2020.05.17 登録
[ 東京都 ]
曜日時間:水曜15時
混雑具合:つつがなく空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:300円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:18.2キロ
有給休暇を使って足立区の東京型銭湯を3軒ハシゴした。まずは立派な宮造り、曙湯でサウナに入る。口開けちょうどの時間にはかなりの人が集まっていた。
申し分ないサイズに反してサウナ室はかなりコンパクト。上段に二人座れるが、扉側は背中の壁が斜めで浅く座り、いちのもつも金の玉もぶらりと下ろして蒸される。BGMの90年代のちょい懐メロが世代で、おそらく若旦那の年が近いのであろう。
かけ湯、水風呂、外気浴の動線がよく、流れるように外へ出た。滝が流れていない。そうなると視線は下に向き、池の鯉を眺める。らんちゅうもいることに初めて気づいた。なかなかにかわいい。前からいたのかしらん。体が冷えてきて露天風呂へ。
サウナは終始デュオで回す。2セットを終えて広い格天井の脱衣所に、隣の小部屋が休憩に適していて、体を乾かしつつ休んだ。
西へ歩いて星谷浴泉にハシゴする。ペンキ絵は2025年9月と新しく、中島絵師と連名でセキド氏。聞き覚えのない名前で調べてみるとサフレのサ活にたどり着いた。兼業絵師のよう。風呂上がりは冷やし甘酒のはちみつ入りをば。
さらに西へ、江北湯にハシゴする。炭酸泉は休止中だった。あつ湯がマイトルビン、加えて軟水と、疲れを癒すのにトリプル効果。フロントで売っている惣菜はいつも美味しそうで、ロビーの飲食禁止が残念でならない。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜20時45分
混雑具合:平穏無事に空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:300円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:4.8キロ
自宅から最も近い銭湯、富士見湯が閉業するという情報をもらった。サウナに入らなくてもちょくちょく利用していただけにショックが大きい。急きょ太子堂に向かう。
まだ日常が流れている感じ。若干若者が多めで、地元ベテラン勢もいる。サウナは大体において空いていた。薄暗いロビーに通ずるジャジーなサウナ室。下段に座ったブラックガイの乾いた背中が、徐々に玉汗を蓄えていく様子を観察する。後から来た今どきっぽい若者は、軽めの1セットだけして帰って行った。おそらくいつもの富士見湯なのだろう。
水風呂は駒の湯に、壁絵は八幡湯に似て、記憶がごっちゃになりそうなところ、今日で海馬に刻まなければならない。発泡スチロールに書かれた注意書きは解読できないレベルに薄くなっているが、これも脳裏に焼きつける。
最近は2セットで終えることが多かったが、久々に3セットした。ロビーでも長めに休憩して、外で一服する。休業日は置かれていないこの灰皿も、来週からは設置されなくなるのかしらん。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:日曜17時
混雑具合:ちょいと混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:280円
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:19.7キロ
船橋でテクテク塗りつぶそうと昨日の段階では思っていたけど、あまりに寒くて起きれない。結局家を出る時間が遅くなった。千葉まで行くのはやめて、テクテクライフは重ね塗りを選択し、江東区大島を更地にしてそこを練り歩く。新たな発見があったりして、今後は都内の銭湯に行く際、この戦法を取り入れようと思う。
その大島はまず春の湯に入った。東京型銭湯巡りと線湯スタンプラリーと、二つのデジタルスタンプを押す。あつ湯とぬる湯の交互浴。芯まで温まり、縁側での一服が涼しくて気持ちいい。
また大島を右往左往して第二久の湯にハシゴする。銭湯コレクションカードは340枚目となった。在庫切れの銭湯も増えてきて、ここからは厳しそう。
ぬるめのマイトルビンの湯でしっかり下茹でした。前回のマイトルビンより白く濁ってなくてピンクが濃ゆい。この後ももう1湯ハシゴするつもりなのに眠くなってきた。
水通しでしゃきっと目を覚ましてサウナへ、最初こそ空いていたが徐々に人が増えた。上下2段で6人収容、ごうんごうんと鳴く遠赤外線ストーブの音が響く。湯船に注がられるであろう水道管の音も聞こえる。
縁側での外気浴が趣深い。これこそがストロングポイント。自分の湯気がむせるほどに立ち上る。ここから見る脱衣所の、中央にあるテーブルは中に脱衣籠を置くスペース、両脇には長ベンチを従えて、これも風情があった。
残った大島を塗り終えてから森下駅までルーラを使い、深川温泉常盤湯で江東区ハシゴを締める。サウナ利用でなくても入場制限がかかる人気ぶり。揉兵衛も炭酸泉も順番待ちだった。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜17時
混雑具合:さんざん空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:17.5キロ
蕨駅からテクテクといっても東口はすぐ川口市。北戸田駅まで歩いたのだが、こちらも東口はすぐさいたま市。川口市とさいたま市の住宅街を粛々とテクテクライフで塗りつぶした。
埼京線は浮間船渡駅で降りてまずは露天風呂ゆの花でスニーカーを脱ぐ。前回の印象は露天風呂の硫黄が濃くて、その時に着たTシャツがいつまでもその匂いが取れなかったというもの。それをまた堪能かつ警戒をしていたが薄くなっていた。歩いた後の1湯目は尊い。今日は4軒ハシゴするつもりなので軽めにしようと思っていたのに長くなる。
次は赤羽北のお玉湯の暖簾をくぐった。コンパクトながらあつ湯、ぬる湯、水風呂と揃っている。運よく万田酵素の日で、これのあつ湯がたまらなかった。またテクテクを進める前に、暖簾の脇の灰皿で一服する。
その次は岩淵町の岩の湯へ女将に挨拶がてら。湯がなかなかに熱くて、寒さでかじかんだ手がしびれた。これを欲していたと言ってもいい。帰り際、女将に「この後はどうするの、飲みに行くの」と言われて「ビール飲んでから帰る」と答えると「あたしも後で行くから待っててね」なんて、これは前回の訪問時と全く同じ流れ。
最後に神谷の藤乃湯でサウナに入った。これで北区湯めぐりスタンプラリーは6湯目、ゆきたんのトートバッグをもらえるはずなのだが、ちゃんと調べていなかった。欲しかったのはごくごくのイラストのトートだったので、にこにこのこちらはスルーする。
たしかロビーにサザンオールスターズのポスターがあったはず。サウナ室に入るとサザンの曲がかかっていたので妙にしっくりきた。窓からは浴室が見えて、祖父に連れられた孫たちが水風呂と雪見だいふくな湯を行ったり来たりしている。
その子たちが水風呂を出たタイミングでサウナ室の扉を開けた。体を冷やしてカランで休憩。今日も2セットで終わらせたのは、意図的でなく4ハシゴで限界がきていた。王子神谷駅までの足取りも重い。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜19時半
混雑具合:ふんわり空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:9.1キロ
こんなに寒くなるなんて、今日は服を間違えた。年内は最も厚いコートは着るまいと鼻息を荒くしていたが、普通に着ればよかったと後悔しながら着いたのは保木間の松の湯。ちょっと熱い白湯が沁みる。長いこと浸かって、水シャワーをじゃっと浴びたら、そこからしばらくテクテクしても湯冷めすることはなかった。
そのぽかぽかの勢いのままたどり着いた永泉湯にハシゴする。スチームサウナはがつんと熱い。全身紋々のベテラン紳士は常連かと思っていたら初めて来たとのことだった。元郷のふくの湯をホームにしているらしい。界隈のサウナ事情、刺青事情を聞く。長いこと話しても彼はまだ平然としているので「お先です」と限界を超えてから出た。
サウナ室の扉を開けてすぐの水シャワーで体を冷やす。冬はこれで充分だ。カランで休憩する。無料サウナを利用する人は少なかったが、浴室内は混んでいた。先の刺青紳士は水風呂を求めているのか、湯船を一つずつ手を入れてぱしゃぱしゃと温度を確かめていた。
ぬる湯の薬湯、玉露にじっくり浸かる。浴槽はいくつも分かれているので、一つを水風呂にしたらもっと人気が出そう。最も小さい浴槽を激烈なあつ湯にするのも一興。
東京型銭湯巡りを進めるため、明美湯へさらにハシゴする。温泉に浸かるベテラン紳士二人の距離が近く、背格好もそっくりで微笑ましい。カランも隣同士で会話は止まらない。脱衣所に戻ると別のアベックが、こちらも髭に眼鏡という共通点があり、やはり仲睦まじい様子だった。
男
[ 神奈川県 ]
曜日時間:水曜18時
混雑具合:じんわり混んでた
ロッカー:サウナ利用者は中ロッカー
サウナ代:230円、大小タオル付き
石鹸洗髪:なし
テクテク:3.9キロ
年末で閉まるヘルスよしのは、既に連休が多くなって予定を組むのが難しかった。サウナイキタイの施設情報が役に立つ。老朽化と思っていたが、主人か女将か体調を崩されているのかしらん。生田駅からテクテク、フィヨルドのような地形を登ったり降りたりして、インナーが汗ばんでから入った。
前回訪問時もノスタルジックな雰囲気を感じて、今日はそれに閉業も加味されて感傷に浸る。もやがかかった浴室には人が多くいた。歩いて汗をかいたとはいえ、手足の先は冷たくなっている。それを湯船でふやかしてからサウナエリアへの扉を開けた。
ちょろちょろと流れてサウナ室内の湿度を上げていた滝が枯れている。それでも充分に熱くて、さらに先客とちょっと張り合ったものだから、しっかり蒸されて14度の水風呂ががっつり効いた。このサウナエリアから眺める浴室の様子を記憶にとどめる。とかいって天井の形状をもう忘れた。
脱衣所には神奈川県少年野球の、チームごとの顔写真入りカレンダーは2010年から15年分が壁に張られてある。中にはプロ野球選手になった子もいるだろう。それも今年まで。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜18時15分
混雑具合:ちんまり混んでた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:600円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:4.1キロ
浴室に入るといきなり水風呂。こんな感じだったかと思いながら奥に進むとやはり記憶と全然違う。Mステ階段がない。サウナは角を曲がったところでそうか、ゆーザ・中井は男女入れ替え制かと、何もかも覚えていないわけだ。逆サイドよりコンパクトかしらん。
大小のタオルと共に受け取ったマット用の茶タオルを敷いてテレビを見る。思っていたより混んでいて座面はそこそこ埋まった。マイルド設定の温度でリラックス。
水風呂もマイルドで長くなる。足をたたんで互い違いに、若人は休憩もここで兼ねるくらいずっと入っていた。そこまでは冷やさず脱衣所にて休憩する。扇風機の正面で仕上がった。
今日も2セットにとどめる。その頭から出る時まで、浴槽の縁に肘を置いて寝ているベテラン紳士がいた。動いてはいるので意識はあるが、それにしても長い。サウナや湯船に入ってるでもないので大丈夫だろうと思いつつ、気になって仕方ないので肩に手をかけて声をかけた。起きたその顔は多幸感にあふれていて、笑顔で手を振ってまた眠りにつく。
男
[ 千葉県 ]
曜日時間:土曜14時
混雑具合:わりかし空いてた
テクテク:20.6キロ
南柏駅からテクテクする。麗澤大学は最近校舎を新調したようできれいな建物や若い芝生が広がっていた。その後いくつかの団地を抜けて南増尾の健美の湯へ。一番の目的は公式キャラクター、ラッピのMOKUタオルだったがそれはなかった。3年前のブログ記事で目にしたものだったので、まあそれはそうだろう。
三つのサウナはドライと塩とスチームと。まずは露天にある、ハーブが強く香るスチームに入る。もくもくともやがかって前が見えない。視界が慣れてくる頃にはもう汗をかいていた。扉の開閉があると一気に温度が下がるものの、濃いアロマがどぼっと老廃物を出してくれる。
塩サウナは80度くらい。汗は出にくいが、テレビがあるのでそれを見ながら長尺で入れる。そこそこ人がいて、思い思いの体勢でフリーダムな空間だった。
ドライサウナはかなりの大箱で3面に座席がある。テレビの両脇に遠赤外線、さらにはサウナ室中央にオートロウリュのあるストーンサウナがあってレベルが高い。
深い水風呂は16度。出てから外気浴はアディロンダックかフラットチェアか、しかし寒くてすぐ席を立ち、露天の高濃度炭酸泉に入る。ぬるめの炭酸泉は全身浴と半身浴と2種あって、これに力を入れているようだ。
東武線と京成線を乗り継いで金町湯にハシゴする。東京型リノベーション銭湯はなかなかの混み具合。白湯と水風呂との交代浴できまった。
宝町の末広湯へさらにハシゴする。ペンキ絵は白富士で女湯のほうは赤富士だった。そのペンキ絵の下にはONE PIECEのクリアファイルがずらり並べてある。ここは前回、違うアニメのクリアファイルだったような。主人に確認したところ、定期的に変えているとのことだった。東京型とオタクの誇りが入り混じっている。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:水曜18時15分
混雑具合:するする空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:550円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:4.7キロ
今日もせっせとハシゴ銭湯。まずは西大井のみどり湯にサウナなしで入る。コンパクトな浴室はブースの立ちシャワーが2つ、ここに水風呂を設置したらもっと賑わいそうな気がする。強めのジェットは胆力があり、芯が通っている。腰や脇腹、尻など体に満遍なく刺激を与えた。
ここからピース湯まではダイレクトだと10分ちょっとなので、軽く遠回りをしてから入った。今日はラリーを進めず銭湯コレクションカード狙い。フロントの20代と思われる男子はアルバイトかしらん。それとも未来の若旦那かしらん。
広いサウナ室はL字2段で10人以上収容できそう。最近は時短も兼ねて2セットに抑えることが多い。その代わり長めに入る。このやり方のほうが仕上がる確率が高い。
オール軟水は当然水風呂も、忘れて毎度するっと足をすべらせた。倒れこむように入るのがデフォルト。表示は20度だがなかなかに冷たい。
およそ4年ぶり、外気浴エリアはまるで初見だった。こんなに広かったかと。インフィニティチェアで長サウナと軟水水風呂が効いて空がぐるぐる回る。体が冷えてきたところでそのまま露天風呂になだれ込むように入った。
帰り道、荏原町の「丸吉」で買ったコロッケは揚げ直してくれておそろしく美味で身も心もほくほく。コロッケだけに。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜17時45分
混雑具合:すんすんに空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:3.1キロ
北区の東京型銭湯巡りを進めるべく王子駅からえびす湯に。それと、北区湯めぐりスタンプラリーも始めようとするも、主人がQRコードが分からず互いにもぞもぞする。粘ってやっとその台紙が出てきて顔を見合わせて笑った。
浴室には誰もいない。貸切でまず白湯を、そう思ったら薬湯でさわやか天然の湯と記されている。限りなく透明で無臭。ただ気づいていないだけなのか、白湯をさわやか天然と表現しているのか、まあそんなことはどうでもいいではないかと、広い浴槽を独占した。
バイタル熱気浴はシャワーがとめどなく、温度は優しくて体はいつまでも熱くならないが、しばらくすると汗が止まらない。長尺で2セットこなしているうちに常連らしきベテラン紳士が浴室を賑わせていた。水シャワーを浴びてカランで休憩する。脱衣所に目を向けると格天井が見事。
テクテクは一瞬豊島区をかすめてまた北区滝野川に、稲荷湯へハシゴする。細い道、向かいの長屋も含めて小宇宙。主人が孫娘を抱いて番台に座っている。あつ湯から水シャワーを経て休憩を推奨しているが、間に不感温度のシルク風呂を挟むのもまたいい。客も無駄のない所作の手練れが多かった。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜18時45分
混雑具合:じわっと空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:6.3キロ
墨田区の東京型銭湯を3軒ハシゴした。まずは緑の松の湯に。恰幅のいい主人はいかにも下町然とした気風と歯切れのよさが光る。デジタルスタンプがちゃんと受け取れたかどうか面倒を見てくれた。
無料のスチームサウナはあまり利用者がおらず、常に奥の席を陣取る。他に刺青の若者とベテラン紳士と、両名テンポよく出入りしていた。足下からの熱風を回避すべく座面に体育座り。
一人用の水風呂で熱を冷ましてから不感温度のマイトルビンの湯に移る。学習院大学と日本女子大学が共同研究したという、くすんだピンクが入学したての垢抜けない女子大生をイメージしているかのよう。ミトコンドリアがうんぬんかんぬん、初めてのアスリートの湯は効能や能書を全く覚えられなかった。
次は本所の荒井湯に。松の湯と同じ白を基調とした外観も、脱衣所のロッカーの配置もオサレ。かなり賑わっていてカランがほぼ埋まっていた。あつ湯とぬる湯を交互で楽しむ。
最後は八広のおかめ湯に。うめ水に対する注意書きが多い。熱いは正義。風呂上がりに脱衣所でパスチャライズコーヒーを飲んでいたら、女将がストーブを炊いてくれた。優雅な時間だった。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜9時
混雑具合:それはもう空いてた
テクテク:3.9キロ
今日は元々有給休暇だったものの、昨日まさか町屋の友人宅に泊まることになるとは思っていなかった。予想外の朝、せっかくだからと行きたかった西日暮里「ポポー」でサンドウィッチを買ってそれを食べ歩く。この時間に帰っても家は水道工事で断水中。無性に歯を磨きたくなってロスコに舵を切る。
清掃前の時間でがらがらだった。奥の上段も脇の寝サウナも選び放題。2年ぶりだがこんなに熱かったかしらん。マットからずれてむき出しになった板に足が触れてびくついた。
脱衣所に給水機があるけれど、水風呂に注ぐライオンの口からすくって水分補給したい。がぶがぶ飲んでから一服する。2セット目は露天のSGE水風呂からの外気浴。
遅めの朝の、謎の行動パターンの男たちがゆったりと過ごしている。自分もだけど。なんだかいい時間だった。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜17時45分
混雑具合:香ばしいくらい空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料なのに小タオル借りれる
石鹸洗髪:なし
テクテク:2.9キロ
太平湯に行くなら、仕事帰りに寄れつつフレーバースチームを開催している祝日がベスト。今月は青森ヒバだった。まずは番台で東京型銭湯めぐりと銭湯ホッピング2をすませ、さらに共通入浴券とタオル瓶牛乳を購入する。この牛乳瓶柄のタオルが秀逸で、たたんだ状態で頭をヘアバンドで縛れば、まさに牛乳瓶になってかわいい。これは嫁も喜ぶぞと。
件の青森ヒバサウナは濃いめの設定で満足度が高い。ヒノキとヒバの違いを図解したシートが読み物として吊るされている。似て非なるものらしい。ヒノキとアスナロとヒノキアスナロがあって、アスナロとヒノキアスナロがヒバで、青森ヒバはヒノキアスナロを指すという、なんともややこしい話だった。その他、ヒノキアスナロの特徴が書かれていたが、熱くて全くもって頭に入らない。
きんきんに冷えた水シャワーを浴びて、カランで休憩する。一発できまった。今日は2セットにとどめて風呂上がりはローヤルトップを飲む。暖簾の前の灰皿で一服してから蒲田駅まで歩き、真っ暗なガーデンサウナ蒲田を視認した。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:日曜17時半
混雑具合:多少混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:400円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:18.3キロ
所沢をテクテク。JRが走っていない町でこれだけ栄えているのもめずらしいかしらんと、そんなことを思いつつよくよく考えたら府中とか調布とか他にもあった。北上しつつ西武新宿線の西側を練り歩いて、最終的には航空公園をテクテクライフで塗りつぶす予定だったが、時間がなくなって割愛して西武池袋線に乗りこむ。
石神井公園駅からまず三原台の富士の湯へ。外観の厳かさは都内でも屈指といえる。広い脱衣所の割にロッカーの数は少なく、贅沢に感じた。窓側のカランから生け簀のような池の断面が見えて鯉が泳いでいる。縁側に出て眺める庭も見事だった。
南下して豊宏湯にハシゴする。気さくな番台の女将と少し話してからショーケースをぐるっと、ロッカーは軽く目隠しになっていた。水風呂があるので温冷交代浴をば。暖簾の外に灰皿があるのはありがたい。入る時も出る時も常に愛煙家がいて、撮影に苦労する。
最後に中村南の平和湯で締めた。サウナと銭湯コレクションカードとを告げて、大小タオルとサウナマットとサウナキーをもらう。この独特なサウナキーは他と一線を画す。銀のフックと、握りやすいサイズの木の棒を合体させたこれはおそらく手作りであろう。タオルとマットはふかっとしていて柔軟剤の香りがする。サウナキーにもタオルにも温もりを感じて愛くるしい。
6人収容のサウナに7人目として入場した。下段でTBSラジオを聞く。扉の開閉で足下が冷たくなりながら、上段が空いたとて登ることはしない。したいけど。2セット目はタイミングを見計らって上段を狙い打つ。
まろやかな水風呂は、サウナに入っていない親子が長いこと浸かっていた。湯船だけでなかなかの滞在時間。芯から温めていたのであろう。それを繰り返す所作が堂に入っていた。
脱衣所で休憩。扇風機の風が降り注いできて穏やかに仕上がる。伊藤園の自販機に、この夏気に入っていたレッドレモネードがあったのでそれを飲んだ。ロビーの冷蔵庫には冷やし甘酒もあって、センスを感じる。
男
[ 埼玉県 ]
曜日時間:土曜16時
混雑具合:混んでるようで空いてた
テクテク:18.7キロ
越谷駅から東に行こうか西に行こうか、新しい毎日サウナより年季の入った健美の湯ということで西にテクテクする。幹線道路からちょっと入るとラブホテルが点々と、中には廃墟のような香ばしいものもあり、メルヘンチックな建物なのに家庭的な雰囲気も醸していて、表現しがたい気持ちになった。
着いた越谷健美の湯にはラッコのキャラクターがいる。見覚えがあるが、この時は思い出せなかった。後で調べたところサンリク株式会社が経営しており、足利健康ランドと同じ母体だった。妙に愛着がわいてもう一つの健美の湯、柏市南増尾のほうもいずれ行こうと思う。3年前にはラッピのMOKUタオルもあったようだ。まだ売っているかしらん。
フロントはおふろの国のごとく中に入って男女の暖簾の手前。サウナはユーランド鶴見のごとく中央の島の座面を壁側上段から見下ろすタイプ。そういえば足利健康ランドのサウナと同じだ。かなり大人数がいたが30人近くは収容できそうな大箱で全く問題なかった。ツインの遠赤外線に加えて、オートロウリュのあるストーンサウナもあり、90度の温度表示より熱い。楽しそうに盛り上がるテレビのバラエティを、全員が静かに見ていた。
水風呂も広い。そして深い。もう一つの塩サウナから合流してきても混むことはなかった。露天エリアには椅子がいっぱい。インフィニティチェアにはありつけなかったものの、ぬるめの炭酸泉で休憩を兼ねるもよし、瞑想の湯をうたう個室タイプの壺湯でまどろむもよし。
食堂の奥をつぶした喫煙所で一服して越谷を後にし、北千住駅まで戻って東京型銭湯を3ハシゴする。まずは大和湯へ、ここは割と最近来たばかり。厳かな外観から中はリニューアルされていつ来てもきれいだ。どぼっと束で流れ落ちる立ちシャワーの水圧が気持ちいい。
川沿いを歩いて次はタカラ湯へ、今日も今日とて縁側が見事で、水風呂の後の休憩が至福。かなり賑わっていてカランになかなか座れなかった。子どもから年寄りまで、若者グループもいたりして、人気ぶりがうかがえる。
最後は駅前の梅の湯へ、もはや何のため風呂に入るか分からなくなっている。ここは初めてあつ湯と水シャワーで仕上がることを知った場所。まだサウナを始めて間もない頃、ベテラン紳士が湯に浸かってから水を浴びて、カランで休憩しているのを見て、その簡潔さに当時感銘を受けた。今日は青年が同じようにやっていた。文化が受け継がれている。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜18時
混雑具合:しっとり空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:200円、バスタオルと、言えば小タオルも
石鹸洗髪:パウチもらえる
テクテク:3.7キロ
第二富士見湯の脱衣所とサウナ室はBGMが同期しており、懐メロがかかっている印象があったが、アイドルっぽい曲がかかって記憶違いかしらん。しかしその後はずっと馴染みのある曲で鼻歌混じりとなる。
サウナに入ると聞き覚えのある声、知っているような気がするけどなんだったっけと、サビで「むーむー」言っているのでやはりREBECCAだった。遠赤外線ストーブを右目で見て、正面は窓からカランの川を臨む。コンパクトな浴室は終始空いていた。
出てすぐの水風呂に浸かって脱衣所のベンチで休憩。しかしBOØWY「B.BLUE」のイントロが流れてこれはサウナで聞きたくてすぐに戻った。サウナはベテラン紳士と常にデュオ。なかなかに長くて負けていられない。曲はZARDの「負けないで」に変わったし。終わると同時にその紳士が出た。最後まで聞きたかったようだ。
次の休憩はカランにて、ほどよく冷たい水枕の白湯で温まって2セットで終了。最近は3いかないことのほうが多い。割と満足してしまうのと、早く帰って早く寝たいのと。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜18時
混雑具合:どこも混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:18.3キロ
馬橋駅からテクテクを始める。今日はどうもこの散歩の記憶が薄い。歩きながら思ったことはあるはず。断片的に景色は覚えているものの、その後銭湯を3ハシゴしたせいか思い出せない。最後のほう「菓匠松屋」で食べた白玉豆大福は皮がむちむちで美味かった。
亀有駅まで戻ってまずは第一日立湯にほぼ口開けで入る。敷地内に芝犬がいて主人らしき人とじゃれていた。女将とは前回長いことおしゃべりした。客足が途絶えず、今日はそれができなかった。大混雑で風呂椅子にありつけない。浴槽も芋洗い状態だった。早めに切り上げる。
次は亀有の富士の湯へハシゴ。銭湯コレクションはノーマルと南葛SCバージョンと両方を購入する。こちも大賑わいだった。キャプテン翼のペンキ絵は見応えがある。シャンプー、リンス、ボディソープがクーリッシュの香りで、まんまと洗脳されて風呂上がりにそれを食べる。
さらに喜久の湯にハシゴ。こちらもごった返していて、ちょうどスムースに入れたものの、この後はロッカー待ちが発生していた。今日はどこもかしこも混んでいる。
無料のサウナは当然のようにほぼ満室だった。遠赤外線ストーブの上のやかんが湿度を上げて汗があごからしたたり落ちる。途中、若旦那が入ってきてアロマ水を噴霧した。さらに湿度が上がり、かつ香りも豊かで空間演出。
地下水くみ上げの水風呂はおそらく20度を超えており、ずっと入っていられた。しかしその後に外気浴をするとなるとは肌寒い。水風呂を腹八分にとどめておけばよかった。
脱衣所に戻るとロッカーは埋まっていたようで、服を着たまま立ち尽くす人がいる。イキタイ数をはるかに上回る人気銭湯と言えるのではないかしらん。
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜18時
混雑具合:しっかり空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:200円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:4.7キロ
最近は銭湯に入る前、玄関で何をするべきか反芻する。ここ昭和湯は銭湯コレクションカードを取得済みなので、東京型銭湯巡りのデジタルと銭湯ホッピング2のアナログとのスタンプを押さなければならない。タスクをこなして満足し、脱衣所に入った。服を脱ぎかけてサウナを忘れたことに気づき、また服を着てフロントでサウナを告げる。
200円で大小タオル付きと破格。それでいてしっかりとした遠赤外線サウナへの扉にはヒノキサウナと記されており、比較的新しい板張りが明るい。平成初期の懐メロがまたいい。見たことのある顔が入ってきた。三の輪湯で何度も見た、主と思っていた人だ。年配だが艶のある声も聞き覚えがある。こちらにも知り合いがいるようで、地元話に花を咲かせている。界隈の町中華の件はずっと盗み聞きをした。
水風呂は、かけて減らしてはいけないスタイル。水温が上がるからという、駒の湯と同じルールだった。脱衣所に戻って奥の休憩スペースで休む。ゆったりソファでテレビを見ながらまどろんだ。
阿佐ヶ谷まで歩いて玉の湯にハシゴする。隣のコインランドリーには新しい電光看板が、オサレな玉の湯の文字が光っている。駅から近く、浴室は賑わっていた。ぬるめの薬湯は特に混んでいて体育座りで入る。サウナーに混じって水風呂脇のベンチで休憩。
男
[ 神奈川県 ]
曜日時間:水曜18時
混雑具合:がっしり空いてた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:300円、バスタオル付き
石鹸洗髪:なし
テクテク:4.3キロ
一度だけの訪問で浴室の様子を覚えていないことは多々あるが、日吉湯に関しては特にそれがひどかった。脱衣所にいたっては全く記憶がない。ははーん、さては前回と逆だなと。そう思いながら浴室に入ると、なんだかちょっと見覚えがあるような気がしてきた。サウナ室の前にラックがある感じとか。
サウナもなんとなくこんな雰囲気だったような、しかし定かでない。もらった2枚のバスタオルの、尻に敷く用と言われたほうを座面に置いてテレビを見る。すぐに発汗するも、耐えられない熱さではなく、10分粘った。
ラックにタオルを置いてすぐ隣の水風呂へ、23度の表示よりも冷たく感じる。そのままサウナの向かいの露天に出て外気浴した。ここは脱衣所以上に記憶がない。やはり逆に側だったかしらん。ともかく外には空が広がり、開放感があってすがすがしい。露天風呂は寝湯ではないが、反対側の座面に足を置いてほぼ180度、夜空を見上げた。
揉兵衛、水枕、黒湯の温泉とひとしきり楽しんだ後、ロビーで前回の自分のサ活を探して読み返した。どうやらその時は、今日の洋風と反対の和風だったようだ。覚えていなくて当然。どっちにしろ和風サイドの記憶は皆無なわけで。

男
[ 東京都 ]
曜日時間:日曜17時45分
混雑具合:多少空いてた
ロッカー:サウナ利用者は中ロッカー
サウナ代:500円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
テクテク:22.4キロ
八潮駅からテクテクを始めようと思ったら駅前にバーガーキングがあった。この後の道中、個人経営の肉屋や和菓子屋もなさそうだし、雨も止んでいることだし、ワッパーを注文した。空いていると思ったのは早計で、モニタを見るとモバイルオーダーがびっしり入っていて15分くらい足止めを食らった。受け取った時には雨が強くなっていて、傘を差しながらの食べ歩きはなかなかの難易度だった。
内匠橋を渡って足立区へ、いくつかの団地を抜けて保木間の松の湯に入るつもりだったがシャッターが閉まっている。沸かしている様子もなかったのでとぼとぼ歩き始めた。
またいくつかの団地を抜けて湯処じんのびで銭湯コレクションカードを受け取る。あることは電話で確認済み、遅くなったがここも欲しいところだった。ぬるめの露天風呂は忘我の湯をうたい、たしかに我を忘れるほど長くなる。3時間ぶっ通しだった足の裏とふくらはぎを揉んだ。
北千住に移動して金の湯にハシゴする。カードはあるので東京型銭湯巡りのスタンプをば。フロントに小顔のかわい子ちゃんはいなかったが、女将の笑顔のもてなしもありがたい。玄関の灰皿もありがたい。
ボナサウナは上段が埋まらないくらい。少し間隔を空けたサウナマットが距離を保たせた。見えないストーブで部屋全体を、じんわり満遍なく温まる。無音で、浴槽に注ぐ湯の音だけが響いていた。
出てすぐの水風呂は19度と冷たすぎずぬるすぎず。長く浸かれるところを気持ち早めに切り上げて外気浴する。露天風呂の端にカラン用の椅子が1脚だけ、他の利用者とうまいことずれて常に座ることができた。深く休んでいたところ、どこかで傘を忘れたことに気づいた。途中何度か寄ったコンビニだたぶん。
出ると小雨がぱらついていたが傘を買う気は起きない。帰るまでに強くならないことを祈る。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。