パブリバ八光
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
♯新規開拓/累計272施設目
板橋区のサウナ施設も残すところ三つ。隠れた銭湯名区として、多くの銭湯サウナを抱える当区の開拓も佳境を迎えようとしている。
チャリではなく今日はゆっくりと電車で。東武東上線のときわ台駅で下車。南口から徒歩10分ほどの『パブリバ八光(はっこう)さんにやってきた。
パブリバというのはパブリックバス(=公衆浴場)の略称である。マンションの1階部分が銭湯となっているが、一見銭湯には見えない造り。グレーの石材を用いた壁面やローマ神殿のような白い柱が特徴的。
前評判では訝しげな顔を浮かべてサウナ利用者を拒む、名物ご主人がいるとの噂。少しだけ緊張しながらサウナ利用を伝えると案の定、サウナ入るの?というレスポンス。
初めて?と言われたので、正直に初めてですと返す。こういうご時世だからバスタオルを腰に巻いて、ルールを守って使ってね、と。決して嫌な感じはなく、純粋な堅気なお爺ちゃんといった具合。元気良く、はい!と返事をして脱衣所へ。
一見よく見る街銭湯の脱衣所の雰囲気だが、よくよく細部を観察すると、風変わりなポイントが随所に。風見鶏が頂点に置かれた屋内屋根があったり、洋風の白くて細長い街灯が中央部にデンと構えていたり。
脱衣所と浴室を繋ぐ曇りガラスには十二星座のデザインが施されている。ガラッと扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは壁一面のモザイクアート。聖母マリアと赤子のキリスト、そして平和の象徴である鳩。テルマエ感が凄い。
お風呂は薬湯、マッサージ、ジェット、岩造りの露天と種類豊富。ふと横に目をやると、男湯と女湯を仕切る壁に小さく丸い穴が空いており、石鹸渡し所とある。この穴を伝って、おーい!母ちゃん!と言った具合に石鹸を行き来させるのだ。乙。
♯サウナ ★★★★☆
言われた通り、バスタオルを巻いて。二段掛けと一段掛けが向かい合うボナサウナ。座面や床面だけでなく、壁際にも新しいサウナマットが掛けられている。
室温は89℃だが、熱の篭り方が尋常じゃない。貸切利用が故か、とにかく室温以上の熱さを感じる。TVがNHK固定なのが玉に瑕。
♯水風呂 ★★★☆☆
ボコボコのバイブラ水風呂。水温は19℃。浴槽内に僅かな段差。スッキリとしていて、気持ち良い。
♯休憩 ★★★☆☆
簡易的な露天の隅に一人だけ腰掛けられるような小ぶりな岩があるので、そこで外気浴。風の通りはそこまでだけど、ひんやりしていて丁度良い。
穴場。83点。風呂上がりはドリンクのサービス。冷蔵庫からコーヒー牛乳を拝借してグビっと。今日もビエイラ打たれてる。外は雨模様。もう少し休んで帰るかな。
男
パブリバのネーミングセンス、テルマエアート、石鹸渡し場!?加えて、サウナ入るの?のレスポンスw いいですね〜✨気になって仕方がありません😊
トントゥありがとうございます!話題に事欠かない見どころ満載のテルマエでした!視線を少しズラすだけで、一般の銭湯には無いポイントが目に入り、後でサ活を書くのが楽しくなりそうだな、の思うほどでした。笑
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