2021.12.03 登録
[ 大阪府 ]
大阪の元気が注入されるサウナ。
大垣サウナからバスと新幹線を乗り継いで約3時間で到着。
遡ること4ヶ月前、京都の白山湯で地元のおっちゃん達にイジられた後に声をかけてくれたお兄さん。その前日に、ニュージャパン、大東洋、アムザ、と大阪で訪問したサウナ施設について話すと、大阪はココが一番とおすすめされた。
で、念願叶って訪問。20時過ぎにチェックイン。受付してくれたお姉さんがとても親切で好印象。アムザもそうだったけれども、大阪のサウナ施設の接客ってとても気持ちが良いな。コテコテの店名から連想する古い施設というイメージとは裏腹に館内はかなり綺麗。ロッカーから浴場まで裸で行く関西スタイルに懐かしさを覚える。館内着が底抜けに明るい(サイコー)。
浴場に入る。すごい。いろんな温浴スペースがひしめき合う。これはワクワクするな。日曜日の夜の時間であったがその人の多さに少し驚く。洗髪洗体をして一番大きいメインサウナに入る。室温は92°c。素晴らしい湿度。入って右側にあるオートロウリュウがそれをもたらしてくれるようだ。入り組んだ構造になっていて座る場所によって温度だけではなく湿度も変わるようだ。9時半からブロアーアウフグースを体験する。どうやらアロマオイルを入れ忘れた模様(笑)。注水も少なかったので水蒸気を撹拌するというより中の熱気を撹拌するに留まり不完全燃焼。メディテーションサウナのセルフロウリュウはやや迫力不足か。気になったのはサウナ室内のマットの濡れ具合。この時間になるとマット交換もしないのかも。楽しみにしていた水風呂は17度と18度を行ったり来たり。水質もかなり濁っていて、水がきれいだった岐阜県サウナの直後ということもあってテンションが下がる。またこの施設の特徴と思うが日曜日の11時を過ぎても若者たちが来るわ来るわの大盛況。近くのパチンコから流れてくる人たちも多いようだ。黙浴は皆無(仕方ないか)。温泉でタオルをバシャバシャしてる人たちもいて気分が乗らない。
気分転換に人生初のアカスリに挑戦する。ちょっと痛かったけども、生まれ変わっと気分。肌がツルツルになり発汗もさらに加速される。
夜は少々期待外れだったけれども、朝ウナは見違えるように快適。早朝に清掃されるということで昨晩気になっていたマットも乾いたものに変わり、水風呂の温度は12.5度。人も少なく快適。休憩では大の字になれる畳スペースが素晴らしくようやく整うことができた。大阪のルートは朝よりも夜が強いアムザに泊まり、その午前中にナニケンに泊まるのがベストルートと思えた。また来ます。
[ 岐阜県 ]
まるで水風呂のわんこそばだ。
岐阜サウナ3軒目。水風呂好きとして色々な施設を回ってきたけど、ここは最後の聖地と言えるかも。ようやくお邪魔することができた。
テレビやYouTubeで散々見てきたけど、例によって妄想していたよりもコンパクトな作り。フロントからロッカー、浴場、サウナ、水風呂までの距離がめちゃめちゃ近い。入ってすぐ驚くのは山積みされた私物のシャンプーたち。いかに常連さん達に愛されているかということが分かる。時間は日曜日の15時半。しきじと並ぶ水風呂の有名店ということもあり、混雑は覚悟していたものの、想定外に空いていてラッキーだった。新岐阜サウナを出てから2時間半ほど経過し、大垣駅からも歩いてきたため体は汗だく。改めて洗髪洗体をしてサ室に入る。湿度なきカラカラ形だが、温度を見ると110°cを超えている。乾燥型サウナであればこのぐらい高温に振り切ってもらった方が逆に助かる。先客の皆さんはサウナパンツをみんな履いている。2回目以降は自分もパンツを履くことにしよう。
5分足らずでかなりの滝汗。お待ちかねの水風呂に入る。
「これはたまらんぞ。体中の毛穴という毛穴からグイグイ入ってくる」と万平氏が興奮まじりに称していた台詞がそのまま自身の言葉となって頭の中を反芻する。
体は確かに冷えているのだけれど、この水中から離れたくない、と心と体がせめぎあう。しきじで初めて水風呂の存在に感動した記憶がよみがえる。
しきじが滝のように水が流れるのに対して、ここはゴボッゴボッっと一定のリズムを刻んで水が噴き出していて、それがそのまま水風呂に注ぎ込まれている。この清涼感もなかなか得難い。フロントのおばちゃんに聞いてみたところ噴き出しているこの水も飲用が可能らしいが、その近くに置いてある冷水機はより冷えていて美味しいとのこと。確かに美味。これはやばい。
バチバチにあまみが出て、浴場内でも十分に整える環境ではあるものの、もはやこの施設では休憩がゴールではなく水風呂がゴールなのである。
水風呂に入りたいためにサウナに入る。サウナ室がカラカラであることも、水風呂でのゴールをより美しいものにするための演出と考えられなくもない。
サウナ→水風呂→給水の極上のサイクルを2時間ぶっ通しで続ける。
水風呂好きとして思うのは、湧き水が潤沢な場所にはもれなくサウナ室をつくってほしいということ。
湯上がりではなく水上がりでフィニッシュ。また来ます。日が傾き、涼しくなった外気に触れながら次の目的地、大阪に向かう。
[ 岐阜県 ]
岐阜サウナ2軒目。綺麗でスタイリッシュな外観と内観。しっかりデザインされたロゴが印象的。ロッカーは狭い。客層は若い。池袋のかるまると似た客層。オープン直後の11時過ぎであったがなかなかの盛況ぶり。入ってすぐに全ての設備が一望できるほどコンパクト。サウナは三種。大きいメインサウナと個室仕様のセルフロウリュサウナが3つ、そしてスチームサウナ。メインサウナのストーブは2台。着座する最上段と下段に各温度計が設置してあり、上段は94°c、下段は85°cくらい。利用者が場所によって温度を選べるようにしている。体感はカラカラ。温度がそこそこで湿度がない。苦手なタイプ。水風呂はシングルあり。岐阜の良質な水質でシングルは尊い。ただやはりサウナでの仕上がりが今一つだったため整いきらず。一番大きい水風呂は15度という触れ込みだったがそれほどの水温ではなく20℃弱の体感。かけ流し感はあまりなし。
12時になりお待ちかねのアウフグース。 熱波師の若い男の子が結構なおしゃべりで笑ってしまう。「本当は他の熱波師さんみたいに音楽をかけながらやりたいんですけど、まだ社長から早いって言われてるんです」とか、場を和ませる。彼がおしゃべりしている間にもどんどん汗が流れ出ていく。彼のトークのおかげもあって体はかなり仕上がって退出。シングルの水風呂で体を引き締め、休憩スペースへ。体を拭いてから休憩するタイプ。外気を感じることのない密閉された空間であったため期待していなかったが、しっかり空調で調整された空気は澄んでいて、多く扇風機によって色々な角度から風が吹いてくる。鮮やかに整った。タオルも使い放題のため濡れた体もすぐに乾かすことができる。冷水機の水がとても美味しい。帰り際にフロントの人に聞いたら普通の水道水らしいのだが、やはり岐阜は水が美味しいと思う。
その後、個室型セルフロウリュを体験する。個室というか、ほぼ一人用のスペース。無料で使用できる点は良いが、正直イマイチ。安全性も考慮されていると思うが、室内は結構な低温でストーンもぬるめ。ロウリュのダイナミズムはあまり感じることができない。低温でじっくり蒸されるタイプのサウナだ。その後、2時間弱で退館する。
岐阜駅に帰る途中、行列で有名なかき氷店「赤鰐」に立ち寄る。ラッキーなことに30分ぐらいで名物のかき氷にありつくことができた。サウナの後のかき氷、最強。
[ 岐阜県 ]
三種の水風呂が楽しめる希少サウナ。
上野の北欧を5時20分に出て8時40分着。岐阜駅から間違って快速に乗ってしまい30分ほどロスる。岐南と言う小さな駅から徒歩1分の距離にあった。
川崎のゆいるを大きくしたような洗練された格子状の外観。。。とは裏腹に、浴室は結構年季が入っている。浴場内のサウナは2種。屋内にあるメインサウナと屋外にあるセルフロウリュサウナ。メインサウナは南流山のすみれとサイズも形状もほぼ同じ(パッケージの設計があるのかな?)。オートロウリュのシステムが異なり、すみれが熱風ロウリュに対して、こちらはジョボジョボお漏らし形。長々と湿度を足すタイプ。熱風系は水蒸気も揮発させてしまうので断然こっちのタイプが好きだ。室温は94度。高湿度のおかげで滝汗必至。セルフロウリュは、錦糸町ウィングのテルマーレ改に構造が似ている。スペースに対してドアが大きいので開閉されるたびに外気が入って室温が下がる。サウナストーンもぬるいので、せっかくの撹拌ボタンがあるんだけれども、どうにも温度が上がりきらずモヤモヤする。なので基本はメインサウナを楽しんだ。
この施設のお楽しみはやっぱり水風呂であろうか。水質良好な三種の水風呂。12.5度、17度、20度。最低水温の水風呂はかけ流しではないようなのだが、よく見るとオーバーフローしてるような気がする。とても綺麗な水質。利用者の方は結構アグレッシブに潜水してる人が多い(たぶん非公式)。水風呂かなり気持ちが良い。。。やはり岐阜は水の都のなのだと実感する。お水が美味しい場所なのに冷水機が壊れて常温の水場しかなかったのは残念。
休憩スペースも抜かりない。日曜日の午前中で人が多いタイミングだったと思うが、いずれのセットも外気浴に困ることは一度もなかった。個人的にはインフィニティチェアよりも正面奥側にある足湯スペースが気持ち良かった。ぬめぬめ温泉も、しっかり効能を感じられるタイプで、温浴施設としても十分楽しめる。地方施設の実力を思い知ったサ旅の一発目であった。
[ 東京都 ]
サ旅の前乗りで宿泊。明日から一泊二日で岐阜大阪神戸のサウナ施設を6つ回る。早割で2週間前に北欧のカプセルを予約していたが日にちを1日間違えたことに今朝気づいて慌ててキャンセル。当日残り1枠という再予約にありつくことができた。最先が良いのか悪いのか。。。
19時半チェックイン。約3ヶ月ぶりの北欧だ。土曜日の夜ということもあって浴場は混んでいる。洗髪洗体を済ませ、サ室に入る。上段はいつものように埋まっていて、唯一空いていた下段の入口前に着座する。場所的にぬるいけれども、温度と湿度のバランスが今日も見事だ。その後すぐに上段が空いたので座らさせていただく。北欧の場合、時間や汗の出方で退室のタイミングを見計らう必要はない。時間を気にせず脈拍が150超えてればオッケーなのだ。本当に心地がよく、気づけば150を超えてくれるのでラク。水風呂の温度は今日は14.5度。この15度のラインが非常に重要なんだよなぁ。水質の良さを錯覚するほどに気持ちが良い。深さも絶妙。外気浴は小雨がぱらついていたのでミストシャワーのようだった。今日は外の休憩スペースでも満席で困るという状況がなくスムーズに休憩することができた。その後、前回失敗した20時半からのアウフグースにリベンジする。今回は問題なく参加することに成功。北欧では初めてのアウフグース。音楽をかけながらロウリュするんだな。隣のお兄さん音楽に合わせてノリノリだった。今日のアロマはシラカバとユーカリのミックスらしい。熱波師のお兄さんが送る熱波が心地よく、文字通りの大量発汗。息苦しさは皆無で、ただ気持ち良いだけ。サウナ、水風呂、休憩の中で一番サウナが苦手なんだけれども、北欧はサウナが同水準で気持ちが良い。その後、タイミングによってサ待ちが発生していたけれど、回転率が高いため少し待てば入れる状態が続く。今日も混雑する時間帯だったものの、利用する皆さんのマナーも相変わらず素晴らしく、気づけばぶっ通しで2時間半、ノンストレスでサウニングを楽しめた。22時過ぎに浴場を出る。
で、今日は初めてレストランを利用した。前回宿泊した時にドリンクの無料券をもらったからだ。夕飯は済ませていたためそのドリンク券だけを使う予定だったものの空腹に耐えかね、有名な北欧カレーを注文することにした。 所詮はサウナ施設のご飯ということで侮っていたけれど、めちゃめちゃ好きなカレーだった。甘辛ドロドロ系。とろける程に煮込まれた肉と野菜が大振りで入っている。これ単体の店でも食べに行ってしまう。700円という金額もありがたい。お腹いっぱいになったし今日はゆっくり眠れそうな予感。後は周りのイビキがないことを祈って。明日東海道新幹線の始発に乗る。
[ 埼玉県 ]
久々に飛んだ。
実は自宅から車で10分というご近所にあったサウナ。お初で訪問。最近アウフグースを受けてないなぁーとサウナイキタイで条件検索をしていたら見つけたこの施設。
22時からの回でアウフグースを開催しているということで在宅勤務後でも間に合うことを知った。
21時前にイン。駐車場はいっぱいだったけれども施設内はそれほど混んでいない。浴場に入場。浴場もあんまり混んでない。お風呂の構成は取り立てて特徴もなさそう。露天スペースに出たが温泉感もあまりない。やや水圧が心許ないシャワーで洗髪洗体してまずは露天風呂で下茹でする。うーん、ぬるい。内風呂も含めて全部入ったけれども、温泉を売りにしているのであればもう少し高温風呂も用意してほしいところだ。
サ室に入る。キャパは16人ぐらいだろうか。箱の大きさは川崎のゆいると同じぐらいだが、ゆいるよりもゆったりめで間隔を開けている。利用者の方は6割ぐらいで空いている。温度は106℃。苦手なカラカラ系だが、このぐらいの温度になると息苦しさよりも先に汗が吹き出る。夕食後の腹パン状態だったため体内の水分が出るわ出るわの大騒ぎ。凄まじい発汗だ。脈拍は130°cであったが8分で退出する。出てすぐ左側にある水風呂は16°c。サ室との落差は90°c。これはかなり効く。露天スペースのインフィニティチェアも取り合いになることもなくゆったり利用。その後2セットをこなして露天スペースの水ツボ風呂も体験。水温計がバグっていたが18°19°ぐらいだろうか。ガッシングシャワー仕様と思いきや、そこから太い管で水が投下される仕組み。まとまった水量ではないためややモヤモヤするが、これはこれで気持ち良し。
その後お待ちかねの22時からのアウフグースを迎える。5分前にスタンバイし無事に上段を確保できた。熱波師の方が来る段階で既に滝汗。体が仕上がってる状態でアロマロウリュを堪能する。今日はウィンタースパイスとのこと。あー非常に良い香り。我慢のロウリュではなく恍惚のロウリュ。10分のサウニングで体はフラフラ。そのままかけ湯で汗を流し露天スペースの水風呂に直行する。水風呂で体を冷却後、すぐそばの仰向けチェアーに横たわる。ガンギマッた。。。
台風が過ぎ一気に秋めいた今宵。湿気のない涼しい空気と自身の肉体が一体化する感覚。いよいよサウナ絶好調の季節がやってきたなと、グワングワン回る脳内の向こうでもう一人の自分が呟いたみたい。
その後、アウフグースの残り香を堪能して1セット追加して終了。あまり期待していなかったため、1時間くらいで終わらせる予定だったが気づけば2時間滞在していた。。。帰り際、回数券を購入した後にした。あ、写真撮り忘れた。
[ 埼玉県 ]
連休最終日をホームのKASHIBAでシメる。できるだけ混雑を避けて11時半過ぎにイン。 ところが駐車場はほぼ満車状態。台風の影響で皆近場のこういった温泉施設に来ているのかしら。サ室の中もこれまでに経験のない盛況ぶりであった。上2段が埋まっている状況に少し驚く。
サ室の温度は84°c。普通のサウナであれば「ぬるい」だけのセッティングなのだが、やはりKASHIBAはひと味違う。発汗のスピードが速い。苦しくないのに滝汗が続く。汗腺から汗がジュワジュワと音を立てて吹き出しているのが分かる。全ては湿度が為せるワザだ。サウナにおける湿度の偉大さをここに来るたびに思い知るのだ。
サ室内は相変わらず安定のセッティングなのだが、ここ最近ずっと続いている水風呂の水温は如何ともし難い。今日は17℃と18℃を行ったり来たり。オープン当初の15℃アンダーにはもう二度と戻らないのだろうか。露天スペースも混み合っているためインフィニティチェアも空く気配がない。今日も不完全燃焼で終わるのかと諦めかけていたが、12時過ぎぐらいから利用者の方が少なくなってきた。いつもの7分遅れでやってくるオートロウリュ時も閑散としていた。その後、露天のインフィニティチェアにも2、3回ありつくことができた。今日は台風の影響で風が強い。不謹慎ながらその状況下における休憩が非常に気持ち良かった。このぐらいの強めの風量、かつ暖かめの風が全身をホールドしてくれる。図らずして絶好のサウナ日和となり、いつもよりも長い2時間半でサウニングを楽しんだ。
[ 東京都 ]
お初で朝ウナ。しかし運悪く電車の大幅遅延。8時到着予定が8時40分になって大きな誤算。80分でいかに楽しみつくすか。。。
今流行の事前会員登録&完全キャッシュレス。PCや何やらでパンパンに膨らんだリュックをそのまま入れられるロッカースペースが有難い。ささっと裸になり、浴場に入場。予習していた通り、シャワー、サ室、外気浴スペースのシンプルな設計。シャワーで洗髪洗体してサ室に入る。スタジアム型。ほとんどの人が下段をスルーして上段に座る。35分からのアウフグース直後だったからか、湿度は十分。温度は98℃。入口前のスペースしか空いておらず着席。頻繁にドアが開閉されるので温度が不安定になる。新しい施設にはやはり風除室は必須で入れてほしいなー。
8分で退出。脈拍は上がり切らず130止まり。2セット目以降の展開に期待して1セットは水風呂まで。水風呂は1人用のバスタブが4つ。水温計がないので、それぞれの水温は不明。体感は17、18℃くらい。1人で占有できる一方、深度が浅い、水温が下がりにくいといったデメリットもあり。毛髪や体毛が結構浮いていたので濾過性能も低いのかもしれない。
その後、2セット目でサ室の奥側のスペースに着座。ここだとドアの開閉も気にならない。10分に一度のオートロウリュは熱波というよりも湿度を足しているといった感じ。迫力不足だが、これはこれで嬉しい。その後、水風呂に入り、初の休憩へ。インフィニティ―チェアがたくさん置かれている。都内でこのスケールは得難い。待ちもなく、そのまま休憩へ。なるほど、これは絶品。遮るものなく目前に広がる青空。屋上ならではのフレッシュな風が全身を包み込む。屋上での外気浴がこの施設の醍醐味なのだ。
9時を過ぎて利用者の方が結構入れ替わった。出社前で会社に向かう人と、仕事オフで午前サウナを楽しむ人が選手交代。その後、9時35分からのアウフグースを迎えたが、上段にも余裕で座れた。スタッフの方が浴びせるアロマ水が予想以上に多く、ここに来てバチバチに決まる予感。サーキュレータによって熱波が攪拌される。苦しさよりも気持ち良さが上回る。滝汗後、水風呂→休憩と進み、最高潮に達した。とはいえ、整いの昇天具合は予想に反してイマイチ。サウナと同じくらい水風呂も重要だなーと振り返った。給水についても冷水器は置いてほしいところ。一方、駅からのアクセスの良さ、休憩スペースの凄みは人気の施設であることを裏付けるには十分だった。
[ 東京都 ]
下町の銭湯サウナで整う土曜日の昼下がり。
上野のアメ横で買い物があったため近くのサウナを探した。近くではないけれど、久々の銭湯サウナということでこちらに初訪問。「湯どんぶり」、まずはそのネーミングセンスが惹かれた。
三ノ輪の駅から徒歩15分ほど。サウナ前のウォーミングアップとしてはちょうどよく、かなり汗だくになって到着。時間は14時半。
入浴料500円にサウナ料金500円足して1000円。都内のサウナ施設と考えればリーズナブル。
浴場に入る。清潔感があって気持ちが良い空間。汗だくになった体をしっかり洗髪洗体する。シャワーは固定式である。銭湯のこの不便さが逆に良かったりする。
薬湯風呂で下茹でしてサ室に入る。キャパは8人ぐらいだろうか。しっかり湿度を感じる。温度は96°c。混み具合は半分ぐらい。まだこの時間はサ待ちはなさそうである。しばらくして上段が空いたので移動。やはり温度がまるで違う。心拍数を見る。あれ?知らないうちに150を超えている。。。
計測ウォッチの不良かと思い念のためリセットして計ってみるけど、やっぱり余裕で150に到達する。もちろん体は滝汗状態。8分過ぎで出る。
水風呂は露天スペースにある。水温は18°cだけれどもバイブラのため体感はもっと低く感じる。草加健康センターの水風呂を思い出す。体がしっかり仕上がったところで休憩に入る。ととのいチェアは4台あってなかなかの争奪戦。1セット目で運良く座ることができた。血流がドクンドクンと音を鳴らして駆け回っている。ここは下町。そういえば吉原遊郭もこの近くだったのだろう。歴史に思いを巡らす。。。一発目でキマった。
2セット目以降もサウニング5分程度で脈拍が160を超える、確変状態が続く。15分に一回のオートロウリュによってもたらされる湿度が効いているのだ。全然苦しくなく短時間で、整いに向けた体に仕上げてくれる。私の理想系のサウナセッティングがここにあった。
気になったのが利用される方のマナー。体の大きいお兄さん2人が潜水NGと分かりやすくイラストで提示してあるのに、顔面をガッツリ潜らせて頭部にバシャバシャと水を何度も浴びせかけている。それもずっと。そういう人に限ってサウナ後、頭から汗を流してないんだよな。。。あまりにも目立つ行動だったので注意しようと思ったけれども、ここはホームではないので控えることにした。水風呂の水温も後半では20°に上がっていた。
16時を過ぎてサ待ちが出始めたあたりで退出する。自販機のドリンク価格が良心的など、サウナー(?)に対するホスピタリティも十分感じられた。アクセスは悪いけれども上野界隈に来たらまたここに来たい。ご馳走様でした。
[ 福島県 ]
10年以上ぶりに父方の実家に帰省する。日中、家族を車で色んな所に連れて行き、ヘトヘトになったが、19時以降で自分の時間ができた。で、こちらに初訪問する。
館内が広い。ロッカースペースも広い。浴場も広い。良く言えば広々。悪く言えばデッドスペースが非常に多い設計。多様な浴槽があるが浴槽と浴槽の間が、通常のスーパー銭湯の10倍ぐらいの幅がある。
洗髪洗体をしてまずは下茹でをする。温泉がありそうで温泉ではない温浴施設。いろんな石をろ過して、温泉ぽい効能を目指しているようだが、どれもイマイチ。まあサウナ目当てだからそれほど気にすることではないのだけれど。
サウナ室内は三段になっていて、キャパは24人というところ。土曜日の夜なのだが空いていた。室温は95°cぐらいだったろうか。18時のアウフグースから1時間以上経過しているため湿度はそれほど感じられず。テレビで放送していたダウンタウンのバラエティを見ながらサウニングする。
水風呂は16°c。シャッキリ系で、体感はもっと冷たく感じる。新橋のアスティルに近い水風呂。あまり長居はできない冷たさのため水風呂も混むことはなかった。
2セットほどこなし、お目当ての20時からのアウフグースを迎える。5分前でも余裕で座れた。
最上段に座るが、斜め前方にちびっこ3人組がまさかの参戦。小学校3、4年生ぐらいだろうか。熱波師のお兄さんが「小学生?大丈夫かな??」と聞くが、大丈夫な様子。これもサウナブームの一つなのだろうか。
ロウリュは3セット。ミントのアロマが清々しい。アウフグースはタオルではなく大団扇で仰ぐタイプ。気になるチビッコたちは2セット目で退出。1セットごとに「大丈夫?」と、声をかける熱波師のお兄さんが優しい。
最上段に座っても天井が高いため、余裕をもって熱気を迎えられる。3セットを難なくクリアして、水風呂、そして外気浴に向かう。
外は雨。インフィニティチェアで仰向けになって雨に打たれる。気持ちよし。
そこで、おそらく日本で一番水圧の高いシャワーに出会う。テレビに向かって右側のシャワーだ。整いスペースにシャワーが多いことがこの施設の特徴でもあるが、特にそのシャワーが凄まじい。飛距離にして7mくらいだろうか。上に向ければ結構な噴水である。シャワーヘッドの機能もあるだろうが、これを体に当てるのがまた気持ちが良い。
その後、合計3時間みっちりサウニングしてフィニッシュ。時間制限なしで入館料は約1500円。コスパは今一つ。広々空間はありがたいものの、これだけのスペースがあれば他にも色んなことができそうだ。
[ 埼玉県 ]
九州のサ旅を終え、しばらくぶりのホーム。
今日は早めに仕事を切り上げフレックスで早退。16時半過ぎにKASHIBAに到着。マスク越しでもわかる館内のいつもの匂い。この居心地の良い香りの正体はいったい何なんだろう。
ここ最近、土日に来ることが多かったので久々の平日だ。浴場内はそれほど混雑していない。外に目を移してもインフィニティチェアが空いてたりする。ラッキーだ。
今週の仕事の疲れを洗髪洗体で一緒に洗い流し、いざサ室へ。
九州で体験した超高温多湿で体が慣らされたせいか、なかなか脈拍が上がらない。。。一方で汗線がユルユルになっているせいか汗が噴き出すこと、滝の如し。今日は脈拍で見ることはやめにしよう。
8分ほどで退出。 お待ちかねの水風呂に入る。 あれ、ヌルい。。。 水温計を見ると17度。どうしたKASHIBA。これまで余裕で15度アンダーだったのに。。。これほど水温が上がるのは初めてだ。このぐらいの水温になってしまうと水風呂で滞留が置き、水風呂渋滞が発生してしまう。光熱費の値上がりが影響しているのかな。。。
しっかり体が仕上がっていない状態で露天の休憩スペースに向かう。 やった、インフィニティチェアが空いている。前回休日に来た時は一度もありつけなかったインフィニティチェアだ。着席し仰向けになって整えを目指す。
今日は昨日からの気温低下を引き継ぎ、涼しい風が吹き抜ける。あぁ気持ちよ。お父さんに連れられてきた、チビっこたちの可愛い声にも癒される。
水風呂の消化不良があったものの、全てのセットでインフィニティチェアにありつくことができ、3セット目でキマった。
今日の四季の湯はシークワーサーの湯だった。 シークワーサーなのに湯色がなぜかエメラルドグリーンで楽しかった。
今日は軽く4セットでフィニッシュ。
来週からまた暑くなるのかな。
[ 福岡県 ]
自分史上最高の灼熱高温多湿。
一泊二日の九州北部サ旅。サウナ5軒目、最終目的地であるイズバに訪問する。
サウナサンから車で、軽い観光を挟みながら3時間半のドライブ。福岡市内からだと車で1時間くらいだろうか。イズバがなければ一生来なかったであろう場所にある。
予約した13時ぴったりに到着。ロシア人のご家族が運営されているのだろうか。レストランで受付を済ませ、料金を前金で支払い、マダムと一緒にレストランの隠し扉みたいな場所からサウナ小屋に向かう。
サウナ小屋にはサウナ室が左右で二つあるようで自分は左側に入った。サウナ小屋の中にはクーラーがないのでかなりの暑さ。どうせサウナに入るため全く問題なし。マダムから丁寧に説明を受ける。気になったのは給水がないこと。急遽100円で500ミリリットルのミネラルウォーターを依頼したけれど、近くのコンビニで買っておけばと後悔。
初めての貸切サウナ。そして初めてのロシア式サウナ。テンションが上がって、サウナ室に入る前に小屋をぐるっと散策する。10分ほど時間をロスしてしまう。汗だくになったところで部屋に戻り服を脱ぎ、屋外のシャワーを浴びてサウナに入る。
サウナ室、これまで経験がないほどの灼熱(笑)。温度は115°c。タオルか何かを敷かないと座っていられない暑さ。熱源は薪ストーブである。そこに高く積まれサウナストーンに、いざローリュ。これは凄まじいぞ。。。想像を絶する体感。5分でギブアップ。
汗落としは屋外にあるガッシングシャワー。池袋のタイムズスパと同じ仕組みだが、感覚的にタイムズスパの水量の倍ぐらい。一回で全ての汗を落とすことができる。とても良いシステムだ。
水風呂に入る。聞いていた通り常温である。目の前には森が広がる。あー極楽。
水風呂を出て休憩する。緑を目前にして様々なセミの声が響き渡る。そして耳を澄ますと、その向こう側の波のさざ波が聞こえる。今自分は夏の真っ只中にいるのだ。
タイムリミットの1時間以内でその後3セットをキメてフィニッシュ。ギリギリまでサウニングをしたため、髪を乾かさず退室する。
表に出ると、マダムが隣の部屋用にストーブに薪をくべている。聞くところによると事前に言ってくれればサウナ室の温度を調整してもらえるとのこと。薪の火加減でそれを実現することって結構大変こと。やや高価格で設定されている料金についても納得ができた。
整いの度合いは、正直今ひとつ。やはり水風呂の水温だろうか。水風呂は蛇口から水を出すことも、かけ流すこともできないためヌルくなる一方である。水温を重視する人には夏はオススメできないと思った。逆に言うと水温が下がる冬場には最高の体験ができると思われた。
[ 長崎県 ]
らかんの湯を18時過ぎに出発。佐世保バーガーを3軒ハシゴして(Kayaダントツで旨し)、夜の8時にチェックイン。九州サウナ4軒目。今朝まで北欧にいたと思うと長い道のりだった。
こちらも憧れの施設。外の湿気でだいぶ汗だくになってしまったので、すぐに浴場に直行する。
日曜日の夜とあってか、かなり空いている。1日の疲れを落とすようにしっかり洗髪洗体をして湯船に入る。 内観は古く、とりたてて特徴があるような浴室ではないのだが、掃除が行き届いていて清潔感あり、すごく居心地がよい。
サ室に入る。湿度の低いドライサウナである。サウナマットがふかふかしていて、ここもまた非常に居心地がよい。しばらくして夜9時からのアウフグースに参加。参加者は自分も含めて5名のみという都内では考えられないソーシャルディスタンスな快適空間。熱波するお兄さんが一生懸命で好印象。大きめのラドルに3杯。アロマは自分が大好きなヒノキ。香りを楽しみながら汗だくになる。 そしてそこからさらに3杯追加してアウフグース。コロナの再拡大を受け、お替りはナシとのこと。それでも十分だった。最高の1日のシメ。内気浴オンリーだが、スチームサウナ横の特等席に座ることができてガッツリ整った。
12時に寝る。宿泊者の人達も少なかったせいか、カプセルで苦手なイビキ音に悩まされることなく熟睡。
朝の7時起床、近くの定食屋に朝食と港を軽く散歩し、再び戻り90分4セットほど朝ウナを楽しむ。スチームサウナが上野のプレジデント仕様に変わっており、嬉しいサプライズでサウニングを楽しむ。朝の段階でセルフ霧噴射に気づく。もっと早くに気づいておけばよかった。気持ち良いー。
9時半にチェックアウト。多くのファンを持つサウナ施設であることに納得。また来訪できることを楽しみにして、最後の目的地に向かう。
[ 佐賀県 ]
天拝の郷での感動と眠気を引きずりながら、高速を走らせ、御船山観光ホテルホテルに16時過ぎに到着(途中、国産ライチ狩りに寄る)。
館内に入るとよく見た光景が広がる。受付の人、暗がりの中、懐中電灯を使って業務にあたっている。
「暗くて大変ですね」と軽く声をかけ、館内の説明を受け、らかんの湯に向かう。さてサウナシュラン1位の実力はいかに。。。
機能性よりもデザインを重視した造り。どこに何があるのかがよく分からないが、不便さより好奇心が勝る。これも狙った設計だろうか。
露天スペースは楽園の様相。デザインの美しさと自然の美しさが融合している。日曜日の夕方の時間帯とあって、そこそこの人の数だが混雑というほどではない。ピンクのゴムバンドをしている日帰り入浴の人達は3割ぐらい。
人の動線を見て屋外のサ室らしき建物に入る。薪ストーブのサ室だ。池袋のかるまるでも薪ストーブはあるけれども入ったことがなくて、人生初の薪ストーブ。運が良く最前席に座ることができた。なるほど熱質がまるで違う。本当にやわらかで包み込まれるような感覚。それでいてしっかり暑い。ロウリュ用の水桶があるが、サウナストーンまで距離が離れている。向かいのお兄さんがこれ、投げるんでいいんですよね?と、声をかけてきたので、やっちゃいましょうと促す。うまく水蒸気を発生させることが難しくロウリュらしいロウリュを感じることはなかったが、薪ストーブの熱だけでも十分な発汗。その後、冷却温泉の水風呂に入り休憩。潜水する人多し。
鳥や虫たちの山の声が体を包み込む。その後、大の字で寝そべると周りが緑に囲まれ、真ん中にぽかんと空が開いてる状態がドーナツのように思えてきた。整った。
屋内の休憩スペースに入る。水風船羊羹がめちゃくちゃ美味しい。サ活はきっと塩分だけではなく糖分も不足させるのだろう。
その後、ドライサウナで名物のほうじ茶ロウリュを堪能する。あぁ良い香り。サ室内は漆黒の闇に近く、誰が入ってるのか視認できないので、なかなか人が入りづらく、ずっと空いている状態だった。
贅を尽くしたサウナ施設という感じだったが、乾いたタオルを浴場に近い場所で使い放題にして欲しいなど、もう少し機能性が欲しいと思う場面もあった。退館前のドリンクサービスも超微量のお茶だけで、これで終わりかと少しガッカリ。
あと仕方ないのだが日帰り入浴客は遠方の駐車場に追いやられ、その行き帰りだけで汗だくになる。なかなか嫌だった。ここの真価は宿泊しないと測れないのだろう。
[ 福岡県 ]
福岡駅から車で30分ほどで天拝の郷に到着。日曜日の昼過ぎ。結論から言うと今回の九州北部の中でベストサウナはここだった。いろんな点で白銀荘に近い印象。
小高い山の上に立地。入館してみると温浴施設というより、地元の人達が集う公民館もしくは宴会場の趣が強い。とても活気がある。奥に進んで浴場に入る。木造の高い天井、その開放感にサウナへの期待値も上がる。体を流し、まずはサウナ天満宮なるサ室に入場する。暗闇の中、奥に鎮座するikiストーブに神々しく光が当てられている。BGMは雅楽だ。そうここは太宰府天満宮のお膝元だ。神聖なるムード、おそらく日本で一番神様に近いサウナ。
そして着席してすぐに期待が確信に変わる。素晴らしい湿度と温度。吹き出す汗。南流山のドラゴンロウリュ直後のサ室に近い。やばい、相手にとって不足なし。ここは本気を出さねばなるまい、とニヤついてしまう。よく見ると巨大なサウナストーブが一段下に据えられている。これはサウナに詳しい人が設計しているに違いない。頃合いを見て周りの人に声をかけロウリュを試してみる。やっぱ絶品だ。
水風呂は浅めの設計。地下水を利用しているだけあってまろやかな質感。つい長居をしてしまって水風呂を出るころにはバッチバチのあまみが出ている。屋外の露天スペースに移る。筑紫野の平野と山々を一望できる圧巻の眺望。。。。感動。インフィニティチェアも複数用意され、それとは別に眺望専用の整いスペースが用意されている。素晴らしい気配り。
温泉の機能もしっかりしているのも嬉しい。この時期の露天風呂は冷やし温泉の仕様になっていて暑いこの時期には爽快。
その後、ドライサウナも入ってみる。テレビありが嬉しく、ここはサウナストーンが祀られている(笑)。コンセプトのセンスと、見事なサウナ性能。そして時間制限なしで1000円でお釣りがくるコスパ。2時間みっちり楽しむ。
これはリピート必至案件だ。この施設を利用するだけでも九州に来た甲斐があった。
[ 福岡県 ]
上野の北欧を4時に出発。6時20分発の羽田発福岡行きの飛行機に乗り、9時前にウェルビー福岡に到着。それにしても福岡空港、嘘みたいに市街地から近い。
受付を済ませ浴場に入る。 日曜日の午前中、思ったより混んでいない。洗髪洗体を済ませ、どこに何があるのかよくわからないまま奥のサ室に入る。セルフロウリュができるサ室だった。5月に訪問した栄と名駅のセルフロウリュを思い出し、よだれが出る。柄杓のサイズが小さいため、名古屋での熱波ほど威力はないけれども十分に気持ちがよい。同じ室内に水風呂があるではないか。とてもユニークな造り。水温は17°程度。サウナの中の水風呂でこの水温を保つにはかなりのチラーが必要で、電気代も相当なものだろう。体は冷たくて頭は暑いという不思議な感覚。面白い体感であったが、その導線ゆえ、汗を流さず水風呂に直行する人が多い。これってアリなのか。。。
水風呂はサ室を出た左側にもありシングルの強冷水。ウェルビー栄同様、温冷交代浴が楽しめる。
続いて高温サウナに入る。かなりの高頻度でオートロウリュが発動。素晴らしい温度と湿度のバランス。 よく見ると入口の下が少し開いている。なるほどこれで息苦しくないのか。
休憩スペースは、名古屋のウエルビーと比較するとやや物足りなし。寝そべりチェアーは2脚のみ。そのうち一つはビニールタイプで水はけが悪くびしょびしょ。後半、床の間タイプの一人用サウナを見つける。が、室温、サウナストーンともに非常にヌルくて困惑。一通りこの施設を回ったと思うが、少し期待が大き過ぎたようだ。ユニークな点は認めるけれども、栄や名駅で感じた感動には及ばなかった。
予定の90分ちょっと前に退館。レンタカーを借りて次のサウナに向かう。
[ 東京都 ]
明日から一泊二日で九州北部の5サウナを巡る。早朝の羽田便に間に合わせるために都内の前乗り宿泊として北欧を選んだ。羽田まで40分ほどで行けるのでこのコースはなかなか使える。
土曜の20時にチェックイン。久々の北欧だ。現在ネトフリでもサ道が配信復活となり、全国からサウナーが集う聖地として知られて久しい。
よって混雑を覚悟していたものの、思いの外だった。サ待ちはアウフグースのときだけで、平時でサ室に入れないということはなかった。とはいえサ室は常に満員状態。人の出入りが多く外気の温度の影響を受けやすい設計のため1段目ではぬるく、自分を含め皆さん一様に最上段を目指す状況が続く。温度は未チェック。体感100℃未満。 ただし湿度が高いため、辛さを感じることなくスムーズに脈拍150に到達する。改めて湿度は尊いと思う。アウフグースの参加はタイミングのコツがあり、自分は定員オーバーで参加できなかった。しかし、ここはその直後からセルフで楽しめる。残念がることはない。ロウリュいかせていただきます、の声がけで熱い蒸気を楽しむ。水風呂の設定は15°c。普通の水道水と思われるけれど、ここの水風呂なんか気持ちが良い。
北欧の真骨頂は外気浴である。ベイシアの赤いネオンを目前に人工の建造物によってもたらされるビル風という恩恵に預かる。ここのビル風は渦巻き状。微風に体が包まれるマジカルな感じ。21時以降は寝そべりチェアにありつけた。南アルプスの天然水を2 L 飲み干し2時間スローペースで7セット決めてフィニッシュ。初めての北欧上野カプセル利用。清潔で快適。但しライトが壊れてて付かなかった。
ネルノダを試すも全然寝付けず。サウナで寝不足が解消されたか。(んなわけない)
4時半チェックアウト。外は不快な蒸し暑さ。朝の上野駅はオール上がりの人たちで賑わっていた。九州に向かう。
[ 埼玉県 ]
KASHIBAでシメる連休最終日。
テレビで紹介されてから混雑を避け、3週間ほどご無沙汰していたホーム。
久々の晴天、サウナ日和。プライムデーで購入した2リットルの水筒と、白山湯で購入したロゴ入りタオルを下ろすことにした。白山湯のタオル、やや厚手で汗が拭き取りやすく性能高し。
比較的空いているであろう時間帯、昼前後に向かう。11時半にイン。予想は的中、サ室内は1/3程度の密度。最上段は全て開いている状況だった。11時半のオートロウリュ直後だったこともあり素晴らしい湿度。これよこれ、とニヤつきながら着席。目前のテレビでは世界陸上がやっている。織田裕二、久々に見るな。相変わらずクセが強いコメント。中継は砲丸投げ。サウナに入ってなければ見ることはなかっただろう。3分足らずで滝汗。今日もなかなか調子がよい。
暑い日のあるある。サウナに入っていない人たちも水風呂に入りがち(笑)。なかなかの混みようである。水温を見る。初めての15℃オーバー、16°c。いつも余裕で15℃アンダーなのだけれども、今日は利用する人が多くて水温が下がりきらないのだろうか。
外気浴に向かう。結構な人の数だ。当然のごとくインフィニティチェアは埋まっている。こういう混雑時に本気寝する人たちは立派なマナー違反だ。10分が経ったらブザーが鳴るとかシステムを導入して欲しい。
その後、2時間をかけて10セットほど続けるが、インフィニティチェアはもちろんのこと、普通のイスですら今日は全く座ることができない。残念。
休日ということもありお父さんに連れられたチビッコたちが多く見られた。いつもならあまり見ない光景だが、サ室内にも幼稚園児ぐらいのちびっこがお父さんと一緒にサウニングをしていた。我慢ができずお父さんよりも先に出るのだけれども、ちゃんと水風呂に入る前に掛水をしていて偉いなぁと思った。
1時を過ぎていよいよ人が混んできたので予定よりも早く切り上げることにした。十分に休憩ができなかったという悔いが残るが、まあこういう日もあるか。
[ 東京都 ]
30分で2セット勝負、、、失敗(笑)。
図らずして一週間ぶりの再訪。先週サウナハットを忘れて取りに来たためだ。スタッフの方、保管いただきありがとうございました。
土曜日の13時5分にイン。前回日曜日の午前中に来たのだが、人の数は前回の2倍くらいだろうか。サ室の中はほぼ上段が埋まっている状態。人の出入りが多いせいか前回来たよりも少し室温が下がっている気がする。一方でセルフロウリュの間隔を測るものがないので、入ってきた人が次々とロウリュする状態。良いのか悪いのか前回よりも高頻度で熱波を受けることができた。
人が多かった分、いろんな人のサウニングが目につく。コワモテのお兄さん(おじさん)二人組、ざぶんざぶんと水風呂で大の字になって潜水する。ここの施設って潜水ありだったっけ。。。横目で見ながらサウニングを続ける。
初回の休憩を飛ばして、2セットを30分以内で収める目標だったが、気づけば時計は25分を回っており、着替えや髪を乾かす時間を考えると30分以内に間に合わせることは不可能と判断した。
結論、30分では1セットが限界。
最後にもう一度、水風呂に浸り、暑い日差しの帰路でもう一度整うことにした。
[ 東京都 ]
予定外の初訪問。鶯谷のサウナセンターに行く予定だったか受付時に10時から清掃に入り浴室に入れないことを知り(恥)、時間の都合上諦めることにした。近くの上野近辺でサウナを探すもリピートしたいサウナがなく、20分圏内で行けるサウナを探して田町まで来ることにした。
日曜日のAM10時にイン。事前情報にあったように会員登録を済ませていたためスムーズに受付を終えた。昔ながらの銭湯をリノベーションした施設。施設のサイズは小さかったけれども、デザインと機能性を兼ねた見事な設計だ。来訪客の回転が早いせいか浴場もそんなに混んでいない。洗髪洗体をしてサ室に入る。先客の方は2名。15人以上は余裕で入れるサイズ感。温度は104°を指している。10分に一度のペースでお願いします(張り紙)というセルフロウリュ。時間を計る砂時計があった方がいいよなと思いつつ、適当な時間を見計らって頻繁に皆さんが声を掛け合ってセルフロウリュをする。アロマ水の匂いからRENTOの白樺を使っているようだ。ずっと湿度が高いので4分程で滝汗となる。サ室での時間はささっと済ませたい自分にとってはうってつけのセッティング。あまり長居もできないので、脈拍はいつもの150ではなく140で設定。 6分過ぎでサ室を出る。12°と20°ぐらいの水風呂が二つ。20°cぐらいの水風呂ではみんな結構潜水してるな。。。自分は12°の水風呂から20°の水風呂に入る交代浴。あまみの出方が尋常じゃない(笑)。2階の休憩スペースでは絵巻物のようなプロジェクションマッピングが目を楽しませる。施設のデザインとマッチしていてナイス。旧施設の名残と思われる四角が続く天井模様が整いへと誘う。休憩スペースも混んでいる様子はなく、ノンストレスでサウナルーティンを続けることができた。給水器は湯らっくすと同じホシザキ製、もう少し勢いよく出てくれたら嬉しいな。
ネックはやはり料金体系だろうか。10分間隔のタイムチャージ制というシステム。 キリの良い所で1時間で1000円ぐらいかなと勝手に思っていたけれども、実は1時間で1500円になる。そのことに途中で気づき55分ぐらいに切り上げることにした。 内容は4セット。ショートステイで軽くサウニングしたいという人にはアリだろう。