竹の湯
銭湯 - 東京都 葛飾区
銭湯 - 東京都 葛飾区
土曜15時10分入店。サウナイキタイで交流させていただいているご夫婦と初めましての立石クルーズ。人様とお会いする前にはできる限り身を清めたい派です。
480円でドライサウナもお好きにご利用くださいな。シャンリンボディソ備えあり、タオルは販売なのか貸し出しなのかわからないけど100円。
脱衣場で支度してたらお若い女性にこんにちはと声かけられる。続いてマダムにも。ここは声を掛け合うのがデフォと学び、にこやかに「こんにちは」「失礼します」を心がける。
支度しまずは露天で予熱。薄いあんず色のお湯はじっこう。下町銭湯はお湯熱めのところが多いけど、ここは42度。この季節の露天でこの温度だと程よく温まる。
サ室はストレート2段定員4名。しかしここに4人入ったら狭い。この日はマックス3人でちょうど良き。こんにちはーと入室するとまずはお若い先客様1名。座面にオフホワイトのウレタンマットが4枚敷かれている。「この上って座っていいのかしら」とお聞きしたところイエスとのお返事でしたので尻にタオル敷き座る。温度計あり12分計あり、室温は100度。しかしぬるい。温度ムラがかなり大きく下段足元はスースー、上段頭はアチチ。今日は脳を守ろうと決意し下段を選択。あぐらあるいは体育座りで足先の冷え対策。テレビBGMなし、無音。「会話厳禁」「会話はなるべくお控えください」と2枚の貼り紙が並んでいて、どちらが正か迷うダブルスタンダード。
立ちシャワーで汗を流して水風呂へ。温度計なく体感22度。
外気浴は露天に風呂椅子持ち込み春風にそよがれる。いっときあったかかったのに、また寒くなってこの日の最高気温は13度。水風呂よりこの風の方が冷たい、なんて思い2巡目はカラン前でなごむ。見上げるペンキ絵は中島盛夫氏2021年の作。力強い筆遣いの輪郭線に氏らしさを感じる。男湯と女湯の境目に富士山が描かれた男女平等構図。女湯側には岩場、男湯側には青い連峰が描かれている。
帰り支度し玄関で靴を履いていたらおばあちゃま客様。「こんにちは」とお声がけしたら「これからお帰り?気をつけてね」と返していただく。嬉しくなって「奥さんも、ごゆっくり」なんて。酒場といい風呂屋といい、この街の人の懐っこさが好きだ。
待ち合わせ10分前に着く予定のバスに乗るものの、踏切や信号でタイミング悪く3分遅れでごめんなさい。カウンターに並び座るご夫婦の雰囲気に一目で緊張感がほぐれてしゃべり倒しはしごまで。穏やかで物静かで好きなものを大事にする夫様と、ニコニコ美味しい美味しいとお酒食事を召し上がるチャーミングな妻様。ほんの少し歳上の素敵なご夫婦に癒された土曜日に心から感謝します。
先日お邪魔した喜久の湯さんもだったのですが、ローカルルールはちらほらありつつ一見さんにも垣根がないのが下町らしいと思いました。ルール無視は常連でもダメ、守れば外様にも優しい。そんな場所が好きです。
自分にとって立石は最も深く長いお付き合いの酒場まち、大事な家族のような人たちもいるホームです。銭湯とセットで行くことはあまりないのでここに書く機会もあまりないのですが。そして竹の湯さんから徒歩1分のところにも大好きな酒場があります。
何もせずすーっと浴室に入ったけど、後から来る人たちがみんな挨拶しながら入ってきて、失敗したと思ったことがあります。とりわけ下町では挨拶を前提にしたほうが良さげですかね。タオルは持ち帰りました?共エイトートントゥでーす。
共エイトンありがトン!タオルは持参したので結局販売なのかレンタルなのか不明でした。男湯も挨拶するところはするのですね。なんかマダム特有の風習なのかなと思っていました。
世田谷からは遠いのに最もご縁が深いとは余程の魅力があるのでしょうね、立石寄り合いが本当に楽しみです!そして「立石銭湯は誰にでもご挨拶がデフォ」、いつかに備えてしかと刻みました。ニャンコ〜!
にゃんこトンありがトン!近くもないのに通い続けて15年、なんてわたし以外にもザラにいる魔性の街立石です。人がいい、美味しい、安いの三拍子。沼です。
そんな時には風見鶏降臨、あれこれ配慮しつつその場の雰囲気に流されちまえって思ってます。時間帯やメンツによっても変わるんかなと。銭湯式空気読みトレーニングや!
銭湯式空気読みはホントに大事やね😄風呂者に必須なスキル🤣
露天もいい感じ!ゆるーいサウナを楽しみたい日におすすめです。
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