【閉店】山の湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
土曜16時入店。昼食は池袋チャイナタウンへ出動せよとの司令受け、今日は重慶麻辣湯という名の激烈辛い鍋。汁をグイと飲める程度に舌も胃も慣れてきた。からの銭湯でも行ってきたらとのお暇をいただき。
池袋から地下鉄で一駅、要町で降りて徒歩6分。小さな商店街から脇道に入り可愛らしい看板見つける。スチームサウナ利用無料で480円。タオル100円、バスタオル200円で購入できるそうだけど今日は持参で。シャンリンボディソは備えあり。立ちシャワーブース内に2セットと、カランに1セット。見落とし注意な密やかさ。
番台式とフロント式のハイブリッドのような入口。おじゃましますと女湯暖簾くぐると綺麗な脱衣所。から浴室へ。ササと支度し瓢箪型と形容される湯船で予熱。今日はマスカットの湯と書かれていたけど湯の色は確かにマスカットグリーン。僕のマスカットBaby。湯温は結構熱めでバイブラありサイドは多分43度くらい。あっついねーってスチームサウナへ。
先客1名様、はすれ違いでどうもーってご挨拶して最後までソロ。金属の箱からしゅわーと絶え間なくスチームが放たれる。ここのスチームはよもぎ蒸気浴とうたわれており、よもぎをはじめとした8種のブレンド薬草が洗濯ネットのようなメッシュ袋に詰めて置かれている。これがすごくいい香り。本物のよもぎの葉が植った原っぱのような、青空の下の自然のにおい。深く深呼吸して胸いっぱいに吸い込む。よもぎ餅みたい…ああ結局食べ物を思い浮かべる己の食い意地が情けないがまぁいい。ついでにあんこの味も想像して口の中は青々もちもち。
もちろん水風呂なんかはなくて立ちシャワーを水にして体を冷やす。いい感じの水温でじっくり冷やす。
外気浴はカラン前で、ペンキ絵を眺める。ネタバレはどうかと思うので控えるが、丸山絵師の作品の中でもかなりのレアキャラ。モチーフは女湯サイドが河口湖から見た富士、男湯サイドは七尾湾から見た山並み。北陸ルーツなのかしらと思いながらも質問は控えた。
古いけれどきっちり清潔にお掃除されていて気持ちよく過ごし、ゆったり身支度を整える。雨がひどいとの情報が届いたのでレモンサワー170円で購入しマッサージチェアでくつろぐ。なんとこのマッサージチェアは無料で使える。新しくて綺麗で高性能。気持ちよくて10分ほどほぐされる。浴室への持ち込み禁止と書かれた本棚には岡崎京子、安野モヨコ、桜沢エリカ…平成初期の味わいにまんきつ先生と峰なゆか先生が混ざり込む。
雨。ちょいと濡れるが仕方がないやと出ようとしたら、番台のお姉さんが持ってなかったらと傘を差し出してくれて泣く。5月から先も幸せに過ごしてくださいと心から願い手を振る。
なくなっちゃうんですね〜😢 今度仕事帰りのランニングの後行ってみようかと。しかし、傘☂️、嬉しいですね。 重慶麻辣湯! 美味しそう🤤
ヨネさん山トンありがトン!こんなすてきな銭湯がなくなるなんて悲しいのですが、お店の方々に感謝と、新しい生活が幸せであるよう願うばかりです。大重慶は池袋のマイベスト!スープ2種で1200円くらいで、あとは1串80円均一。家の人は辛さに疲れて先に帰って家で寝てました。
このポスター、山の湯さんを愛するグラフィックデザイナーさんが自発的に作ったものらしく、男湯サイドは違う絵柄らしいです。すごい好み…と思って写真に収めました。ここのよもぎのにおいは、マイベストサウナにおい。ああほんと残念すぎる。泣。
ますます池袋が好きになる。そんな銭湯、山の湯さん。お天気がよかったら歩いて行ったのですがあいにくの雨で残念でした。ここはまた行っちゃうなぁ。
タマさんは銭湯どころかスパ銭ダブルだから!すごい。羨ましい。今日は鍋の後映画かあるいは家の人のお気に入り銭湯に行くはずだったのですが、辛さにやられて池袋に放流されました。まだ胃がぽかぽか。食べるサウナ。
さすがの音楽銭湯師匠、そっと忍ばせた渋谷系にもお気づきいただきありがとうございます。池袋といえば文芸坐さん。三鷹オスカーさんと並びずいぶんお世話になりました。時代はめぐる。
池袋は家族や友達と行けるクルクル系、馬場はソロも楽しいさっくり系でそれぞれの文化が広がっている印象です。新宿にも麺線の風が吹き込みそうで期待。食べて汗かき、サウナで汗かき…最高です!
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