大盛り

2022.10.01

1回目の訪問

まるで水風呂のわんこそばだ。

岐阜サウナ3軒目。水風呂好きとして色々な施設を回ってきたけど、ここは最後の聖地と言えるかも。ようやくお邪魔することができた。
テレビやYouTubeで散々見てきたけど、例によって妄想していたよりもコンパクトな作り。フロントからロッカー、浴場、サウナ、水風呂までの距離がめちゃめちゃ近い。入ってすぐ驚くのは山積みされた私物のシャンプーたち。いかに常連さん達に愛されているかということが分かる。時間は日曜日の15時半。しきじと並ぶ水風呂の有名店ということもあり、混雑は覚悟していたものの、想定外に空いていてラッキーだった。新岐阜サウナを出てから2時間半ほど経過し、大垣駅からも歩いてきたため体は汗だく。改めて洗髪洗体をしてサ室に入る。湿度なきカラカラ形だが、温度を見ると110°cを超えている。乾燥型サウナであればこのぐらい高温に振り切ってもらった方が逆に助かる。先客の皆さんはサウナパンツをみんな履いている。2回目以降は自分もパンツを履くことにしよう。
5分足らずでかなりの滝汗。お待ちかねの水風呂に入る。
「これはたまらんぞ。体中の毛穴という毛穴からグイグイ入ってくる」と万平氏が興奮まじりに称していた台詞がそのまま自身の言葉となって頭の中を反芻する。
体は確かに冷えているのだけれど、この水中から離れたくない、と心と体がせめぎあう。しきじで初めて水風呂の存在に感動した記憶がよみがえる。
しきじが滝のように水が流れるのに対して、ここはゴボッゴボッっと一定のリズムを刻んで水が噴き出していて、それがそのまま水風呂に注ぎ込まれている。この清涼感もなかなか得難い。フロントのおばちゃんに聞いてみたところ噴き出しているこの水も飲用が可能らしいが、その近くに置いてある冷水機はより冷えていて美味しいとのこと。確かに美味。これはやばい。
バチバチにあまみが出て、浴場内でも十分に整える環境ではあるものの、もはやこの施設では休憩がゴールではなく水風呂がゴールなのである。
水風呂に入りたいためにサウナに入る。サウナ室がカラカラであることも、水風呂でのゴールをより美しいものにするための演出と考えられなくもない。
サウナ→水風呂→給水の極上のサイクルを2時間ぶっ通しで続ける。
水風呂好きとして思うのは、湧き水が潤沢な場所にはもれなくサウナ室をつくってほしいということ。
湯上がりではなく水上がりでフィニッシュ。また来ます。日が傾き、涼しくなった外気に触れながら次の目的地、大阪に向かう。

大盛りさんの大垣サウナのサ活写真
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