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のさのら

2020.02.14

1回目の訪問

平日 曇天 通常利用
館内滞在時間 16:00 〜 18:50
入泉時間 昼の部 16:10 〜 17:55
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ2杯
本日のツマミ  なし

本日のメインディッシュ 〝サ道巡礼〟

ついに念願の日がやってきた。テレビドラマ「サ道」全12話プラス、年末スペシャルに登場した全施設を完全網羅する日が訪れた。

本編最終回の「熊本 湯らっくす」をはじめ、年末に放送された「吹上温泉保養センター 白銀荘」と、並々ならぬ難関サウナに挑んできたが、都内にある第三話に登場のこちらだけは来る機会に恵まれなかったのだ。それと言うのも、宿泊施設や食事処のない銭湯サウナなのが二の足を踏んだ大きな理由かもしれない。しかし本日は重い腰を上げて最後の本丸に乗り込んで来た。

新参者にも丁寧親切に出迎えてくれたフロントスタッフさんの説明を受け、男湯の暖簾をくぐると平日の時間帯なので年配層が多いようだ。内湯に設置させた味わいのあるカランで身を清めてから、いよいよ最後の砦に向かった。

個人専用のサウナマットを手に取り露天にあるコンフォートサウナの扉を開けると、思ったよりもサウナ利用者が少ない。一番奥の最上段に座り前を見ると、剥き出しのサウナストーブが唸り声を上げている。受付のホスピタリティと、サ室の険しい様子のギャップに身悶える。それでも〝コンフォート〟を謳っているだけに快適なサ室内は、苦痛を一切感じる事なく発汗が増していく。気が付けば12分計が一周しているくらいにサ心地が良く、その後の水風呂の温度も適宜で安心感の中でのクールタウン。ドラマで見た〝ととのいイス〟に身体を預けて冬空を見上げると、格子天井から覗く空に吸い込まれそうだ。

セットを重ねるごとにサウナも混み合ってきて、フロントではサウナの入室規制がされていた。タイミング良く落ち着いたサウナを楽しんだ後は、銭湯では珍しい生ビールが飲めるのがうれしい。

こちらへの訪問で〝サ道全制覇〟を果たした記念の祝杯をあげながら、ドラマの名シーンを思い出していた。すると年末スペシャルの前半に登場した旭川の「omo 7 サウナプラトー」に行ってない事を思い出した。本当の祝杯は先送りになったが、今後の楽しみが増えた杉並の住宅街でした。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
250

のさのら

2020.02.13

17回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 22:30 〜 翌 12:00
入泉時間 夜の部 22:40 〜 23:10
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 シャワーのみ
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール クラフトビール8杯
本日のツマミ キュウリの一本漬け&冷奴

本日のメインディッシュ 〝美意識〟

人生で初めての薪ストーブサウナを長野の「The sauna 」で体験した後には、これまた初体験となる女子サウナーとの逢瀬が都内で待っていた。

野尻湖の大自然に別れを告げて、市内観光をして善光寺の参道で〝戸隠そば〟を味わい帰京した。指名手配中のMon湯氏を含めたサ活仲間で深夜のロスコにて密会を企てていたが、帰りの新幹線の車内で飲み過ぎてしまい夜のサウナを自粛した。ひとっ風呂だけ浴びて待ち合わせの食事処に向かうと、すでにロスコ入りしていた渦中のM氏が呑んでいた。隣には初対面となる拓ちゃんの姿もあり、主役であるサウナヒロインの登場を三人で待ちわびた。

すでに二時間以上も呑んでいる二人は、アジフライとサバの塩焼きという〝ひかりものコンビ〟をツマミに盛り上がっていた。互いのサ活の近況報告などをしている所に〝ひかりもの〟以上に光り輝く〝らぶりん〟が登場した。

わざわざ手土産まで持参してくれた彼女に対しても、いつもと変わらぬ下品な話を続ける男たちを優しく受け止めるヒロイン。思った以上のハイペースでクラフトビールを飲み干す彼女が、ビールモンスターにも見えた。そんな楽しい時間は、あっという間に過ぎて終電のあるM氏と拓ちゃんは涙ながらに帰宅した。

そこからカウンターに席を移して二人だけの時間が始まり、M氏がいなくなった後の宴は品のあるアダルトな雰囲気が流れはじめた。大人の男女が夜中に二人きりになると、自然と話題はH関連の方へと向かっていく。

この歳になっても衰えを知らぬ私が、常にビンビンを保っている理由を恥ずかしげもなく打ち明けた。すると彼女が、私以上にピンピンな秘訣を教えてくれたのだ。

それは肌関連の話で、お互いのコスメを持ち出し美意識高い系女子トークでラストオーダーを過ぎるまで盛り上がった駒込の深夜だった。

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  • サウナ温度 106℃
  • 水風呂温度 19℃
257

のさのら

2020.02.12

1回目の訪問

水曜サ活

The Sauna

[ 長野県 ]

祝日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 13:50 〜 翌 09:20
入泉時間 夜の部 17:30 〜 19:30
入泉プログラム
夜の部 S (12 × 6) M (1 × 6) G (10 × 6)
本日のビール パタゴニアロングルートエール 他
本日のツマミ スモークチキングリル

本日のメインディッシュ 〝夢のような〟

ここでは目を閉じても白銀の気配を、まぶたの向こうに感じる。まぶしいばかりの雪景色と青空のコントラストが出迎えてくれたのは、野尻湖のほとりに佇む「ゲストハウス LAMP」である。新幹線と在来線を乗り継いでやって来たのは、今まで体験した事のない〝薪ストーブ〟のサウナのためだ。チェックインを終えサウナの予約時間まで施設の周辺を散歩したり、館内のカフェで軽めの昼食を楽しんだ。

宿泊施設内のシャワーと内風呂で準備をすると、レンタルした寒さ対策のポンチョと大判のバスタオルでフル装備して屋外へ飛び出した。そこには、煙突から煙の立ち昇る愛くるしい三角屋根のログハウスがあった。周囲のリクライニングチェアに着替えを置き、持ち込んだビールを雪に埋めて念願の薪サウナへの扉を開けた。

薄暗い室内の薪ストーブでは赤い炎が揺れ、小さな窓からは雪に反射した白い光が細く射し込む。目を閉じればパチパチと薪が燃え弾ける音と、外の小川のせせらぎだけが聞こえてくる。私のセルフロウリュで静寂の世界にサウナストーンの灼ける音が響き、鼓膜だけでなく脳波までも刺激する。それと同時にヴィヒタのアロマ水の香りと蒸気が天井から舞い降りてきた。これをキッカケに、言葉を交わしてなかった他の客との間に会話が生まれた。

私以外の皆さんはスキーやスノボのために訪れているらしく、最初はサウナはおまけみたいなものと言っていた。よって皆さんはロウリュを体験したのも初めてだそうで、その神聖な心地良さに驚いていた。

セットを重ねるごとに誰も入っていなかった水風呂にも、私の姿を真似るよう入りはじめた。最終的は全員が雪ダイブで自身の証しを雪に残して、記念撮影を撮りあう頃には辺りは真っ暗になっていた。満天の星空と満面の笑みに囲まれながら、人生最高で最速の二時間を過ごした。

そんな誰をも魅了するサウナを造ってくれたオーナーさんや運営スタッフさんに、心よりの感謝をしながら食べた夕食も最高だった。

春先の雪どけ水が野尻湖に流れ込む頃に、絶対にまた訪れようと決めた湖畔の朝だった。

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307

のさのら

2020.02.11

5回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:30 〜 翌 09:05
入泉時間 夜の部 21:40 〜 23:20
入泉時間 朝の部 07:35 〜 08:50
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール メガジョッキ3杯 他
本日のツマミ 湯豆腐

本日のメイン 〝大人になった天才少年〟

祝日前の宴で盛り上がるサラリーマン達を横目に、夜の新橋駅から一目散にやって来た。繁華街の施設だけに終電前の時間帯は比較的空いており、落ち着いた流れで3セットを楽しんだ。

確保したDXシートで横になる前に、メインイベントの為に螺旋階段を降りていった。街の喧騒が嘘のように誰ひとりいないレストランで、生ビールを片手にスポーツ新聞に目を通していた時に抑えられない感情が込み上げてきた。日本中、いや世界中の女性たちを敵に回しても構わない思いで言いたい事がある。

「私は〝羽生〟が嫌いだ」

歳下の彼に対する嫌悪感が大人げないのは十分に承知だが、前人未到の偉業達成が報じられている中、どうしても男らしくない言動や振舞いが苦手なのだ。たしかに幼い頃から並々ならぬ練習を重ね、幾多の試練を乗り越えてきた努力は認めよう。私も幼い頃に同じ道を志していただけに、その苦労を分かっているつもりだ。子供時代から「天才あらわる」などとマスコミを賑わせ、数々のタイトルを欲しいままにしてきた彼の人気と才能に嫉妬しているわけではない。そんな彼も一時期は若手の台頭でトップの座を明け渡す苦悩の時代もあった事を知っているが、どうしても男として許せない理由があるのだ。

この事は本当の羽生ファンならば周知の事実だと思うが、あまりにも結婚している事を隠している気がしてならない。もちろん相手が元女性アイドルという点で仕方ないのかもしれないが、私はもっとツーショットを見たいのだ。

今の輝かしい成績や、ヘアスタイルも全ては理恵夫人の支えがあってこそだと私は思っている。それなのに彼は、結婚の事実すらなかったかのように振る舞っているのが気に入らない。

これから先、新たな偉業を達成したとしても決して彼を認める日はこないであろう。

〝羽生善治 九段〟その男の存在だけは...

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  • 水風呂温度 16℃
256

のさのら

2020.02.10

1回目の訪問

ドシー恵比寿

[ 東京都 ]

平日 晴天 通常利用
館内滞在時間 13:00 〜 14:30
入泉時間 昼の部 13:10 〜 14:20
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日のビール エビスビール大瓶2本 他
本日のサ近所メシ 叉焼蝦仁雲呑麺

本日のメインディッシュ 〝超ド級〟

食事処のないサウナ施設に行く事は少ないのだが、やはり気になって初訪問してみた。午後1時のオープンと同時に簡素化されたオシャレなフロントでタオルを受け取り、エレベーターで浴室フロアに上がった。

ただ単にサウナを楽しむ事に特化したレイアウトで、あるのはサウナとシャワーブースだけのシンプルな造りだ。しっかりとシャワーで身を清めてから予熱なしで入ったサウナは、余計なものを削ぎ落とした洗練されたミニマニズムの極みである。専用のサウナマットを敷いて最上段に陣取り、他に誰もいないサウナを思い切り楽しんだ。テレビやBGMのない静寂なサ室内で、ミント水のセルフロウリュの音だが鼓膜を揺さぶる。たったひとつの砂時計が置かれているが、この中では自分の肉体だけが計りとなり時を重ねる。自身の二度目のセルフロウリュで頭上から高温の蒸気が降りてくると、トップロープから〝雪崩式ブレーンバスター〟でもくらったような衝撃だった。

意識が遠のく前にサ室からエスケープして、5種類の水温違いの冷水シャワーでクールダウン。季節柄だろうか、15℃のシャワーよりも常温のシャワーの方が冷たく感じた。その打たせ水を頭に当てると〝脳天直下式パイルドライバー〟でノックアウトされそうになった。この冷たさならば十分に水風呂の代わりとしての役割を果たしてくれ、火照った身体も一気に冷やされた。

休憩がてらにベンチに腰を下ろすと、窓ガラス越しに屋外の冷気が背中に襲いかかってくる。そこでサウナ人生初の〝垂直落下式バックドロップととのい〟を経験した。

シンプルな流れながらもサウナとしての質は趙ド級で、気がつけば基本の時間を過ぎてしまった。1時間の延長をして共有スペースでサウナ上がりの缶ビールで喉を潤したあとは、久しぶりのラ活のために都内屈指の超ド級ラーメン店「中華そば すずらん」にて、チャーシャーエビワンタンメンを味わった午後の恵比寿駅前でした。

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 15℃
262

のさのら

2020.02.09

8回目の訪問

土曜日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 22:20 〜 翌 08:40
入泉時間 夜の部 22:35 〜 23:55
入泉時間 朝の部 07:10 〜 08:10
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ4杯
本日のツマミ ナムル盛り合わせ

本日のメインディッシュ 〝小正月〟

いつもよりも大きく明るい満月が照らす夜空を見上げながら西麻布にやって来た。

下駄箱の空き数と比例して、週末のアダムは少し混み合っていた。カランで身を清めて、サ室が空くのを待つ間にヨモギスチームサウナで予熱作業。薬草の香りと蒸気に満ちたスチームサウナにまで持ち込まれた週刊誌が、ずぶ濡れなのが痛々しくもアダムらしい。深夜に近づくにつれて入浴客の数も次第に減り、安定のストロングサウナを存分に堪能した。キリッとした水風呂のあとはデッキチェアで休憩しながら、スマホ片手に皆さんのサ活を楽しんだ。

マイルーティンの3セットを終えて階段を降りると、いつものように食堂のイモちゃんにごあいさつ。まずは生ビールとツマミにナムルを注文すると、イモちゃんが韓国の伝統文化を教えてくれた。それは〝テボルム〟と呼ばれる日本でいうところの小正月を意味するらしい。旧暦の正月から初めての満月を迎える日に無病息災を願う風習があるらしく、その日にナムルを食べると夏バテをしないらしいのだ。お隣の国でありながら知らない文化がある事を知ると、ますますナムルが美味しく感じた。本物の友好関係が築けずに歴史が流れてきた韓国だが、私にとっては政治的背景とは関係なく愛すべき隣国である。そんな草の根外交になればと、昨夜も裏メニューのチーズタッカルビを追加して、サウナ上がりのビールを味わった。本日も美味しい料理を作ってくれたイモちゃんに「ごちそうさま」とお礼を告げて、仮眠室の二段ベッドで眠りに就いた。

今朝も目が覚めて浴室に向かうと、ミッドナイトアダムの雰囲気とは違った静寂のモーニングアダムを楽しむ事ができた。お気に入りのスチールサウナは清掃準備中だが、窓から差し込む陽の光に抱かれながらの休憩で一日の英気を養った。

チェックアウトして外へ出ると、空も晴れ渡り気持ちが良いので帰り道に有栖川公園を散歩してみた。カフェで街ゆく人を眺めながら飲むコーヒーは、優雅な一日のはじまりを感じさせる広尾の公園沿いでした。

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  • サウナ温度 106℃
  • 水風呂温度 15℃
270

のさのら

2020.02.08

11回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 23:30 〜 翌10:00
入泉時間 夜の部 23:35 〜 翌 00:55
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ8杯
本日のツマミ 肉野菜炒め
本日のサ近所メシ カツレツ

本日のメインディッシュ 〝サ族〟

月夜の狸に誘われるように上野駅に降り立った。しかし昨夜が金曜日だった事を忘れていたので、受付では入場規制がされていた。カプセルには若干の空室があるとの事で何とか無事にチェックインを済ませると、ある人物を探して大浴場への階段を上がった。

その人物とは、北欧サ活回数200回を超えるKING OF NORTHこと〝ありたん〟だ。実は昨日の真昼間に上野で呑んでいるとの連絡がきたのだが、当たり前のように告げられた店の名前を私は知らなかったのだ。私も上野でランチを終えたところだったが知らない店なので断りの連絡をしようと思って歩いていたら、偶然にその店の看板が目に入った。しかしそこは大衆立ち飲み屋で、シャチョーの名を欲しいままにしている私には不釣り合い極まりない場所だった。オシッコすら座ってするIT系 (意識高い系)の私が、立って酒を飲むなど考えられない事で、足を踏み入れる事さえ躊躇した。恐る恐る店内を覗いてみるとカウンターの中ほどに、立ち飲み屋のオブジェではないかと思うくらいに店内に溶け込んだ彼を見つけた。意を決して店に入り彼に近づくと私の登場に驚いていたが、人生初の立ち飲みを経験した。

休日の彼は、このあと泊まりで北欧に行くと聞いていたので、もしかしたら会えるかもしれないと思いながら深夜に私も北欧入りしたのだった。しかしサ室や食事処にも彼の姿はなく、ひとり寂しくサ上がりのビールを飲んでいると私の横をサウナ狸が通り過ぎた。どうやら禁煙席が空いていなかったので、喫煙席で飲んでたようだ。飲み終えて寝ようとしていた彼を無理やりに引き留め、深夜の宴が始まった。

それぞれ事情は違うが独り身同士の二人は、時間を気にする事なく飲み明かすと、気が付けば閉店時間の午前4時を迎えていた。

私には家族はいないが大切な〝サ族〟ができた気がして、嬉しく思いながら寝床に入り朝を迎えた。そんなポンポコサウナ狸を思いながら「ぽん多 本家」で、老舗のカツレツを味わった昼下がりの上野だった。

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  • サウナ温度 108℃
  • 水風呂温度 15℃
270

のさのら

2020.02.07

4回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 22:40 〜 翌 10:55
入泉時間 夜の部 22:45 〜 23:50
入泉時間 朝の部 09:10 〜 10:35
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯
本日のツマミ メンマ炒め&チーズ
本日のサ近所メシ ビーフとタンのミックスシチュー

本日のメインディッシュ 〝洋モノ好き〟

湯けむりの奥からゴォーッと唸り音が上がると、スチームサウナが蒸気に充させる合図だ。そのタイミングを逃さずに低温サウナに入ると、視界ゼロで一歩の足を踏み出すのも怖いくらいだ。手さぐりでデッキチェアを探し当てると、真っ白な蒸気に包まれて穏やかな蒸しタイムのはじまりだ。

スタート時点では室内の様子が全く分からなかったが、時が経つにつれて少しずつ視界が晴れてきた。天井を見上げると無数の水滴が満点の星空のように輝いていた。そんな水滴の一雫が私の大切な部分に落下してきた瞬間に、遠い昔の苦い記憶が蘇ってきた。

独り身の私は、必要性もあって料理が趣味である。これでも若い時はバリバリ働いていた頃もあり、料理をする時間さえも惜しんでいた時代もあったのだ。それは自宅でチキンソテーを調理している時に起こった事件で、時間を惜しんだばかりに悲劇に襲われたのだった。

少しでも調理時間を削ろうと思い、鶏肉の皮目をフライパンでじっくり焼いている最中にシャワーを浴びる事にした。その途中で鶏肉の焼き加減を見に行った時に事件は起きた。勿論シャワー中なので全裸のままキッチンへ戻り、フライパンの中の鶏肉をひっくり返すと油が跳ねた。その油が、私の大切な部分の先端のド真ん中に飛び散ったのだ。運悪く高温の油でヤケドを負ってしまい、今でも先端にホクロのようなヤケド痕となって残っている。私はその日以来、自分のムスコに呼び名を付けた。

〝千昌夫〟と。

昭和の不動産演歌王である本家に似たのは見た目の姿だけでなく、金髪美女好きなところも受け継いでしまったようだ。

サウナ上がりに、上野のルーマニアパブに行きたいところをグッと堪えた。しかし翌朝は洋モノ好きが抑えきれずに「洋食 黒船亭」で赤ワインと名物の〝タンシチュー〟を味わったが、決して私は〝チンシャチョー〟ではない。

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  • サウナ温度 94℃
  • 水風呂温度 17℃
253

のさのら

2020.02.06

16回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:30 〜 翌 14:50
入泉時間 夜の部 21:35 〜 22:40
入泉時間 朝の部 08:40 〜 09:50
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール クラフトビール5杯 他
本日のツマミ 鶏団子鍋

本日のメインディッシュ 〝水曜ビ活〟

見知らぬサウナとの出逢いと、人生の刺激を求めて九州四国を彷徨い帰京すると、自然と身体が欲したのは安らぎだった。

実は東京に戻った夜に上野 北欧に行ったのだが、蒸し始め3分でマット交換のタイミングに当たってしまい退室を余儀なくされた。その後はサ室前にマット交換待ちの行列が20名近くも並んでいたので、泣く泣くサウナを諦めたのだった。

そこで昨夜は安定の寛ぎを与えてくれるロスコへとやって来た。受付を終えてエレベーターに乗ると、また新たな食事処の営業時間の変更が告げられていた。午前10時から11時までを清掃時間とするとの事だったが、レイトチェックを利用する私には影響の少ない変更だった。

浴室に向かうと〝水曜サ活〟の日であるが、大きな反響を感じさせない客の入りがありがたい。禊ぎを終えてから入ったサ室内のテレビからは〝水曜日のダウンタウン〟が流れていた。最上段で蒸された後は、古いサーフィン映画〝ビッグウェンズデー〟の大波を思わせる、荒れ狂う水風呂でのクールダウン。今年の冬一番の寒気が流れ込んで気温の下がった外気浴で、不思議な水曜日とのシンクロを感じながら口ずさんでいたのは〝水曜日のカンパネラ〟だった。

軽めの3セットをこなして急ぎ足で向かった食事処で、サウナ上がりの乾いた喉を潤した。ここ最近のロスコ入りの楽しみでもあるクラフトビールのラインナップに目をやると、今回も新たな銘柄を見つけた。偶然にも〝水曜日のネコ〟というホワイトエールが新入荷していた。オレンジピールとコリアンダーの香りが爽快感を与え、軽快なホップの苦味が喉元を通り過ぎると至福が訪れる。そんな味わいの違うクラフトビールを楽しみながら深夜を過ぎると、寝床のカプセルに入り朝を迎えた。

今朝は11時の食事処のオーブンを待って、再びクラフトビール片手にブランチタイム

「すこぶる元気な身体も喜ぶロスコブランチ」

昼間からビールが効いて、こんな早口言葉すら言えなくなった駒込昼下がりでした。

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  • サウナ温度 108℃
  • 水風呂温度 19℃
251

のさのら

2020.02.04

1回目の訪問

日曜日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 22:05 〜 翌10:00
入泉時間 夜の部 22:10 〜 23:10
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯 他
本日のサ近所ツマミ 親骨付鶏

本日のメインディッシュ 〝旅のおさらい〟

徳島発 特急うずしお30号にて隣県の高松駅に到着した。少しばかり先を急ぐ理由があったので、タクシーで目的地である人気サウナ施設「ゴールデンタイム」に向かった。急いでいた理由とは、もちろん高松の夜のネオン街の為である。すでに繁華街のド真ん中にあるサウナなのは下調べ済みで、数十年ぶりの瓦町界隈を楽しもうと決めたのだ。

エレベーターでフロントに上がり、まずは寝床のカプセルをキープした。ネオン街への思いを抑えて、これから始まる〝ゴールデンタイム〟の前に大浴場へと向かった。

最初に浴室に入って思ったのは、とにかくシンプルな造りという印象だった。それは決して物足りないのではなく、必要なものだけがレイアウトされている浴室だ。何よりも潔さを感じたのは、一切の貼り紙がない点である。悪く言えば分かりづらさはあるが、私にとっては究極のミニマニズムに映った。

シンプルイズベストを具現化するのは、去年リニューアルされたばかりのサ室である。全体的には昭和スタイルな施設の中に、突然と現れた METOS社の i k i ストーブが、新たな令和スタイルへの船出をアピールする。ゆったりとしたサ室内でサウナストーンが地下マグマの鼓動のように息づいている。オートロウリュによる無臭の蒸気に包まれながら発汗が加速すると、凛と冷えた水風呂でのクールダウン。しかしネオン街への強い気持ちは冷める事なく、外気浴もそこそこに3セットを完了。

レストランは朝食だけの営業なので、サウナ上がりの生ビールは繁華街でアペリティフ。香川名物の骨付鶏たった一本だけで、生ビールが進んで仕方がない。十分に下準備が整った後は、日曜なので数少ない営業中のキャバクラに飛び込んだ。高松に来たのに何故か土佐弁の女の子と話が盛り上がり、気が付けばサウナ以上の4セットも長居してしまった。

飲み過ぎた結果として、翌朝の岡山入りを断念して今回の旅の終わりを迎えた。二日酔いながらも食べた讃岐うどんが、やけに身体に沁みた高松の昼下がりだった。

総移動距離 2180Km
総移動時間 21時間40分
総入泉時間 9時間35分
※ GoogleMap タイムライン参照

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  • サウナ温度 98℃
  • 水風呂温度 15℃
281

のさのら

2020.02.02

1回目の訪問

日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 17:25 〜 20:10
入泉時間 昼の部 17:30 〜 19:10
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ3杯
本日のツマミ  カレイ唐揚げ

本日のメインディッシュ 〝謝罪〟

アンパンマン列車に元気と勇気をもらって徳島駅を目指した。しかし高知と徳島は隣県なのに、こんなに移動時間がかかるとは思っていなかった。

高知駅からは特急列車で阿波池田までは来られたが、そこから先はタイミングが悪く普通列車での旅路となった。阿波池田でアンパンマン号に別れを告げて二両編成のローカル線にて徳島駅まで、トータル三時間オーバーの列車旅となった。しかし車窓からは〝四国三郎〟と呼ばれる吉野川の中流域に位置する大歩危渓谷の雄大な景色を眺めながらの〝乗り鉄気分〟を楽しめた。次第に河口に近づくにつれ、吉野川の川幅が大きくなっていくと徳島駅に到着した。

四国サ旅の三ヶ所目は、徳島駅からタクシー移動で「あらたえの湯」にチェックイン。日曜日の夕方なので、多くの家族連れで脱衣所は大賑わいだ。まずはしっかり身を清めて向かったサウナは、二基の大型サウナストーブが鎮座する清潔感に溢れるサ室だ。多くの地元の方で混み合っていたが、入口近くの最上段が空いていたので邪魔にならないよう腰を下ろした。

バランスの良い設定で、程よく発汗すると気持ちにも余裕が出てきた。顔を上げて全体を見渡してみると、サ室の奥に〝スーパー熱気特等席〟という、わずか二席だけの超最上段席を見つけた。あまりにも目立つ場所なので座るのが恥ずかしかったが、3セット目にようやくチャレンジしてみた。天井間際の席なので反射熱もあるが、他客の視線も熱く感じた。

火照った身体を水風呂で冷まし、露天のデッキチェアで照度の落ちていく夕焼け空のグラデーションを眺めながら休憩していると、全身がグルグルと回るような感覚が押し寄せてきた。さすがは徳島だけに〝鳴門の渦潮ととのい〟を堪能した夕暮れの徳島だった。

※ ここで訂正とお詫びがあります。前サ活で曖昧な記憶で投稿した内容に、Mon湯さんのご指摘通り間違いがありました事をお深くお詫び致します。大ボケかましてゴメンなさい。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 17℃
291

のさのら

2020.02.02

1回目の訪問

日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 11:30 〜 13:20
入泉時間 昼の部 11:35 〜 12:50
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ3杯
本日の昼サ飯  こだわりカツカレー

本日のメイン〝FURomanticが止まらない〟

松山駅前からハイウェイバスにて四国山脈を越えて高知入りを無事に果たした。次なる目的地である「高知ぽかぽか温泉」は高知南バスターミナルで降りれば、そこからは〝ゆ〟とだけ書かれた看板が見えていた。

タオルセット付きのチケットを購入して脱衣所に向かうと、ロッカーやヘアドライヤーにも小銭が必要なので両替を準備した。黄色いハンドタオル片手に入った浴室は、自然光豊かで明るく様々なタイプの風呂があり、入る順番を考えるだけでも楽しくなってくる。

まずは身体を清めてから、バス旅の疲れを癒すために内湯に浸かる。ここではセクスィーな女性のイラストが入浴方法を、そっとレクチャーしてくれる。〝毎度おさがわせします〟の木村一八ならば「ピンピコリン」と音を立てて前を膨らましかねないイラストに初老男子もグッとこらえた。

身体も気持ちも十分に温まったところで念願のサウナへと向かった。シンプルなレイアウトのサ室は、店名が「ぽかぽか温泉」という割にハードな設定で、小野寺昭が通うシェイプアップ教室くらいに汗が出る。その後の水風呂でのクールダウンは、中山美穂が演じる〝のどか〟のようにツンデレで、憎らしいくらいに高揚感を抑えつける。冷静を取り戻した身体を露天に置かれたリクライニング式デッキチェアに預けると、優しい陽射しが堀江しのぶクラスの柔らかさで包み込んでくれ〝豊満ととのい〟を体感した。

あまり調子に乗っているとダンプ松本率いる女子プロレス軍団が大暴れしそうなので、この辺りでやめておこう。

今回のサ旅で、なかなか食べられなかったサ飯を求めて食事処の「ぽかぽか亭」で、カツカレーと生ビールを味わってチェックポイント(藤井一子)

ほとんど休憩する時間もなく、次なる目的地である〝のどか〟の父親役だった板東英二が育った町、徳島県を目指す事にした春の近づく南国土佐でした。

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  • サウナ温度 98℃
  • 水風呂温度 17℃
210

のさのら

2020.02.02

1回目の訪問

日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 07:05 〜 08:40
入泉時間 昼の部 07:10 〜 08:30
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール ちょい飲みビール2杯 他
本日のサ近所めし じゃこてん鍋焼きうどん

本日のメインディッシュ 〝織田裕二〟

宿無しの大分で思いついた秘策は深夜フェリーだった。偶然にも未サ訪の地である愛媛県の八幡浜を結ぶフェリーがあると知ったのだ。事前に空席があるか電話確認すると、四人部屋の特等室を貸し切れた。八幡浜港には深夜2時半という中途半端な時間に寄港するが、早朝までは船内待機でき、少しゆっくりと眠る事が出来た。

豪華客船を思わせるベッドで優雅に朝を迎えると、いよいよ四国サ活のスタートを切った。愛媛イキタイランキング第2位を目指して、八幡浜駅から始発列車に乗車し松山駅に到着した。

駅前の大型複合施設にあるサウナは、重厚な二重扉の向こうにあった。サ室の上段側から入るようになっていて、東京ドームでの野球観戦を思わせる造りだ。ここのオートロウリュが他所にはない仕組みで、天井にある27もの送風口から風が吹き降ろしてくる。そんな熱波を最上段で受けながら、30年近く前の愛媛訪問時の事を思い出していた。

ここ愛媛は〝カンチ〟こと永尾完治の生まれ故郷である。今春配信ドラマでリメイクされる事になった「東京ラブストーリー」の主人公の一人だ。そんなカンチが勤める〝ハートスポーツ本社〟のロケ地が中目黒だと知り、好奇心でロケを見に行ったのをキッカケに、故郷である愛媛のロケ地めぐりを始めたのだ。

リカがホームの柵にハンカチを結んだ市電の駅や、カンチ宛に葉書を出した赤いポストを見てまわった。カンチが通った小学校が秘境のような山間部で、えらく遠かったのを覚えている。

そんな当時を懐かしんで3セットを終えると、早朝なのでレストランは開店前だった。それでもミニバーでは小さな生ビールがあったので、サウナ上がりの喉を潤した。

次の目的地のために向かった松山駅の構内で、地元名物らしい「じゃこ天入り鍋焼きうどん」で胃袋が温まると、昨日からの長旅の疲労も〝完治〟した伊予松山の朝だった。

これで日本一周まで残り24府県

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 17℃
194

のさのら

2020.02.01

1回目の訪問

CITY SPA てんくう

[ 大分県 ]

土曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 19:40 〜 22:50
入泉時間 昼の部 19:45 〜 21:20
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール エクストラコールド3杯 他
本日のツマミ 大分名物 からあげ

本日のメインディッシュ 〝新感覚〟

宮崎では予習不足で地方サ飯を食べられないという痛恨のミスを犯してしまったが、移動中の駅弁でリカバリーできた。貸切状態の車内で今夜の宿は大分にしようと思っていたが、大分県イキタイランキング第1位のサウナには宿泊施設がなかった。

明日の予定と合わせて計画を立てていると、思いもよらなかったルートが浮上してきた。そのルートを使えば、今夜は宿無しでも何とかなる仰天プランだ。そうと決まれば、思う存分に「CITY SPA てんくう」を楽しむ事にした。

それは大分駅前の高層ビルの最上階に位置し、エレベーターを上ると高級感のあるエントランスが出迎えてくれた。フロントスタッフさんの丁寧な説明を受け、さっそく上階の大浴場へと向かう。シックな薄明かりの浴室は、いかにも大人のムードが漂っている。

ちょうど 1stセットが20時のロウリュのタイミングだったが、ドッパチというゴールデンタイムにしては7割ほどの入りで驚いた。しかしこれでも普段よりは多いらしく、おかわりロウリュはスタッフさんの体力の限界により今回は中止となった。それでも通常の二回のロウリュだけでも素晴らしく、イベントながらも過剰な演出のないロウリュ本来の醍醐味を体感できた。その後の水風呂もサウナ好きの気持ちを熟知していて、過度でない冷たさと深めの水深が抜群だった。

ここからが「CITY SPA てんくう」の真骨頂である、ととのいスポットを堪能した。まずは内湯に置かれたイスで休憩するが、私が愛してやまない〝イームズチェア〟を採用されているのだ。もちろんレプリカではあるが、イームズ夫妻の代名詞であるシェルアームチェアに座ると〝ミッドセンチュリーモダンととのい〟を初体験できた。さらには最上階の露天に置かれた木製チェアに座ると、遠くにきらめく別府温泉の街の灯りを見ながらの〝望郷ととのい〟も初めてだった。

専用ウェアに着替えて岩盤浴なども楽しんだが、お洒落サウナの最先端が大分にあると知った感動的な夜だった。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 15℃
200

のさのら

2020.02.01

1回目の訪問

スパぱうぱう

[ 宮崎県 ]

土曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 14:20 〜 16:10
入泉時間 昼の部 14:25 〜 15:50
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日のビール 缶ビール500ml 2缶 他
本日のサ近所メシ  駅弁

本日のメインディッシュ 〝怪我の功名〟

ノープランゆえにタイトなスケジュールとなってしまい、滞在時間わずか3時間で鹿児島を出発した。新駅舎を建設中の鹿児島駅からきりしま10号にて、一路宮崎を目指した。

次に向かったのは、宮崎県サ活数 No.1のサウナ施設の「スパぱうぱう」である。宮崎駅からのタクシーのドライバーさんから向かいにある系列店のサウナの水が良いとの情報を得たが、こちらの食事処が気になり初志貫徹で訪れた。ホテルに併設されたサウナだが、専用のフロントでタオルと館内着を受け取り大浴場への階段を上がった。

まずは禊を済ませ内湯で温浴するが、寝湯スタイルの浴槽の多さに驚いた。しかも寝湯に浸かりながら見られるテレビが二台も設置してある。しっかりと予熱完了となったところで、人生初の〝宮崎蒸し〟の扉を開けた。

圧迫感のない三段仕立てのサ室に入ると、なぜか最下段の床に座っている地元客が多い。よほどのストロングスタイルかと思ったが、私は最上段に座ってみても、それほど高温でもなくドライな設定でもない。温暖な気候の宮崎ならではの、のんびりしたスタイルが地元流なのかもしれない。

その後は広すぎるほどの水風呂でのクールダウンと、露天風呂に置かれたリクライニング式デッキチェアに横たわる。放射冷却で澄み渡る空の下で、今年初めてとなる〝青空ととのい〟を成就した。晴れた日の外気浴スペースは、空と風と一体になれる特別な場所だった。

大満足の3セットを終えて楽しみにしていたレストランへと向かうと、下調べ不足のせいで営業時間外に当たってしまった。仕方なく隣接するホテルの自販機で缶ビールを買い込んで、飲酒可の休憩所でツマミなしで喉を潤した。

楽しみだった食事は逃したが、この失敗が功を奏して時短となり、次なる目的地へと早く向かう事ができた。

宮崎駅で駅弁と缶ビールを買って、今夜の宿となる大分のサウナへと向かう電車に乗り込んだ夕暮れ前の宮崎だった。

これで日本一周まで残り26府県

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 19℃
172

のさのら

2020.02.01

1回目の訪問

土曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 09:20 〜 11:20
入泉時間 昼の部 09:25 〜 10:45
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ2杯
本日のアサ飯  高菜ピラフ

本日のメインディッシュ 〝再び旅気分〟

今年の目標に掲げた〝日本一周サウナめぐり〟のために羽田空港を飛び立った。今回のスタート地点は九州 鹿児島だ。片道の航空チケットしか持たず、なんとなくのプランだけで鹿児島空港に到着した。目指すはイキタイランキング第1位の「ニューニシノサウナ&天然温泉」である。

リムジンバスで到着した天文館から歩いて3分ほどで、お目当ての看板が目に飛び込んできた。こちらは名前の通りホテルのワンフロアにあるサウナ施設で、エレベーターで4階に上がりチェックイン。

まずは、天然温泉ならではの少し濁りのある掛湯をしてからカランで洗体。〝気泡浴〟と書かれた内湯で身体を温めてから、フィンランドサウナへと出陣。壁一面にはケロが張られ、熱さは感じないが絶妙な湿度で汗が止まらない。サ室内のテレビからは鹿児島ローカルの情報番組がサ旅気分を盛り上げてくれ、地元客の鹿児島弁も心地良い。マイ水温計によると16.8℃の水風呂も肌触りが良く、絹のシーツに包まれているような感覚だ。窓際に置かれたデッキチェアに座ると、人生初の〝すきま風ととのい〟を得た。

マイペースで3セットを終えると、もう一つの〝備長炭温泉蒸気サウナ〟が気になり扉を開けた。そこには暗黒の世界が待っており、壁面には漆黒の備長炭が敷き詰められている。わかりやすく表現すると、森永製菓の小枝の箱の中に閉じ込められた気分だ。備長炭による消臭効果だろうか、とても澄んだマイナスイオンの空気に満ちているが、不思議とチョコレートの香りがする気がした。

サウナ上がりには、その名も〝湯上がり食堂〟にて、生ビールと遅めのアサ飯に高菜ピラフを味わって少しばかりの休息タイム。

今回の鹿児島訪問で九州全制覇まで、残すは宮崎と大分だけとなった。どうにか本日中に両県に到達したくて、今後の移動手段を検索してみた。ルートは見つかったが異動時間をかなり要するので、のんびりと寛いでいる暇もなく桜島に別れを告げた小春日和の鹿児島だった。

これで日本一周まで残り27府県

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  • サウナ温度 83℃
  • 水風呂温度 16.8℃
158

のさのら

2020.02.01

4回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:45 〜 翌 05:30
入泉時間 夜の部 21:55 〜 23:30
入泉時間 朝の部 04:05 〜 05:10
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2.× 3) G (10 × 3)
朝の部 S (8 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ3杯
本日のツマミ インゲンベーコン玉子の三色炒め

本日のメインディッシュ 〝ダブルネーム〟

サウナ日本一周めぐりの度に、羽田空港へのアクセスの良さから毎回お世話になっている施設なのだが、今になって大変な事実を知った。それは私がサ活投稿している施設に別名があるという事だ。

サウナイキタイを見ると「カプセルイン蒲田」と「ガーデンサウナ蒲田」は、同じ施設内の宿泊部門と浴室部門に分かれているだけらしいのだ。それを知らずに今まではカプセルを利用しておきながら、何も知らずに「ガーデンサウナ蒲田」にばかり投稿してきたようだ。

昨晩は新たなサウナとの出会いを求めて、残り28府県をめぐる旅に出る事にした。まだ見ぬ他県のサウナの事を思いながら、いつものように3セットをこなしていた。しかし、この施設の名称の違いで、ある昔の事を思い出したのだった。

皆さんもご承知のところであれば〝草彅剛〟と〝チョナンカン〟は同一人物である。歌手名とは別名義で楽曲制作をする〝加山雄三〟と〝彈厚作〟や〝浜崎あゆみ〟と〝CREA〟も同じである。また〝堂本剛〟の〝ENDLICHERI☆ENDLICHERI〟や〝吉井和哉〟の〝吉井ロビンソン〟なども、自身がセルフプロデュースする際に別名義を名乗って活動しているパターンである。

古くは〝ともさかりえ〟の〝さかもとえり〟なども挙げられるが、いずれも本人だと認めている。しかし80年代半ばに、頑なに同一人物である事を否定した人物がいたのだ。

それは〝小泉今日子〟と〝KYON 2(キョンツー)〟である。

当時「夜のヒットスタジオ」に出演した際に、大きな黒いサングラスをかけて、ヒョウ柄のタイトなミニワンピで思春期のオレを悩殺した憎いヤツだ。アイドル姿の小泉今日子とは全くの別人という〝テイ〟で、笑顔を一切見せず「ハートブレイカー」を熱唱するパフォーマンスは、今でも目に焼き付いて忘れられない。

そんな昔を思い出し、サウナ上がりの生ビールを楽しみながら〝のさのら〟名義のためにサウナ日本一周めぐりの計画を立てた夜更けの蒲田だった。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
171

のさのら

2020.01.31

1回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 21:20 〜 翌11:55
入泉時間 夜の部 21:30 〜 23:15
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (8× 4) M (2 × 4) G (10 ×4)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ3杯 他
本日のツマミ お疲れ様セット

本日のメインディッシュ 〝七色〟

家路を急ぐ人波を抜けてアーケードを進むと、虹の麓が見えてきた。私は今まで、その虹を越えた先に楽園がある事を知らずに生きてきた。なんてもったいない人生を送ってきたのだろうかと後悔するほどだった。

決して大きな施設ではないが、特徴のある三種類のサウナが出迎えてくれた。はやる気持ちを抑えて身を清めると、予熱代わりに低温サウナから試してみた。無音の中で木の香りに包まれながら、徐々に汗ばんでくる感じは〝静寂の森〟に誘われたようだ。

身体と気持ちの準備が整ったところで、いざメインの高温サウナへ。ゆったりと設けられた三段仕様の最上段に座ると、耳の付け根と鼻の穴がチリっとする程の強気な素振りを見せてくる。しかし悲鳴を上げるような温度ではなく、男のプライドを試すかの如きドライな設定で〝灼熱の荒野〟を思わせる。各段によって異なった温度帯となっており、一つのサ室の中でも様々な楽しみ方ができるのも素晴らしい。

水風呂も二種類あり地中海のように凪いだ水風呂に入るも良し、超強力バイブラが荒れ狂う水風呂で浮遊感を遊ぶも良しだ。その他にもジャグジー風呂や、ひのき風呂が温度を変えて待ち構えている。

高温サウナを3セットこなした最後は「密林浴風」と書かれたミストサウナが気になり入ってみた。二重扉を開けると「密林浴風」と呼ぶにふさわしい湿地帯が潜んでいた。複雑なハーブの香りと湿度が全身を包み込み、小鳥のさえずりが密林感をアピールする。あまりの心地良さに時の経つのを忘れてしまうような〝霧のジャングル〟を体験できた。三種類のサウナだけでも贅沢たが、座る場所によって七色の変化を見せる、まさにレインボーなサウナに感動した。

その後は深夜1時半のラストオーダーまで生ビールを楽しんで、完全個室のシングルルームのふかふかベッドで最高の朝を迎えた。

サ近所ランチは老舗レストラン「うちだ」にて、牛串や海老フライ、ひとくちカツや牡蠣フライが盛り付けられた、七色のようなスペシャルランチを味わった新小岩の昼下がりでした。

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  • サウナ温度 114℃
  • 水風呂温度 15℃
158

のさのら

2020.01.31

1回目の訪問

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:10 〜 翌09:50
入泉時間 夜の部 21:20 〜 23:00
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:35
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の瓶ビール 中瓶3本 他
本日のツマミ ハムエッグ

本日のメインディッシュ 〝エセ業界人〟

都内の主要駅にありながら今まで一度も絡むことのなかった大物プロデューサー〝池P〟こと「池袋プラザ」に初めてやって来た。

ギロッポンでチャンジーとシースーを食べた後、ツェーマン足らずで泊まれるセルカプテルホをブーリザしておいた。シータクでブクロに降りーの、少し歩きーの、たどり着きーの、トツギーノ。

不慣れなフロントで手続きを終え、カプセルフロアのロッカーで館内着に着替えて、いざ地下の浴室へ。キレイに整頓されたカランで身を清めてから、内湯の〝二股温泉〟にて予熱。実際の二股温泉には行った事はないが、都内では何度もお目にかかっている名湯だ。

いよいよ初対面となる高温サウナに入ると、コンパクトではあるが温度湿度ともにバランスの良い設定となっている。テレビの音が気にならないくらいに集中していると、10分もすれば大量の汗が流れ落ちてきた。そして掛け水してからの水風呂と、デッキチェアでの休憩を重ねて3セットを終了。

撤収後はルービーを求めてレストランへ向かうが、閉店時間がテッペンなのでケツカッチンだ。しかも大好きなマーナーのルービーが発泡酒なので、仕方なく瓶のルービーでマンガーした。あまりにもグラスがチャイチーなので、カイデーなジョッキに変えてもらい、グッエムーハーをマミツーに、トーラスダーオーまでジョイエンした。

それでも飲み足りなかったので、デスクスペースで缶ビールを飲んでから寝床に入り朝を迎えた。

目が覚めてサーアーのローフーを楽しんだが最後に入ったボディシャワーの勢いがゴイスーで、ポコチンやツーケーのナーアーがタイイーでクリビツテンギョウだった。

そんな活気のある時代のテレビ業界を知っていると思われる、池袋の老舗イタリアンでランチにした。数あるメニューから〝ラグー〟のパスタをオーダーしたが時代錯誤のせいで、菊池桃子が率いた伝説のロックバンド〝ラ・ムー〟を思い出さずにはいられなかった池袋のランチタイムだった。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 16℃
186

のさのら

2020.01.30

15回目の訪問

平日 雨 宿泊利用
館内滞在時間 21:30 〜 翌
入泉時間 夜の部 21:35 〜 22:45
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール クラフトビールなど6杯
本日のツマミ 生カツオ&まぐろ切り落とし

本日のメインディッシュ 〝ロスコロス〟

強い雨の中、受付を済ませてエレベーターの前に立つと、皆さんの投稿で知った信じがたい出来事が現実だと理解した。

それは大好きな〝ロス子〟の食事処の営業時間の短縮を知らせる貼り紙だった。

以前の24時間営業から深夜3時までの変更を経て、先週からは深夜1時までとなったようだ。働き方改革や時代の流れから致し方ない事ではあるが、入浴客の少ない深夜にサウナを利用する私にとっては大きな痛手となりそうだ。

昨晩も遅い時間帯に訪れたので浴室には数人しかおらず落ち着いており、サ室も常に独占状態でイイ気になっていた。だが調子に乗って〝イカロスの翼〟にならないように謹んで3セットを終えた。その後はラストオーダーが気になってしまい食事処へと急いだ。

足早に階段を駆け上がると御座敷は満席となっており、ここでの宴を楽しみにしている地元ファンの多さを実感する。本日の客層も一切のエロス的な要素はなく、実家のように安心できる寛ぎの場所だ。

私はいつものようにビールサーバーに近いカウンターに腰を下ろし、皆さんのサ活を読みながらクラフトビールを楽しむ事にした。オススメメニューの刺身をツマミに、今夜もジョッキの数が増えていく。着席後すぐに深夜メニューに切り替わると、あと二時間しかないかと思いソワソワし始めた。

やはりロスキンビールを飲んでいる時間が何よりも幸せで、あっという間に深夜1時を迎えてしまった。しかし心配していたラストオーダーは食事やツマミだけで、アルコール類はオーダー可能であった。結果として、以前と何ら変わりなく深夜のロスタイムを満喫できた。

この〝ロスコ革命〟によって、スタッフさん方の負担やコストのロスもカットされ、サービス向上に繋がれば、私たち利用者には大変ありがたい事である。来館前は変わったシステムに〝ロスコロス〟になってしまわないかと心配していたが、変わらず私を包み込んでくれるロス子に安心した真夜中の駒込だった。

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  • サウナ温度 98℃
  • 水風呂温度 20℃
229