い、他にも言問団子もあり、よさげな喫茶店も多く、銭湯だってまだまだある。
ロウリュした手前、すぐ出て行くのは体裁が悪い。しかもいきがって上段に座ってしまっている。狭いから1杯でもめっきめきに熱くなった。
110度のサウナ室を出て10度の水風呂へ。レインボー並の温度差を銭湯で体感する。聞くところによると木曜と金曜は温度を下げているらしい。
サウナ5分、水風呂1分と、ここまでは回転が早いが、休憩はその分長い。森林浴ブースでミント系の香りに包まれつつ、ツツマレツツ、あまみ全開で休む。そこの目の前の湯船はといえば不感温度で沼のよう。いつまでも沈んでいた。トータルで平均タイム。
歩いた距離 9.4km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜17時半
混雑具合:徐々に空いてきた
セット数:5
ロッカー:小ロッカーのみ
湯どんぶり栄湯に行くというだけでテンションが上がる。駅からほんのりスキップしながら向かった。しかし混んでいた。場所取りも見受けられ、カランがほぼ全て埋まる。18時あたりがピークかしらん。それからは人が少なくなり、19時前には思いのままに行動できた。
サウナも満室の8人になりがちだったが、運に恵まれ上段をキープした。それ目的で来たのに、オートロウリュ&オート熱波のことをっかり忘れており、しゅー、そしてふぉー、という音とともに熱くなるのを感知し、たまらなくなって思わず出た。美泡の水風呂に浸かり、休憩している時にはたと思い出し、それを浴びに来たんちゃうんか儂と。
普段はないがしろにしてしまう湯船も、ここでは丁寧に浸かるので時間が長くなる。わっしゃーと湯どんぶりからはみ出たり、高濃度の炭酸泉では全てがスローモーションに感じたり、ラジバンダリ。
ちょっとゆっくりしようと休憩していても、女将がまっさらなサウナマットを持って浴室に現れれば、まっさきに儂それに座りたい言うて、いそいそとサウナ室に帰る。そんなこんなで長居して、近隣住民がうらやましくて仕方ない。
歩いた距離 2.2km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜18時
混雑具合:まあまあ混んでた
セット数:4
ロッカー:独特な中の小ロッカー
祝日だからか、お盆だからか、月曜18時からマッチョとキッズがわんさかさっさっさー。サウナあるある、日焼けした筋肉、群れて蒸れがち。
前回ぎんぎんに冷やされたシングルの水風呂を求めて満を持して8月の再訪、ヌーランドさがみ湯に来たが23度。これは調査が足りなかった。サウナキーを返す際に女将に聞いてみると夏場は暑さに負けるとのことだった。申し訳なさそうにされたが、それでも気持ちよくしてもらっているので心苦しい。
広々とした浴室、サウナ。カランも多く、賑わっている。露天に出れば、今日は強めの風が心地よい。台風はサウナ日和といえるかしらん。
風呂上がりにはビックルと一服。乳飲料が最もしっくりくる。帰りは矢口渡までテクテクした。生ぬるい突風が汗を吹き飛ばしてくれる。そういえばサ道で風の種類について語られていたが、果たしてどういった風があるのか調べていると、風という字面が得体の知れない紋様に見えてきて、なんだか頭が痛くなってきた。
歩いた距離 2km
男
[ 神奈川県 ]
曜日時間:金曜17時半
混雑具合:少し混んでた
セット数:5
野茂英雄からはフォークを伝授され、藤川球児からはストレートを絶賛され、田中将大と面識がなくとも果敢に教えを請いにうかがった男。次代の守護神筆頭候補としてキャンプまで好調で結果を残していたが、オープン戦の登板で肩を脱臼する。マウンドでうずくまる姿は凄惨だった。肩の脱臼は投手にとって致命的で、復帰例はない。それでも本人は「乗り越えられない試練はない」と気丈に語っていた。その言葉も今となってはよりきつい。チームメイトも復活を願い、彼のTシャツを作り、ユニフォームの下に着ていた。待っているぞと。
プロ入り前から紆余曲折の人生で、その後も父親を交通事故で亡くしたり、とにかく波乱万丈だった。そしてトミー・ジョン手術を受けリハビリの最中、ワクチン接種の1週間後、練習中に倒れて意識不明になり、そのまま帰らぬ人となった。悲運が過ぎる。
中日ドラゴンズ木下雄介の訃報で日がなふさぎ込みがち。ユーランド鶴見の黄土サウナで流したものは汗だけでなく、むしろ泣きに来たと言えるかしらん。ほぼシングルの水風呂に入ると涙は引っ込み、鼻水が出てきた。
歩いた距離 2.8km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:水曜17時半
混雑具合:まあまあ空いてた
セット数:6
ロッカー:中ロッカーあり
駒の湯は温度の数値なんてあってないようなもの。常連さんは口々に今日のサウナは特に熱いと言っていた。上段だと5分でもきつい。しかし温度計は85度という。18時頃まではかなり空いていてサウナ室で一人になることもあった。ストーブの調子が悪いのか、時折ごうんごうんと不穏な音がする。それに伴って尻に振動がくる。こうなるとありがたいソロサウナも一抹の不安がよぎって、人が入ってくると安堵の気持ちが訪れた。
水風呂はきりっきりに冷えている。すぐに足がしびれてきた。顔を拭いたタオルに、鼻からのゲル状の汁がつく。周囲を気にしつつばれないようにそれを取って排水溝に流した。駒の湯はとりわけ鼻水が出がち。鼻腔から剥離しやすい成分でも入っているのかしらん。これまでに何度か見た老紳士はそんな水風呂にいつまでもいて、中にいながら談笑もかましていた。猛者さもありなん。
風呂も熱くて休まるところなし。いったん落ち着かせるために脱衣所にて休憩をとった。このまま寝てしまいそう。給水機で水分補給し、いざ後半戦へ。無心でむさぼっていたら6セットくらいこなしていた。
歩いた距離 1.8km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜17時半
混雑具合:徐々に混んできた
セット数:5
ロッカー:中ロッカーあり
仕事で自分のミスが発覚して落ち込んでいたけど、終業の頃には頭をサウナに切り替えてすんすんすーん。定時に切り上げてすんすんすーん。人気銭湯、金春湯に行くと決めていたので、どうしても混む前に着きたかった。今までは混雑を予想して二の足を踏んでいたが、先日訪れた嫁が絶賛しており、がぜん行きたくなっていた。
思っていたより普通の銭湯、広からず狭からず、新からず古からず。浴室には目の不自由な方への動線が敷かれている。構成も飾りっ気はなく、いたってシンプルだった。それだけに逆に怖い。
やっぱりほらサウナ室が。1ショット1キルで仕留めてくる。毎セットきまる凄腕サウナ。温度と湿度のバランスがうんぬん、セッティングがかんぬん、L字の奥を大体において陣取ることができた。水風呂もほどよく冷たくて1分から2分浸かり、常にふわふわしている。
ホームページのトップでは混雑状況を随時更新していてありがたい。タイミングを見計らってまた来たい。
歩いた距離 1.7km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜10時、4時間コース
混雑具合:午前中は特に空いてた
セット数:7
サウナ室がリニューアルしたカプセルイン大塚はこれまでより混雑が予想される。じっくりしっかり味わいたかったので土曜の午前から4時間コースで堪能した。結果これが大正解。休日の午前中は基本空いているかしらん。
ぴっかぴかのメトス社のikiストーブが燦然と輝く。20分おきのオートロウリュは、対面一人席の上段が最もくる気がする。とりあえず3セットしていったん着替えて休憩室へ。ここも劇的に空いている。
11時半前に外出し、ぼんごに行くが既に長蛇の列で諦め、結局すぐ戻った。気を取り直して再びサウナをむさぼる。外気浴、一服、インフィニティチェアでオリンピック観戦。スマホをいじったり、漫画を読んだり、うとうとしたり。4時間コースの自由なこと。時間を気にせず好きなことができる。昼を過ぎるとサウナ室は上段が埋まる。やはり午前が吉かしらん。
帰りの時間もぼんごは渋滞中だったので美濃屋でかつカレーをば。これはこれでこれも正解。
歩いた距離 5.6km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜17時半、3時間コース
混雑具合:基本的には空いてた
セット数:高温5、トロン2
あなたが私にくれたもの、赤い縁取りのVネック。最初の告白ではつれない素振りをされるも、2度目に口説いた時には態度が軟化し、3度目の落とし文句でぐらついたのが見てとれて、4度目のささやきで受け入れられたという、熱意で押しきった形。
今月いっぱいで閉まるみづほを噛みしめた。カランのシャワーはいつまでも出続ける。しかしよく見ると故障中と立てかけられたものもあった。前回はあそこで浴びた記憶があるが。時代設定がよく分からない、白昼夢の中の中世っぽい世界観。湯船の真ん中に立つ柱は割れたようで、ラップが巻かれてある。もはや満身創痍。
2種の水風呂、2種のサウナ、緩急をつけて7セットこなす。つい欲をかいてもうへとへと。立ちシャワーで締めた。
バイバイありがとうさようなら、愛しいサウナよ。感謝の気持ちを述べ、頭を下げてみづほを後にした。
歩いた距離 1.1km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜17時半
混雑具合:ちょっと混んでた
セット数:5
ロッカー:中ロッカーあり
黄色の垂木がチャームポイントの中延温泉松の湯。黄色の桶はケロヨンでなくナツヨン。2、3歳の白人の子どもが、自分の胴体より大きいその桶をいくつか重ねて抱え、所定の位置に戻してドヤ顔をしていた。かわいい。
受付でもらう、バスタオル等が入ったバッグは水風呂向かいのフックにかける。一緒に受け取るサウナマットだけ持ってロッキーサウナへ。テレビはコロナ禍での花火師を映す。なんだか感傷的になってしまい、汗とともに涙もぬぐった。
サウナ室の温度自体は高くないので始めは長くいられる。5分おきのオートロウリュも3回浴びた。しかしセットを重ねるうちにそれが1回でギブ化する。もうギブギブ。
水風呂バイブラ17度に芯まで冷やされる。手足の先を出してどうにか持ちこたえ、ベストコンディションで外気浴。ナツヨンの桶を手にとり、それを眺めながら惚けた。そして露天の炭酸泉で仕上げる。
いつかナツヨンに会えるかしらん。
歩いた距離 2.4km
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。