SOLA SPA 新宿の湯

おかしいよ、色んな意味でおかしい。
なんで水風呂6℃って。おかしいよね。

新宿で用事を済ませてやってきましたソラスパの湯。本降りの雨が降りしきる歌舞伎町の喧騒を忘れられるシェルターのようなこの施設。色んな意味で裏切ってくれます。
レジャパス利用の3時間コース。「1分でも過ぎると追加料金発生します」とのこと。大丈夫、その時間にはご飯食べてますから。
事前に「女性の利用は一時的に不可」までは知っていたのですが、体を洗ってサウナに行こうとすると通行止め！湯船にお湯もないし、ぬるま湯のトルネードだけでおしまいか？いやいや区役所前にこれから行くか。なんてことを考えてたら張り紙に「女性浴室をお使いください」えお見つけて一安心。複雑な迷路のような館内でいつもならマッパで歩けないルートを経て、行ってみた禁断の花園は、男湯とは違うエレガントな作りでした。
詳細は既出なので省きます。
サウナの温度は低めかな。温度計が2つあって頭の上の方は91℃、目に高さくらいのは86℃くらいを指していました。ストーブを正面にした左手側にある窪みには電気のサウナストーブがあったであろう痕跡あり。入り口脇に何故か桶に入って置かれているサウナストーンがあった場所なのかと勝手に想像します。換気がいいのか足元が何故かスースーするような気がするのは、ドアの閉まり具合が悪いのか。そんなこんなでいつもより長めにサ室を堪能します。TVもないのでじっくり蒸されましょう。
水風呂までの動線はほぼ1歩。逆に掛け水をするのに3歩歩いて浴びて戻る、みたいな距離感です。で、この水風呂ですが、男湯の方のキンキンに冷えてていい感じなのですが、この日の女湯側の水風呂、可笑しいくらいに冷えてました。それなりに水風呂耐性できてるつもりになってました。高砂湯のグルシンも大丈夫でしたが、久しぶりです、冷たくて耐えられなかったのは！
手すりに結び付けられているお風呂用に水温計。4℃刻みのメモリを見ると目を疑いました。4℃の目盛は超えているものの、その次の目盛を超えていない6℃？7℃？　異次元の冷たさでした。
水風呂の横幅が狭いので後頭部と足をへりにかけて手足を水から出して身体だけ冷やそうとするも1分も入っていられません。
仮にサウナがもう少し高温で、ガッツリ蒸された状態でこの6℃に入れたら、寺島浴場で体験したぐわんぐわんになりながらのガッツリなあまみが身体中に記されるんだろうなと休憩中に思いました。
いやぁ〜、違う意味で期待を裏切ってくれるこのソラスパさん。女風呂解放中にもう一回来られるかなって思いながら階段を上がって傘をさしたら突風で一瞬にして傘が壊れました。油断大敵です。
お世話さま

数日前まではクリスマスムードでいっぱいだったのが嘘のように、都内はどこもかしこも年末ムード一色に様変わりした。若者で賑わう渋谷駅に用事があったので、その帰りに改良湯さんに久しぶりに行こうかと思ったが、どうやらとんでもなく混雑しているとのことだったので、急遽、新宿駅へ向かうことにした。

東口のアルタの横を通り、靖国通りを渡る。TOHOシネマズのビルに沿うようにして進むと、ヒューマックスパビリオンのビルが見えてくる。エレベーター脇の階下に続く階段を降りると、地下1階2階に亘るサウナ施設『SOLA SPA 新宿の湯』さんに辿り着く。

黒を基調としたシックな装い。無機的とも取れる印象。受付にて3時間コース1500円をチョイス。大小タオル、館内着を付けると200円プラス。その他、1時間、6時間、12時間のコースがあり、選択の幅が広い。

ロッカーまでの導線が難しい。地下1階はリクライニングチェアが置かれた休憩スペースとなっており、地下2階が食事処とロッカーと大浴場。男湯は入り組んだ導線を抜けた先の最奥地にある。

ロッカーで館内着を着て脱衣所へと移動するか迷うが、脱衣所は目と鼻の先にあるので、裸で移動しても問題ない。浴室は内観と同じく黒を基調とした無骨な作りになっている。ほぼ無音の空間。やけに静かである。身を清めるカランは青色のネオンライトが独特な光を放つ。まるでラブホテルのようだ。

♯サウナ　★★★★☆
広々とした浴室のこれまた最奥地のスペースにサウナ室がある。遠い。ギシギシと音を立てる重厚な入口扉。その先には想像よりも遥かに年季の入ったサ室が待ち構える。オープンしたてとは思えないほどに昔ながらのサウナ。壁面は所々に傷みが目立つ。

遠赤外線ガスストーブと小型のストーン使用のストーブが一基ずつ並ぶ。室温は114℃。そこまでの体感は無いが、たしかに熱さは感じる。いわゆる昭和ストロング系。カラカラ。TVはあるものの無音。12分計は壊れている。

♯水風呂　★★★☆☆
11℃を指す小さめ浅めの水風呂がメイン。しっかりと冷たいが循環はイマイチ。もうひとつ、トルネードバスと書かれたアトラクションバスの中身も水風呂となっている。こちらは体感28〜30℃くらいとぬるい。

♯休憩　★★★★☆
浴室内にプラスチック製の椅子が10脚と脱衣所にインフィニティチェアが2脚。後者は特大扇風機からの風を受けながら、休憩することができる。倍率も高く無くとても気に入った。

計4セット。88点。全体的に静かで皆黙々と蒸されている。無機的だけど、決して悪い印象は持たない。新宿で時間ができた時には案外使い勝手が良いかもしれない。

映画を観終わったあとに一人でイン。
繁華街の真ん中にあるということでびくつきなから地下に進むと、黒色で統一された受付が。
3時間コース@1500、タオル@100、館内着@100で合計1,700円を支払い、靴箱の鍵を渡してロッカーキーと手提げ袋を受け取る。一般的なリストバンドとは異なりベルクロタイプで初めて見る形状。ちなみに髭剃りなどは受付から持っていく仕様です。
受付横から奥に進むと漫画コーナーのある休憩所。思ったよりも空間が広く感じる。
さらに階段を降るとバーカウンターや飲食スペースがあるものの人気なし…なんだか不気味な印象。。
更衣室のロッカーは会社にあるような二段タイプで小さめ。あまり荷物は入らないです。ロッカー番号もわかりづらい。。

更衣室からすぐ隣に脱衣所。ロッカー番号とは連動してない脱衣棚。そしてリクライニングチェア4つが置いてあります。
大浴場は湯船が隣り合って2つ。42度と38度。浅く広くな造りでシンプル。カランはオープンタイプ。ソープ類完備。アカスリタオルは無し？全体的に明るくて天井低め。
奥側にトルネードマッサージ風呂がありますが、めちゃぬるい。33度くらい？卍型のような特殊形状で面白いが…活用方法がわからなかったです。

サウナはそこからさらに奥へ行ったところで遠い。。サウナ室自体はL字型2段構え、110度のストロングスタイル。テレビあり（無音）。
一般的なサウナストーブですが、奥にフィンランド製の小型サウナストーン付きストーブ（ロウリュできるタイプなのかは不明）。
室内は床マット敷かれてますが、マット交換はどのくらいの頻度でやっているのだろうか。。室内のドア前は床アチアチです。また油断すると雛壇の壁にある釘が背中に当たってクソアチ。

水風呂11度。横長の凹型。8〜10人くらい入れそう。浅いけど広めでバイブラなし。水温低めなのは良いですが、サウナ室が奥まった所にあり水風呂までの動線が非常に遠くて勿体ない。。
浴場内にはイス12個あるし、空間としては申し分ないですが…微妙にイマイチ感も否めない。結局3セット回してから、脱衣所のリクライニングチェアで巨大扇風機の風に当たったらわりと満足しました。。

館内自体は広いですが、ところどころ無機質に感じてしまう瞬間も。飲食スペースにはソファとテレビあり。ダーツもできるみたいです。
飲食の注文はその場で現金支払いでした。生ビールを頼んだものの缶ビールからジョッキに注ぎサーバーで泡継ぎ足し…うーん。
時間帯によると思いますが、人少なめで渋滞感なく回せたのは良かったです。今後どうなるのか気になります。ちなスミありでも入浴してる人はいた。