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イワイ(サウナバード)

2022.12.29

26回目の訪問

香藤湯

[ 東京都 ]

コロナ的なやつにやられて回復したと思ってサウナに入ったらどうも芳しくない。それが2週間前。
その前は3週間前、1ヶ月に1回しかサウナに入らなかった事になる。激務で体力が落ちて、そのまま回復することなく忙しさが続いたので抵抗力が落ちて大きいやつを食らってしまった。
それどころか、なんだか気分も落ちている、これは自律神経のなんとかってやつに違いない。サウナに入って整えないと、もっと悪い事になる、そう思い。布団を飛び出したのだった。

無愛想なおやじに清潔な脱衣所、常連さんの会話。今日も変わらず受け入れてくれる香藤湯。
熱めのお湯でしっかり下茹でして待ち侘びたサウナァタァイム〜♪

温度は90度。
室内にはひとり。
憧れのオレンジマットは激アツでおしり焼きか楽しめる。

おしりが焼けるか、焼けないかは運にかかっている、タオル地のマットが水分を蓄え温度を上げた時のみ楽しめるイベントなのだ。
湿度の低いサウナ室はすぐに水分を蒸発させしまうので激熱モードに入ることは滅多に無い。今回は1セット目が激熱モードでおしりが真っ赤赤になってしまった。
これに耐えて完全復活をお見せしたい!
と言う一心で今度はセナヤキ(背中焼き)にも挑戦する。
背中が濡れた状態で背面の板に背中を付けると水分があるので熱くならずにもたれる事ができるが、これを背中が乾燥した状態で行うと激熱で火傷寸関となるのだ。
これができたら完全復活と言っていいだろ。

燃えるようなおしりと格闘しながらセナヤキに挑戦する。
背中と板が接触した部分からじょじょに熱くなってくる、これに耐えれば完全復活をお見せする事ができる!じりじりと落ちる砂時計を見つめる事7分。
よし!これだけ入れれば完全復活といっていいだろう!とサウナを後に水風呂に入る。
脱衣所のイスで休憩して、うん、体に異常は無さそうだ!

こうして完全復活を遂げる事が出来ました。
今シーズンは乗り遅れてしまいましたがこれからサウナを楽しんでいきたいです。

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13
香藤湯

[ 東京都 ]

ほぼコロナだと思われる病気にかかり、なぜほぼかというと、検査をしなかったから病名ははっきりしなかったのだけど、喉が焼けるように痛くて、唾を飲むとこの世の終わりかと思うほどの激痛に襲われ、そうなるともうなにもできない。そんな症状を友人に話すとそれは間違えなくコロナだと、さすがコロナの先輩は症状をよく把握している。
なんとか、回復してきたけれど念の為サウナは我慢。
最後にサウナに入ってから、実に3週間がたっている。心がサウナを求める一方で頭の中では、危険を感じている。
喉の奥にくすぶる息苦しさを感じているが、もう行ってもいいだろう。悪化することはないだろうと、やってきた。
近所の名湯、香藤湯。

気合を入れないと入れない熱い湯船に、安定の過疎化したサウナ、常連の先輩方の話し声、やはり香藤湯は落ち着く。
病み上がりに香藤湯を選んでよかった。
体調に不安があったのでゆっくり2セット。
回復したらバシバシ、サ活をしていきたいサウナシーズンに乗り遅れるわけにはいかないぜ!おもしろカッコいいぜ!

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イワイ(サウナバード)

2022.11.26

1回目の訪問

毎日スケジュールを狂わせる急発注があり、棚に積まれた仕事が全然減らない日々を過ごしていると急に全く全然やる気が出ない時がある。

友人で仕事仲間で唯一認める天才をサウナに誘ってやってきました。
豚のお尻に金の亀、ビルの階段を上がると受付があり、90分2500円。
うなぎの寝所よろしく細長い作り。肛門の位置から入り、尻尾の位置で脱衣、内蔵の位置でシャワーを浴びて、頭の位置でサウニング。
100度を超える温度に、チョロチョロと尿漏れのごとく常に水が垂れている。
2段目に座ると8分が限界。
水風呂は生姜水、香りがいいだけではなくて体がぽっかぽかになる。
休憩どころは階上にあるのだけど、体が重くてなかなかたどり着けない、やっとの思いでたどり着いたそこは、森の楽園。鳥のさえずりや風のささやきが聞こえる。もちろんスピーカーから。
インフィニティ、ハンモック、アディロン、ハンモックチェア、ベット。多種多様なイスが集まっている。
サウナイスの宝石箱や!!
狭いながらも外気浴スペースもあり外に出ると生姜パワーを感じるまったく寒くないのだ。
そしてなんと言っても生姜ロウリュ。
これがまた強烈で生姜の匂いでこんがり焼かれて注文の多い生姜焼き専門店、豚の気持ちが味わえる。
出てからも体がぽかぽかとして、温かさが持続する、さっきまで急発注の連続にイライラしていたけれど温かい気持ちになっている。しょうがない、生姜ない。

サウナブームの中、サウナ施設が続々とオープンしていくが、これからは、各施設が特色を打ち出していく必要があるだろう、来年はサウナ×〇〇の施設が増えてきそうな!予感!

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イワイ(サウナバード)

2022.11.22

1回目の訪問

大黒湯

[ 東京都 ]

七福神も終わったし普通のサウナーに戻ろうと思ったけれど、森が私を呼んでいる。
1日に何度も催促されて、むしろそっちが原因で遅れているのに、喋るのも嫌になって、はい。はい。はい。と頷き人形の如く感情を無にしてやり遂げたのでストレスが溜まり、もうサウナ以外考えられない。
近所の銭湯に行こうと思ったけれど、近所の銭湯ではこのストレスは洗い流せないと、思い悩んでいるとあの髭が脳裏によぎった。森鴎外だ。
彼が何をした人だかさっぱり分からないけど、きっと小説とか書いてるに違いない。森はわかるけど鴎外ってなんだか大きく出たなって名前で、この人はきっと自己肯定感が強いに違いない。
電車に揺られてやってきたのは茗荷谷駅(ミョウガダニ)
すっかり夜が馴染んだ、街を歩いていると、フワッとお風呂の香りが漂って来る。
緑色の屋根看板は蛍光灯の光を透かして大黒湯と文字を浮かび上がらせている。
受付にてスタンプをもらい、脱衣所へ行くと、いたる所に鴎外さんのポスターが貼ってありどれも違うデザインで、文京区の鴎外銭湯ラリーへかける意気込みを感じて、浴室へ。
湯船に浸かり天井を見ると、六角形の吹き抜けになっている。
ほう、これは珍しい、魔法陣か、ダビデの星か。空から六芒星を抜けてユダヤのフォースが降り注いでいる。

サウナ室の扉を開けて初めて気づいたのだけど、ここはスチームサウナだった。
予習をしないで来たものでドライサウナだと勝手に勘違いしていた。
私も若かりし頃は、スチームサウナを認めていませんでした。スチームサウナなんて亜流だ、ドライサウナこそ始祖にして至高、他は認めません。なんて原理主義を気取って格好つけていましたが、素晴らしいスチームサウナとの出会いで、今ではスチームサウナの魅力にもちゃんと気づいています。

たっぷりと水分を含んだ空気は優しく体を包んでくれる。ドライサウナが北風とするならばスチームサウナは太陽。そのやさしさにゆっくりとストレスが流されていく。
緑と黄色の大きめ砂時計はこれまた六芒星、ユダヤの陰謀があるに違いない。

鴎外先生
先は長く期間は短いですが、スタンプラリーコンプリート目指します。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.20

1回目の訪問

八王子 松の湯

[ 東京都 ]

日課となっているエコバッグの残量○△×を見るとほとんどの銭湯が×になっている、しかも行こうと思っていた立川の銭湯も×になっているではないか!

23区外ならばまだ他にも○の銭湯はあるものの寿老人の銭湯に行かなければ、エコバッグとバスタオルを同時にコンプリートできない。
同時にコンプリートできないということは、
エコバッグ銭湯に行き、スタンプを押してもらい、エコバッグをもらう。
ここの銭湯が、寿老人では無い場合は別の寿老人銭湯に行き、バスタオルスタンプを押してもらう。
ここでバスタオルスタンプが貯まるので、またエコバッグ銭湯に行き、バスタオルスタンプを提出する。
「エコバッグ銭湯」でなおかつ「寿老人銭湯」な場所を探さないとすごい手間になってしまうのだ。
 (この複雑なシステムのせいで、文章で書くとなんのことだかさっぱり分からないであろうが続ける。)
逆検索ができないので条件に合う銭湯を探すのもひと苦労。
まず、パソコンにはエコバッグ銭湯一覧を表示して、スマホには寿老人銭湯一覧を表示する?
パソコンに表示される○△×を見て、○と△の銭湯がスマホに表示された寿老人銭湯一覧にあるか探す。デジタルのジレンマに陥ったようなシステムをくぐり抜け
奇跡的に一件のエコバッグ寿老人銭湯を発見することができた!

八王子 松の湯。
電車に乗ること50分、駅に着くと雨が降っている。ここから徒歩で20分。
エコバッグ獲得を阻むかのように幾つもの試練が与えれる。
ようやく到着して、スタンプ台を出すと「おめでとうございます」とご主人。滑り込みでゲットした、七福神(+ゆっぽくん)=八福神のエコバッグは思ったより小さくて、白くて、しわくちゃで、しわくちゃで、しわくちゃで、まるで紙パンツの様で、開けたら紙パンツが入っているかも知れないと不安になったけど、まずはサウナ。

まったく期待してなかっただけに素晴らしい施設でサウナもさることながら、2階のマンガ室に感動しました。10,20代の暇だけがあった時に出会っていたらそれこそ毎日何時間も通ったに違いない。

一度紙パンツだと思うと、もう紙パンツ以外考えられなくなったのだけど、家に帰って開封すると、ちゃんとエコバッグが入っていました。紙パンツではありませんでした。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.19

7回目の訪問

今日は七福神スタンプをコンプリートしようと漠然と考えていたけれど鼻くそほじりながらTwitterを見ていると「すぎなみ銭湯温泉めぐり」というのをやっている。
なんでも群馬県の天狗湯なる湯治場から温泉が運ばれてきて、週替わりで杉並区の銭湯に注がれるらしいのだ。しかも、手ぬぐいがもらえる。今週は「ゆ家和ごころ吉の湯」これは行かない理由がないとばかりに自転車にまたがりやってきた。

オープンまもない時間に着いたけれど、賑わいを感じさせる受付。無事手ぬぐいをゲット!

浴室は満員でみんな温泉を求めてやってきのかと思ったが、温泉じゃない内湯にぎっしりと敷き詰まっていた。ここまでぎっしりされてる、湯どうしする気も起きないものでシャワーを浴びてサウナに直行した。

サウナ室も安定の満員。
オープン直後だからか、少し温度が低かったけど充分、体の芯まで温まった。
水風呂に入り、ととのいイスに。と思ったがあいにく席が空いてない。浴槽のヘリに座ることに。今日は1日こんな感じでついにインフィニティチェアーには一度も座る事ができなかった。

露天に2つある壺湯が群馬から運ばれた温泉になっていた、色は透明だけど、炭のような匂いが鼻から抜けて、紛れもなく温泉である事を示していた。

サウナを3セット、温泉に炭酸泉。
手ぬぐいは猿が中央に描かれていて、その周りを杉並銭湯連合が囲むデザイン。銭湯好き、杉並住民としては絶対にほしい逸品である。
これからも杉並銭湯を贔屓にしてまいります。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.13

2回目の訪問

中野寿湯温泉

[ 東京都 ]

七福神スタンプは想像してたよりも近くにたくさんあるのでちょっとした隙間でねじ込むことができる。これを知らなかったので序盤にだいぶ押し忘れていた。

2度目ましてのこちらの銭湯は中野寿湯温泉。
以前来たときは、ほとんどお客さんがいなくてストレスなくサウナ室に出入りできたが、今回は大混雑で、7人満員御礼で狭い室内でなかなかの密着度となっている。2人組のブックサウナーがいる。
(※サウナの中で本を読んでる人)
だいたいの施設で紙類の持ち込みは禁止されているが、持ち込みOKなのか黙認なのか本を持っている人がいる。
私が思いつく施設は、プレジデント(閉館)駒の湯、サンデッキ、光明泉。
他にもあるかも知れないが、おそらく黙認なので、例えばサウナイキタイに「本持ち込みOK」とは書けない可能性が高い。
今はなき、プレジデントで本サウナイベントをやっている事があり、公式に本を読んで良かったので読んでみたがとにかく本自体が熱くなり、とても読めなかったし、暑くて本に集中できなかった。
つまり、ブックサウナーにはなれなかったのだけど、本も好きだしサウナも好きなのでその2つを快適にこなせる施設が誕生することを願っている。

そんなこんなで、スタンプコンプリートまであとひとつ!
最後の銭湯はどこになるのでしょうか。

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12
中村浴場

[ 東京都 ]

そろそろ七福神を集め終わらないとエコバッグが無くなってしまう。と言うことで以前より気になっていた、中村浴場さんへ。
サウイキで交流させてもらってる、サウナーでランナーのヨネロさんいわく練馬の暴君。
バカサバイバーで跳関十段の青木選手も来てる様子(真偽のほどは謎)。
受付にて七福神の台紙を出すと、女将さんが台紙を入れているゆっぽくんとなみすけのコラボファイルに食いついてきて、かわいい、かわいいと褒めてくれる。
後ろでタオルを並べてるご主人にも「これ見てかわいいでしょ」
と話しかけていて、なんだか嬉しくていろいろ話していると、七福神エコバッグがほとんどの施設で無くなってることにすごく驚いていた。
「うちにスタンプ押しに来る人あまりいないのよ」
というので、システムを説明すると「お客さんに教えてもらってて何にも知らないの」とかわいい女将さん。

ほっこりした気持ちで体を清めてサウナ室を開けるとその気持ちが一気に焼け焦げ、下段に座ったのにも関わらず皮膚がピリピリとする。熱いというより痛い。
もうしばらく行っていないがサウナ錦糸町よりも体感暑い気がする、常連と思しき人たちも、フガフガ言っている。
ぼくもフガフガ言って暑さに耐えようとするが直ぐに限界がきて水風呂へ。
浴槽のヘリに座りしばらく休憩。
甘くみていた自分を恥じて、長めに水通しをしてからリトライ。
今度はもう少し長く入っていられる、しかし5分も入っているとフガフガと口から声が漏れる。それから少し我慢して、水風呂へ。奥の排水溝の方に入っている。
排水溝がコーーー!!!っと唸っているこれが暴君の雄叫びかっと思い。

ヘリに座って休憩していると久しぶりに特大のやつがやってきたクラクラと視界が狭くなってきて、どこかを彷徨って帰って、これなくなりそうになった。サウナに行きすぎるとこの感覚が来なくなるのだけれど、久しぶりにやってきた特大のやつに驚いた。
つづけて、もう2セット頂きました。

驚きましたよ。
こんな銭湯があったなんて、こりゃあすごい施設です。サウナオブイヤーに選出してもいいのではないでしょうか。
女将さんの人柄も最高だし、これからも通うことになりそうです。

エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター

サバビリヤニ

サバビリヤニは最高すぎる! 「お時間いただきます」と言われるけど全然待たない。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.11

6回目の訪問

松本湯

[ 東京都 ]

七福神スタンプのエコバッグの残りが少なくなってきた、残数を示す○△×を1日に何度も見ていたら早く銭湯に行かなければ、ゆっぽくんが入って八福神のご利益がありそうなエコバッグが無くなってしまうと焦ってきた。

しかし、昼間は仕事、夜は会食、今日は諦めるかと思っていたが、ポッカリと時間が空いた、とりあえず来た玉は打ち返して返事待ちの状態になったのだ。

そこで、近場でまだスタンプをゲットしてない銭湯を探すと松本湯さんがあるではないか、大黒天ではないか。

自転車に跨り、しゃかしゃか漕ぐこと10分松本湯さんに到着。

リニューアルオープンの時はよく来ていて、最近はご無沙汰だったがやはりいい。湿度と温度のバランスがよくオートロウリュになると一気に湿度があがり、汗が吹き出す。
この感覚はあまり他の銭湯では味わうことができない。

これで三福神残り、四福神も早く集めていきたい。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.07

24回目の訪問

香藤湯

[ 東京都 ]

いつものように暖簾をくぐり、靴箱に靴を入れ、札を取って、受付へ。
いつもと違うのは七福神スタンプ台を持っていること、スタンプ下さいというと、ノーリアクションの親父。
聞こえていないのかと思い「福禄寿、頭の長いスタンプもですよね」と言うと、わずかに眉毛がピクピク動いた。
なるほど、これが肯定の合図なのか。
無事、2個のスタンプをもらうことに成功した。

サウナは今日も静寂の中に包まれていて、安らぎを与えてくれる。

鍵やタオルを返しに受付に行き、顔を上げると親父が一気に老けいてる。親父が翁になっている。
表情ひとつない顔がただ老けている。
時空が歪むサウナなのか!?と思ったが、そんな訳があるわけもなく、親父と翁は、親子なのだ。
無表情なその顔はDNAがそうさせているようだ。

いつも素敵なサウナをありがとう。

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イワイ(サウナバード)

2022.11.04

8回目の訪問

桜湯(さくら湯)

[ 東京都 ]

まさかね、ゆっぽくん七福神巡りがこんなに簡単な条件だとは思っていなくて、台紙は手に入れてたけれどルールを認識してなくて、本日入った桜湯さんも対象銭湯だったのだ。
福禄寿スタンプもらっとけば良かったっ!

都内に7ヶ所しかない七福神銭湯を探して、行かないとコンプリートできないと勝手に思っていたがそんな事はなく東京のほとんどの地域に七福神銭湯がたくさんあるのでいつも行く銭湯からちょっと足を伸ばすだけでコンプリートできそうだ。
そんな衝撃な事実をこの時はまだ知る由もなく、桜湯のツインズサウナを楽しんでいた。
1セット目は驚きの満室、8人が入っているのは初めてみた。
桜湯、見つかってしまったのか!

と思ったけど、2,3セット目は安定のガラガラ具合で1人か2人でゆっくりと入れた。
帰ってからやることがあるのでそれぞれの時間を短めに3セット。
イスに座り休憩していると仲良しじいさんの会話が耳に入ってきて。
「久しぶり」
「お!久しぶりー早いねー」
「早いねーもう正月だよ」
「今年は何年だい?」
「寅だよ、来年はうさぎ」
「どうでもいいけどな、俺には関係ねえ」
「年取るといいことないね」
「ひとつもいいことねえ」
「パチンコも当たらねえ」
「パチンコやってるのかい?」
「やってるよ、もう儲からねえけど。儲かったらパチンコ屋が潰れる」
「ほどほどにな」
「年取るといいことないねえ」

と小気味いい先輩方の話に思わず吹き出してしまった。
銭湯で友達と無駄話をできる人生素敵だと思います。

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イワイ(サウナバード)

2022.10.31

1回目の訪問

芝公園で仕事が早く終わったので、サウナを調べていたら注目のサウナがあるではないか。
その名をPARADISE(パラダイス)誕生から話題沸騰で行きたいと思いつつあまり行かない土地柄なので忘れていた。
タイミングがそろい、いまこそ向かう時がきた。
仕事が終わり、ぽつぽつ歩いて向かうと、想像していたよりもひっそりと賑やかな繁華街の中にパラダイスはあった。名前の感じやモダンなイメージから派手な外装を予想していたが、静かな和風な佇まいだ。

この日は予定を変更して17時からの営業、少し早く着いてしまったので外で待つことに、待つこと10分。
いよいよオープンというところで仕事の電話がかかってきてしまった、スマホに浮かび上がる名前を見つめて暫く葛藤したが、出ることに。
と、ここでオープン。
列を離れざるを得なくなり一番風呂を逃してしまった。電話では、なんだかいろいろ言っていたが一旦水に流して、いや、お湯に流して、体も流してお湯に入る。

浴槽と浴槽の間の扉を開けるとサウナがある。まずは下段。ストーブと逆サイドに座る。
なるほど、まったりした温度。
セルフロウリュができるではないか、意外にも誰もロウリュにいかない。
施設によって作法があるかも知れないのでまずは、様子見。
マルシンスパのように「ロウリュいいですか?」「お願いします」と型が決まってる。施設もあれば、「ロウリュいいですか?」「あ、ぇえ、はい」というようにまだ型が決まっていない施設もあるのだ。
いずれにせよ、見!

誰も行かない。

うずうずして我慢できなくなってきたので中心に躍り出て「ロウリュいいですか?」と一言。曖昧な返事を受けて1杯、2杯、きわめつけの3杯!
温度がグッと上がるがもう一息な感じ、1段目に座っているからかも知れない。ロウリュマスターになるのは諸刃の刃で上の段に座っていると前の人が邪魔でロウリュに行けないがいい熱を浴びることができる。

2段目、3段目と上がっていくと別世界が待っている3段目は4人しか座ることの許されないスペシャルな席だ。
ロウリュされると時間差でゆっくりと壁伝いに熱が降りてくる。湿度をたっぷり含んだ熱は最高の体験を与えてくる。
ここにきたら絶対に3段目に座りたいそして、誰かがロウリュをやってくれることを願って待ってもらいたい。

水風呂に入り、外気浴は壁伝いに巡らされた2階へ。
あみあみのイスに座り、目を瞑るとどこからともなく優しい風が通り抜けてくる。
これは内気浴のひとつの最適解なのかも知れない。
安らぎ。。。
もしかしたら、このまま天国に行ってしまうのではないか。ここはまさにパラダイス。

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イワイ(サウナバード)

2022.10.27

1回目の訪問

3日前に鳥取県で入ったサウナは体調不良を起こしたので、カウントに入れないとするならば、最後にサウナに入ったのはいつだっただろうか。
旅行から帰ってきて、溜まっていた雑務をこなしたら無性にサウナに行きたい気持ちが高まってきた。近所の銭湯に行こうと思ったが、高円寺に新サウナができたという情報をキャッチしていたのでここに行くアイデアが湧いてきた。
それならば近所に住んでる友達も誘ってみようという事で連絡するとくる事になったので一緒に向かうことにした。

「どこに住んでるんですか?」
「高円寺、住所は中野だけど」
と言う人はだいたい大和町に住んでいる。
高円寺あるある。

早稲田通りを挟んで大和町という立地にそのサウナは突如として現れた。

階段をずんずん、上がって行くと整頓されたお洒落なカウンター。
2時間2,200円 屋上の外気浴スペースへは裸でいけないので自前の服を着るかポンチョをレンタルする。
ポンチョは300円。
自分の服をびしゃびしゃにする訳にも行かないのでポンチョをレンタル。

脱衣所は浴室に行く通路にロッカーを設置したタイプ。ここが1番混雑する。ロッカー近くで脱衣すると邪魔になるのでヒット&アウェーで出入りを意識して脱衣を完成させる。

湯船はなくてシャワーのみ、身を清めて、サウナ室へ。
サウナ室は広く座席は3段。
1段目に座ると温度が低く湿度によって蒸される感覚。
2段目に座ると湿度温度のバランスがちょうど良く温まれる。
3段目は天井から拳ひとつ分くらいの位置に頭が来るのでロウリュをすると一気に温度が上がり高温好きのサウナーでも満足できる。

水風呂の温度はチェックし忘れたがチラーが効いていて満足。
体を拭いて、ポンチョをまとい屋上へ。
階段を上がり屋上へ出るとたくさんのリクライニングチェアが並んでいて、ととのいイス待ちになることはなさそう。

インフィニティチェアに横になり、すっかり寒くなってきた秋夜の風に身を委ねる。
またサウナのシーズンがやってきたのだ。

ブルっと震えてサウナ室へ戻り4セット。
帰る頃には満員になっていて入浴待ちが出ていた、オープン景気が落ち着いてくればそこまでは込まなそう。

湿度がしっかりあってゆっくり入れる施設なのでこれからも、なにかとお世話になりそうです。

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イワイ(サウナバード)

2022.10.26

1回目の訪問

出雲大社からの鳥取県境港市、連日の激務をなんとかこなし、一睡もせずに旅行に望んだからか、出雲大社のパワーが入りすぎたのか、野乃に着いたときには謎の体調不良に襲われて、動けなくなってしまった。
それでもドーミーイン系列(夕凪の湯 御宿 野乃)に来てサウナに入らなかったとなればサウナーの名がすたる。というわけで地面を這うようしてなんとかサウナにたどり着いた。

まずはお風呂で体を温めてサウナ室へ。
ソロサウナにテンションが上がるが、
あれれ、いつもと違う、なんか良くない予感、、、。
5分も保たずに水風呂へ、サッと水風呂に入り、露天風呂の外気浴スペースへ。

周りには高い建物が一切なく地平線を奥まで見渡すことができ、遠くで明滅する街の灯りをぼんやりと眺めていると東京での、せせこましい生活が幻の様な気がしてくる。

なんだか、寒気を感じる。

もう一度サウナに入るも、全く寒気が取れず、そのまま出て、水風呂どころではなく汗だけ流して、大浴場を後にする。

部屋に戻ると関節の痛みと悪寒を感じて布団をかぶり震えながら、早く眠れる事だけを願って目を瞑ることとなってしまった。

日頃からサウナは万能説を唱えているけれども、そもそも体調が良くない時に入るものではないみたいだ。
日々の体調管理には最適だと思うが悪い時には入るべきではないのだ。

無念!ととのわず!

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イワイ(サウナバード)

2022.09.17

23回目の訪問

香藤湯

[ 東京都 ]

日々増え続ける業務をこなしていたら前回のサウナから1週間が過ぎている。
1週間もサウナに入らないと頭の中はサウナのことでいっぱいになり、なにも手に付かなくなる、と言うわけで近い上に最高な銭湯、香藤湯に行ってきました。

土曜日の夜にもかかわらず、サウナ内には1人か2人、なんて素敵な環境なんだ!
目を瞑り、坐禅を組む、正確にはパドマーサナ。手の形が座禅とは違う、手をお金ちょうだいの形にして膝の上に軽く乗せる。
めっきりサボってるヨガだけど多少のアサナは覚えてる。
あの先生は今はどうしてるのだろうか、お尻の穴から空気を吸ってゆっくりと体の中を通し、頭の上から吐き出すと教えてくれた。
そんな事できるわけないと思いつつ座ると案外できるから不思議なものだ。

温度計は24度を指してる。
ぬるめの水風呂にゆっくり入り、脱衣所のイスに座る。
体に溜まった悪い物質が毛穴から抜けていくようだ。

忙しくても、無理してもサウナにイキタイ。

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イワイ(サウナバード)

2022.09.08

1回目の訪問

美しの湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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イワイ(サウナバード)

2022.09.04

1回目の訪問

友人からのメールにてサウナ行きませんか?と連絡。それならばと思い、以前より行きたかった「サウナランド浅草」と「スパジアムジャポン」を提案してみる。どちらも違う理由で誰かと行きたい施設。
サウナランドは予約が必要みたいなので、スパジャポへ行くことになった。

西武新宿線 田無駅から専用バスに揺られること25分到着したスパジアムジャポン、入口にはおよそ20人ほどが並んでいて、まったく進まない行列がある。
日曜日の11時半 混むことは覚悟していたけれど、ここまで進まないとは思わなかった。
20分ほど待って入る事ができた。

待っている間にサウイキのサ活を何個も読ませてもらったので想像は完璧。
想像との違いは以下の通り。

1.中に入ると意外と空いている。
サ活や行列に大混雑を覚悟させられるので中に入ると、人数制限のおかげか不快に思うほど混んではいない。
ただ、休憩処はお昼の時点で場所がとれない。空いていると思っても物が置かれていて場所取りされている。

2.テントサウナは館内着を着て入る。
ストーブは薪ではない。
テントサウナに館内着を着て入るので汗だくになる、冷え冷えルームも近くにあり駆け込めるがそんなことでは何も解決しないほどには汗だくになる。
テントサウナ内のストーブは電気で薪では無い。
施設サウナにはないテントサウナの魅力はいくつもあって、例えば、自然の川や湖にダイブできること、テントの中で仲間と共に語り合えること、薪を使うこと、などまだまだありそうだけれどその魅力のほとんどが削がれていてこれじゃあテントサウナの魅力が伝わらないぜ!と思った。

塩サウナからのドライサウナ、テレビでは高校生が写真部に励む青春をやっている。こんな青春を送りたかったと思いながら、周りを見渡すと裸の男たちが暑さに耐えている。
こんな日常も悪くない。
14度の水風呂に入ると足がキンキンに凍りついた久しぶりのこの感覚。
外気浴スペースで横になるとゆっくりと地面に吸い込まれる。エンヤ的な音楽が向こうの世界へ誘ってくれる。

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イワイ(サウナバード)

2022.09.03

7回目の訪問

桜湯(さくら湯)

[ 東京都 ]

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えごた湯

[ 東京都 ]

メールにて「お時間ある時にお電話下さい」とあったので電話をかけると「今、大丈夫ですか?」と言われた。
こっちからかけてるのに大丈夫に決まっているだろ、忙しいと言って切ってやろうかとも思ったけれど心の中に留めた。
電話したい時に電話したらいいし「今、大丈夫ですか?」は時節の挨拶にしても美しさがない。話す前に助走が欲しいなら「綺麗な月が出てますよ」とか「先程うぐいすが鳴きました」とかにしてほしい。

そんなことが僕の足をえごた湯に向かわせたのかどうかは、はなはだ疑問ではあるけれど、Googleマップを頼りに歩いていると、またしても裏側に回らせてしまった。前回来た時もそうだったのに学習しないね。

券売機でサウナ券を買って、受付に出して、 ゆっポくん×なみすけ コラボのクリアファイルからゆらんミニの台紙を出すと「あら、かわいいわね」と褒めてくれた。
それから少し銭湯ラリーについて話をして終わりかけに、よかったらこれと、えごた湯のシールをもらった。
シンプルで清涼感のあるデザイン、ありがとうございます。風呂上がりにはポカリスエットを買おう、そう思った。

ぼんやりとしたあかりの灯る浴室では、みなゆっくりと己と対話を楽しむかのように、静かだ。
僕もそれにならい、静かに体を洗い、サウナ室へ、すごく居心地がいい、温度は高いのにちゃんと湿度がある。以前来た時はこんなにコンディションが良かった記憶はなくて、なにか変革が起きたのかも知れないし、ただの勘違いかも知れない。
水風呂はしっかり15度。外気浴は脱衣所。
脱衣所には3脚イスがあり、時より吹く風(扇風機)が水滴と共に疲れを吹き飛ばしてくれる。

3セットして最後は炭酸泉に心ゆくまで浸かる。こんなにも落ち着く、静寂の空間がかつてあっただろうか。
まさに冷静と情熱の間、辻仁成、ZOO、ズーズーズゥ〜♪

レンタルしたタオルなどを返してると店員のお兄さんが「水風呂冷たかったですか?」と話しかけてきてくれた。大丈夫でしたよしっかり冷たかったです。と答える。
聞くところによると、湿度が高くて温度がなかなか下がらなかったらしいのだ。
水の温度は湿度にも大きく左右されるようだ、人と話すと学びがある。ありがとうございます。ボディメンテを買おう、そう思った。

中華そば あら井商店

中華そば(醤油)

繊細に丁寧に作っていることがうかがえる味。鳥、豚のチャーシューは脂身を楽しむタイプではなくさっぱり系

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ふじやま温泉

[ 山梨県 ]

遥か下に見える雲海、その上には地平線が広がり、ゆっくりと太陽が昇ってくる。筆舌に尽くしがたいとはこの事かと思うほど圧倒的でここまで来る苦労を一瞬で忘れさせてくる。

ふじやま温泉は多くの人で賑わっている。
大きい荷物を入れるロッカーは脱衣所には無いので別の所にある大型荷物専用のロッカーに入れる。施設内で買い物などができるバンドと脱衣所の鍵もあるので、腕には3本のバンドが巻かれ、往年の篠原ともえを彷彿させる。

温泉で疲れたふくらはぎをよくマッサージして体に溜まった疲れをお湯に溶かしていく。
いざ、と立ち上がると一緒に登山をしたマハン(フランス人)が目に留まり、サウナに誘うと、一瞬すごく嫌な顔をしたけど強引にサウナ室に連れて行った。
入ってすぐのところにあるiki ストーブはタワー型、オートロウリュの時には色とりどりの照明が光り輝く。

4段、定員12名。ほぼ満員、1段目にマハンを座らせ、僕は3段目に。
2分ほど座るとマハンはもう出て行くとアピール。ヨーロッパはサウナに馴染みがあるのかと思いきや、国によってだいぶ違うのかも知れない。
一緒に出て水風呂へ。
なかなか肩まで浸かることができないパリっ子を強引に肩まで浸からせる。
外気浴は露天スペース、サウイキにあるようなテントサウナは無いけれど、広いスペースでみな呆けている。
2人で長椅子に座り、心を落ち着かせ座る。

しばらくしてマハンに感想を聞くと
「ととのう分かった感じすると」さすがの日本オタクのパリジャンよく分かってる。
その後は別々に体の疲れを癒すべく温泉に長く入ったり、サウナに入ったり。

富士山を望む温浴施設は、疲れた体を癒してくれる。素晴らしい施設でした。

生姜焼き丼

生姜焼き丼。味は普通

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