つむぐ

全力で休憩なく温冷繰り返しまくる全身刺青の方とずっと二人きり。サ室で汗を塗りたくる音、掛水の音、水風呂全力ダイブの音、水風呂の中で頭から豪快に水を浴びまくる音、すべてが静けさを際立たせる。

あそこまで汗を塗り込むようにするのには、何か意図があるのかな。

ふにゃふにゃ。。。眠い。。。

夫婦になって13年のこの日を、今月末で94年の歴史に幕を閉じるとしまえんで過ごしました。あなたの7分の1にも満たない私たちの歴史だけれど、嬉しいことも、悲しいこともたくさんありました。一度も引っ越すことなく、ずっとあなたのそばで過ごせてよかったと、心から思っています。

あなたがそばにいたから、嬉しいときに嬉しい、楽しいときに楽しい、悲しいときに悲しい、怒れるときに怒れる、嫌なときに嫌、疲れたときに疲れた、そんなあなたのような、遊園地のような夫婦であれたのだと思います。

完全予約制とはいえたくさんの人で大賑わいでしたね。炎天下で長く並ぶことができない我が家のおかみさんがいて、絶対乗りたかったフライングパイレーツに乗れなかったけど、はじめてのものも含めてたくさんのアトラクションに乗れて、しかもとっても楽しかったです。地味に見えてもなめてかかるとスリルいっぱいでやられます。ちなみにお化け屋敷とミステリーゾーンは言葉になりません。

あなたのいないこの豊島園で、これから私たち夫婦がどんな14年目を、そしてさらなる未来を築いていくのかわかりません。でも、きっとこれからも仲良く、やはり遊園地のような夫婦でありつづけられたらと、そう思います。

汗びっしょりでくたくたになるまで過ごしたあとは、これからも残りつづけてくれる、私たち夫婦のホームサウナ、庭の湯さんで過ごしました。

まだ今日乗れなかったフライングパイレーツ、サイクロン、そしてカルーセルエルドラドだけのために行けないか模索中なので別れは告げません。

でも、この大切な日に、私たち夫婦が忘れ得ない楽しい時間を与えてくださり、ありがとうございました。

平成の名水百選を有する自治体東久留米市。行ってみたかった銭湯、東久留米駅から徒歩10分強。いつもよくしてくださる方々が書かれるこちらのサ活を拝読して、その水の良さの記述がとっても魅力的で。

真夏の日曜夕方、炎天下の住宅街を抜けて汗だくで歩きつづけて見えてくる、青空に映える立派な煙突に美しい屋根を持つ和の味わい深いその姿。蝉の鳴き声がよく似合う。外から中は見えないけれど、賑やかな声が窓から聞こえてくる。

自動ドアを入るとすぐフロントに女将さん。普通の入力料金でサウナ込。脱衣所のロッカーの鍵をもらい入る。待合所からすでに懐かしい田舎のリビング感。暖簾をくぐると古いけどピカピカに磨かれつづけてきてた感じの脱衣所。

浴場は地元の方々で随分と賑わってる。入ると目の前には武蔵境の境南浴場と同じ、黒と黄色を基調とした太陽に飛ぶ鳳凰のモザイクタイルの壁絵。空よりも富士山よりも神秘的な宇宙をつないでくれるこのデザインはとても好きだ。浴場は広くはないけど、でも横の窓が大きく開いてて明るくて風がそよそよ入ってくる。そして空色の高い高い天井。

カランのお湯はぎりぎり埋めずにいける熱々さ。そしてとても澄んで軟らかい水質でため息のでる気持ちよさ。湯船にはキラキラとっても綺麗なお湯がなみなみと。水面の張りと反射が違う。なんて自分で書いて恥ずかしいこと、現場では心底思ってた。おそらく42度。スキッとして美しく上品で、だけどふんわりと優しくて。シリアスなシーンでは（熱いお湯では）真正面から存在感がくるような。例えるなら松嶋菜々子のような。（別のところで鈴木保奈美に例えて以来女優さんで例えるクセが）

#サウナ
無料のサウナは大人気でほぼ満室。96度。「今日は見ねえ顔ばっかだなぁ！県またいじゃダメなのによ！あはは！」と騒ぐハゲのおっさんがうるさかった以外は最高だった。いい湿度いい熱さ、これは水風呂との相性すごいいい。TVあるけど主張控えめ。どうやら脱衣所の外にあるビート板的なの持ってくるべきだったみたいだけど気づかず。また次回は。ちなみにハゲであることは何も悪くない。

#水風呂
ひらひらきらきらなんて美しい水風呂なのだ！20度くらいでできるなら永遠に入ってたくなるやさしくやわらかく澄んだ素晴らしい水風呂。基本二人サイズでずっと混んでてさっとしか入れなかったし、サ活で飲めるとあったのに飲む余裕はなかった。

#休憩スペース
脱衣所の外に灰皿のあるベンチがあるけどそこもたばこ吸ってる人常にいたし、面倒だし行かなかった。混んでて洗面椅子も無理。業務用扉の前の段を発見。

必ずや！次こそは時間を変えてまた！

一年で一番暑い日に一番冷たい水風呂に入るってやっぱりいい。ほんとに一番なのかとか細かいことはどうでもいい。今日は紛れもなく酷暑。そこに冷たい水風呂のレジェンド。ヨコヤマ・ユーランド鶴見。

涼しい要素などない鶴見川崎エリア。乾ききったアスファルトと降り注ぐ太陽、人工的なあれこれ混じる熱風。川崎から路線バスに揺られ到着。歳月感じる渋い建物。いい施設でも土日祝でも一定の落ち着きがあるところがよくて。とはいえサウナを愛でたいに出てもう少しは賑わってくれないと心配。

入るとエアコンが弱めでスタッフさんとともに温かい（座布団一枚）。たぶんこの日自分たち夫婦が最年少カップル。ガラスの◯十代なのに。このエリアのお年寄りの社交場。ラクスパとおふろの国と客層がかぶらないってすごい。ラクスパと真逆で静か。

綺麗な脱衣所を経て、年季入ってて派手さなどない、窓からの自然光の入る穏やかな浴場へ。といいつつ、いきなりのアカスリコーナーがカオスでむしろ安らぐ。ここしか空いてなかったのだろう。褐色で地層の香りがする温泉末吉の湯もふんだんに使われていて気持ちいいし楽しい。高温42度、低温39度、クールダウンバス30度、誰も入らないジェット。白湯のミクロバイブラに水風呂。そしてその名の通り驚いた、びっくりシャワー！どしゃー！どひゃー！

古いマンションの小庭のような露天には、穴のような壺湯、寝転び湯、そして小庭の池のような、何気に一番熱い隠れ湯43度。

#サウナ
渋い香りの黄土サウナ94度。どしっと効くいい熱さ。塗りたくられた黄土パワーなのか、機械的ではないさりげない湿度がある居心地のいいサウナ。どこでもあぐらをかきやすいのも嬉しい。TVが見やすいようにか部屋の前半分は照明も消えててなおさら落ち着く。あれスピーカー？サ室が埋まっても会話なし。黙々と高校野球。仙台育英対倉敷商。初めは仙台育英がオラついて余裕で勝つ空気だったのに。

#水風呂
びっくりシャワーで汗を流し、きたきたきたーっ！12度！シングルじゃなくても嬉しい冷え方！猛暑37度の外気まるごと背負って入る！瞬間冷却！たまらーん！

#休憩スペース
露天のお湯の少ない寝転び湯、最高。緑もあって落ち着く。あの紫の花、綺麗だったなぁ。水風呂→クールダウンバスでゆらゆらもいい。

締めはクールシャンプーとボディソープで洗ってから水風呂に向かい、注水される水を洗面器で頭から浴びたらもう、かっきーん！

サ飯は夫婦揃ってスーラータンメン辛さ3倍。美味い！たくさんのお年寄りの中でよれよれ。カラオケ出番案内の電光掲示板。またここでカラオケするお年寄りの歌声が聴きたい。

我が家のおかみさんがこちらに行ったときとてもにこにこ帰ってきて以来、ずっと行ってみたかった、元町・中華街の恵びす温泉さん。

夜の赤レンガでの予定の前に汗べたべたで気持ち悪くてどうしても短時間で銭湯に行きたくて向かった別のところがお盆で休みでしょぼーんとして、思い切ってこちらに。

とってもすごかったー！金曜夕方だけどお盆だからか老若に刺青強面の人たちにと大賑わい。他の方のサ活みてたのに自分もサウナゾーンへの鍵で一生懸命ロッカー開けようとした。

お風呂も色々あって楽しいし、檻を開けるのかと思うサウナゾーンへの扉を鍵で開け入るといい熱さのサウナ。大きくて深くてミニプールのような気持ち良すぎる水風呂。とってもさっぱりした！二階に椅子どころかまたサウナが二つも！

時間が足りない！今日は下見で内見だ！

ちゃきちゃきな女将さんも厳しそうでやさしい方だったなぁ☺️

必ずまたくるのだ！

よれよれしたい。せかせかした人々の合間を縫って丸の内から有楽町まで歩きながら、溜息とともに漏れ出た言葉。今日は新橋も上野も違う。人が多すぎる。今日ご一緒いただく方にそんな思いを伝え、少し久しぶりの駒込、みんな大好きロスコへ。

何の気兼ねもなく相談できたり愚痴ったり馬鹿笑いしたり。仲間やチーム、何かしらへの帰属意識、身を委ねられる安心感、そういったかつてあったことが、けして当たり前じゃなかったと気づく。歳を重ねるにつれ、多くの人がそんな自分の心にぽっかり開いた穴に気づき、悩むように思う。

山手線に揺られ、そんなお話をしながら降り立った駒込。駅から見える数々のロスコ看板。東口を出ればせかせかした空気などまったく消えた。落ち着く。呼び込みのおねえさんたちすら呼び込む気なし。よれよれ。

修繕など大変なこともあられたのだろうけど、変わらず迎えてくれた。フロントの前の館内着とタオル類を持っていく形に。

変わらぬ光景。でも人が少なめだ。久しぶりに入るロスコの天然水のお風呂。あぁぁ、やさしさの極み。ご一緒の方も、これなんですか！？なんか肌がキュッキュしますよ！？とめちゃいい笑顔。そしてこのバイブラがとても好き。サウナで研ぎ澄まされた五感で最後に浸かったバイブラなしの方。全身全霊お風呂テイスティング。

#サウナ
やっと来れて嬉しい。そんな気持ち隠せず駆け上がる最上段。長らく顔も見せなかったくせに。そもそも常連面して語ってるけどあなたそんなに来てないでしょうが。そんなロスコの私へのお仕置きなのか、人が少ないからか、かなり熱い。どしーんばちーんとめちゃパワフル。温度計は上104度。下96度。他に人がいなくなったので、外のリモコンで野球に変えた。ヤクルト巨人戦。まさか後にサヨナラ負けするとも知らず。

#水風呂
バチバチに熱せられた真っ赤な体でよたよた辿りつく奇跡の天然水水風呂。待ってた。水温計は23度。温度関係ねぇー！ふぉはぁぁ！なんてやらかくてやさしくてふわふわな水なんだ。ここまでだったっけ。水に溶けていく。ライオンの口から流れ出る水を頭に浴びて、ばこんぼこんパイプから吹き出すあの音がでっかい鼓動のようで入る人の心臓もシンクロしようとする。後から人が来ないと真面目に出方がわからなくなる。

#休憩スペース
脱衣所の先の露天のベンチで見上げる空。SGEジャグジーの音と浮かぶ緑のライト、ほのかに木の香り。たまにする喫煙ルームからの香りも、駒込っぽい。全セット終わったらこのジャグジーに入るのがいつもの楽しみ。

サバ焼き定食。ごはんも味噌汁もほんと美味しい。食べる前に撮り忘れ、少し食べてから撮ったほどよれよれ。

使いたくなる魔力ある言葉。「キンキンに冷えてやがるっ！」冷たい水風呂は数あれど、この言葉を最も使いたくなる、理想的な美味そうな冷え方を実現しているのは、やはりっ！ここなんだっ！中野新橋、清春湯っ！！

仕事後真夏のべたべた蒸し暑い夜に頭で聞こえたカイジの声。やさしくのびのびな銭湯がよかった。ふと浮かんだあのおばあちゃんの顔。長い年月のしみこむ建物に到着するともうその時点で心が湯船に片足突っ込んだ感じ。さばさばしたおかあさん。別にお金払わないとタオル類なしでサウナキーだけひょいと。

扉を開けると大きな富士山のモザイクタイル壁絵。麓の湖、三羽の白鳥がかわいい。すっかりほどけた心で浴びるカランのお湯、浴びるごとに体が消えてく。

井戸水をガスで沸かしたお風呂、やさしくてまろふわ。安らぎすぎて消えちゃう。40度で入りやすく長湯。浸かりながら目に入ってきたのは湯船からひたすらお湯をかきだすおじいちゃん。多くの銭湯で見かける光景。そしてそのおじいちゃんの股間が見えて稲妻が走る。これまでの人生でこんなにも大きなお年玉袋を見たことがない。ハンドボールクラスだ。すごい。手を合わせて拝まないと失礼な気がした。お風呂はジェットにバイブラに穏やかめな電気風呂。あと、ブースサイズの露天風呂。この日は落雷の可能性があるとの貼紙。

そして、予期せず私のサウナライフにおける夢が叶う。

#サウナ
私の夢、それはサウナライブだ。大好きなアーティストのライブ映像を観ながらサウナしたい。それがいきなり叶ったのだ。

入るやどっしり湿度たっぷりで熱いボナサウナ。あぁ、がっつりくるなぁ。90度表示。マットはコロナで撤去されてて剥き出しの板張りに座るとアチアチすぎて慌ててフェイスタオル敷く。ふぁ、やっと落ち着いてきたとTVを観ると、あれ？見覚えのある光景。ちょうど始まるところだった。

ももクロの昨年のZOZOマリンでの夏のライブ。どうやらBS日テレ。サ室はほぼ貸切、何度も腕が上がりかけ、声が出そうになった。毎年ももクロのライブで夏を感じてきたけど今年はない。目を閉じれば現地の温度も風も匂いも思い出される。まさかこんな形で夏を感じるなんて。素晴らしいボナパワーですごい汗。涙も汗も、タオル敷いてるから拭けない。

#水風呂
すごい。キンキンに冷えてやがるっ！16度弱の表示だけどまじめに13度に感じる！しかもすっきりとても気持ちいい水！冷たいだけじゃない。都内のキンキン水風呂の中でこの自然なやさしさ伴う感じは唯一無二ではないか。

#休憩スペース
隅っこの業務用扉の前の段か洗面椅子がいい。もうふわっふわだ。白鳥に連れてってもらった。

綺麗でお洒落で明るくて、比較的ハイテンポなジャズが流れる東京屈指の愛されるリノベーション銭湯。椎名町は妙法湯さん。

日本初の軟水炭酸シルキー風呂、熱めのミクロンバイブラ風呂、水風呂と一貫した軟水のこだわり。男湯はカランも座るところ次第で軟水硬水を選べる。そして複数種類のシャンプー類。今は大好きなクールペンギンも。サウナも綺麗で新しくていい香り。で熱い。

これらがたくさんの書かれてきた妙法湯さんの姿だし、そのとおりだ。いいところばかり。

だけど、実は自分はなぜか心の距離ができていて、最近は足が向かなかった。向かった銭湯がお休みでしょんぼりしてるときに我が家のおかみさんから「一緒にいく？」と言われても少し躊躇ったほど。でも待っててくれるというので向かう。

結果として、とっても良かった。そして何より大きいのは、自分が感じていた心の距離の理由がわかったこと。

入ればご主人との会話で盛り上がる先客。根暗な私は会話を邪魔する気がしてお金払うときに気を遣う。脱衣所には人がごった返し、床はびしょびしょ。ロッカーの扉がたくさん開きっぱなし。誰か頭打ちそうで怖い。コンパクトな浴場に入ればたいてい大学生と思しき集団が無理に大声で喋り笑いやかましい。昨日は浴室に入った瞬間若者4人があの水風呂にびっしり入り大はしゃぎ。耳をつんざく。

そして実は自分にとって大きい違和感はお洒落なジャズ。夕方でも深夜でも変わらずハイテンポなものが多い。洗い場でもサウナでも、せわしい急かされる感覚があったのには、このジャズの影響があることにも気づいた。お洒落なジャズへの期待が「落ち着き」への期待に変換されてた自分にも。

そうして途中から色々諦めて開き直って過ごす中で気づいた。

「あぁ。そうか。ここは落ち着きを求めてくるべきところではなく、明るく楽しく心を賑やかにするためにくるところだったのか。」

その瞬間全部の違和感が消えた。勝手に自分の期待がズレてたんだと。静かな気持ちで帰る自分ではなく、ルンルンほくほく帰る自分を想像したら、ピンと納得の音がした。

我が家のおかみさんを待つ間に地サイダー（トマトコーラ！）を買うと、ご主人が「写真撮りたい？」と。はて？と思いつつ「あ、はい！」と答えご主人がスマホでパシャ。Twitterで見たら、医療従事者への銭湯エールプロジェクトとのこと。

ご主人から入る前にいただいた塩飴。案外出てこないおかみさんを待合所で待つ間に、心地よい空調とファンの風にふわふわ眠くなった。

出てきたおかみさんと南天。真夏の深夜、風をうっすら感じながら夫婦で立ち食いそば。誘ってくれて、ありがとう。

ずっと憧れていた老舗、木更津はつぼやさん。山の日だけれど心が海だけを求める。粛々と東京から総武線快速と内房線を乗り継ぎ。厄介なほど強張り乾いた精神。夏真盛りだというのに。

木更津に着くとすぐイオンモール行きのバスが。地元の女子高生達が頑張ってお洒落して、大声で賑やかに歌って騒いで背伸びして盛り上がる車内。苛立ちなどない。彼女達には今このときしかないのだ。中身などなくても、何もかも忘れても。バスはイオンモール直行。最寄りはスルー。でもイオンモールからでも徒歩10分弱。すぐ見つかる看板に古い素朴な建物。車が多く止まってなければ、印象はよくある地方の寂れた飲食店。

元気なおかあさんが迎えてくれて、初だと察して丁寧にロッカーとその中身、別にある棚の使い方まで案内してくださった。脱衣所の香りは誰しもの記憶の中の祖父母の家。

浴場は古くてコンパクト。しきじのイメージがある方はおわかりいただけると思う。常夏感を演出しようとする大きなパラソル。海外よりも逆に昭和を感じるかわいらしさ。ガパオを作ってもらってもこれチャーハンじゃん、な感じが嬉しい。

お風呂は白湯と水風呂に真っ青なLEDが満遍なくあたり綺麗（に見える）。白湯は42度程度でやさしいやさしい肌触り。その横には黒湯に近い褐色の薬湯があり、個人的に海を感じてずっと入れる41度程度バイブラに見惚れるお風呂。入る人いなかったけど、好き。

#サウナ
いい渋さ。一段と二段が向かい合い奥にTV。118度表示でたしかに熱い。けど上段でも痛くないし辛くない。浴場側に窓もあって窮屈じゃない。TVが爆音で1セット目は辟易としたけどそれすら何セットか目であまり気にならなくなる不思議な安心感。老若刺青有無問わず、みんな黙々と向き合ってた。何度も入るうちに実家みたいになる。スチームサウナは故障中。

#水風呂
はぉぁぁぁぁ。なんだこの何気ないのに優しすぎる意味のわからない水風呂わ。。。気持ちいいのかすらわからなくなる、羽衣しかなくなって体感温度が消える感覚。なのに吐く息だけがじわじわ冷たくなる。表示のとおりと思しき23度。ぬるいとかどうでもいい。そのときその場所であるがままこの温度ならそれ以外に正解などない。どうやって出たらいいのか教えてよ。

#休憩スペース
ぐらぐらになりながら謎のパラソルのもとへ。椅子三脚。視線の先の窓で外とのつながりを感じる。生命そのものである蝉の鳴き声を胸で聴きながら。自分は洗面椅子で黒湯のバイブラを眺めながらが好き。

帰り際知らずに脱衣所で持ってた水飲んだの見られてて持込ダメって怒られた。でも靴をすでに出してくれてた。みんなの実家。必ずやまた。

水風呂がこんなに嬉しかったの初めて。少し特殊な個人的な事情があったとも思う。どちらかというと素朴めなスーパー銭湯。特に温泉でも天然水でもなければロウリュがあるわけでもないし、特別なごはんがあるわけでもたぶんない。でも、水風呂に限らず、とてもよかった。いちの湯古河店。

天気も良くて、一人少し遠出してみたいなって湘南新宿ラインに乗り込み、サウナイキタイで古河駅から徒歩約11分と書かれたこちらを見つけた。バスな気分じゃなかったからちょうどいい距離だなと電車を降りて、なんとなく方角だけ確認して歩き始めて10分。

ちょっと確認するかとMAPを開くと、おかしい。全然近づいてない。あと43分？古河で降りたと思ったけど古河じゃなかったのか！？違う施設と勘違いしたのか！？とか思ったけど何度見ても合ってる。あぁ、油断した。盲信した自分が悪い。戻ったところでバスもない。行くと決めて歩くも内陸部の空を遮るもののないコンクリ道路35度の猛暑は堪える。駅で買ってたイオンウォーターと何よりTwitterで励ましていただいた皆さんに感謝しながら40分くらい歩いたとこのセブンでととのいかけた。到着。徒歩50分。Tシャツもパンツもぐっしょり。Tシャツは替え持ってたけど自販機でトランクス買った。漏らしたわけじゃないよと内心で言い訳。

服を脱ぐだけで嬉しい。シャワーで幸せ。初めて湯船もサウナも入らず水風呂に直行した。まじでありがとう。たぶん笑顔隠せてなかったと思う。

露天風呂は岩風呂に壺湯に薬湯に洞窟風呂に打たせ湯に寝転び湯。薬湯は宝泉薬湯。内湯には高濃度炭酸泉、ジェットにやさしめの電気風呂に、腰掛け湯。シャワーから一貫して思うのは、水がとてもやさしくて繊細。

#サウナ
六段ある広いスタジアムサウナ。前方にガス遠赤外線二台。上が92度。下が80度表示。地元のおじいちゃん達の挨拶飛び交う社交場でほっこり。熱せられる水分がいいのかなと思うしっとり具合。しっかり蒸されるのに長くいられる。バラエティ観ながらみんなで笑顔。芳ばしい香りもおじいちゃんちみたいな居心地の良さ。

塩サウナも穏やかなのに塩もすぐ汗になる。出たときのお肌のすべすべ感にうふふ。

#水風呂
備長炭水風呂はとってもすっきり！16度台で冷たいし、深いのと浅いのとが両方広くてたっぷり浸かれるし後ろの壁に水が流れて頭から冷えて気持ちいい！

#休憩スペース
露天にはデッキチェア7脚も。ベンチも。雲の流れる青空を眺めて身も心もほぐれてくのを感じる。

サウナ後のところてん、神コンボ。18時過ぎなのにもうバスない。夕焼けを眺めながらまた徒歩50分。暑いけど、風が心地よい。

私には、川崎を攻めなければならない理由がある。帰れない夜ではない。ならばこそ知りたいのだ。もう一つの川崎の顔を。レックスイン川崎。もっと新しい感じかと思ったら案外古い。

行間を理解してちゃんと仕事がしたい新入社員と、行間を読んでよしなにやってよと思うマネージャー。リモート状態の両者の間で沸沸な思いを押さえて向き合う時間に削られて、ビルを出るとそこには綺麗な月。まぁるくおさめまっせ〜と笑福亭仁鶴の四角い顔が夜空に浮かんだ。そうだ。昨日決めたように、今日も新規開拓だ。

川崎駅西口に立つと男には帰れない夜があると二人のビッグがこちらを見る。しかもその真上にあの綺麗な月。いや、俺は帰るから。そう心で告げて右へ。少し歩くとすんなり見つかり便利。意外と古い靴箱。ハキハキしたスタッフさん。3時間1000円。エレベーターで7階へ。案内板で露天もあるんだと知りときめく。ロッカーは靴箱と同じく年季を感じる。階段を上がりガウンを脱いで、いざ浴場へ。

8階だけど黒が基調で落ち着きがある。入って右前奥の右から二番目のカラン。押しても押してもシャワーが3秒で止まる。最短個人記録。頑張って洗い、試しに隣も押してみたら延々と出る。ここだけか。こんな日もある。

お風呂はシンプルに一つの広い湯船の中にジェットとバイブラ。穏やかな温度でやさしくバイブラにくるまれ癒され。もう熟睡できそう。ばしゃばしゃに水が入りつづけてて嬉しくなる。

#サウナ
まず思ったより年季の入った壁と天井。縦（横？）に長い部屋にはサウナマットが綺麗に敷き詰められてる。そして渋い香り。上段はしっかりな熱さ。98度表示。サウナストーブがiki。古いけど立派。ロウリュイベントとかやるのかな。TVはあるけど音量控えめで安心。

#水風呂
広めで人も少なくのびのび。しっかり冷たいし、じゃばじゃば水も入りつづけてて嬉しい。デジタル水温計は18度前後を行き来。

#休憩スペース
わぁー！露天のとこに外気浴スペースがある！椅子が四脚、イミテーションだけど壁に緑がめぐらされてていい感じ。そこもよかったのだけど、個人的には誰もいない露天風呂の縁の石に座った最後のセットが良かった。奥まった椅子のところには届かない風がダイレクトにあたる。そして、今日はそこから綺麗な月が見えたから。

レストランは今22時まで。狙ったらーめん屋は早仕舞い。次に行ったところは千円札が何度入れても戻ってくるうちに冷め、玉赤備の赤辛中華そば。赤辛中華は初めてだったけど一番好きだった。

しみついた子どもの時のプール帰りのような塩素臭。愛を込めて、それが川崎らしいと感じながら。なんとか終電で帰れた。

東京都北区の銭湯で群を抜いてサ活の多い東十条のやなぎ湯さん。24時までだから間に合う。元気のないときほど新規開拓を避ける。逆に新規開拓を重ねて元気出しにかかるのだと決めて。22時前の静かで暗めな町を歩きビルに辿り着き見上げるとやなぎ湯の看板。このビル全部やなぎ湯さんなのかと驚く。マンションの入口のようなところにはエレベーターもあって、二階にあがると券売機。テーブルがたくさんあってコロナ対策の透明なパーテーション。本来ここでビール飲んだり湯上り談笑したりするんだろうな。

通常のフェイスタオルバスタオルの入ったビニールバッグとは別にもう一枚のフェイスタオル。何も言われなかったけど、あとでサウナでのマスク用だと気づく。脱衣所にもコロナ関連の貼紙が多い。たくさんの人がくる銭湯だから特に意識されてる様子。男湯女湯それぞれのTVの違うチャンネルの音が混ざり合う。

浴場は新しめで綺麗。のびやか。でも芳香剤みたいなツーンとケミカル臭強めなシャンプー類。十條湯さんもこれだったけど、北区浴場組合とかで手配してるのかな。他の区で気になったことないのにな。でも疲れた体に浴びるカランのお湯は時間が止まるほど至福。

お風呂はとてもまろやかでやさしくてゆったり気持ち良さに浸る。貼紙で41.5度程度とあるけどおそらく40度くらい。するとそこから見えるカランの後ろ壁の富士山の絵。見上げればステンドグラス風な窓の装飾。木材板張りの天井も含めて洋風マンションな感じ。電気風呂はバイブラと合体してる。バイブラの中に電気が潜む感じが新鮮だった。ジェット類も。シルキーも温度はやさしくゆったり。露天風呂は高濃度炭酸泉。他の炭酸泉と比べても一段階ぬるめで、浸かりながら時折温冷混じる感覚すらあった。しゅわしゅわのーんびり。

#サウナ
扉の前の貼紙のとおり、皆フェイスタオルで鼻と口を覆って静かに入ってる。やさしい温度。綺麗で広くていい部屋で嬉しい。素敵なロッキーサウナ。今は入れ替え制中止で当面男湯がロッキーみたい。3分くらいおきのオートロウリュも嬉しい。ライトもつかず前触れなく静かに水がしゃーっと。

ただ、あまりにTVの音量がでかい。TV有りも好きだけど、TVの音量がきつくて出たのは初めて。他の人のサ活では誰も触れてないみたいだから、今日だけそうだったのかな。

#水風呂
サウナ出てすぐ金のライオンの口から流れ入る水。貼紙で17.5度程度とあるけどその通りだと思われるいい冷たさ。バイブラも水流もあってたまらない。

#休憩スペース
露天に椅子が四脚。屋根の合間からくる外の風なのか、横の脱衣所からの風なのか、気持ちいい。

梅雨も明けたというのに心が重くて晴れなくて。今日は余計なものは何もいらない。問答無用にがっつり熱いサウナとキンキンの水風呂、そして人が少なくただただ無心に集中できることだけを求めた。これまでその思いに応えてくれなかったことはない。コスモプラザ赤羽。90分1100円。

夕方ともなれば赤羽はもう人だらけで賑やかで、こんなだと混んでたらどうしようと思うのに、あの螺旋階段を下ればいつもと変わらぬ粛々とした受付、綺麗めな脱衣所。キンキンの冷水機がたまらない。コンパクトな浴場に入ると爽やかさのかけらもなく、サウナからの渋い香りとシャンプーの香りが混じるもわっとした熱さ。もう汗ばんでくる。そうだ。これだ。安定のシャワーで体を洗い、硬めな歯ブラシを経てもう心は前のめりだ。

でも二股炭酸カルシウム風呂が好きな自分にはここの風呂もたまらない。42度でジェットの水流強めなみなみたっぷり熱め。浴場が蒸し蒸しだけど、それを忘れさせる熱とパワー。疲れごっそり押し流される。

#サウナ
もはや喉から出る手で扉を開けた高温サウナ。入るなり期待以上のがっつりどしっとくる熱さ。そしてヒノキをどこまで熟成させるとこうなるのかと思う渋い香り。クイズがあったら確実に赤羽か池袋かまでは当てられるプラザの匂い。多分ボナサウナだと思うけど案外湿度あるストロングな96度。熱いからいつもみんな微動だにしないサウニングでTVも見てるようで多分見てない。

サイトには「伝統的なフィンランド式のサウナ室には防菌の他、消炎、鎮静、鎮咳作用があるヒノキの香り」とある。真っ赤なサ室に伝統的なフィンランド感はまったくないどころか江戸。そして作用的に、もうみんな入っちゃえばいいのにって内容。

低温の遠赤外線サウナは80度。ゆっくりTV観ながら入れるけど、やはり香りのクセがすごい。

#水風呂
確実に期待に応えてくれるキンキンの水風呂15度。広くはないのに人が少なくてほぼ独占できるしこの深さはたっぷりで大好き。下の方の水流が撫でてくる感じもまたいい。いつもはいるカットマンも今日はいなかった。いてもここならもはやなんでもいい。気になったとしても1セット増やせば、忘れる。

#休憩スペース
自分の中で4ヶ所の候補から都度状況心境で選ぶ形。洗面椅子、湯船の縁、化粧台扇風機前、そしてその左奥謎の扉の先のあまり外気を感じない外気浴。今日は湯船の縁以外を回した。特に扇風機前に鏡の前の椅子を移して使用済みタオル入れにもたれてたときは、ぐわんぐわんで半目開いてだらしなく口開いて多分ひどい顔。

制限時間いっぱい。外の風が涙が出そうなほど心地よい。青空の下、背中に広がる赤い羽。

高崎での一泊にこちらを。想像してたビジネスホテルっぽさと異なりとても綺麗でお洒落。新幹線が好きな方は嬉しい景色。アメニティ充実。朝ウナを終えて書いてます。

夜は24時まで、朝は5時からの浴場。10階に上がるとすぐ外の景色が見える。部屋のカードキーで普通の扉を入るとコンパクトな脱衣所。利用方法見ないとすぐ出なくて焦る冷たい水素水飲み放題。フェイスタオルは置いてあるので部屋から持っていく必要ない。

浴場に入るととても綺麗でるんるん。脱衣所含めて落ち着いた音量でボサノバ。いい気分。いいシャワーだし、いいシャンプー類に加えて夏だからか冷シャンプーと冷ボディソープが！かなり嬉しい。

湯船は青いマーブルタイルで水が綺麗に見える。お湯の温度はおそらく39度くらいでのんびり。バイブラも強めでとても美しくてじーっと眺めて恍惚。ちなみにバイブラは夜だけみたいで朝少し寂しかった。横にはジェットが二人分。露天には炭酸泉。水面がパチパチしてて炭酸感すごい。小雨でも降ってるかと見上げたけど屋根あるし降ってない。入ってすぐ体中がびっしり泡まみれ。

#サウナ
わっ、広い。このサイズの浴場なのに。男性側はドライサウナ。おぉ、オートロウリュついてる。夜はカラカラ目の90度で熱さはおとなしい。三回入ったけどオートロウリュは動かなかった。23時くらいで終わり間近だったからかなぁ。TV有。

朝はオートロウリュと出くわせた！でもほんのり湿度が高まるくらいなので、朝も夜も、普段サウナに行く人には物足りないかも。貸切やそれに近い感じでゆーっくり入る前提でいくのが良さそう。

#水風呂
施設情報で16度キンキンと書いてあったけど、夏だからか全然そんなことなくて、たぶん23度くらい。ここも青いマーブルタイルで、水の動きはなく静か。人もあまり入ってこないので、長く浸かって体中に意識を向けて、足の指、ふくらはぎ、おなか、腕、とか冷たさを大切に感じて過ごす。マインドフルないい時間。これからもやってみよう。

#休憩スペース
とってもよかったのが外気浴。まさにデッキな感じのスペースにお洒落なデッキチェア二つ。そしてハンモックチェアも。新幹線の走る音、駅のアナウンスを程よい音量で聞きながら過ごす外気浴は初めて。10階で風を感じてゆらゆらふわふわ。立って身を乗り出せば高崎の街並み、朝はその先の山々も見えて、伸びをして深呼吸。

浴場を出てすぐのドリンクサーバーでホットのコエンザイム入り柑橘系飲料なんて飲んで景色眺めちゃう。たくさん息を吸って吐いて、いい時間だった。あ、スリッパ忘れた。

今日はこれから高崎を代表する担々麺の名店、高崎はた山さんへ。

初めての高崎。明日の担々麺部活動に向けた前泊。高崎駅からバスで向かいたかったのに、ホームページ見て書いてあるバス、どこから乗ればいいのか、絶妙にわかりにくい。なんとか交通とかぐるっとバスとか、Webでもバラバラで探しにくい。もう嫌。仕事の疲れがひどくて頭も回らないから、泣く泣くタクシーに。2000円以上した。

そんな中到着した湯都里。いい感じのお庭な入口。その感じとまったく合わない隣のフィットネスからのノリノリな音楽とお姉さんのハッスルな声に無理やりな空元気をもらい入店。広めなスーパー銭湯。金曜夕方は結構な賑わい。おじいちゃんたくさん。

浴場に入ると上毛かるたの絵や言葉がそこかしこに飾られていて賑やかな和テイスト。ジェット類ぎゅっとまとまってたくさんある。電気風呂も！やさしめ！そしてやはり露天風呂。空も広くて緑もあって、TVはない。京ヶ島天然温泉ののびのびな岩風呂、大きな岩をくり抜いたかのような大岩風呂、壺湯、檜の湯、寝転び湯といろんな形があって楽しい。お湯は濃い褐色と見せかけて案外透明寄り。足を入れたら熱く感じるのに浸かるとすぐずっと入っていられる感じになる不思議。きゅっきゅっとしてとぅるるーっとする気持ちいい温泉だなぁ。あぁ、しみるなぁ。好きだぁ。

#サウナ
三種類も！まずシアターサウナと書かれたドライサウナへ。ガス遠赤外線ストーブ二台がばりばり稼動する20人くらい入る三段の広めなサウナ。TVを舞台になぞらえた客席といった名前のとおりの作り。一番上の段の背後から入る感じも。天井が高くて座面から離れてるけど、しっかりな熱さ。温度計高くて見えないけど90度くらいじゃないかと。流れてたのは相撲。こんなご時世じゃなければ、きっとみんなでどっかん盛り上がって観てるんだろうな。ここでバラエティ観てみんなでゲラゲラ笑いたい。

そして塩サウナ。70度表示。平日は香りのする塩のようなことが書いてあったけどわからなかった。貸切。TVあり。びっしり塩を汗に変えてやりました。

もう一つはスチームサウナ。アロマサウナとも。でもアロマの香りはしなかった。こちらも貸切。ここはTVなく静かに一人で。ありがたい。

#水風呂
広く見えるけど中に段々があるせいか、概ね混んでる。水温計は壊れてて5度を指してたけど、19度な感じ。水に特徴は見出せなかったけど、暑い日の水風呂はありがたい。

#休憩スペース
露天に椅子もベンチも沢山。それでもときには埋まってた。そんなときに空いててくれた湯休み処。傾斜のついた畳のごろんとするところがとても良かった。広い空、緑、そして近くで蝉が爆音で鳴いてる。今年は蝉の声を、よりありがたく感じる。

東京湾がどーん！空がばーん！飛行機がびゅーん！なんて素敵な場所に建ててくれたんだ！駐車場から休憩室からごはん処から浴場に至るまでこれでもかと海。海浜幕張、マリンスタジアムそばの新施設、幕張温泉湯楽の里。湯楽の里の本気。結晶。

会社設立から二期を終えられた親愛なるお方から、お話できたらとのお誘いがあり、車に乗せていただきまさかの。駐車場からテンション爆上がりの湾ダフルオーシャンビュー。新しく綺麗な建物に、入るとあるホテルラウンジのようなスペースにもときめく。一、二階いずれの休憩室も海。屋上には展望デッキもあって、東京湾も逆側の海浜幕張の街並みも見えて綺麗。ちなみに靴箱の鍵で入館も会計も。タオル必要な方は脱衣所の自販機。自販機には使い捨てバスタオルなるものも。岩盤浴着も自販機。工数と接触を徹底して減らしてる。

綺麗な脱衣所を経て浴場へ。内湯と露天の間の窓も大きくて全開で景色を邪魔しないからもう半露天気分。内湯には広々炭酸泉とジェットと白湯。案外白湯のお湯、軟らかくてよかった。白湯の中に電気風呂三席。中中強。オスモムタタクの中でもより最新な繊細強烈感。

そして素晴らしい露天風呂は褐色のナトリウム塩化物強塩泉。ほどよい熱さで海と空にじっくり包まれる。いい塩加減。思わずちょっと味感じたくなる。

#サウナ
広くて綺麗でちょっとお洒落。四段。90度。熱すぎずも満足の爽やかないい汗かけるサウナ。毎時00分にその名もオートロウリュウアトラクション。3分強かけて3度のオートロウリュ。その間天井からぶぉーんと風が送られてくる。機械熱波も新しいのはこんなのもあるのか。結構な水の量でも焼け焦げる熱さではなく最後まで落ち着いて汗かける。ビート板。TV有。若者のお喋りはデフォルト。

#水風呂
サウナ出てすぐにゆったりたっぷり深めな水風呂。17度表示。冷たいけど安心な気持ち良さ。癒される。

#休憩スペース
最高の外気浴！の露天には椅子4にデッキチェア6。何の邪魔もない大きな空に覆われて、やまない強めの風が意識を持っていく。今日は荒天の狭間の何重にも重なる雲の流れがある種快晴とは違う美しさ。羽田に降りてく飛行機が次から次へと。飛行機は、エモい。

最高の3セットが終わり締めに再び露天風呂。その後の水風呂ではしゃぎ回りばしゃばしゃ桶にタオル入れて遊ぶ子供たち。 気を取り直してのねころび湯で、同僚コロナで俺明日PCR検査なんだよね。風呂くらいいいっしょと不快に笑うガキども。深呼吸して座ったデッキチェアで隣のおっさんが放屁。しかも臭い。なんじゃこりゃ。

締め撤回。再び温冷交代浴で穏やかな仏の心を取り戻したのであった。合掌。

心を広々させたい。大きく空を感じたい。でもがちゃがちゃ雑多に人に紛れて過ごしたい。お洒落さはいらないけれど、和食じゃないものが食べたい。案外そんなときに思い出すのがスパロイヤル川口。南鳩ヶ谷は我が家からは遠いしそこから徒歩15分だけれど。

バリ風な像があちこちに立つ敷地も建物の中はがちゃがちゃしていなくて無理やりなリゾート感ではないのが好き。二階入ったところにある明るく開放感のあるコンパクトなガーデン風テラス。床屋も漫画座敷もあって日常感がまとまりのなさを与えるのに、だからこそ気楽という不思議なバランス。脱衣所も大きな窓があって明るい。

浴場は天井も高くて高い壁もなく広く感じる。夏は大好きなクールシャンプー類も嬉しい。内湯はジェット各社と広々温泉炭酸泉、その中に小さく足つぼエリアも。そして露天にはこちらの名物黒湯、熱の湯。40度程度のTVあり加温温泉、源泉掛け流し、温泉壺湯、ねころび湯。熱の湯はしょっぱめな地中堆積物感じる温泉で、お肌が気持ちつるつるしてまったり心地よい。この時期の源泉掛け流しの方はかなりぬるいので爆睡してるおじさんも。ずーっと物足りなくなく浸かれる。壺湯のうち一つは電気風呂。ハイテク三段階電気で初めはそこまで強くない気がしつつ、壺湯ゆえの逃げ場のなさで全身で受けざるを得ず結構きつい。人気でほぼ誰か入ってるけど、その多くが微動だにせずぼーっと長々浸かっててわけわからなかった。

#サウナ
扉二つで熱さが逃げにくい五段のタワーサウナ。前面左右一台ずつ計二台のガス遠赤外線はかなりいい感じでバチバチがっつりな熱さ。上は92度表示。数分でどわっと汗びっしりに。調子や気分に合わせて上と下を使い分けられて、下でもしっかり満足できるありがたいサウナだと思ってる。TVでは嫌いな噂の東京マガジン。やむなし。どんまい。好きな人すいません。

#水風呂
夏は真っ青なミント風呂！深くてたっぷりで好きな水風呂。後ろの壁から水流れてくるのも好き。今日は水風呂混んでて3〜5人でびっしり。混んでるからか夏だからか、水温はたぶん20度超。水温計のとこには17〜18度と貼られてたけど。

#休憩スペース
こちらの外気浴は椅子もベンチもたくさんあって、空が広々見えてとっても好き。TVの音はあるけど、少し音があるほうがいいときには程よい賑やかさ。世代またいでお風呂でテレビ見ながらくすっと笑う感じ。ねころび湯が見える椅子で休んでいたら、眼鏡の頭良さそうな小学生がねころびながらずっと股間をのばしたり広げたりしてて、その真剣な眼差しが記憶に焼き付いた。

美味しいごはんを食べて、駅に着く頃に鮮やかな虹。早く梅雨が明けるといいな。