2019.10.25 登録
[ 埼玉県 ]
午後10時過ぎにイン。閉店2時間前とあまり時間はないですが、平日660円と破格の値段。すばらしいです。
おおみやの方に続きこのチェーンに訪れるのは2店目。おおみやの店でも思いましたが、雰囲気というものをとても大事にしている施設だと思います。
ロビーは昭和中期の町並みをイメージしたセットのような作り。「おもいで横丁」とはよくいったものです。実際、その頃にはまだ生まれていないのですが、そこはかとなくノスタルジーを感じるのはなぜなのでしょう。
そして、2階に昇り、廊下を抜けて風呂場へ。
なんとも独特でユニークなレイアウトです。
まず浴場に入ったら洗い場だけの部屋になっているのがまず驚きです、そして、洗い場のドアを開け、浴場に。浴槽の敷地面積が大部分を占めており、通路は狭いです。
そして、露天も浴槽の敷地面積が大部分を占めています。なかなか珍しい作り。何よりは極めつけは離れの家屋に薬湯があること。たしかおおみやの方の店も似たような離れがありました。露天に塩サウナではない離れの湯船があるのは実に珍しいです。
露天と室内の大浴槽は繋がっており、室内も窓が大きく開かれている為、コンパクトながらも開放感があります。
ただ、人が多い祝日などはちょっと芋洗い状態になるのが想像が尽きますね。
サウナもまた二重扉となっており、こんなにも間取りが区切られている施設ははじめてかもしれません。
サウナは控えめな感じ。水風呂も控えめかな。ただサウナは広い方です。ただ水風呂の導線はサウナのそばとすぐと導線がよく、かけみずもあるとよく考えられた作りです。
首を預ける椅子はないのですが、露天には寝湯と寝転びどころがそれぞれあり、ととのうにはいい感じの環境が整っています。
本当に風情を大切にしている施設だと思います。畳の休憩処とは別に、リラクニングチェアー完備の休憩処もあり、設備も充実しております。
露天の篝火なんかもとてもいいと思います。
施設の充実度でいえば、おおみやよりもこちらの施設の方が僅かに軍配が上がる感じかな。
でも、おおみやの方にも是非行ってみてください。壁に掲げらている標語は全サウナーが一度は見ておくべき代物です。
[ 東京都 ]
シンプルイズシンプルといった銭湯です。
作りは銭湯のデフォルトそのもの。湯船の数もアチアチな白湯とバイブラつきの2槽だけ。水風呂も狭めの昔ながらの銭湯の設備です。
浴場内にはアメニティはなく(言えばもらえるみたい)、銭湯サウナの最低限な設備をそろえていますという施設です。
サウナ室はボナサウナ。壁の木材がキレイでリニューアルしたばかりなのでしょうか。サウナ室は清潔に保たれていて気持ちがいい感じです。
サウナ室内もシンプルで控えなBGM。時計は砂時計が一つ。他には温度計しかかけられていません。ボナサウナなので、余計にシンプルに映るのでしょう。断捨離的な美しさも感じます。
はっきりいって、流行りの施設にあるようなアドバンス的要素はありません。
しかし、その一方でとても落ち着いており、中野の街ナカ、土曜の夜だというのに人数も少なく、お身体にお絵かきをしている人も見かけませんでした。
そんな都会の住宅街にひっそりと佇む銭湯です。
今回は3セット。各セクション短めにすませました。
帰りに一蘭に行ったのですが、一蘭ってこんな味だったかな? ずっと行きたかったのですが、理想が美化されてすぎていて、その落差にがっかりしました。
ありのままを楽しめるように心がけたいものです。
[ 埼玉県 ]
これぞ、the郊外スパ銭というべきの国道バイパス沿いにあるスパ銭です。平成のスタンダートというべきサウナです。
川越には他にもスパ銭があり、そちらの方が人気が高いようですが、ここもなかなかのポテンシャルを秘めているいぶし銀みたいな施設です。
平屋建ての平素な作りです。コンパクトに必要最小限なものがありますといったレイアウト。有料の岩盤浴エリアなどはロビーから地続きで、囲いがあって隔てられているだけで、間に壁などもありません。入り口、ロビー(椅子が並んでいる)食堂とドン、ドン、ドンといったように同一空間上に収められていて、空間を無駄なく使おうとしている感じがとれます。
今日は夜飯を先に食べてきたので、ロビーの椅子で小一時間ほど休憩。300円払って岩盤浴エリアのリラクニングチェアで休めばよかったとも思いました。ロビーの椅子はふかふかしていますが、首を預けるまでに背もたれが長くないんですよね。遠征の帰りだったら、絶対に岩盤浴込で入ったほうがいいです。
ロビーとは対照的に浴室、特に露天は広々! 今回はサラサラの湯でした。露天はちょっと独特なレイアウト。空堀の石の小川がある一方、つぼ湯、寝湯などは水路の通路でつながっており、その先(というより手前だが)には洞窟風呂という名の座り湯があります。洞窟、洞窟しているわけではないですが、半露天で足元には湯が満ちているという独特な空間があります。テレビの配置もちょっとユーモラスです。
サウナ室は二重扉のタワー型中規模サウナ。しっかり湿度もあります。頻繁にマット交換をしているようです。ご時世柄というのもあるのでしょうね。
ということで前半2セット最上段。水風呂短め。深めなのが嬉しい。外気浴にも首を預ける椅子があって嬉しいです。整いの波が来る。2セット目はもっと長く水風呂に入って、寝湯。もっと浅い寝湯が嬉しかったのですが、寝湯もまた乙なものです。そして、露天の熱湯に入る。水風呂後の熱湯は染み入ります。
そして、水風呂入って、塩サウナ、心地よくてうとうと、と。そして、水風呂後の洞窟風呂で瞑想。洞窟と名乗るならもう少し照明を落としてもよいのではと思ったり、思わなかったり。
そして、最後にまたメインサウナの最上段に陣取り、水風呂短めで帰路につきました。
なんともちょうどいい施設です。遊び心もあり、庶民的な敷居の低さ。今度はざぶーんの湯の時に来てみたいですね。
[ 東京都 ]
高円寺の片隅、住宅街の中にある銭湯。昭和、マジックと一見、奇妙ながらもどことなく共通感があるような2つの単語。そんな銭湯に仕事終わりに行ってまいりました。
名は体を表すかのごとく、令和の時代に昭和の残香をほのかに感じる施設です。銭湯ではあまり置いていない漫画の数々、庶民的なロビー等、建物も年季が入っており、古いという印象はありませんが、昭和といえば昭和だなといった感じでしょうか。
浴場のレイアウトはtheスタンダートな銭湯。梁などがピンクに塗られているのが珍しいですね。他の施設では青というか、水色、空色に塗られているところが多いように思います。
サウナ室は4人しか座れないコンパクトなタイプ。狭いです。入って感じるのは青臭い木の匂いと、すえた汗の匂い。ひさしぶりに嗅ぎましたこの銭湯でたまにあるこのすえた感じ。嫌いな人は嫌いだと思います。自分も強いすえた匂いは苦手です。
しかし、ここのすえた匂いはとても絶妙な塩梅でギリギリ不快にならないバランスを保っています。いい塩梅のすえた匂いはノスタルジーを感じさせるんですよね。それもふくめて昭和ということなのでしょうか。
3セットして、井戸水水風呂でゆらゆらと。ととのいの波こそ来ませんでしたが、あまみも出て、保温がしっかりできたサウナ活動だったと思います。
[ 埼玉県 ]
近いくせにお久となってしまいました。今流行の若者×銭湯の代表的な施設なのかな。
前に来た時と比べて、脱衣所にインフィニティがあったり、外気浴ができるようになったりしていましたね。それにサウナ代が別途かかるようになっていたりの実質値上げになっていたり。
今回はほうじ茶のアロマサウナ。とても乾いたセッティングでした。こう乾いたセッティングのサウナが続くとウエットなサウナが恋しくなる今日この頃です。
最近、ほうじ茶のアロマをやるところが増えたような気がします。武雄の施設の影響なのでしょうか?
外気浴はいいですね。今回は水風呂短め短めを心がけて外気浴で一休み。脱衣所を通って行かないといけないという導線の悪さは銭湯の作り上しょうがないというもの。
といった感じですね。今日、クーポン券を忘れていったのですが、受付では何も言われず、クーポンはなくなったのでしょうか??
手軽にさっぱりするには良い施設です。
[ 埼玉県 ]
本当にここは深夜2時まで空いていて帰り際によるのにちょうどいい。
施設の内容も平均以上で、ホームとするのはちょどいい施設です。
唐辛子と生姜の黒酢が置いてあったので、入る前に飲む。フルーツ黒酢が好きでスパ銭などで見つけたときはだいたいついつい飲んでしまいます。
今日のサウナはかなり乾いた印象。深夜なのに人もまた多い。深夜帯になると年齢層が若くなるような傾向がありますよね。
そして、掛水がとても冷たい。一方、水風呂の方はそこまでも。今の季節、水道水の方が冷たかったりしますよね。
ということで3セットして、帰路につきました。
ここ数年は新しいところを発掘に精を出しているので、あまり寄りませんが、本当に深夜2時まで空いていて、平均以上の施設で、値段も手頃なので、万人におすすめできる施設の一つです。
[ 東京都 ]
住宅街にひっそりと佇む銭湯。
昔ながらの銭湯に令和のテイストが足されたような施設です。
最初の見どころはロビーに併殺された喫茶店でしょうね。モダン風な純喫茶という出で立ちで、クラウドファンティングで改装されたみたいですね。とてもいい試みだと思います。
浴場自体はスタンダートな銭湯の作りです。しかし、その中にもサウナ室にヴィヒタを吊るしたり、浴室の壁に手作りの新聞などを掲載していたりと工夫が見られます。
脱衣所の2階に休憩室があったりしますが、椅子がおいてあるだけの休憩室で横になれるかなと期待していくと肩透かします。
サウナはあつあつ。水風呂はぬるめですが、心地よい感じ。サウナ室はヴィヒタが吊るされておりヴィヒタの香りで満ちています。
普通のサウナという範疇は超えませんが、令和のこの時代を試行錯誤しながら、地元に愛されるいいサウナにしている施設だと思います。
ということで3セット、整いの波は強く来なかったですけど、あまみはしっかりでました。
いつのまにか連日サウナで行くことになったのですが、このまま一週間毎日サウナにはじめて挑戦しようかなと思っております。
[ 埼玉県 ]
安すぎる郊外サウナ。
コスパ面で考えると、軍を抜いていいです。追加料金なしで600円ですよ。浴室内の充実さを考えると破格な値段です!
施設は昔ながらの郊外のスーパー銭湯。
古い作りですが、掃除も行き届いており、汚いとは感じません。
浴槽外もコンパクトな感じで食事処と喫煙所くらい。リラクニングルームや寝処はないみたい。
浴室の数も多く、炭酸泉、ジャグジー湯、薬湯(ぶどう酒湯)、温泉(別府の白濁温泉でした)と揃っており、塩サウナ室も完備。そして、水風呂、サウナ共に広々としています。かけ湯とともにかけ水もあるのが嬉しいですね。
サウナ室はサウナストーブ2台設置された大型サウナ。壁に沿ってコの字型に座る段が2段配置され、中央にお立ち台みたいに座るところがあるタイプ。
頻繁にセルフロウリュはされますが、だいぶ乾いています。あつあつなサウナでちょっときついかなという感じ。
塩サウナ室は今回は入りませんでしたが、広々としていてアロマもあるみたい。
遊び心がある施設だと思います。何か特別なオブジェとかあるわけじゃないんです。でも、ととのい椅子に降るミストシャワーや瞑想湯と名付けられたつぼ湯や変わっていく全国温泉巡り湯とか、細かいところに遊び心があって、利用者の視点に立った取り組みだと思います。広々とした水風呂もまさにそうですね。
首を預ける椅子も露天に結構あり、空も開放的で広いです。
ということで、23時過ぎに入り、3セット。あまみがしっかりでて、2セット目の水風呂短め露天休憩ではととのいの波も来てくれました。
今度は塩サウナにもちゃんと入りたいですね。
[ 東京都 ]
乗り換えの途中で初訪問。駅前サウナのお手本のような施設です。
三田線はそれなりに乗るのですが、乗り換え目的で巣鴨に降りたのははじめてです。
90分コースでイン。会員は期間も料金もかからないので、なる方が断然にお得です。
前述したように駅前サウナのお手本のような施設です。コンパクトにキレイにまとめあげられています。
特筆するところは特にはないのですが、機能美にそのスペックを振っており、実にレベルが高いお手本のような駅前サウナです。値段も手頃な方で。サウナ施設としてはこの施設を標準にするべきだと思いました。
今回はクイックサウナというものに挑戦。先に休憩処で漫画を読んでしまったので、時間がなかったとも。
最初は定刻のロウリュの時間に。やはりしょっぱなロウリュはきく、そして水風呂。短めに。という感じで3セット。
そこまできつくない心地よいサウナ室。汗が全身で出始めた感じで水風呂短めに。首を預ける椅子はありませんでしたが、ととのうというよりはいい感じにさっぱりできました。
今度は深夜の時間帯にゆっくり来たいですね。
いつもサウナ施設では90分以上で入るようにしているのですが、60分のコースも挑戦してもいいのかも。
[ 神奈川県 ]
川崎の街ナカにある隠れ家的施設。
照明のついた大々的な看板はなく、町の中にひっそりと佇む当施設。地図のナビでここに着いた当初は本当にここか? 営業しているのかと思ったほどです。
都会の森に本当にひっそりと佇んでいます。とても川崎の街ナカにあるとは信じられず、山奥の秘境宿に来たかと思わせるとてもコンセプトがはっきりしている施設です。
と言いましたが、縄文っぽさはそんなにないです。確かに洗い場の床が縄文模様になっていたり勾玉型の水風呂があったり、脱衣所の前に縄文土器が置いてあたりしましたが、縄文要素はそのくらいです。
しかし、間違いなくユニークな施設であり、風情がとてもあります。控えめの落ち着いた照明。古民家風の建物。火鉢や、湯けむりが漂う浴場、サウナ室前のろうそく。とても大きな桶風呂。御柱がそびえ立つ内風呂等。風情さにおいては平地の施設で追随するところはないのではないでしょうか?
その風情さは「不親切さ」に寄るところも大きいのではないでしょうか。
今どきのスパ銭のホスピタリティと逆行するところがあります。
洗い場は寒いし、露天風呂は不意な段差があり危ない。休憩所やお風呂には渡り廊下を介さないといけないし、食事処には土足にならないと行けません(本館に簡易食事処はあり)。そして、何よりも浴場に背もたれのある椅子がないことです。用意されているのは野趣あふれて丸太を加工した椅子。休憩処も畳で、マットやリラクニングチェアーが並んではなく、ハンモックが一つあるだけです。
だからこそのユニークな風情があると思います。今どきのホスピタリティ溢れる施設とは違います。自然が先にあるように設計されているのです。雅詩の湯を始めとした郊外のスパ銭も風情溢れるところが多いのですが、ここと比べるとそれらは人工的な情緒や作り物感を覚えてしまいます。今、ぱっと思い出せるのは深大寺の湯守の里がこの施設に似ていますね。
サウナ室はテレビも音楽もない心地の良いサウナ室。浴場よりも煌々と光る照明がむしろ山小屋感が醸し出しています。温度はそこまで高くなく、下段だと無限に座っていられそう。ということで今回は4セット。1セット目12分、2セット目7分(タオル交換で強制退室)そのまま水風呂に入らず3セット目10分。水風呂で結構冷やした後は外気浴後に湯に入る。湯が染み渡ります。そして、水風呂でさっと冷やして4セット目。4セット目は下段12分。上段6分でした。気持ちのいいサウナでした。
ということでとても風情がある施設です。休憩処も無国籍感、意識高い感、雑多感をシックにまとめ上げていてセンスがあります。今度は明るいときに来てみたいですね。
[ 東京都 ]
十条。東京北区、赤羽のお膝元。ここもまた下町といえば下町なのでしょうか。確かにここらへんの土地の高さは低かったと思いますが、厳密には下町の定義には含まれないみたいですね。
でも、下町風情もありつつ、区画整理も行われているなんだか古きも新しきも交じる雑多な街だと思います。
近いようであまり来ていない十条の街。そんなところにあるこの施設もまた雑多な施設でした。
昭和期に建てられたと思わしきビル型銭湯。和洋入り混じったレイアウト。別に汚いわけでもなく、散らかっているわけでもない。雰囲気も悪いわけではない。とにかく雑多なんですよ。ものが多いのかなぁ。とにかくいろいろ詰め込んだっていう感じに施設。テーマというか統一感がないんですよね。浴室はどちらかというと洋で、外気浴露天風呂スペースはどちらかというと和のテイスト。
雑多なんです。受付の店員さんが若かったのもなんだかしっくりこない妙な感じがしました。正直、オシャレな施設ではありません。今風でもありません。若い店員さんがここにはふさわしくないようなアンバランスさを感じてしまったのです。
そして、サウナ室はリニューアルしたばかりなのかとても新しい。こんなに新しくキレイなサウナ室だということは想像しておりませんでした。
サウナ室のスペック自体はそこまで熱くない湿度高めのサウナですが、自分が入ったときの1セット目に氷のアウフグース! あちあち。不意の衝撃に体の準備ができておらず、へろへろで8分でギブ。
水風呂はバイブラ付きの広め。水温17℃くらいと、バイブラのおかげで冷たいけどいつまでも入っていられそうな絶妙な水温。長めに音が変わるくらいで外気浴。
2セット目は12分。ほぼ寝てないのでうとうとと。ロウリュの時間が過ぎると体感温度はだいぶ下がったみたい。
そして、3セットはおそらくロウリュ直後に入ったらしく。10分いかずヘロヘロに。そして、水風呂短めでしめました。
今日はととのいの波は来ませんでした。なんとも評価が難しい施設です。サウナ室とか、ロウリュとか、水風呂とか評価できる点は多いです。銭湯にしては椅子は多めだしね。でも、それでも通常の銭湯のスペックに収まっているといえば、収まっていますし。不潔ではないですが、雑多という印象は否めません。
個人的に今日の体調鑑みても相性が悪かったのかもしれません。雑多は嫌いではないのですが、なんだかしっくり来ませんでした。
[ 東京都 ]
多摩川右岸の高台にあるスパ銭。普通の規模のスパ銭かと思いつつ、2階に上がるとその面積に広さに驚かされます。
ここまで長廊下をぐるっと歩かさせるのは新習志野の湯ねーる以来。岩盤浴は最奥にあり、軽喫茶みたいな売店がレストランとは離れた岩盤浴入り口にあるのが印象的でした。休憩室も無料エリアに充実しており、岩盤浴前と2階エレベーターあたりに2箇所。2箇所あるのが珍しいなと思ったり。
浴場の導線はちょっと変わった印象。いや、そんなに珍しくはない配置なのですが、なぜか変わった浴槽類の配置だなと思ったり。
水風呂とかが浴場の壁際になかったからかな。
露天の広さは思った以上に狭い。露天風呂の一つにはメロゴールドというグレープフルーツの品種がまるごとたくさん浮いていたり豪快な使い方だなと感心しました。
一方、椅子の形は少なく。首を預けることのできるタイプの椅子はなし。ですが、寝湯はあり、水量も少ないのがいい感じですね。
サウナ室は低いタワー型という感じ。正確に言うと最上段が入り口の一段上にしかなく、掘ってあるタイプのサウナ室。天井は高い。
スペックよりも熱く感じるサウナ室。今日はそんなに長く入っていられませんでした。
ということで途中によもぎ水風呂を挟んだ変則3セット。
今回はあまり整わず、しかし、湯気をまとった感じがいつもよりすごく。外気浴はありあまり寒くない。水風呂はぬるいとまではいかないですが、冷たくはない温度。
ということで最後の水風呂は短めにして、一時間の帰路につきました。さすがに水風呂短めにすると帰り道の迷う中のバイクがまったく寒くなかったです。
[ 東京都 ]
日本一治安の悪い場所の一つである新宿・歌舞伎町。
眠らない街という名にふさわしく、終電が終わった後も通りには多くの人が歩いています。
そんな歌舞伎町の中枢にある当施設。施設内も雑多とした雰囲気があり、日本語よりも異国の言葉の文字が多いことが土地柄を語っているようです。
という場所に、午前1時にイン。60分コースをツイッターフォローで30分延長。
久しぶりの館内日を来て、よくわからない導線を経ての浴場。
湯けむりたっぷりの浴場でした。
年齢層は若く、ほとんどがグループで来ている模様。自分みたいにお一人様はいなかったと思います。ほとんどがタトゥーを入れておりました。
サウナ室はよくいぶされた木が飾る暗めの部屋。そこまで温度は高くないですね。セルフロウリュができる形になっており、一方のバケツにはミント水が入っています。ロウリュするとミントの香りが立ち昇ります。
サウナストーブの上にはトントゥもおりました。
サウナ室の雰囲気は上々ですが、グループで来ている方たちのおしゃべりがずっとサウナ室内で続いていたのには思うところはありました。一応、会話禁止という看板がサウナ室内にあるんですけどね。
そして、今日は3セット。1セットは水風呂長め。音が変わるくらいに。窓から吹き抜ける新宿の夜風が冷たい。
2セット目の水風呂は短めに。不思議と今日は水風呂短めの2セット目が一番ととのいの鼓動がきました。ふくらはぎまで鼓動を打ち始め、全身に血流が流れているのを実感します。
そして、3セット目の水風呂も短く。そして、4階に上がって一瞬の休憩。休憩所のテレビが焚き火の映像で妙な偶然感を得たりして、帰路につきました。水風呂短めはあったかいままバイクに30分乗ることが苦ではありませんね。
[ 神奈川県 ]
土曜日の夜に神奈川方面へ。
関東近縁でチェーン展開を行う湯楽の里グループの一店舗である当施設。
喜楽里には一年前の正月につくばの方に来訪した経験あり。あまり意識していませんでしたが、一年ぶり年始に系列の施設に訪れたのは奇妙な縁を感じます。
他の喜楽里は別邸がついているのにここはついていないんですね。ということはここが本家という感じなんでしょうか?
意外とこじんまりとした作り。敷地面積はそこまで広くはありませんが、通路も広く狭い印象はありません。しかし、その通路に椅子などもあり、あまり広くない敷地面積を利用している面があります。
休憩処などもそんな感じで。部屋ではなくフロアの一角にスペースがある感じでしたね。
大浴場は2階。湯けむりたっぷりで前が見にくい。ここまで湯けむりたっぷりの施設も久しぶり。普通のスパ銭ではなかなかないんじゃないのかしら。
週末の夜ということでさすがに人が多い。サウナ室前は常に行列ができていました。
今回はまず最初に休憩処に。早めに夕食をとったので、それの消化の為に。ついつい眠りに落ちてしまい小一時間ほど仮眠してしまいました。
ということで入浴へ。
湯けむりたっぷりですが、基本的には普通のスパ銭。敷地面積はあまり広くない。
各浴槽につかりつつ、露天の温泉に。結構濃ゆいタイプの温泉でした。
今日は変則3セット。
1セット目は最下段(しか座れなかった)そして、水風呂長めに音が変わるくらいに浸かりました。
そして、外気浴。寒い。首を預ける椅子がないのがちょっとなぁ。
2セット目は上の方に。水風呂そこそこで外気浴。今度はうたた寝湯で。水風呂の後の湯は身にしみますね。ということで、その流れのまま露天へ。あー。やっぱり温泉の効果が身にしみますわぁ。あまりやってきませんでしたが、外気浴後の湯というのもいいかもしれません。
その次はよもぎのスチーム塩サウナに。よもぎの匂いたっぷり。温度はそこまででしたが湿度が高めでいい感じでした。
そして、3セット目。上の方で。しっかり熱いですが、汗の出はあまりよくない。ということはそんなに温度は高くないのかもしれないですね。水風呂は短め。水風呂短めだとまったく寒くない。やはり冬は水風呂短めがベストなのかな。
ということでオロポを飲んで帰宅。
帰宅した頃には頭痛。たまにサウナした後に頭痛がします。寝すぎの時と同じような鈍痛です。いつもじゃないんだけど、何か対策があるのかな。
[ 東京都 ]
雪の東京。
雪国の経験にない為、積雪の風景には一種の憧れがあります。深夜12時過ぎ、仕事場を出て、空いている施設も少ない。
雪の為、まっすぐ帰ろうかとも思いましたが、せっかくの貴重な雪が積もった日。
サウナの本場の北欧。北欧といえば雪。いろいろ意見もあるかもですが、やはりサウナが真価を発揮するハイシーズンはやはり冬。
ということで開いているサウナを探して、凍結した道路をノロノロとバイクで彷徨いました。
まず向かったのは新宿区役所前、行ったことがないところ。しかし、目の前を通った時、歌舞伎町の雰囲気に辟易し、退散。深夜に訪れる場所ではないね。若い人たちが多く寄り添い馬鹿騒ぎ。上裸の人たちもいて、歌舞伎町という文化にはじめて触れた気がしました。
それからは巣鴨のサンフラワーへ。しかし、清掃時間とかぶっているとのことで、赤羽のこちらに。
定番のストロングサウナ。新年のはじめの方にはいい場所です。
深夜2時にイン。90分で3セット。スーツケースがいつも以上にたくさんあり、まだ年始だなと思いました。
寒いせいかでしょうか。今日はいつもよりサウナ室、水風呂ともにマイルドに感じました。どのセットも12分以上。まぁ、どのセットも前半は2段目でくつろいでいたので、きもちマイルドに感じたのかもしれません。しかし、どのセットもしっかり発汗したので、やはり熱いサウナだと思います。
水風呂も今日はあまり冷たく感じず。1セット目は音が変わるまで、長く入り、いつもと違う浮遊感。
2、3セット目は短めで外気浴。氷点下に近い外気温のはずなのにあまり寒くなく。これが本場の冬の過ごし方なんだなと妄想したりという真夜中のサウナでした。
しかし、東京の夜は明るい。深夜というのに暗闇の恐怖があまりない。
雪のせいなのか、いつもより明るい夜に感じたのかもしれませんね。
[ 佐賀県 ]
背振山地の山麓にあるスパ銭。
少し山間に入ったところに高台にあるので、佐賀平野の景色を展望することができます。
駐車場も広いですが、田舎なのにほぼ埋まっており、人気と需要を感じます。田舎に行くと意外にスパ銭などの温浴施設が少ないのです。
スパ銭(温泉)は庶民の娯楽の一つなので、もっと需要はあると思いますが、いかんせん利益の見込みも難しいのでしょうね。需要はありますが、ランニングコストは結構かかりますからね。
一階に即売所がある不思議な形。本館は2階部分。というか、崖に立っているから一階とも言えるのか。
値段は720円と良心的。町内の人だったらさらに安くなる模様。
長廊下で連なった複数の棟で構成されています。畳の休憩所から景色も見える。ファミリー層向けという一面もあり、家族風呂設備。なかなか関東の方では家族風呂がついているところって見ないですよね。ぱっと思い出せるのは板橋のさやの湯くらい。
温泉は源泉からひきましたというような濁り湯。浴槽の種類は多いですが、そんなに違いはないのかな。露店は広々として開放的。背振の山と佐賀平野を眺望することができます。
サウナ室は中規模ながらも印象はこじんまりとしています。照明も控えめです。温度はあまり高くなく、湿度そこそこのマイルドサウナ。山のサウナという雰囲気ぷんぷんです。
水風呂は垂れ流しかな。水温計はぱっと見当たらなかったけど体感14℃くらい。しっかり冷たいです。
かけ湯とかけ水が両方あるのがいいですね。
ということで3セット。1セット長め、水風呂長めの外気浴。山際のマジックアワーがとてもきれい。今日はもや多めでしたが、空気が澄んでいると、それは息を呑む景色なのでしょう。
板張りの床の東屋があり、寝転ぶことができるので、ととのう環境が整っていますね!
そして、2セット、3セットと。あまり熱くないサウナ室なので、汗の出はあまりよくなかったかな。
そして、風呂上りは久しぶりのマッサージ。ほぼ寝てました。
しかし、まだまだ張りは残っているので、近いうちにまた行かなければ。肩甲骨が痛いのですよ。。
[ 兵庫県 ]
今年最初のサウナはここから!
今年の帰省は年を超えてからとなってしまいました。で、そのまま帰るのはなんだかもったいないと思ったので、途中下車しての新神戸駅。
日本最大神滝である布引の滝に歩いて行ける立地であり、神戸が山に抱かれた都市だということがわかります。
ということで神戸で初詣巡りをした後にやってきた神戸クアハウス。
最近はあまり見かけませんが、自分が小さいころはミネラルウォーターと言えば六甲のおいしい水でした。
その六甲の天然水をふんだんに使っていると誇る当施設。水とお湯に自信がありますと謡う神戸市中心の施設です。
実にユニークでいい施設でした。
大都会のど真ん中にあるのに、大浴場はさながら山の湯治場のような雰囲気。これは山が迫っている神戸独特の土地柄を反映しているのかと思いました。
大浴場から出て階段を上った先には露天風呂。上り下りが少し煩わしくもありましたが、ここの廊下の木がまたいいんです。足裏の肌触りがとてもよく、ほっとするような感じです。
サウナ室もまた質がとても高い。体感以上に熱く感じませんが、しっかり汗が出るいいサウナ。しっかり温度湿度ともにある中、体に負担をかけない作り。
そして、寝転ぶことができるというサウナというのは初めての新体験でした。プライベートや貸し切りではない施設では他にはほとんど寝転べるところはないんじゃないでしょうか。
そして、浴場、中央に坐する水風呂。
上から垂れ流される水。浴槽は檜なのかな。水風呂以外にも風呂の浴槽が情緒ある趣でいい感じです。
ということで3セット。
1セット目10分くらいで、水風呂長めに。この水温だからこそ長く浸かっていられるという向きもあります。そして、久しぶりに水風呂の中で音が変わり、視界が鮮明になる感覚。
そして、近くにあるリラクニングチェアで休憩。ほぼ横になって、首を預ける状態になると、久々に強いととのいの波がやってきました。視界がぐるんぐるんという感覚を新年最初からとは幸先いい兆しでしょうか?
2回目は水風呂短めで露店にのぼり外気浴。とても冷え込んでいるのに、全然寒くない。ほぼフラットなリラクニングチェアに身を預けると心臓がバクバクと鼓動しだし、1回目と違った強いととのいがきました。
ととのいが収まった後には露天風呂へと。普段はあまりしないのですが、セット後の熱い風呂というのもまた格別なものです。
そして、体を冷やし3セット目。今度は寝転がりへと。これもまた新体験でいい感じでした。
今年もまたサカツを探求していきたい新年でした。
[ 東京都 ]
東京都もこのくらいまで西側に来ると、区内とは雰囲気が変わってきます。下町とも違う郊外というのが適切な感じ。
このあたりは目立つような川もなく、地形も平坦な為、どこからどこまでがどこなのかというのが分かりづらい。そもそも暗くなってから来たのと、土地勘がないので、ここがどこなのかと不思議な気持ちになります。
特色のない場所。失礼な言い方になるのですが、このあたりの地域は特色性を感じないのですね。無味無臭というか。人工的に築かれたベッドタウンというか。これが武蔵野という風土なのかもしれません。
そんな武蔵野の中央にある境南浴場。駅から少しだけ離れた住宅街にひっそりと佇む銭湯です。
ひっそり。この言葉が一番似合う銭湯だと思いました。隠れ家的とも違う、人気が決してないわけでもない。でも、すごくひっそりとしている雰囲気です。
雰囲気は暗い、辛気臭いといったネガティブを感じる間際のスレスレのひっそりさです。かといってアンダーグラウンド臭というわけでもない。ひっそりとただずむ。そんな浴場です。
浴室自体は特筆するところはない、スタンダートな普通の銭湯。昭和頃の作りのthe普通です。でも、どの時代かを感じさせない雰囲気があるのが不思議です。
サウナ室は銭湯サウナとしては広め。しっとりで温度は控えめのボナサウナ。でも、厳密にはボナサウナじゃないんですよね? ストーブの直接の熱放射がないので、優しいサウナです。テレビなしの静かなインストの音楽。瞑想型のサウナです。
ほぼあんまり寝ていなかった為。サウナ室でうとうとと船を漕ぎながらの3セット。水風呂はチラーを通していない水温。そんなに冷たくないじっくり入れる型。ととのいの波は来ませんでしたが、3セット後にはうまみがしっかりと出てくれました。
なぜ、こんなにもひっそりとしているかと思い返してみたのですが、客の私語がほとんどないのですよね。連れたって銭湯に来ているグループ、常連の会話がほとんどない。土曜日の18時代でこれは……、年末の影響か。このあたりには銭湯文化がないのか。ある意味不気味に感じるくらいの、ひっそりとした銭湯でした。
でも、このひっそりさは、悪くはないです。明るい時間に来たら、また印象は違うのでしょうね。
[ 東京都 ]
冬至の日の表参道。
夜が一番長い日。午後5時前なのに、もう真っ暗で、表参道はクリスマスの雰囲気を纏うイルミネーションで飾り付けられていました。
冬至の日。この日から本格的に年末が始まります。
かつて冬至は一年の始まりの日でした。太陽の復活する日。クリスマスも正月も本来は冬至を祝う祝祭なのです。
本来はラクーアに行く予定でしたが、打ち合わせが長引いたのと、冬至の柚子風呂は銭湯の方が確立が高いだろということで、表参道にやって参りました。
クリスマスシーズンの表参道は初めてかもしれません。クリスマスシーズンなのに人手はいつもと変わらないよう。やはりコロナの影響は大きいのだと実感させられます。
ということで、山の手線内の銭湯。意外と山の手線内の銭湯は少ない印象があります。やはり住宅街ではないということが大きいのでしょうか。国道246から少し入ったところにある駅チカの銭湯。
施設自体は特筆するところはありません。近代風なよく清掃が行き届いた施設ですが、ところどころに古さを感じるところもあり、風呂の種類は多いですが、銭湯にしては少しだけ種類が多いかなという感じ。
コンフォートサウナも平成初期くらいに流行ったみたいな作りのサウナ。湿度が強めですが、熱々ほどではないといった感じ。水風呂は14℃を指していましたが、体感は16℃くらいかなという感じ。
サンルームみたいなところには椅子が3脚。敷地面積は決して広くはありませんが、うないこと浴槽は配置して、ヴォリューム感があります。
ただ先述したように特筆と呼べるほどの強みはありません。かといって悪いところもない。普通のいい銭湯なんですが、問題はその価格の高さ。
タオル込みで1320円は銭湯としては最高級の値段。土地柄がしょうがないのですが、わざわざ他からここに入りに行く程の魅了があるかは微妙なところ。そんな都心の銭湯です。
といった感じです。念願のゆず湯にも入れました。汚れるからしょうがないんですが、袋に入ったまま湯船に投下されていました。もっと目が粗い袋か、むき出しの柚子がよかったなというのは僕のワガママです。
今、思い出したのが、今年は冬至のかぼちゃを食べなかったなぁ。失念。
[ 埼玉県 ]
夕方北浦和に用事があったので、ついでに。本来は来る予定はなかったのですが、寒さと夕飯を考えた結果、訪問。
ぶらりと寄るにはちょうどいい施設です。
今日はいつも以上にサウナ室がぬるく感じましたね。混雑の為、最上段には一回も座れず。上段が空いたら、そこを席取りゲームのように空いた席をすぐに下段の人が移動するとという感じ。初回なんかは17分近く入っていられました。こんなにぬるかったかなぁ。それともこの冬の冷え込みのせいなのか。
冬なので外気浴は短く、短く。ここの水風呂はしっかり冷たいので、水風呂に長く浸かりすぎると外気浴がしんどくなります。
やはり、水風呂短めは外気浴が辛くないですね。整いやすさでいうと、水風呂長めの方がいい場合が多いのですが、心地よさという観点ではこれからの季節は水風呂短めでいいかもしれません。
でも、やはりサウナ室のぬるさが気になり、芯まで温まらなかったような感じ。もっと体内の熱暴走を期待した感じもありました。
夜飯はここでカツカレーを食ったのですが、カレー食べると汗かきますね。せっかく水風呂でしめて、汗をかくのを閉じ込めているのに。帰路のバイクを考えると、湯冷めが怖い。いや、そんなに遠くないので、耐えれるといえば耐えれるのですが。気化熱で湯冷めする感覚はたしかにあり。
やはり、サウナ飯はトウガラシ系の辛いものはNGなのだろうか。
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