2020.11.02 登録
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計317施設目
またやっちゃった。定休日の確認漏れ。本来は小田急線の喜多見駅の「丸正浴場」さんにお世話になる予定だったものの、本日は水曜日。シャッターは虚しくもしっかりと閉められていた。
すぐさま、現在地周辺のサウナを検索。小田急線沿いや世田谷区は割りかし訪れたことのあるサウナ・銭湯が多い。ふと目に留まったのは狛江市の『富の湯』さん。諸先輩方のサ活を見ても良い感じ。
銭湯とは10日間くらいご無沙汰。意気揚々と調布駅南口行きの小田急バスに乗り込み、慈恵医大第三病院前で下車。そこから7分ほどの距離。Google先生は本当に便利。
天に向かって高く伸びる立派な煙突に迎えられる。生憎の空模様だが、記念にパシャっと写真を撮ってから入店する。とても愛らしい、ハイトーンボイスのご婦人が受付に。
お値段650円。大タオルとタオル生地のサウナマットが入ったビニールバッグを受け取る。あとバンドも。
脱衣所は浴室側のみ赤紫色の壁紙が貼られていて、オシャレな雰囲気。マッサージチェアが置かれる一角は畳が敷かれており、面白い構造をしている。浴室のタイル画もこじんまりしていて、可愛らしい。
お風呂も充実。狭めではあるものの、露天風呂の用意がある。日替わりの変わり湯で、本日はヒアルロン酸配合のコラーゲンバス。他の日もゲルマニウムだのコエンザイムQ10だの、美容系が多い。
♯サウナ ★★★☆☆
奥に長い鰻の寝床のような造り。最深部のみ二段掛け、その他は一段掛け。言葉では説明しづらいが、三茶の駒の湯さんのサウナ室に何処となく似ている。全体で10名弱くらいは入れそうであったが、コロナで定員3名とのこと。
常連多めでお爺ちゃんだらけ。先述の3名ルールは華麗に無視されている。室温は88〜94℃の間を転々と。大きめの遠赤外線ガスストーブ。二段目はそれなりに熱い。TVが物凄い角度についているので、二段目の左側からしか見えない。
♯水風呂 ★★☆☆☆
どうあがいても定員2名のちっこい水風呂。弱々しくバイブラと注水があるものの、夏の暑さに負け、水温は23℃ほど。常連曰く、いつに増してぬるいとのこと。これだと少し厳しい。
♯休憩 ★★★★☆
露天は狭めの造りだが、辛うじて椅子が二脚置かれている。通路との距離が気になるところだが、奥側の椅子をグルンと半回転させ、露天風呂に向くようにすると、露天の縁に足を投げ出すことでスペースを作ることができる。オススメ。
脱衣所も休憩に向くスペースがチラホラ。扇風機も効いており涼しげで良い。
計3セット。80点。
冬場になれば水風呂も冷えるのかな...?
男
[ 千葉県 ]
♯新規開拓/累計316施設目
明日は祝日。世間的にも夏休みムード真っ只中。浮かれ気分の学生たちを横目に向かうは千葉県の印西市。北総鉄道は千葉ニュータウン駅の近くに居を構える『真名井の湯 千葉ニュータウン店』さんにチェックイン。
新興住宅地とだけあって、マンションや商業施設・スーパー等が立ち並ぶエリア。その中においても広大な敷地面積を誇り、純和風の立派な店構えをしている。券売機の位置が入口から少し離れており、若干戸惑うも、平日料金780円とレンタルタオルセット代300円を支払う。良心的なお値段。
お盆休みはどこ吹く風、脱衣所はガランとしており、人気は少ない。これは期待が持てそうだ、と早速浴場へ。身体を清めてから露天風呂。想像通りの広々スペース。源泉掛け流しの天然温泉はナトリウム塩化物強塩温泉。いわゆる褐色でしょっぱいやつ。
至る所に壺湯があるのも特徴。子供専用のものも含めると、合計5つ。うち一つは樽風呂と名が付くゆったりサイズ。寝ろこび湯や炭酸泉の用意もあり、この露天風呂のスペースだけでも十分満足出来そうだ。
♯サウナ ★★★★☆
と、言いながらも向かうのはサウナ室。ビート板あり。かつて二重扉であっただろうそれは、いまや一枚しか残されていない。デン!とデカく、広々とした造り。五段掛けタワー型。二段目は実質通路の役割をしている。
中央にTV。挟むように遠赤外線ガスストーブが二基。オートロウリュ等は無いが、高湿で良い意味で纏わりつくような熱を発する。室温計は上が91℃、下が74℃を差していた。
♯水風呂 ★★★★☆
お隣は水風呂。奥側は備長炭で埋め尽くされており、冷水がそれを伝って浴槽に注がれる。案の定、余計な匂いは無い。水温は16.5℃。水中で大きめの水流があるので、衣が剥がされやすい。水温計よりも冷たく感じる。
♯休憩 ★★★★☆
なんと言っても風の通りが凄まじく良い。惜しむらくは背もたれ付きの椅子や寝転べる椅子がない点とTVから漏れ聞こえる騒音。それを差し置いても、とても魅力的な外気浴環境であった。
サイズ大きめの木のベンチが2台、硬い素材のベンチが3台。椅子の数は少ないが、そもそも利用客が数えるほどしかいなかったので、快適に寝転んで利用する。
陽の光を僅かに受けて、寝ろこびながら風を感じる。和風スーパー銭湯の良さはまさにこういったところにある。そのまま上空に広がる青空に吸い込まれてしまいそうだ。日差しが心地良い。
計4セット。90点。サウナ、水風呂、外気浴、お風呂、コスパ、混雑具合等、その全てにおいて平均レベル以上。満足度は相応に高い。
男
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計315施設目
週末のラストはゆっくり街銭湯で身体の疲れを取りたい。昨日は神奈川県は湘南エリアのスーパー銭湯三選にお邪魔したので、今日は気分的にも銭湯でしょ!ということで、帰りしなに飯田橋で途中下車した。
駅西口を出て神楽坂方面へ。勾配のキツい神楽坂の坂道を登り切り、さらに直進。やがて見えてくるのは『第三玉乃湯』さん。これがはじめての訪問となる。
料金は大小タオル付きで1000円。券売機でチケットを発券して、靴箱の鍵と共に受付のスタッフさんに渡す。「お名前は?」と聞き慣れない投げかけ。どうやら靴箱の鍵を管理するために聞かれるようだ。
脱衣所はTHE銭湯の装い。これで良い。今日の気分にピッタリ合致する。浴室もコンパクトであるものの、全体的に綺麗で清潔感がある。ジェットを足腰に当てたり、炭酸温泉でまったりして過ごす。露天の岩風呂はメロンの変わり湯。とても高温。
♯サウナ ★★★★☆
銭湯サウナにしては広々としたゆったりサイズ。二段掛けストレートの座面と一段掛けの座面が向かい合わせに並ぶ。おおよそ10名の収容。サウナ待ちは余程のことがない限り、発生しないだろう。
熱源は白い煉瓦に囲われた電気ストーブで、上には沢山のストーンが積まれる。TV・BGMの無い静かな空間の中で、ストーブの活動音のみが時折聞こえる。
室温は94〜97℃を行ったり来たり。移り変わりが激しい。湿度は低め。兎に角、静かであるので瞑想にとても向いている。好きなサウナ室。
♯水風呂 ★★★☆☆
サウナ室のお隣にある。水温23℃で若干の水流が感じられる。マイルドな水風呂。水質はまろやか。ずっと入れちゃう系なので、ほんの少しの渋滞が発生したり、おっさんたちがギュウギュウに詰め込まれてたりする。3名を推奨する。4名は厳しい。
♯休憩 ★★★☆☆
露天スペースは岩風呂が辛うじてあるのみで、休憩用の椅子などが置けるスペースは無いので、外気浴を楽しみたい場合は岩風呂の縁もしくは地べたに座る格好となる。
個人的には脱衣所のソファもしくは中央の休憩スペースで扇風機の風を受けながらの休憩の方が良く感じた。
外気浴の環境が整備されてれば...という感想を抱く方が多くいらっしゃるが、概ね同意するものの、あのスペースに椅子を置くことは流石に不可能なので致し方ない。
計3セット。83点。サウナ室の雰囲気は好みであるものの、コスパ含め群を抜いて良い!とは言い切れない。とは言え、神楽坂は個室サウナのTuneがあるくらいなので、地域住民にとっては貴重な存在。
第一玉乃湯、第二玉乃湯はどこかにあるのかな?気になる。
男
[ 神奈川県 ]
♯新規開拓/累計314施設目
少しだけ足を伸ばして。神奈川は湘南エリアを往くサウナ小旅行。国道467号線は太平洋へと続くサウナロード。「湘南台温泉 らく」さん→「湯乃市 藤沢柄沢店」さんに続いて向かったのは、かの有名な江ノ島。
片瀬江ノ島の駅から弁天橋を渡り、地下道を抜ける。そのまま島へと続く一本道を太平洋を横目に進むと、すぐ右手側に目的地が現れる。この旅のゴールとなる『江ノ島アイランドスパ』さんである。
やはり幾つになっても海というのはテンションが上がる。どこまでも続く水平線を眺めていると、ちっぽけな悩みなんてどうでもいいように思えたりもする。心も天気も晴れやか。さぁ、サウナだ。
外観・内観共にホテルのような佇まい。フロントスタッフの案内は丁寧で一種のラグジュアリー感さえ味わえる。お値段もそれ相応で90分2000円と強気の設定。フリーだとプールも使えて4000円の模様。
3階が大浴場。人影はまばらでサウナは貸切状態!夕方は海水浴終わりのお客さんで賑わうのかな、なんて考える。いまは真っ昼間。大窓から望むオーシャンビューを一先ずは楽しむことにした。
シンプルな浴室。大きな浴槽が中で幾つかに区切られており、高温、炭酸泉、ジェットを兼ね備える。先ほど渡ってきた一本橋が眼下に確認できる。
♯サウナ ★★★☆☆
小ぶりなサウナ室。半円のような形をした変わった形状。一面が木で覆われているので、温かい雰囲気。小窓からの陽射しが眩しい。オルゴールミュージックのアシストもあって、とっても落ち着ける。
室温は94℃のボナサウナ。一段掛けなのでバチっとは来ない。貸切なので誰にも邪魔をされずに自分だけの時間を過ごすことができた。
♯水風呂 ★★★☆☆
お隣にコンパクトな水風呂。収容は3〜4名。青いタイルが爽やか。水温は20℃。中で水流が巻き起こっているので、羽衣が剥がされる。サウナとの相性は良い。マイルド。
♯休憩 ★★★★☆
一面にどこまでも広がる大海原を眺めながらの内気浴。椅子の数はサウナ待ち用のものも含めると5脚。絶景だが、外気浴だったら尚のこと良いのになぁ、なんて贅沢を言う。
86点。朝から動いていたので少し眠い。前週のシーサウナシャック含め、近頃は海の近くのサウナに多くお邪魔しているが、解放感に包まれる感じが堪らなく心地良い。
江ノ島には何回も来たことがあったけれど、大抵は海水浴ばかりでサウナに入ったのは初めて。改めて貴重な体験となった。
これにて湘南エリアのサウナを巡る小旅行はフィニッシュ。本音では、8HOTELを挟みたかったけど、それはまた今度。お疲れ様でした。
男
[ 神奈川県 ]
♯新規開拓/累計313施設目
少しだけ足を伸ばして。神奈川は湘南エリアを往くサウナ小旅行。国道467号線は太平洋へと続くサウナロード。湘南台温泉らくさんを後にして向かったのは、もう太平洋は目と鼻の先、藤沢は柄沢地区。
藤沢駅北口より路線バスに乗り込み15分ほど。柄沢停留所からはすぐの距離。住宅地のど真ん中の広大な敷地に堂々と居を構える。存在感がある。
『湯乃市 藤沢柄沢店』さん。湯乃市グループの本家。千葉県の鎌ヶ谷にも別店舗がある。いわゆる和風のスーパー銭湯の佇まいだが、外観は立派の一言。AM8時、開店同時の入店。平日は10時〜なので注意。
料金は900円。タオルレンタルなし。購入のみ。券売機には一番風呂をいただこう!と息を巻いた老年男性たちが列を成している。元気良く出迎えるスタッフのみなさん。
浴室は長廊下の奥。沢山のカランと充実した温浴。中でも当館の推しは天然マグネシウム配合の高濃度炭酸泉。その名を「クレオパトラの炭酸泉」と云う。クレオパトラが愛用したといわれるイスラエルの死海の塩を溶かしているみたい。
通常、炭酸泉といえば一つの施設に一つが定番だが、当館は二つ。高温と中温。力の入れようが窺える。その他にも各種ジェット類を備える。露天スペースには檜の薬湯と岩風呂と壺湯。
♯サウナ ★★★★☆
二種類。メインは四段掛けタワー型のオートロウリュサウナ。何処か見覚えのある造り。南柏のすみれさんや多摩境の森の彩さんに似ている。背の高いストーブの上部には角張ったストーンが置かれる。
室温は確認できなかったが体感はそれほどでも無い。と思ったら、30分毎のオートロウリュにぶち当たる。パッとライトアップされたのち、1分間隔で三度の注水。中々の量で体感温度はグンと上がる。
もう一種類は薬草スチームサウナ。これがかなり良い。薬草の種類はその時々で変わるようで、香り高く、温度もかなりのもの。遠赤外線ガスストーブ使用だが、湿度も高質。塩の用意もある。
♯水風呂 ★★★★☆
正方形に近い形をした水風呂。16.5℃。キンキン。水々しく、サッパリとした体感。夏の暑さを跳ね除けるような爽やかな仕様となっている。
♯休憩 ★★★★★
やはり素晴らしかったのは外気浴。露天の最奥地にある五畳分の畳スペースは少しだけ傾斜が付いており、この塩梅が丁度いい。朝早かったこともあり、ウトウトしてしまう。
その他にもプラ椅子が8脚。内湯にも同様の椅子が5脚ほどあるので、休憩場所に困ることはそうそう無い。
93点。レベル高い。アウフグースも本日夕刻に二度開催されるようだ。オススメのスーパー銭湯です。
男
[ 神奈川県 ]
♯新規開拓/累計312施設目
少しだけ足を伸ばして。神奈川は湘南エリアを往くサウナ小旅行。国道467号線は太平洋へと続くサウナロード。まず向かったのはまだまだ内陸?の湘南台駅。
『湘南台温泉 らく』さん。湘南エリアではNo. 1のイキタイ数を誇る人気のスパ銭。「家族みんなで楽しめる「湘南台のオアシス」」というキャッチフレーズ。営業時間は10時〜翌朝8時。その謳い文句通り、一日を通して楽しめる施設となっている。
23時頃IN。想像よりも一回りも二回りも小さい。駐車場は離れ場所にあるので注意。赤鳥居を六つほど抜けると、いかにも機械的な入場ゲート。ギャップ。
夜間入浴コース2500円に半個室のベッド500円もお願いして、合計3000円也。ベッドは要予約。館内着・タオルセットも付いてくる。通常入浴は1000円を切るお値段とお財布にも優しい。
2階のベッドや漫画コーナーは後で巡るとして、まずは3階の脱衣所へ。与えられたロッカーは少し狭い。同様に浴室もコンパクトな作りであるが、一際目を引くのが深さ90cmのビッグサイズの内湯。
奥湯河原温泉の源泉100%。無色透明でトロトロ。爪先を湯に浸けたその瞬間から名湯であることを感じ取る。優しくて肌触りがとても良い。この施設の一番の売りは間違いなくこの天然温泉。いつもよりも長く浸かる。
浴室内の階段をぐるりと登ると屋上に露天スペースが広がる。炭酸泉と岩風呂と寝ころび湯。決して広くは無いが、なんだかとても落ち着く。
♯サウナ ★★★★☆
横長二段掛けストレートの座面。少しだけ黒ずんだ赤煉瓦が壁面に並ぶ。ストーブは太巻きの遠赤外線ガス。室温は88℃と控え目。人によっては少し物足りないかもしれないが、僕は好き。全体的に清潔感に溢れ、ビート板の用意もある。
♯水風呂 ★★★★☆
水風呂はサウナ室目の前の少し奥まったスペースにある。深さ充分。キリッと冷たい水温17℃。ほのかに塩素の香り。黒を基調としたデザインがシック。
♯休憩 ★★★★☆
先述の露天スペースには木目調の椅子が4脚置かれている。併せてベンチも一台。寝ころび湯でゴロンとやるのもオススメ。個人的には岩風呂の縁に身体を投げ出すスタイルが気に入った。平たくヒンヤリと冷たい。
計3セット。88点。サウナ周りのクオリティも何ら問題は無いが、他の施設よりも明らかに秀でているのが天然温泉の泉質。サウナを一頻り堪能した後も、〆で温泉を心ゆくまで楽しんだ。
2階のベッドはマットレスこそ良いものの、木の枕がどうもしっくりこなかった。半個室なのもイマイチ。泊まりよりはサクッと通常利用がコスパ含め吉。
男
[ 千葉県 ]
♯新規開拓/累計311施設目
本日向かったのは京成線のユーカリが丘駅。駅北口から目的地に向かう道中には映画館があったり、大きな公園があったりと、住みやすそうな魅力的な街である。歩くこと5分ほど。本日は『アクア・ユーカリ』さんに訪れた。
純粋なスパ銭といった訳ではなく、館内には温水プールを兼ね備えていたり、同じ敷地内にはボウリング施設が入っていたり、一日を通して楽しめるアミューズメント空間となっている。
どうせならプールもと思っていたものの、夏休み期間真っ只中であるし、子供たちで混み合っている気がして避けようと決意したが、そもそも17時までのオープンだった。
入館料はプールを利用してもしなくても変わらず。夏季料金で割増されていたものの、17時以降はタイムサービスが利くので900円で入館できた。タオル類は別。
アクアの冠を象徴するように水族館のような青を基調とした明るい色使いの館内。ボルダリングがあるキッズスペースやゲームコーナー等、子供がいるファミリー層にウケが良さそう。
浴室は二週間毎の男女入替制。本日は広大な露天スペースが魅力の「さくらの湯」側。もう片方はトルネードバスが楽しい「ユーカリの湯」と言うが、男性は8/8〜21がユーカリとなるようだ。
さくらの湯の造りはとても広々としていて、内湯はラジウム温泉、紀州備長炭風呂、トルマリンバス等、泉質に強み。露天は檜風呂や岩風呂があり、和の趣が感じられる。
♯サウナ ★★★★☆
二種類。メインはビッグサイズの遠赤ドライ。室温90℃。小ぶりのTVを挟んで、遠赤ストーブが二基。四段掛けストレートのタワー型で最上段はバッチシ熱い。
壁面の赤煉瓦が印象的。加えて奥側は備長炭が所狭しと並べられている。照明が明る過ぎる点が惜しいところだが、伸び伸びと過ごせて好き。
もう一種類はソルティサウナ。タイル張りでコの字型。ストーブは同じく遠赤。塩は鳴門市のものを使用している。室温は低めだが、TVもあるので、ゆっくりと蒸される。
♯水風呂 ★★★★☆
メインのサ室の特長を思い出させるような広々とした水風呂。おまけに深い。水温計は無かったが、およそ19℃ほどの体感。ジャバジャバとオーバーフロー。若干のカルキはあるが大きな問題はない。
♯休憩 ★★★★★
さくらの湯側の大きな強み。畳が敷かれた四人分の寝ころびスペースは圧巻。ごろんと寝転べば、眼前に広がるは夏の夜空。時折吹く風も心地良い。その他、プラ椅子1脚とベンチ1台。内湯にも休める場所は豊富。
900円でプール付いてこのクオリティは素晴らしい。おまけに空いている。93点。穴場です。
男
[ 千葉県 ]
♯新規開拓/累計310施設目
念願叶う。『SeaSaunaShack』さん。やっぱりロケーションって大事。貸切って素敵。気の置けない仲間とのエンジョイサウナは自然と笑顔になれる。6セットもして、ちょっと体力は奪われたけどね。
いつだって予約で一杯。土曜日のこんなにも天気の良い日に取れたのは、間違いなく友人たちのお陰。感謝。館山までは長い道のりだったけれど、近づく度にワクワクが増長していった。
利用時間は2時間半。大小タオルの貸出はあるが、水着は要持参。お風呂はなし。立ちシャワーのみ。シャンプー類はジョンマスター。良い香り。
♯サウナ ★★★★★
早速。映像でしか見たことがなかった絶景が目の前に。想像よりは少しコンパクト。天井はコンクリート打ちっぱなしで、良い意味で飾り気のない朴訥な感じがした。
けど、やっぱり圧巻は薪ストーブ。あんな形状初めて見た。高級車のフロントグリルのような、網網の鉄枠が上に上にと伸びる。ここからのロウリュをSSSの滝というみたい。天板も少しカーブしていて珍しい。ストーンはゴロゴロ。
スタッフさんの話だと89℃くらいとのこと。薪がパチパチと燃える音が心地良い。包み込むような柔らかい熱。勿論セルフロウリュも可。シナモンの自家製ハーブ。2セット目はスタッフさんのロウリュ、3セット目はアウフグースのサービス。
やっぱり何といっても、圧倒的なのは眼前に広がるオーシャンビュー。声にならない声が漏れる。
♯水風呂 ★★★★★
個人的にとっても気に入ったのがこの水風呂。ドア一つ開けた外のスペースにある。天然地下水汲み上げで若干だけど、褐色っぽい色合い。水温は16℃と言っていたけど、日差しもあって18〜19℃くらいの体感。
水質が良くて、水風呂から出た後もサッパリ、爽やかな肌感がずーっと続く感じ。貸切が故、ぷかぷか人目を気にせずに浮かぶのだって良し。いつまでも入ってられちゃうやつ。
♯休憩 ★★★★★+★
何だかんだ、分かっていても素晴らしかったのが外気浴。ざざーっという波の音だけが聞こえ、天然の汐風が身体を優しく撫でる。日差しは強く、ジリジリと照り付けてはいたけど、水風呂のお陰で暑さはそこまで感じず、ただただ自然に身を任せる。
ウッドデッキの階段をぐるっと登ったところに傾斜のついたベンチが二席分と大人一人が寝そべれるようか平たいスペースが一つ。階下の踊り場のような場所にも椅子二つ。
99点。貸切が故、全く持って予約が取れない点と少しお値段が張る点を除けば、サウナ・水風呂・休憩は完璧。グッズも可愛い。この上ない、文句なしの最高の施設です。また絶対に来る。
共用
[ 千葉県 ]
♯新規開拓/累計309施設目
船橋エリアの開拓を着実に進めてはいたものの、未だに訪れることが出来ていなかった当銭湯。行先を決めるのはいつも自分なのに、何故こんなにも遅くなってしまったのか。一度来たら、二度と忘れることはないだろう、それ程のインパクトを残すサウナだった。
最寄りは新京成線の習志野駅になるが、アクセスの都合上、東葉高速線の北習志野駅から徒歩15分かけて向かった。日曜日の夜の時間帯。街灯が殆ど無い暗い夜道に、煌びやかな照明。正直言って、かなり異質。
こう言っては何だが、見た目はラブホテルそのもの。平屋の洋風の建物。ピンク、ゴールド、シルバーといった派手な色を好む、ゴージャスな様相。沢山の裸婦像が怪しげに利用客を出迎える。
我が道を行くコンセプトは中に入ってもブレることはない。ときたま虎の置物があったりして、見るものを飽きさせない。利用料はサウナ込みで650円と安価。黄色のフェイスタオルとロッカーキーを受け取る。
浴室。ワンダーランド。カランの鏡はファンシー。プリンセスの化粧台みたい。どこから突っ込もうか、それくらい変わっているが、面白いから好き。お風呂の種類は豊富。浴槽に付随するように沢山のTVがあって、ごちゃごちゃ感すごい。言葉じゃ説明できないから、是非その目で見て欲しい。
♯サウナ ★★★★☆
高温と中温の二つ。高温はL字の二段掛け。詰めれば10名くらいのサイズ感。ストーン対流式。室温計は驚異の124℃。天井低めで確かに熱い。TVの音量がデカい。
中温。更にTVの音量がデカい。鼓膜破れるぞってくらいデカい。笑 メインのスクリーンの下に小さなTVが三つ。司令室みたいな広めのサウナ。遠赤ガスストーブが二つ。
ライオンの石像があったり、バイオリンを奏でる天使がいたりと視覚的にも楽しめるが、何より聴覚がやられる。笑 時計も明らかに壊れてる。
♯水風呂 ★★★★☆
とにかく広い。手前は浅く、奥が深くなっているので、色々な体勢を取れる。ライオンの口からドバドバ給水。水温計は見当たらなかったが、およそ18〜19℃くらい。カラフルなライトが水面を怪しげに照らす。
♯休憩 ★★★☆☆
二つのサウナの間にプラ椅子が二脚。足元には犬の置物。個人的に良かったのは脱衣所のソファでの休憩。背もたれに身体を預けて、頭上を見上げると、ステンドグラス。サーキュレーターからの風を受けて。
87点。銭湯の皮を被ったテーマパークでは無いのか?というくらいには自由。最高。帰り際、受付にタオルを返そうと思ったら、トイプードルが二匹寝っ転がっていた。置物?いや本物。可愛すぎて、ここでも癒された。
男
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計308施設目
堀田湯さんを後にして、お腹ぺこぺこの状態で西新井の街を彷徨う。アリオ西新井が見えたので、ちょっと涼みたいなと思って、吸い込まれる。今日くらいはジャンキーに行こうかな、とマクドナルド。
次に向かう目的地は決まっていた。西新井駅西口からすぐ。セントラルスポーツが入った大きめの建物。その三階は日帰り温泉『THE SPA西新井』さん。成城店は以前お邪魔したことがあったけど、こちらは初めまして。
土日祝は1,252円。タオル類は別。全体的に暗めの色合いの館内。少し無機的な感じがしたけれど、食事処があったり、小さめのゲームコーナーがあったり、と狭いスペースにギュッと楽しさが詰まっている。
サッと衣類をロッカーに入れて、浴室へ。こちらも成城よりは大分コンパクト。相変わらずなのはジェット系のお風呂のバリエーション。五種類がズラッと壁際に並ぶ。
天然温泉「大師の湯」も良い。褐色の塩っぱい温泉。露天のそれは少しぬるめの温度でいつまでも入っていられそう。ふと頭上を見上げると高くどこまでも空が続いていて、晴れやかな気持ちになれる。
♯サウナ ★★★★☆
黄土サウナ。四段掛けストレートの座面。傾斜がかなり付いた広々としたサウナ室。タワー型と言ってもいいくらい。20名強は同時利用できそう。TVあり。
室温計は78℃付近を指すも、最上段はとっても熱い。太巻きの遠赤外線ガスストーブも存在感がある。黄土サウナの満遍なく身体が熱される感じが堪らなく好き。
最上段の背面には水晶のような石が埋め込まれていて、何だかとってもオシャレ。
♯水風呂 ★★★☆☆
サウナ室のすぐお隣。浅めの作りだけれど、面積は広々。水温は18.2℃の表示だが、キリッと冷たいタイプで体感はもう少し低い。一点残念なのは、ちょっと半端じゃ無いカルキ臭。
♯休憩 ★★★★☆
露天スペースの大師の湯を取り囲むようにプラスチック椅子がたくさん。ベンチとデッキチェアも一台ずつ置かれている。風の抜けが良いので、涼やかな外気浴を楽しむことができる。
また、奥に寝転び湯があるのだが、こちらもかなり良い。ちょっとだけ空いた窓の隙間からビューっと風が吹く。お湯の量もごく僅かで、石枕も良い感じ。
計3セット。86点。近くにあったら嬉しい無難なサウナ。
途中、露天へ続く扉に不具合が発生。露天スペースに閉じ込められる。試行錯誤する男たちを尻目に扉はびくともしない。焦る。
少しすると、店員さんがやってきて、一瞬でフィックス。ファインプレイ。誰も表現はしなかったけれど、心の中で拍手を送ったことでしょう。では、また。
男
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計307施設目
本日は朝から晩までフリー!気付いたら昼!なんてこともなく、ちゃんと朝早く起きれたので、こりゃ行くっきゃないでしょ!ということで、テンション高々に自宅を飛び出す。向かうはあそこ。
2022年4月26日にリニューアルオープンを遂げて以来、噂が噂を呼び、瞬く間にサウナ界の注目の的となった『堀田湯』さん。ととのえ親方こと松尾大さん監修、話題奮闘の薬草サウナを体験すべく、西新井駅に降り立った。
お天道様が真上からジリジリとアスファルトを照らす、正午ちょうど。蜃気楼がユラユラと。酷暑の中、歩いていく。パッと目に入るは白地にオレンジで「ほっ」と記された大暖簾。宮造りの立派すぎる店構えとマッチしていて、いつまでも眺めていたくなる外観だ。
「この街を、温める。」というコンセプトの通り、こちらまで元気になるような溌剌とした店員さんに出迎えられる。イキタイをポチッとして、ステッカーもゲット。
料金はサウナ代含め900円。シャンプー・ボディソープは備え付けがないので、持ち合わせがない場合はここで購入しておこう。タオル類も別料金。
リニューアルしたてとあって、全体的に綺麗。脱衣所は開放感あり。土曜日だがそこまでの混雑も無い。
浴室に踏み入るや、目に飛び込んでくるのは「櫻花と富士」の立派なタイル画。まじまじと眺めてしまう。露天スペースも味わいがある。壁際にズラッと並べられた椅子の中央にお茶っ葉を沈めた岩風呂。
♯サウナ ★★★★★+★
良くできたサウナ室、というのが結論。薬草サウナ、凄い。横長二段掛けストレート。和の情緒を感じる茶室のような雰囲気。露天スペースにあるため、外の自然光を取り込む。
室温は93℃。HARVIAのストーブの上には大きめのストーンが高積みされている。そのすぐ上に急須が吊るされており、中には茶葉とたっぷりの水。ストーンからの熱を受け、沸騰することで常時オートロウリュが入るというエジソンもビックリの仕掛け。
雰囲気を壊さないようにという配慮か、12分計は無く、時を忘れるような真にリラックスできる空間。
♯水風呂 ★★★★★
これまた凄い。水深160cmという他に類を見ない深さ。これも露天スペースにあるので、導線も完璧。開放感、無敵感が凄い。水温も16.5℃と丁度いい塩梅。計算尽くされてる。
♯休憩 ★★★★★
先述の通り、ズラッとプラ椅子が並ぶ。その数は12脚。露天風呂に反射した光が植えられた木々に映し出され、ユラユラと揺れる。こじんまりとした盆栽も味わいがある。微睡む。
98点。銭湯サウナとして、完成されている。強い。文句なし。
男
[ 千葉県 ]
♯新規開拓/累計306施設目
ここ最近アウフグースを受けていなかった。20時30分〜ロウリュサービスを受けることの出来る、当館の存在が輝いて見える。時間的にも丁度良かったので、京成線に乗って目指したのは京成大久保駅。
駅からの道程は分かりやすく、北口改札を出て踏切を渡り、大通りを左折したらひたすらに直進。徒歩10分ほどで目的地となる『Spa Resort 菜々の湯』さんに辿り着いた。
七福の湯、蘭々の湯などと同系列の当館。広大な敷地にデンと構える、いわゆる郊外のスーパー銭湯の出立ち。利用料は後払いだが、基本料金は平日だと850円。タオルセットは別で300円。
「岩盤温熱StoneSpa7」というロウリュウイベント付きの岩盤浴も売りの一つであるが、今回はスルー。一目散に二階の男湯を目指す。時間がある方は是非両方を体験してみて欲しい。
カランの数はたっぷり。内湯には電気風呂付きの白湯、ナノ炭酸泉、寝ころびジェットの浴槽がある。電気は弱でも足の痙攣が止まらないくらいの勢い。
露天風呂は左側が高温の人工温泉、右側はぬる湯のシルキーバス。この仕様は夏季限定とのこと。設置されたTVではパリサンジェルマンvs川崎フロンターレ。壺湯の存在も確認できた。
♯サウナ ★★★★★
二種類。メインは内湯の熱気風炉と名の付く高温サウナ。五段掛けのタワー型だが、傾斜は緩やか。頭の位置で80℃、天井付近で92℃ほどの温度。TVを挟むようにして、左側にストーンが敷かれたストーブ、右側に遠赤ガスストーブが置かれる。
お待ちかねのロウリュサービス。表の時計は針が進んでいたようで、開始の10分前に入室してしまった。こりゃまずいと思いながらも、大団扇を持ったスタッフ二名が入室。アロマ水はとっても良い匂い。客の拍手に合わせて個別仰ぎを2セット。汗だっくだく。
サブは露天の塩サウナ。毎時00分にはスーパーオートロウリュ有り。自動音声と共にストーンに注水。様々な色にライトアップされた頭上のファンが勢い良く旋回し、風を送る。良い。
♯水風呂 ★★★★☆
アクアブルーに加色されたスッキリとした水風呂。16.5℃と適温。収容6〜7名と広々サイズで問答無用に気持ちが良い。爽やかな肌触り。
♯休憩 ★★★★☆
露天にウッド調のリクライナーが6脚と椅子4脚。植え込みには象の置物が見え隠れする。開放感のあるスペースであるが、TVの存在が惜しい。音量控えめであるものの、気になる人は気になるか。
93点。サウナ・水風呂・休憩のバランスに長ける。コスパも良く安定感抜群。混雑は多少あるものの、総じてレベルの高いスーパー銭湯。
男
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計305施設目
三連休最終日は溜まった疲れを癒すべく人混みの少ない施設を選んで、まったりと過ごしたいなと思い立ち、葛飾区の空いていると噂のスーパー銭湯に赴くことにした。
新小岩駅南口から送迎バスに揺られること10分ほどの距離。その他、亀有駅・青砥駅・金町駅からの送迎バスの用意もあるようなので、アクセスの方法は多岐に亘る。
入館。案の定、1階のフロント付近はガランとしていて、人っ子一人見当たらない。料金は2680円とお高い。男性は水木金、女性は月火金がそれぞれ半額料金となるようなので、是非該当日を狙っての訪問をお勧めする。
2階のカウンターにて、大小タオルとカラフルな館内着が入ったビニールバッグを受け取る。脱衣所は縦長のロッカーがズラッと並び、とても広い。
浴室も同様に広々としているが、どこか薄暗く、剥き出しのパイプや水道管からも無機的な印象を受ける。子供の姿も殆ど無く、この手のスーパー銭湯にしては異質な雰囲気。
内湯の檜風呂はとても気持ちが良かった。その他、歩行浴のような形状をした浴槽もあった。露天の岩風呂は立派。かけ流された天然温泉が段々に下へ下へと降りていく。
♯サウナ ★★★★★
正直、レベルが高くて驚いた。あまり期待はしていなかったものの、様々な温度帯の三種類のサウナ室はそれぞれが特色を持った、大変満足のいく仕様であった。
メインは高温サウナ。コの字型の三段掛けで明るく賑やか。TVはNHK。平野レミが独創的な料理を作ってる。いわゆる"ケツ焼き"というやつで、座面が異様に熱い。
室温は95℃。中央部に石臼のような物珍しいストーブがある。と思いきや、背後にもボナサウナのような形で二つのストーブと天板が見える。しっかりとした熱さで満足度は高い。
サブの中温サウナも中々良い。打って変わって、薄暗さのある落ち着ける空間。三段掛けのストレートで85℃。TVなし。
ラストにスティームサウナ(表記まま)。いわゆるテルマリウムというやつで、説明を読む限り、オーストリア製とのこと。
♯水風呂 ★★★★☆
洞窟水風呂。深さがたっぷりとあって、これまたレベルが高い。水温計は22℃を指すも、体感は18℃くらい。広さも充分。サウナとの相性も良い。
♯休憩 ★★★★☆
露天にプラスチック椅子が4脚。内湯に1脚と石のベンチが2台。露天は構造上なのか、矢鱈に風の通りが良い。扇風機で風を当てられていると錯覚するくらい、ピンポイトに風が送られる。
90点。マイナスはコスパのみ。混雑無く、サウナ・水風呂・休憩のバランス良い。ついでに3階の中華も美味い。穴場ですね。
男
[ 群馬県 ]
♯新規開拓/累計304施設目
久々の三連休は新型コロナウイルスの感染拡大が少し気になりはしたが、前々から予約をしていたサウナ付きアートホテルへと急ぎ足を運んだ。
群馬県の県庁所在地である前橋市。両毛線の前橋駅から徒歩15分ほどの距離。生保会社等の金融業界の支店が軒を連ねる幅の広い大通り。突如として現れるのが『白井屋ホテル』である。
赤青黄色のポップなデザインの看板。ここだけがまるで別世界のようで、異端だけど先鋭的な存在感を放っている。全体的にシックな様相だが、緑も豊かにあり、ロンハーマンカフェみたいな、そんな雰囲気をしている。
当ホテルは創業300年の旅館を日本の有名建築家である藤本壮介氏の手によって生まれ変わらせたもので、世界の名だたるアーティストの作品、地元の新鮮食材を使った料理や希少種のワイン等が魅力のアートホテルである。
加えて、フィンランドサウナとミストサウナの用意もあるってんだから、こりゃ行かないわけないよねってことで、念願の訪問となったわけであります。
♯サウナ ★★★★★
1日5組限定。全て80分間で単価は5000円。貸切使用となる為、少し値が張るが、その価値は十二分にあったことをまずは述べておく。
予約時間ちょうどにフロントスタッフに声を掛ける。ご丁寧にアテンドいただき、グリーンタワーという緑が生い茂る建物の階段を登る。その頂上付近にシャワーや洗面台を兼ね備えた更衣室がある。
衣類を脱いで、TTNEのネイビーのポンチョを羽織る。また少し登るとフィンランドサウナがお目見え。一室にサウナ室と水風呂とちょっとした休憩スペースが用意されており、完全な貸切。
アロマも四種類あり、セルフロウリュも可能という至れり尽くせりな環境。サウナ室の温度は約100℃。MISA製の電気ストーブに大量のストーン。コの字型一段の座面は木板が新しく温かみのある雰囲気で居心地が抜群。
♯水風呂 ★★★☆☆
コンパクトな形状だが、たっぷりの深さがある水風呂。体感は18〜19℃くらいだが、業務用の製氷機に入った氷を事前に入れておくことで、幾分が水温を下げることができるので、是非試して欲しい。
♯休憩 ★★★★★
屋上スペースが絶好の外気浴環境。珍しい形状の椅子に腰掛け、前橋の小径を上から望む。邪魔なものは何一つなく己だけの自由な世界に浸れる。すぐ近くにはタイムネオンという作品が展示された小屋がある。サウナ利用者のみが閲覧可。
93点。今回は時間の関係でミストサウナはお預け。来週末からはベッドルームサウナという新たな試みもスタートするようなので、より注目度が高まること間違いなし!
[ 千葉県 ]
ここ最近は船橋グランドサウナとこのジートピアを行ったり来たりして、二代目のホームサウナとなる場所をどちらにしよう?と模索する日々を過ごしている。二つ登録できたら良いのに、なんてことを思ったりもする。
船グラの値段が1,430円→1,650円(普通コース)に値上がりしたので、少し痛手だなと思っていたところ。これを機に勝手に比較してみたいと思う。※あくまで個人の感想ですので、悪しからず。
1.サウナ ジートピア★5>船グラ★4
ジートピアは二種類。高温ドライは120℃近くの室温を誇る強烈仕様。三段目は灼けるような熱さ。加えて、中温のセルフロウリュサウナも兼ね備える。名物のウィスキング後に入れば、ヴィヒタの芳しい香りも楽しめる。
船グラは一種類。熱さは充分もジートピアのそれには後塵を拝す。バリエーションという点でも前者に軍配が上がる。
2.水風呂 ジートピア★4=船グラ★4
ジートピアのそれは、調子の良い日と悪い日があるのが唯一のネック。船っ水と呼ばれる純度の高い天然地下水なので、水質の満足度は高いものの、チラーなしのため、夏場は少しぬるく感じるのが玉に瑕。船グラは安定感あるが、突き抜けた特徴は無い。
3.内気浴 ジートピア★4>船グラ★3.5
この項目はジートピアが勝ち名乗り。サンダルを履いて向かう専用の休憩スペースは素晴らしい。巨大スクリーンに投影される海中の映像を朧気に眺めると、自らもゆらゆらと大海原に漂っているような感覚となれる。
4.食事処・休憩処 ジートピア★4<船グラ★4.5
これは完全に好みが分かれると思うが、私は船グラ派。なんとも言えない場末感が好み。ジートピアはリクライニングが豊富で、ある程度の清潔感も担保されているが、食事の値段が少しお高め。中三階にある喫煙所の雰囲気はとても好きだけれど。
その他、コスパはジートピア、混雑度(空き具合)は船グラにそれぞれ軍配が上がる。このように比較しておいて何だが、それぞれがそれぞれの魅力を発揮しているのは言うまでも無い。
まごう事なき、船橋の二大サウナ施設に変わりはない。この点については、誰一人として文句をつける者は居ないだろう。ホームサウナといった意味では、本来的には銭湯を指定したい(毎日のように行きたいので)ところだが、船橋エリアには目立ったサウナ付き銭湯が無い。
ジートピアには上記に加えて、アカスリとウィスキングと更なる武器があることにも触れておきたい。サウナ前のアカスリはその後の発汗を後押ししてくれるし、ウィスキングは未知のととのいを経験することができる。
やっぱり、ジートピアに通おうかなと思ったそんな一日。
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計303施設目
久々の大ヒット。みんな大好き音楽サウナ。限られたスペースを最大限活用して、ととのうための環境も充分。大変素晴らしい銭湯サウナであったことを初めに記しておく。
さて。日曜日の夕刻は何がなんでもサウナに入っておかないと、ということで今日も銭湯に出向く。先週の一週間は慌ただしく過ごしていたので、平日船グラのみの週1ペース。足りん。
かと言って、私に与えられた自由な時間もそこまで多くない。京成立石に寄ることは分かっていたので、アクアドルフィンランド→成弘湯のハシゴが頭をよぎるが、時間が足りない。
それならばと、同じ京成立石駅でも逆側に位置する『喜久の湯』さんにお邪魔することにした。住所は葛飾区東立石。川下は荒川へと続く、中川という河川の近くにある。
駅からは徒歩10分弱の距離。人影少ない住宅街のど真ん中に存在する。気前の良い若旦那が受付に。なんと驚き、サウナ料金は無料。480円ぽっきり。
脱衣所のスピーカーから流れるはドリカムの歌声。この後の音楽サウナへの期待がグングンと高まる。扉をガラッとやって、浴室へ。
コンパクト。じっこうの宝寿湯はマグマのようにボコボコと音を立てる。奥に並んだジェットバスはバリエーション豊か。ミクロバイブラ、超音波、ボディーマッサージ、ハイパワージェット。
♯サウナ ★★★★☆
焦茶色のマットを持って入室。遠赤ガスストーブに支えられた、熱さバッチシのドライサウナ。室温は104℃とパワフル。木板は新しく、清潔感がある。
直ぐに爽やかな香りがすることに気が付く。その正体はサウナ用の芳香剤。真新しい木板の効果もあって、とてもリラックスできる。極め付けは音楽サウナ。聞き覚えのある、懐かしいサウンドに心躍る。
TUBE、浜崎あゆみ、槇原敬之、湘南乃風、スピッツ...etc。世代ど真ん中の楽曲たち。寺島浴場のサウナ室を彷彿とさせる、どストライクの選曲。
♯水風呂 ★★★★☆
天然地下水掛け流し。サイズ感こそ2名程度だが、水質はまろやかで抜群。水温は20℃を少し超えたくらいか。もう1、2℃低かったら文句なしの★5つ。大人子供関係なく、人気。
♯休憩 ★★★★☆
これまたびっくり。銭湯にしては出来過ぎ。浴室内のデッドスペースをこれでもかという勢いで活用する。赤のアディロンダックが二脚。神々しさすら放つ。
オレンジ色のプラ椅子が奥に一脚、脱衣所に二脚。ご丁寧にととのいスペースという張り紙まで付く。サウナ好きに優しい。
いや、このレベルでサウナ料金無料は異常。お金取れますよ、ほんとに。コスパ含みで91点。久々の大当たり。
男
[ 東京都 ]
♯新規開拓/累計302施設目
週末は用事ついでに少しだけ遠出をして、新規開拓に勤しむのがここ最近のルーティーン。本日は4月29日グランドオープンの話題施設「PARADISE」さんにやってきた。
慶應義塾大学のお膝下、JR山手線の田町駅から徒歩5分ほどの距離。慶應仲通り商店街を進み、細路地を右に折れると、白地に青のスタイリッシュなロゴがあしらわれた大暖簾が目に入る。
90年間続いた万才湯をものの見事にリニューアルさせ「極楽浄土」のコンセプトの下、現代風のお洒落サウナに生まれ変わった当施設。直前までは銭湯の面影を残した「分福」という居酒屋だったそうな。
料金は最初の30分が750円。以降10分毎に250円が追加される。利用時間に合わせて料金が積み増しされていく、都内のパーキングのような仕組みである。土地柄、お高めの設定。会計はキャッシュレスのみ、かつLINEの友達追加による会員登録が必須なので注意。
外観もさることながら、室内も同様に趣深く、至る所に木材が使用されていることに気が付く。脱衣所のロッカーには国産スギが用いられており、芳しい香りがするし、浴室の観葉植物は緑が青々しい。サウナ室は檜の座面。木の温もりに溢れている。
浴室。確かに造りは銭湯の名残があるが、もうこれは一種のアートの域に達している。それくらい洗練されたリノベ空間。一瞬で好きになる。温浴は細く区切られたシンプルな白湯が三つ。
♯サウナ ★★★★★+★
満足度高い。足元の照明は控えめで雰囲気があるし、檜材の香りは心地良い。室温は102℃とバッチシ熱く、セルフロウリュも可能。アロマの香りは特定できなかったけど、爽やかな香り。L字型の座面は辺によって二段と三段掛けに分かれる。キャパも多く、詰めれば20名はいけそう。
♯水風呂 ★★★★☆
温浴と線対象の造り。細かく三つに分かれており、うち一つが14℃と低温。水流もあり、よく身体が冷える。残り二つは19℃表示。人の往来激しく少しぬるめ。一部に少量の打たせ水あり。
♯休憩 ★★★★★
2階フロアがメイン。あまり見かけないゴム製のオシャレ椅子が8脚。不思議と身体にピッタリフィットする。足元には畳、目の前には扇風機とサーキュレーター。完璧。壁には若手アーティストの作品をプロジェクター投影している。現代風の銭湯壁画といったところ。
計3セット。98点。素晴らしいの一言。
現在は男性メインの利用が基本だが、毎月0の付く日はレディースデーの開催もある模様。はたまた、2階エリアには個室サウナも5つ完備されているので、多種多様な楽しみ方が出来るのも魅力の一つである。是非。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。