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サンム

2022.02.28

95回目の訪問

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2022.02.27

1回目の訪問

♯新規開拓/累計259施設目

やってきました下北沢。本日は2022/1/7〜3/19までの期間限定イベントである『サウナタウン下北沢』さんへ。ギリギリ間に合った...!

会場は東口改札から少し歩いた先の下北線路街の空き地。狭い路地をくねくねと進むため迷いそうにもなるが、鼻先で薪の匂いをキャッチして、その匂いに誘われるまま敷地内へと足を踏み入れる。

まず目を引くのは数台並んだキッチンカー。しっかりと食事やドリンクを楽しむことができる。土管のオブジェ、ODD TAXIとのコラボポスター、巨大オセロや将棋等、雑多な感じはするが、お洒落な電飾や看板の効果もあり、良い意味で下北らしさ全開。

本日はお一人様ではなく、サウナ仲間たちと共に贅沢にもプライベートサウナを貸切での利用。事前にサイトで予約をし、ローソンでチケットを発券した。料金は20,000円で5名まで。制限時間は110分。通常は90分で男性2,500円、女性2,000円のようだ。

必要な持参物は水着・タオル類。ドリンクもあると良いだろう。水着に着替えて早速屋外へ。テントがズラーっと横に並ぶ光景は壮観。男性エリアと女性エリアは完全に分断されている。右奥に今回のメインであるプライベートサウナのスペースがある。

コンパクトな空間ではあるものの、テントが一基とドラム缶の水風呂が二つ、コールマン2脚にプラ製の椅子2脚が置かれている。

結論、数多くのテントサウナを抱える当施設ではあるが、このプライベートサウナのスペースにあるそれが一番良かった。スタッフの方が熱心に薪をくべてくれるので、温度が一番安定する。テントはNOPPA sauna製の国産テントサウナ。

プライベート利用でも男性エリアのテントサウナは自由に出入りが可能。かの有名な「しきじ」さんの笹野美紀恵氏監修の薬草サウナ、日本茶・ほうじ茶・緑茶(お〜いお茶)のセルフロウリュサウナ等、バリエーション豊か。

薬草は仄かに本場の香りを感じたが、いかんせん温度が不安定。幾多のセルフロウリュにより石は弱っており感じられる蒸気の量が少ない。その点、プライベートサウナのそれは満足のいく温湿度であった。その他のテントも香りは良いが似た感じ。

水風呂はドラム缶がシングル、男性エリアのエナジードリンクを模した黄色の水風呂も13℃とキンキン。こりゃ身体がよく冷える。正直、サウナに比べて水風呂のパンチが強過ぎるくらい。

休憩はコールマンのインフィニティがやはり良き。ポンチョを持っている方は持参を勧める。
何セットしたか覚えていないが、全てのテントサウナは体験できた。87点。やはり友人とのサ活は楽しい!

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222

サンム

2022.02.26

1回目の訪問

♯新規開拓/累計258施設目

イーストランドさんで3セットした後は、明日のゴルフに向けて、練習をしておこう!と打ちっぱなしへ。初めはロッテ葛西を目的地としていたが、近くにゴルフ練習場とスーパー銭湯を兼ね備えた施設があるということで、そちらに変更。

『東京健康ランド まねきの湯』さん。学生時代、幾度となくお世話になったカラオケ「まねきねこ」さんの系列。同じ敷地内に隣り合うようにしてカラオケとスーパー銭湯が並ぶ。ゴルフ練習場の「フナボリゴルフ」さんは向かいに。

130球打った後、その疲れを癒すために訪問。ぱっと見、宇都宮の南大門さんみたいな見た目。広々とした館内も、レストランで焼肉を食べられる点を踏まえてもどことなく似ている。料金は祝日の場合、2470円。こりゃ高い。昨年末より値上げしたそうだ。

フロントで受け取った大小タオル・館内着を片手に男湯の脱衣所へ。広い。沢山の縦長ロッカーが並ぶ。浴室も同様に広々としており、様々なお風呂の用意がある。

内湯にはシルク、電気、薬湯、天然温泉、ハイブラの不感湯、炭酸泉。外湯には岩風呂の天然温泉。家族連れが多く、土曜日の夜の時間帯とあって、多くの人で賑わっている。

♯サウナ ★★★☆☆
高温と低温の二種類。高温は左右に縦長の遠赤外線ガスストーブが並ぶドライサウナで室温は94℃。TVありで明るめの室内。体感は結構な熱さ。

とても広々としており、座面が変わった形状をしている。ノの字型に緩やかにカーブする二段掛けがメイン。中央に離小島のような正方形の座面。左側の壁際には一段ストレートのものがある。

低温はタイル張り。塩サウナとの表記があったが、肝心の塩は見当たらず。高温と同じくストーブは遠赤ガスであるが、室温は73℃と正直物足りない。20分入ったが、あまり身体は温まらず。

♯水風呂 ★★★★☆
マーメイドの巨大な石像の下に広がる水風呂。大口を開けたライオンから新鮮な水が供給される。水温は17℃と冷たい。スッキリとしている。

♯休憩 ★★★★☆
露天風呂の傍ら、こじんまりとしたスペースに椅子が3脚置かれている。これだけ広い館内なので、もう少し露天スペースに広さを持たせても良いのに...と思ってしまう。

浴室内のサウナ室付近にもプラスチック製の椅子が4脚置かれている。導線はこちらの方が良い。炭酸泉の近くにも腰掛けられるようなスペースあり。

計4セット。84点。コスパを考えると少し物足りない印象。一日かけて、ファミリーでゆったりと温泉→食事を楽しむ施設。あれだけ広いサ室があるので、熱波イベント等を開催すれば、サウナ好きが集まりそうな予感。

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  • サウナ温度 73℃,94℃
  • 水風呂温度 17℃
198

サンム

2022.02.26

1回目の訪問

イーストランド

[ 東京都 ]

♯新規開拓/累計257施設目

篠崎。都営新宿線の終点である本八幡駅の一駅手前。東京最東端の江戸川区にあるサウナ、実は初めまして。まずはその代表格からと、No. 1のイキタイ数を誇る『イーストランド』さんにお邪魔した。

篠崎駅からは徒歩だと少し距離があるようだ。都内の銭湯としては珍しく、12台分もの駐車スペースがあるということで、本日は車でやってきた。開店から少し経った15時ごろの訪問。丁度1台分のスペースが空いていた。ラッキー。

当銭湯は今井健太郎氏のデザイン。「エキゾチックジャパネスク」というコンセプトで、和モダンなスタイルをベースに、アクセントとしてエキゾチック風味(=西洋から見た東洋イメージとしての日本)を加えている。片仮名だらけだな。笑

料金はサウナ代込みで880円。大小タオル付き。フロントにて申し出れば、使い捨てタイプのシャンプーボディーソープを貰える。フロント、脱衣所ともに洗練された雰囲気。床に敷かれた琉球畳は優しく温かみがある。

浴室内で一際目を引くのが、円柱に施されたモザイクタイルアート。海をイメージしたデザインは愛らしく、スタイリッシュな雰囲気も併せ持つ。高濃度炭酸泉や萬翠泉という名の漢方露天風呂もあり、温浴も充実。

♯サウナ ★★★★☆
コの字型二段掛けのゆったりとしたサイズのサウナ室。遠赤外線ストーブを熱源とした室温98℃。マイルドな体感。ストーブ脇に小ぶりのTVあり。木の良い香りが特徴的。目にも優しい柔らかな灯りのライトも良い感じ。

♯水風呂 ★★★★☆
奥まった半個室のようなスペースに広めの水風呂がある。入口部分を除く三方が壁に覆われているので、他者の目線を気にせずに悦に浸れる。構造は改良湯さんと何処となく似ているが、こちらは陽の光が差し込み、明るい雰囲気。水色のタイルも可愛らしい。

水温は17℃。一番の特徴は軟水使用という点。まろやかで肌に良く馴染む。少しぬめりがあるのは軟水の証拠。とても良い。

♯休憩 ★★★★☆
露天風呂の脇で外気浴が可能。脱衣所から続く縁側のようなスペースに向かって、椅子が4脚設置されている。庭園風のそれには竹の木が植えられており、葉っぱがサラサラと風に揺れるのを眺めながら、とてもリラックスした状態でととのうことができる。

計3セット。91点。サウナ・水風呂・外気浴のバランス良い。デザイン性、お風呂の種類、コストパフォーマンス、混雑度、清潔感、どれをとっても満足のいくレベルでハイパフォーマンスな銭湯。

さすが今井健太郎氏設計のサウナといったところ。土曜日の夕方でも意外に空いていた。間違いない、名銭湯です。オススメ。

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  • サウナ温度 98℃
  • 水風呂温度 17℃
209

サンム

2022.02.23

2回目の訪問

水曜サ活

ドシー恵比寿

[ 東京都 ]

恵比寿駅西口より徒歩すぐのサンマルクにて、残っていた仕事に取り掛かる。ある程度の目処が付いたところで、お隣の『ドシー恵比寿』さんへと移動する。

前回の訪問からは一年以上の月日が経ってしまっていたが、久々に利用してみようとその門を叩く。先客の待ちは3名。シックな待合室にて、自分の名前が呼ばれるのを待つ。

同じように待機しているお客さんは皆、パソコンをカタカタやっている。自分も少し早めに切り上げて、作業をしながら待てば良かったと、少しばかりの後悔。

30分ほど待って、入場の時を迎える。1時間1000円の利用料金。以降は1時間毎に延長料金の500円がかかるシステム。タイトかつ強気の価格設定。

一方で、当店はいわゆるお湯を張った浴槽が無いので、この1時間でも充分に回せる。狭目のスペースにハイセンスな色形をしたロッカーが並ぶ。窮屈な格好を強いられはしたが、どうにか衣類を脱ぎ脱ぎして、浴室へ。

♯サウナ ★★★★★+★
足元の間接照明のみの薄暗い空間。BGMの類もないため、静寂に包まれており、瞑想向きの落ち着けるサウナ室となっている。素晴らしい雰囲気。チル。

ストレート二段掛けの座面が向かい合わせに並ぶ。中央にはサウナストーンが積まれたストーブが鎮座しており、セルフロウリュが可能。そのお陰で温湿度ともに安定している。室温けいは92℃表示。

以前はサウナマットがサウナ室入口付近に置かれていたように記憶しているが、ビート板に変わっていた。洗濯の手間を省いたのかな?

♯水風呂 ★★☆☆☆
人によって評価が分かれる。いわゆる、サウナに付き物である水風呂の存在は無く、ウォーターピラーというTOTO社製の立ちシャワーのみとなる。

15℃、20℃、25℃、30℃、常温というように水温が5段階に分かれており、好みの温度を探す楽しさがある。個人的には冬場は常温が良い。

一方で、水の注がれ方が棒状になっており、脳天に一直線のような形になる為、満遍なく身体を冷ますことには向いていない。手っ取り早く、広範囲を冷やすには洗体用のシャワーの方が適している。

♯休憩 ★★★☆☆
ウォーターピラー付近に木のベンチ1台とプラスチック製の椅子が2脚置かれている。常に開かれた常態の一枚扉の先にはこじんまりとしたサイズの外気浴スペース。椅子3脚。

風の通りはあまり良くないが、この季節は丁度いい。夏場はもう少ししっかりとした外気浴を求めてしまうかも。

計3セット。84点。エモさすら感じる雰囲気抜群のサ室に強み。五反田店の方が休憩スペースは広い。利用者のマナーが良い点も再訪したくなる点の一つ。アクセスも◎。

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  • サウナ温度 92℃
236

サンム

2022.02.21

1回目の訪問

第二富士見湯

[ 東京都 ]

♯新規開拓/累計256施設目

東京に戻ってきての一発目はホームサウナに行こうかな?と考えていたけれど、大山方面に都合が出来たので、折角ならばと行ってみたかった銭湯にお邪魔することにした。

『第二富士見湯』さん。東武東上線の大山駅から徒歩10分弱の距離にある。富士見湯と彫られた木板の表札が渋くて格好良い。

白髪の見るからに人柄の良さそうなご主人に迎え入れられる。料金はサウナ代込みで680円。サ室でマット代わりに使用する水色のバスタオルと使い切りタイプのシャンプーボディソを受け取る。

綺麗に清掃された脱衣所には昭和〜平成初期の歌謡曲が流れる。そう、当銭湯はいわゆる音楽サウナである。味わいのあるサ室と懐かしの音楽を同時に楽しめると聞いて、馳せ参じたのだ。

浴室はコンパクトなサイズ感であるものの、隅々までキレイ。バイブラ、寝湯、座湯を備える浴槽は二つに分かれているものの、どちらもかなりの高温。慣れるまでに時間こそかかるが、とても気持ち良い泉質。冷えていた足先がジンジンする。

♯サウナ ★★★★☆
横長ストレート二段掛け。入口付近の照明一つの明るさなので、薄暗い雰囲気で落ち着ける。座面と平行の位置に遠赤外線ガスストーブがあるので、室温計は100℃を示しているものの、そこまでパワフルな感じはしない。

さて、醍醐味である懐メロである。オープニングは松田聖子のチェリーブラッサム。その後、忌野清志郎のデイ・ドリーム・ビリーバー、さとう宗幸の青葉城恋唄と続く。

殆どが貸切での利用であったので、安室奈美恵のChase the Chance、徳永英明の壊れかけのRadioが流れた時は思わず口ずさんでしまった。

〆の3セット目は、倖田來未のキューティーハニー→細川たかしの北酒場→AKB48のヘビーローテーションと、オリックス星野ばりの緩急の付いた選曲。トドメのロンリーチャップリンでノックアウト。笑

♯水風呂 ★★★★☆
地下水使用のさっぱりとした水風呂。水温計は16℃を指す。循環も良く、爽やかな体感。表示ほど冷たくは感じないが、その分長居できてしまうので、身体はジワジワと冷えていく。お一人様サイズですっぽりとハマる感じも良い。

♯休憩 ★★☆☆☆
脱衣所に置かれた横長の木のベンチでの休憩をお勧めする。サウナ室で聴いていた音楽の続きをととのいながら聞く。次の曲は何だろう?と耳をすませてしまうけれど、その平和な環境は何だかとても心地良い。

計3セット。82点。音楽サウナの魅力を存分に楽しんだ。お風呂上がりには皆さんのサ活に倣って、名物のローヤルトップをグビっとやる。これもまた最高でした。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 16℃
197

サンム

2022.02.20

1回目の訪問

ひまわり温泉

[ 北海道 ]

♯新規開拓/累計255施設目

「森のスパリゾート 北海道ホテル」さんをチェックアウトして、まずは腹ごしらえということで「ぶた丼のとん田」さんへ。バラとロースの盛り合わせを食したが、甘辛のタレが肉厚な豚肉に絶妙に絡んで、まさに絶品の豚丼であった。

次に向かうは同じ帯広市内に居を構える『ひまわり温泉』さん。シンプルなフォントを用いた、屋号が書かれた白い看板が印象的。まず驚いたのは450円というお値段。タオル類やシャンプー類は別料金だが、都内の普通の銭湯よりも安いとは吃驚。

当館の熱波師であるgotoさんから12時半に熱波イベントがある旨、お聞きしていたので、どうにか参加したいと思っていたが、ギリギリ間に合った!12時20分ごろの入館。

浴場はカランの数がとても多い。温浴は電気とバイブラが内湯に。扉を二枚抜けると、趣のある露天風呂がある。先程までの降雪が嘘のように晴れやかな天候に変わっている。

♯サウナ ★★★★☆
横長ストレートの二段掛け。詰めれば20名くらいはいけそうなキャパ。室温は88℃ほどであるが、セルフロウリュが可能。常態ではBGMとして、癒し系のヒーリングミュージックが流れる。こちらもウォーリュができるように輪切りの白樺が壁に並ぶ。

12時30分の熱波イベント。担当はモノマネ熱波師の吉田さん。本日はるろうに剣心の悪役である志々雄真実。包帯を全身に巻いているのがトレードマークだが、似たようなマスクを被り、白のロンTを着ている。見るからに暑そうだ。笑

川本真琴の1/2がBGM。役になりきり「お前らに地獄を見せてやろう」とロウリュ。必殺技である「壱の秘剣:焔玉!」と叫びながらのアウフ。

「ケッケッケ、お前らこれは何か知っているか?」と霧吹きを見せる。「...天然のアロマ水だ。(ニヤリ)」とバスタオルに吹きかける。悪役と仕事の丁寧さのギャップに思わず笑ってしまう。

♯水風呂 ★★★★★
ヘロヘロになりながらサ室のお隣の水風呂へ。コンパクトなサイズ感であるものの、ミネラル分を多く含んだ、癖のないスッキリとした水風呂。水温も13.5℃と申し分ない。

♯休憩 ★★★★★
露天の半分ほどが外気浴できるスペースとなっている。コールマンのインフィニティ2脚、プラ製のリクライナー1脚、プラ製のノーマル椅子5脚。雪見外気浴。少し寒くなったら、露天風呂の浅めの部分に仰向けになって、縁に頭を預ければいい。寝湯の完成だ。その他、内湯にもプラ椅子4脚とリクライナー1脚。

これと言った穴が無い。450円で熱波サービスありは正直言って破格すぎる。こんな施設、東京には無い。96点。オススメです。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 13.5℃
223

サンム

2022.02.20

2回目の訪問

♯新規開拓/累計254施設目

帯広。北海道の主要都市の中で唯一これまで訪れたことの無かった土地に足を踏み入れる。駅前はシティホテルが立ち並び、手の形をした前衛的なモニュメントが存在感を放つ。

タラタラと前置きを述べていたら、文字数が足りなくなる事は目に見えているので、早速本題に入る。『森のスパリゾート 北海道ホテル』さん。北海道を代表するサウナ付きホテルに今回はお邪魔した。

外観は赤い煉瓦で作られた格式高い出立ちをしている。フクロウの置物が旅行者を迎え入れる。「森」をテーマにしているだけあって、施設内には緑が多く見られ、自然を感じることのできるホテルだ。チャペル・宴会場も備えているので、結婚式会場としての役割も果たす。

宿泊で利用したので、夜と朝にそれぞれ心ゆくまでサウナを満喫した。脱衣所には当館でのサウナの楽しみ方を絵柄付きで解説したパネルが置いてある。ウォーリュ?モーリュ?聞き慣れない言葉が羅列してある。詳細は後述。

サウナも勿論良かったのだが、個人的にとても気に入ったのがモール温泉。一般的な鉱物性温泉に比べて、希少価値の高い植物性の温泉となっており、肌触りがまろやかでトロトロしているのが特徴。肌によく馴染んで気持ちが良い。

♯サウナ ★★★★★
L字型で傾斜のある三段掛け。丁度いい塩梅の明るさ。間接照明がお洒落。室温は84℃とあるが、体感温度は更に高い。ストーブ近くにセルフロウリュ用の桶と柄杓がある。

この桶の中に入っているのは勿論モール温泉。これをストーンにかけることを当館ではモーリュという。洒落が利いている。

更に面白いのはウォーリュ。壁一面に白樺の木を輪切りにしたような木材が貼り付けられていて、そこにモール温泉をぶっかけるのだ。ウォールとローリュでウォーリュ、というわけだ。

♯水風呂 ★★★★★
8年連続で一級河川日本一を取得したことのある札内川を水源とする水風呂。THE清流。抜群の透明度と爽やかな水質がキリッと身体を締め上げる。水温は14.5℃とキンキン。

♯休憩 ★★★★☆
露天風呂の脇に置かれた4脚のプラスチック椅子での外気浴がメイン。雪を見ながらの休憩は都内では中々経験出来ないので、とても新鮮な気持ちになる。湯気がモクモクと立ち込める浴室内にもプラスチック椅子が2脚置かれている。

サウナ・水風呂・休憩・温泉、そのどれもがレベル高く、木の温もりを感じる落ち着ける施設であった。97点。初めてのウォーリュも経験して、またサウナーとして一つレベルアップできたかな??

夜サウナの後は地元のタクシー運転手さんおすすめの魚千で一杯。こちらも最高でした。

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  • サウナ温度 84℃
  • 水風呂温度 14.5℃
229

サンム

2022.02.19

1回目の訪問

チェックイン

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サンム

2022.02.19

1回目の訪問

♯新規開拓/累計253施設目

急遽決まった北海道遠征。メインは帯広だが、その前に札幌で所用があったので、ついでに札幌のサウナも、と行程を変更する。欲張りおじさん。

新規開拓しか見えていなかったので、先日利用したニコーリフレさんはスルー。すすきの周辺でアクセスの良い施設は無いかな?と、サウイキとにらめっこ。見つけた!『センチュリオンホテル&スパ札幌』さん。

東京都内においても、赤坂・上野に店舗を構えるセンチュリオンホテルズグループの一角。神戸と札幌の系列店には一度お邪魔したいと思っていたので、丁度良い。

外観内観ともに、さながら高級ホテルのような風貌。エントランスにて180分コース1400円を支払う。エレベーターで地下一階へ向かおうとするが、何と!お見送りまでしていただいた。ホスピタリティーが凄い。

脱衣室。これまでのどのサウナ施設・銭湯よりも狭い。同時に5人の成人男性が利用したが、おしくらまんじゅう状態。笑

浴室も同様に狭目の作り。黒を基調としたシックな雰囲気であるが、竹の木の観葉植物があったり、天井には鶴を模した絵柄が施してあったり、と和風テイスト。

♯サウナ ★★★★☆
変わった形状をしたサウナ室。右側は三段掛けの座面とサイドに一段掛け。左側の奥にはストーンが積まれたストーブに隣接するように一段掛けと二段掛けの座面が向かい合う。中央にTV。

温かみのある間接照明によってリラックスできる環境となっている。サウナマットはリポスだろうか?ふかふかで気持ちが良い素材。

室温計は見当たらなかったが、体感で100℃くらい。30分ごとにオートロウリュがあるが、かなりのインパクト。湿度もしっかりと感じられる。

♯水風呂 ★★★★★
当施設の最大の売り。水温は驚異の9.5℃とシングル。活動限界まで60秒と書かれた掲示の下には丸ボタン。ストップウォッチとなっている。60秒も入れなかった。笑

傍らには霧氷睡蓮・菩薩と名の付いた2℃の氷水が銀バケツに入っている。頭から掛けて使用してください、とのこと。試してみるが、とんでもない冷たさ。他にもナーマクサーマンダーバケツという名称の黒バケツがある。これは掛水用かな?

♯休憩 ★★★★★
インフィニティ1脚、オットマン付きチェア1脚、グラグラ揺れる椅子1脚、プラ椅子2脚、傾斜のついた寝そべれるスペースもある。バリエーション豊富。

吹き抜けとなっており外気浴に近しい環境。天井はブルーのライトに照射される。グリーンの小さなライトが点滅していて、まるで夜空を眺めているような感覚になる。面白い。

95点。素晴らしいの一言。お勧め。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 9.5℃
203

サンム

2022.02.18

1回目の訪問

健康浴泉

[ 東京都 ]

♯新規開拓/累計252施設目

空前絶後のサウナブーム。その最中にあって、群雄割拠のサウナ激戦区と呼ばれるエリアがある。

北欧・プレジを筆頭に数多くの有名施設を抱える上野、ニューウイング・サウ錦・黄金湯等、個性派揃いの錦糸町。このどちらかが、その最有力に当たると決めつけていた節があった。

はたまた男性にとっては、かるまる・レスタ・池プラを擁する池袋もその候補として挙がるかもしれない。

否、今日ここに宣言したい。真のサウナ激戦区はこの「中野エリア」なのではないだろうか。

松本湯さんの後に向かったのは『健康浴泉』さん。ぶっちゃけて言うと、そこまでの期待はしていなかった。特に事前調査も入れずに「健康と美肌の湯」とピンクの文字で書かれた看板の前に辿り着いた。

のっけから私の心をガシっと掴んだのは、ご主人と思われるおじいちゃんの人柄の良さ。人が人に心を許す要素の一つとして「愛嬌」が挙げられると思うが、正にそれ。

その愛嬌たっぷりの雰囲気のまま、「うちは最近リニューアルしてね、全部軟水に変えたんだ〜。色んなお風呂があるからゆっくりしていってね。」と。癒される。

男湯の暖簾をくぐる。コンパクトな脱衣所の奥には上階へと続く階段。おじいちゃんも言っていた。脱衣所は椅子が置けないから二階に専用の休憩所を作った、と。

サウナ後の休憩を楽しみにしつつ、まずは身体を清める。シャワーのお湯が甘い。濯ぐ為に少し口に含んだだけで、その違いがわかる。

同様に温浴もまろやかで優しい肌触り。お勧めされたシルキー風呂と炭酸泉を心ゆくまで堪能する。

♯サウナ ★★★☆☆
二段掛けストレートの座面。受付で渡された自分専用のビート板を尻に敷く。室温は104℃でカラカラ系。リニューアル後とあって、全体的にとても綺麗で清潔感がある。

一点、気になったのは遠赤ストーブの位置。座面と並行となる位置にあるので、肝心の輻射熱を直接的に感じにくい。バチっとした熱さがないのはこのせい。

♯水風呂 ★★★★★
軟水のトロッとした肌感を確かに感じる優しい水風呂。水温は17.5℃。爽やかでスッキリとした顔もあり、相当レベルは高い。

♯休憩 ★★★★☆
外気浴こそないものの、浴室内には水風呂から一歩の距離にプラ椅子2脚が設置されている。先述の2階の休憩スペースは昭和を感じるポスター・張り紙が掲示されていて、ノスタルジックな雰囲気。

絶妙な傾斜のついた、肘置きの幅が広いプラ椅子。宝湯、ふろ国、ガーデンサウナにあるやつ!(伝われ!)が至高のととのいを演出する。

89点。東中野に本気で住みたい、と思った一日。

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  • サウナ温度 104℃
  • 水風呂温度 17.5℃
210

サンム

2022.02.18

2回目の訪問

松本湯

[ 東京都 ]

午前中で今週のタスクは粗方片付いたので、午後は外でゆっくり仕事をしよう、と特に目的地も決めずに自宅を飛び出す。

とか何だか言いつつも、今日は金曜日なので、最終的なゴールがサウナになることは自明の理。自然とサウイキのページを開いている自分がいる。

折角の平日だし、土日は混雑するような人気施設に行ってみよう。東中野の駅前カフェからの『松本湯』さんのコースに決めた。時間があれば、近くの銭湯も梯子しちゃおう!と意気込む。

宣言通り、東中野駅東口のベックスコーヒーでパソコンをカタカタした後、一周目の人たちが帰るであろう15時30分過ぎを狙っての入店。駅からの道程は一本道で分かりやすい。

優しい色合いの木材で出来た鳥居のようなアーチを一本、二本とくぐり、お洒落な看板を横目にいざ入店。さぁ、混み具合は如何に!

待ち無しで浴室へ入場!読みが当たった!とは言え、平日にしてはやはりそれなりに人はいる。流石の人気施設。でもひとまずは良かった。ホッと胸を撫で下ろす。

時間もあるし、今日はゆっくりと温浴を楽しむ。最奥の浴槽は電気、座風呂、寝風呂。寝風呂に身体を預けながら、壁面のモニターに映し出された富士山や桜の絵を眺める。銭湯としてはやはり現代的な装い。

手前の「石」と書かれた浴槽はオーストリア産のバドガシュタイン鉱石を用いたお風呂。底にはネットに入った備長炭が沈められている。お隣の「薬」の浴槽、本日は42℃程度の白湯となっていた。

さぁ、サウナ。ビート板を持って。足元と背面に眩い程度の間接照明。この薄暗い雰囲気が最高なんだよな。BGMのインストのジャズミュージックとの相性も抜群。

縦長のストーブが何とも壮観で思わず見惚れてしまう。L字型三段掛けの座面の色んなところに座って、角度を変えて観察するけど、どこから見ても本当に格好いい。

室温は92℃。20分間隔のオートロウリュ時にはストーブが華々しくライトアップされる。シャーっと勢い良く水が注がれて、たちまち体感温度は上がる。湿度も完璧。

水風呂は150cmの深さを誇る、潜水公認のキンキンのものがメイン。水温は15.5℃。お隣に28℃の不感の温度の美泡水風呂。こいつがまた良いんだ。微粒のバイブラが堪らん。

下手にプラスチック椅子に座るよりも、ここでバーンと身体を投げ出して、寝湯感覚で使用すれば、その倍はととのってしまう。

そんな中で、王道の休憩パターンは「風」と書かれた畳が敷かれたスペース。頭上には銀のダクト。ここから外気がそよ風のように送られる。よく考えたなぁと、心底感心する。

やっぱり松本湯さんは凄いわ。銭湯サウナの完成系です。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 28℃,15.5℃
206

サンム

2022.02.17

3回目の訪問

来たる年度末に向け、繁忙期を迎えている今日この頃。堪らなく疲れたので、遅くまで営業していること、夕飯が食べられること、の二つの必要条件を満たす施設は無いものかと考えを巡らす。

脳裏に浮かんだのは『サウナセンター』さん。たとえ22時の入店であれど、速攻でメシを平げれば、小一時間サウナを楽しんでも終電の時間には十分間に合う。食事処は遅くまでやっていたはずだ。

そういえば、先日は店の目の前まで来たにも関わらず、たまの店休日に当たり、悔しい思いをしたんだった。苦虫を噛み締めて、萩の湯さんへと向かったあの日の私はもう居ない。いざ行かん、鶯谷。

よし!今日は看板が煌々と光り輝いている!勝った!そう思ったのは束の間、念のためフロントでレストランはまだやってますか?と問うたところ、もう終了しています、と。

またやっちゃった☆

お腹はぐーぐー言ってるし、しょうがない、炭酸ガブ飲みとタバコで食欲を無かったことにしよう、と安易な考え。当然、腹の虫は鳴り止むことを知らない。先日噛み潰したと思った苦虫はまだこの腹にニヤケ顔をして居座っていたようだ。

気を取り直してサウナだ!と6Fへ向かうが、簡易型のロッカーはその殆どが埋まっている。こりゃ混んでそうだなーと肩を落としながら浴室へ。まぁ確かに人はそれなりにいるものの、そこまでの混雑では無い。良かった。

ささっと身体を洗って、お待ちかねのサウナ。ビート板を拝借して、三段掛けの座面の二段目奥にちょこんと腰掛ける。相変わらず、しっかりと熱くて、湿度も感じられる素晴らしいセッティング。

室温は102℃。その熱さに男たちは顔を顰めている。TVでは1000m女子スピードスケートのハイライト。高木美帆選手のオリンピックレコードの一部始終をこの目で見届ける。

このあと何度も繰り返されることになるレースだが、どうしてもゴールするまではこの場を離れたくなくなる不思議。おかげさまで、肌は真っ赤に火照あがる。

我慢に我慢を重ねた後の水風呂は最高の一言。水温13℃。今日もキンキンに冷たい。そのまま雪崩れ込むようにして、目の前の椅子で身体を休ませる。ベンチに座って、足を投げ出しても良い。

急、強、弱の三段階に分かれた頭上からの風を受けながらととのうことができる、ペンギンルーム。脱衣所を抜けた先の外気浴スペース。その他にも休憩に向いた場所は豊富だ。

計3セット。胃袋から、そろそろ固形物を寄越せ!という声が聞こえた気がしたので、1時間30分程度で退散。チャキチャキのスタッフのおじさまのありがとうございました!という威勢の良い挨拶を背に受け、当館を後にした。あーお腹空いた。笑

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  • サウナ温度 102℃
  • 水風呂温度 13℃
207

サンム

2022.02.16

94回目の訪問

水曜サ活

十條湯

[ 東京都 ]

チェックイン

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サンム

2022.02.14

4回目の訪問

月曜日、朝イチからがっつり打ち合わせを数件こなして、ようやく仕事が落ち着いた。パソコン片手にフラフラと行き着く場所を探して、彷徨う。昨晩寝違えた首筋がどうも痛い。

そういえば最近アウフグースを全く受けていなかったなぁ。月曜日であれば、北欧の鮭リクアウフが思い浮かぶが、予約制なのでいきなり行っても受けられない。

瞬間的に思い浮かんだのはサウナセンターさん。よーし!久しぶりにサウセンだ!と意気揚々と鶯谷駅に降り立つ。南口からのルートはお手の物。あっという間に店の目の前に。

あれ?なんか工事してる...?よくよく見ると、16日の19時まではお休みです、との張り紙。何回やっても学ばないねぇ。笑 でも今回はたまたま場所が良かった。ここは鶯谷。近くにサウナや銭湯はたくさんある。

切り替えて北口方面へ。『ひだまりの泉 萩の湯』さん。1月に友人3名で訪れたばかりだが、前回は休日の混雑をモロに食らい、不完全燃焼に終わっていたので、丁度良い。アウフグースはまた今度にしよう。

想像した通り、月曜日とあって前回ほどは混んでいなさそう。券売機でサウナのタオル付きセット750円を購入。大小タオルにアカスリタオル、青いプラスチック板付きのバンドを受け取る。

スーパー銭湯並みにたくさんの湯船がある点が魅力の萩の湯さん。今日はその全てをしっかりと楽しもうと意気込む。まずは露天の岩風呂へ。ぬるめの湯温でまったりしながら、長沼三兄弟の銭湯名物セイントセントーを読む。

その後は内湯の炭酸泉へ。壁際にはさまざまな都内の銭湯図解が貼られている。最初に見た時は色んな銭湯があるんだなーとただ眺めていただけだったが、気付けばこの数年で殆どの銭湯にお邪魔させていただいた。笑

訪問した時のことを懐かしむように絵一つ一つを見て楽しむ。ぽかぽかになった身体。高温風呂で更にブースト。バレンタインのチョコレート風呂は昨日まで。今日は生姜エキス風呂。

さぁ、肝心のサウナ。横長ストレートの座面はいつ見ても壮観だ。三段目に腰掛けるが、室温96℃が嘘のように熱い。ストーブ前だったことと人の出入りが少なかったことが影響したのかな?

火照った身体を覚ましてくれるのは16℃の水風呂。細かいバイブラが今日も気持ち良い。若干の塩素臭もあるが、そこまで気にならない程度。

休憩場所は豊富。露天にはプラ椅子3脚と石造りのベンチ。外気がスーッと吹き抜ける。浴室内にもプラ椅子6脚と同様のベンチがある。各々好みの場所で。

萩の湯さんを久しぶりに隅々まで満喫。ここが銭湯価格で入れるのは改めて凄いと感じた。明日からの活力を得ることが出来ました。良い湯でした。

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 16℃
223

サンム

2022.02.13

1回目の訪問

ピース湯

[ 東京都 ]

♯新規開拓/累計251施設目

冷たい風と雨が打ちつける東京都内。夜になれば、その雨は雪へと変わるようだ。本日は品川方面に用事があったので、その前にサクッと銭湯サウナへ。西大井駅より徒歩8分ほど、オール軟水が売りの『ピース湯』さんに初訪問。

大小タオル付きで800円。サウナ利用者の証となる青い色のゴムバンドを渡される。日曜日の開店直後の入店であったため、混雑を危惧したが、悪天候も影響したのか人影も疎らな浴室。

オール軟水の謳い文句。のっけからその洗礼を受ける。シャワーは軟水でまろやか。こんなにトロッとした水質は初めて。肌触りが優しすぎて、衝撃の泉質。擦り戸を開けた先の半露天の岩風呂も肌に馴染む。銭湯の類では稀に見る大きさの露天スペース。

内湯は座風呂、寝風呂、電気風呂、ボディーマッサージと豊富なラインナップ。オーバーフローしている球状の給水口からジャバジャバと軟水が溢れている。

♯サウナ ★★★☆☆
L字型二段掛けのサウナ室。ゆったりとしたサイズで10名ほどの収容。照明も薄暗く落ち着ける。天井が低めなので、室温計の80℃表示が嘘かのような体感。

遠赤外線ガスだが、湿度もそれなりにあって、良いセッティング。小説を持ち込んでいる人が多く、サウナ室内の読書がローカルルールとなっている。

BGMは演歌。同時利用も自分の他に2名のみであったため、自由な態勢で過ごす。足を伸ばしたり、胡座をかいても問題はない。

♯水風呂 ★★★★★
真骨頂。軟水の魅力をまざまざと見せつけられる。蕩けるような水質で、全身が水の膜に包まれているような感覚。いつまでも入っていられる。

水温は21.5℃のため、パリッとした冷たさは無いが、別ジャンルで問答無用に良い。サウナ室がそこまでバチっとはしていないので、相性も良い。

♯休憩 ★★★☆☆
先述の半露天スペースは広々としており、至る所で休憩が可能。しっかりと外気を感じられ、適度に涼しい。岩風呂から立ち込める湯気も相まって、乙な雰囲気。

計3セット。85点。オール軟水、恐るべし。これまであまり意識していなかったが、シャワーですらその違いが分かるレベルだった。

アットホームな環境も良い。一見和風の銭湯かと思いきや、浴室はヨーロピアンな雰囲気があるのも面白い。

一点注意して欲しいのは、備え付けのリンスインシャンプー。髪がギシギシになる。笑 シャンプー類は持参することをお勧めする。

ここも相当な穴場である。土日の夕方はどこも混むのがデフォルトだが、混雑度合いもそれほどでも無いので、使い勝手が良い。是非、軟水の魅力を存分に味わってみて欲しい。

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  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 21.5℃
202

サンム

2022.02.12

3回目の訪問

最近は新規開拓に精を出していたが、本日は近場のサウナでリラックス。『カプセルホテル&サウナ 池袋プラザ』さん。三回目の訪問となる。合間時間で3時間コース。料金は1600円。

この池袋プラザさんは系列店の赤羽コスモプラザさんや駒込ロスコさんと同じようなジャンルで、少しばかり古めかしいけれど、居心地が良い施設として個人的にお気に入りのスポット。

館内着と大小タオルも料金内に含まれているので、手ぶらで気軽に利用できるのも良い。本日はセット数は少な目にして、休憩所のリクライニングチェアでゆったりと漫画でも読もうかなと軽い気持ちで訪問した。

とは言え、まずは浴場へ向かう。アカスリタオルで身体をしっかりと清めた後、ボコボコのバイブラと強めのジェットを携えた二股炭酸カルシウム温泉に浸かる。

♯サウナ ★★★★☆
高温と低温の二種類。高温はストーン対流式。室温は96℃でバッチリと熱い。湿度は低めでカラッとしている。肌への刺激が強く、パワフルなサウナ室となっている。

二段掛けL字型の座面。小ぶりのTVでは富士ゼロックススーパーカップが流れる。ユンカーを欠く浦和レッズであったが、江坂の活躍で2-0でフロンターレに勝利。中々長居は出来ないサウナであるものの、汗をダラダラと垂らしながら、激闘をこの目で見届ける。

お隣の低温サウナは75℃と打って変わってマイルドな仕様。木の丸太椅子が5脚置かれている。天井付近に細長い遠赤外線ガスストーブが設置されている。こちらでもじんわりとTVを眺めながら蒸される。

♯水風呂 ★★★☆☆
水温17℃。深さを担保するため、小ぶりの階段を数段上っての入水となる。キリッと冷たいが、バイブラ等は無いので、羽衣が形成されやすい。水流は多少確認できる。

♯休憩 ★★★★☆
浴室内にプラスチック製の椅子が6脚。前回訪問時はサウナ室付近の4脚のみであったが、二股温泉の近くにも2脚増設されていた。まだまだ進化している。

浴室奥に岩盤浴スペースが2名分あり、寝転べるようになっているので、ここでの休憩もオススメ。その他、脱衣所にも椅子があり、近くに扇風機があるので、風を受けながらととのいたい方はこちらで。

高温2セット+低温1セットの計3セット。86点。サウナ・水風呂・休憩の全てのバランスが良く、利用者のマナーも素晴らしい。満足度の高い施設。かるまるやレスタを筆頭にサウナ激戦区である池袋エリアにおいて、確かな存在感を放つ名サウナ。

休日における混雑具合も先に書いたサウナに比べると、それほどでもないので、その点もグッドポイント。店員さんがこまめに清掃されているのも好感が持てます。

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  • サウナ温度 75℃,96℃
  • 水風呂温度 17℃
226

サンム

2022.02.12

1回目の訪問

鶴の湯

[ 東京都 ]

♯新規開拓/累計250施設目

昨日(20220211)のサ活になります。

堤柳泉さんを後にして、浅草方面へ歩いていく。程なくして、浅草五丁目エリアに辿り着き、辺りを見渡す。ふと眼前に見事な宮造りの銭湯が現れる。圧巻の一言。立派な瓦屋根をあしらった趣のある建物に思わず見惚れてしまう。

台東区は浅草の『鶴の湯』さん。半分だけ開く自動ドアの先にはお馴染みの靴箱。その横には中々お目にかかれないラドン発生装置がデンと置かれている。

こちらもサウナ代は入浴料に含まれているということで、480円をお支払い。堤柳泉さんも本日はサウナ無料デーだったので、この梯子サウナで960円しか使っていない。銭湯万歳。

脱衣所へ進む。立派な屋根の裏側に当たる天井はどこまでも高く、開放感に満ち溢れた空間を演出している。浴場は多くの地元住民たちで賑わっているようだ。

左奥にはラドン泉、中央には絹湯とミネラルイオンバス、右側には半露天風呂がある。多種多様のラインナップをそれぞれが楽しんでいる。利用者の雰囲気も下町ならでは。常連同士、知った顔といった感じで非常に仲が良さそう。

♯サウナ ★★★☆☆
二段掛けストレート。熱源は遠赤外線ガスストーブ。室温は90℃。体感はマイルド。まん防の期間は同時利用5名までの制限があるので、サウナ待ちが常に発生する環境。

お爺ちゃんばかりではあるものの、利用者のマナーはすこぶる良く、制限人数をきちんと守る。ぶつくさと文句は言いながらではあるが、それも話のネタにしている。

一見怖そうな紋紋のお爺ちゃんも、混雑するこの状況の中、入るまで1時間は待ったよ!と小粋な下町ジョークを飛ばす。

♯水風呂 ★★★☆☆
天然ミネラル水使用。広くて深さもある水風呂。体感で19℃くらい。冷たすぎず、ぬるすきずで適温。無難。

♯休憩 ★★☆☆☆
決して広くはないスペースではあるものの、半露天のデッドスペースに洗い場の椅子が2脚置かれている。ふと頭上を見上げると、天井部分は少しだけ隙間が空いていて、外気が入り込むように工夫されている。

計2セット。76点。祝日が故にかなりの混雑度合い。常連さんも辟易とはしながらも、日常とは違った盛況のムードを心から楽しんでいる様子だった。

まさに台東区の街銭湯!といった印象を抱いた。普段からそれなりにお爺ちゃん世代には話しかけられるが、本日は特にそれが多かった。下町風情をその雰囲気から感じ、やっぱり銭湯のコミュニティーはいいなと。

楽しい空間に身を置けば、年代は関係ない。皆んなが共通の話題で盛り上がる銭湯ならではの良さを実感した1日となりました。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 19℃
221

サンム

2022.02.11

1回目の訪問

♯新規開拓/累計249施設目

この投稿で400サ活目となるようだ。駄文かつ長文にも関わらず、いつも沢山の方に読んでいただき、大変嬉しい思いをしています。引き続き宜しくお願いします。

さて、昨日の大荒れの天候が嘘のように、日差しが射し込むぽかぽか陽気となった東京都。夜に上野近辺で用事があるので、それまで台東区の銭湯をハシゴしちゃおう!と思い立ち、三ノ輪駅に向かう。

湯どんぶり栄湯さんには目もくれず、目指したのは『堤柳泉(ていりゅうせん)』さん。3番出口より徒歩12分の距離。東京スカイツリーを目印にひたすら真っ直ぐ進めば良い。あしたのジョーの銅像からは目と鼻の先だ。

ダンススタジオが地下一階にあるマンション銭湯。金曜日はサウナ無料ということで480円での入場。タオル類は別だがシャンプー類は備え付けがある。コスパ最強。溌剌とした女将さんに見送られて男湯の暖簾をくぐる。

縦に長い浴室には湯船の数が沢山。手前から水風呂、白湯、ジェット、日替わり湯(ワイン)と続く。半個室のようなスペースにも日替わり(濁り湯)があり、奥の扉を開けると岩造りの半露天風呂(漢方薬湯)がある。

♯サウナ ★★★☆☆
浴室に入ってすぐのところにあるサウナ室。遠赤外線ガスストーブによる室温90℃。薄暗い雰囲気。壁にはヴィヒタが掛けられており、良い匂いがする。

二段掛けのストレートの座面。二段目奥のスペースは少しだけ奥まっていて、スッポリと身体が収まる特等席。無料デーだったので、利用者も多く、頻繁に扉が開け閉めされ、冷気が定期的に入ってしまうが、この奥のスペースであればその影響も少ない。

BGMはTokyoFM。鈴木おさむの軽快なトークに合わせて、最新のヒットソングが流れる。途中、びちょびちょでしょと言って、マットを率先して交換してくださる方がいた。その行動に感動を覚え、自分も見習おうと強く思う。

♯水風呂 ★★★☆☆
水温計は無かったが、おおよそ18℃くらいの体感。細かいバイブラ付き。深さも広さもそれなりだが、独特な鼻につく漢方のような匂いあり。

♯休憩 ★★☆☆☆
半露天風呂の傍らに座高の高い洗体用の椅子が一脚置いてあるので、そこでの休憩がメイン。もしくは脱衣所の畳が敷かれた腰掛け場で休んでも良い。

計2セット。77点。壁面に貼られた新聞記事によると、当銭湯はランステ利用を推奨しているようだ。ご主人の趣味から始まったこの文化は30名ほどのランニングクラブが作られるまでに至っている。

常連さんから君もどう?と声を掛けられたり、束の間の会話を楽しんだ。アットホームな地域密着型の銭湯。良いお湯でした。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
190

サンム

2022.02.10

1回目の訪問

♯新規開拓/累計248施設目

蒲田温泉を出たら、先程までの雨と雪の中間のような霙雨が完全に雪となって変わっていた。こりゃ積もるかもなと思いながら、来た道を引き返し、蒲田駅方面に歩いて行く。

アロマスクエアの目の前『ガーデンサウナ蒲田』さんに訪問。正式名称はカプセルイン蒲田。川崎レックスインと同系列。その証拠に大小タオルと館内着の入った程良いサイズの手提げバッグは両施設共に同じものを使用している。

料金は3時間1300円と手頃。2021年12月1日にリニューアルを遂げた当館。セルフロウリュサウナの導入により、今後どのように評価されていくのか、注目していた施設にようやく訪問することができた。

館内は食事処、癒し処、漫画コーナー等、湯上がりの楽しみが充実している。ロッカーはオリ系列にあるような縦長のもの。少し建て付けが悪い。館内着を着て、地下にある脱衣所へ。

浴室に入った瞬間、広い!と思わず呟いてしまう。バーンと横に広く、カランは数え切れないほどにある。中央には特大サイズの湯船が一つ。

♯サウナ ★★★★★+★
まずはドライサウナ。こんなに広々としたサ室は久しぶり。L字型二段掛けだがその規模が普通のサウナとは比べ物にならない。間引いて16名、間引かなかったら30名はゆうに入れる。

煉瓦で囲われたストーブ。隣にはヴィヒタの束が吊るされている。ヒノキの良い香りもする。無音であるし、好みのサ室である。途中、スタッフの方が入場され、香り付けということで霧吹きでオレンジのアロマ水を吹きかけてくださった。柑橘系のサッパリした匂い。嬉しい。

もう一種類。リニューアル前は中温だったサ室がセルフロウリュサウナとして生まれ変わった。雰囲気抜群。適度な間接照明と壁面のヴィヒタが最高。

温湿度共に完璧。室温は88℃だが、体感はもっと熱い。15分に一度のルールのセルフロウリュは熱気の対流が物凄い。パーフェクト。

♯水風呂 ★★★★☆
並ぶようにして15℃と25℃の温度の異なる水風呂が2つ。余計な匂いも無く、無難に良い。冷まし湯の要領で使用すれば、ととのいのバリエーションも広がる。

♯休憩 ★★★★★
右奥に箱庭風のスペース。裸の天使の石像は壺に入ったヴィヒタを抱えている。特大の業務用扇風機から送られる風に乗って、ヴィヒタの香り高い匂いがする。足元には人工芝。プラ製のリクライナー3脚にベンチ1台。その他浴室内の別場所にプラ椅子5脚あり。

サウナーが好むポイントを確実に抑えた素晴らしい施設。98点。ここがまだそこまで話題になっていないのはなぜ?相当ハイレベル。大好きな施設がまた一つ増えた。

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  • サウナ温度 88℃,100℃
  • 水風呂温度 25℃,15℃
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