2020.03.29 登録
[ 東京都 ]
木曜17時入店。サ友さんからいただいた尊い無料券を握りしめて。彼女のおすすめなのだから、さぞかし長居したくなる充実施設なのでしょう。めちゃくちゃ急ぎな仕事の数々をアトレ前のすみっこでしゃがんでこなし、せがれが大好きな男子専科サウナを見上げながら高級住宅街へと進む。
フロントで回数券提出しタオルはレンタルでお願い。フロントスタッフ7人ってホテルどころじゃない人数に驚きながら女湯へ。
ここはロッカーキーの仕組みが独特。お目当ての空きロッカーにリストバンドの溝を滑り込ませるとマイロッカーに変身する仕組み。ハイテクだね。複数鍵をぶらつかせなくて済むしありがたい。
タオル片手にカランに向かう。なんと一席おきにミキモトコスメティックスのシャンコンボディソ!周囲の美容関係者にもファンが多い高品質コスメよ。ここきたら直進で狙うべし。日頃銭湯で石鹸ひとつで髪顔体洗ってるせめてもの罪滅ぼし。
まずは屋内のぬるめ温泉で下茹で。ゆっくりまったりくつろごう。としていたその矢先にロングヘアを胸まで垂らしたお客様がざぶん。えええと思った次の瞬間、タオルを湯船に浸けて絞り始める。すみません。即出ます。
気を取り直して露天へ。3つくらい(ざっくり)湯があり、すいてるところを狙う。今日は曇り。今にも降り出しそうな低い灰色の空を眺めながら、でも寒くはなくて。
十分に下茹でしてサ室へ。6段?わたしの数え間違い?高いタワーサウナ。3巻遠赤外線ストーブとストーンストーブの2台構え。隔席にタオルが敷かれて距離保つ仕組み。私物放置席取り禁止とあるが大半関取どすこい。テレビは日テレ固定。エブリィ陣内さん。今日はぽつりん。雨だから?3、4段目の空席にお邪魔してまったり発汗。12分計室温計あり、70度前後をウロウロ。でも熱が満遍なく行き渡っていて気持ちよく蒸される。
シャワーブースで汗流し水風呂へ。ここで気づく。水深100cm。わたし、この深さが好き。水温18.5度、バイブラなしというのもめっちゃ好み。たまんねー…
外気浴は露天のベンチで。インターナショナルに言語ミックスで寝ながらおしゃべりするお客様で露天の一つは完全に満席。空いてる時間だし自由な感じなのね。
タイミング見計らいサ室へ。運良く月曜木曜はアロマロウリュを実施。18時からの回にぴったり間に合い、この日のアロマは「和」。ヒノキかな?森林系の香りとラベンダーのブレンド。心を沈静する香り。熱風カモンプリーズ!と全身で訴えていたらスタッフさんがいい風送ってくれる。胸いっぱいにアロマ吸い込み滝の汗。
レストランの湯上がりセットも良かった。書くことありすぎ文字数限界。再訪確定!
[ 東京都 ]
水曜19時入店。珍しくせがれとふたり。寒いから三茶銭湯で温まりたいと言われる。早朝からがっつり仕事してやるべきことは終わらせたから行っちゃおうぜ。まずは駒の湯といえばのよさささんサ活を遡り、空いてる時間を予測。男湯はどうも19時台が狙いめだなと狙いを定めゴー。
受付で800円×2人分払い大小タオルとサキー入ったメッシュバッグ受け取る。すごい久しぶりなので色々忘れている。シャンリンボディソありましたっけ?はい備えありですと女将さん。フロントからうっすら聴こえる演歌、今日のサ室BGMと連動。
ササと支度しサ室へ。今日のササはまさにササ。なぜならばドアの向こうに人影なし。カラン前にサウナタオル引っ提げたマダムお一人。ということは間隙を縫うなら今がチャンスじゃないの。予熱はスルーしいざ。
84度と比較的ぬる温な今日の駒様。じんわりボナで足先まで温かい。L字2段、定員6名。しかしサウナ人生初のソロ駒やから!はやる心を鎮めながらBGMに耳を傾ける。昭和には詳しいのとドヤ顔してて申し訳ないくらい知らない曲続き。島田を解いたり小唄的な曲調だったり、確実に昭和の楽曲であることは間違いない。と、堰を切ったようにメジャー昭和ソングフィーバータイム。「人生いろいろ」「さそり座の女」「うそ」「私祈ってます」。もう出血大サービスにも程があるわ。ひとりだし歌わせていただきましたよっと。
サ室出てすぐシャワーの親切設計、できれば温水ならなお嬉しいけどそんな高望みはしない。ほぼ水に近い温度のシャワーで汗流し水風呂にするり。水温15.5度って、今日も文句の付け所ない冷え加減。すーんと冷やす。
外気浴はカラン前で。珍しく空いているのでお客様の様子を眺める。サウナ先客様は出支度。代わりにサバッグ持参のお客様が入室。バッグの中には週刊少年ジャンプ。そう、ここはサ室に本や雑誌持ち込みOK。危ないしやだなぁと思っていた時期もあるけれど、施設さんが良しとしているのであればわたしがとやかく言う筋合いはないと思う昨今。とってもきれいなカールヘアは叶姉妹さんばりのファビュラス・カーリー・ボーイズ。いやボーイじゃないよねすみません。ソープの泡はねを洗い流しながら支度するお姿に、今日のサ室の平穏を確信する。
ゆるりと3巡目で先のカーリー様。すかさずお互い口元をしっかり覆いながらこんにちはーとご挨拶。上段に腰掛け待ち遠しそうにジャンプ読み始めるお姿に、今後は自分も本持ち込もうかなとさえ思う。
3巡目サ室出ようとした瞬間にシャオミぶるり、男湯混雑で人あたりしたので出てるとせがれから連絡。人混み苦手なのは濃縮して受け継がれている模様。のんびり行きましょか。
[ 徳島県 ]
月曜17時半チェックイン。今回の旅の目的は祖谷温泉に行きケーブルカーでしか行けない露天風呂に入湯すること。高知のもろもろサウナツアーは祖谷温泉とセットでいけないものかしらと交渉して承諾いただいためっけもの。祖谷温泉は5年ほど前から行きたいと願い続け、疫病の影響でどんどん先延ばしになっていた夢の旅先。日本三大秘境に数えられるこの地は谷底マニア垂涎の地。ケーブルカーで下るか上るか二択の温泉旅館がふたつ。この春は上る露天があるこちらのお宿を選びました。
ケーブルカーで露天楽しみ祖谷の郷土料理満載の夕食をいただく。女将さんの粉挽き歌ライブを聴きでこまわし、アメゴ刺身、祖谷そばなどローカルフードをがっつり満喫。後期中年の疲弊した胃腸肝臓に優しい夕食。地酒もいただきちょっといい気分なので軽く夕寝しサウナへ。なんせ朝営業なし、15〜23時までの限定サウナなのでサクッとね。
ササと支度しサ室へ。室温91度、メトスのストーン式でややカラカラ。白木に張り巡らされたサ室は5名ほど入れそうだけど2名入室限定。前後お一方ずつちらりとすれ違ったけど基本的にはソロ通し。ハットマット装着してゆったり汗かく。テレビBGMなく暗くはないけど静か。
シャワーで汗流しここのハイライトは水風呂。なんたって祖谷の湧水ざぶんざぶん!蛇口ひねって水流し、手で掬って飲む。うんまい。やわらかく清い水を浴びて飲んで。人間の体内の7割が水分なんだっけ?よく覚えてないけど綺麗な水はいいね。
外気浴スペースは特になくカラン前でくつろぐ。いやここにサウナ水風呂外気浴とか高望みする必要なし。あるのはただそこにある自然。もしかしたらいつかすごいサウナ作っちゃうかもしれないけど、それまではそっとふつうのアチチなサウナといいお水があればそれでいい。露天から眼下に人里を眺めながら、人と歴史と自然をありがたく思う。
朝も夕もケーブルカーを上り、美しい露天風呂を楽しむ。帰りは祖谷のかずら橋。吊り橋とか平気だけど荷物落としたらヤバいやろ!っていう恐怖心で膝が笑う。祖谷、大歩危の雄大な自然で目を癒し、高知に出て座屋さんで贅沢ランチ。かつおたたき、今回のベストはこちら。から牧野富太郎植物園。美しい新緑と花々と光。いや何もかもが最高でした。
[ 徳島県 ]
月曜14時入店。LINEで事前予約し現地へ。そこにあったのは開校100年を超える学校の廃屋と遊ぶ子どもの姿。こんにちはーとご挨拶するとスタッフさんらしき方が少しお待ちを、とオーナーさんらしい方を連れてきてくださる。ご挨拶し利用方法など確認し2時間の貸切タイムのはじまりです。サンダルはお借りできて、水着あるいはサウナ中身に着けておける衣類は要持参。ハットとマットは持ってくると便利。タオルとポンチョはレンタルもあるようですが自分は持参。UCHINOのエアリータッチレディスロープ(メンズもある)めっちゃいいです。薄くて乾き早く寒くなくコンパクトに畳めて、フードついてなくてウエスト結ぶ紐が縫い付けられてるの。今年買ってよかったもの暫定ベストワン。
ざっくりシャワーで支度してサ室へ。ストレート1段向かい合わせで2名利用がちょうどいい。薪ストーブの上にストーンと鍋が置かれており、鍋の中では薬草がグツグツと煮出されている。聞くところによるとこの辺りで採れる野草。地産地消、というよりそこにあるもの利活用のパーマカルチャー。演出ではない自然共生。とても好ましい。積み上げられた煉瓦、木の小屋。窓の向こうに川。三匹の子豚が力を合わせて作ったかのような愛おしさ。ストーブの横には薪が置かれていて、温度を見ながらくべていく。ストーブの熱を感じながら薬草の鍋に水を足し、ストーブに薪をくべ。火に無理させず自然に、体の温まりに耳を傾けながら。いいね。
ゆるゆる温まり、シャワーで汗を流して梯子を降り川へ。ダイブってほど深くないのでひとりラファエル前派、ミレーの「オフェーリア」ごっこ。変な水着着てて格調もへったくれもないのだが。横たわり全身冷やす。苔とのふれあい。
梯子登り小屋前に延べたインフィニティチェアでごろりだらりと外気浴。併設保育園の子とおしゃべり。今日は看板ねこさんと会えないらしいとか。あの川には長くて不気味な魚がいるとか。ゆるく風が吹き、緑と川のにおい。おしゃべりが止むとホトトギスの鳴き声だけが聞こえる。
入室時には60度台だったサ室も退室までには80度に育ち、程よい湿度と熱と向き合いながらあっという間の2時間を楽しんだ。この土地の利と人の心地よさとサステナビリティをバランスよく、ストイックすぎずに実現している点がとても好きと思いました。四国は人も土地も自然もサウナも良くって。素晴らしい。
[ 高知県 ]
日曜22時半&月曜8時サ室イン。最上階展望露天をうたうドーミーインシリーズではレアキャラな2階大浴場は博多祇園以来か。露天の眺望や開放感は望めないものの、サ室がとても良かった!
夜の部はひろめからタクシー運転手さんからお聞きした地元の名酒場「葉牡丹」さんへ。程よく飲んでるので夜は軽く軽く1セット。ササと支度しサ室へ。
白いフカフカマット敷かれたストレートプチL字サ室は定員5名ほどか。小型ストーン式ストーブ2台でムラない安定した熱が行きわたる。テレビはニュース情報番組固定。ぼーっと過ごすのにストレスない音量。あちらこちらのドーミーインのサ室壁とは異なる焦茶色の木の壁が気持ちを落ち着かせてくれる。そして檜のチップが入ったサシェが2袋。これがとってもいい香り。森林浴みたいな。胸の奥まで香りを吸い込みディープリラックス。足元に木箱が置かれていてオットマンとして使える。なんで気が利いてるの。12分計あり室温計あり。室温は92度。
水風呂はサ室の目の前。常時加水で循環しているので清潔で気持ちよく冷えている。ぼんやりしていて水温計があるかは未確認。体感19度くらい。よくよく冷やして外気浴へ。
露天といいつつ天井は抜けておらず、浴槽頭くらいに窓があり風がある通る露天スペース。プラ椅子3脚、うち1脚にオットマンあり、足を載せてだらりとくつろぐ。
紺碧の湯、はこんぺきではなくあおいと読むらしい。ジャスト40度くらいの快適露天と内湯各1。夜1セット、朝4セットから仕上げて安定のドーミークオリティ。満腹すぎたので夜鳴きそばはあきらめ朝ごはんも普段は食べないじゃんってスルー。でも珍しくアイスはいただき翌朝の乳酸菌飲料も。あんま王Ⅱは無料で使えてだらだらほぐされ極楽。公式サイトから予約した方限定のドリンク(ハイボールまたはレモンサワーまたは各種ソフトドリンク)無料サービスは4/28をもって終了は悲報!でもまたどこかの街のドーミーへ。すぐまた。
[ 高知県 ]
日曜13時半入店。朝一の飛行機で高知に入り、まずはひろめ市場で地元の名物を食べまくる。市場からすぐ近くのバス停から3時間に1本くらいしかないバスに乗ればすぐそばに着くというのでバスを待つが来ない。何故だろうと思ったらGoogle先生が表示していた路線名と実際のバスが違っていて乗り損ねてしまった。仕方がないのでタクシーに乗り現地へ急行。ロードサイドから少し入った住宅街におしゃれな看板。
一般利用と迷ったが混雑回避の観点から貸切でお願いしますと先にオンライン予約で5500円支払い済。受付で、ロウリュ用のアロマ8種類から選ぶ。この日はメリッサを選択。元気出さないとで。個室へとご案内いただき、使い方をひと通りお聞きして支度。部屋の構成はサ室と内気浴スペースとシャワーブース。内気浴スペースには寝椅子が2脚。それと大きなスクリーンがあり、スマホとミラーリングして好きな映像を流せるという。ミラーリング??よくわからないが検索したら使えるようになった。のでAmazonプライムのPerfumeライブ流す。
貸切プランは1〜3名まで。サ室は3名でゆったり過ごせるくらいの広さ。これ1人だったら超贅沢やな。室温108度。めっっっちゃ熱い。全面木に囲まれた室内、床も座面も熱い。尻の下にサウナマット、その上にタオル、足の下にもタオル推奨!ハットも必須でお願い。HARVIAストーブ、超ストロング!ロウリュ追加で更に熱!
水風呂はなくオーバーヘッドシャワーでギュンギュンに冷やす。ボディソープはドロアス、シャンリンはエイト。どっちもええ香りで家の人もニッコニコ。
外気浴ならぬ内気浴スペースの寝椅子でだらんだらん。Perfumeで内気浴トリップ。素晴らしいライゾマの世界観、3人のダンス。0年代の名曲も交えてくれて昔からのファンは胸熱よ。
サ室に何分、何巡というカウントはもはや無意味で、辛抱たまらんかなったら出て汗流して内気浴、をひたすら繰り返す。サ室は暗く音は室外からほんのり漏れるのみ、しかしガラス張りでスクリーンはよく見える。ここで何を流すのか、何も流さないのかは自分次第。せわしない日々からどんな逃避行するのが心地いいのか。そんなことをふわふわ考えながら。
いやーここフィンランドすか⁉︎ってオーナーさんにご挨拶して、貸切ではない方の外気浴スペースでだらり。進化し続ける高知のサグラダ・ファミリアにはまた新しい何かが生まれつつある。次はどんな場所になっているのか?ワクワクしながら再訪確定、いや通うよね!
帰りはズンドコ20分歩いて市電に乗り、ホテルにチェックインして夢のようなチャーハン、ひろめ市場そして大衆酒場。酒飲み県高知最高!
[ 神奈川県 ]
土曜14時30分入店。第一駐車場は満車だったものの下足箱は結構な数の鍵がぶら下がっていて、ひと目でそんなに混んでいないことがわかる。休日ゆったりコースは1200円、タオルは別料金なので持参。おまけにサマットも持参。精算は退館時にまとめてって、ICチップベルト受け取る。
ササと支度し炭酸泉で予熱。大きな窓を備え。光と風を取り込む。ほんのりあったかい体感38.3度。からの露天で電気風呂。弱・中×2、強の計4ブースが並んでおり迷わず強に腰を差し込む。いや全然つらくないで。肩まですっぽり、腕もだらりと心地よく痺れほぐされる。39度台のぬるめな湯温、そよぐ風。ここの電気は好みベスト3に入る!間違いない。
前置き長くやっとサ室。大きい。L字2段で床も含めマットが20枚敷かれている。必ずしもマットの上に座るべしと書かれているので定員は20名だ。20名入ってもキツく感じないであろう広々感。マットの上にマイマット重ねてだらっと座る。薄暗い調光が目に優しい。窓辺にはヴィヒタやサシェが吊るされ、白樺やユーカリの香りが漂う。ストーブはでっかいiki。この広々としたサ室に不足なく、隅々にまで行き渡る優しい熱を放つ。室温90度。カラカラではない心地よい熱さを感じる。最大4名の時もあったけどソロ時間も多くて、だらけきるのにもってこいの人口密度。最上段から地べたまで座り位置変え楽しむ。テレビはフィギュアスケーター密着取材。
水風呂はしゃがむとすっぽりな深さ80cmくらいのやつ。水温19度くらい、優しめバイブラでゆったり冷やす。サ室セッティングとのバランスがとても好み。イーネッ!
外気浴専用露天スペースあり、プラ椅子2脚。緑に囲まれ静かに、ただ木々の青さを眺めながら風に吹かれる。通常の露天スペースにもプラ椅子2脚あり、そちらの方が全体スペースが広いゆえ風の通りも良い感じがしました。サ室真横のベンチでも外気浴でき、天気や好みで好きな場所でくつろげる自由度の高さがいい。
4巡楽しみ露天の美泡壺湯へ。パチパチ弾ける泡が気持ちいい。日替わり湯は鮮やかなピンク、さくらの香りのよう。入浴剤が入ったお湯に浸かる気分ではなかったのでいただかず、寝ころび湯でだらけてシメ。
家の人の腰痛解消目的でサウナ&マッサージを満喫できるスパ銭に行こうと探したどり着いたこちらの施設。わたしも20分マッサージで激務疲れをほぐしてごちそうさまでした。読みたいまんががなかったのは残念でしたが、登山関係、旅関係の雑誌が豊富に置かれていたので写真を眺めて旅気分。サウナ水風呂外気浴、そしてお風呂もとても良かったです。平日850円で時間無制限とのことなので再訪確定。すごく好き!
[ 東京都 ]
木曜20時20分入店。下足箱にスニーカー預けて券売機で大人入浴+サウナ(タオル付き)1000円券購入。フロントの金髪ショートマダムに券渡したら「お名前は?」と聞かれる。慣れないオペレーションに一瞬戸惑うのは疲れて頭が回っていない証拠。三拍ほど遅れた間抜けタイミングで名を名乗り、大小タオル受け取る。
だらんだらんと支度しまずは炭酸泉で予熱。あったまってずるりずるりと重い体を引きずりサ室へ。
L字2段、定員10名ほどか。広くて新しめ。木のベンチにレンガ風のグレージュ建材。12分計室温計あり94度。カラカラ系ストーンストーブが人の湿気を吸い込みながらガンガン熱を発しているのかと思う熱量。パワー!コメリ。最大4名、大体2〜3人在室のサ室はこれまで行ったサウナの中でも屈指の平均年齢の低さ。たまたまだったと思うがわたし以外は2〜30代、ハット着用率も高い。BGMもテレビもない。ある意味フィンランド感強め。静かでグッドマナー、タオル干しや場所取りの方もゼロ。最終セットで金髪ショートヘアのマダムが入室。マットだけ窓枠のところに置きお支度タイムへと戻る。あれ??フロントにいた女将さんに似ている気がするのは疲れているせいで見えた幻?
水風呂はサ室出てすぐ目の前、なのだけどその前にシャワーで汗流す。から引き返して水風呂。じっくり浸かって冷やすタイプ。
外気浴は露天がデフォ。いい季節になりました。露天浴槽のヘリに腰かけるのがこちらの定番スタイルらしい。自分は隅に風呂椅子持ち込み涼む。が、露天風呂のヘリに座るとよしずの間からピュウと吹き込む春の風。てっぺんが空に抜けたその名の通りの露天風呂。
心残りはないかと浴槽を眺めると電気風呂発見!けんちんさんの本で読んだここ。どんな電気と書かれていたのか覚えてないし、そもそも混んでて入れなかった。またいつか…
入店時に、きのうほぐしていただけなかったマッサージ機と同じようなマシンを発見。今日こそ揉んでもらいたいとサウナをちと巻き、電気風呂も諦めていざ行かん夢のマッサージ椅子。と思ったらなんとタッチの差でチャリンとコイン投入。先客様がマッサージタイムに突入してました。仕方がないのでゆるゆる支度しながら待ちましょう。髪乾かさなくていいけどなと思いながらもドライヤー、ゆったり服着たりでだらだらしてようやくわたしのターン!じっくり揉まれてああそうだ、今日の銭湯タイムを巻いたのは終バスに乗るため。こりゃもう間に合わんで…と慌てて支度して飛び出したら残念なことにバスがなくなり、駅から遠すぎる場所に住む悲しみを引きずりながら歩いて帰ろっと。明日からはもう少し睡眠時間と心の平穏を確保したいと思います。
[ 東京都 ]
水曜20時入店。本日の現場から徒歩200mなので絶対に寄ろうと思っていた。家の人の夕食待たせているので手短に。
噂に違わぬ綺麗な白い看板。一瞬入口はどこなのかしらと戸惑いながらも入口自動ドアすぐ下足箱でスムースオペレーター。要領いいわねってシャーデー。地方の独立系ビジホみたいな広いロビーフロントでサウナですと告げ下足箱鍵と引き換えに480円+サウナ利用料500円払い大タオルとサフックとサウナ客用ロッカーキー受け取る。シャンリンボディソは備えあり何か足らん…と思ったら小タオル。申告制で無料レンタル可とのことなので借ります。お願いします。
男女に振り分けられた浴場は深い地下1階。喩えではなく鉛のように重い足と体を引きずりながら階段を降りる。よっこいしょと支度しサ室へ、いやその前に日替わり薬湯「やすらぎの湯」で予熱。なんの湯なのか意識が遠のきすぎてわからんが、奥まった感じがとても良き。あわせて電気風呂でほぐす。おす・もむ・たたくのパトラッシュ僕もう疲れたよ…じゃねぇ揉兵衛さん。
ずるずるとなだれ込むサ室は82度のやわらかセッティングでお出迎え。サウナハット着用のグッドマナーなお姉さんと同室だったりタイミングずれたり。テレビ温度計あり12分計なし。あったりあったりなかったり。L字2段定員大体6名くらいかな。テレビ目の前下段をいただき「有吉の壁」。おなじみカベデミー賞は帰宅してとっくり観る必要があるがまずは「万引き裸族」にツボる。
吹いたり凝視したりで翻弄されて3巡。西武新宿線イチ熱いとか、熱い日とぬるい日のギャップがえらいとか、主に男性サ活で耳キンとなる情報と出会いますが、女サウナはいたって柔和。疲労頂点の今、こんなサウナに受け止めて欲しい。心からそう思いました。
水風呂は20度でサ室とのバランスgood。バイブラあり、ゆらゆら冷えて。
外気浴は専用のスペースなくカラン前か脱衣場。脱衣場広いし椅子数も多いので空いていればこっちもいいのかも。と思いながらカラン前でバランスを取る。3巡目はそのまま脱衣場のベンチでひと休み。
ふと目をやるとあんま椅子100円15分。疲れ果てたわたしに甘美な誘惑。目があったその瞬間に財布を開ける。なんということか、小銭入れの小銭は100円に満たない。財布の中の札は5000円のみで自販機も使えず。フロント小窓を探して両替しようとするも悲しきかな、ここはビル型地下風呂なのでSOS発報が難しい。仕方ないのであの魅惑のあんま椅子めがけて再訪確定!
支度済ませて広々としたロビーフロントで缶1本くらい飲みたかったけど、晩ごはん待ってる人がいるので慌てて帰ります!明日も別の現場へ!
[ 東京都 ]
土曜15時10分入店。サウナイキタイで交流させていただいているご夫婦と初めましての立石クルーズ。人様とお会いする前にはできる限り身を清めたい派です。
480円でドライサウナもお好きにご利用くださいな。シャンリンボディソ備えあり、タオルは販売なのか貸し出しなのかわからないけど100円。
脱衣場で支度してたらお若い女性にこんにちはと声かけられる。続いてマダムにも。ここは声を掛け合うのがデフォと学び、にこやかに「こんにちは」「失礼します」を心がける。
支度しまずは露天で予熱。薄いあんず色のお湯はじっこう。下町銭湯はお湯熱めのところが多いけど、ここは42度。この季節の露天でこの温度だと程よく温まる。
サ室はストレート2段定員4名。しかしここに4人入ったら狭い。この日はマックス3人でちょうど良き。こんにちはーと入室するとまずはお若い先客様1名。座面にオフホワイトのウレタンマットが4枚敷かれている。「この上って座っていいのかしら」とお聞きしたところイエスとのお返事でしたので尻にタオル敷き座る。温度計あり12分計あり、室温は100度。しかしぬるい。温度ムラがかなり大きく下段足元はスースー、上段頭はアチチ。今日は脳を守ろうと決意し下段を選択。あぐらあるいは体育座りで足先の冷え対策。テレビBGMなし、無音。「会話厳禁」「会話はなるべくお控えください」と2枚の貼り紙が並んでいて、どちらが正か迷うダブルスタンダード。
立ちシャワーで汗を流して水風呂へ。温度計なく体感22度。
外気浴は露天に風呂椅子持ち込み春風にそよがれる。いっときあったかかったのに、また寒くなってこの日の最高気温は13度。水風呂よりこの風の方が冷たい、なんて思い2巡目はカラン前でなごむ。見上げるペンキ絵は中島盛夫氏2021年の作。力強い筆遣いの輪郭線に氏らしさを感じる。男湯と女湯の境目に富士山が描かれた男女平等構図。女湯側には岩場、男湯側には青い連峰が描かれている。
帰り支度し玄関で靴を履いていたらおばあちゃま客様。「こんにちは」とお声がけしたら「これからお帰り?気をつけてね」と返していただく。嬉しくなって「奥さんも、ごゆっくり」なんて。酒場といい風呂屋といい、この街の人の懐っこさが好きだ。
待ち合わせ10分前に着く予定のバスに乗るものの、踏切や信号でタイミング悪く3分遅れでごめんなさい。カウンターに並び座るご夫婦の雰囲気に一目で緊張感がほぐれてしゃべり倒しはしごまで。穏やかで物静かで好きなものを大事にする夫様と、ニコニコ美味しい美味しいとお酒食事を召し上がるチャーミングな妻様。ほんの少し歳上の素敵なご夫婦に癒された土曜日に心から感謝します。
[ 東京都 ]
水曜12時入店。平成みたいな働き方になってきて、早朝から午前中に依頼したりされたりを一気に済ませて夕方以降回収し深夜を迎えるという生活サイクルに突入。お昼にサウナ行く時間が作れるのはありがたいね。
入口前になかなかな台数の自転車。混んでいるのかと思いきや下足箱はかなりの数の鍵がぶら下がり、さほど混んでいないことがわかる。検温消毒済ませ券売機で480円のチケット購入。ここはサウナ無料。タオルは有料レンタル、今日は持参。シャンリンボディソは備えあり。お願いしますとチケット渡し東京銭湯QRコードの所在を尋ねたら組合非加入とのお答え。そうでした事前に調べたのにすっかりうっかり。
ロッカーは縦長と立方体型の2種。鍵の数見てもやはり空いている。カランは16席くらい?浴室にはお若い女性ひとり。備えのシャンリンで髪洗う。と、背後からミュージックロウリュ…なんの前調査もなくなんの曲なのかも思い出せない。サ室の外にもこんなに音漏れるんだなぁと思いながらぼんやりサ室のドアを見つめていたら、古谷三敏先生の「ぐうたらママ」と前田美波里さんの中間地点くらいに位置する美人な70代マダムがあっつ…とドアを開けて出てくる。その瞬間アハ体験。「さよならエレジー」な。昨日テレビでこの人出てる映画観ながら仕事してたけどすごいあちこち舞台が変わったり出てくる人が入れ替わって頭がついていかんかった。
45度のあつ湯で電気風呂、もちろん強サイドを選び揉兵衛さんにほぐしていただく。余熱充分でやっとサ室へ。
ストレート3段、大体9人くらい入るか。ソロになる時間もあり快適な人口密度。12分計温度計ありで96度となっているが絶対嘘。ロウリュの温度変化を無視しているに違いない落ち着き払いっぷり。最大8分が限界。
水風呂は10度の掛け流しで冷え冷え。深さ90cmで肩まですっぽり。さっと冷やして外気浴。
外気浴は水風呂前に椅子5脚、あつ湯の横に3席+頭上に扇風機。この風が浴室全体に回っているのか、水風呂サイドでも頭がすうっと冷えて極楽。
1・3巡目はノーロウリュ、2巡目はサイレントで4巡目「悲しみがとまらない」杏里。この曲でどう熱風を受け止めていいのか。このオートロウリュ、わたしの場合体表が熱くなりすぎて寒ささえ感じる。堪えて1曲まるまる聴き終わって先のマダムとお姉さん入室。マダムは熱すぎるし水風呂冷たすぎるしと嘆き、お姉様は今週温度上げてるらしいですよー、Twitterで見ましたなんてお話される常連さまのよう。皆様マナー良く、ソロも交流もナイスな時間でした。マダムは嘆きつつもしっかりサウナをお楽しみ。地域のお客様を大切にしていただけたらと思いました。
女
[ 東京都 ]
月曜15時20分入店。仕事しながらサウナする最適解がここに。
・混むんじゃないの?→訪問時間が正解だったのか、ほぼソロ
・おしゃれすぎてわかりにくい掲示や配置なんでしょ→zoom会議、寝サウナなど迷いがちな行動や私物置き場等ここまではOKとの線引きが端的に記載されているうえに、必要情報が目に入る張り紙フォントサイズ及び配色、ピクトグラムの視認性が素晴らしい
・サウナはいいけど水風呂外気浴が物足りないのでは→1人用バスと屋上を活かした外気浴で、ハリボテ感ではない全力設計
懸案事項は完璧クリア。アメニティの充実ぶり(女湯はカラン前にシャンリボディソにクレンジングと洗顔フォーム、ドライヤーはダイソンパナソニリファどれ選んでも無料)、自販機の過不足なさ、スタッフさんの管理ぶりもばっちり。仕事合間のサウナとして完璧なストレスフリー感。
ビルの裏側からエレベーターに乗り3階で降りてにこやかなお兄さんの歓待。会員登録はと聞かれてまだと答えると、登録方法教えてくれつつさりげなく後客様を先に通す配慮。スマート。登録済ませてQRコード読み取りキャッシュレスで2時間1380円を先払いし4階へ。フロア担当のお姉さんにチェックイン画面見せて鍵、大小タオル、サマット受け取りサウナへ。鍵は奇数が上段、鍵残高で先客1名と知る。鍵番号は1を選択。
飲料ボトルはサ室脇のロッカー番号と同じ穴に。サマットやら何やらはフリー穴に押し込む。先述の充実アメニティで支度しサ室へ。
ストレート2段向かい合わせ、床は座っていいのか否か。床座らないとするならば定員8名くらいか。奥に鎮座するikiストーブは15分ごとにオートロウリュ。毎時7分にスタッフさんのアロマロウリュ。12分計温度計あり、室温96度。カラカラ。壁も床も木でできているサウナによくある…と思うのはわたしだけ?でも床以外は全部木、って好き。サラサラしてて、いいにおい。BGMは電子音のヒーリング音楽。無音でもいいんだけどなぁ。薄暗い照明もほっと落ち着く。
サ室出てすぐシャワーで汗流し、外気浴スペース手前の水風呂でキンと冷やす。1人用サイズのバスタブに15度の水。循環式かと。
冷やして備えのポンチョ被って外気浴スペースへ。コット、インフィニティチェア、プラ椅子。広々とした屋上、いまから5月くらいがベストシーズンなんじゃないかな。気持ちいい春風そよぐ。
個室取れずともカフェの電話&会議OKスペースでオンラインミーティングできて便利。から吉祥寺プラザで映画。昔ながらの映画館エモい。そして今日観た映画、暫定好き映画ベスト3くらいにはランクイン。今年のオスカーも好きだったけど。
[ 東京都 ]
金曜15時入店。早朝から現場、並行し炎上案件の火消し。現場終わり次第近所の公園に駆け込み、ベンチに座り太陽光が反射するディスプレイ睨み遊ぶ幼児の声背景に鬼速でキーボードを叩きまくる。文字通りのノマドワーカー。腹減った喉乾いた体冷えた眠い。そんな時には寝られて食えて働けるスパ銭へ…本日の現場から徒歩10分、同じ最寄駅にあるまねきの湯さんにダイブ。
ここは高いので事前に前売り券購入が吉。猛ダッシュで歩きながら昼食と館内着とタオルセットがつく2480円のプランを購入。受付でスマホの画面を見せようとする。と。
「今日は風呂の日なので1380円、前売りより安いけどどうします?」とお姉様。毎月第2・4金曜はその料金なんだって!うっかりでした。前売りはまた今度使おう…リモート会議は無理な狭さだけどコワーキングデスクも少しあるし!
とりあえず疲れすぎたのでごはん食べ、女性専用個室に倒れ込む。1時間ほど爆睡。準備万端でサウナへ!
シャンリンボディソは備えあり。支度し檜風呂の高濃度炭酸泉で予熱入れサ室へ。御本尊は見えないが大型ストーブ2基、その間にテレビ。センターにある謎のお立ち台はストーブが眠ってるわけないし、ましてや踊るためのものでもないだろうし。謎。テレビに向かってお立ち台を取り囲むように半円2段、床にも座れて大体17人くらい入りそう。つまり広い。そして平日17時はかなり空いている。晴れてて割引デーでこれってもう天国なのではないか。
サ室は最大4名最少自分ひとりで4巡。室温94度の程よくドライ。テレビはTBSでホランさん。ここは檜風呂前、食堂、あらゆるところにテレビがある。それはそれで昭和感。悪くない。入口にはふんだんにビート板置かれて安心。もちろんアルコールスプレーあり。目の前のシャワーで己とマットの汗流して水風呂へ。
ライオン蛇口つき水風呂は水温17度。青くて目にもひんやり。バイブラなくじっと己で羽衣を生成する。ATフィールド。定員4名ほど。狭くない。深くない。
よくよく冷やして外気浴。サ室の脇にプラ椅子4脚、檜風呂の脇は備え付けベンチ、露天にプラ椅子2脚。あなたならどうする〜といしだあゆみさんの歌声が聞こえる。今日の自分はサウナ脇メイン。露天も試してご満悦。
塩サウナは塩なしで1回。フロントで購入するそう。塩はあるにこしたことない。
スパ銭は広すぎて疲れがちだけど、ここはぱっと見ただけで何があるか全貌できるコンパクト感がいい。お風呂も珍しく全制覇。とくに不感温浴バイブラとシルキーイン電気風呂が好き。ここの電気、強気持ちよくて長居。気持ちよくほぐれて駅を目指す。今日も船堀タワーは青く優しい。
[ 長野県 ]
月曜祝日14時から2号機、17時半から貸切4号機、一般利用1号機にも寄らせていただき19時半アウトし夕飯、から部屋飲み23時終了でした。
2号機は自然光も満ちるセルフロウリュスタイル。ほのぼのあったかくて長居できるタイプ。同行させてくださった尊いメンバーの方々とのお話も楽しく、寝転んだり座り位置変えたりしながら楽しむ。いつもながらのボンクラでついうっかりサマット避け忘れたり。ほんとボケボケで申し訳ないです。
水風呂は壺湯スタイルで個々人にて冷やす。10度以下すよね。冷たい。
外気浴はゆったりインフィニティチェア。倒すの億劫になってダラダラ座ってたら整い方が違うで!ってお誘いいただいた幹事様に倒していただいて。神様…!
夕方からの4号機は入れていただけたのが奇跡!ってな人気ぶりらしく。出たらすぐ水風呂っていう設計がもうたまらなくヘブンリー。
しかし個人的に一番好きだったのは1号機。暗くて、温度湿度がじわーんと重い。しみじみ染み渡るエネルギー。深く呼吸し温まる。マインドトリップ。これ最高。
夕食もたまんないおいしさ、からの部屋飲みで楽しくおしゃべり。いやね、家の人もわたしも予約とか集団行動とか下手くそ過ぎて、こんな機会いただけなかったら絶対ここ来れなかった、サウナ初め当初からずっと来たかったのですが。こんなポンコツにお声がけいただき感謝しかありません。
帰りは黒姫駅の純喫茶で民芸喫茶楽しみ、長野メイドのワイン買いまくり、小布施の栗菓子買って土鍋ラーメン食べて道の駅で野菜買いまくり帰りました。サウナ寄りたかったけどすごい雪でノーマルタイヤ怖かったので諦め、関越降りて銭湯寄ろうとしたら連休明け火曜は休みってなパターン2連チャンしてとぼとぼ。サウナは満喫しまくったので問題ありません。
[ 東京都 ]
土曜16時入店。昼食は池袋チャイナタウンへ出動せよとの司令受け、今日は重慶麻辣湯という名の激烈辛い鍋。汁をグイと飲める程度に舌も胃も慣れてきた。からの銭湯でも行ってきたらとのお暇をいただき。
池袋から地下鉄で一駅、要町で降りて徒歩6分。小さな商店街から脇道に入り可愛らしい看板見つける。スチームサウナ利用無料で480円。タオル100円、バスタオル200円で購入できるそうだけど今日は持参で。シャンリンボディソは備えあり。立ちシャワーブース内に2セットと、カランに1セット。見落とし注意な密やかさ。
番台式とフロント式のハイブリッドのような入口。おじゃましますと女湯暖簾くぐると綺麗な脱衣所。から浴室へ。ササと支度し瓢箪型と形容される湯船で予熱。今日はマスカットの湯と書かれていたけど湯の色は確かにマスカットグリーン。僕のマスカットBaby。湯温は結構熱めでバイブラありサイドは多分43度くらい。あっついねーってスチームサウナへ。
先客1名様、はすれ違いでどうもーってご挨拶して最後までソロ。金属の箱からしゅわーと絶え間なくスチームが放たれる。ここのスチームはよもぎ蒸気浴とうたわれており、よもぎをはじめとした8種のブレンド薬草が洗濯ネットのようなメッシュ袋に詰めて置かれている。これがすごくいい香り。本物のよもぎの葉が植った原っぱのような、青空の下の自然のにおい。深く深呼吸して胸いっぱいに吸い込む。よもぎ餅みたい…ああ結局食べ物を思い浮かべる己の食い意地が情けないがまぁいい。ついでにあんこの味も想像して口の中は青々もちもち。
もちろん水風呂なんかはなくて立ちシャワーを水にして体を冷やす。いい感じの水温でじっくり冷やす。
外気浴はカラン前で、ペンキ絵を眺める。ネタバレはどうかと思うので控えるが、丸山絵師の作品の中でもかなりのレアキャラ。モチーフは女湯サイドが河口湖から見た富士、男湯サイドは七尾湾から見た山並み。北陸ルーツなのかしらと思いながらも質問は控えた。
古いけれどきっちり清潔にお掃除されていて気持ちよく過ごし、ゆったり身支度を整える。雨がひどいとの情報が届いたのでレモンサワー170円で購入しマッサージチェアでくつろぐ。なんとこのマッサージチェアは無料で使える。新しくて綺麗で高性能。気持ちよくて10分ほどほぐされる。浴室への持ち込み禁止と書かれた本棚には岡崎京子、安野モヨコ、桜沢エリカ…平成初期の味わいにまんきつ先生と峰なゆか先生が混ざり込む。
雨。ちょいと濡れるが仕方がないやと出ようとしたら、番台のお姉さんが持ってなかったらと傘を差し出してくれて泣く。5月から先も幸せに過ごしてくださいと心から願い手を振る。
[ 東京都 ]
金曜17時入店。久々の現場帰り、寄り道してる場合でもないが許してもらおう、人間の欲望は他者の欲望である。ジャック・ラカン。
ザァザァ雨降り780円払い大小タオルとサウナ用ビート板とサウナ利用者の証となるスパイラルゴム受け取る。お水は脱衣場の自販機で買えるしシャンリンボディソは備えある。いただきまーすって脱衣場に駆け込む。
先客様4名、自分入れて合計300歳くらいか。ササと支度し電気風呂。規則正しい電撃、そんなに強くないし水温は46度表示だが多分41度。快適にほぐれ、バイブラでさらに揉まれる。もういっちょ、と薬湯へ。こっちは42度で体感もジャスト、まぁそこそこ熱めで温まるヘルスケミカルの宝寿湯。
予熱入れてサウナへ。先客様お一方。ストレート2段、4名定員。なぜか丸椅子が置かれている。ビート板を尻の下に敷き下段ストーブ前へ。12分計なし室温計と砂時計あり。テレビはリモコン備え付けでよしなにチャンネル争いしてくれよっと。お任せでテレ朝、争いごとの報道に飽きたらしい先客様が途中TBSにチャンネル変更。とんかつとかから揚げとか、揚げた肉の安旨店紹介。おなかがすく。寒いし、今夜は鍋だななんて思いながら蒸される。遠赤2巻ストーブはやや熱ムラあり、下段の背もたれ寄りの部分はスースーするので浅く腰掛けて。室温計は90度を指す。
サ室を出ると目の前に水風呂。の前にその先にあるシャワーで汗流して冷やす。体感20度。サ室とのバランスは悪くない。
外気浴はカラン前に椅子置いて。タイル絵眺める。オレンジ系のモザイク抽象画は温かみを感じる印象。
5日ぶりのサウナでほぐれて、少し靴がゆるい気がしながら帰りは住吉駅まで徒歩16分。雨の中川を渡り大きな公園を過ぎる。お腹すいた…
[ 東京都 ]
日曜10時15分入店。前日は予防接種3回目の副反応で38度台後半まで発熱。一晩寝たらほぼ回復したので朝ウナで完全復活を目論む。ここは家から乗り換えなしで来られてそのうえ駅から至近、しかも水風呂がないのでサウナが空いている。静かさを求める向きにはもってこいなのだ。先日鶴の湯さんのポスターで一目惚れした台東区銭湯組合感謝データオルも欲しくて。
フロントで680円とシャンリンボディソ&小タオルレンタルのセット100円、計780円払う。お釣りは…なんて計算間違えたり間違えなかったりで女将さんとキャッキャする。脱衣所に自販機ないので飲み物買うならこのタイミングで。お水は1本120円。自分は持参したので購入せずで、サウナ利用者の証となる首下げ札とタオル地サマット受け取る。前回訪問時とはシステムが変わった。いただきますって女湯暖簾くぐる。カラン25席ほど、占有率6〜7割。予想通りサウナ利用者ゼロ。ゆったり支度しまず予熱。ゲルマニウム浴は46度を指す。マジ熱い。荒川の野崎浴場、名古屋の仁王門湯を思い出す。脱兎の如く投げ出しサ室へ。
予熱でアツアツなので秒で滝汗のストレート2段、清潔なタオルマットが敷かれ…って、今日は確実に自分が一番乗りサ客。そこにフロントでお預かりしたタオルマット敷き、サラサラな尻を保つ。遠赤2巻ストーブの熱はクラシックなカラカラ感で上段アチチ、下段の足元は若干熱が欲しくなる感じ。前回来た時は微音だったが今日は無音。しんと静まったスタジアム…奇跡の一瞬よ。温度計あり、計時は15分式砂時計。ゆっくり流れるピンクの砂、時の流れを見つめる。遠赤ストーブ独特な熱源の香り、きらいじゃない。
三巡目でお若めなサ客様入室。軽く挨拶して角と角で蒸される。無音で流れる静かな時間。
程よく汗かき水風呂の代わりにシャワーで汗流す。
外気浴はカラン前で。タイルに描かれた港の絵を鑑賞。木の形が九州っぽい、先日訪問した鹿児島や宮崎を思い出す。
ひとしきり温まり、ロビーでひと息。ランステとして利用するお客様も多くラン装備の方もちらほら。これから毎週恒例となりつつある池袋チャイナタウンへ。今日は以前訪問し美味しかったからと知音食堂へ。食べるサウナ。からのグランドシネマサンシャイン。今月後半以降の必見作公開ラッシュに備えて大作でも観ておこうかと。
[ 東京都 ]
木曜17時過ぎ入店。今日も1時間一本勝負。券売機に800円投入し入浴&サウナ券購入。タオル借りるなら別料金みたいだけど今日は持ってきた。下足箱札と券とスタンプラリー台紙差し出しサフック頂く。「ゆっポちゃんだけなくなっちゃったの。どっちがいいかしら」と若女将に差し出されたキーホルダー、いやむしろ今年の年号と荒川って入ってる方がありがたい!ありがとう!ちゃん!
今日の女湯は3階。てっぺんまで上り詰めてシャンリボディソパウチいただくの忘れた!1階まで降りてパウチいただきお水買いドライヤー用10円玉ないわって両替もお願いする。すべてフロントで確認してから上がったほうが吉!
フロント前でタオル地サマットピックアップし、ロッカーキーとサフックが合体した鍵お預かりする。番号のロッカーに荷物投げ込み浴室へゴー。ここは晴れた日の明るい時間に来るのが大正解。露天風呂、そしてその向こうのベランダスペースをぐるりと取り囲むちびがっつのアート。どんな絵か書くとネタバラシなので割愛しますが、春にこそ是非。
水風呂横にもちびがっつ。ニヤニヤしながらササと支度し予熱は露天、からのサ室へ。入口でラップに包まれたテレビリモコン持って。
L字下段+ストレート上段でざっくり計7名、座るとこなかったら地べたへってのか床にもタオルマット。テレビはホランさんのTBS。この時間は大差ないんでいいやってリモコンリリース。湿度高そうな木の床と壁が好み。パワフルな遠赤ストーブが発する熱、上段はかなりのアツアツ感。室温計は92度を指すがめちゃ熱い。
時間がないので短時間集中滝汗かきシャワーで流して水風呂へ。15度。看板に偽りなくキレッキレのヒエッヒエ。
よくよく冷えたので露天から掃き出し窓の向こうのベランダへと思ったがいかんせん寒い。ので露天スペースに備えられたプラ椅子でなごむ。ふわふわの頭で眺める花。ピースでしかない。
ぬるめな露天、広々内湯もひとしきり回って次の予定に急がねば。髪乾かしながらぼーっとしてたら「あたしの手今消毒したから大丈夫よ!」ってお姉様から手渡しで金柑2個いただく。やだ超嬉しいありがとうございます!ってお礼お伝えして片手でドライヤーしながら金柑を口に放り込んでむしゃむしゃと食べる。甘くほろ苦く、種なんか噛み砕いちゃえって。ありがとう、ご馳走様美味しい!ってお礼。甘いよねって笑うお姉様、常連さん同士の会話は疫病の後遺症で亡くなった常連様のお話。ほか疫病がらみのあれやこれや。胸にぐっとくる。皆様優しいし正直で素敵。
バタバタでごちそうさまですって退出し、バスに乗り道坂下で下車して本日のメインイベント、稲毛屋さんで一人うなぎ。
[ 東京都 ]
水曜18時半入店。家の怪我人が怪我を押して出張に行くと言う。しかもサウナ禁止令のもと某有名男子専科カプセルサウナに泊まるとよ。ならばわたしは家の人とは行かないサウナを狙うのみ。
フロントで480円払い荒川銭湯スタンプラリー台紙いただく。今週いっぱいだからがんばってと励まされ、うん頑張るよお風呂いただきますねと手を振る。サウナ無料。シャンリンボディソとタオルは持参しました。
年季入った脱衣所にピカピカのロッカー。荷物整理しやすい立方体スタイルが好き。お見送り芸人じゃない、素直な好きよ。
下足箱は印象的な黄色だったが、サ室のタイルは赤とか青とか緑とか。レトロとかポップとかそんな軽い言葉では形容できない。鮮やか。派手。中山美穂。
順序逆転するがここはサウナイキタイなのでまずはサ室の話。時計温度計敷物何もないミニマリストスチームバス=スチームサウナ。張り紙的には45度の蒸気らしいがもう少し熱い。でもさほど熱くない。が数分に一度ものすごく派手な蒸気発生音が出る。何度聞いても慣れず都度ビクつく。派手だね。中山美穂。
水風呂はないが、中野の某銭湯はじめ人気スポットに設置されがちなジュビナバス30度の水で冷やす。他のジュビナとは全く異なる世界観。確かに左右から吹き付ける水の圧はギュンギュンしている、が、天井の壁紙が剥がれていて見える景色がだいぶ違う。
外気浴をと「露天風呂」と書かれたドアを開ける。カラン前でくつろぐ。ほぼ「天井に窓がある温室」なので風を感じる事も特になく、露天風呂の定義とはと考え始める。
だいたい超音波風呂…定義がよくわからない。超音波ってなんだろうと首を傾げながら温まる。腰に何かいい感じの刺激だが超音波??
そして電気風呂。入口サイドに電極板があり、さりげなく跨いで入れない。なのでバイブラサイドから入ろうとするも境目に金属の仕切り棒。ウンナンのイライラ棒を思い出す。手で触れると軽く痺れる。跨いで股に当たったら感電するのか?絶対棒に触れぬよう跨ぎ電浴。入ってしまえばいたって普通の電気風呂。ただ出入りが怖すぎて。
関西レイアウトでほぼ旅気分を味わい。日暮里まで出て馬賊から荒川スタンドのハシゴ狙うものの消化能力に不安感じここはおとなしくぶらりさんへ。家の人が食べない鶏白湯、つけ麺も麺がぷりっぷりで美味しい。
スチームとつけ麺で温まり、斉藤湯さんで炭酸泉、露天、あつ湯、水風呂ぐーるぐる。しながら次もいけそうになってきて、調子に乗って20分ほど歩き野崎浴場さんへ。銭湯電気保養協会けんちんさんの『電気風呂御案内200』で「地獄」に分類され「とんでもない」と称されたあの野崎さん。
[ 東京都 ]
土曜17時入店。このご時世だから行きたい名前の銭湯があるのと家の怪我人にお許しいただく。東馬込一丁目バス停から傾斜12度くらいの坂を登って降りて登って10分でたどり着くピース。
素敵な女将さんに800円払いタオルとサウナ利用者用赤いスパイラルゴム受け取る。脱衣場も浴室もそんなに広くないけど混んでもいなくてちょうど良いバランス。
シャンリンボディソ備えあり、ササと支度し電気風呂で予熱。ここのウリはオール軟水、看板に偽りなし。やさしくまろやかな水でふわふわの電気。異次元の気持ちよさに身を委ね、腰肩腕腹と、肉という肉をほぐす。調子に乗って岩風呂へ。ここの湯も柔らかく、42度表示だが概ね39.6度くらい。なんでこんなに柔いのかよ〜って、大泉逸郎憑依。孫。覚えていますか?いや知ってますか?生まれてますか?って話か。
サ室前に綺麗なサマット、これ使ってスパイラルゴム腕に巻きバスタオル装着してサ室に入ってね、それ以外は持ち込まないでねとやさしく張り紙。当然遵守。
L字2段、定員8名くらいの広めサ室はリニューアルして日が浅いらしくめっちゃきれい。ここ浴室も脱衣場も清掃状態が抜群に良い。温度計は84度と90度を指す。つまりポジション次第。12分計なく砂時計がふたつ。BGMは平成演歌で一曲もわからないけどタオルもいい匂い、最初から最後まで貸切状態で身に余る幸せ。
水風呂はやわっやわな軟水。とろけて自分と水の境目がわからなくなる。24度って冷たすぎないからなおのことこの柔らかさが沁みる。
外気浴は岩風呂脇のプラ椅子で。地元密着型銭湯でこんなに外様に優しく、サウナ水風呂外気浴のバランスを求める贅沢者のツボをくすぐる。なんそれ!あしたはR-1!
女将さんに挨拶して下足箱前の推定小1少年の手に握られたラリーカード発見。お父さんに急かされて大変そうなのでタオル欲しいの?あと何個?ってほのぼの話しかける。お父さんもほのぼのせざるを得なくなり、ぜったいタオルもらおうねー!って手を振る。
ここ来る前にタオル在庫ありますか?って大盛湯さんにお電話しちゃった。電話するのってほんと気がひける。けど過去何度も失敗したので勇気を出して。んで徒歩15分ほどで着く。さっきの方ですか?って暖かく迎えていただいて惚れました。浴室で出会ったマダムに初めて?と聞かれたのでここぞとばかりにスタンプラリー詳細をプレゼン。あたしなんかが首突っ込んでいいのかしら?なんて言うもんだから、それはこっちの台詞!奥さんはやった方がいい!って脱衣場に走りタオルを見せる。触ってみたらわかる、軽くて薄くていいんですよーって力説。品川ラリーあと3週間。もう一周する??