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サンム

2022.01.02

1回目の訪問

富士見湯

[ 東京都 ]

♯新規開拓/2022年2施設目/累計230施設目

八幡湯さんの軒先でGoogle先生を開く。ポチっと入力したのは『富士見湯』さん。八幡湯さんからは住宅街を進み、茶沢通りを渡った反対側にある。三軒茶屋駅からも充分歩ける距離であろう。

普段は巷の銭湯と同じく、午後の時間帯からの営業であるようだが、本日は新年二日目、三が日のど真ん中でもあるため、朝湯の営業を行っており地域住民と見られる方で賑わいを見せていた。

建物内に入る。わー!暗くてムーディー!なんて味わいのある空間なんだ。銭湯というよりはお酒の一つでも飲めそうな大人な空間。一昔前の小洒落たバーのような
雰囲気。

そんな空間において、可愛らしいおしゃべりなおばあちゃん。番頭さん。780円を支払い、大小タオルと手首に巻く用のバンドをもらう。サウナ利用者の証明となる。初めての訪問だけど、気さくに話してくれる。いってらっしゃい!とサウナへ送り出してくれる。

全体的に暗めの脱衣所。何故かど真ん中にスポーツジムで見かけるトレーニング用のバイクが置いてある。広いけれど、多くの人でいっぱい。常連客が多そう。ここでも箱根駅伝。

浴室にはカランが所狭しと並ぶ。全ての壁面にシャワーが付いているんじゃないか?って思うくらい。備え付けのシャンリン・ボディーソープの量が多くて助かる。

温浴は薬湯、座風呂に加えて、角のスペースに
まるで噴火口のようなボッコボコのバイブラがある。今まで見た中で一番勢いのあるバイブラバス。是非一度見にきて欲しい。かなりインパクトあるので。

♯サウナ ★★★☆☆
先程訪れた八幡湯さんが和風のサウナ室だとすれば、こちらの富士見湯さんは洋風と表現することができるだろう。壁面の素材には赤煉瓦を使用しており、スピーカーからはジャジーな洋楽が流れる。

室温は101℃。遠赤外線ガスストーブに支えられた確かな体感温度。二段掛けストレートで4名収容。二段目は結構熱い。座面の広さは八幡湯さんとよく似ている。

余計な匂いは無いものの、傷んだ背板、塗装が剥がれ落ちたストーブ柵、色褪せた天井等、老朽化が気になるところ。

♯水風呂 ★★★☆☆
収容2名のコンパクトサイズの水風呂。水温は19℃。まろやか。蛇口から給水が可能であるものの、出しっ放しは控えるように注意書きがある。

♯休憩 ★★☆☆☆
脱衣所での休憩となる。横長のベンチが2台。着替えにも使用されるので空いていないことも多い。休憩場所は正直なところ足りない。

計2セット。77点。銭湯サウナとしては平均的。可もなく不可もなくといったところ。おばあちゃんの人柄に癒されます。

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  • サウナ温度 101℃
  • 水風呂温度 19℃
199

サンム

2022.01.02

1回目の訪問

八幡湯

[ 東京都 ]

♯新規開拓/2022年1施設目/累計229施設目

新年明けましておめでとうございます。本年も様々なサウナや人々との出会いを通じて、刺激をもらいながら、自身としても成長していければと思っております。宜しくお願いいたします。

さて、2022年の幕開け。1月1日は親戚の集まりなどもあり、ノーサウナとなったので、本日は必ずや「サウナ初め」をしようと決意していた。昨年は月見湯温泉さん→駒の湯さんという流れで2日かけてのサウナ初めとなったが、今回は実家から程近い太子堂方面を目的地とした。

太子堂の住宅街にある『八幡湯』さん。世田谷桑拿倶楽部の壇蜜さんのポスターが店内の至る所に貼られている。受付横のTVでは箱根駅伝が流れる。正月らしい光景。

受付で800円を支払い、大小タオルとフックキーを受け取る。加えてお年賀ということで世田谷区浴場組合のタオルを貰う。嬉しい。

朝の陽光が射し込む明るい浴室は人で賑わっている。プリントされた白樺の雑木林の写真が壁一面に貼られているので、まるでお天道様からの光が木漏れ日のように感じられる。

ローカル感満載。利用者はほぼ常連客とみられ、互いに年始の挨拶を交わしている。お風呂に関しては、バイブラバス、電気風呂、座風呂、薬湯と一通りのラインナップは揃う。

♯サウナ ★★★★☆
昭和〜平成初期の歌謡曲やPOPSが流れる渋いサ室。「およげ!たいやきくん」から始まり、「カモメが飛んだ日」を経由して「柴咲コウの月のしずく」に繋がる。懐かしい名曲の数々を聞きながらのサウナは心地よい。

室温は107℃の二段掛けストレート。6名収容で一段一段の座面は広い。遠赤外線ガスストーブからの熱は身体全体に満遍なく行き渡る感じ。しっかり熱い。

強いて欠点を挙げるとすれば、びちゃびちゃなサウナマット。個人用のものを持参することをおすすめする。また漫画持ち込みのローカルルールがある。


♯水風呂 ★★★★☆
サ室隣に深めの水風呂がある。給水は蛇口からの掛け流し。水質も良く、すっきりと身体に澄み渡る感覚。水温は15℃を表示するも、体感は17〜18℃くらい。

♯休憩 ★★★☆☆
サウナ利用者専用の休憩スペースとして、脱衣所の一角に横長ストレートのベンチが置かれている。窓を開ければ外気浴に近い風を受けることも可能。4名くらいは同時に座ることが出来る。

計3セット。86点。昔ながらの音楽を聴きながら蒸される環境が私好みすぎたのと、新年1発目のサウナということで、点数は少し高ぶれしているかもしれないが、とてもバランスの取れた良い銭湯サウナであった。お次は太子堂の別の銭湯へ向かいます。

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  • サウナ温度 107℃
  • 水風呂温度 15℃
198

サンム

2021.12.31

2回目の訪問

大晦日。年納めのサウナは昨日の十條湯とするはずであったが、友人からサウナのお誘い。もう一軒行っちゃいましょう。ということで、急遽向かうことにしたのは『Smart Stay SHIZUKU 上野駅前』さん。

一年以上前に訪れて以来、二回目の訪問となる。前回は静けさに包まれる浴室、リポスのサウナマットが心地良いサ室、隅々まで清潔感のある館内と所々に素晴らしいポイントがあり、感動したのを覚えている。

だいぶ間が空いてしまったが、久々の訪問にワクワクしながら上野駅に降り立った。不忍口から徒歩3分とアクセスが良い。西郷隆盛像で著名な上野恩賜公園の程近くにある。外観からして洗練されている。

SHIZUKU系列の最大の特徴でもあるのが、オロポ注文による30分の延長サービスである。大井町もそうであるが、ここ上野駅前も多分に漏れず、同様のコースが選択可能となっている。

1時間コース700円を選択。オロポは400円なので、1100円で90分滞在できる。大小タオル・館内着も付く。湯上がりの楽しみを残しつつ、まずはメインのサウナである。オープンから2年が経とうとしているが、相変わらず清潔感のある佇まいなのである。女性からの根強い支持があるのも頷ける。

♯サウナ ★★★★☆
ビート板を手に取って、いざサ室へ。今年最後だ。ゆっくり楽しもう。小規模なサウナ室に充満する檜の香り。適度な湿度と照明の加減もあり、落ち着ける。室温は92℃を指す。5-6名の収容かつ利用者が多く、タイミングによっては待ちも発生した。

♯水風呂 ★★★★☆
サ室のすぐ隣に水温12℃の水風呂がある。バイブラなしも、しっかりと冷たくて気持ちが良い。余計な匂いも無くレベル高い。

♯休憩 ★★★★☆
浴室内にプラスチック製の椅子が3脚。外気浴はできないが、静かな環境なので、誰にも邪魔をされずに存分にととのうことができる。

と思ったら、騒がしい中年の二人組とエンカウント。大声で喋るわ、掛水はしないわのやりたい放題。折角のSHIZUKUの良い部分を台無しにされる。まぁこれもサウナの醍醐味かなとサウナを好きになった当初には無かった余裕もこの一年で育まれたようだ。

計3セット。90点。今回は巡り合わせが悪かったが、施設自体は素晴らしい。

火照った身体のまま、湯上がりはラウンジでオロポをグビっとやる。年の瀬のサウナ終わりに飲むオロポはどんなアルコールよりも美味いんじゃないか。

今年も一年ありがとうございました。色々なサウナと巡り会うことができました。そしていつもド長文のサ活を読んでいただき、ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 12℃
264

サンム

2021.12.30

88回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2021.12.29

1回目の訪問

水曜サ活

SOLA SPA 新宿の湯

[ 東京都 ]

数日前まではクリスマスムードでいっぱいだったのが嘘のように、都内はどこもかしこも年末ムード一色に様変わりした。若者で賑わう渋谷駅に用事があったので、その帰りに改良湯さんに久しぶりに行こうかと思ったが、どうやらとんでもなく混雑しているとのことだったので、急遽、新宿駅へ向かうことにした。

東口のアルタの横を通り、靖国通りを渡る。TOHOシネマズのビルに沿うようにして進むと、ヒューマックスパビリオンのビルが見えてくる。エレベーター脇の階下に続く階段を降りると、地下1階2階に亘るサウナ施設『SOLA SPA 新宿の湯』さんに辿り着く。

黒を基調としたシックな装い。無機的とも取れる印象。受付にて3時間コース1500円をチョイス。大小タオル、館内着を付けると200円プラス。その他、1時間、6時間、12時間のコースがあり、選択の幅が広い。

ロッカーまでの導線が難しい。地下1階はリクライニングチェアが置かれた休憩スペースとなっており、地下2階が食事処とロッカーと大浴場。男湯は入り組んだ導線を抜けた先の最奥地にある。

ロッカーで館内着を着て脱衣所へと移動するか迷うが、脱衣所は目と鼻の先にあるので、裸で移動しても問題ない。浴室は内観と同じく黒を基調とした無骨な作りになっている。ほぼ無音の空間。やけに静かである。身を清めるカランは青色のネオンライトが独特な光を放つ。まるでラブホテルのようだ。

♯サウナ ★★★★☆
広々とした浴室のこれまた最奥地のスペースにサウナ室がある。遠い。ギシギシと音を立てる重厚な入口扉。その先には想像よりも遥かに年季の入ったサ室が待ち構える。オープンしたてとは思えないほどに昔ながらのサウナ。壁面は所々に傷みが目立つ。

遠赤外線ガスストーブと小型のストーン使用のストーブが一基ずつ並ぶ。室温は114℃。そこまでの体感は無いが、たしかに熱さは感じる。いわゆる昭和ストロング系。カラカラ。TVはあるものの無音。12分計は壊れている。

♯水風呂 ★★★☆☆
11℃を指す小さめ浅めの水風呂がメイン。しっかりと冷たいが循環はイマイチ。もうひとつ、トルネードバスと書かれたアトラクションバスの中身も水風呂となっている。こちらは体感28〜30℃くらいとぬるい。

♯休憩 ★★★★☆
浴室内にプラスチック製の椅子が10脚と脱衣所にインフィニティチェアが2脚。後者は特大扇風機からの風を受けながら、休憩することができる。倍率も高く無くとても気に入った。

計4セット。88点。全体的に静かで皆黙々と蒸されている。無機的だけど、決して悪い印象は持たない。新宿で時間ができた時には案外使い勝手が良いかもしれない。

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  • サウナ温度 114℃
  • 水風呂温度 29℃,11℃
227

サンム

2021.12.29

1回目の訪問

水曜サ活

12/28のサ活となります。昨晩は忘年会ということで暴飲暴食をしてしまった。本日は仕事納めであったが、在宅でのテレワークだったので、仕事終わりにサウナに行くことを心に誓い、その時を待つ。

想定よりも少し遅い終業となったが、予定していた通り、東急大井町線の中延駅を目指す。改札を出て右に進み、大通りを渡る。少し進むと左手に『中延温泉 松の湯』さんが見えてくる。駅徒歩3分程度の好立地。

受付の前にある湯上がりの休憩スペースにサウナ待ちと見られる若者が二人。久しぶりの待機かと肩を落としながら、サウナは混んでますか?と聞く。いえ!入れますよ〜と。どうやら純粋に休憩をしていただけの人だったようだ。一安心。

メッシュバッグに入った緑色のバスタオルとフックキー・専用のビート板を受け取り、いざ入場。とは言え、夕刻の時間帯、脱衣所には人、人、人。まさかのロッカー待ち。殆どが埋まっている。

どうにか縦長のロッカーを確保して、メッシュバッグにサウナハットやスポーツドリンク等、必要な荷物を入れて、浴室の扉を開ける。サ室前に銀色の手すりがあり、フックにメッシュバッグを引っ掛ける。

川口のスパヌサディアで見たことのある、緑茶シャンプーとボディーソープで身体を清めた後、露天の高濃度炭酸泉に浸かる。岩風呂の炭酸泉は珍しい。内湯の白色をした濁り湯はその名も「ありが湯(とう)」。シャレが効いている。

♯サウナ ★★★★☆
ロッキーサウナ。檜材のヒノキチオールの香りが芳しい。室温81℃で優しい体感。5分に一度ごく少量のオートロウリュが入る。体感温度はそこまで上昇しないものの、湿度が保たれるため、とても過ごしやすい環境である。

二段掛けL字型の座面。TVあり。室温計はサンエンジニヤリング。とてもマイルドなサ室であったため、体調的にもベストな選択であった。ロッカーの埋まり具合に反して、混雑はあまり無かった。

♯水風呂 ★★★★☆
水温15℃を下回る強冷水風呂。キンキン。一部にバイブラあり。冬場の時期ということもあるか、ロッキーサウナとの相性はそこまで良くない。人によっては冷たすぎると感じる人もいるかもしれない。水風呂単体としては良い。

♯休憩 ★★★★☆
露天のこじんまりとした日本庭園を眺めがらの休憩は乙な時間である。石造りと木造りのベンチが1台ずつ迎え合わせになっている。雅な雰囲気でゆったりと落ち着ける。銭湯であるもののしっかりとした外気浴ができる点はとても良い。

計3セット。90点。銭湯サウナとしての完成度はかなりのもの。庭園風の外気浴に強み。品川区の有名銭湯は幾つか回ったが、どれも甲乙付け難い。レベル高い。

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  • サウナ温度 81℃
  • 水風呂温度 15℃
206

サンム

2021.12.26

87回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2021.12.25

2回目の訪問

寺島浴場

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2021.12.25

1回目の訪問

高砂湯

[ 東京都 ]

ニューウイングを大満喫して、溜まった仕事も片付け、身も心も解放されたクリスマスイブの夕刻。まだ時間もあったので、錦糸町駅から徒歩圏内の銭湯サウナをはしごすることに。

暴君と呼ばれるミストサウナを携える松の湯さんと迷って、そちらではなく『高砂湯』さんに訪問することを決める。錦糸町駅からは歩いて15分ほどの距離。入り組んだ道を進むと煌びやかな電光掲示板が目に入る。

暖簾をくぐって、くるっと180°向きを変える。今来た方向に靴箱がある。変わった構造で面白い。扉をガラッと開けると、気のいいご主人がいらっしゃいませ!と元気よく出迎えてくれる。サンタ帽を被ってる。良くお似合い。笑

高砂湯のサウナは初めて?と問われたので、正直に初めてです。と答える。オレンジ色の大タオルはサウナ室でお尻に敷く用、黄色の小タオルは便利使いに、フックキーを使ってサウナ室を開けてねと丁寧すぎる説明を受ける。ご主人の人柄の良さが伝わってくる。

脱衣所へ続く、分厚いカーテンのような暖簾をくぐる。狭めのスペースにロッカーが立ち並ぶ。しっかりとしたマッサージチェアが陣取っている。

浴室もコンパクトサイズ。浴槽は並ぶようにして二つあり、一つは勢い強めのジェットが備わる。湯温はかなり高温の部類。もう一つはバイブラバスでちょうどいい温度。

♯サウナ ★★★☆☆
ルール通りオレンジ色の大タオルを持っての入室。無造作に敷かれたサウナマットの上に自分専用のスペースを作り出す。二段掛けストレートの座面。空きスペースに座高の低い洗体用の椅子が2脚ある。最大8名収容も5〜6名で入ってねというザックリとした決まり。

立派な遠赤外線ガスストーブに支えられた94℃のカラカラ系サウナ。座面の横の壁に設置されたTVを眺めながら蒸される。ラップに包まれたリモコンで自由にチャンネルを変えられる。

♯水風呂 ★★★★★
一番の衝撃。2名ほどの収容の水風呂はあまり存在感無く佇んでいるものの、水温計は8℃を指す。自分の目を疑う。足を踏み入れると表示通りのキンキン具合に面食らう。こりゃ冷たい。余計な匂いも無くレベル高い。但し、本当に冷たいので1分が限界。

♯休憩 ★★☆☆☆
専用のスペース等は無く、脱衣所の椅子か浴槽の縁を用いての休憩となる。前者は所々に置かれた扇風機を活用して、風を送ることもできる。

計3セット。82点。ミュージックステーションのスペシャル番組を見ながら。アイドルが歌うクリスマスソングを街銭湯で聞くのも悪くない。帰り際にご主人からどうだった?と聞かれたので、とても良かったですと伝える。嬉しそうな屈託の無い笑顔。安心して、ほっこりした!!

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258

サンム

2021.12.24

2回目の訪問

クリスマスイブ×錦糸町。不思議な組み合わせ。12月24日と言えども、本日は金曜日であるので、普段の平日と何ら変わらないスタート。年の瀬の忙しない時期、年末年始をゆっくりと過ごすためにも溜まっている仕事を片付けなければ。

少しでもクリスマス気分を味わおうかと街に出てみる。クリスマスソングやイルミネーションで彩られた街並みに身を置いて、さあどこで仕事をしようかとサウイキを眺める。いきなりサウナかよ!となるかもしれないが、私にとっては通常運転。

そう言えば、『ニューウイング』さんにしばらく行ってなかった。今日の行き先は錦糸町に決めた。あそこの5階であれば、静かに仕事をすることもできる。

到着後、早速パソコンをカタカタ。一通り案件を済ませたので、2階の大浴場へと向かう。全国の主要都市の名前が振られた簡易的なロッカーに野球ユニフォームにも似た館内着を押し入れ、いざ浴室へ。

豊富なアメニティーから好みのシャンプーとアカスリタオル、歯ブラシを手に取り、まずは身体を清める。その後、高温の二股カルシウム温泉に身を投じる。冷え切った身体がジンジンする。

♯サウナ ★★★★★
サウナは二種類あるが、まずは手前側のテルマーレ改を攻める。入口扉に利用状況が一目で分かるように表に「空」、裏に「全集中」と書かれた木札が掛けられている。以前訪問時には無かったように記憶している。吉田支配人の新しい仕掛けかな?

セルフロウリュ可能なコンパクトなサ室。座面と天井との距離が近いので、溜まった熱気がダイレクトに身体を刺激する。あっちい。キャプテンスタッグの団扇で蒸気を拡散させる。セルフアウフグース。

もう一種類はボナサームサウナ。木の温もりを感じる三段掛けL字型のボナ。湿度たっぷり、室温95℃の完璧なセッティング。溜息が出るくらい、素晴らしい。

♯水風呂 ★★★★★
サウナと同じく水風呂も二種類の用意がある。大きめの浴槽はミニプールとなっており、潜るのだって、泳ぐのだって出来てしまう。水温は14℃表示とかなり冷たい。

もう片方は小さめのサイズで水温18℃のノーマルな水風呂。と思えば、傍らにあるボタンをポチッと押すことで、頭上からミストが降り注ぐ仕様になっている。ジャスティス!!

♯休憩 ★★★★☆
浴室内にプラスチック製の椅子が計13脚ある。水風呂と同じくして、送風機からの風に乗ってミストが降り注ぐ「風の滝」と呼ばれる、遊び心ある仕掛けも施されている。

2セットずつ計4セット。97点。利用者のマナーも良く、優良サウナ施設として、絶対的な安定感がある。人気だけじゃない、実力も兼ね備えた施設。文句なし。

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  • サウナ温度 95℃
  • 水風呂温度 18℃,14℃
283

サンム

2021.12.22

2回目の訪問

水曜サ活

本日は自身のサウナ好きに拍車がかかった施設を久しぶりに訪問した。いわゆる「ととのう」という感覚を知らなかった時代に、ただ露天スペースのデッキチェアに何となく座ってみたら、例えようのない不思議な感覚の世界に引きずり込まれた。それ以来、サウナの虜になってしまった。

『タイムズスパ レスタ』さん。産湯と表現するのが正しいかは定かでは無いが、私がサウナを覚えた場所。ほんの僅かなノスタルジーな気持ちを携えて、施設の扉を叩いた。

会員登録は前回訪問時に済ませてあった。100分1800円のスピード利用。スピードと銘打ってはいるものの、100分も時間があれば、充分ゆっくりすることはできる。但し、当コースの場合、館内着は別料金のようなので、殆どの時間を浴場で過ごすことに決めた。

アメニティ類が充実したカランにて身体を清める。イケメン蒸し男こと磯村勇斗さんがイメージキャラクターを務めるスカルプDのオーガニックシャンプーもこれ見よがしに使ってみる。

露天のホワイトイオンバスに浸かる。炭酸泉のように微細な泡が湯面に跳ねる。まろやかで肌触りの良いお風呂。以前は大きめのTVで映画が流れていたのに感動を覚えたが、今回は宣伝映像のみだった。

♯サウナ ★★★★★
お待ち兼ねのフィンランドサウナ。L字型三段掛けで広々とした開放感のあるサ室。TVはあるものの字幕ありの無音。足元と天井付近の僅かな照明のみの仄暗い空間。好みである。

室温は常態で88℃。ストーンが積まれたストーブの上からは噴射口に備え付けられた乾燥ヴィヒタを伝って、30分に一度オートロウリュウが入る。

最上段に陣取ると芳しいヴィヒタの香りと共に強烈な熱気が全身を伝ってくるのが分かる。体感温度はかなりのもの。思わず、声にならぬ声が漏れる。

♯水風呂 ★★★★☆
名物桶シャワーを脳天から喰らって、水温13.5℃のキンキン水風呂へ。多少のカルキ臭はあるものの、その冷たさは都内屈指。バイブラは無いが、循環を良くするためか、水流がある。

傍らにはフレークアイスと言ったかクラッシュアイスが雪山のように積まれている。頭に乗っけて楽しむためのものであるが、誰も手は付けない。それ程に水風呂は冷たい。

♯休憩 ★★★★★+★
浴室内にデッキチェア3脚、椅子2脚。露天スペースにデッキチェア4脚、椅子6脚とその数は十二分。なんと言っても、露天の雰囲気が抜群に良い。風の吹き抜けは適度であり、間接照明の塩梅も丁度良い。

傾斜の程よいデッキチェアに身を投げ出して、悦に浸る。やっぱりここの外気浴は最高だと改めて思う。99点。穴が無い施設。来る度に、どんどん好きになる。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 13.5℃
280

サンム

2021.12.21

1回目の訪問

橘湯

[ 東京都 ]

東京都北区にあるサウナ施設・銭湯については、サウナが安定的に稼働していること、ジムサウナでないことを条件として、本日の訪問で全てをコンプリートしたことになる。その締め括りを飾ったのは『橘湯』さん。

さくらトラムの梶原駅で下車。王子駅前からは二駅。暗闇の住宅街を進むと、開けた商店街のような通りに出る。先人たちの投稿にもあったようにその先の入口が相当分かり辛い。

本当にここを曲がるの?と思うくらい、狭い路地を進むと、その先に確かに存在する。サウイキの情報では24時までとあるが、現在は21時までの営業。

サウナ料金は無料。480円でスチームサウナに入れてしまう。受付のおじいちゃんからロッカーキーと貸出用の小タオルを手渡され、身も心も軽やかに暖簾をくぐる。

関西スタイルの浴室。壁はタイル地となっている。浴槽は1つで六角形をしており、中々お目にかかれない形状。壁際に寝湯と座風呂が2つずつ、銀のポールを挟んで、手前が深めの白湯となっている。お湯がオーバーフローしており、ジャバジャバと排水がある。

♯サウナ ★★☆☆☆
お!意外に広い!5〜6名は同時に腰掛けられそうなL字型の座面。室温は45℃とあるが、体感はさらにぬるめの湿式。店主の人柄によく似た、優しくて穏やかなサウナ。

♯水風呂 ー
水風呂はなし。代わりに松本湯にもあったジュビナバス。四方八方を取り囲む全身シャワー。勢い良く少し痛いくらい。

♯休憩 ★★☆☆☆
浴槽の縁か洗い場での休憩が主か。専用のスペースは無い。

計2セット。61点。サウナはあくまでサブコンテンツ。

最後に、東京都北区サウナの点数まとめを公開。カッコ内は最寄駅、数字は点数。何かの参考になれば。

十條湯(十条)91、ロスコ(駒込)91、やなぎ湯(東十条)90
------------------------------
コスモプラザ(赤羽)87、HOTらんどみどり湯(志茂)83、大黒湯(上中里)83、鶴の湯(西ヶ原)82
------------------------------
飛鳥山温泉(王子)79、藤乃湯(赤羽)76、クアパレスゆうゆう(板橋)76、テルメ末広(志茂)70
------------------------------
藤ランド68(東十条)、宝泉湯(王子神谷)64、平和湯人工温泉(王子神谷)63、地蔵湯(東十条)62、橘湯(梶原)61、えびす湯(王子)60
------------------------------
お玉湯(赤羽岩淵) - サウナ不定休
豊島湯(王子) - サウナ休止中

※あくまで個人の感想です。

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  • サウナ温度 45℃
219

サンム

2021.12.20

1回目の訪問

岩乃湯

[ 東京都 ]

北海道サ旅から帰京して以来、ホームである十條湯にしか行っていなかったので、本日は久しぶりに都内の銭湯を新規開拓しようと思い立ち、池袋から有楽町線に乗り込んだ。

実を言うと、30食のみの販売である中本東池袋店の限定麺「濃厚トリプル北極」にフラれ、少し哀しい気持ちでいた。ツキのなさを嘆きながらもどうにか辿り着いた地下鉄赤塚駅。

1番出口より地上に出て、東武東上線の踏切を渡る。住宅街をしばらく進むと、眩しいほどの煌々とした光を放つ看板が見えてくる。『岩乃湯』さん。広々とした敷地にゆとりある作り。巷の銭湯と比べ、どこか現代的でカッコいい。

自動扉を開ける。いつも通り、受付にてサウナ利用の旨を伝えようとすると、思わぬ番頭さんに迎えられる。まんまるボディーの三毛猫だ。人馴れしきった猫が何食わぬ顔で受付机の上でくつろいでいる。サウナは630円ね〜と隣のおばちゃん。これが岩乃湯の通常営業なのである。

郷に入っては郷に従えの精神だ。取り乱すことなく、小タオルの貸し出しを依頼して、さも常連かのように棚に積まれたサウナマットを一枚取って、男湯の暖簾をくぐる。ここまでは順調。

脱衣所にも猫ちゃんの排泄用のシートが敷いてある。この銭湯は猫中心に回っているのだ。人間はあくまでお邪魔している形。そう思えば、何ら違和感はない。

気を取り直して浴室へ。あったかい。白い湯気に包まれている。カランの数もたくさん。サッと身体を清めてから、バイブラ付きの薬湯に浸かる。丁度いい湯温で気持ちがいい。反面、お隣のジェットはかなりの熱さ。

♯サウナ ★★★☆☆
マットを持って入室。浴室内にフックやラックが無く、置き場所をどうするか迷っていたけど、みなさんサ室に置いてるみたい。遠赤外線ストーブを囲う柵に干されてる。笑

二段掛けストレートの座面。一段目は広め。室温は92℃とあるが、かなりマイルドな体感。12分くらい蒸されて丁度いい塩梅。こういうセッティングであれば、TVがあるのが有り難く思える。

♯水風呂 ★★★★☆
井戸水の不良で水道水を使用しているとの注意書き。水温計は21℃を指す。入ってみると、良い意味での驚き。本当に水道水?って思うくらいに身体がスッキリする。水温もかなり冷たく感じる。10℃台後半の体感。

♯休憩 ★★★★☆
更に驚いたのは浴室から通ずる外気浴エリア。温かみのある照明と箱庭風の花木が癒しの効果を齎す。洗体用の椅子を持ち出して、穏やかな風に包まれながらととのう。遮蔽感があり、寒すぎないのもこの季節、有り難い。

計3セット。86点。外気浴スペースは青天の霹靂。全体的なバランスも良い。穴場銭湯です。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 21℃
231

サンム

2021.12.19

86回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2021.12.16

85回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

サウナマット爆誕!一体どこまでユーザーを喜ばせれば気が済むのだろう。日々進化を続け、留まることを知らない、我がホームの十條湯さん。日頃の感謝を込め、またこれから訪れるであろう多くのサウナ好き同士のために、これを機に十條湯さんの楽しみ方を自分なりに纏めてみたいと思う。

【銭湯に喫茶店!その名も喫茶深海】
まず最大の特徴であるのが、銭湯なのに喫茶店が併設されているところ。入口の扉を開けると、モダンでアートな雰囲気の「喫茶深海」が目に飛び込んでくる。

大成功したクラファンの甲斐あって大幅なリニューアルを遂げたのが2021年8月のこと。改装からまだ日は浅く、綺麗で個性的な家具や雑貨で彩られている。定番のクリームソーダに始まり、女将さんやれいなさんが思考を凝らして考案した季節限定メニューも魅力の一つ。

【毎日がイベント?創意工夫のサ室】
サ室は街銭湯でよく見かける遠赤ガスストーブを熱源としている。ただ見くびること勿れ、けんゆう店長の創意工夫によって齎されたイベントの数々により、カメレオンのように日々変幻するのが十條湯のサ室なのである。

月曜日はペパーミントサウナ、火木曜日は森林浴サウナ、水曜日はヴィヒタデー、日曜日は朝湯とほぼ毎日違った顔を見せる。銭湯はおろかサウナ専門施設でもこんなに創意工夫がされているところは見たことがない。

【地下150m汲み上げのまろやか水風呂】
水温計の24℃に騙されるな!地下水使用のまろやかで優しい肌触りの水風呂は病み付きになること間違いなし。ただ温度が低ければ良いってもんじゃない。一度入ればその意味を分かっていただけるはず。

【専用休憩スペースはまるで隠れ家】
浴室内のプラ椅子二脚でととのっているそこの貴方。導線っていう概念は一度忘れて、タオルを巻くなりパンツを履くなりして、脱衣所からの階段を登って見て欲しい。

サウナ利用者専用の休憩スペースは隠れ家のようで落ち着く環境になっている。扇風機を「弱」、首振り機能をオフにした状態で右奥の椅子に向けてセットして欲しい。ふんわりとした風が丁度いい塩梅となるはず。

【温かいお客さんとお店の皆さん】
最後に、何と言ってもお客さんがみんな良い顔をしているのが十條湯さんの一番好きなところ。常連さん同士の会話はいつも微笑ましいし、時には背中を流し合っていたりして、身も心も温かい気持ちになる。

お店の皆さんもこのご時世で経営は大変だと思うけれど、お客さんに喜んでもらうために色んなイベントをしたり、喫茶メニューを考えたり、グッズを作ったり、温かいお風呂を沸かしてくれたりと本当に頭が下がる。

兎にも角にも最高の銭湯です。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 24℃
301

サンム

2021.12.14

84回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2021.12.13

1回目の訪問

月見湯

[ 北海道 ]

北海道遠征、男三人サウナ旅。七軒目およびラストを飾るのは『月見湯』さん。札幌の中心部から車で25分ほど。福住エリアにある家族経営のアットホームなお風呂屋さん。

まずビックリしたのは広大な駐車場。銭湯レベルでこの規模は見たことがない。13時45分の開店直後に訪れたが、既に半数以上が埋まっており、人気の高さが窺える。

お値段なんと440円!安すぎる...!笑顔が素敵な美人番台さんの接客も素晴らしく、身体は寒さで冷え切っているが、心は早くもぽかぽかな気分になる。受付近くには手書きの張り紙も。アナログだけど、そこが月見湯さんの温かい雰囲気とマッチしている。

うわー!広い!確かに造りは街銭湯のそれなのだが、巷のスパやサウナ施設に引けを取らない、広くて開放感のある脱衣所。黄色い籠を持ち出して、みんな好きなところで着替えてる。

浴室への扉は入口と出口が分かれており、一方通行となっている。カランがズラーっと並び、熱めの主浴槽、でんき風呂、複数のジェットではお爺ちゃんたちが気持ち良さそうな顔をしている。開店を今か今かと待ち侘びていたのだろう。

露天風呂はトルマリン泉。BIG BOSSこと新庄新監督について、井戸端会議ならぬ風呂端会議をしている日ハムファンのお爺ちゃんたち。口はかなり悪いけど、みんな日ハムが何だかんだ好きそう。笑

「らどん浴泉」と書かれた小部屋は三名程度しか入れないお風呂で昭和歌謡が流れる。ここでも楽しそうにお話ししてる。外にいた別の方がお兄ちゃんが使いたそうにしてるぞ〜!と中まで入って声をかけてくれた。もうすぐ出てくるからな!と。惚れてまうやろ。

♯サウナ ★★★★☆
高温ドライと低温スチームの二種類。メインの高温は対流式。室温計は見当たらなかったけどおおよそ90℃くらい。奥だけ二段掛けになってて、手前は一段掛けストレートの座面が向かい合わせに。

低温スチームはいわゆる湿式のサウナ。4つくらいあるシャワーヘッドから頻繁にお湯が出て、蒸気が沸き上がる。床面が熱いので注意!

♯水風呂 ★★★★☆
コンパクトでシンプルだけど、しっかり冷えた水風呂。16℃くらい。水質も良い。北海道は想像通り、どこも水風呂が良かった。

♯休憩 ★★★★★
露天にデッキチェアが3つ並ぶ。銭湯で外気浴+寝転べるのは吉の湯くらいで余りお目にかかれない。目を凝らすとデッキチェアには薄い氷の膜。今日は寒すぎたので、殆どが浴室内のととのい椅子で。世間話をBGMに優しい時間。

92点。身も心も温まるとは正にこのこと。素晴らしい銭湯でした。これにて北海道サ旅は終了!皆様お付き合いいただき有難うございました。

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  • サウナ温度 55℃,90℃
  • 水風呂温度 16℃
307

サンム

2021.12.13

2回目の訪問

北海道遠征、男三人サウナ旅。六軒目かつ二日目の宿泊先としてチョイスしたのは『ニコーリフレ SAPPORO』さん。エンタメ性抜群のカプセルホテルサウナ。正に札幌の雄と呼ぶに相応しい施設であった。

旭川から高速を飛ばして札幌へと向かう。北海道随一の繁華街「すすきの」の象徴的存在であるブラックニッカの看板がある交差点から程近くの好立地に居を構える。日曜日であるが、人通りはそれなりに多い。

大型ビルの4階が受付。ニコーリフレさんと言えば、支配人のエレガント渡会さんが仕掛ける多種多様のイベントが特徴的。訪問日の前日はセクシー女優を招いてのトークセッションやアウフグースの催しがあったようだ。

宿泊料は3200円。チェックアウト時間は特段定められておらず、チェックインから24時間滞在が可能となる。太っ腹。簡単な説明を受けて7階のロッカーへ。

ちょうどロウリュイベントの時間帯であったので、早速浴室に向かう。18時のサイレントロウリュ。38℃の水素風呂で下茹でをしながらその時を待っていると、裸の男達がサ室前に列を形成し始めたので、慌ててその最後尾に接続する。あっという間に長蛇の列。30名の人数制限があるが、1分も経てば、規定の人数に到達した。恐るべし。

♯サウナ ★★★★★
ロッキーサウナ。ストーブを中心に左右に三段掛けの座面が分かれる。大量のストーンが敷き詰められたストーブは壮観。室温は85℃で湿度もたっぷり。照明も薄暗くて良い感じ。

アウフ時はバスタオルを腰に巻き、フェイスタオルで口を覆うルール。今回は18時と24時と朝の10時に参加。8時〜24時までひっきりなしに計12回のアウフグースがあり、それが毎日開催される。

個別のタオル仰ぎでは「ワン、ツー、サウナー!」の掛け声と手拍子が沸き起こり、一体感のあるイベント構成となっている。熱波師の方々はそれぞれのオリジナリティを発揮してくれるので、毎回違った楽しみがある。

隣にはゲルマニウムミストサウナもある。45℃と書かれていたが、体感は更に熱い。傾斜の付いたタイル地のベンチでまったりと。

♯水風呂 ★★★★★
備長炭凛水風呂。16℃とキンキン。主浴槽と同サイズで広々としている。久しぶりにこんな大きな水風呂に入った。スッキリ!爽やか!匂いも全く無い。良い水風呂。

♯休憩 ★★★★☆
デッキチェア2脚と通常のプラ椅子4脚。円形ジャグジーの縁に腰掛けても良い。残念ながら外気浴スペースは無い。どうしてもアウフ後は人が溢れてしまう。

96点。イベントの頻度とクオリティに強みあり。札幌で男同士で泊まるならここを外す理屈は無いでしょう。オススメ。

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  • サウナ温度 45℃,85℃
  • 水風呂温度 16℃
297

サンム

2021.12.13

1回目の訪問

フタバ湯

[ 北海道 ]

北海道遠征、男三人サウナ旅。五軒目は『フタバ湯』さん。元々候補には上がっていたが、白銀荘で出会った旭川在住の方に一番のオススメと聞き、郷に入っては郷に従えの精神で訪れることを決めた。素晴らしい出逢いに感謝。

決して栄えているとは言えない田舎町にポツンと建てられた銭湯サウナ。受付のおばちゃんの人柄は何とも愛くるしい。人懐っこい笑顔が印象的。料金は500円。安っ!市外から来た人はバスタオルを渡されるが、それをサウナマット代わりに使用するのがルール。

貫禄のある薪ストーブの横を抜けて脱衣所へ。中々に手狭である。浴室への扉をガラッとやる。わっ!これまた狭い。笑 人とすれ違うことを許されないような、そんな造り。ただ、お風呂の数は水風呂含め三つもある。壺湯が内湯にあるのは珍しい。奇しくも変わり種の銭湯を梯子する形となった。

♯サウナ ★★★★★
コンパクト、いやぎゅうぎゅうと表現した方が適切か。一段掛けストレートの4名収容。薄暗くとっても良い香りがする。その正体はほうじ茶によるセルフロウリュ。柄杓でほうじ茶を一掬い、お水を一掬い、順番に。忽ち室内はチルな空間に様変わり。癒される。

狭目のサ室は蒸気の広がりも良く、体感温度はグッと上がる。室温は86℃だが、高湿のため息苦しさは無く、とても落ち着ける。問答無用で好きなサウナ!

♯水風呂 ★★★★★+★
地下150mから汲み上げられた地下水を贅沢にドバドバと掛け流している。水温は15℃と適温でまろやかで柔らかな水質。抜群。循環も良く、いつまでも入っていたくなる。導線も完璧。狭目の作りだけれど、そもそもサ室に4名しか入れないので、待ちが発生することは稀。

♯休憩 ★★☆☆☆
浴室内のデッドスペースにプラ椅子が二脚置かれている。その他、高さがそれなりにある洗体椅子がちょこんと一脚。数は少ないが、サウナと水風呂のクオリティが想像以上に高く、総合的な満足度は高い。みんな気持ち良さそうにととのってる。あまみも発現。

2セット。94点。利用者の数に比べて、サ室の収容人数が少ないため、サウナ待ちはどうしても発生してしまう。利用者の殆どが地元住民。ゆったりとした時間が流れ、アットホームで肩肘張らない、居心地の良い銭湯。

火照った身体で館外に出て、涼やかな風を受けてリラックス。ぽかぽか。ほうじ茶ロウリュは久しぶりだったけど、サウナにおいて、香りってとても大事な要素だなと改めて実感した。

近くにあったら毎日通っちゃう。旭川にこんな良い銭湯があったとは。まだまだ日本は広い。そんなことを思いながら、この後は札幌へ。次はどんなサウナが待っているのか。楽しみは尽きません。

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  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 15℃
254

サンム

2021.12.13

1回目の訪問

高砂温泉

[ 北海道 ]

北海道遠征、男三人サウナ旅。四軒目は『高砂温泉』さん。先の投稿の通り、宿泊先のOMO7さんでは朝ウナにあり付けず、途方に暮れていたのだが、気持ちを切り替えて、早めのチェックアウトから車を走らせ、魔境の地にやってきた。

以前放送のサウナを愛でたいで濡れ頭巾ちゃんの故郷サウナとして紹介された際に強烈なインパクトを残した当館。旭川に行くことがあれば、怖いもの見たさで一度行ってみたいと思っていた。

外観からして強烈。年季が入り切っている。例えとして正しい表現かは分からないが、和製ホーンテッドマンション(言い過ぎ)に見える。駐車場の脇の岩壁の上には高砂丸とボディに書かれた釣り船があったりして、コンセプト迷子の状態。面白すぎる。

朝早くの訪問であったが、館内は多くの人で賑わう。入浴料はサウナ込みで630円と破格。仙人と天女と書かれた暖簾。脱衣所からはガラス窓を通して、サウナ室が丸見え。どうやったらこんな構造になり得るのだろう。不思議。

浴室もこれまた面白い。カランは飛び石のような形で点々と配置され、大小さまざまな形状をした浴槽が10個くらい?はある。多過ぎて全てを説明し切るのは難しい。是非その目で見て欲しい。灯台が湯船から生えていたり、奥には子供用の滑り台があったりして一種のテーマパークのようだ。

♯サウナ ★★★★☆
二重扉の先に広がる三段掛けのサウナ。広々としており傾斜が付いている。先述の通り、サ室から脱衣所の様子が窺える。TVもあるが、人間観察をしている方が時間が経つのは早い。見せ物じゃないぞ!と叫びたくなるくらいには陳列された商品感(こんな言葉初めて使った)がある。室温は77℃だが、じわじわと熱気が伝わるサウナ。結構熱い。

♯水風呂 ★★★☆☆
サ室のすぐ近くにバイブラ付きのお一人様専用の水風呂がひとつ。体感はおおよそ21℃。その他、浴室奥にも深めの水風呂がある。こちらの方が体感は冷たい。19℃くらいかな?色々とツッコミどころが多い高砂温泉にて水風呂が一番ノーマルという不思議。

♯休憩 ★★★★☆
螺旋階段を登っていくと、屋上の野外スペースに出ることができる。ジャグジーや別府温泉の地獄風呂の並びにひっそりとととのい椅子が2脚ある。旭川の街並みを一望。

ふと横に目をやると、ポップでファンシーな動物のウォールアート。スピーカーからはヘルシーミュージックステレオという聴き覚えのない音楽が流れる。胎教音楽みたいな不思議な感覚。話題が尽きん。

90点。小さな枠では決して捉えることのできない、予想不可能のワンダーランド。魅力たっぷり。ディープ極まってる。人を選ぶかもしれませんが、僕は大好き。

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  • サウナ温度 77℃
  • 水風呂温度 19℃,21℃
231