えごた湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
メールにて「お時間ある時にお電話下さい」とあったので電話をかけると「今、大丈夫ですか?」と言われた。
こっちからかけてるのに大丈夫に決まっているだろ、忙しいと言って切ってやろうかとも思ったけれど心の中に留めた。
電話したい時に電話したらいいし「今、大丈夫ですか?」は時節の挨拶にしても美しさがない。話す前に助走が欲しいなら「綺麗な月が出てますよ」とか「先程うぐいすが鳴きました」とかにしてほしい。
そんなことが僕の足をえごた湯に向かわせたのかどうかは、はなはだ疑問ではあるけれど、Googleマップを頼りに歩いていると、またしても裏側に回らせてしまった。前回来た時もそうだったのに学習しないね。
券売機でサウナ券を買って、受付に出して、 ゆっポくん×なみすけ コラボのクリアファイルからゆらんミニの台紙を出すと「あら、かわいいわね」と褒めてくれた。
それから少し銭湯ラリーについて話をして終わりかけに、よかったらこれと、えごた湯のシールをもらった。
シンプルで清涼感のあるデザイン、ありがとうございます。風呂上がりにはポカリスエットを買おう、そう思った。
ぼんやりとしたあかりの灯る浴室では、みなゆっくりと己と対話を楽しむかのように、静かだ。
僕もそれにならい、静かに体を洗い、サウナ室へ、すごく居心地がいい、温度は高いのにちゃんと湿度がある。以前来た時はこんなにコンディションが良かった記憶はなくて、なにか変革が起きたのかも知れないし、ただの勘違いかも知れない。
水風呂はしっかり15度。外気浴は脱衣所。
脱衣所には3脚イスがあり、時より吹く風(扇風機)が水滴と共に疲れを吹き飛ばしてくれる。
3セットして最後は炭酸泉に心ゆくまで浸かる。こんなにも落ち着く、静寂の空間がかつてあっただろうか。
まさに冷静と情熱の間、辻仁成、ZOO、ズーズーズゥ〜♪
レンタルしたタオルなどを返してると店員のお兄さんが「水風呂冷たかったですか?」と話しかけてきてくれた。大丈夫でしたよしっかり冷たかったです。と答える。
聞くところによると、湿度が高くて温度がなかなか下がらなかったらしいのだ。
水の温度は湿度にも大きく左右されるようだ、人と話すと学びがある。ありがとうございます。ボディメンテを買おう、そう思った。
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