駒の湯
銭湯 - 東京都 世田谷区
銭湯 - 東京都 世田谷区
金曜20時入店。朝家で転倒して軽く足を捻挫気味。一方家の人は数日前の登山の後遺症で筋肉痛。よろよろした中年夫婦の行き先といえば筋肉の育ちを助ける肉、そして筋肉を癒しほぐすサウナという流れしかないよねと三茶へゴー。
スタミナ道場で肉肉肉。演歌聴きながら駒への助走。チャンピオンベルト巻いたマスターや着物姿のお姐さんのポスターが飾られた味わい深い店内は昭和でしかない。さらに味わい深いのはマスターとママの風貌だ。どんな人生を歩んできたのかつい妄想してしまうが文字数が足りなくなる。先へ急ごう。
肉臭をがっつり纏い駒の湯へ。750円払い大小タオルとフック入りサバッグ受け取ります。水は脱衣所の自販機で。受付で買うより10円安い。
今日も程よく盛況。年齢層も幅広く。サ室定員5名に対しサバッグ4つ。理想的な人口密度が期待できます。ササと準備しサ室入室。よく見たら壁の奥天井高いところに温度計発見。84度。程よい湿度でじわり温まる。先客は見たことある大ヌシ様とグレーのピッタマスクした小ヌシ様。程なく大退室し小が話しかけてきてくれる。聞けばかなりのサウナーさん。あちこち行くけどやっぱりここは水風呂の温度がいいのよねーとキャッキャ意気投合。楽しい…。
結局この日は4巡。小ヌシ様とのサ室遭遇は一度きりだったが、お帰り際にまたー!と会釈。またすぐ来よう。後半はたまに見かける大柄ヤングヌシ降臨。週刊少年ジャンプ読み、読みかけのジャンプで場所取り。その後も続々ヤングがサウナイン。ヤンジャン読んでる娘もいる。みんなのそのジャンプたちは自分のなのだろうか。小湿ったジャンプを小脇に抱えて帰るのだろうか。そんなことを思いながら川中美幸、堀内孝雄、「孫」…。
本日のもう一つの目的はでんき。整骨院でも捻挫したら電気治療器使うし、多分この足の痛みには効くんじゃないかと。駒のは「低周波電気風呂」。よく見る「でんき風呂」じゃない。だから痛くないかもしれないよ…と自分を勇気づける。しかしブクブクバイブラで電極板が見えない。恐る恐る近づくと優しいピリピリ感。これならいけると前進すると、ザラリとした板が足の裏にあたる。なにこれ電極板?踏んだらドクロベエ様のお仕置きみたいなことが起こるんじゃないか。お願いバイブラ止めて電極板の実態を見せて。怖いので正体不明な板を踏まないよう気をつけながら、なんか中途半端な姿勢で低周波電気浴びました。
待合で氷結レサワ買って家の人を待つ。受付のお父さんに「それ美味しいの?俺は飲まないからわかんねぇけどなっ、ハハ!」と話しかけられ談笑。家の人出てこない。彼の長風呂は「ここのサウナ好き」の証です。ゆっくりレサワ飲んで待とう。
女
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