2020.11.02 登録
[ 東京都 ]
三連休最終日。サ道の見逃し配信を見ていたら、どうしてもサウナに行きたくなり、北欧の予約状況を確認する。3時間コースは埋まっていたので、意を決してカプセル予約。3300円。初めての宿泊利用。
今日はどうしても北欧カレーが食べたい。22時30分の食堂ラストオーダーに間に合うようにセットを組まなければ。
カプセル専用の通路を通り、まずは館内着に着替える。エレベーターが二つあったりで若干分かりにくい導線。少し戸惑う。
本日は月曜日なのでアウフグースの開催日であった。忘れていた。鱸さん&鮭さんアウフの21時回を横目にトゴール湯で身体を温める。サ室から楽しそうなBGMと手拍子が聞こえる。羨ましい...。
♯サウナ ★★★★★
相変わらず素晴らしいセッティング。室温は以前来た時よりも少しばかり低めの98℃。それでも十二分に熱い。赤みがかった照明に照らされるタワーストーブ。セルフロウリュも可能。
L字型三段掛けで20名程度の収容。TVのオリンピックのメダリスト特番を見ながら、ゆっくりと蒸される。利用者のマナーも良い。
♯水風呂 ★★★★☆
本日はスースーサ活の日ということで通常時よりマイナス3℃のはずが、水温は17℃ほど。昼の時間帯がグルシンだったのかな?期待していただけに少し残念。まあそれでも充分冷たいのだけれど。
♯休憩 ★★★★★+★
北欧の最大のストロングポイントは外気浴環境であると再認識。台風の影響かいつもよりも強く吹き抜ける風。プラスチック製の可倒式チェアをフルフラットにして、至高の外気浴。足元の照明のライトアップも手伝って、乙な雰囲気。
湯上がりは宣言通り、北欧カレーとオロポ。沁みる。明日は初めての北欧朝ウナ!終わったら朝定食も食べようかな。今から楽しみ。97点。
男
[ 東京都 ]
台風一過の昼過ぎ。ジメジメとした茹だるような暑さの中、ただひたすらに愛車のロードバイクを走らせる。サウナのせいで毛穴がお馬鹿さんになっているので、すぐに大量の汗をかく。今すぐにでもお風呂に入りたい気分。見えてきたのはスーパー銭湯「板橋天然温泉 スパディオ」さん。
公民館や区役所のような見た目。無機的で人も疎らで活気があまり無い。料金は先払い。タオル類と館内着は含まれるものの、一般利用は2260円とかなり強気なお値段。びっくり。
休憩処を横目に階段を上がっていくと、上階に浴室フロアが広がる。脱衣所にも人は少ない。こりゃガラガラかな?と思いながら、浴室の扉を開ける。えっ!めっちゃ人いる。笑
年齢層は様々。地元住民と見られるお爺ちゃん層も一定いるし、若者のグループもいる。みんなゆっくりとお風呂に入っていたのね。賑わっていて逆に安心した。
まずは温浴を楽しむことにする。露天の天然温泉は褐色で塩っぱくてぬるぬるしている。ジャグジーバスも良い感じ。内湯には複数のアトラクションバス。腰と脹脛を重点的に刺激する。
♯サウナ ★★★★☆
①高温サウナ 9分×3セット
傾斜の緩やかな三段掛け。遠赤外線電気ストーブを使用した高温ドライサウナ。室温は97℃。体感はそれほどでもなく、わりとマイルドな仕様。湿度もそれなり。
TVで放映されているのは勿論、東京オリンピック。一段一段の座面が広いので、胡座をかいたり、体育座りをしたりと各々好みのスタイルで観戦している。照明は明るすぎず良い塩梅。
②低温スチーム 10分×1セット
よもぎの香りがするスチームサウナ。コの字型で広めの作り。収容は10人ほど。序盤は熱さを感じなかったが、ストーブがゴトゴトと音を立て、大量のスチームが室内に充満するとグッと熱くなる。体感は60℃くらい。
♯水風呂 ★★☆☆☆
体感21℃。バイブラなし。3名ほどの収容。水流少なくイマイチ。身体が引き締まるような感覚はない。特筆すべき点はない。
♯休憩 ★★★★☆
露天にベンチ4台、浴室内にプラスチックの可倒式チェア2脚とベンチ2台。サウナに結構人はいるのに休憩スペースは何故か空いている不思議。サウナ⇆水風呂の交代浴をしている人が多いのかな?
計4セット。82点。可もなく不可もなくと言ったところだが、いかんせんコスパが悪すぎる...。このお値段を払ってまでもう一度来ようとは正直ならなそう。
少し値段を抑えた時間制のショートコースとかを設けたら、利用者の幅が広がりそうなので、検討いただきたいところ。何にせよ、館内は静かでそこまでの混雑も無いので、ゆっくりすることはできました。
男
[ 東京都 ]
8月1日にリニューアルオープンしたばかりの「松本湯」に初訪問。恥ずかしながら、リニューアル以前に当店を訪れたことはなく、前後の変化といった観点では感想を述べることはできないが、改装後のそれは正に銭湯サウナの完成形!と言っても過言ではないほどに満足度の高い銭湯であった。
落合駅から3分ほど歩くと味のある字体の看板が見えてくる。木でできたアーチに誘われるように入口へと進む。外観からして洗練されている。清潔感がある室内にアットホームな雰囲気のスタッフの皆さん。サウナ利用で980円。バスタオル付き。
三連休初日の夕方とあって賑わう浴室。温浴一つ一つはコンパクトながらも種類は豊富。薬湯、ジェット、電気風呂等。中でも紀州の備長炭を沈めた主浴槽が気持ちよかった。
♯サウナ ★★★★★+★
ストーンが高く積まれたタワーストーブが壮観。L字型三段掛けで凡そ20名程度の収容。間接照明が良い仕事をしている。暗くて静か。TVなし、ジャズミュージックが微かな音で流れる。雰囲気は今までで一番。
室温は92℃。短めの間隔でオートロウリュが入るので、湿度が高く保たれている。最高のセッティング。オートロウリュ時はタワーストーブが下からの光によってライトアップされる。カッコいい。見惚れる。
何より利用者のマナーが良い。熟練のサウナーと見られるお客さんばかりで一切の会話も無く、黙々と蒸されている。
♯水風呂 ★★★★★
水温16℃の地下水使用。キリッと冷たいが、肌触りは優しく、いつまでも入ってられる。注目はその深さ。なんと150cm。南大門を超え、ゆいると張る。直立不動で熱を冷ます。潜水公認。
隣には水温29℃と少しぬるめの水風呂。しかし侮る事なかれ、繊細なマイクロバイブラが身体を包み込む。気持ち良すぎる。
個人的にはこの水風呂⇆水風呂の冷冷交代浴がベスト。バイブラ水風呂の縁に頭を乗っけて、身体を軽く浮かす。宇宙を遊泳しているかのような錯覚に陥る。頭はぐるんぐるん。
♯休憩 ★★★★☆
外気浴がないのが玉に瑕ではあるものの、少ないスペースを上手く活用して休憩場所を確保している。サウナーに優しい。
メインは小上がりになっている畳の休憩スペースか。頭上からは優しい風が送られる。4名程度は同時に座れる。
その他にも緑色のプラ椅子が4脚とベンチ1台。先述したが、自分は殆どのセットをぬるめの水風呂で過ごした。
9分×3セット。98点。銭湯サウナの完成形を見た気がした。本当に良かった。
テントサウナやレジェンドゆうさんのアウフも定期的に実施されているようなので、次回はそのタイミングで訪れたい。
男
[ 埼玉県 ]
埼玉新都市交通ニューシャトル。聞き慣れない名前の列車に揺られ、鉄道博物館駅で下車する。線路沿いを10分歩いた先にある「おふろcafe utatane」に訪問。
フィンランドリスペクトに溢れた館内。オーロラを模した色鮮やかなカーテン、豊富なサウナグッズ、白樺の行き先案内等、新谷支配人のこだわりが随所に見られる。サウナーには堪らない仕掛けの数々に心が躍る。
大事に握りしめた100円玉2枚でサウナアロマガチャを回す。カプセルの中から小瓶と説明書きが出てくる。No.6エナジェティックサウナ。力が湧いてくるような香り。
楽しみはこの先に取っておく。まずは身体を清め、ひとしきり温浴を満喫する。熊谷にあるbivouacよりも広々とした浴室。若者を中心に賑わいを見せる。露天には天然温泉。
♯サウナ ★★★★★+★
①サウナコタ 12分×2セット
コタとはフィンランド語で小屋を意味する。可愛らしい水色のサウナ小屋は一際存在感を放っている。ヘルシンキのコティハルユサウナよろしく側面にはSAUNAという文字がピンクのネオンで描かれている。
室内は二階建てで収容は5〜6名。照明は無く、小窓から差し込む僅かな光のみの薄暗い空間。落ち着ける。天井にはヴィヒタ。最高の環境に思わず顔が綻ぶ。
温度は80℃弱。湿度たっぷり。セルフロウリュの際は柄杓で汲んだ水に購入したアロマを垂らす。瞬く間に体感温度は上がり、良い香りが部屋中に行き渡る。
②高温サウナ 8分×2セット
温かい照明の光に包まれた広々としたサ室。L字型二段掛けで座面が広い。二段目の背もたれ部分に傾斜が付いているのがニクい。マットもふかふか。TVあり。
室温88℃表示。毎時0分に強烈なオートロウリュ。天井が低めだからか、イズネスの威力が凄まじいからか、理由は定かではないが、とんでもないパワー。思わず声が漏れる。
♯水風呂 ★★★★☆
バスタブのような水風呂。水温18℃でよく冷えている。3名ほどの収容。時折注入される北海道北見市のハッカ油。水風呂を出た後のスースー感が凄い。これは病み付きになる。
♯休憩 ★★★★☆
外気浴可能。コールマンのインフィニティ2脚と角の取れた白い椅子2脚が特に良い。その他にも椅子やベンチが幾つか。青空を眺めながらととのう。
一点残念であったのが、露天スペースのTV。音量も大きく、あれは正直要らない。惜しい。その他に内湯にも可倒式チェアがある。
計4セット。97点。良い。特にコタは今まで経験したサ室の中でもトップレベル。貸切限定のバレルサウナはまた次回。ウィスキングも是非試してみたい。
男
[ 東京都 ]
祝!喫茶「深海」リニューアルオープン!1日遅れとなってしまったが、仕事を早めに切り上げて、いそいそと十條湯へ。
新品なんだけど、レトロでモダンなデザインの看板がエモい。このフォント、味があって好きだな。
中に入ると、その変わり映えに衝撃を受ける。高級感すら漂う、大人な雰囲気の喫茶に様変わりしている。まるでカウンターバーのよう。
楽しみは風呂上がりに取っておくことにして、まずはいつも通り温浴とサウナを楽しむ。相変わらずの盛況ぶりだ。
久しぶりの水曜ヴィヒタ。心地良い香りとゆるめのジャパニーズヒップホップが流れるサ室。下段でじんわりと蒸される。
サウナを3セットばかり楽しんだ後、湯船に浸かりながら喫茶のお勧めメニューを予習する。ピンク、ブルーの新色のクリームソーダに惹かれながらも、コーヒー牛乳の誘惑に負ける。これにしよう。
湯上がりの喫茶深海。喫茶のみの利用と見られるお客さんも居て、とても賑わっている。注文したコーヒー牛乳が席に運ばれる。
コーヒー味をしたしゃりしゃりの氷の上から瓶に入った牛乳を注ぐ。美味しい!最高だな。
まだまだ進化をし続ける十條湯。これからも通わせていただきます!
男
[ 山梨県 ]
最終目的地は山梨県イキタイ数No.1を誇る「ホテルマウント富士」さん。山中湖のほとりからぐねぐねと伸びる山道をひたすらに登っていくと、年季の入った外観をした白を基調とした貫禄のあるホテルが現れる。
入口付近に「本日は多客のため、日帰り温泉の入浴は15時までとなっております。」との掲示。やってしまった...。事前の確認を怠った...。
ダメ元でフロントに日帰り入浴できるか聞いてみると、すんなりOK。ラッキー。焦った。ホッと胸を撫で下ろし、受付で2200円を支払う。サウナ目的の利用者にはオリジナルステッカーが貰える。
想像よりも何倍も綺麗な内観。絨毯はふかふか。ロビーのソファーは色鮮やかで座り心地も良い。大窓から望む景色も素晴らしい。ラグジュアリーな空間。
浴室は2フロアに分かれており、2Fには絶景露天風呂が魅力の『はなれの湯』があるが、そちらには目もくれず、サウナが利用できるB1Fの『満天星の湯』を一目散に目指す。
脱衣所、浴室ともにイメージよりも一回りか二回りは小さめの作り。露天の岩風呂が気持ち良い。雨予報を覆す晴れやかな天候だが、富士山は雲に覆われている。残念。
♯サウナ ★★★★★
縦長で細めのikiストーブがお出迎え。山梨県のiki採用率高い。L字型二段掛けで10名程度の収容。照明暗めで落ち着く。奥に広い作り。
室温は94℃。30分に一度のオートロウリュ時は更に強烈な熱気に包まれる。ドバーッと勢いよく加水された途端、熱さがドッと押し寄せる。顔と背中がヒリヒリと灼ける感覚。
隣り合うようにして富士山天然水を使用したミストサウナもある。一般のミストとは異なる。噴射される霧の量が段違い。最早ゲリラ豪雨くらいある。室温50℃くらい。
♯水風呂 ★★★★★
富士山天然水掛け流し。水温17℃。キンキンに冷たいけれど、優しい印象。バイブラが無いため、羽衣を作りながらその素晴らしい水質を堪能する。お一人様サイズなのが玉に瑕。
空いていない時は強烈バイブラの別の水風呂を使用する。その名も雲海。水温20℃で収容3名。これはこれでかなり好き。
♯休憩 ★★★★★
富士山を一望できる最強の外気浴スペース...なんだろうけど、当日は生憎の曇天。その姿を拝むことは出来ず。
それを差し引いても外気浴としての環境は抜群。鳥の鳴き声がどこからか聞こえ、爽やかな風が吹き抜ける。自然を身体全身で感じる。
より道の湯と同じウッド調の傾斜のついた椅子に寝そべり、心ゆくまで至高の時間を堪能する。
97点。次回は必ずや晴天のタイミングを狙って訪れたい。泊まりの朝ウナもいいかもしれない。
男
[ 山梨県 ]
河口湖ICより数分の距離にある、たかの友梨さんプロデュースの「桜庵」さんに訪問。高級感溢れる外観。受付へと伸びる一本道の廊下は妖艶で大人の雰囲気が漂う。
女性専用施設に紛れ込んでしまったかのような背徳感すら覚える。秘密の花園的な空気感。ちょっとドキドキする。
平日料金は1500円。この雰囲気とエリア内では少々高めの値段設定が影響しているのか、男性浴室は先客2名、後客0名とガラガラ。1名は露天スペースで爆睡していたので、もう1名の方と交互にサウナを使用する形となる。
浴室はかなり狭目の作り。温浴は強烈なジャグジーバス、炭酸泉、露天のヒアルロン酸バスの3種。ヒアルロン酸バスは生まれてこの方、初めて入った。たかの友梨感強め。
♯サウナ ★★★★★
ikiストーブがでんと構えるL字三段掛けのサ室。照明が薄暗くて良い。アロマ水のセルフロウリュも可能。本日はラベンダーの香り。
サ室自体はそこまで広くないので、柄杓1、2杯でかなりの体感温度になる。元々の室温も98℃と高温なのでセルフロウリュ時は顔が痛いくらいには熱い。
女性向けの施設とナメてかかると痛い目に遭う。なかなかの強烈セッティング。ただ香りはとても素晴らしいので、下段でのんびりとTVを見ながら蒸されるのが良いかもしれない。
♯水風呂 ★★★★☆
地下水使用の体感14℃。かなり冷たい。掛け流しドバドバで水流があるので、足先や手先から急速に冷やされる。
まろやかというよりはキュッと締め付けてくる感じ。肌に刺さる。キンキン好きには堪らないと思うが、個人的には少し攻撃的過ぎるかも。
♯休憩 ★★★★☆
露天スペースは比較的狭いが、木目調の可倒式チェアが3脚と小上がりのウッドデッキに真っ白な玉座のようなイスが2脚ある。雰囲気はどこかラグジュアリーな感じ。南国のリゾート風。
風の抜けは良いが、いかんせんTVの音が邪魔くさい。折角の雰囲気が台無しになってしまっている。これは明確なマイナスポイント。是非とも音を絞って欲しい。
8分を3セット。95点。とはいえ、サ室のクオリティはさすがの一言。今回は時間の関係上スルーしてしまったが、レストランや休憩スペースも落ち着きある感じで、良さそうであったので、次回は経験してみたい。
加えて、たかの友梨さんプロデュースの真骨頂、マッサージやエステ等のヒーリング系には勿論力を入れているため、女性はその辺りも嬉しいだろう。
うーむ、本当に山梨県はレベルが高い。あとikiストーブの使用率が高いのは気のせい?さてさて、ラストは山梨県イキタイ数ナンバーワン施設へと向かう。まだまだ旅は終わりません!
男
[ 山梨県 ]
都留ICを降りて直ぐの「より道の湯」さんに寄り道。開店時刻である10時の入店。泊まれる温泉の謳い文句通り、宿泊客と見られるスーツケースを手にした家族連れが続々とチェックアウトしている。
館内は清潔感に溢れている。休憩処には色とりどりのビーズクッションやハンモックが置かれたスペースがあり、いわゆるインスタ映えしそうな若者が好む雰囲気となっている。カップルのちょっとしたデートにも良さそう。
レストランも温かみのあるテーブルとソファーが並び、小綺麗でお洒落な空間となっている。現にカップルや夫婦での利用が多い。メニューも中々に凝っている。
浴室もシックで洗練されている。無駄のない作り。内湯の人気スポットは炭酸泉。開店間際であるものの、既にたくさんの人が気持ち良さそうな顔を並べている。露天スペースには天然の温泉や壺湯があり、青空の下、利用者は思い思いの過ごし方をしている。
♯サウナ ★★★★★
小ぶりのイズネスが2基。ダブルストーブ。傾斜のついた四段掛けで明るめの室内。TVあり。ソーシャルディスタンスを意識して、座面は区切られているが、おおよそ20名程度の収容と大きめのサイズ。
室温は82℃。最上段はかなり熱いが、三段目より下は少し物足りない。オートロウリュも30分毎にあるようだが、今回は特段意識せずに入っていたので、利用時には当たらず。イズネスだから結構威力あるのかな?計算して入れば良かったと少し後悔。
露天スペースには釜風呂。低温のスチームサウナの要領だが、結構熱い。52℃表示だが体感はもっとある。白いタイル地のベンチが床付近から上に伸びるように形成されている。人が居なかったので、寝転んだりして楽しむ。
♯水風呂 ★★★★★
温泉と地下水の配合とのこと。珍しい。水温は体感で16℃ほど。キリッとしていてよく冷えている。白い木板が美しい。フォルムも綺麗で見惚れてしまう。水質も良い。
♯休憩 ★★★★★
外気浴圧勝。木製で細かい網目状に作られた傾斜のあるデッキチェアが4脚。お尻の部分が少し窪んでおり、身体にフィットする。レスタにあるそれと一緒。良い椅子だ。開放感のある日当たりの良いスペースで、日光を全身に浴びる。
屋根付きの畳が敷かれた外気浴スペースもある。枕に頭を預けて寝転ぶと、ふわっと畳の懐かしい匂いが鼻先をくすぐる。和を感じる。このスペース、かなり好きだな。
高温3セット、低温1セットの計4セットとがっつり満喫する。98点。強い。価格もタオルなしだと1000円と良心的。帰り際により道の湯さんのMOKUタオルを購入。こういうグッズに弱いのは昔から。大満足の寄り道と相成りました。
男
[ 山梨県 ]
本日は仕事の予定も無く1日フリー。昨晩見たイケメン蒸男こと磯村勇斗さんのサウナ番組『サウナーズ』に触発され、山梨方面のサウナを巡ろうと思い立つ。明け方の中央道をひた走り、向かうは日本が誇る世界遺産富士山のお膝元、富士吉田市。
学生時代に幾度か訪れたことのあるレジャー施設、富士急ハイランドの隣に一軒目の目的地「ふじやま温泉」さんは居を構える。建物自体かなり大きく、堂々とした存在感のある出立ち。
朝ウナはお久しぶり。富士の澄んだ空気が美味しい。朝方ということもあって、館内も静寂に包まれており、この後のサウナへの期待がぐんと高まる。
浴室内は兎に角広い。露天には石造りの開放感のある天然温泉があり、運転で疲れた身体をじんわりと癒してくれる。内湯の炭酸泉に入りながら、高い天井を見上げる。梁が立派で木々の躍動を感じる。
♯サウナ ★★★★☆
リニューアルしたばかりのサ室。ビート板を片手に扉を開けると、すぐに真新しいikiストーブが現れる。いつ見ても荘厳で格好良い。
座面の構造は三段掛け。一段目のみ一部傾斜のついた座面がある。マルシンやロスコのそれと何処となく似ている。壁面にはヴィヒタがあり、仄かに森の香りがする。
一際目を引くのが男たちが富士をバックに蒸される姿を描いたタイル絵。漫画サ道の作者であるタナカカツキ氏の作品のようだ。ユーモアに富んでおり、何とも可愛らしい。良いアクセントとなっている。
室温は90℃。毎時0分と30分にオートロウリュが入るが分量は少量。様々な原色の光でストーンがライトアップされる仕様。サ室の雰囲気とは正直合っていない。笑
朝風呂では使用不可だが、露天スペースにはモルジュのテントサウナもある。正に購入を検討していたので、じっくり観察。フォルム含め、やっぱりイカしてる。購買意欲がそそられる。
♯水風呂 ★★★★★
富士山の天然水を使用した水風呂。この字面だけで、ニヤニヤしちゃう。水温は15℃。贅沢に掛け流しとなっているので、循環も良い。言わずもがな肌への感触は抜群。バチっと冷たいのだけれど、優しさもある。山梨の水風呂は絶対に水質が良いと予想していたけれど、その通り。
♯休憩 ★★★★☆
露天スペースに椅子が12脚とウッド調の可倒式デッキチェアが2脚。ベンチもある。庭園風の装いで落ち着ける。青空を見上げながらの日光浴。気持ちが良い。
ウッド調のチェアの座面が硬いのが惜しい。まだまだスペースはあったので、インフィニティチェアとかを設置したら、より無双できると思う。
10分を3セット。94点。一軒目から素晴らしい施設に出会ってしまった。山梨県、恐るべし。
男
[ 東京都 ]
東京都北区の銭湯サウナ開拓を進めようと、王子駅から飛鳥山公園を突っ切り、10分ほど歩いたところにある「鶴の湯」さんに初訪問。日曜日15時ごろの入店。
サウナ利用料は100円と安い。入浴料含め580円を支払い、バスタオルとフェイスタオルを受け取る。手ぶらでもいけちゃうところは有り難い。バスタオルはサ室でお尻に敷くローカルルール。
外観・内観ともによくある街銭湯の雰囲気。肩肘張らないアットホームな様相。日差しが明るく差し込む浴室は地域のおじいちゃん達で賑わっている。平和でまったりとした空間。ほっこり。
♯サウナ ★★★☆☆
暗めの室内に遠赤外線ガスストーブが一基。TV・BGM等、余計な物は一切無く、シンプルで静かなサ室。二段掛けの4名収容。木板が剥き出しなので、受付でもらうバスタオルを座面に敷く。
湿度は割と高めで室温は85℃を表示する。ゆったりと過ごしやすいサ室だなといった印象は3セット目に一変する。
入室した瞬間、異変を感じる。1、2セット目より確実に熱い。設定変わった?温度計を見ると、92℃。上段ストーブ前に陣取り蒸されるが、みるみるうちに汗が噴き出る。すごい落差である。びつくり。
退出時には室温は98℃まで上昇。短い時間で色々な顔を持つ、カメレオンのようなサウナだなと思った。変幻自在。最初の85℃から比べると、13℃の振れ幅。この短時間でそこまで様変わりするサ室はあまりお目にかかれない。楽しかったけれど。笑
♯水風呂 ★★★☆☆
水温20℃。井戸水使用かな?肌触りはまろやか。バイブラなどは無いが、優しくいつまでも入っていたくなる。収容は2名ほどとちんまりしたサイズ。
特筆すべき点はあまり無いが、穏やかで適度。キンキン狂には物足りないかもしれないが、全体的には悪い点は見当たらない。可もなく不可もなくといったところ。
♯休憩 ★★★★☆
導線は悪いが、脱衣所を抜けた先に休憩スペースがある。プラスチックのととのい椅子が二脚置いてある。風の抜けが良く、最低限の生活音のみの落ち着いた空間。
電柱と電柱を繋ぐ電線を眺めていると、少しずつゆらゆらとしてくる。何だかんだ言って、しっかりとととのってる。しっぽりしていて、好きな場所。
サウナ8分→水風呂2分→休憩7分を3セット。82点。価格・混雑具合を含めると満足度はかなり高い。いわゆる地域のおじいちゃんたちに支えられた街銭湯ではあるものの、サウナもしっかりと熱くて、サウナ目的でも楽しめる。
アットホームな雰囲気もあり、リラックスもできる。日曜日の夕方の訪問に適した場所だと思った。家の近くにあったら通っちゃう、そんな銭湯。
男
[ 東京都 ]
銀座線田原町駅3番出口から徒歩5分ほど、ファッションビルROX内にある「浅草ROXまつり湯」さんに訪問。ビル内にある和風スーパー銭湯。気になっていた場所。
直通のエレベーターを降りるとコトンという鹿威しの音。屋号にもあるように祭りをテーマとしており、受付のスタッフは法被を着用している。浅草という土地柄、和風のテイストが強め。
平日午後の入店ということもあり、館内は静かで人もまばら。客層は主におじいちゃん世代。若者のグループ利用なども無く、ゆったりとした空気が流れる。
浴室は開放感があり広々としている。温浴に力を入れており、様々な種類のお風呂が点在している。浮遊感が楽しめる海水湯なるものに入浴したり、露天の翡翠風呂からスカイツリーを眺めたりしてのんびりと過ごす。
♯サウナ ★★★★☆
高温ボナと低温スチームの二種類。ビート板等はない。ハット掛けや棚が見当たらず、ハットとサウナマットを置く場所に困った。
①高温ボナサウナ 8〜10分×4セット
室温100℃のボナサウナ。フィンランドサウナを謳っている。しっかりとした熱さだが、湿度もそれなりに高く、じんわりと汗をかくことができる。
傾斜のないタワー型で三段掛け。一段目はL字の形状で6名着座可能。二・三段目は3名ずつ。薄暗い室内に小さめのTVがある。皆さんがおっしゃる通り、常設のマットがかなり薄いため、サウナマットを持参することをお勧めする。持っていない場合はケツ焼きが楽しめる。
②低温スチーム 8分×1セット
テルマリウム。庭の湯やユーラシアのそれと酷似している。青色のタイル地の座面が円形状に広がる。蒸気がしっかりと立ち込めていて、身体がちゃんと温まる。7名収容。室温は体感60℃ほど。
♯水風呂 ★★★★☆
こじんまりとした2名収容の水風呂。フィンランドサウナとスチームサウナの中間地点、奥まったスペースにある。導線は良い。水温は体感で18℃ほど。バイブラはなし。特段の特徴は無いが、程よく冷たいので熱は冷める。
♯休憩 ★★★☆☆
露天スペースで外気浴は可能だが、椅子が洗い場に置いてあるような小さめのタイプのものなので、少し残念。浴室内には通常のプラ椅子が二脚あるので、同じものを外にも置いて欲しいところ。
個人的には浴室と脱衣所の間にある木のベンチに腰掛けて、扇風機の風を受けながら身体を休めるスタイルが気に入った。
計5セット。今回はアソビューによる割引で1940円であったが、通常は2750円とかなり値が張る。コスパ含め84点。
可もなく不可もなくといったところ。空いているので、混雑を嫌う方には良いかもしれない。
男
[ 東京都 ]
神楽坂駅2番出口より徒歩3分ほど。住宅街の中を進むとお洒落な現代風のカフェが目に入る。PCやスマホを片手にリモートワークに勤しむ人々を横目に奥に進むと「ソロサウナtune」さんの受付に辿り着く。
平日夕刻の利用。料金はクレジットカードによる事前精算のみとなっており、今回は60分コースのため3800円。予約は常に一杯の人気施設だが、数日前に空き枠を偶然見つけたので迷わずブックした。
検温とアルコールチェックの後、無料貸し出しのサウナハットとマスクケースを受け取る。ソロサウナなのでそもそものリスクは軽減されるが、感染対策はバッチリだ。
今回通されたのは3番の部屋。室内は薄暗く雰囲気があり、休憩用の椅子・シャワー・サウナがコンパクトに凝縮されている。壁にはヴィヒタが掛けられている。
またソロサウナの醍醐味でもあるが、部屋全体に好みのBGMを流すことが出来るようになっている。スマホを端子に繋ぎ、予め用意したプレイリストでお気に入りの曲をかける。自分好みの音楽をかけながらサウナを楽しめるのは想像以上に楽しい。
♯サウナ ★★★★★
予想していたよりも幾分か広い。奥にストーンが積まれたストーブがあり、ステップを経て少し高い位置にマットが敷かれた座面が広がる。成人男性1名が悠々と寝転ぶことが出来るサイズ。
サ室内の照明は最低限の明るさで落ち着ける。セルフロウリュも可能で白樺のアロマオイルを希釈した水を石に注ぐ。室内が森の薫りで満ち溢れる。
元々の室温はそこまで高くないが、セルフロウリュをすることで体感温度はグンと跳ね上がる。ここぞとばかりにタオルを回し、蒸気を攪拌させる。普通では中々できない体験。
♯水風呂 ★★☆☆☆
水風呂は無い。その代わりにオーバーヘッドシャワーが備え付けられている。ドシーのそれとは異なり、頭上から広範囲に水が噴射されるタイプ。一点のみでは無く、身体全体に満遍なく冷水が行き渡る。
♯休憩 ★★★★☆
室内に予め置かれた専用の椅子での休憩となる。天井付近にサーキュレーターが設置されているので、風量を調節して自分好みのポイントを探す。BGMの影響もあり、いつもとは違うととのいを味わえる。
8分、9分、10分の3セット。値段を考慮して84点。ラストセットは自分を追い込む意味でもいつもよりも多めにセルフロウリュをしたせいか、休憩時はぐわんぐわんに。目と口を半開きにして、到底他人には見せられない阿呆面をしてしまった。
誰にも邪魔をされず、自分のペースでサ活出来るのはやはり素晴らしいと再認識。ただ60分は少し慌ただしいかな。終了後には次回の予約も確りと申し込みました。
[ 神奈川県 ]
アウフグース編。施設自体の利用フローや所感は前回投稿分に纏めたので、そちらをご覧いただきたい。本日は11時回と12時回の2回に参加した。
まずは11時の回。担当は金城さん。イケメン。スピーカーと携帯を手にして颯爽と登場。参加者は7名。上段を警戒して多くの方は下段に陣取る。
流れる音楽はインストのEDM。ヒーリング系のエモいサウンド。アロマの香りが充満するサ室。美しいタオル捌きに見惚れる。
中盤以降はDISH//のSAUNA SONGに合わせて軽快なリズムで熱波を送ってもらう。ポップなミュージックに心が躍る。
通常の施設だと2セットないしは3セットが関の山だが、ゆいるでは4セット以上が当たり前。
2曲分をフルでやるのだから、熱波師の方も相当体力を消費する。感謝。最大限の賛辞の証である拍手を惜しみなく送り、水風呂へ。
その後、休憩中にも金城さんから優しい風を送ってもらう。本当に有難い。頭が下がる。
続いて12時の回。担当は剣持さん。筋肉隆々。又の名をハリケーン。参加者は11名と満員御礼。
サ道のサントラが流れる間は優しくゆっくりと時が進む。白樺のアロマの香りが鼻先をくすぐる。心地良い時間。
冒頭、ひとり一枚配られた青いタオル。音楽が湘南乃風の睡蓮花に変わる。瞬間的に察する。回すのね。笑
サビに近づくにつれてアロマの量が増えていく。来るぞ...来るぞ...。自然と顔がニヤける。キタキタキタァ〜!真夏のジャンボリー!レゲェ砂浜ビッグウェーブ!...裸の男達が一心不乱にタオルを回す。
見ようによっては地獄の光景だが、参加者側からするとそんなのお構いなし。だって楽しいんだもん。
二番に入ると氷水に浸したヴィヒタを振り回し、小休憩のサービス。冷たくて気持ちが良い。思わず声が漏れる。
ラストの大サビに来る頃には入室から15分が経過。ラストスパートだと言わんばかりに、サウナストーンも疲れているのでねと言って、氷の塊をドン!おい!笑
そんな楽しくてエンタメ性抜群のアウフグースを見せてくれた剣持さん。本当に有難うございました。
その姿は正にハリケーン。台風8号は一足早く川崎に上陸していたのであった。笑
[ 神奈川県 ]
川崎。神奈川有数の都市ではあるものの、人気の横浜・元町、鎌倉・湘南エリアとは異なり、何かと良い印象を持たれにくい街。
そんな川崎の固定概念を見事にぶち壊してくれるのが「朝日湯源泉ゆいる」である。
以前より噂は耳にしていた。川崎にとんでもない施設があると。イキタイ数も日を追うごとに増え続けていた。
当館は5時間コースが基本。15時頃に予定が出来たので、10時の開店と同時に入店すれば丁度良いのでは?と思い立ち、電車に飛び乗った。
川崎駅でバスに乗り換え、10分程の臨港中学校前で下車する。目的地はすぐそこだ。台風予報を覆す、真夏の暑い陽射しに気分も高揚する。
落ち着いた色合いで洗練された外観。想像よりもこじんまりとしている。館内に入ってもその磨かれたセンスは至る所に見られる。レストランは都会的で、休憩処はスタイリッシュ。
逸る気持ちを抑えつつ、浴室の扉を開けるとハット掛けにサウナハットが4つ。浴室には4名。全員が漏れなくサウナーだ。笑
温浴は天然温泉が愉しめる。あつ湯とぬる湯の2種類。至ってシンプル。隣には30℃の高濃度炭酸泉。冷たい。通常よりも濃度が高いため、ガスが元気良く水面に弾け飛ぶ。
♯サウナ ★★★★★+★
扉を開けると正面に様々な色・形をしたストーンが積まれたストーブが目に入る。荘厳。30分毎のオートロウリュウの際にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出す。
室温は100℃だが、湿度もたっぷりあるので息苦しさは無い。間接照明が良い仕事をしている。雰囲気抜群。木板は新しく、マットもふかふか。アロマの香りが仄かに香る。
L字型二段掛けで収容10名。オートロウリュウやアウフグースの際は下段をお勧めする。上段は尋常じゃない熱さ。
♯水風呂 ★★★★★
琥珀もぐり水風呂。水深は150cmと類を見ない。水中に潜む青色のライトがエモい。水温は13.5℃。肌をつん裂くような冷たさだが、井戸水を使用しているため心地良い。
♯休憩 ★★★★★
浴室内にズラッとプラ椅子が8脚並ぶ。その先にはコンパクトな外気浴スペースがある。コールマンのインフィニティ2脚、プラ可倒式1脚、通常のプラ椅子2脚。
頭上には勢い良く旋回する扇風機。工事の音が気になるが、環境としては抜群。サウナー殺し。
金城さん、剣持さんアウフを1回ずつ、その他3セットの計5セット。大満足。文句の付けようがない最高の施設。100点。
利用者のマナーもすこぶる良く、誰一人として余計な言葉は発しない。譲り合いの精神にも溢れており、気持ち良くサウナを楽しむことができた。アウフグース編は次稿とする。
男
[ 東京都 ]
東京都杉並区桃井四丁目。丸文字の可愛らしいフォントで描かれた青色の看板が目印。西荻窪が最寄り駅の「秀の湯」さんに初訪問。
日曜日の夕方に入店。料金は730円。サウナ利用者の証である緑色のバンド、サウナマット、特大でふかふかのバスタオルとフェイスタオルを受け取る。この価格帯でこれだけの初期装備はありがたい。
所謂、街銭湯の雰囲気だが、露天には高濃度炭酸泉、内湯には薬草湯や複数のジェットバス、電気風呂を備えており、温浴は充実。しっかりお風呂も楽しめる。
♯サウナ ★★★★☆
遠赤外線ガスストーブによる輻射熱が強烈な室温104℃のサ室。シンプルに熱い。
L字型二段掛け。コロナ対策でバツの文字が刺繍された布切れが置いてある箇所には座れない。最大収容7名の制限。
存在感のある大きめなTVにて、東京オリンピック女子ソフトボールの激闘を見届ける。上野選手がまだ一線で活躍しているのを見て、勇気をもらう。
♯水風呂 ★★★★★
水温18℃。バイブラあり。井戸水を使用しているため、キリッと肌を刺すような爽快感がある。収容は詰めれば3名ほどのサイズでコンパクト。すっぽりと顎まで浸かる。この水風呂は癖になる。水質が抜群に良い。
♯休憩 ★★★☆☆
露天に竹で出来たベンチが1台。壁際にもちょこんと腰掛けられるようになっているので、5名位は同時に休息を取ることができる。その外気浴スペースを譲り合いながら使用する。利用者のマナーもすこぶる良い。
そよ風を身体に受けながらゆっくりとととのう。ふと我に帰ると、女子風呂のトークが盛り上がっているのに気付く。
西荻窪の居酒屋がメインテーマ。ここが良かったわよと楽しく和気藹々とした会話が繰り広げられる。必然的に湯上がりにビールを飲みたくなってしまう。地域住民にこよなく愛されている銭湯って何とも言えない愛らしさがある。良き。
サウナ8分→水風呂2分→休憩5分を3セット。90点。混雑もあまり無く、充実の3セットとなった。
銭湯サウナとしては中々ハイレベル。サウナ室はしっかりと熱く、銭湯なのに外気浴だって、ちゃんと出来てしまう。なによりも、特に純度の高い水風呂はクセになる。
ここ最近、天然地下水や井戸水を使った水風呂が堪らなく好きになっている。温度が単純に低いだけではない、肌への優しさがあって包み込まれるような水風呂。
秀の湯はまさにそんな感じ。決してキンキンに冷たいわけではないけど、澄み渡るような水質の優しい水風呂。
アットホームな雰囲気も相まって、ゆったりとできる、素晴らしい銭湯サウナでした。再訪は確実です。またいつの日か訪れたいと思います。
男
[ 東京都 ]
京王線高井戸駅から環八通りに沿って歩くこと2分、スーパーマーケットのオオゼキの上階にある「美しの湯」さんに初訪問。 スーパーの上にスーパー銭湯という変わった構造。スーパーだらけ。
日曜日昼過ぎの入店。土日祝料金1200円を支払う。タオル類の貸し出しは別途。フィットネスジムやスイミングプールが併設されているので客層は様々。スーパー銭湯というよりは、複合型の施設と言った方が良さそうだ。
プール終わりで帽子とゴーグルを付けてはしゃいでいる子供がいたり、はたまた、股引きを履いた地元のおじいちゃんが歩いていたりと何だか面白い光景。館内は昔懐かしの塩素の匂い。
浴室はシンプルながらも、白湯に加えて、アトラクションバスがあったり、露天スペースには絹湯があったりと珍しいお風呂も兼ね備えている。 お風呂だけでもかなり満足できると思う。
♯サウナ ★★★★☆
高温と低温の二種類の用意がある。ビート板等の設置は無し。
①高温ドライ 8分×2セット
室温89℃。大きめの遠赤外線ガスヒーターによる輻射熱がとってもパワフル。L字型で片方の面は二段掛け、もう片方の面は三段掛けとなっている。計15名ほどの収容。照明明るめでTVあり。 広々としているが、中々の熱さを誇る。
②縄文釜風呂(低温) 8分×1セット
露天スペースにある小さい扉を潜ると、釜状のスチームサウナが広がる。秘密基地感があってワクワクする。
室温は50℃表示も結構熱い。じんわりと確実に汗は出る。遠赤外線ストーブの下にストーンが積まれている珍しいヒーターが熱源。
♯水風呂 ★★★★☆
水温18℃。バイブラなし。軽めのカルキ臭。収容は4名ほど。大きな特徴は無いが、温度も低く、無難に良い水風呂。 ドライサウナの隣に位置しているため、縄文釜風呂からのアクセスは良くない。
♯休憩 ★★★★☆
露天スペースにプラ椅子が2脚とベンチが2台置かれている。その他にも岩風呂の縁などを活用して各々が自分のスタイルで寛いでいる。
蝉の鳴く声を聞きながら、ぼーっとする。ジリジリと太陽光が照りつける。日向ぼっこをしているようで、思わずウトウトしてしまう。
辺りを見渡すと、石の影で大口を開けて寝ている方も確認できる。あったかくて、そうなっちゃう気持ちはすごいわかる。
合計3セット。90点。日曜の昼時であったが混雑もそれほど無く、地元に愛される複合型施設といった印象。 サウナハット利用率は低い。サウナー少なめ。
プール料金も内包されているので少し値段が高いのが欠点か。次回は折角なので水着持参の上でプールも楽しみたいと思います。
男
[ 埼玉県 ]
花湯スパリゾートの次に向かうは同じく熊谷市にある、おふろcafe系列の「おふろcafe bivouac」さん。(2021年9月18日にリニューアル「おふろcafe ハレニワの湯」に名称変更)
熊谷と言えば、夏場には猛暑となる地域で全国的に有名。そのような場所にある施設なので『熊谷の暑さに負けるな!』というフレーズが至る所に見られる。
暑い日に辛いものが食べたくなるのと同じで、目には目を的な発想で暑い日こそサウナに入りたくなるよね。このドMシンキングはどこから生まれるのだろう...
前置きはさておき、これまで大宮にあるutataneには訪れたことがあったが、当施設は初めて。こちらも若者が如何にも好きそうなお洒落な外観をしている。
料金体系は様々で60分、90分、120分、フリーとコース選択の幅が広いのが特徴。今回は90分をチョイス。税含め693円。意外と安くてびっくり。
館内は立派な暖炉をはじめ、ツリーハウスやテントを模した休憩処等があり、いかにもな、インスタ映えしそうな箇所が幾つも存在している。
ボルダリングができるスペースや子供用のボールプールもあり、エンタメ要素が強い。家族連れで訪れたのであれば、一日を通して楽しめそう。
浴室は手狭だが、炭酸泉や日替わり湯等、温浴にも工夫が凝らされている。男湯にしては珍しく、泥パックが出来るスペースもある。若者グループがはしゃぎながら試している。
♯サウナ ★★★★☆
イズネスがでんと構える横に長いサ室。室温は80℃表示だが体感はそれを上回る。二段掛けと一段掛けの座面が向かい合わせにあるが、コロナの影響で10名制限となっている。TVありで照明は暗め。ストーブ近くには薪が積まれている。
♯水風呂 ★★★★☆
水温18℃。備長炭使用。バイブラは無いが、ツンと冷たく気持ち良く入れる。収容は5名程度。余計な匂いもせず、冷た過ぎないのでゆったりと身体の熱を冷ます。 サ室のすぐ脇にあり導線も良い。
♯休憩 ★★★★☆
外気浴可能。インフィニティチェア3脚とプラ椅子1脚。風の抜けも良く、頭上には星空が広がる。良い。浴室にもプラ椅子が4脚あるので、多少の混雑でも難民にはならない。
サウナ8分→水風呂1.5分→休憩5分を3セット。92点。
ターゲットが若者なので明らかに客の年齢層は若い。またグループ利用がほぼ大半を占めるので運が悪いとドラクエ(5名とかのパーティーもいる)に遭遇するリスクがある。同じ熊谷だと花湯スパリゾートの方が落ち着ける雰囲気なので、ゆったりとできて好きかなと思った。カップルでの利用にも向いている。
男
[ 埼玉県 ]
本日は埼玉県北部の熊谷エリアを攻める。まず訪れたのは源泉100%掛け流しの熊谷天然温泉が魅力の「花湯スパリゾート」さん。
平屋の建物で純和風の高級感ある装い。タオル類の貸し出しは別となっているが、利用料は750円と安価。 スーパー銭湯であるものの、この価格帯なら気軽に利用することができる。
館内はとても広く、マッサージやたかの友梨のビューティークリニックがあり、ヒーリング系も充実している。一日を通して楽しめそうである。
浴室は黒を基調としたシックな作りで炭酸泉やジェット風呂をはじめ、様々なお風呂が楽しめる。さすがスーパー銭湯といったところ。
内湯を出ると庭園風の露天スペースが広がる。その大きさは他に類を見ないほどで敷地は内湯の倍以上ある。兎に角広い。
様々な露天風呂が点在しており、全部回るだけでもかなりの時間を要する。所々に休憩できるスペースもある。この後の外気浴に向けて、期待が膨らむ。
♯サウナ ★★★★☆
室温93℃。TVを挟んで左側に遠赤外線ストーブ、右側にストーンが積まれた対流式のストーブがある。ダブルストーブで体感はパワフル。 ものの数分で汗が吹き出てくる。
形状は傾斜のないタワー型で六段掛け。格段5〜7名着座可能で最大35名ほどの収容。開放的で広々としている。マットもふかふかで座り心地が良い。
♯水風呂 ★★★★☆
天然地下水を使用した水風呂。水温は体感20℃くらいで丁度良い。パリッとした肌触りで水々しい。清らかで澄んでいる。水深が浅めなのでそこはマイナスポイント。
♯休憩 ★★★★★
広大な露天スペースの至る所に休憩場所がある。傾斜のあるウッド調のリクライニングチェア4脚や通常のイス5脚を使っても良し、源泉掛け流しの寝ころび湯で寝転んでも良し。 バリエーションが豊富なので、自分好みのスタイルを是非とも見つけていただきたい。
私が気に入ったのはやはりリクライニングチェアでの休憩。間接照明に朧げにライトアップされた木々たちを横目に、星空を見上げながらととのう。自然の息吹を確かに感じる。これほどの癒しの空間は都内の施設には中々見られない。
サウナ6分→水風呂2分→休憩5分を3セット。6分でも十分に身体はあたたまった。点数は93点。総合的なバランス良く、純和風スパとして非常に落ち着ける空間。 特に広大な外気浴スペースは風光明媚な装いを持ち、非日常的な時間を楽しむことができて、一度でファンになってしまった。
サ室内で喋りまくるお爺ちゃんやドラクエグループが居たのは少し残念に思ったが、土曜日の夜の時間帯なので、致し方ないか..。施設自体は最高です。
男
[ 栃木県 ]
栃木の名サウナを巡る一人旅。第四段は宝湯さんと同じ宇都宮市にある「ザ・グランドスパ南大門」さんに初訪問。
煌びやかでどデカい看板が目印。24時間営業なので深夜帯にも行きやすい。今回は祝日23時頃にショートコースを利用。90分で880円とお手頃価格。ユーザーフレンドリーである。
館内は所謂スーパー銭湯の雰囲気だが相当な規模感。特に浴室はかなりの広さで天井も高く開放感がある。
まず目に飛び込んでくるのは縦15mほどの立派なプール。ニューウイング、そしがや21、アクア東中野のそれより遥かに大きくて長い。
また温浴のバリエーションにも富んでいる。内湯には白湯に加え炭酸泉、高麗人参泉、漢方薬湯、桧風呂、寝ころび湯があり、露天には複数の天然温泉がある。 お風呂のワンダーランド。楽しい。
♯サウナ ★★★★☆
高温と低温の二種類。お風呂の存在感に比べると、サウナは浴室内の隅にひっそりと佇んでいる。 入口扉の存在感が薄い。
①グランドサウナ
関東最大級。入口の小ささからは想像できない広さ。入ってみてびっくり!たじろいだ。40名位は入れそうなサイズ感。左右に遠赤外線ストーブが一基ずつあり、座る場所によって温度が全く異なる。
高温ゾーンは入って左側で108℃。二段掛けのL字型で体感はかなりのもの。中温ゾーンの右側は94℃。三段掛けの最上段はバチバチくる。中央は84℃と比較的マイルド。
体調に合わせて座る場所を選べるのが有難い。TVはあるものの照明も暗くて落ち着ける環境。
②よもぎスチーム
よもぎの香りは良いが体感は50℃ほどで正直ぬるい。座面の青色をしたタイルも所々剥がれている。
♯水風呂 ★★★★★
関東最大級の広さ&深さ。水深は120cm。水温16.5℃。キンキンで身体を冷ますには十二分の働き。空いていたので大の字で浮かぶ。
手前に26℃の優しい水風呂もある。スチーム後はこちらを利用した。サ室同様に用途に応じて使い分けできるのは強点。
♯休憩 ★★★★☆
これだけ広大な敷地があるのに休憩スペースが少ないのが非常に勿体ない。露天脇にあるウッドデッキやベンチ1台で休むか、浴室内のプール横にある三脚の椅子を用いるかの二択。
ウッドデッキのそれは大気浴と呼ぶようだ。個人的には水風呂の後にプーロに移動して、ポールを背もたれのように使い、浮かぶスタイルが良かった。外に寝転べる椅子があればなお良し。
グランドサウナ3セット、よもぎスチーム1セットの計4セット。95点。温浴、サウナ、水風呂は良い。広々としているのでグループ利用に向いている施設。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。