20代の自分が考える若い人がサウナにハマる訳
サウナイキタイ アドベントカレンダー 13日目の記事です。
推しのサウナはニューウイングさん! 初めましてR.Y.O.と申します!
今若い人の間でサウナブームが起きていて、サウナにハマった人が増えています。
私は1990年代後半に生まれたいわゆるZ世代なのですが、自分の知り合いもサウナにハマる人が多く、同年代だろうなという人をサウナ施設で見ることも多くなりました。
そこで今回は、若い人がサウナにハマるキッカケや、なぜ流行ったのかなど、自分の視点と友人の意見をまとめてみましたので、この場を借りて書いていきたいと思います。
私とサウナとの出会い
私がサウナに出会ったのは社会人になってからです。
朝早くに起きて出社し、残業続きの毎日を過ごしていたある日、突然私の心が限界を迎えました。
ずっと心が死んでいる感じがして、生きている実感が湧きませんでした。
ある日、YouTubeを見ていると、私の好きなYouTuberがサウナに関する動画を出していました。
サウナでの体験やお店の様子などを、紙芝居方式で紹介する動画でした。
サウナに興味が湧き、居ても立っても居られなくなった私は、サウナでととのう方法を調べて近所のサウナに行きました。
そして初めて行ったサウナでととのうことができ、今までに体験した事のない感覚に襲われました。
その時、私は生きているのだと実感し、涙を流しました。
サウナに救われた私は、疲れた時や気持ちをリセットしたいときはサウナへ行っています。
これが私のサウナとの出会いでした。
キッカケは有名人?
本題に入りましょう。
若者がサウナにハマるキッカケは2つあると考えていて、そのうちの1つは有名人によるサウナ好きを公言一したことが番影響があったと私は思っています。
最近、テレビ番組でサウナを取り上げるコーナーも見かけるようになりました。
サウナ好きのお笑い芸人の方や男性アイドルが色々なサウナ施設に訪れています。
若者に圧倒的支持を得ているYouTuberの影響もあると思います。
最近ではサウナが好きと言うYouTuberも増えてきて、サウナに入っている様子を流したり、サウナを使った企画をしたりしている方もいます。
YouTubeはコメント欄で視聴者がコメントを残すことができるので、影響はすぐにわかります。
「〇〇さんがそんなにハマっているなら、サウナに入ってみたい!」というコメントをよく見ます。
自分もその一人ですが、有名人に影響を受けてファンや視聴者がサウナに実際に行ってみた、というのがきっかけの一つかなと思います。
広がるサウナブーム
有名人がサウナにハマり、それを見た視聴者やファンがサウナに行きハマる。どんどん影響を受ける人が増え、ブームとなります。
それがサウナへ行くキッカケの1つになると思います。
タピオカがブームになった時、普段タピオカドリンクを飲まない人が試しに飲んでみる人が増え、マリトッツォが流行ればマリトッツォを試しに食べてみる人が増えたと思います。
日本人は流行に敏感な人が多く、海外で流行っている食べ物やお店も、「とりあえず流行ってるらしいから行く」という人が多いと思うんですよね。実際それで行列ができているお店もありました。
そういう流行りに一番最初に乗るのは誰かと言ったら、若い世代だと思っています。
2021年の流行語大賞に「ととのう」という言葉がノミネートしました。
サウナを知らない人でも、「ととのう」を知っている人がかなり多くなりましたし、「ととのうってどんな感じなんだろう、流行ってるし行ってみよう!」と思う人も少なからずいたと思います。
普段サウナに行かない人が流行に乗り、サウナに行き始める。
これが流行った理由の2つ目だと思います。
レジャー化したサウナ
私と同じくらいにサウナにハマった友人で、各地のサウナに行くことを楽しみにしている人がいます。
一口にサウナと言っても、施設によって全く違います。
サウナ室の温度は? ストーブの種類は? 水風呂の温度は? 使っている水は天然水か? 外気浴はできるのか? ほかのお店にはない特徴があるか?
言ってしまえば、全く同じサウナは存在しません。
その友人はサウナは遊園地だと言いました。どこの遊園地も全く同じではないけれど、どこに行っても楽しい。サウナは環境が違っても良いサウナは良いサウナだから、そういう意味では共通しているよね、という理由だそうです。
自分も、サウナは遊園地のように、レジャー施設の立場になりつつあるのではないかと思っています。
期間限定ですが、デジタルアートで有名な会社が六本木に作ったサウナは、カップル層に人気でした。
ほかにも、大自然の中でサウナでととのった後、仲間たちとバーベキューを楽しめるサウナ、映画やYouTubeが見れるようにテレビがある個室サウナ、流行りのアニメやバーチャルYouTuberと期間限定でコラボし、サブカルチャー好きの若い人をターゲットとしたスーパー銭湯やサウナもありました。
そんなふうにみんなでワイワイできるサウナも増えており、友達同士でサウナに遊びに行く若い人もいるのかなと思っています。
若者だって、ととのいたい!
本題である、なぜ若者がサウナにハマる人が増えたのか。
結論は、「若者だってととのいたい!」という事だと思うんですね。
元気がありあまり疲れにくい若者と言えど、疲れます。
長時間の授業や部活動で疲れている学生さん、上司に怒られながらも仕事をこなす社会人、みんな疲れが溜まっています。
疲れを取る方法やリラックス方法はサウナ以外にも当然あります。
マッサージや睡眠など、数あるリラックス法のなかで、なぜサウナが選ばれるのか。
個人的には、「ととのう」ことには、ほかの方法では感じられないリラックス効果があるからと考えています。
マッサージで気持ちよくなった時とは違う、お風呂上りとも違う、ととのうという感覚は、サウナにしかない感覚です。
いくら自分の好きな有名人が「ととのった! サウナ最高!」と言っていても、自身がサウナに魅力を感じなかったらそんなに通わないと思います。
じゃあなぜサウナにハマる若者が多いのか。
サウナの良さを知り、「ととのう」というリラックス方法を知り、サウナにハマって施設に足を運ぶ。私はそう思っています。
最後に
もちろん、サウナに入るキッカケは人によって異なるので、あくまで一例に過ぎません。
サウナイキタイさんに皆さんがサ活を投稿していて、人それぞれの楽しみ方をされており、共感したり、そういう楽しみもあるのか! と気がついた事も多いです。
サ活によって、世代を超えた様々な人たちがサウナの良さや楽しみ方を共有できることは、素晴らしいと思っています。
最後に自分からこの記事をここまで読んでくださったあなたに、お願いがあります。
若者を含めたサウナブームは自然に起きたわけではありません。
サウナの良さを知っている方がサウナの良さを発信してくださったり、毎日最高のサウナを提供してくださる施設やスタッフさんのおかげで、「サウナっていいな」「またサウナに行こう」という人が増えたといっても過言ではありません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、自分もサウナ好きの人からサウナの魅力を教えてもらい、サウナに救われ人生が変わりました。
だから、家族でも知り合いでも友達でも良いので、サウナの魅力を伝えてほしいです。
もしかしたら私のように、サウナで人生が変わる人が出てくると思うのです。
下手な文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさまが良いサ活をできるようお祈りしております!
老若男女、サウナが好きな人に幸あれ!
微力ながら布教活動に努めます
アドベント応募に当たっての参考にさせて戴きました♪ありがとうございました(^^♪