2019.08.07 登録
十勝川温泉第一ホテルを出発し、この日最初に向かったのはいけだワイン城。地のワイナリーで研究所を併設するこちらの外観はまるで中世ヨーロッパのお城のよう。本来ぶどう栽培に適していない極寒の地での研究開発の軌跡を見ることができる。さらに館内にはレストランやワインの試飲コーナーなど、楽しめる要素が満載。自分用にワインを購入して、本日のお宿へと向かう。
向かった先は最近ソーラーパネル騒動やクマの出現でも話題の釧路。帯広から1車線の高速道路を延々と運転すること2時間、「鹿に注意」の看板があちこちに立つ自然あふれる道を抜けた先、到着したのはKushiro Marshland Hostel THE GEEKだ。こちらにチェックインし、まずはサウナへ。釧網本線の塘路駅が目と鼻の先にあり、その奥は釧路湿原がひろがっている、なんとも釧路らしい光景だ。こちらのサウナは長野県のThe Saunaのべべさんが監修したサウナで、立派なMOKIの薪ストーブと釧路湿原を見渡すことができる大きな窓が特徴。そして座面は職人さんが手作業で磨き上げたという天井と壁と一体化した滑らかな作り。黒い壁とのコントラストがなんとも美しい。実際に座ってみてもその滑らかさを感じることができ、まるで全身を木材に包まれているかのようだった。
オーナーさんが定期的に薪管理とロウリュをしてくれる。それを他の利用者の方々と黙々と眺める。熱くなったら自分のペースで外に出て町民7000人のみが使用を許された摩周湖の伏流水水風呂へジャブン。外気温は一桁台だが、水風呂は体感16℃ほどで安心してゆっくりと浸かることができる水温だ。もちろん飲水も可能で、サウナ前の蛇口からコップに注いでいただいた。ポンチョを被り澄んだツンと冷たい冷気を浴びる。風の音や鳥の囀りを聞きながら釧路湿原を全身で感じた。ちなみに他のお客さんは、サウナ番組を作っているプロデューサーが一組、そして札幌の月見湯常連が一組というメンバー。時折談笑しながら素敵な時間を楽しんだ。
17時になると町内には時間を知らせるチャイムが響き渡る。外気浴をしながらうっとりしていると、なにより左手から動く光が見えてくる。暗闇から出てきたのは1車両のみの電車で塘路駅に到着しようとする釧網本線だった。動物を避けるためか汽笛を鳴らしながら塘路駅に到着。するとその時近くを走りすぎていく雌鹿が見えた。THE GEEKでしか見ることのできない電車と鹿の共演がなんとも釧路らしい。時期によっては機関車も通るようで、外気浴をしながらそんな光景が楽しめるのは世界見渡してもここだけだろう。
サウナ後は温かい湯船に浸かり、その後夕食をいただく。33歳のオー
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[ 北海道 ]
【十勝川温泉第一ホテル】
しんむら牧場でたっぷり牛との交流を満喫した後は本日の宿泊先である十勝川温泉第一ホテルへ。以前十勝に来た時は、同じ十勝川沿いにある観月苑には日帰り入浴で行ったことがあったが、第一ホテル含めこのエリアでの宿泊は初めて。十勝川温泉は帯広で有名な北海道ホテル同様、モール温泉が楽しめる数少ない施設だ。茶色いお湯はトロトロとしていて、なかなか表現が難しいが、秋口の林の中で感じることができる香りに似ている印象だ。
チェックインを済ませ部屋で浴衣に着替え、早速お風呂に向かう。お風呂前のロビーにはあずき茶やレモン水などの無料のドリンクコーナがあり、入浴前に水分補給をすることができる。暖簾をくぐって脱衣カゴに衣服をしまい浴室内へ。歴史を感じるホテル外観に比べ、浴室内はリニューアルされたのか比較的新しくスーパー銭湯でもみるようなタイルに覆われていた。内湯は熱湯とぬる湯の2種類。ぬる湯といっても40度ほどなので、手始めに入るにはちょうどいい温度だった。
その後はサウナへ。サウナ室に入ると薄暗い空間が広がっており、最奥にHARVIAのストーブが設置されており、両サイドに1名用の座面が2段という構成。座面したには青色の間接照明が取り付けられている。10分に一度オートロウリュがあり、湿度のある快適なサウナであった。水風呂は体感16℃ほどの冷たすぎないちょうど良い水温。しっかりと体を冷まし露天エリアへと向かう。
露天エリアにはアディロンダックチェアとLafmaのリクライニングチェアの2種類が設置してある。目の前には池と滝が!綺麗に整えられた露天空間を目の前に、一桁台前半の外気に包まれすっかりととのってしまった。その後はそのまま露天風呂へ。露天風呂は120センチの深さのある湯船になっており、浴槽にもたれかかりゆったりと風情ある中庭を眺めていた。
2セットほど堪能した後、部屋に戻って夕食の時間までちょっぴり仮眠。なんせ今朝は4時起きで6時台の飛行機でやってきたこともあり、すっかり寝不足気味だった。重い体をなんとか起こして夕食会場へ。こちらの夕食はビュッフェスタイルのようで、北海道の名産品を十二分に満喫できるラインナップ。すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキやお刺身といったメニューも食べ放題だ。そしてさらに驚くべきはアルコール類も飲み放題!ビールや地のワイナリーのワインなど、至れり尽くせりとはこのこと。それでいて比較的お手軽な価格帯で泊まれるとあって、満足度がすごい。
すっかり腹パンになり部屋に戻ると急激に眠気が、、案の定目を覚ますとすでに5時ごろ。そこから挽回すべく朝食前に朝風呂へと向かう。朝の澄ん
[ 北海道 ]
【十勝しんむら牧場】
以前十勝を訪れた時に行けなかったこちらへリベンジ!
目の前牧場ビューのその名もミルクサウナ
オリジナルの牛柄のサウナマットが可愛く特徴的
大きな窓からはのんびりと草を頬張る放牧牛たち
40-50℃程度ではあるがヴィヒタを漬けた水でロウリュをすると心地よい香りとアツアツの蒸気が上から降ってくる
座面の幅もゆったりとした広さでさらに折りたたみ式の座面を下せば3段式で10名以上でも入れそうな広さだ
サウナ後は牛の水飲みに使用される大きな水槽水風呂へ
レンタルした厚手のポンチョを羽織って
自然の音に囲まれて横になりゆっくり体を休めた
本当に何も音がしない、たまに鳥の囀りが聞こえるぐらい
牛もただただ横に伏せているか無心で草をむさぼっているぐらい。鳥が無音で飛んでいく。
車も通らない極めて無音に近い空間は、都会の喧騒から逃れたい人にはピッタリ
サウナのお供には特製のフレッシュミルク
壁の蛇口を捻ると天井からロウリュが可能
牧場の隔離されたところには生まれてから1週間以内の子牛が。3頭いたうちの1頭はまだ足がガクガクで、へその緒らしきものもついていたので、本当に最近生まれたばかりのようだ。人懐こくて、撫でると全身で喜びを表現しておりなんとも可愛らしい姿であった
[ 北海道 ]
【十勝しんむら牧場】
以前十勝を訪れた時に行けなかったこちらへリベンジ!
目の前牧場ビューのその名もミルクサウナ
オリジナルの牛柄のサウナマットが可愛く特徴的
大きな窓からはのんびりと草を頬張る放牧牛たち
40-50℃程度ではあるがヴィヒタを漬けた水でロウリュをすると心地よい香りとアツアツの蒸気が上から降ってくる
座面の幅もゆったりとした広さでさらに折りたたみ式の座面を下せば3段式で10名以上でも入れそうな広さだ
サウナ後は牛の水飲みに使用される大きな水槽水風呂へ
レンタルした厚手のポンチョを羽織って
自然の音に囲まれて横になりゆっくり体を休めた
本当に何も音がしない、たまに鳥の囀りが聞こえるぐらい
牛もただただ横に伏せているか無心で草をむさぼっているぐらい。鳥が無音で飛んでいく。
車も通らない極めて無音に近い空間は、都会の喧騒から逃れたい人にはピッタリ
サウナのお供には特製のフレッシュミルク
壁の蛇口を捻ると天井からロウリュが可能
牧場の隔離されたところには生まれてから1週間以内の子牛が。3頭いたうちの1頭はまだ足がガクガクで、へその緒らしきものもついていたので、本当に最近生まれたばかりのようだ。人懐こくて、撫でると全身で喜びを表現しておりなんとも可愛らしい姿であった
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