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大盛り

2022.12.11

1回目の訪問

湯殿館

[ 山梨県 ]

至高のボナ。
山梨サ旅、最後の3軒目。良すぎてビックリした。
午前中の桜庵を後にして、やや遠回りになるもののテレビで紹介されていたこちらにお邪魔した。土曜日の13時半に到着。「源泉かけ流し」の文字にテンションが上がる。
浴場に入場する。スーパー銭湯というよりはもう少しこじんまりとした佇まい。洗い場もそんなに数はないけれども混雑していないためノンストレスで利用。
まずは温泉に入る。入ってすぐ分かる素晴らしい温泉濃度。加温はしているみたいだけれども、しっかり掛け流されている。ここ、サウナがなくても温浴施設として秀逸。下茹でという目的じゃなくても普通に気持ち良い。
サ室に入る。「何これ、最高なんすけど。。。」。素晴らしい湿度だ。サウナは温度ではなく湿度であるということをわかりやすく証明するセッティング。温度は90°cであるが、体感温度はもっと高く、息苦しくないのに汗がひたすらだだ漏れる。ヒャダインがサ室単体では今年一番、と言っていたけれど、あれはリップサービスじゃなかったんだな。ボナの最強はニューウィングだと思っていたけれども、こんなところにそれを超えるサウナがあった。
もうひとつのお目当てであった水風呂に入る。ここも贅沢にかけ流し。水温は16°cぐらいだろうか。ずっと入っていたいタイプのまろやか性能。やっぱり山梨は水の国だ。
外気浴はこじんまりしているスペースだが、体勢を少し畳めば寝転がることができるし、壁に体を預けてゆっくりすることができる。整いスペースとしては十分だ。温泉が注がれる音を聞きながら整った。
その後、飲泉ができる高温浴を挟みながら1時間半のサ活を楽しんだ。
リピート確定。桜庵からの湯殿館、私の新たなゴールデンルートが出来上がった。これにて山梨のサ旅は終了。帰りは渋滞に巻き込まれながら2時間半で帰宅した。

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大盛り

2022.12.11

1回目の訪問

サウナ飯

昇天の乱れ打ち。好き過ぎる。私の期待を1ミリも裏切らない再会。

山梨のサ旅、二軒目。今回のメインディッシュ「桜庵」に8時半過ぎに到着。毎年この時期の恒例行事。
3年前、マウント富士目当てでこの地に赴き、時間つぶしでたまたま入った桜庵。それが本命になってしまい毎年訪れている。
朝風呂の料金が値上がっていて、1400円と言うやや高めの設定であったが全く問題なし。相変わらず綺麗な館内。
浴場に入場する。水風呂からオーバーフローする冷水を足元に感じて、帰ってきたなと実感する。
大大大好きな溶岩サウナに入る。分厚い湿度感。。。。「最っ高」と思わずニヤついてしまった。カラダも正直だ。3分足らずで、全身という全身の毛穴から、汗がジュワジュワと吹き出る。これなんですよ私が求めているのは。。。脈拍は5分で150を超えて気づけば160オーバー。
一発目でフラフラになりながら退出、すぐ横の水風呂に入る。15℃アンダーの地下水掛け流し。相変わらずものすごい勢いで冷水が注入されている。入るとザブンと水が溢れ出る快感。キンキンと思いきや、まろやか、まろやかと思えばキンキン。このSっ気と優しさがせめぎあう水風呂が私は大好きなのだ。
外気浴に向かう。ガンギマリの昇天。
ここの材質の寝そべりチェアはお湯をかけるとすぐにあったかくなってくれるのでこの時期は本当に重宝する。決して広くないけれどもしっかり青空を望むことができるし快適で清冽な外気浴を楽しむことができる。
3セット目でサ室温は108℃の通常レベルに達していた。頃合いを見て周りに声をかけた後、セルフロウリュする。高温と高湿度、最強のセッティング。爆速で脈が上がっていく。なのに苦しくない。この感覚が忘れられず、毎年ここに来てしまうのだ。
途中、富士の水汲み場で汲んだ天然水をがぶ飲みしながら、ものすごいスピードで体内から体外へ自身の体から水分が放出されていく。8セット、毎回ホームランの十割バッティングを経て2時間半のサウニングを終える。しかも空いているのでストレスフリー。
今回は初めてレストランを利用して桃とマンゴーのフレッシュジュースを補給。注文時に出てくる水がサーバー付きというのが本当にありがたい。やっぱり水が普通に美味しい。ここの施設、何から何まで気が効いているんだよな。。。
ありがとうございました。また来年来ます。

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37

大盛り

2022.12.10

1回目の訪問

ふじやま温泉

[ 山梨県 ]

今年最後のサ旅。テーマは山梨の名水をいただく。日帰りで3軒を巡る。
久々の高速ドライブで埼玉から2時間。今日のガソリンである富士の水汲み場で名水を補給したのち、7時過ぎにふじやま温泉に到着する。
富士急ハイランドの目の前。その堂々たる外観にまずは圧倒される。浴場に入場する。天井が高くて開放的。なかなか寒いがこれからサウナに入るため問題なし。洗髪洗体後、一気に体を温めようとサ室に入る。浴場内は比較的空いている印象だったが、サ室内はなかなかの混みよう。3段のうち2段目にひとつだけ空きがあり着座する。
ぬるい、いや、寒い。温度計を見ると82℃。なるほどオープンしたばかりでまだサ室内が十分に温まり切ってないようだ。背面の最上段が空いたので上がらせてもらう。少しはあったかくなったかな。。。
自身の最長記録を更新。サ室での滞在時間25分。通常のサ室であれば5分間ぐらいの仕上がり。テレビもないので飽き性の自分にはこれ以上の時間は無理だった。途中オートロウリュを受けるも照明の演出の割に短い一発だけで体感温度を上げるには至らず。
美味しい水風呂をいただく。 水温は16°c。富士のバナジウム水はその水質の良さを十分感じさせてくれる。外気浴、広いスペースに大きな空が目の前に広がる。久々に見たほうき雲がゆっくり流れていく。ただ、体の仕上がりが不十分なため整うよりもすぐに寒くなった。
ここの魅力は何と言っても温泉だろう。名前を忘れたぐらい珍しい泉質で温度もしっかり熱い。2回目は下茹でしてからサ室に入る。それでも気持ちの良い発汗には至らず。
サ室内がヌルいので回転率が悪く、常に満室状態。一方、入ろうとする人は結構多く、その都度、諦めてすぐに退出する。1分おきに扉が2回開閉されて、その都度、冷たい空気が入り込む。これでまたサ室内の温度が上がりにくい。まるで負のスパイラル。二重扉があって欲しい。
2セットで切り上げ、その後は温泉を楽しんで1時間ちょっとで退出した。水風呂と外気浴、そして温泉も良かっただけにちょっと残念だった。

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32

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2022.12.01

1回目の訪問

かるまるの無限ループで整う木曜日。

約一年半ぶりのかるまる。お目当ては、でぐち氏の熱波である。熱波師さんを目当てにサウナに行くのは初めてかもしれない。
10月、湯らっくすとの苦い再会がでぐち氏の熱波によって救われ、今一度あの熱波を受けてみたいと、昨晩今日の仕事を片付け午後半休にて向かった。
14時前にイン。まずは料金が高くなってることにやや面食らう。光熱費が高騰している中、これはもう仕方がないか。浴場に入ると、早速、でぐち氏を発見。14時からのスタッフさんによるアウフグースを一緒に受ける形に。湯らっくすでの熱波後、水風呂に気持ち良さそうに入る様子から、かなりのサウナ好きとみたが、熱波を送るのも受けるのもお好きな方なんだなと思った。
で、14時半からのアウフグースの抽選会、3周したが残念ながらハズレ。。。17時過ぎには帰らないとまずいのでこのワンチャンスに賭けるしかなかった。
15時からのアウフグースにはサウナ王の姿も。参加できなかったアウフグースの様子を外の蒸しサウナの中から羨ましく眺めていたら、ガッツリ体が仕上がってしまった。アウフグース終了後、物凄いハイテンションで参加者の方が岩サウナから出てきた。どうやらお祭りがあった模様。頭を切り替え、次の16時からのスタッフアウフグースに臨んだが、まさかのでぐち氏が再登場(あれ?次は18時では)。嬉しいサプライズ。今回は湯らっくすで経験した「朝」モード。選曲も同じだ。湯らっくすと比べるとスペースが小さいため、やや窮屈そうだったが、華麗にパフォーマンスを決めていた。でぐち氏の熱波を受けられたので今日の目的は達成。惜しむらくはハイテンションモード(?)も体験してみたかったが、それは次の湯らっくすにとっておこう。
アウフグースは最大の目的であったものの、久々のかるまるも十二分に楽しんだ。サウナの種類、水風呂の種類が多いことでいくつものパターンを楽しむことができるが、個人的にポイントが高いと思っているのはお風呂の存在。寒くなってきたこの季節、43°cの熱湯が実にありがたし。サウナでカラダを熱し、15°cのアバントで締めて、その横の整い場でキメたのち、体が冷えたところで熱湯でカラダを復活させる。デトックスっぽい給水もしっかりサポート。至福の無限ループ。気づけば一度も浴場から出ることなく3時間強ぶっ通しでサウニングを楽しんだ。

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18

大盛り

2022.11.24

4回目の訪問

ガリガリ君で整う水曜日。

先週の土曜日、アウフグースイベントの参加に失敗し、その鬱憤を晴らすべく今日の新たなアウフグースイベントに参加。今回は問題なく参加に成功(やったー)。
整理券は10番目。17時からのイベントは所沢のベッスパから来られたという熱波師の方によって行われた。サ室の温度は110°c。雨天のため空いていると思いきや混雑する時間だったんだろうか、イベント前に1セットをキメるもサ室待ちが発生していた。
アウフグースで使用されたアロマは、狭山茶とヒノキ、そしてガリガリ君(笑)。1セット目の狭山茶はほうじ茶だろうか、香りだけでめちゃくちゃ美味しい味がする。2セット目のヒノキは安定の香り。そこからのガリガリ君はあまり香りがしなかったが、ソーダ色に着色したアイスを投入するパフォーマンスがユニーク。「アタリ」演出により結構な本数を投入するため、かなりの蒸気が発生、おかげで完全に体が仕上がった。
外気浴の冷たい雨をものともせずガッツリ、キマった。
その後、いつものように残りロウリュを堪能すべく再度サ室に向かう。そこで午前中に入っていた最寄りのスポーツジムのサウナに入っていたおじいさんを発見する。よく見る人だ。あっちは気づいてないようだが、いつものように腹部をピクピクさせる運動をしている。
サ室ではたまたま空いていた一番ストーブに近い席に着座する。そしてストーブを改めて観察する。ここのストーブは石積みであるけれども、おそらくロウリュ用のストーブではない。北海道ホテルと同じ、ストーブの上の天板の上に石が積んである仕様だ。その天板に蒸気として成仏できなかった水が溜まっていてグズグズ煮えたぎっている。ちりとり鍋のようだ。これにより水蒸気が発生。どーりで気持ち良いわけだ。ストーブの正しい使い方かどうかは別にしても、アウフグースイベント後の1時間まではこの湿度がしっかり保たれた、ボーナスタイムがずっと継続している。あまりに気持ちよく、イベント後は早々に帰る予定だったが、その後4セットを追加して終了した。
帰り際、まだ3回しか来ていないのだが、これからもアウフグースイベントを増やしてくれることを信じて、再び回数券を購入した。

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30

大盛り

2022.11.19

3回目の訪問

不覚(恥)、そして無念。
定期アウフがなくなって久しく、一か月以上ぶりに待っていたアウフグースイベント、、、満を持して19時開催の1時間前に乗り込んだものの、整理券を取るのを忘れてしまい参加ならず。自業自得だがショックでしばらく呆然とする。
30分前に館内の2階で整理券が配布されるシステム。恥ずかしながら知らなかった。でもそのシステムだと30分以上前に浴室に入ってる人は、一回出ないとダメなんだな。。。
イベント前に2セットをこなすも、やはりここのサ室と自分の相性はあまり良くないみたい。温度は100℃超えなんだけれども体感は90°cぐらい。天井が高いからかな。座る場所によって熱ムラがあって、ストーブに向かう表側は熱いんだけれども、その裏側の背中は温まらない感じ。10分粘っても思うような滝汗具合にはならない。15°の水風呂に入ると冷却というよりも体が寒くなる。アウフはやらなくても定期的にロウリュを挟むなど、湿度を足してほしい(私の勝手な要望です)。
で、19時のイベント。炭酸風呂に入りながら、レジェンドさんのアウフグースイベントが終わるのを、じっと待ち、終了と同時にサ室に入る。何とか残りロウリュにありつくことができた。湿度は十分。おおぉ、汗がジュワジュワ出る。これですよ、待っていたのは。。。脈拍がようやく150を超える。水風呂に入り、外気浴に向かう。なんとかキマったものの、残り物になんとかありつけた安堵感が勝って短時間で終了。
来週はまたアウフイベントがあるらしいので必ずリベンジしたい。

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17

大盛り

2022.11.01

1回目の訪問

規格外な銭湯サウナ。
下町銭湯サウナ二軒目。財布忘れの凡ミスを悔いながら、キャッシュレス決済OKの情報を当てにして訪問。paypayは非対応だったが Suicaが対応しているということで何とか助かった。オープンして間もない11時過ぎにイン。
黄金湯を出てから2時間。谷中の割と有名なカフェ飯をハシゴするも、どれもイマイチでモヤモヤしながらの来店。
いやはや聞いてはいたけど銭湯のスケールを越える浴場にビックリする。しかもここは東京だ。頭と体を流し、まずはワイン色に染められた熱湯に突入する。やっぱ熱湯最高。コンセプトはボジョレヌーボーらしい。壁面に何か漫画が貼ってある。セイントセントーなるもの。イラストのクセが強すぎて内容がよく入ってこない。
サ室に入る。サ室も広い。普通にアウフグースイベントがガンガンできるキャパ。遠赤外線タイプのストーブだが室温は98°。熱ムラもない。そして香りが良い。もしかするとウィングのボナサウナと同じ仕掛け(香り付け)かもしれない。下茹でのおかげもあってか、一発目で早々に脈拍は150を超えた。5分足らずで退出する。サウナ前の水風呂も大きい。水温は18°cだったがバイブラも効いていてなかなか低い体感。半露天の休憩スペースに向かう。内湯スペースも含めてととのい椅子がたくさんあるのが嬉しい。目前が大きく開放された奥の三つの椅子が特等席とみた。空いている時間帯ということもあって自分はすべてのセットで、その椅子に座ることができた。全身に吹き込む秋風の気持ち良きことよ。その向こう側に冬の気配を感じつつ、しっかりキマった。
途中、ものまね芸人らしき人に遭遇する。その芸名の通り、名古屋の名店ウェルビーのサウナハットをしていた。。。
12時を過ぎて徐々に人が増えてきた。とても素晴らしい環境なのだけれども、やはり遠赤外線ストーブ一本のサウナだと少し飽きてくるもの。これでロウリュがあったり、別の表情を見せてくれたら嬉しいんだけどなー。ただ、バラエティ豊かなお風呂とそのスケール、そしてサウナ付きで750円と言う圧巻のコスパを前に贅沢を言ってはいけないと思ったりした。約2時間8セットほどキメて、13時過ぎに退館。その人気に違わぬ銭湯サウナだった。
その後、3軒目となる堀田湯に向かう途中、会社からの業務連絡を受け、泣く泣く引き上げることに。堀田湯はまたお預け。

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17

大盛り

2022.11.01

1回目の訪問

黄金湯

[ 東京都 ]

安全地帯でととのう朝ウナ。

今日は土日連勤によって取得した振休。 平日の休みはサウナのビッグチャンス。普段混雑を敬遠してなかなか行けないサウナに訪問する。で、下町の人気銭湯サウナを巡ることにした。
一軒目、黄金湯に行く。サ道ファンとしては念願のサウナ。地元を始発で出発し、7時過ぎにイン。朝の寝ぼけで自宅に財布を忘れたことに気づく。サウナと合わせて、食べ歩き予定の店の大幅変更を余儀なくされたものの、肝心の黄金湯がPayPay対応で命拾いした。
テレビとYouTubeで何度も見てきた外観と内観。本当に綺麗だな。内風呂もバラエティ豊かでお風呂好きにはたまらない。しっかり下茹でして奥のサウナエリアに突入する。サ室に入る。先客は3名のみ。普段聞く混雑ぶりが想像できないほど空いている。最上段へのステップが高い。室温は105℃。オートロウリュ仕様と聞いていたが結構カラついている。壁面が触れないほどめちゃくちゃ熱い。この輻射熱によるものだろうか、肌をヒリつかせて汗が搾り取られる感じ。うーん、苦手かも。とはいえ、100℃超えはしっかり体を仕上げる。その後、広くて深い水風呂へ。水温は13°c。地下水掛け流しと聞いていたがオーバーフロー感はなく、結構濁ってる。水温水質論争は間違いなく水温の軍配であり、この15℃アンダーのおかげで一発目でしっかり整うことができた。休憩スペースは露天で、その頭上に空と黄金湯のロゴが入った煙突が見えるのがオツ。四方は壁に囲まれているが上空からしっかり風が吹き込んでくれる。
途中、内湯での温浴も挟みながらサウニングを楽しむ。内風呂の水風呂は水温こそ19℃だが完全な掛け流しで水質はかなりよい。8時過ぎた後半戦、ほぼ貸切状態になる。オートロウリュは一度しか出会わず、朝の時間は回数を減らしてるのかな。少し残念。
途中、大きめの和彫りの墨を入れたお兄さんが入ってくる。結構な広範囲だったので、墨を入れると発汗がしにくいと聞いたけれど実際どうなんだろうと勝手に勘ぐっていた。壁面のイラストにも書かれていたけど、刺青OKルールは下町ならではの人情と思えた。
外の休憩が冷えてくると内風呂の休憩に切り替える。昔、父親の影響でハマった安全地帯のメドレーが流れている。名曲「あなたに」を聞きながら、そして軽く口ずさみながら整った。幸福な朝だった。

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12

大盛り

2022.10.30

2回目の訪問

かつてのホームに約1年ぶりの訪問。
4時半に目が覚め、10時からの休日勤務までのスキマ時間に利用できる朝ウナがありがたい。
日曜日の早朝5時15分に到着。駐車スペースにはすごい車の数。しかも半分以上が県外ナンバー。
いつも通り洗髪洗体してまずはイズネス。上段はフルで埋まっていて、8割ぐらいの占有率。室温は88℃。ヌルい。今年いろんな高温サウナに行き、ここのセッティングでは満足できないカラダになってしまったか。その後すぐに5時半のロウリュサービスにありつくことができてラッキー。但し熱波はほどほどにお茶の香りを楽しむ程度。体はなかなか仕上がりきらず、自身でもあまり経験のない15分まで粘る。水風呂前のかけ水をする。普通に冷たく感じてしまう。これでは水風呂に入っても寒いだけなので、お風呂で下茹ですることに。ウタタネはお風呂も楽しい。今日の露天風呂は林檎風呂。プカプカ浮かぶ無数の林檎たちが楽しい。テレビのニュースを見る。韓国で起きた信じられない惨劇に愕然とする。
下茹でを終え、今度はコタに入る。ここも大人気。一発目で2階に上がることは難しく、1階でスタンバイして2階の人が退出すれば上に上がるピストン方式が続く。以前と変わらずここのセッティングが好きだ。ウタタネ用に購入してしばらく使っていなかったアロマを、周りに声をかけてロウリュに含ませてもらう。心地良き熱波。やっぱり湿度は尊い。
その後、イズネス名物(?)の凶暴オートロウリュを味わう。その瞬発力だけで言えばスパメッツァのドラゴンロウリュよりも威力は上。頭部を防御しないと耳が痛くなるほどの痺れ。これがたまらんのだ。途中、1年前も見た常連さんも目撃して懐かしい思いをする(相変わらずめちゃマナー悪いけどw)。
その後、歌謡曲に乗せたアウフグースも堪能し、6セット目でキマった。露天から仰ぎ見る、空の青きことよ、澄んだ空気もおいしく、秋晴れバンザイ。
にしても、ウタタネでは経験のないほどの混雑ぶりだった。イズネスもコタもひっきりなしに扉が開閉されるのでなかなか温度が上がらない模様。自分のペースでサウニング出来ないストレスも感じつつ、少し早めの2時間で切り上げた。次来るときは平日だなー。

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24

大盛り

2022.10.25

2回目の訪問

冷雨と格闘するサウニング。今日は絶不調。。。。

2回目の訪問。自宅から車で10分という好立地かつアウフグース開催のサウナということで前回初訪問にて回数券を購入してしまったが、そのすぐに本施設所属の熱波師さんがお辞めになるという事態に。。。結果、アウフグースは不定期イベントに変わり、仕事終わりの平日にアウフグースを受ける機会は喪失してしまった。
とはいえ、先日の熊本サ旅で100℃越えのカラカラサウナも悪くないと実感し、本施設のノーマル仕様である100°オーバーのサウナと15℃の水風呂があれば十分に楽しめると2回目の訪問に臨んだ。
しかしながら、サ室、前回と温度設定が多分変わらないのだろうけどなぜか汗の出方が悪い。100°オーバーならではの熱圧を感じることもなく室内で熱ムラも感じてしまい、体が部分的にヒリつく感じがどうにも不快。
今日はなかなかの低温外気。そして冷たい雨が降っている中、サウナで身体をそれなりに仕上げないと整いへは昇華しない。サ室に長く入るのが嫌いだが、今日はなかなか体が温まらないので10分以上粘る。脈も一向に130を越えない。暑いよりも飽きるのでサ室を出る。15°の水風呂に入る、その後、外気浴に向かうが、やっぱり寒い。これでは全然駄目だ。その後も内気浴に変更したり、水風呂をスキップしたり工夫したのだけど、このサウナだと体が仕上がりきらない。
前回来た時はあれだけ飛べたのに。。。自身の体のコンディションも当然あるのだろうけど、やはり前回はアウフグースの影響が大きかったのだ。
日々喜の湯さん、どうか、アウフグースを定期運行に戻していただくようご検討ください。

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2022.10.19

1回目の訪問

田迎サウナ

[ 熊本県 ]

隠れ名水サウナ。その水質その水量は京都の白山湯に匹敵するのではないだろうか。そして「こんにちは」が溢れる人情サウナ。また来たい!

一泊二日の熊本サ旅、ラスト4軒目。
月曜の15時半に到着。今年、白山湯で銭湯サウナの洗礼を受けた教訓を生かして心の準備と、あらゆる情報をインプット。緊張と期待が入り混じる中、ディープスポットと言われる階段を上って入店する。
準備していた500円硬貨を入れロッカーに入る。サウナ帽はここでは封印。裸になって浴場に入るなり「こんにわー」と慣れた感じで元気に挨拶する。すると、シャンプー中のおじさんも「こんにちは」と挨拶を返してくれる。挨拶の交換って気持ちいいもんだな。辺りを見渡すことなく、目についた洗い場ですぐに洗髪洗体をする。その後、先客が4名ほどいるサ室に入る。ここでも「こんにちは」を発し、みんなが当たり前のように「こんにちは」を返す。利用者の殆どが顔馴染みであるが、一発目の挨拶は必ず「こんにちは」になる。見たことのない客だなぁと思われている様子だが、テレビでずっと流れている水戸黄門の再放送を肴に地元のおじさん達が談笑している。サ室の温度は108°c。カラカラの昭和ストロング。その高温ゆえ、汗が即効噴き出る。白山湯もそうだし大垣サウナもそうだが、水ドコロは中途半端にロウリュするよりもドライに振り切った方が良いのかもしれない。
時間は気にせず、適当なタイミングで水風呂に入る。なるほど、若い人も含めて、みーんな汗カットで水風呂に入る。普段なら嫌悪感を抱く場面であるが、お邪魔させて頂いている身分であるということと、想像以上の水のかけ流しぶりに汗の有り無しなんて気にならなくなる。自分はしっかり頭からかけ水をして入水する。これは絶品。聞きしに勝る水質。そして水温もバッチリだ。富山のアルプスと同じくらいの広さに二刀流のパイプから勢いよく天然水が注ぎ込まれている。直給水も最高だ。
再びサ室に入る。途中、パチンコ屋で見たと言う芸人の話で盛り上がる。芸人の顔は思い浮かぶのだが名前が思い出せないという。途中で入ってきた若いお兄さんが「サ○ンナT」でしたよ、と正解を出し、自分も思わず、前日の夜に湯らっくすで見たことを報告して話題に乗っかってみる。特に積極的に話すことはなかったけれど、とても心地良い空間だった。
やはり水風呂だ。熱帯魚のステンドグラスの光が、限りなく透明な水風呂の底タイルに反射して玉虫色に輝いている。水風呂から溢れ出る水は排水溝に綺麗な渦を巻いて吸い込まれていく。。。。がっつり整った。
約2時間、大いにサウニングを楽しみ、東京へ戻る熊本空港へ向かった。

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大盛り

2022.10.18

1回目の訪問

トトノウバイ

[ 熊本県 ]

今日はサウナでトトノウバイ。ニワカ九州弁で、そんな言葉を発したくなるサウナ。2週間前でなんとか予約が取れた人気施設に初訪問。熊本市内から車で1時間弱。福岡のイズバと同じように、こんなところにサウナがあるなんて到底思えないところにある。特に看板もなく人もいないので、社寺建築の会社の中を車でグイグイと入っていくと、写真で見たサウナ施設の前に行ける。9時過ぎに到着。
車を駐車するとすぐに若い外国人の青年が案内してくれる。ハノイから来たということで自身も旅行したことがあるベトナムの話で少し盛り上がる。
基本的に自由に使ってよいとのこと。水風呂も次の人の前に入れ替えるので汗カットなしで入っても問題ないということ。30分のインターバルでさすがに入れ替えはできないだろうと思い気が引けて、汗カットなしでの利用は控えた。料金は前払い。一人だけの利用で2時間半で2000円。。。安すぎて申し訳なく、普段は滅多に使わない自動販売機で多めに飲み物を購入する。その料金設定も実に良心的なのだが。
シャワーで体を流しサウナに入る。ヒノキの良い香り。これはたまらんな。。。温度は90°c。熱さはあまり感じない。ストーブを見ると薪がどんどん小さくなっていく。これはなかなかの消耗戦だ。薪をくべるもなかなか温度が上がらない。どうやら室温ではなくロウリュで体感温度を上げるサウナのようだ。テントサウナも体験したことがないため、おそらくこれと同じようなシステムなんだろう。
ロウリュを試してみる。ストーンがしっかり積まれておりアチアチのため、かなりの熱波を見舞う。室内のヒノキの香りと相まって天然のアロマ。水かけも特に制限はないのだが、一応念のため3杯までにする。だけどそれで十分。最上段で寝ることができる。熱々のロウリュの中で横たわることの新感覚。がっつり滝汗。。。
屋外の水風呂に入る。これも楽しみのひとつだった。地下水かけ流し。白い岩石に透明の水がなんとも涼やか。かけ水する。入水する。底がヌルッとしていて一瞬コケそうになる。温度は19度ぐらいか。雨が降っていて気温も下がっていたため水温が下がっていることを期待していたけれどそれほどでもなかった。気持ちいいけど整いきらない。そんな感覚を持ったまま、一人では広すぎるスペースを贅沢に使わせてもらう。すぐ隣は背の高いとうもろこし畑。近くの牛さんの独特の匂いがやや気になって思いっきり深呼吸できない。
それ以降もセットを繰り返すが、1セット終わるたびに薪が燃え尽きてしまうため何度も薪を足さなければならない。しっかり扉を開けないで薪をくべてしまうと火傷をしてしまうので要注意だ。本オープンしたらもっと人気の施設になるだろう。

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35

大盛り

2022.10.18

1回目の訪問

我が初恋のサウナ。火と水の国、熊本からの贈り物、湯らっくすに、3年ぶりの再訪。コロナ直前の年末。12年勤めた会社を離れるタイミング、有給消化で訪れたあの日。私のサウナ生活はここから始まった。
日曜日の夜、19時半にチェックイン。駐車場も入口も大変な賑わい。受付を済ます。相変わらずのとても丁寧な接客に心地よさと懐かしさが込み上げる。
3階のロッカーに向かう。内装は変わってないようだ。はやる気持ちを抑えながら浴場に入る。
おお、、、物凄い混雑。真っすぐに歩けない。客層が3年前とは様変わりしている。若い。
少し面食らいながらも、空いている洗い場を何とか確保して洗髪洗体。メインサウナに入る。20時のアウフグースの前とあってかなりの占有率。最終的にはすし詰め状態で30人以上が参加。アロマはレモン。しっかり修練されたスタッフの方のアウフグースはさすがに効く。2セットを終えてサ室を出るが、30人という規模が一気に出るため水風呂はお祭り状態。3年前はあまりマッドマックスをやってる人がいなかったけれども、今回は休む間もなくマッドマックスが発動されている。前回よりも増えている椅子の数も足りない。その後メディテーションサウナに入るが混雑は変わらない。学生グループのおしゃべりも普段は気にならないのだけれど、このぐらいの規模になるとさすがに騒がしい。どこにいてもなかなか落ち着かない。一番好きだった水風呂もややぬるくなってる。水質はさすがに良い。大好きだった給水は勢いよく飛び出ていた水圧はどこへ、疲れきってヌルヌルの水圧になってしまっていた。脱衣所のマットは浴場で体を拭かずに出る子達もいるので結構なびしょびしょ。あらゆるところでキャパに対応できてない状況。あぁ、私が好きだった湯らっくすは幻想だったのかもしれない。悲嘆に暮れながら浴場を出て11時過ぎに就寝する。
6時に起床。微かな希望を胸に朝ウナに向かう。溢れかえっていた人の気配はなくなり、3年前に訪れた時に戻っていた。
7時からのサプライズ。ゲリラアウフグース。スタッフの出口さんという方。開始前の声掛けの様子から、かなりの手練とみた。予感は的中。月曜朝からの雨にかけた、粋な挨拶にはじまり、三種のアロマの構成、圧巻のタオルパフォーマンス。何よりもその一挙手一投足にサウナに来てくれた人への真心が込められている。そうだ私が湯らっくに惚れたのは、ここのスタッフの方々、設備の隅々に息づく真心の精神なのだ。熱波を受け、終了後もその余韻に浸り、解放されたドア越しに水風呂から溢れ出る水を眺め、3年越しの思いを噛み締めた。8時にチェックアウト。ありがとう。また来ます。

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大盛り

2022.10.17

1回目の訪問

感動サウナ体験。サウナと温泉と名水と海。4者の奇跡のコラボがココにあり。最強の無限ループ。楽しいと気持ちいいが止まらない。おもてなしの真心設計と驚くべきコスパ(もっと高くても行きます)。全てが想像の斜め上。今年一番のサウナハイライトかも。
熊本サ旅、一軒目。9時20分に熊本空港に到着、その後レンタカーとフェリーを乗り継ぎ12時に到着。日曜日の休日。島原港から徒歩20分の間、閑散とした風景が続く中、突如として立派なホテルが現れる。内装もカラフルで、予備知識は入れていたものの、かなりビックリする。
浴場に入場。これまた不思議な設計。先ずは温浴施設として充実。いろんな種類の温泉浴槽がある。加温加水というが、そこかしこに湯の花がこびりついていて温泉効能も確かだ。サ室は全部で4つ。特筆すべき点はセルフロウリュのサ室が2部屋あることだ。いずれもメトスの中型機を設置し、ストーンもアチアチ、ガッツリロウリュができる仕様。ダブルで手抜きなしとはかなり珍しい。日替わりで緑茶とほうじ茶を選べるのも素敵だ。
蒸されたあとの水風呂は三種。いずれも島原湧水100%のかけ流しである。天然水のかけ流しの場合、ヌルいケースが多いが、ここは15度アンダーになるようにチラーを効かせている。水質と水温を両立、尊い。屋外の一人用の壺型水風呂は、溢れ出る様子を愛でられ贅沢の極み。当然カラダも喜ぶ。
そして遮るもののない外気浴の眺望だ。水平線を望む圧巻のスケールに感動する。こんなロケーションのサウナは他にあるだろうか。日本独自に発展を遂げるサウナ文化の進化を見る。もはや整わなくても良いとすら思えてくる。
そして給水だ。もちろん島原湧水100パーセント。軟水ながら、ややカルシウムが多めのミネラルウォーター。飲みやすく、ダシに似た味わいもある。おそらく3リットルは飲んだ。
浴場内に無料のコーヒーサーバーを置いたり、15時からはアイスのサービスもある。あったら嬉しいサービスにこの宿の心意気を感じる。似たところで、らかんの湯は値段相応のサービスを提供するのに対して、南風楼は値段以上のサービスを提供しようと挑戦している。宿のスタッフの方の接客に強いホスピタリティを感じる。今度は朝日を拝むために宿泊して利用したいと思う。ごちそうさまでした。

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23

大盛り

2022.10.16

3回目の訪問

振休の取得に成功。一泊二日で熊本にサ旅へ行く。先月の岐阜に続いてテーマは水。早朝便に合わせ、その前のりで一ヶ月ぶりの北欧宿泊。
19時半チェックイン。サ室は前回同様、土曜日の夜とあってテトリス状態が続く。室温は珍しく100度アンダーの98度。初回のセットでは、上段がなかなか空かず、下段で10分、上段で5分でカラダがガッツリ仕上がる。15度の水風呂でしっかり締め、一発目で早々にキマった。
今日のアウフグースはお茶とベリー。お茶の香り、おこうのような香りもあり、学生時代に滞在したタイのカオサンをイメージさせた。そこからの甘いベリーの香りはまるでデザート。スタッフさんによる休憩時の追い風も素晴らしく、感謝(大阪のナニケンのタオルを使っていたので声をかけられる)。その後は、混雑もなくなり、ノンストレスでサウニングを楽しむ。 翌日が早いこともあって2時間半でフィニッシュ。11時に就寝したがオロポのカフェインの影響か、周りのいびき音の影響か十分に寝付けず、1時間毎に目を覚ます。3時半に目を覚ました後、開き直ってサウナに向かうことにした。
北欧での初めての早朝サウナ。夜の運転とはまた別の表情を魅せる。。。先客の方は1名だけでほぼ貸切状態。サ室内はノー湿度でカラカラ。一方、室温は115度。。。水風呂の温度はぐっと下がって12度。そのドS仕様が堪らなく気持ち良い。一発目で最高潮に達した。休憩の時間も長くなってしまうため1時間で2セット。時間が許すならばもっとこのセッティングを楽しみたかった。 後ろ髪を引かれる思いでサウナを後にした。睡眠時間を犠牲にしてまでも味わう価値がある。
4時45分にチェックアウト。まだ外は真っ暗。北欧を出てすぐのところで、若い男女の激破廉恥な現場に出くわしビビる。。(ホテルへ行け)。成田の早朝便に向かう。

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20

大盛り

2022.10.08

2回目の訪問

昇竜熱波で整い散らかす土曜日。
やはり自身の関東ベストサウナはココだ。エンタメと完成度を兼ね備えたサウナ。

ちょうど4ヶ月ぶりの再訪。その混雑ぶりを避けて再訪が叶わなかったが、今週最寄りのジムのサウナが壊れて入れず、その鬱憤を晴らすためにやってきた。
電車を3回乗り継ぎ8時40分に到着。受付スルーでのスピード入館。相変わらず見事なシステム。浴場に入場。しっかり汗を出すためにしっかり洗髪洗体して皮脂汚れを落とす。大好きな熱湯温泉で下茹でして、いざメインサウナへ。9時からのドラゴンロウリュに滑り込むことに成功。ココのあるあるだが、ドラゴンロウリュが人気ゆえ、遅くても8分前に入室しなければ最上段は取れない。よって本来であれば退出するタイミングでドラゴンロウリュを迎えることになる。ゴールの向こう側にある試練を乗り越えてこそ、絶頂のご褒美にあり付くことができるのだ。
前回同様ロウリュ前にも関わらず、およそ5分で脈拍は150を超える。そしてあの音楽が鳴る。主旋律はバイオリンだけど、ポアンポアンと言う合いの手は何の楽器だろう。音楽に合わせて4本のストーブに一気に水が注ぎ込まれる。壮観。気持ち良き熱波を全身で受け止める。それが2発。脈拍は自分史上最高レコードとなる170に達した。。。。薄暗いので自分の発汗量などは分からない。そういえば熱波を撹拌する熱風が発動されないみたい。撹拌されると湿気が飛ぶので自分は断然ここのままが良い。ふらふらになりながらも焦らずゆっくりとサ室から退室する。
今回は一発目から屋外スペースの水深157センチの水風呂に突入する。前回にはなかった「頭を流していれば潜水OK」の断り書きが。しっかり頭皮から全身まで汗を流し切り潜水。水温は16.5°c。たまらん。。。。まさかの一発目から昇天する。これがこのサウナの実力だ。
その後セルフロウリュも堪能。セルフロウリュも全く抜かりがなく、高品質のロウリュを味わうことができる。今日のアロマはミント。前回よりもここが人気になっている模様。9時から10時までの前半パートはサ室待ちだったが、外から状況を伺うことができるので、あまりストレスのなく利用することができた。人の出入りは多いけれど2重扉になっているのが大きくサ室内の温度が下がりにくいのも素晴らしい。
前回気になっていた利用者の方のマナーの悪さは相変わらずかも。水風呂に入る際、かけずオヤジや、形だけ程度にかけて入水する人たちも少なくない。
覚悟していた混雑は10時から11時半までは、外の休憩イスも余裕で座ることができて、一時期のフィーバーが収まったか、もしくは穴場の時間だったのかもしれない。

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19

大盛り

2022.10.03

1回目の訪問

サウナはスキージャンプに似ている。サウナ室の温度がジャンプ台の長さなら、水風呂の温度はジャンプ台の角度。この2つの掛け算で、より高く、より長く飛ぶことができる。
その高さ、飛距離でいえば今回のサ旅で訪問した6軒中ダントツがこの施設だった。

神戸サウナを後にして、神戸グルメをはしご、その後、自宅のお土産用にパンの名店を3軒巡り、5000円分のパンを購入。大量のパンを背負いながら、帰路につくために神戸空港に向かう途中、この施設で1時間ほど軽くサウニングすることにした。
が、まさかの誤算だった。もっと長くいたかった。。。

平日月曜日の16時50分に到着。
駅から道順で遠いと思うなかれ。ホテルサウナと侮るなかれ。入って小さい浴場だなとガッカリすることなかれ。
20人近く入れる広いサウナ室に、デカいサウナストーブが堂々と鎮座。マットはフカフカで座り心地良し。室温を見ると105度。30分毎のオートロウリュウによる熱波と湿度も素晴らしい。
水風呂は文句なしのシングル。そして驚くべきはその広さ。6名は余裕で入れるキャパ。自分が知るシングルの水風呂でこんな広いのは見たことがない。シングルでこの開放感。かなり強力なチラーを入れているに違いない。神戸サウナでも思うのだが、神戸は水質が良いと思う。関東のシングルだと痛いだけなんだけども、ここの水風呂のシングルは柔らかさも持ち合わせている。よっていつものシングルよりも少し長めに入ってしまう。冷えすぎることなく、しっかり体は仕上がり、ガンギマる。
休憩スペースが室内で小さいのが難点だが、時間帯的に2、3人ぐらいの利用者しかいなかったため、閉塞感なく休憩することができる。半分開いた窓から微かに見える神戸の夕景を望み、今回の一泊二日のサ旅について想いを馳せる。
あと個人的にポイントが高かったのが、ドリンクの持ち込みがOKのようで、浴場内のクーラーボックスにこれでもかとスタッフの人が氷を絶え間なく補充しており、整った直後、喉を潰すほどに冷えたドリンクを飲むことができることだ。
18時から熱波師の方によるアウフグースがあったが飛行機の時間により不参加。すれちがいで退室。あーこの施設でアウフグースを受けたらどれだけ気持ちよかったことか。神戸に来たときは必ずここに来ることにしよう。ごちそうさまでした。

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27

大盛り

2022.10.03

1回目の訪問

関西のキング、あるいは本州のキング。サウナーの約束の地。やっぱ最高です。

2年ぶりの再訪。大阪ナニケンを10時に出発して11時に到着。前回はマスクをしていた入り口の石像も脱マスク。受付を済ませてロッカーを探す道中、気品漂うアロマの香りに戻ってきたんだと実感する。浴場に向かう途中、半裸で受付の前を少し通るドキドキも懐かしい。
浴場に入る。なるほど、月曜日の午前中にも関わらずかなりの人で賑わう。2年前に来たときも月曜日の午前中だったけれども、この人数の1/4ぐらいだった。単純にサウナー人口が増えたのかもしれない。
メインサウナに入る。温度は115度。この広さでこの温度を実現するのはさすがである。マットを敷いていないと足裏がアチアチなのも懐かしい。11時半のアウフグースを楽しみにしていたのが、あれ、やらない? 2年前に来た時は平日の午前中ですら30分に1回に開催していたが、今では1時間に1回らしい。なので12時のアウフグースに参加する。ここのスタッフさんによるアウフグースは「熱波師ですよ」という、個性や力みがなく仕事の一環で事務的にやってるのが逆に良い。アロマを水桶で撹拌する際に、ラドルを高く持ち上げ水を細く引く所作が相変わらず美しい。ストーブへの注水はラドル一杯だけ。にもかかわらず、凄まじい熱波のキレ。一瞬涼しいと錯覚してしまうほどに、ここの熱波は異質といえる。カラダは無条件に仕上がる。そこからの屋外水風呂。12度弱のキレキレの清冽水がドバドバと注ぎ込まれる。そこに身を投げる。快感。すぐ横ではトントゥが微笑む。これで飛ばないワケはない。休憩イスはかなりの争奪戦だったが、運よく座ることができた。神戸サウナを満喫できる喜びに打ち震える。
その後、7月に改装されたフィンランドサウナに入る。これは素晴らしいぞ。温度、湿度、ロウリュの仕上がり、設計、何をとっても隙がない。小窓から見える露天風呂の水面が光り輝くことの美しさよ。その完成度に感動する。唯一の難点はやはり人の多さ。タイミングによってはサ室に入ることもできなかった。若い学生一行が何組かいたため、彼らが入ってしまうとすぐに満室になる。ただし、彼らもしっかりマナーを心得ており、ドラクエな様子も全く気にならなかった。自分がもし学生時代にサウナにハマっていたらどうなっていただろうと彼らを見て思い返す。他に残念だった点は前回大好きだったハマームの室温がかなり下がっていたこと。あの高湿度の感覚を味わえなかったのは残念だった。その後、3時間ぶっ通しでサウニングを楽しんだ。それでも足りないほどに名残惜しかった。次は絶対に泊まりで来よう。ありがとう神戸サウナ。

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27

大盛り

2022.10.03

1回目の訪問

大阪の元気が注入されるサウナ。

大垣サウナからバスと新幹線を乗り継いで約3時間で到着。
遡ること4ヶ月前、京都の白山湯で地元のおっちゃん達にイジられた後に声をかけてくれたお兄さん。その前日に、ニュージャパン、大東洋、アムザ、と大阪で訪問したサウナ施設について話すと、大阪はココが一番とおすすめされた。
で、念願叶って訪問。20時過ぎにチェックイン。受付してくれたお姉さんがとても親切で好印象。アムザもそうだったけれども、大阪のサウナ施設の接客ってとても気持ちが良いな。コテコテの店名から連想する古い施設というイメージとは裏腹に館内はかなり綺麗。ロッカーから浴場まで裸で行く関西スタイルに懐かしさを覚える。館内着が底抜けに明るい(サイコー)。
浴場に入る。すごい。いろんな温浴スペースがひしめき合う。これはワクワクするな。日曜日の夜の時間であったがその人の多さに少し驚く。洗髪洗体をして一番大きいメインサウナに入る。室温は92°c。素晴らしい湿度。入って右側にあるオートロウリュウがそれをもたらしてくれるようだ。入り組んだ構造になっていて座る場所によって温度だけではなく湿度も変わるようだ。9時半からブロアーアウフグースを体験する。どうやらアロマオイルを入れ忘れた模様(笑)。注水も少なかったので水蒸気を撹拌するというより中の熱気を撹拌するに留まり不完全燃焼。メディテーションサウナのセルフロウリュウはやや迫力不足か。気になったのはサウナ室内のマットの濡れ具合。この時間になるとマット交換もしないのかも。楽しみにしていた水風呂は17度と18度を行ったり来たり。水質もかなり濁っていて、水がきれいだった岐阜県サウナの直後ということもあってテンションが下がる。またこの施設の特徴と思うが日曜日の11時を過ぎても若者たちが来るわ来るわの大盛況。近くのパチンコから流れてくる人たちも多いようだ。黙浴は皆無(仕方ないか)。温泉でタオルをバシャバシャしてる人たちもいて気分が乗らない。
気分転換に人生初のアカスリに挑戦する。ちょっと痛かったけども、生まれ変わっと気分。肌がツルツルになり発汗もさらに加速される。
夜は少々期待外れだったけれども、朝ウナは見違えるように快適。早朝に清掃されるということで昨晩気になっていたマットも乾いたものに変わり、水風呂の温度は12.5度。人も少なく快適。休憩では大の字になれる畳スペースが素晴らしくようやく整うことができた。大阪のルートは朝よりも夜が強いアムザに泊まり、その午前中にナニケンに泊まるのがベストルートと思えた。また来ます。

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大盛り

2022.10.01

1回目の訪問

大垣サウナ

[ 岐阜県 ]

まるで水風呂のわんこそばだ。

岐阜サウナ3軒目。水風呂好きとして色々な施設を回ってきたけど、ここは最後の聖地と言えるかも。ようやくお邪魔することができた。
テレビやYouTubeで散々見てきたけど、例によって妄想していたよりもコンパクトな作り。フロントからロッカー、浴場、サウナ、水風呂までの距離がめちゃめちゃ近い。入ってすぐ驚くのは山積みされた私物のシャンプーたち。いかに常連さん達に愛されているかということが分かる。時間は日曜日の15時半。しきじと並ぶ水風呂の有名店ということもあり、混雑は覚悟していたものの、想定外に空いていてラッキーだった。新岐阜サウナを出てから2時間半ほど経過し、大垣駅からも歩いてきたため体は汗だく。改めて洗髪洗体をしてサ室に入る。湿度なきカラカラ形だが、温度を見ると110°cを超えている。乾燥型サウナであればこのぐらい高温に振り切ってもらった方が逆に助かる。先客の皆さんはサウナパンツをみんな履いている。2回目以降は自分もパンツを履くことにしよう。
5分足らずでかなりの滝汗。お待ちかねの水風呂に入る。
「これはたまらんぞ。体中の毛穴という毛穴からグイグイ入ってくる」と万平氏が興奮まじりに称していた台詞がそのまま自身の言葉となって頭の中を反芻する。
体は確かに冷えているのだけれど、この水中から離れたくない、と心と体がせめぎあう。しきじで初めて水風呂の存在に感動した記憶がよみがえる。
しきじが滝のように水が流れるのに対して、ここはゴボッゴボッっと一定のリズムを刻んで水が噴き出していて、それがそのまま水風呂に注ぎ込まれている。この清涼感もなかなか得難い。フロントのおばちゃんに聞いてみたところ噴き出しているこの水も飲用が可能らしいが、その近くに置いてある冷水機はより冷えていて美味しいとのこと。確かに美味。これはやばい。
バチバチにあまみが出て、浴場内でも十分に整える環境ではあるものの、もはやこの施設では休憩がゴールではなく水風呂がゴールなのである。
水風呂に入りたいためにサウナに入る。サウナ室がカラカラであることも、水風呂でのゴールをより美しいものにするための演出と考えられなくもない。
サウナ→水風呂→給水の極上のサイクルを2時間ぶっ通しで続ける。
水風呂好きとして思うのは、湧き水が潤沢な場所にはもれなくサウナ室をつくってほしいということ。
湯上がりではなく水上がりでフィニッシュ。また来ます。日が傾き、涼しくなった外気に触れながら次の目的地、大阪に向かう。

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