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のさのら

2020.01.29

6回目の訪問

水曜サ活

平日 雨 宿泊利用
館内滞在時間 00:05 〜 翌 11:20
入泉時間 夜の部 00:15 〜 01:50
入泉時間 朝の部 09:15 〜 11:05
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ6杯
本日のツマミ ぽんしゃぶサラダ

本日のメインディッシュ 〝青春時代〟

雪に変わろうとする雨を避けて、たどり着いのは深夜の歌舞伎町だった。傘をたたみレインブーツを脱いで、12時間だけの楽園へのキーを受け取った。ガス乾燥機の匂いが少し残る館内着に袖を通し大浴場への階段を昇っていくと、そこには湯けむりの楽園が広がっていた。

眠らない街、新宿歌舞伎町といえども深夜にサウナを利用する客は少なく、思いのままに3セットを楽しんだ。最後は露天のデッキチェアで休憩したが、テント下の雨に濡れないイスを独り占めできた。目を閉じると露天風呂の水面が雨に打たれる音が、ガキの頃に聴いた「雨音はショパンの調べ」を思い出した。

邦楽のチェッカーズや浜田省吾を聴いていた私は、その原曲が〝ガゼボ〟が歌った洋楽だと知り、次第に洋楽へと興味を奪われていった。いつしか私の中で〝洋楽元年〟となったのが 1984年かもしれない。

「カーマは気まぐれ」を妖艶に歌うカルチャークラブのボーイジョージの容姿に度肝を抜かれ、マイケルジャクソンのスリラーでミュージックビデオの概念を覆された。そんなMTV創世記にあたる当時に私が最もハマったのは「フットルース」のサントラである。

日本でも葛城ユキや、元ピンクレディのMIEにカバーされて有名な楽曲が多いアルバムだが、もちろん最後のダンスパーティーのシーンで流れるケニーロギンスの「フットルース」が代表曲である。しかし私が一番好きな曲は、映画の中でリズム感のない友達に主人公であるケビンベーコンがダンスを教えるシーンで流れる〝レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ〟なのだ。

サウナ上がりのレストランで久しぶりにYouTubeで聴きながら当時の事を思い出していたが、若者にダンスとロックを禁止した設定が今となっては無茶ぶりにしか思えなかった。しかし今の私にサウナとキャバを禁止されたらと思うと、それはそれで悲しくなってしまった。

翌日は青春時代を懐かしんで、当時よく食べに行った「モンスナック」でカツカレーを久しぶりに食べてみた新宿だった。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 16℃
200

のさのら

2020.01.28

2回目の訪問

日曜日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 17:05〜 翌 10:50
入泉時間 夜の部 17:20 〜 19:15
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 4) M (1 × 4) G (10× 4)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ5杯 他
本日のツマミ めんたい大根 他

本日のメイン 〝劇団四季ライオンキング〟

横浜での突然の子守りを終えて、久しぶりに「横浜みなとみらい万葉倶楽部」にやって来た。直前に予約しておいた洋室タイプの部屋のチェックイン時刻に合わせて来館すると、受付前には長蛇の列が。さすがは休日の人気施設だけに、ルームキーを受け取るまでに30分以上もかかった。

部屋で着替えをしてから、まずは最上階にある足湯に向かった。目の前には大観覧車のコスモクロック21が、ライオンキングの冒頭に流れる〝サークルオブライフ〟の太陽が昇るシーンを思わせる。

続いて大浴場で掛湯と禊を終えて、3タイプあるサウナの中から低温ドライサウナで予熱工程。ほとんど熱さを感じないサ室では、6歳くらいの男の子が父親の真似をして、あぐらをかいて蒸されていた。その姿は〝ムファサ〟と〝シンバ〟のようで、父親の背中を見て育つ未来のサウナ王を見ているかのようだった。

そんな光景に癒されてからメインである高温サウナの最上段へと座ると、そこからの眺めはプライドロックからの雄大な景色に見えた。ここで〝プンバ〟のようにオナラをする客や、騒がしい〝ティモン〟のような客がいてくれたら話のネタになるのだが、そう上手くはいかないものだ。昨夜はとてもマナーの良い方ばかりで穏やかな3セットを楽しむと、慣れない子守りで疲れたのかベッドでひと休み。この時はティモンとプンバが「ライオンは寝ている」を歌ってくれている気分だった。

深夜過ぎに目が覚めると、もうひとっ風呂浴びてからレストランへと向かった。〝ナラ〟のように愛くるしい女性スタッフさんに気を良くして飲んでいたら、夜の仕事を終えたキャバ嬢三人とマネージャーらしき男性一人が隣のテーブルに座り、店の売上や客の悪口を大声で話し始めた。

その姿は〝スカー〟と〝ハイエナ三人組〟のようで、自分も影で悪口を言われているかと思うと「ハクナマタタ」とはいかない深夜のみなとみらいだった。

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  • サウナ温度 94℃
  • 水風呂温度 15℃
235

のさのら

2020.01.26

6回目の訪問

スカイスパYOKOHAMA

[ 神奈川県 ]

土曜日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 21:10 〜 翌 11:50
入泉時間 夜の部 21:20 〜 23:10
入泉時間 朝の部 07:05 〜 08:55
入泉プログラム
夜の部 S (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯 他
本日のツマミ 冷やしトマト

本日のメインディッシュ 〝ラッキー〟

一昨日の夜はアルコールを大量摂取してしまった為に、今年初めてのノーサウナイトとなった。イコール自宅のベッドで寝るのも今年初となるはずが、シャワーも浴びずにリビングのソファで眠ってしまって目が覚めた。

日中は野暮用でサウナチャンスに恵まれなかったが、夜になって横浜でのチャンスが巡ってきた。明日は日曜日なのに全く予定もなく、数ある近隣の施設の中で真っ先に思い浮かんだのはチェックアウトの遅い「スカイスパ」だった。週末だったが時間帯が遅かったのでアウフグースは終わっており、幸運にも穏やかな雰囲気の中で夜の3セットを終えレストランで今宵も独酌。皆さんのサ活を楽しみながら夜が更けていき寝床に入った。

今朝も目覚めと同時にサウナを楽しみ、お気に入りの景色が見られるデッキチェアに腰を下ろす。休憩しながら湾岸エリアを見下ろし、眼下に一本の引き込み線路を見つけると古い記憶が蘇ってきた。思い返せば再開発される以前には、この界隈にJR貨物の高島駅があったはずだ。現在は廃止されてしまったが現在でも線路は残っており、時々貨物列車が行き来している。そんな珍しい貨物列車が走る姿を、今朝は運良く見ることが出来た。私の中では勝手に幸運の貨物列車と思っており、ととのいながら今日は何か良いことがありそうな予感がしていた。

爽快な朝ウナを満喫してコンフォートルームで、ゴロ寝しながらスマホを開くと、友人からラインが届いていた。奥さんが同窓会で家におらず、二人の子供の子守りを手伝ってくれという連絡だった。しかも友人宅は横浜市内なので、私が横浜にいる事を知っているかのような誘いに驚いた。

予定もなく暇を持て余すはずの休日だったので喜んで快諾の返事をすると、やはり幸運の貨物列車のチカラを信じた。

浴室の清掃時間の終わりを待って、敷き直されたマットのサ室でシメのサウナを楽しむと、子供たちへの手土産を買って友人宅へと急いだ小雨降る横浜ベイエリアでした。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 15℃
258

のさのら

2020.01.25

1回目の訪問

横浜天然温泉 SPA EAS

[ 神奈川県 ]

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 22:10 〜 翌 08:55
入泉時間 夜の部 22:20 〜 23:40
入泉時間 朝の部 06:35 〜 07:50
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (8 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯 他
本日のツマミ 冷奴

本日のメイン 〝ホノルル発 鹿児島経由 広州行〟

横浜での会合を終えて、深夜も飲める施設を検索するとコチラがヒットした。未訪サウナだけに期待に胸をふくらませてエレベーターを上がった。

下駄箱の数からも巨大な施設だと思われ、慣れないシステムで受付を終えると大浴場への扉を開けた。総タイル張りの清潔感のある浴室には人影がなく、聞こえてくるのはお湯がこぼれる音だけである。整然と並んだ風呂桶やシャンプー類が、スタッフさんの細やかな清掃を思わせる。しっかりと身を清めてから内湯の天然温泉で下準備をして、いざサウナへ。

〝コオラウ〟と名付けられたサ室は文字通りハワイ オアフ島の山脈のように高くそびえ立ち、圧巻の景色を見せている。しかし蒸し人は誰もおらず、その頂きを独り占めだ。三層になったサウナベンチの下段でも、入口の扉よりは一段高いレベルにあるので足元が冷えない設計となっている。センターに鎮座するサウナストーブを最上段から見下ろすと、まるでカメハメハ大王にでもなった気分だ。その後の水風呂や露天での外気浴も独占状態で、心置きなく初イアスを満喫した。

いよいよ生ビールを求めてフロアチェンジ。〝九州沖縄旬彩 うまかもん家〟というオシャレ施設とはミスマッチなレストランが、深夜メニューながらも営業していた。さすがは焼酎のラインナップが秀逸で、マニア必飲の〝萬膳〟などが当たり前に置かれていた。まずは生ビールでクールダウンすると、今夜は芋焼酎を楽しむとした。数ある芋焼酎の中から選んだのは〝八千代伝 白麹〟のお湯割りだ。十六年前に復活した銘柄なのだが、実は私の友人が蔵を継いだのだ。私が鹿児島 垂水を訪ねると蔵だけだなく、自社栽培のサツマイモ畑まで見学させてくれる。それだけでなく桜島や指宿の砂蒸し温泉、夜の天文館まで案内してくれる若き友人だ。そんな事を思い出しながら〝だれやめ〟を楽しんだ。

翌朝は横浜老舗めぐりで日本最古の中華料理店「聘珍楼 横濱本店」で特上海鮮チャーハンに舌鼓を打った中華街の昼下がりだった。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 16℃
256

のさのら

2020.01.24

1回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 21:10 〜 翌 10:50
入泉時間 夜の部 21:20 〜 22:50
入泉時間 朝の部 09:05 〜 10:40
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10× 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯 他
本日のツマミ 肉豆腐

本日のメインディッシュ 〝命名〟

〝サウナカプセル アスカ〟この名前を見た時に、日本では古くから用いられる名付け方であると気づいた。

皆さんにも馴染み深いものであれば、永谷園の〝すし太郎〟や〝ラーメン二郎〟がそれにあたる。いわゆる仕事である生業(なりわい)と個人名を組み合わせただけの、実にシンプルな名付け方だ。他にも〝てんぷら近藤〟や〝プロゴルファー祈子〟もそうであり、古くは司馬遼太郎の小説でも知られる〝人斬り以蔵〟も生業と個人名の組み合わせである。

しかしこのパターンと混同されやすい名前も数多く存在するので注意しなければならず、いくつかを例にとって紹介したい。

例えば〝ダイナマイト関西〟〝うっかり八兵衛〟などは、これに当てはまらない。もし国家資格の発破技師免許を持っていれば〝ダイナマイト関西〟も正解と思われがちだが、関西は地名なので該当しない。〝うっかり八兵衛〟に関しては、ただのオッチョコチョイなので論外である。しかし〝役所広司〟においては、俳優になる前に役所勤めをしていた経緯があるので間違いとは言い切れない。

そんなナイスネーミングの〝サウナカプセル アスカ〟を十数年ぶりに訪れたが、以前と変わらず清潔感を保っていて安心した。鼻の穴がチリっとするようなドライ設定のサウナで蒸されて汗を流した後は、レストランでラストオーダーまで生ビールを楽しんでから就寝。

翌朝は神保町での老舗ランチめぐり。創業100年を超えるビアホールで、名物のエビフライとピルスナーを味わう。店内には至る所に歴史を感じさせる置き物やポスターが飾られてあり、創業当時の明治時代にタイムスリップしたようだ。天井からはキャンドルの灯りをモチーフにしたシャンデリアが、優しく店内を照らしている。その灯りを見て、ふと先ほどの名付け方で大切な人物を忘れていた事を思い出した。日本古来のネーミング方式ながらも、近代において最も前衛的な名前を持つ彼がいた事を。

〝キャンドル ジュン〟

その名は後世に語り継がなければならない唯一無二の名前である。

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  • サウナ温度 108℃
  • 水風呂温度 16℃
255

のさのら

2020.01.23

2回目の訪問

サウナしきじ

[ 静岡県 ]

平日 晴天 通常利用
館内滞在時間 08:00 〜 16:30
入泉時間 昼の部 08:05 〜 09:55
入泉時間 夕の部 15:05 〜 16:20
入泉プログラム
昼の部 (8 × 4) M (1 × 4) G (8 × 4)
夕の部 (8 × 3) M (1 × 3) G (8 × 3)
本日の生ビール 中にジョッキ3杯
本日の昼サ飯  アジフライ定食

本日のメインディッシュ 〝白ごはん〟

前回のサ活を猛省して汚れた思考を浄めるために、聖なる水を求めて早朝の新幹線に飛び乗った。ここに来れば煩悩だらけの精神や肉体も、きっと浄化してくれると思ったからである。

というのは、あながち嘘ではないが実際には宿泊していた「アスティル」のデラックスシートの両サイドのイビキが凄くて、朝まで一睡もできず逃げ出してきたのが真相だ。

自身ではカプセル慣れしていると思っていたが、フルオープンのリクライニングチェアでのノイズは半端ではなかった。耳栓などでは全く効果がない爆音イビキに襲われながら皆さんのサ活を読んでいると、東の聖地「サウナしきじ」で未経験の事があるのに気づいた。サウナイキタイに登録する以前の訪問を含めると今回で五回目となるが、いずれも夜だったので炭水化物を我慢していたのだった。それでもいつも生ビールとツマミだけでも十分に満足していたが、地元の常連さんが食べている定食の白ごはんが、やけに美味そうに見えた事を思い出した。

あの奇跡の水で炊かれた白米ならば美味いに違いないと思うのは当然の事で、そう考えると居ても立ってもいられず、品川駅で静岡行きの新幹線の始発を待っていた。

睡眠不足のままにたどり着いた聖地しきじは早朝にもかかわらず大賑わいだったが、2セット目を迎えた午前9時頃には随分と落ち着いてきた。フィンランドサウナや薬草サウナを独り占めでき、聖なる奇跡の水風呂で思う存分に癒された。ととのいイスに座ると眠気に襲われそうになるが、午前10時のオープンを待って食事処への階段を上がった。

数あるメニューの中から初めての〝白ごはん〟のお供に選んだのは、生姜焼きとの二択で迷ったがアジフライに決めた。しかも欲望を抑えきれずに大盛りごはんにしてしまった。

このアジフライが肉厚ふわふわで米に良く合い、念願だった聖地の白ごはんを思いきり味わった。

昨晩のイビキがなければ聖地に来ていなかっただろうと思うと、世の中に起こる全ての事に感謝しなければと感じた昼下がりの敷地二丁目だった。

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  • サウナ温度 60℃,116℃
  • 水風呂温度 19℃
229

のさのら

2020.01.22

4回目の訪問

水曜サ活

平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:20 〜 翌 06:15
入泉時間 夜の部 21:30 〜 22:50
入泉時間 朝の部 05:05 〜 06:05
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 2) M (1 × 2) G (5 × 2)
本日の生ビール メガジョッキ3杯
本日のツマミ スンドゥブチゲ

本日のメイン 〝大物ハリウッド女優〟

私の知る限りの世界中の言語で、最も卑猥だと思っている言葉は〝御成門(おなりもん)〟である。都営三田線で、この駅名を耳にするだけで頬を赤らめてしまう程に恥ずかしい言葉だ。しかしサ活を始めてから、この揺るぎない王座の牙城を脅やかす存在の言葉が現れた。

それは〝はんじゅんまくのゆ〟である。

汗蒸幕と漢字表記だと特別な感情は浮かんでこないが、平仮名で書かれると何ともいやらしく思えるから不思議だ。そんなくだらない事を考えながら、昨晩は御成門にも程近い新橋へとやって来た。

私の行くサウナの中では圧倒的に若者客が多い施設だが、特に終電まで余裕のある時間帯となれば、私が最高年齢ではないかと思えるくらいに若者たちで賑わっている。時代が変わればファッションの流行が変わるように、アンダーヘアの事情も大きく様変わりしていると実感する。最近では処理をしている男性も増えてきており、昨晩にサ室で隣にいた若者二人組もVIOの全てを処理していた。

いわゆる〝全ジョリーナ ジョリー〟である。

余談ではあるが、私は現在のところ〝半ジョリーナ ジョリー〟なのだ。もちろん上だけを残しているタイプで、これが逆になるとトントゥみたいになってしまう。本当は思いきって〝全ジョリーナ ジョリー〟にしたいのだが、地方サ活の時に〝全ジョリーナ ジョリー〟だと周囲から浮いてしまわないかと心配で〝半ジョリーナ ジョリー〟に留めているのだ。

そんな勇気のある若者たちに憧れながら3セットをこなして、レストランへの螺旋階段を降りた。いつも通りにメガジョッキの生ビールをオーダーして、今夜のツマミを品定めする。冬のオススメメニューの中に、私の今の心境にピッタリの韓国の鍋料理を見つけた。

〝スンドゥブチゲ〟

〝すんどめチゲ〟

〝寸止めチ○毛〟

スミマセンでした。まずは下の毛よりも頭を丸めて反省します。

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  • サウナ温度 82℃
  • 水風呂温度 16℃
215

のさのら

2020.01.21

10回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 22:30 〜 翌10:00
入泉時間 夜の部 22:35 〜 23:45
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (12 × 3) M (2 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ6杯
本日のツマミ 揚げ茄子

本日のメイン 〝オズの魔法使い〟

カランで身体を洗っていると、湯けむりの中に今夜も北王が現れた。メガネなしでは視界がままならないケイタ氏は、私に気付かずにゆっくりと通り過ぎて行く。その姿は百獣の王ライオンでありながら気弱である、オズの魔法使いの〝臆病なライオン〟のようだ。

ワンセット目を同室に居合わせたようで、サ室を出て行く彼が目に入った。マット交換を終えたばかりだったが、入口近くの床マットがめくれているのに気付いた彼は、きちんと直してから出て行ったのだ。心優しき臆病なライオンのマナーに感動しながらレストランで合流した。

この4日間で3日も顔を合わせているので「家族よりも会っているね」と話すが、お互い独り身である事を笑い合った。今夜も北王の許される時間までを酒を酌み交わすと、深夜24時を前に独酌となり寂しさの中で色んな事を考えた。心優しい〝臆病なライオン〟が去ったあとに残された私は、心を持たない〝ブリキの木こり〟のように映っていた事だろう。

嫁はおろか両親や兄弟すらもいない私は、仲間や家族を題材にした映画やドラマに弱い面がある。平成では岡田惠和さん脚本で堂本剛主演の「ホームドラマ!」や、NHK朝の連続テレビ「ちゅらさん」などが今でも好きである。私の愛する昭和よりも、もっと昔の昭和を代表する家族を描いた映画といえば、小津安二郎監督の「東京物語」である。

偶然にも今朝は、映画の舞台にもなっている上野駅前で目が覚めた。せっかくなので朝ウナ上がりにロケ地となった上野恩賜公園内の寛永寺を散歩していると、ちょうど昼時となり腹が減ってきた。小津作品で上野といえば欠かせないのがトンカツである。小津監督が生前に足繁く通い、映画にも度々登場しているトンカツの老舗「蓬莱屋」で名物のヒレカツ定食を味わいながら、古き良き昭和に想いを馳せた。

昨夜はオズの魔法使いで仲間の尊さと、今日は小津映画での家族の大切さを考えさせられた。そんな日米の〝オズ・ワールド〟を一日で旅した気分となった上野 松坂屋裏の昼下がりだった。

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  • サウナ温度 108℃
  • 水風呂温度 15℃
205

のさのら

2020.01.21

1回目の訪問

日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 13:00 〜 19:30
入泉時間 昼の部 13:10 〜 14:10
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯 他
本日の昼サ飯 寿司とウインナー

本日のメインディッシュ 〝戒め〟

私の身体の一部には「きさらづ つぼや」で刻まれた傷が、いまも深く残っているのだ。

そんな因縁のあるサウナに今回は〝サウ仲間〟と新年会のために訪れた。と言っても現地集合の上に、お互いのサウナスタイルを考慮して、サウナ上がりの食事処で待ち合わせる事にしておいた。

受付では女将さんが〝和割烹〟ならぬ〝サ割烹〟の和装スタイルで出迎えてくれる。この瞬間から私の中で眠っていた昭和魂と、その傷痕が疼き始めた。

さっそく浴室に向かい独特のカランで身を清め、内湯に浸かり下準備を完了。いよいよ因縁のサウナに入るが、実は半年前の初訪問時に自身の不注意で火傷を負ってしまったのだ。あの時は、あまりの昭和ストロング型のサ室に興奮してしまい、ストーブ近くの最上段で頑張りすぎてしまった。サ室を出ようとした時に少しふらついてしまい、ドアのアルミ枠にぶつかり火傷を負った。それ以来、私の身体には〝サウナ傷〟が刻み込まれたが、その傷痕を見るたびにサウナでの無理は禁物と自分を戒めている。

今回は無理をせずに体調に合わせてドアの枠に注意しながらサ室を出ると、Monちゃんとバッタリ遭遇。内湯で予熱作業中の彼と水風呂でクールダウンの私は軽く会話を交わしてから、互いのペースでサウナを満喫した。

食事処へ向かうと待ち合わせ時刻よりも4時間も早く、北王ことケイタ氏が独酌を始めていた。ここで三人が合流となり、ケイタ氏が豪華にも寿司の出前を注文してくれていて、新年会らしい華やかな開宴となった。それぞれが好きな酒を呑み「きさらづつぼや」の素晴らしさを語り合ったり、互いの話に花は咲くが何ひとつ実にはならないサ活話に興じて楽しい時が過ぎていった。

私は少し仮眠をとり、もう一つの楽しみである木更津のネオン街へと三人でくり出した。日曜日なのでだろうか、薄暗い繁華街でようやく見つけたガールズバーへの階段を上がった。帰りの高速バスまでの短い時間を、再びくだらない話で盛り上がる。

しかし今宵の宴も飲み過ぎてしまったようで、酒への戒めも必要だと感じた木更津の夜だった。

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  • サウナ温度 115℃
  • 水風呂温度 16℃
167

のさのら

2020.01.20

1回目の訪問

湯の郷かずさ

[ 千葉県 ]

日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 11:30 〜 13:05
入泉時間 昼の部 11:35 〜 12:45
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日のビール 中ジョッキ2杯 他
本日の昼サ飯 焼きそば 肉入 小
本日のツマミ 冷奴と枝豆セット

本日のメインディッシュ 〝穏やかな休日〟

本日はサウ仲間との新年会のために木更津までやって来た。計画当初は木更津でのサウナが初顔合わせとなるはずだったが、すでに何度も酒を酌み交わした仲である。夕方の現地集合の前に、ひとっ風呂浴びようと思いサウイキで検索すると集合場所に程近いコチラがヒットしたので初訪問。と、その前に小腹が空いていたので、以前から気になっていた超人気店「いずみ食堂」で名物の焼きそばで腹ごしらえをしてから向かった。

券売機で手ぶらセットを購入してチェックイン。広々とした脱衣所で、服と一緒に日常のしがらみも脱ぎ去ってから大浴場の扉を開けた。天然石がイスになった独特のカランで禊を終えて、名水〝久留里の湯〟の露天岩風呂でしっかりと予熱。雲ひとつない上空には羽田空港を離陸した飛行機が、ひっきりなしに飛び交って行く。隣にいた小さな子供と同じように、夢中で飛行機を眺めているだけで時が過ぎていった。

お目当てのサウナに入ると大容量の室内には、檻に閉ざされた猛獣のように遠赤サウナストーブが鎮座している。時折り「ゴォーッ」と唸り声を上げるが、実は優しいサウナである。目を閉じると、うたた寝しそうになるほど穏やかな室温だが、心地良い湿度が発汗を促してくれる。このサウナは12分計に頼るよりも、自分が水風呂に入りたくなった時がベストタイミングだ。

露天にある天然水風呂は水質も素晴らしく、冷たいながらも包み込まれるようにクールダウン。その後は露天のベンチでの休憩。冬の陽の光を浴びていると、隣には同年代の中年男性が同じように空を見上げていた。見知らぬオジサンを横にして「ひだまりの詩」を口ずさみながらの〝ル・クプルととのい〟

その後は多種多彩な風呂を楽しんでから、着替えを済ませて食事処へと向かった。少しばかりの生ビールを味わうと本当ならば大広間でゴロ寝でもしたかったが、本来の目的地へと向かうために先を急いだ青空の下の木更津だった。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 15℃
170

のさのら

2020.01.20

7回目の訪問

土曜日 小雨 宿泊利用
館内滞在時間 21:30 〜 翌 09:30
入泉時間 夜の部 21:35 〜 23:45
入泉時間 朝の部 08:20 〜 09:20
入泉プログラム
夜の部 S (15 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (12 × 2) M (1 × 2) G (5 × 2)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯
本日のツマミ 豚キムチ炒め(単品)

本日のメインディッシュ 〝我慢〟

※ 和訳「サウナの中で無理に我慢をする必要はないが、人生においては我慢の連続である」

これは20世紀半ばにフィンランド侵攻が失敗に終わった、ソビエト連邦の政治家スターリンが最後に残した格言である。(大ウソ)

しかし時代が令和となっても、この言葉が後世に語り継がれているのは紛れもない事実である。

翌日の品川駅からの移動ルートを考慮して、昨晩は今年初めてとなる「アダム&イブ」にやって来た。楽園への階段を駆け上がり、受付を済ませて浴室へと。週末なので多少の混雑を予想していたが、タイミングが良かったのか貸切状態となる時間帯もあった。私はここでもサウナパンツ無し派で、何かに締め付けられている感覚が我慢できないタイプだ。よって、鍵バンドも手に握りしめている事の方が多いくらいだ。

しっかりとカランで身を清め、バイブラバスで予熱をしてからサウナイン。今日もマイナスイオンに満ちたサ室で、上々の蒸し始め。若干の我慢をしながら砂時計3回分を終えると、安定の水風呂にて急冷作業。もちろん掛け水も忘れない。夜の利用時には独占した事のないデッキチェアも、今夜は私だけの特等席だ。2セット目あたりから次第に客が増え始め、私が時間を計っていた砂時計を途中でひっくり返されたが怖そうな人だったのでグッと我慢。最終セットの時に、去年ライブに行った人気グループのメンバーと同室になったのでライブの感動を伝えたかったが、相手もプライベートなので我慢した。

しかしサウナ上がりの生ビールは我慢できずにレストランへと急ぎ足。今宵のツマミは豚キムチ炒めを初オーダー。辛みと酸味のバランスが素晴らしく、白ごはんを欲してしまうが深夜なので必死に我慢。追加で注文したナムルが、これまた絶品でビールが進んでしまう。最後の一杯だけは明日のサ旅の事を考えて、ちゃんと我慢した雨の西麻布だった。

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  • サウナ温度 106℃
  • 水風呂温度 15℃
241

のさのら

2020.01.18

1回目の訪問

平日 雪 宿泊利用
館内滞在時間 22:30 〜 翌 11:50
入泉時間 夜の部 シャワーのみ
入泉時間 朝の部 09:05 〜 11:20
入泉プログラム
朝の部 S (12 × 4) M (2 × 4) G (10 × 4)
本日の生ビール 大ジョッキ5杯
本日のツマミ 厚揚げ

本日のメインディッシュ 〝悪夢再び〟

また新たなサウナ妖怪に襲われてしまった。

昨夜の上野 北欧での妖怪〝鼻水ツララ〟との遭遇を忘れようと、初めてとなるレインボーグループにやって来た。この本八幡という駅に降り立ったのも人生初である。

期待と不安の中でチェックインを済ませ脱衣ロッカーに向かうと、なんと北王ことケイタ氏が脱衣所のベンチに座っていたのだ。その姿は〝サウナ仏〟のように穏やかで、私の緊張を和らげてくれた。しかし仏様には終電の時間が迫っており、私は急いでシャワーだけを浴びてレストランでケイタリングのスタート。

北王であるケイタ氏も〝レインボ王〟であるSID氏のオススメで初虹に訪れたらしい。何の示し合わせもしてないのに、お互いに初めて来たサウナで偶然するとは不思議なものである。大ジョッキを酌み交わしながらの楽しい時間は、あっという間に過ぎてゆき、仏様の終電の時間となり終宴。それからはいつもの寂しい独酌で夜が更けていった。

翌朝はカプセルで快調に目覚めると、いよいよ待望の初虹蒸しのために大浴場へと。ゆったりとしたカランで禊を終えて、円形のジェットバスで予熱をしてから、いざ高温サウナの扉を開けた。空いていた最上段に座ってみたが、低い天井や背後の壁からの反射熱が新参者を拒むかのように襲いかかる。このままでは汗が出る前に耳が取れてしまいそうなので、すぐさま中段に避難した。昭和ストロングスタイルを今に継承するサウナだけに、中段でも凄まじい発汗量だ。その後の水風呂も素晴らしく、奥にあるデッキチェアで休憩している時に新たな妖怪が現れたのだ。

ぽんやりと浴室を眺めていると、洋服姿の中年男性がスマホ片手に入ってきた。はじめは水温検査のスタッフさんと思っていたが、水風呂に近づき水温計の写真を撮りだしたのだ。他の客が映り込むような角度ではなかったので容認して見ていると、その足元にはトイレ用のサンダルを履いていたのだ。

妖怪図鑑にも載っていないだろう新種のサウナ妖怪を〝便所スリッパー〟と名付けた、小雪舞い散る本八幡の朝だった。

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  • サウナ温度 118℃
  • 水風呂温度 14℃
236

のさのら

2020.01.17

9回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 23:05 〜 翌10:00
入泉時間 夜の部 23:10 〜 23:50
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (6 × 1 ) M (1 × 1 ) G (10 × 1 )
朝の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ5杯
本日のツマミ 肉野菜炒め

本日のメインディッシュ 〝屈辱〟

「こんな日もあるさ」と自分に言い聞かせてみても、虚しさばかりが残るサ活となった。

昨夜は久しぶりに上野 北欧へとやって来た。ホームと言っておきながら、昨年の秋頃より利用頻度が激減しているのが現状である。サウナブームによって超人気施設になり、大勢の客が押し寄せている事を北欧離れの理由にするつもりはない。むしろ自身の〝蒸し道精神〟の未熟さを責めるばかりである。例えばサ室で騒いでいる若者たちがいたとしても、己に集中していれば気にならない領域まで達していないという事だ。しかし昨晩は、1stセット目から常連とおぼしき年配サウナーからの洗礼を受ける事になった。

深夜近くなっても満員状態のサ室の中で、私の下段には二人分のスペースをとってストレッチに励む初老男性がいた。周囲に汗を飛び散らせながらの運動は私の膝下も被害を及ぼすが、入室から3分も経っておらず汗が出る前だったのでタオルで防御しながら耐え忍んだ。ようやくストレッチが終わったかと思ったら、その男性の鼻からは汗まじりの鼻水がツララのように垂れ下がっていた。もしアレが飛んできたかと思うと身の毛もよだつが、彼は突然に立ち上がった。

「ツララが立った」

ようやく出て行くかと思ったら、今度は鼻水を垂らしながらの前屈運動を始めたのだ。リズムよく身体をかがめる度に、目の前には見知らぬオジサンの菊の御紋が見え隠れする。思わず目を閉じて我慢をしていると、今度は屈伸運動に合わせてリズミカルに屁をこきだした。これには堪らずサ室から逃げ出してしまった。

まだまだ十分に汗は出ていなかったが、水風呂にて気持ちもクールダウンしていると、後からヤツが掛け水もせずに入ってきた。そしておもむろに「ジュルっ」と手鼻をかんだと思ったら、その手を水風呂の中で洗ったのだ。もはや〝鼻水風呂〟である。

行き場をなくした私は、屈辱のワンセットだけで浴室を後にして食事処への階段を降りた深夜の上野だった。

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  • サウナ温度 108℃
  • 水風呂温度 14℃
229

のさのら

2020.01.16

14回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 23:05 〜 翌 14:45
入泉時間 夜の部 23:10 〜 翌 00:20
入泉時間 朝の部 08:35 〜 09:55
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (8 × 3) M (2 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール クラフトビール5杯 他
本日のツマミ チャーシュメンマ

本日のメインディッシュ 〝1995〟

ビールと癒しを求めてロスコにやって来た。所用で入館が遅くなってしまったが急いで大浴場へと向かい、しっかりと禊を終えて予熱してからサウナに入ると身体が反射的に汗を発する。やはり私はロスコの最上段と相性が良いようだ。汗をかいて向かった水風呂から内湯への景色を見て、まだ若かりし頃の出来事を思い出した。

1995年といえば、サウナ大国であるフィンランドがEUに加盟した年である。日本では阪神大震災や地下鉄サリン事件など暗いニュースばかりが続いていたが、そんな落ち込んでいた世の中を元気づけてくれたのが音楽業界だった。CDが最も売れていた時代と言われ、小室サウンドが街にグルーヴをもたらし、ドリカムやミスチルが愛と勇気を与えてくれた。

世界的ニュースではマイクロソフト社から Windows 95 が発売され、我々の暮らしが大きく変わり始めた年でもある。そんな時代に私が夢中になったモノと、ロスコの浴槽の造形美が非常に似ているのだ。

そのモノとは〝ナイキ エアマックス95〟である。現在でも復刻版が相次いで発売されている人気スニーカーだが、当時は私も限定品や別注モデルを求めて探し回っていたのものだ。当時一番人気の〝イエローグラデ〟でも、広末涼子がCMで履いていた〝エメラルドボーダー〟でもなく、通称〝ブルーグラデ〟と呼ばれるセカンドカラーとロスコの浴槽の曲線美が似ている事に気が付いた。そのシルエットを眺めているだけで幸せだった当時を懐かしみながら3セットを終えて、いつものように食事処への階段を上がった。今夜のツマミは〝イケメンシャチョー〟に似た〝チャーシュメンマ〟だ。

テレビからは箱根駅伝で多くの区間新記録を生んだナイキの厚底シューズが、使用禁止の可能性とのニュースが流れていた。あれから四半世紀の時を経て、更なるハイテク化が進んでいる事に警鐘を鳴らす事案である。このままでは〝ドクター中松シューズ〟でオリンピックに出られる時代になってしまうかもしれない事を懸念した駒込の夜だった。

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  • サウナ温度 107℃
  • 水風呂温度 20℃
215

のさのら

2020.01.16

1回目の訪問

平日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 21:25 〜 翌10:00
入泉時間 夜の部 21:35 〜 23:45
入泉時間 朝の部 08:05 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 4) M (2 × 4) G (10 × 4)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯
本日のツマミ まぐろ山かけ

本日のメインディッシュ 〝裁判中〟

長崎サ旅を終えて日本一周まで残り28府県となり、無事に羽田空港に戻ってきた。そのまま自宅に帰ろうかと思ったが、だけど家にはサウナがない(西田敏行風)

そこで川崎駅で途中下車して、サ活を始めてからは初めてとなる「川崎ビッグ」へとやって来た。元ジャニーズの彼と彼を足したようなネーミングにそそられる。この施設は慣れないと館内迷子になりそうな独特の構造で、まず宿泊者はカプセルフロアで館内着に着替える。再びフロントまでエレベーターで降りると、今度は地下二階の大浴場へと階段で降りて行く。

まずはカランで禊を終えると、厚生省認可の二俣温泉の内湯で冷えた身体を温める。その後は二つあるサウナから低温サウナに入ってみると、低温といっても中々の発汗作用がある。水風呂も低温と常温の二種類あり、様々なセットの組み合わせを楽しめるのも「川崎ビッグ」の特徴でもある。最後はリクライニング式デッキチェアに身を任せると複数のテレビからの音声も気にならないくらいに、見事ととのっていた。

そしてサウナ上がりの楽しみといえば、もちろんレストランでの生ビールである。深夜を過ぎても豊富なメニューも魅力だが、なんといっても大ジョッキが600円なのは非常に懐にも優しい。こちらのレストランには初めて来たが、酒呑み心を知った素晴らしい内容だった。

翌朝もサウナを楽しみチェックアウトすると、川崎で一番古いイタリアン料理店である「モナリザン」で、昼メシを食べる事にした。est.1964となれば、あの北欧キングことHOCKING Kta a.k.a. 〝北王〟であるケイタ氏が、この世に降臨される前から存在しているレストランという事になる。そんな老舗イタリアンで川崎名物の〝キャセロールスパゲティ〟をオーダーしたが、残念ながらマヨネーズや貝は使われてなかった。

マヨと貝や... マヨとかいや... まよとかいや...

麻世とカイヤは、現在離婚訴訟中である。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃
189

のさのら

2020.01.15

1回目の訪問

水曜サ活

サウナサン

[ 長崎県 ]

祝日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 20:35 〜 翌 09:55
入泉時間 夜の部 20:45 〜 22:20
入泉時間 朝の部 08:35 〜 09:45
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール なし
本日のツマミ なし

本日のメインディッシュ 〝○ん○り〟

のんびり過ごした武雄温泉を後にして、今度は JR九州 みどり23号にて西へと向かった。ずっと気になっていた佐世保にある「サウナサン」を訪れるためである。

佐世保駅から歩いて向かうと名も知らぬキャラクターだが、サウナ好きなら誰しもが知っている、あの笑顔で出迎えてくれた。宿泊予約をしてなかったが、すんなりとチェックインする事ができた。カプセルフロアで館内着に着替え大浴場へと向かい、鏡のないカランで身を清める。ここでは歯磨き、髭剃りはパウダールーム行うようだ。内湯で十分に予熱をしてから入ったサウナは、とても清潔感のある印象だ。サウナだけでなく館内の全てに清掃が行き届いており、スタッフさんたちの努力が伝わってくる。ほんのりと良い香りのするサ室で、じんわりと汗をかいた後は、ひんやりとした水風呂で冷却作業。しんなりとした身体をデッキチェアに預けて、見事ととのった。

その後は本来ならばレストランで生ビールのパターンなのだが、人生初の佐世保なので夜のネオン街に飛び出してみた。しかし本日成人式明けで休みの店が多く、歓楽街を歩き回っても見つからない。うんざりしながら、しんみりとサウナに帰ろうと思っていたら、遠くにやんわりとネオンの灯りが見えた。

※ 今回は本当に性的な表現があるので閲覧には5トントゥが必要となります

キャバクラではないがガールズバーで、サクッと呑むにはありがたい。都会育ちのインテリを装いながら扉を開けると、あんまり高級感はないが、長いバーカウンターがあった。カウンター内には個性的なメンバーが揃っており、こんがりと日焼けしたギャル風や、ふんわりと上品そうな女の子もいる。

そんな中で最初に着いてくれた子が、かんどり忍みたいでゲンナリしてしまった。だんまりを決め込んでいるとチェンジした女の子が、はんなりとした可愛い娘でニンマリしてしまった。股間はトンガリ下心でドンペリを入れたが、お持ち帰りは失敗。結果、たんまりとお会計を支払って、しょんぼりしながら「サウナさん」の元へと帰った佐世保の苦い夜だった。

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 11℃
232

のさのら

2020.01.13

1回目の訪問

武雄温泉ハイツ

[ 佐賀県 ]

祝日 晴天 通常利用
館内滞在時間 15:50 〜 19:10
入泉時間 昼の部 16:00 〜 17:50
入泉プログラム
昼の部 (10 × 4) M (2 × 4) G (10 × 4)
本日の生ビール 中ジョッキ3杯
本日の昼サ飯 がばいハンバーグ

本日のメインディッシュ 〝超穴場〟

新下関駅まで戻ってきたが、これから先のチケットも予定も何ひとつ無かった。このまま新幹線に乗ってしまえば博多まではすぐなのだが、すでに福岡県のサウナは訪問済みである。なので博多駅を経由して佐賀県まで行ってしまおうと思い、みどりの窓口に駆け込みチケットを入手した。

JR九州 ハウステンボス号にて目的地の武雄温泉駅に向かう車窓から、半年前にラ活で訪れた「丸幸ラーメンセンター」が見えた。そこは私の知る中では日本最大のラーメン屋で、客席は150席というフードコート並みの広さだった。それでも行列ができるのだから恐ろしいラーメン店だ。そんな事を懐かしんでいるうちに駅に着くと、タクシーにてお目当ての「武雄温泉ハイツ」に送り届けられた。

こちらはホテル内のサウナなのだが、タオルセット付きで800円という良心価格でサウナも楽しめるのだから、地元客で賑わうのもうなずける。先輩方の邪魔にならないように入浴したが、サウナを利用する方は少なく水風呂に入っている人は一人も見かけられなかった。

しかしこの水風呂が驚くほどに素晴らしく、マイ放射温度計で測定すると水温は10.0℃ジャストだった。一人くらいしか入られない狭さだが、後を追ってくる客がいないのでプライベート水風呂を満喫した。常に蛇口からは水が出ているので対流は少しあるが、慣れてしまえば冷たさを全く感じなくなる。この温度ながらも我慢する事なくクールダウンできる。

ととのいイスはないが脱衣所のベンチで休憩すると、内ももには過去最大級のあまみが浮かび上がった。このローテーションに取り憑かれて気が付けば、今後の予定も決めてないまま2時間を経過していた。

慌てて着替えてレストランに向かい、スマホを開いて今夜の寝床探しに奔走したが「れすとらん ゆらら」の食事のクオリティの高さに驚いてしまい、行く先を決めるのを忘れてしまった武雄温泉の夜だった。

これでサウナ日本一周まで、残り29府県となった。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 10℃
180

のさのら

2020.01.13

1回目の訪問

祝日 晴天 通常利用
館内滞在時間 10:00 〜 13:25
入泉時間 昼の部 10:10 〜 11:55
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール EXコールド4杯
本日の昼ツマミ 牛すじ煮込み

本日のメインディッシュ 〝お詫び〟

前回の不適切なサ活を心よりお詫び申し上げます(仮)

不埒な男心につけ込んだ荒稼ぎを成功させて、まんまとトントゥ長者に成り上がった。そのおかげで、広島から次なる目的地までは豪勢にもグリーン車で向かう事ができた。しかし下関駅に到着すると、不純で下品な気持ちを捨てなければならないと自然に心が感じたとった。何故ならここは〝シモの関〟なのだから。

広島サ活で全ての脳力を使い果たしてしまったようで、この程度のフレーズしか思い浮かばない事も重ねてお詫びしたい(仮)

さては気持ちを切り替えるためにも、汚れを落とすべく向かったのが「和楽の湯 下関せいりゅう」である。その施設は高台のショッピングモールにあるのだが、敷地が藤井寺球場と同じくらいの広大な面積を誇る。オープンと同時に入浴料と、タオル二種と館内着の3点セットで受付を済ませて大浴場へと。

身を清めた後は内湯で温浴してから、人生初の山口サウナへ。100%地元の年配サウナ愛好家が占めているサ室は、温度湿度ともに身体に負担の少ないセッティングとなっている。最上段でも息苦しさや肌を刺すような刺激はなく、とても気持ちよく時間が過ぎていく。次に掛け水をしてから水風呂に入っていると、ちょうどスタッフさんが水質や温度を調べにやってきた。水温を聞いてみると本日は18.3℃との事だったが、これまた居心地の良い水風呂であった。

休憩は露天風呂にあるベンチに座り、竹林に囲まれながらの純和風ととのいを得た。浴室全体が木と石を基調としており、有機質な温もりを感じられる。風呂の種類も豊富で、最後は塩サウナで身肌を手に入れ終了。

食事処は満席に近く大人気のようだが、館内着を着ているのは私ひとりだけだった。こんな施設が近所にある皆さんをうらやましく思いながら、次なる目的地を探す昼下がりの新下関だった。

これでサウナ日本一周まで、残り30府県

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18.3℃
173

のさのら

2020.01.13

1回目の訪問

日曜日 曇天 宿泊利用
館内滞在時間 22:20 〜 翌 08:15
入泉時間 夜の部 22:30 〜23:55
入泉時間 朝の部 07:05 〜 08:00
入泉プログラム
夜の部 S (12 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯 他
本日のツマミ カキフライ (単品)

本日のメインディッシュ 〝旅の恥〟

山陰 出雲からのルートを二つ考えていた。ひとつは隣県である山口県を目指すルートだったが、思っていた以上に遠かった。公共交通機関では当日中に山口入りするルートが絶たれ断念せざるを得なかった。そこで残されたのは中国山地を越えて広島入りするルートだけとなり、慌てて高速バスのチケットを購入して何とか島根県を後にした。

19:15発のJR高速バスで3時間ほど揺られて着いた広島の、ネオンが光り輝く歓楽街のド真ん中にサウナはあった。先程までの厳かな山陰から、煌びやかな山陽への移動は、まさに〝隠と陽〟を思わせる。

カプセル利用で受付を済ませ最上階の大浴場へと向かい、定石の3セットを終えると老子の教え通りに〝隠と陽〟のバランスを保つためにネオン街へと繰り出した。

※ これから先は性的な表現が含まれるため、閲覧には5トントゥが必要になります

〝サ道〟と共に研鑽を積み重ねてきた〝キャ道〟を更に精進するために訪れた広島 流川は、さすがは中四国地方最大の歓楽街だけあって呼び込みの声が飛び交っている。もちろん性的なサービスを施す店のキャッチも多く、通りのあちらこちらから「大きいのや小さいの、好みの○ッパイあるよ」「○ッパイどうですか?」と私を誘ってくる。サウナでの高揚感と旅の恥は何とかに後押しされて、とうとう禁断の扉を開けてしまった。

まずは店員さんから好みのタイプを聞かれたが、恥ずかしいと思いながらも「大きい方で」と本性をさらけ出してしまった。私が想像していたよりも明るい店内で周囲の先客の様子に興奮しながら待っていると、とてもキレイな姿でいきなり現れた。大きいばかりでなく、見た目のバランスも申し分ない。あまりの美しさに思わず手を出してしまい、たまらず吸い付いてしまった。

その瞬間、私の生きている証だと心から思った。そう、この〝イッパイ〟のために。

やはり生ビールは大きくて、ビールと泡のバランスが大切だと再確認した広島の夜だった。

これでサウナ日本一周まで31府県

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 15℃
157

のさのら

2020.01.12

1回目の訪問

日曜日 雨天 通常利用
館内滞在時間 15:25 〜 18:45
入泉時間 昼の部 15:35 〜 17:10
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ2杯
本日の昼サ飯 のとぐろ一夜干しを定食で

本日のメイン 〝オアシスクオリティ〟

〝さよならオーシャン〟を告げて米子発 特急やくも11号 出雲市行きに乗車した。やって来たのは島根県内イキタイランキング1位の「サウナ オアシス」である。駅からのタクシードライバーさんもサウナ好きという事で、話が盛り上がっているうちに10分ほどで到着した。ホテルに併設されたサウナなので、フロントでは靴を脱ぐ必要がなく脱衣所に向かった。

わずかばかりの荷物をロッカーに入れて浴室に向かうと、まずはマナーを守って準備万端。サウナの扉を開けて中に入ると、浴室の割には大きなサ室が広がっていた。室内に積まれたサウナマットを手に取りサウナストーブ近くの最上段に陣取った。入った瞬間はドライタイプかと思ったが、程よい湿度が全身の毛穴を刺激する。シンザン記念に見入る地元客も、レースが終わると一斉にサウナから出て行った。広々としたサ室を独り占めした後は、浴室の真ん中にある円形の水風呂にてクールダウン。水温計はないが今回のサ旅のために購入した赤外線放射温度計で計ってみると、17.5℃をデジタル表示した。その水質が柔らかいのは井戸水を利用しているせいだろうか、いつまでも入っていられるような心地良さがあった。

ととのいイスは浴室内ではなく脱衣所に置かれていて、外気浴ではない代わりに扇風機が良い仕事をしてくれた。インドネシア ウブドを思わせる木製チェアに座り眺めるのは、純和風の日本庭園なのがオアシススタイルだ。

男性サウナには珍しく岩盤浴もあったが、先ほどのタクシードライバーさんオススメの食事処が気になり、今回は入らずに浴室を後にした。

休憩用リクライニングチェアの脇にある小上がりの食事処でメニューを見ると、なんと島根特産の〝のどぐろ〟があるではないか。思わず定食セットと生ビールを注文したが、都内では考えられない値段で高級魚を味わえた。しかもそれだけではなく、定食には宍道湖のシジミの味噌汁というクオリティの高さに驚愕した。もっとこの食事処の雰囲気を味わっていたかったが、新たなサウナを求めてオアシスに別れを告げた雨上がりの出雲だった。

これでサウナ日本一周まで、残すは32府県

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 17.5℃
195