2020.03.29 登録
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日曜17時45分入店。江戸東京たてもの園で観た「大銭湯展」の記憶がなくならないうちに足立区の宮造り銭湯に行きたいねとこちらへ。
唐破風に大黒さまがいるね、さすが大黒湯だ!入口が屋根の中央からズレてるのは何故なんだろう、などなど外観鑑賞を楽しみ暖簾をくぐる。そういえばお風呂屋さんの下駄箱の鍵は何故どこも松竹錠なのかしらなんていう疑問も。あれこれあとでゆっくり調べます。
受付で800円払い大小タオルとサウナフック受け取る。照明器具、応接セット、縁側。昔のままなのだろうけど今日も掃除が行き届いていて気持ちいい。タオルも古いけどちゃんとお洗濯されている感じがいい。お手洗いもきれいです。
お風呂場に入ると大きなペンキ絵、上高地が描かれているという。もちろん男湯とつながっているのだけど、男湯は西伊豆からの富士山だという。どうやってつながってるのか?謎のワープが起こっている。シャンリンボディソの他にコンディショナーも備えられ、備え付け泡リンスインシャンプーで少し傷みはじめた髪しっとり。
準備整えサ室へ。温度計発見。96度。上下ストレート二段。先客お一方。広々室内、端と端に座る。ドアの建て付けが悪くてよっこいしょと閉める。何度か出入りしている中で閉め直されたり、締め直したり。ぼんやりしてないで入退室時にはちゃんと戸締りチェックしようと反省。上下段どこに座ってもどんな体勢でも安定の温度湿度。テレビなし12分計なし、砂時計ひとつだけの室内。ゴオというストーブの音だけが室内に響く。タオルマット、先月来た時はパラパラと間隔置いて敷かれていたのが今回は敷き詰めスタイルでした。
サ室シャワー水風呂の導線完璧。水風呂は15度。申し分なしのセッティングで即あまみ。外気浴は導線上の露天風呂の段差を活用。途中水風呂の先客先輩が「あたしもう出るから入んなさいよー」と声かけてくださって恐縮。「いえいえ外の風にあたりたいだけなんでお構いなくー!」ここの外気浴はほんと気持ちいい。天井の高さ、隣の建物との距離感がいいのかな、単純に季節のせいなのかな。ふわふわと風が吹き込んでうっとりする。
4巡楽しみ露天でシメて退出。縁側でダラダラしたいので先を急ぐ。自販機で氷結グレフル買いゆるゆる家の人を待つ。ということは今日も彼の「大当たり」。しばし待ち合流し、ここから徒歩5分のところにある銀鮭専門店「ウチワラベ」さんで鮭。鮭いくらの炊き立て土鍋ご飯、お米がちょっとだけ硬めでしっかり立ってて美味しかったなぁ。秋。
女
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土曜15時40分入店。前日のサウナと電気風呂で捻挫が軽くなったので、朝からダンスレッスン。SUPERJUNIORとBTS満喫しテンション上がるものの、今週の仕事ダメージで心身共に後遺症。さっくり行ってきますとお許しを得て、経堂駅からトコトコ歩いてこちらへ。
入口に「サウナ人数制限中」との注意書き。これは常に出てるもので女性サウナ利用者はゼロ人とのことで、受付で700円払い大小タオルとフック入ったサバッグ受け取る。
脱衣場でいきなり事件発生。お手洗いに入った瞬間、流し忘れ去られが視界に飛び込む。ウォシュレットないのにトイレットペーパー使用形跡ないのは何故なの?開店直後ってことは今ここにいる誰かのそれなの?拭かれていない尻は洗い場で洗われているということなの?これからは紙で拭いて欲しい。お願い。願いながらそっと水洗レバーを引く。
モヤモヤを抱えながら本丸へ。見事な東海道と富士山のタイル絵。コンパクトにまとまった浴槽。なかなか盛況しているけれどサバッグは0。今日もぼっちです。
支度整えサ室…の前に今日は様々なダメージを電気分解するべくエレキマッサージバスから。けんちんさんが書いてらした作法通り、ゆっくりこわごわ肩までしっかり浸かる。ピリピリするけど大丈夫、だしけんちんさんだって30秒浸かればいいって言ってる。施設によってはこの楽しみ方を実践できるようになってきた気がする。電極板の向こう側にある景色が少し見えてきた喜びで、この時点ですでに尻の件を忘れる。
サ室は80度。下段L字+上段ストレートでみちみちに詰めれば10人入れる?という広さで定員4名。フカフカのタオルマット敷き詰められた座面に間隔開けてねの目印が置かれている。テレビは「トロール」。音量やや大きい。ごろ寝、カサイさん、長座など上段下段自在に試し4巡。でんきちょっぴり浴びた後のサウナは何か違う気がする。気のせいかもしれないけどなんか効いてる。多分。
汗を流して水風呂へ。陶器のライオンの口から注ぎ込む温泉水。イケメンライオンさんが我が家のねこ1号(男の子・3歳。名前はもつ)に似ているように見えてほのぼのします。かけ流しでザブザブ。25度でぬるいけど、かけ流しライオンの魔力なのか心地よく冷える。
待合には各種飲み物入ったガラス冷蔵庫のほかアイスクリームケースもあり、応接セットでくつろぎながらアイス食べるのもいいね。わたしは疲れすぎてて氷結片手に寝落ちしました。おかげで疲労回復、スーパーに寄って、松本で買った東御のペディアンでまったり。
女
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金曜20時入店。朝家で転倒して軽く足を捻挫気味。一方家の人は数日前の登山の後遺症で筋肉痛。よろよろした中年夫婦の行き先といえば筋肉の育ちを助ける肉、そして筋肉を癒しほぐすサウナという流れしかないよねと三茶へゴー。
スタミナ道場で肉肉肉。演歌聴きながら駒への助走。チャンピオンベルト巻いたマスターや着物姿のお姐さんのポスターが飾られた味わい深い店内は昭和でしかない。さらに味わい深いのはマスターとママの風貌だ。どんな人生を歩んできたのかつい妄想してしまうが文字数が足りなくなる。先へ急ごう。
肉臭をがっつり纏い駒の湯へ。750円払い大小タオルとフック入りサバッグ受け取ります。水は脱衣所の自販機で。受付で買うより10円安い。
今日も程よく盛況。年齢層も幅広く。サ室定員5名に対しサバッグ4つ。理想的な人口密度が期待できます。ササと準備しサ室入室。よく見たら壁の奥天井高いところに温度計発見。84度。程よい湿度でじわり温まる。先客は見たことある大ヌシ様とグレーのピッタマスクした小ヌシ様。程なく大退室し小が話しかけてきてくれる。聞けばかなりのサウナーさん。あちこち行くけどやっぱりここは水風呂の温度がいいのよねーとキャッキャ意気投合。楽しい…。
結局この日は4巡。小ヌシ様とのサ室遭遇は一度きりだったが、お帰り際にまたー!と会釈。またすぐ来よう。後半はたまに見かける大柄ヤングヌシ降臨。週刊少年ジャンプ読み、読みかけのジャンプで場所取り。その後も続々ヤングがサウナイン。ヤンジャン読んでる娘もいる。みんなのそのジャンプたちは自分のなのだろうか。小湿ったジャンプを小脇に抱えて帰るのだろうか。そんなことを思いながら川中美幸、堀内孝雄、「孫」…。
本日のもう一つの目的はでんき。整骨院でも捻挫したら電気治療器使うし、多分この足の痛みには効くんじゃないかと。駒のは「低周波電気風呂」。よく見る「でんき風呂」じゃない。だから痛くないかもしれないよ…と自分を勇気づける。しかしブクブクバイブラで電極板が見えない。恐る恐る近づくと優しいピリピリ感。これならいけると前進すると、ザラリとした板が足の裏にあたる。なにこれ電極板?踏んだらドクロベエ様のお仕置きみたいなことが起こるんじゃないか。お願いバイブラ止めて電極板の実態を見せて。怖いので正体不明な板を踏まないよう気をつけながら、なんか中途半端な姿勢で低周波電気浴びました。
待合で氷結レサワ買って家の人を待つ。受付のお父さんに「それ美味しいの?俺は飲まないからわかんねぇけどなっ、ハハ!」と話しかけられ談笑。家の人出てこない。彼の長風呂は「ここのサウナ好き」の証です。ゆっくりレサワ飲んで待とう。
女
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水曜15時15分入店。17時から北区の先生と打ち合わせ。今週伺った際に都電荒川線の窓から駅すぐそばにニュー椿が見えていた。先生のお宅まで徒歩10分かからないのでニュー椿にしようかなと思いつつ、2時間もいられないし安い銭湯サウナとかないかな…と探していたらお風呂の匂い、「つるの湯」と書かれた看板発見。470円+サウナ利用料で大小タオルつき、シャンリンボディソ備えあり、ドライヤー無料。安!
玄関入り受付コーナーには応接セットとガラス冷蔵庫が1台。受付でサウナですと言い570円払うと、ご家庭のタオルみたいな大小タオル渡される。サウナキーも手首のテープも目印何一つない。
浴室には先客2名。タイル絵壁画などのハイライトはなくシンプルな内装。三列並んだカランの左奥に水風呂、シャワー、サウナが並ぶ。サウナあるサイドにはカランがついてなくて、ちょうど囲い込まれたようなプライバシー重視な物静かな空間です。
準備整えサ室へ。皆さんの良心を信じる性善説なフリー入場スタイル。少し入口のドアの締まりが甘いかな?とも思ったけど案外ピタッと閉まる。温度92度。ストレート2段でマットは敷かれていない。大体定員8人くらい?まぁでもきょうはまたも貸切なのだろう。最近ぼっちサウナ多い。寂しいけど定員パンパンとかサウナ待ち行列よりはずっといい。BGMテレビなし、照明暗め。上下段温度差大。湿度低めで洗った髪がすぐ乾く。下段で壁を背に足伸ばす→下段ごろ寝→カサイさんスタイル→上段ごろ寝→瞑想ポーズなど色々試す。上段で瞑想が一番汗出る。しかし静かだな。
サ室出るとすぐ隣に立ちシャワー、そのすぐ隣に水風呂。コンパクトでよくまとまった導線。水風呂22度。井戸水との説もあるけど、柔らかくていい水。最近連日徹夜気味だったから眠くて寝ちゃいそうだ。外気浴も水風呂の縁で。
浴槽も各種。あんまり時間ないので薬湯、本日はアロエの湯だけ。早く出なければ。
脱衣場には冷水機があり、ぱっと給水するのも楽。導線よくて過剰すぎないサービスがいい。残念だったのは脱衣場がカビ臭かったこと。原因はお客さんが置いていってるビニール袋の中のタオルやフレッサー。そこだけが臭う。持ち主さんがちゃんと管理さえすればこのお風呂の印象もすごくよくなるのにな。みんなで大事にしてほしいつるの湯を。
待合で80円でジンジャーエール買いあれこれ片付けて先生のお宅に向かう。道中、9月で廃業したという銭湯の前を通る。頑張れつるの湯。
先生のお宅にたどり着くと、一昨日咲きかけていた月下美人が散っていた。鶴の湯の前の月下美人は今夜にも咲きそうです。今日は飲まずにぼんごでおにぎり買って帰ります。
女
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水曜13時半入店。在宅勤務からズンバ踊ってちょっとだけ月末ならではの書類処理しに会社に行かねば。汗流したい。通勤経路でこの時間に開いている唯一のサウナということで久々の南青山清水湯。
券売機で1020円払って受付へ…しまった、手ぶらセット1220円買うつもりが間違えたので受付で200円追加で払い大小サウナとシャンプーとリンスとボデイソープのパウチ入ったメッシュバッグ受け取る。南青山セレブ価格。仙川湯けむりの里なんてタオル持っていけばあのスペックで800円。そしがや21は700円で大小タオルまでついてくる。コスパは大事だよ。この辺りで仕事しててやさぐれたとき、時間がガバッと開いたとき、どうにか汗流さないとなときくらいしか来られない価格設定です。
ロッカーキーはICバンド式で、センサーにタッチすると開き、閉じると自動閉錠されるタイプ。うっかりバンドをロッカーに入れたままドアを閉めるとインロックしちゃうので要注意。浴室は広々。この時間はお客様少なめ。地元住民&ワーカーさんかなと思う常連風味。L字2段のサウナは利用率高めで、常時5〜7名入室のフル回転ぶり。82度前後のロッキーサウナ。テレビは昼下がりお約束のヒルナンデスからミヤネ屋。浴室では女性ヴォーカルのシルキーなジャズ、サ室では宮根誠司の関西弁。東西差で耳がキンとなりそう。どうでもいいけどロッキーサウナで水が滴るときのスポットライトみたいな灯り、なんか癒される。2〜3分おきにジュー、ピカー。
サ室出ると秒でオーバーヘッドシャワー、向かい合わせで2ブース。頭からザバーして17度の水風呂へイン。一瞬ならタオルかけてもいいよ的なS字フックの存在がさりげなくありがたい。すぐに外気浴スペース、プラ椅子3脚。3巡してシルク風呂へ。炭酸泉もあるけどシルクに一票。でんきは潜んでいないけど、その分副交感神経優位に。これから仕事だけどまったりリラックス。
待合でくつろぎながら、ここから至近の会社に勤めていた時代を懐かしむ。リアルプラダを着た悪魔みたいな名物マダムがここのお風呂好きだったんだよなぁ。水が良くて髪がサラサラになるのよって言ってた。たしかに彼女の髪は50代とは思えないほど豊かで艶やかなボブヘアだった。全身ハイブランドで固めたマダムは今もお元気だろうか。なんて思いながら生ビール470円。LP盤を模したコースターが可愛い。さて、そろそろ仕事に戻ろうかなっと。
女
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月曜18時40分入店。朝から新宿、続いて北区で打ち合わせ、合間で喫茶店、道端のベンチ、駐車場の影などで仕事しながらまずは斎藤酒場で家の人と待ち合わせ。中島らも氏が「この店が近所にあったらアル中で死ぬ」と評した斎藤酒場。近所になくてもアル中で天国に行っちゃったよらも氏。なんて思いながら笑顔と頭に巻いた頭巾が素敵な女将さんに癒され、徹底的に三密対策コロナ対策が施された老舗空間で束の間の休息。ここは声が大きな人が来てはいけない酒場。おひとりさまも多くて、静かにゆったりと時間を過ごす場所なのです。
ああ斎藤酒場の素晴らしさに紙幅を割いてしまったので十條湯へと急ごう。いきなり入口で湊店長に「あれーお久しぶりですね!今日もわざわざありがとうございます!」とノリノリでご挨拶いただけた家の人、完全に上機嫌。彼も今日は長風呂になることでしょう。
とにかく今日は流してはならぬ緊急連絡が続々くる予定ですので、三巡目指しつつサクサク進みます。身支度整えサ室へゴー。92度。今日も適温、湿度も良き。オペラがお出迎え、と思ったらレゲエ、スパニッシュ、フレンチポップス、イージーリスニング、オールディーズ。いつも以上に脈絡のない選曲なんだが意図は何?突っ込んで欲しいのか、何も考えてないのか。や…もしかして…。次の曲で気づきました。アバ。ああそうか、欧米諸国の音楽を万遍なく、ということか。次はイギリスかな、全体的にまったりお年寄り向きだからハードなのはないかな…と思っていたらウィ・ウィル・ロック・ユー。英国代表はクイーンでした。サウナでクイーン。いい汗出ます。
BGM聴きながら楽しく旅気分、からの水風呂24度は今日も気持ちよく、時間がないから外気浴はがまん。浴槽もがまん。待合でレサワ飲みながら仕事させていただこう。と思いながら待ってる連絡来なくて仕事滞り中。それならばとサ活を書いています。ふー。夜はまだまだ長そうです。
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日曜18時半入店。日曜は女湯が左のろてん側。21時帰宅を目指してさっくりと楽しみます。男女共に待ちなし。770円払い大小タオルとサウナキーが入ったサバッグ受け取る。
脱衣場から浴室へ。出る人入る人で程よく活気ある。浴室には先客3人ほど。フックにはサバッグが3つほど。きれいに口角が上がった常連さんと会釈。準備整え入室前の身支度を整えサバッグまさぐったら自分のものではない飲料ボトルの感触。あああー間違えましたと顔をあげたら口角上がった常連さんの笑顔。すみませんーと照れ笑い。
口角先輩と若い娘さんでL字サ室の座り位置配分しディスタンス保ちながらのサ室。温度91度。混み具合も温度湿度もちょうどいい。後から今日初めて来たというお姉さん。いつもこうなの?や半沢のせいじゃん?なんてほのぼの話して気づけば4巡。
水風呂は16度。相変わらずの冷え冷えセッティング。外気浴は通用口三段階段を活用。どんどん人が増える。女性サウナは程よく空いてる。あれこれ快適。
今日は勇気を出してでんきにもチャレンジ。なかなかのビリビリぶりで、腰から先までは浸かれない。あーうぇーぬおもう無理。白目剥くけどバレてない。ぬお。白目剥いてたらお嬢さんがサウナマット敷き直してる。フレッシュタオルいいな。
三巡と思いながらでんきの後にフレッシュタオルが敷き詰められたサ室に吸い寄せられると、先の若い娘さん、追って姉さん。タオル新しいと気持ちいいねーここはお店の方がほんとにこまめに掃除やタオル換えに来てくださるのがいいよね、この辺りのサウナってどうよーなんで喋って時間切れ。でんき挟んでからのサウナは新たな境地かも!いつかは肩まででんきを浴びてからのサウナ楽しみたい。待合でスーパードライしてる間に続々とお客さんが入ってきて男湯サウナ待ち5人目。混んでる。やはり時間を鑑みつつ訪問するのが得策かも。順番待ちとカップル待ち合わせを眺めているうちに家の人と合流。半沢最終回めがけて帰ります。
[ 東京都 ]
土曜20時15分入店。K-POPアイドルを志す三人娘(平均年齢47.5歳)でITZYの新曲レッスン帰り。2人は飲みへ、汗だくを理由に風呂屋に行き後で合流する旨許しを得て最寄銭湯のこちらに来ました。
サウナイキタイには東京浴場組合から脱退したってこと以外詳細な情報書いてないし、投稿では総じて今ひとつな評価。さらに過去何回か来ていたはずなのになんの記憶もないし。でも汗流したいしそこにサウナがあるなら行くし。
玄関に設置された券売機で入浴券470円+サウナ券480円を購入。古びたプラスチックの札が出てくる。自動扉を開けると広がる広いロビー。でも人はだれもいない。受付のおじさまに2枚の札を渡し、ヨレた大小タオルとサウナキーとシャンリンボディソ各1袋を受け取る。
今日はサウナ2セットだけ、湯船も入らないと固く決意し浴場へ。先客1人。ガラッガラ。大丈夫かなと経営を心配。ともあれ急ぎ支度を整えいざサ室へ。
そこそこ広いストレート2段。床に敷かれたマットはぐしゃぐしゃ、座席に敷かれたマットは縁のパイピングが取れて糸くずが出てる。おまけに座席の隅っこに剥がした絆創膏が捨て置かれている。マット買い換えればいいのに…あとぐしゃぐしゃと絆創膏はお客さまの配慮が足りない…悲しい。温度90度。なぜか最初は温度低いように感じるけれど、5分過ぎると玉の汗。テレビで志村けんさんの動物番組最終回オンエア中。つい見入る。最後のVTRが静かに感動的でボロ泣き。誰もいないから嗚咽。
サ室の隣に水風呂。汗を流して滑り込むとおへそまで浸かるなかなかの深さ。温度18度。気持ちよく冷えてる。
そして水風呂の隣に露天風呂。他にお客さまがいないなら、お風呂の縁に腰掛けて外気浴を。雨上がりの秋風。あまみ出る。
サウナ2巡目で洗い場から大きな声が聞こえてきて目をやると、いきなりお客さまの数が10人くらいになってる。そうか。儲かってないわけでもないのか。ちょっと安心。
何も書いてないけど実はでんきとか潜んでるかもしれない浴槽を尻目に浴室を後にする。脱衣場にも続々と人が入ってくる。日焼けしたチャンネーとベテランな常連さんが立ち話。地元の人たちに愛されている銭湯なのだなと思う。この生活感は悪くない。でもサウナマットと、ついでにレンタルタオルは買い替えた方がいいんじゃないか。清掃状態も悪くないけどもうひと声。嫌いじゃないけど惜しい。各種設定は悪くないから頑張ってほしい。
待合のミニ冷蔵庫にはアルコール類各種。ノンアルは龍馬。ビール類。そして目黒区といえばのハイサワー!嬉しくてつい1缶購入。急いで飲み干して、ドリームガールズが待つ居酒屋へ走らねば。
男
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金曜18時15分入店。引きの強い四次元先輩にふさわしいアクの強いお好み焼き屋「福竹」に行こうという流れからここで待ち合わせ。
770円払い、サウナマットと大小タオルとサウナキー受け取る。「いただきますー」といつもの挨拶したら、番台の女将さんに「その挨拶、聞けて嬉しいわ。昔はお風呂入る時言ったわよね」と声をかけられる。品がよくて笑顔が素敵な女将さん。良い習慣は残したいよねって笑い合い、女風呂の暖簾をくぐる。
洗い場正面には渓流を描いた見事なタイル絵。その麓に錦鯉を模した蛇口から温泉が注ぎ込む淡め黒湯の浴槽。手前に炭酸泉、その手前に水風呂。センターに浴槽があり左右に洗い場が配置されているのは関西スタイルか。窓にはステンドグラス、男女境目側の壁に四季の情景を描いた絵が並ぶ。迷わず蓮池の絵の下カラン前に座る。ここははすぬまだからね。蛇口がピカピカ。新しいからだけじゃない、掃除の丁寧さ。丸い鏡にタオルフックがついた親切設計。リノベ銭湯と聞いてハリボテっぽかったらやだなと思っていたけれど、むしろ清潔感とおもてなし感。
サウナは下段L字上段ストレートで定員9名くらいか。室温88度。まずは上段から。なかなか暑い。若干乾燥気味な印象。洗い場同様清潔感が素晴らしい。3巡目でおヌシちゃんと合流。嬉しくておしゃべりが弾み12分とか。そして4巡目でついにカサイさんスタイルを生レクチャーしていただく。この日のために働きまくりバッキバキになった腰と肩がほぐれ、汗がダラダラ滴る。気持ちいい…けど外から見たらカサイさんスタイルで並ぶ我々の姿はかなり珍味だろう。今日は湯船につかりたいのでサウナはお先に失礼。するとおヌシちゃん、後から入ってきたお姉さんにカサイさんスタイルを伝授している。ストーブに背を向け並ぶ2人の姿。珍味だ。
ここは水風呂も素晴らしくて、大の字に寝転んで3人入っても余裕の広さ。ライオン様の口からちょろちょろ注ぎ込む黒湯の水。温度24度。寝そべりスタイルで見上げると渓流のタイル絵、天井には揺らめく水面の影が映る。たぶんわたしが知る水風呂の中で最も美しい。
残念なのは外気浴スペースがないこと。脱衣場は広くないしカラン前もなかなかな占拠率なのでこの日は諦めた。でもいいや。美しくて清潔で感じが良くて。自分内銭湯ランキング5本の指に入ります。好き。
いつも通り待合でレサワを決め、おヌシちゃんkimoさん四次元さんと合流して「福竹」へ。楽しすぎて2軒目へとなだれ込む。アフターの出来事は諸氏がサ活に記してくれるだろうから割愛で。素晴らしいしおりを作ってくれたおヌシちゃんが家人さんに銭湯と飲みを禁止されることだけが心配でなりません…。
女
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火曜祝日16時入店。四連休最終日の銭湯サウナ巡り最終日は、江戸東京たてもの園「大銭湯展」、前川國男邸や高橋是清邸や小宝湯など拝見し興奮しまくった後こちらへ。「大銭湯展」はおヌシちゃんkimoさん四次元さんと行こうか!って盛り上がったのですが、約束の日では時間が待ち合わないと気付き駆け込みました。抜けがけごめんなさい。展でもそうでなくても江戸東京たてもの園最高でした。
受付で470円+サウナ代200円払ってバスタオルとサウナフック入りビニバ受け取ります。脱衣場の床ツルツル。すごくきれいにお掃除されているのだと思う。先ほどの「大銭湯展」で銭湯を営み守ることの尊さを知り、しみじみありがたく思う。
洗い場には先輩たちが3人ほど。しっかりソーシャルディスタンス、しんと静まり会話なし。サウナバッグゼロ。ああ今日も貸切だな。
アツアツボナに期待高まりサ室のドア開けると。うむ…ぬるい。温度計見ると78度。そうか…開店すぐだからまだ温まりきってないのかな。今日は4、5巡入らせていただき、温度上昇を見届けようと決める。ストレートうなぎの寝床スタイル定員6名のところ、定員3名でお願いします私語は厳禁で頼むよと書かれている。カレンダーの裏に、マジックで、几帳面な文字で。ちゃんと守らないと民度が疑われそうなので気をつけます。わたしが本日の初客と見えて、サウナマットタオルはふわふわさらさら。1巡につきサウナ10分。初回は80度、2巡目で81度、3巡目で84度…じわじわじわじわ温度が上がっていく。湿度十分、体が慣れるとともに汗もじわじわ。途中からもうお一方がサ室に加わる。ミニクッションご持参。サウナ巡りされてる方かな、話しかけたいな…と思うけれど、私語厳禁の文字を前に黙るしかない。
水風呂は16度。バイブラなし地下井戸水。定員2名くらいだけど同時に入らないよう配慮しあって。気持ち良くよく冷えるのだけど、サ室温度が上がりきってないのでバランス取るのが難しい。
外気浴は薬湯横の一段階段で。ぼーっと座ってるとマダムにじーっと見られる。また妊婦と間違われてるかな。謎のサウナ妊婦何者⁉︎って思われてるかな。
薬湯は、妖艶なピンクの光を放つバイブラ付き「温浴素じっこう」。色々調べ、生薬いろいろ配合されていて温まるということはよくわかった。でもじっこうってどんな漢字なのかはわからなかった。
待合ではアルコール類一切売ってないのでNMBEサウナーはご用心。ほぼ同時に出てきた家の人に聞くと、男湯は体洗わずサウナ直行し汗流さず水風呂に入る方、水風呂に長居し目を瞑り瞑想するガタイさんなど、なかなか大変そうでした。※写真は江戸東京たてもの園にて
女
[ 東京都 ]
月曜祝日14時半入店。本日は奇数日。炭酸泉がある方が女湯です。開館時間に合わせて都現美に向かいオラファー・エリアソン展→ナンディニでマトンビリヤニとミールス→小籠包さんの投稿見てMONZ CAFEでプリン・ア・ラ・モード。バスで押上に向かい祝日13時オープンのこちらへ。
800円払い手首にフェスみたいな紙テープ巻いてもらい(黄金湯と同じ方式)、タオルは別料金と気付き50円払ってレンタル。タオルはランダムで色々な種類があるらしく、わたしはゆっぽくん柄が当たり。後ろからコスプレイヤーと思しきロングヘア男子グループ。うちサラサラキューティクルロングヘアにミニワンピにニーハイのスリムな娘が「男湯で」と受付するのを見届ける。
脱衣場も洗い場も混み気味。でも手首に紙テープ巻いてる人はいない。シャンリンボディソは備えあり。洗い場で身支度してると、白髪のマダムが隣のマダムに「あたし昔っから男運が悪いって言われてて」と連発している。推定75歳くらい?ってことは男運悪いと言われ続けて5〜60年というところか。途中で引き返そうと思わなかったのか。筋金入りですね先輩!
サウナはコの字定員6名程度。なかなかぐしゃぐしゃなワッフルタオルは一席置きで使用禁止の文字が書かれたラミネートPOP。密対策。テレビあり。室温90度。出入り口にマット置かれているので、タオルぐしゃぐしゃでも気にせずに。
退室し水風呂通過しまずシャワー、からの引き返し水風呂。水温24度、バイブラなし備長炭入りの地下水は定員2名。声かけあって譲り合う。
「ウッドデッキは使用不可」との張り紙に、今は使えない外気浴スペースの存在を知る。のちにサ室に入ってきた方にウッドデッキはどうなっているのかお訊ねするも、わたし初めてなんで知りませんとのお答え。残念。外気浴は露天風呂の縁に腰掛けてこそこそと。サーセン。
常連さんたちが輪になっておしゃべりしているサロン・ド・炭酸泉に滑り込み、ウッドデッキの正体を探ろうとするも聞き込み調査するタイミングに乗れず。代わりに15時くらいが炭酸のベストタイミングという有益情報入手。次回来店時の参考にさせていただきます。
待合で手拭展見ながら氷結。小倉遊亀画伯の湯女柄手拭が素敵。家の人がなかなか出てこない、ということは居心地良し気に入ったということなんだな。よかった。ロングヘアのバンドマンが出てきた。と思ったら髪が腰まで届くダンサー風お兄さん。男湯長髪率高くお掃除大変そうです。
ハンモックで完全に癒されニコニコな家の人と錦糸町で飲んでたら同僚にバッタリ。小腹減ったなとバスに乗り、ぼんごのおにぎりを食べに大塚へと向かいます。
[ 東京都 ]
日曜17時入店。朝から仕事で瞑想しに行く。悩み事や雑念を手放して思考を空っぽにって言われる。日頃から思考はカラカラだし悩みゼロなし雑念手放し慣れてるので、とりあえずサウナ行こう。
支度しながらサ室のガラス扉振り返ると常連さんから軽い会釈。誘われサ室イン。
サ室86度、常連さんに話しかけようと思ったら退出。からのひとりタイム。テレビチャンネル変え放題。ごろ寝放題。のびのび。
サウナ水風呂外気浴三巡して待合でスーパードライ。特に事件もなく、今日はサ室にヘアブラシ挟む方もわたしを妊婦扱いする方もいらっしゃらず心静かな四連休二日目。明日は多分朝から美術館かどこかからサウナに行ってきます。
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土曜15時入店。日頃はわたしが立て続けにサウナに行くのを冷ややかに見ている家の人が「四連休は毎日サウナもありだな」と言い出した。なんというサウナチャーンス!!!いざ初日はこちらに参ります。
混んでます。ヌシ的マダムが2人×5組くらいのぼちぼち高麗者空間。カラン前空席にギリ滑り込み身支度。
通常10名定員くらいある広さに定員5名制限のサ室。ゆったり感。テレビもBGMもなく薄暗い静寂空間。途中ドア開けたマダムが「あら5人なら満員ね〜、スチームから入るわぁ」と遠慮してくださる。譲り合いの精神が美しい。
サ室出て水風呂でゆるゆるしていると、ピンクのシャワーキャップかぶったワンオブヌシが「そんな長く入ってられるって若い証拠ねー。私なんて一瞬ドボンですぐ出ちゃう!」といいながら度々ドボンしに来る。若くないですただの汗っかきでと苦笑い。
プールサイドで外気浴。今日のサ活は浴槽にも挑むのだ。かのおヌシちゃんもついにでんきに挑んだというという、見て見ぬふりなんてできないもの。わたしもチキンなりにできることからやってみようじゃないのさ。
でんき天国あるいは地獄として有名な21はトラップがいっぱい。まずは白湯サイドの磁石風呂にチャレンジします。「強力な磁力がバンバン流れてる金属棒設置してるのでそこに肩とか腰とかあててみなよ」って書いてある。怖い。全力でビビリまくっていると、横から先輩が棒へ。「痛くない?ビリビリしないですか?」と聞くと、何バカなこと言ってるのこの人って顔で「磁力なんだから痛いわけないよ」と教えてくれる。よしゃ。先輩を見習い、勇気を出して棒を背にあててみる。おお何も感じない。そうねピップエレキバンだって何も感じないじゃないのさ、磁力は大丈夫。そもそもでんきじゃないよ。あはは。
続いて今日の最大関門、宿敵・シルキーバスへ。こいつはとんだ曲者で、能書きには電気のでの字も書かれていない。ただよく見ると能書きの下に「電気が流れているので怪我や病気の方は注意してください」とある。柔らかげな名に騙されてドボンすると、そこには思わず「ぬお」と奇声が漏れる恐るべきビリビリ。しかも怪我人病人注意とか何それ怖い。じわりとでんきににじり寄るように浴槽に身を沈める。ビリビリ、ビリビリ。や、結構いけるんじゃ。ヤベエと思って挑めば大したことないのか、黒湯のでんきと記憶が取り違えられていてこいつは実際にちょろいのか、加齢とともに鈍感になったのか。とりあえずシルキーでんきは克服。これ以上の冒険は年寄りの冷や水、もうやめよう。黒湯やジェット、気泡を楽しみ豪徳寺へ移動。サーモンミキュイで北欧気分に浸りました。
[ 東京都 ]
金曜23時入店。目黒で所用済ませ南インドカレー一式を持ち帰ろうと改札入ると、内回りも外回りも止まっているとの山手線。バスもそそくさと車庫に向かう時間。改札から踵を返し仕方ないので山手通りまで出るもらやはりバスたちは車庫へ。仕方ないので山手通り延々歩きたどり着いた文化さんに倒れ込む。
入口にたむろするボックスヘア二人組。下足預け自動ドア開けると漂うウェイな空気。ガタイ男座る椅子の袖に腰掛けるチャンネー。受け付けで820円払ってサウナキーと大小タオル受け取る。
ご婦人ののれん潜るとビリー・アイリッシュとt.A.T.u.がお出迎え。BGMはモダンジャズ。強め口調な張り紙であれやこれやと注意事項。トイレに入るなら足の裏を拭けと書いてあり、好感度が爆上がりです。これ書いて貼るだけでも少しはマシな気がするよとオサレタウンに思いを馳せる。
浴室、そこそこ混んでる。若い空気が漂う。美容意識高そうな眉の形、リファたち。でもなんか接しやすい。私語厳禁という強めな張り紙に従いしんと鎮まったスタジアム、譲り合いのアイコンタクト。
サ室は92度となかなかアツアツ。L字2段、定員…頑張れば6人?+ストーブ横に反省室みたいな1席。この反省室が良い。じわりとストーブのストロングパワー受け謎な力が宿りそう。BGMはモダンジャズ。ヴォーカルだったりなかったり。暑さでグッタリ折り重なり滝汗流すヤングたち。定員5名、私語厳禁とここにも強め口調の張り紙が。マックス4人くらいっしょの阿吽の呼吸で、言葉もなくくるくるローテーション。ラベンダーの香りのアロマ効果でみんな優しい気持ちになるのか?接しやすい。
サ室外すぐに二人くらい座れるくつろぎ場、そのすぐ先にシャワー、そして水風呂。ドキドキハラハラしない動線。水風呂頑張れば定員3名というところを2名で回る感じでアイコンタクト。声に出さない文化ルール。
早く帰らないと終電なくなるので、nano湯諦めフジマルのぶどうチューハイ飲みながら待合でくつろぎ。ボックスもチャンネーももうここにはいない。日付が変わる金曜土曜の境目でこれなら、安心してまた次来るかも、と思う。多分ね。カレーはロッカーに置き忘れないようにしよう。
[ 東京都 ]
水曜14時20分到着。開店10分前に集う常連さんたちのおしゃべりに耳を傾けていると、向こうから見たことある女の子がママチャリ漕いでやってくる。まさかねと思ったら「今十條湯前にいたりします?」と立石の友・テルリンから連絡が。聞けば一年ほど前に甲府界隈の温泉サウナでワイノワイノして以来どんどんサウナ水風呂外気浴にハマり都内の良き風呂を求め歩いているという。店前でテルリンと近況報告しあいまたねと手を振る。偶然偶然。びっくりしたぁ。
待合喫茶その名もSPAでゆるっとレサワ飲りときどき社長とのお喋りを楽しみ、15時15分おヌシちゃん到着。喋りたいこと山ほどあるけどとにかく今日は銭湯3軒くらいは回ってお遍路スタンプ稼がないとでしょ!先を急ごう。
銭湯時間エンジョイグッズなどなどいただき脱衣し本丸へ。準備整えようとカラン前に構えるとテルリンに再会。また下町酒場と銭湯サウナに行こうと誓い合う。今日は水曜。ヴィヒタが設置されているというサ室へと急ぐ。
「だいたい定員4人くらいなんで、よしなに」と見送ってくれた社長の言いつけを守り頃合い見計らい三巡。今週設置されているヴィヒタは2束。乾いたタイミングでおヌシちゃんがスプレーすると、サ室に白樺の香りが満ちる。BGMはミスターロンリー→マドンナ→ミスターロンリーとか、脈絡ないのに同じ曲が重複、多分有線ではないであろうジャンル跨ぎの妙。天然水の水風呂は今日も安定の良さでした。途中でバイブラにも挑戦。ひとりじゃないって素敵なことね。
退店16時40分。19時40分の大塚待ち合わせまで残すところ3時間、先を急げ!サウナなし銭湯2軒はしごへと走ります。金星湯でのれんに描かれたぬらりひょん似顔絵の正体探るもご本人には会えず刻み湯も堪能できずサッポロの金星で金星被りの水分補給。張り紙に水曜は刻み湯実施曜日とあったのに実施していないのは何故なのだろうと常連お姉さまにお聞きすると、四人束になり店主御子息を詰めてくださる。すると「水曜は刻み湯やってない」ときっぱり言い切る御子息。「次回は別の曜日に来てね」とお姉さまたちに優しい言葉をかけていただき心の平穏を取り戻す→藤ランドが休みで大塚へと急ぐ→金春湯に辿り着くも残念なことに閉店→通りすがりの先輩のアドバイスに従い9月30日でその歴史に幕を閉じる玉の湯へ→ぼんごでkimoさん・四次元さんと合流し腹を満たして居酒屋で飲む。楽しすぎて喋る笑う。深く優しく楽しくおもしろい文章をお書きになる方々はご自身も魅力的な方々なのだとしみじみ思う。はじめまして。今宵は最高です。このような貴重な出会いに深く感謝します。ホワットアワンダフルワールド。
[ 東京都 ]
月曜22時半入店。連日のオサレシティ仕事最終日は、駅の出口からして難易度が高すぎて敷居の高い代々木上原。30分並んで餃子にありつく。着席してもあれこれ待つ。隣の女子たちの会話にひりつく。サウナへ急ごう。
餃子から徒歩3分ほどで大黒湯。露天コインランドリーを潜り抜けると、カラフルな電飾に彩られた男女別の入り口。鶴田浩二主演の任侠映画のポスター。800円払い、大小タオルとサウナバンドが入ったプラスチックカゴ受け取る。女性用はハンドル付き、男性用は深めトレー型。何故。
更衣室のロッカー、鍵がいっぱいぶら下がってる。空いてる。雑然とマッサージ椅子、おかまドライヤー。「銭湯は裏切らない」と書かれた毒蝮三太夫の色紙。そうあって欲しくて自分は町々の銭湯を訪ねるのかもしれないと思う。BGMは石原裕次郎。
さて洗い場へ。ここでも裕次郎の歌声。センターにカラン、左右に立ちシャワーが6面?8面?なかなかの数。奥に赤とオレンジの光を放つ浴槽。サ室はどこ?本丸一周し、立ちシャワーの奥に無事発見。とりあえず体洗うべしとカランの前に座りシャワーのお湯を出してみると、糸レベルの水量。シャワーは立ちを使おう。
ひととおり準備を済ませてサ室へ。ストレート2段。定員6名ってとこだが結局この日は3巡すべて自分一人。ストーン式でじんわりいい汗。下段上段使い分け、寝転んだり長座したりしてくつろぐ。湿度もいい。ドアの向こうから石原裕次郎の歌声が聞こえる。初めて聞く曲ばかりだけど声でわかる。福山やおディーンや菅田の音楽活動とは異なる、演者の歌声。
汗を流し水風呂へ。地下水バイブラ強め、青と緑のライトアップ。入っている時はそう感じないけど、出ようとした瞬間に感じる柔らかいひんやり感が独特で気持ちいい。
屋内の風呂はぬる湯と書かれていて一見人を油断させるが、ボッコボコのバイブラ、その横はでんきらしい。怖いのでスルーします。その隣の引き戸にはあつ湯の文字。あついのも怖い。多忙で心が疲れ切ってる今、過剰な刺激はいらない。チキンと言われてもいい、湯船はお見送り決定。
外気浴場所悩んだ挙句脱衣所へ。若い女の子たちが3人くらい。うち3人がホットパンツを履いてる。街では見かけないが大黒湯では流行中なのか?浴室内にいる3人ほどのお客様含め、今日も自分が最年長。多分。常連さん、人生の先輩たちの姿はない。便利家庭用品や健康や最近のヒット料理についての会話が聞こえてこない。聞こえるのは白い街名古屋と歌う裕次郎の声だけ。
風呂上りのスーパードライ飲み干せず缶片手に昭和銭湯から外に出ると令和のオサレシティ。時空を超える旅から帰ってきたみたいだ。
女
[ 東京都 ]
日曜19時入店。予定よりちょっぴりだけ早く中目黒仕事が終わり、1時間以内退店と決め前情報何も入れず立ち寄りました。サ室のBGMはLDH系グループメドレーなのか。店内はウェイウェイした若者と富裕層カップルに占拠されているのか。中目黒への偏見に満ちた妄想が膨らむ。
看板のフォントは南青山清水湯にも通じる細丸ゴシック系。オサレ。配色はビールっぽいが。入口の壁画もオサレ。只今男性サウナ満員につきって書かれた手書きの貼り紙の字はなかなかにクセが強いが。
受付で800円払い大小タオルとサ室キー受け取る。脇の待合では、ガタイの良い総合格闘技系刈り上げメンズ二人と欧米系おじさん一人がテレビのJリーグ中継を観ている。野球中継じゃないんだな。さすがオサレシティだな。
とりあえず脱衣前にお手洗いへ。トイレスリッパがベッチョリしていて出鼻を挫かれる。トイレに入る時は足の裏拭こう。自分もやらかさないよう超注意。
さて本丸へ。入口すぐにサ室。定員5名のとこに5名くらいいてパンパン。サウナ人生最大くらいの人口密度。このご時世で定員制限はないんだな。洗い場と湯船に目を移すと、客層めちゃ若い。9割以上が20代。しかも9割以上がロングヘア。年齢と髪の長さは反比例の法則。平均年齢と平均体重と平均腹囲ガバッと上げてすみません。さらに洗い場にシャンリンボディソがなくて愕然。朝シャワーできれいに洗ったんで許して。丁寧に湯洗いし、空いた頃合い見計らいサ室に向かいます。
サ室、ボナ!
でもマイルド…室温82度くらいからスタートしたのが、出入り多くて80度前後をウロウロ。湿度とじんわり加減は好きだけど、もうちょっと温度高いほうが好き。レビや駒の湯みたいな、愛しさとせつなさと暑苦しさが欲しい。エモくない。優しいけどもっとグルーヴがないと物足りないの。
水風呂はバイブラ強め18度。でも深いとこまで冷えない。これもグルーヴの問題か。
外気浴は露天へ。床滑らないから階上にあってもこわくない。プラ椅子設置で中目黒の空。キャッキャした二人組の喋り声。電車の音。
サ室混み混みで行列したり遠慮したりでタイミング読むのが難しいがサウナ水風呂外気浴どうにか三巡。満員のサ室で出川の小ボケにヤングたちと笑う。出川は世代を超える。
人生ジェットコースター時代に住んでた中目黒。藤八も引っ越しちゃったし。あの頃はここも普通の古い銭湯がだったような気がしつつ、遠い昔のことで思い出せない。オサレだしきれいだけど多分この銭湯にはあんま来ない気がすると思いながらドライヤーかけつつスーパードライ飲み干すセンチメンタルな秋の初め。藤八の肉じゃがコロッケや腸詰食べたいな。
女
[ 東京都 ]
水曜22時入店。雨がばらつき始めて傘もない。でもいいや、濡れてもいいからいちかばちかで。地獄から生還し週末は銭湯サウナと下町酒場に癒されすっかり回復したはずが、月曜から夜ふかし&早朝から追われうかうか寝てもいられない逼迫ぶり。ホームに行かないともう頑張れないので、家の人と訪問することに。
女風呂は左側ろてんの湯。脱衣場でお母さんとばったり。雨降ってきましたー?と聞かれぼちぼち!と答えるとたぶんすぐ止むはずとの予言。信じる。
いざ本丸へ。先客様はサ室おふたり洗い場おひとり。空いてます。いつも通り体洗ってサウナに直行。最近湯船を完全無視することが少なくない自分。もともとは温泉大好き湯船派だったのになにこの鞍替えぶり。薄情にも程があるわ。反省。
サ室にはいつもの常連さん。ゆっぽくんタオル巻いているせいか。なんかゆっぽくんに似てるように見えてきてゆっぽさんと勝手に命名。バスタオルで場所取りなさってるけどこれはここの文化。先を急ごう。途中見慣れないお若い女子もサ室にイン。出たと思ったら高椅子で整ってる模様。ゆっぽさんとサウナガールとわたしの3人で阿吽の呼吸、くるくる回して3ターン。今日は疲れすぎているからお風呂も入る。
安定の露天風呂は9月を機に秋モードへとシフト。向日葵&朝顔からトルコキキョウと秋桜に変わり、さすが四季の湯ねと納得。
内風呂では久々のジェットにチャレンジ。男湯から3人組と思わしきわいのわいのした声と話し方のグループ。ほんと男湯は暴れん坊多くて大変やな。落ち着かない気持ちになるのは今心が荒んでいるから?でんきは怖くて今日も諦め。
待合でスーパードライ飲んでたら、さっき男湯でわいのわいのしていたらしき3人組。うむ。お母さんとのやりとりで、クラフトビールがやっと戻ってくることを知る。角の「やま」っていう焼き肉も美味しいそうだ。四季の湯は月曜休みだから行くのかな。是非ゆっくり休んでほしい。
スタンプカード3枚目コンプリートでサウナつき無料にしてもらいました。親切。そして帰り道では雨が止んでいました。
[ 東京都 ]
日曜16時訪問。十条行くか?という家の人の素敵アイデアにのっかり飲み始める日曜午後。サウナ話題からこちらの話になり、完全手ぶらで気まぐれ訪問。470円+サウナ代200円払い、フェイスタオルとサウナキー受け取ります。
お客様パンパン。カラン占拠率7割ほど。混んでる。大半常連さんぽくて全力で空気読むけど、阿吽の呼吸すぎて読めないので流れに任せる。粗相がないようにだけ気を付けよう。
サ室は洗い場の人口密度に反しガラッガラ。ドアを開けるとサッチモがお出迎え。ほどほどに薄暗い照明。テレビなし、12分計なし、そこにあるのはただただ砂時計とサッチモ。滞在中ずっとサッチモ。他にお客様も来ないのでごろ寝スタイルで歌います。ホワットアワンダフルワールド。最高。室温92度。温度湿度バランス良き。良き汗ダラダラ。
ダラダラ汗をシャワーで流し水風呂へ。水温22度との表示。かけ流し天然水との張り紙あり。どんどん冷たい水が注ぎ込まれる実感が気持ち良い。キンキンすぎないのでなんぼでも入っていられる。高い天井を見上げる。スカイブルーのペイント、広々とした窓から差し込む夏の黄昏の光。爽やかで眩しくて素敵だ。
洗い場用の椅子ちょっと高いバージョンのほうに座って外気浴。仰ぎ見るタイル絵は熱帯魚の群れ。そうか昨日足立区で見たのはタイルに描いた絵画。タイル絵はモザイクみたいなやつってことか?男湯は鶴の絵らしい。汗ダラダラ出る。カランの前では常連さんが背中流し合い。やもしかすると同じ方が複数のお客さんの背中を洗っているよ。粗めメッシュの洗い布でテキパキゴシゴシ。プロの三助さんなのかな?見事な背中洗い捌きに見惚れていると、やんわりドヤ顔スマイルで振り返る三助マダム。軽く会釈で返す。
家の人より一足先にくつろぎスペース到着。前科があるのでほっと胸を撫で下ろす。ここでもまだサッチモが流れておる。400円でレサワを注文。自販機にも諸々飲み物あるけど、喫茶コーナーでオーダーして喉を潤すのも良いね。店主さんとヴィヒタについてあれこれお話しし、自宅用に1束買って帰る。今年は帰省して白樺を束ねることもできないし、通販でも売り切ればかり、ここで買えるのはありがたし。早速風呂場に飾ろう。
今日は大好きな古典酒場もタイ居酒屋もお休みなので、秋田郷土料理の田やさんでシメ。焼うどんの麺が稲庭なのが秋田プライドだね。
今日もありがとうございました!
女
[ 東京都 ]
タカラ湯から酒屋の酒場を経由しお浸しとイカ刺し、エビフライとレサワ一杯ののち土曜19時入店。無知すぎてよくわかりませんが宮造り?唐破風?だと思われます。門外漢が知ったかぶるのもアレなんでこれ以上書けないのですが、とにかく時の流れを刻んだ美しい建築です。
470円+サウナ代400円払い番台のお母さんから「だいたい2時間くらいで出てね」とのご注意とサウナキーと大小タオル受け取ります。
素敵な脱衣場を抜け浴室へ。先客様3名。シャンリンボディソは備え付け。さっと準備しいざサ室へ。
室温計テレビ12分計BGM先客なし、砂時計だけのサ室は現状定員4名。しかし「定員2名なんで」という宣言みたいに2箇所だけにオレンジ色のサウナマット。ストレート2段。パンパンなら8人入るかな。ガス赤外線式ストーブ、デカい。室温不明だけどおそらく92度くらい。タカラ湯よりは明るいけど、それでも暗め。ひとりでも歌ったり踊ったりするのは憚られるのでおとなしくしよう。10分入ってちょうどいい滝汗実感。温度湿度気持ち良くていい汗。タカラ湯のセルフロウリュとは全く異なるがそれぞれの魅力はそれぞれだね。結局最初から最後まで独り占めさせていただきました。ガラガラで快適だけど、先輩たちのおしゃべり聞かないのは少し寂しい。
シャワーを挟んで水風呂。冷たい!水温計によると15度。おっしゃる通りで間違いないす。足先が痺れるほど冷たい。バイブラなし。
外気浴は露天風呂の脇の階段で。痛くないようマットを敷くと良き。高い塀の向こうに夜空。春に来ても気持ちいいだろうなぁ。
お風呂は露天と各種バイブラ。でんき風呂はありません!安心安全!4回ほどサウナ水風呂外気浴楽しみ、サウナで寝たりしながら無事露天で退室。地獄仕事とトランポリンとズンバで疲れ果てた足腰をマッサージ椅子でほぐし、氷結レモンでくつろぎおいとま。
ノミヤ洋菓子店のタルトとラムでシメで帰る!とウキウキ歩いていたらいきなり雷、そして土砂降り。傘持ってなくてせっかくお風呂帰り(しかも二軒)なのにずぶ濡れになり、寄り道は諦め家路を急ぎます。
洋菓子酒場、くずし割烹、カレーにビリヤニ、古典酒場、スペインバル、鮭専門店。好きなお店行きたいお店だらけの北千住、サウナも良すぎてまたすぐ来たいです。
女