2020.08.23 登録
[ 神奈川県 ]
今日は神奈川県が誇るクリスマスの時期にはカップルどもがえんやわんやわっしょいわっしょいとお祭り騒ぎのようにイルミネーションに魅了されてその仲をより一層親密にしてサウナの如き情熱で憤怒を私にぶち込んでくると言われている相模湖の例の遊園地のすぐそばにある施設に足を運んだのです。
遊園地併設なので駐車場も併用、最も肝心なポイントは普通車1500円という入浴料以上の価格設定で、その支払いの時に得られる領収書を是が非でも入手するのがこの施設を使用するにあたり最重要事項であります。
この温泉を使用すれば、退館時の支払いでその領収書が1500円のお金に化ける二店方式であります。
この施設は相当昔、私が初めてととのいを覚えた施設でもあり、心の故郷のような気持ちで久々にワクワクしたのです。
その後イルミネーションをまさかの1人で眺めて憎悪や怨嗟や憤怒を覚えたのは言わずもがなであります。
さあ、んな事はさて置き颯爽と浴室に突入であります。
懐かしき雰囲気と落ち着いた空間、炭酸泉のいい感じで心は高まるのであります。
サ室に飛び込んでまずは30分単位でのオートロウリュシステムを暗記、時間配分を構築して錬成陣を作成、否、錬成陣すら要らない私は数々のサウナで真理を見たのです。
その対価として「恋愛」を失った私の儚い思春期は泡沫としてサ室に溶けていったのは懐かしき思い出であります。
その身にサウナを取り込んで水風呂のひんやり具合にココロオドルアンコール沸かすなんとかであります。
外気浴はアジアンテイストなおしゃれ椅子が4脚あったり、その他もろもろのイスがあったりと、明らかなサウナー寄りの改造が施されているのを感じ取ったのです。
その心は隣にある遊園地から聞こえる謎のメロディーを感じ、家族連れで遊園地を楽しんでいるはずだった私の未来予想図の破綻を知ったのです。
露天エリアにも炭酸泉があり、炭酸まみれでCO2を身体にぶち込んで血流ははち切れんばかりに身体中を巡るのです。
オートロウリュも味わい、迸る汗と失われた思春期を取り戻すととのいと現実との乖離がより一層捗るのです。
資本主義弱者の私に対する抵抗はイルミネーションの前では儚く散るものの、その儚さは桜満開の遊園地に咲き誇る淡い色彩で激昂へと導かれるのです。
いつかあの遊園地を楽しむべく、温泉止まりの私の現実を受け止めて寝湯の心地よさに甘えていく事15分、現実は私の心に溶け込んだのであります。
この施設の寝湯がほんとに優秀で、こんなに気持ちいい感覚の寝湯はそうそう出会えるものでないという感動に浸るのです。寝湯のために来るレベル。
暴発し切った私の感情はまたしても真理に奪われて思春期はこの施設に再度閉じ込められたのです。
男
[ 愛知県 ]
めちゃくちゃ久々に来ました。
1発目のサウナで確信したことがあるのです。この数週間至るサウナに行ったけど、マジでこの施設がぶっちぎりにいい。110度に迫るサウナに13度の水風呂、外気浴も思うがままに青天井を拝めるベンチもあるわで心が一気にサウナの故郷に導かれたのです。
初見殺しすぎるオートロウリュも懐かしく感じたり、身体中が懐かしみに浸って汗腺がサウナを思い出したのです。
火を吹くように汗をかき、一気に冷やしあげる感じ、自分は冷やし中華だったのだと思い知るのです。
ヤケクソになってしまう事も多々ある中で正気を取り戻すのにこの施設で事足りるのです。
のんびりゆったりがんばろ。
男
[ 東京都 ]
懐かしき瀬音の湯に足を運ぼうとしたのは昨日のことだったのです。しかしながら昨日は火曜日、この施設の最重要情報は火曜日が定休日ということなのです。
舞台は東京都あきる野市、平成の大合併で凄い影響を受けた街であります。以前は秋川市ってあったんですよ、かっこいい名前だね。
なんとなく幾千の夜を過ごして早数年、久々にこの施設に足を運ぶ事になったのです。
思いの丈をこの施設の熱でぶっ飛ばして思うがままに現実と対峙するためには自然豊かなこの施設の外気浴で見下ろせる秋川のせせらぎが必要なのです。
施設に入り、どこが温泉だと迷うこと1分、私の嗅覚はサウナのある場所を察知したのです。サ鼻。
颯爽と券売機の複雑怪奇なボタンの種類の多さに惑わされつつも大人である事を思い出した私は不正をせずにしっかりと正しいボタンを押せたのです。よく頑張りました。
この施設の温泉はとんでもなくとろんとろんな肌触り、湯上がりに歩くとコケる可能性が半端ないくらいのぬるぬる加減、天然ローションのようであります。このローションを駆使すれば感謝祭で相撲を取ることも可能なのではないかと思われるのです。
儚き想いを温泉に浸して滑りをもたらし、潤滑油を得た身体はサ室に導かれるのです。
この施設のサ室は露天エリアにある珍しい仕様、館内を練り歩いてどこやサウナは!と探していた頃を懐かしく思うのです。
サ室は10人くらいいけそうな雰囲気で優しげな温度、90度の中で心の汗をひたすらに流していこうと決心したんです。
蒸務取締役の極みのような風体でお祭り終わりの黒く焼けた紳士もいれば、森羅万象を知り尽くした熟達者もいる模様です。
火照った体を冷やすのは掛け流しかなって思われる水風呂であります。
この施設の水風呂は季節変動が凄まじい事で有名だそうです。夏場は20度くらいになる水風呂は今日の春先では15度でありました。素晴らしすぎる温度に心と身体は刹那に火照りを奪われたのです。付き合ってた人から突然別れて下さいと言われた時や、フリーフォールの感覚を味わいたい人にとったらこんなにうってつけなものはないと思われるのです。
思春期の全てをこの施設で体感できるともあれば私の春はより一層加速するものであります。
楽に生きられたらもっと余裕が出てくるのにと思う一方、人は刺激から逃れられないのであります。知らんけど。
ゆとりのある人生を探し求めている吉良吉影チックな思考原理で生きている私にとってサウナは真反対のような気がしますが、熱さの耐久の果てに立っている至福のひとときというものは人をとことん惹きつけるのであります。うぇいうぇい。
大自然に囲まれたサウナや温泉を楽しめるひとときで人は動物のように自然体を取り戻すのかも
男
[ 埼玉県 ]
まさかの当施設のバレルサウナ故障でありました。
嘆きの丘に導かれるように、私はまたしても熊谷に足を運んだのです。
なんとなくおふろcafeでしゃれおつな感じでゆとりのある新年度を送りたいと思うのは筋が通っていると勘違いして2時間かけてここまで辿り着いたのです。
辛い傷も思いが宿れば愛着が湧いてくるような感覚で自分の中にある傷を見つめているといつの間にかこの施設に着いていたのです。
駐車場の位置が意外な場所にある感じがするので気をつけてください。
早速館内に入ってまあおしゃれ具合に目がムスカになったのです。
受付のお姉さんにすぐさま一見と見抜かれてしまう私の挙動不審感はこのおしゃれ空間による軋轢とも言えるのです。
まだこの時点ではバレルサウナを楽しみにしていたのですが、冒頭の通り、浴室に入ってすぐさま私の絶望は海の底にたどり着いたのです。
普通のサウナの方は70度という指標、その中で己の求める熱量を導く道筋が熱湯があれば容易かったのですが、熱湯もなかったのです。さあ私どうする!?
簡単な結論であります。サ室スーパー耐久戦をするのみなのです。
サ室のテレビではコードブルーの再放送が流れておりました。ガッキーさんと2万回くらい心の中で反復横跳びしていました。当然の事です。身長の高い女性がタイプな事この上ない私にとってガッキーさんは天衣無縫なのです。
んな事はさておき、山Pさんが出て来たあたりでちょうど熱容量が満たされて来たので、水風呂で心の中をぶちまけたのです。
外気浴で向かう露天エリアにはバレルサウナがあり、その扉にはKEEP OUTの看板、この無情は桜が1週間で散るよりも儚くも切なさが火の国熊谷に波及する勢いなのであります。
熊谷には熱量以外の何があるかわからない私でありますが、更に先に行くと世界の果てとも言われるグンマー帝国が潜むと聞くのです。
熊谷が激アツになっているのは国策によるグンマー帝国民の侵攻防止のためだという都市伝説もあるのです。
多治見の方が熱いなって言ったらほんとに刺されるそうなのでとても気をつけて生きていかなきゃならないのです。
行方知らずの心はサウナによってイタズラにかき乱されましたが、この施設の露天エリアにある99%草津温泉みたいな硫黄臭がたまらねぇ温泉があって心は草津に導かれたのであります。
草津温泉で湯畑でバズりそうなイルミネーションを撮影して彼女とのんびり温泉デートを一瞬で彷彿させたのは言わずもがなであります。
そんな憎悪激昂怨嗟が心の中で疾走するのならば、お風呂上がりに無料のコーヒーを嗜むほかないのです。
結局のところ、館内にはニコアンドな感じの館内着を纏う可愛いお姉さんが多く、それだけでととのうのです。
男
[ 東京都 ]
新年度になり、社会人闘争が最も熾烈な日々が開幕した中、私はのんびりゆったり社会の軋轢を感じながらサウナで心を癒しておりました。
舞台はメッカと呼ばれる程の激アツポイント、サンリオピューロランド(以下SPL)の隣に君臨して日々キティさんやけろっぴさんが足を運んでいると言うにわかには信じ難い都市伝説も今私で作った場所にある温泉であります。サンリオさんには株で大変お世話になった過去があるのでキティさんには凄まじい親近感と敬愛を抱いております。
小田急京王とモノレールまで繋がる交通のターミナル、駐車場もどえりゃー量完備、立地が凄まじい環境でのほほんとサウナを堪能するために足を運ぶのが忍びない程であります。
SPLでゆるふわっとデートした後のサウナならば私のととのいもより一層拍車がかかるのだと思いつつも、遅れてきた思春期を謳歌する私にはそうな猶予がないのです。
颯爽と誘惑が凄まじいSPLを横目に館内に入って即座に浴室に繰り出したのです。
蒸務取締役が鎮座してその身を清めてついでに同窓会やら井戸端会議をつまんでる最中私は孤独にサ室に飛び込んだのです。
96度に迫るむしむし仕様、毎時15分、45分にオートロウリュが発生、そのタイミングと身体と心の会話が始まるのであります。
時間はたくさんあってもととのいへ導いていく過程には多くの障壁があるのです。
のんびりと過ごす時間には悩みが多いのです。花粉やアラサーなのに1人で生物の尊厳もへったくれもない過ごし方をしてて果たしていいものなのかといったように意味がわからなくなってくる春先なのです。
サウナは塩スチームサウナもあるのです。心の憎悪を清めるにはやはり塩なのです。ちょうどいい感じの温度感に、時折頭や肩に落ちていく熱水を感じて盛者必衰の理を想起させるのであります。
露天エリアのととのい椅子は土日争奪戦必至な数量だろうと心は解を導いたのです。
SPLから流れてくる音響が聞こえてくるような気もしましたが、あそこは館内テーマパークなので幻聴なのかもしれません。
SPLから粛清…じゃなくてお出かけされたらしいきりみちゃんは職を求めてこの施設にいると踏んでおりましたが、私の予想は外れていた模様です。
塩を塗りこんで、ぐでたまのようにでろんでろんに溶けそうな私は外気浴も晴天を拝み心を解き放っていたのです。
SPLの忖度はこの施設にもあり、館内のガチャガチャにはキティさんやシナモンさんや、マイメロさん一行が羅列されているのです。
SPLで疲弊し切った子持ち社会闘争民族の癒しの場がこんな所にあって、実はSPLに子供を委ねて父はこの施設でととのっているのではないかという妄想をしながらのサウナは現実と理想の狭間にあるのです。
男
[ 埼玉県 ]
舞台は埼玉県熊谷市、言わずとしれた灼熱の国であります。岐阜の多治見との熱量戦争は激戦に次ぐ激戦とも言われ、夏の風物詩となっている模様です。熊谷に入ったら温度と湿度が上がったように感じたので、ついに痺れを切らした熊谷は総床暖房とか始めたのかなと思いました。ジオフロントがあって地下に紫色のロボットいるぞ、多分。
ジオフロントから湧き出てくる熱量を温泉に変換して凄まじい量をこの施設で使い果たしていると聞き、足を運んだのであります。
温泉が垂れ流しなだけでなく水風呂も地下から垂れ流しされているそうです。黄色っぽかったのできっとLCLかな?
颯爽と館内に飛び込んだ私の眼前には清潔感の塊みたいな広大なスペースが待ち構えていたのです。資本力豊かな施設に書かれているたかの友梨の字面、それを見るだけで自ずと焦燥感が漂ってくるのであります。
浴室に飛び込んで驚きのあまりまた汗をかいてしまったのです。ひろすぎぃ!温浴施設のテーマパークかってくらい大きいのです。
更には露天エリアが尋常じゃないのです。なんだあれ、日本庭園か何かなのか、資本力えげつなさすぎないか。来るところ間違えたのかと裸の私は一瞬我に帰ったのです。
そんな日本四大庭園のたかの園を堪能しつつ、本業のサウナに導かれたのです。
サ室も広く2,30人くらいは収容できて、あちゅいのが迫ってくる仕様であります。サウナはあちゅいのが迫り来るのは至極当然なんですが、資本力を感じる設備であります。
10分ほど現代のニュースショーを眺めつつ、リニアは2027年ダメかーと思いながら汗をかき、水風呂に導かれたのです。
肌に染み込むような優しい水質に絶妙な温度、油断してたらずっと入っていられそうな優しいものを感じたのです。あれも一種のLCLだね。
露天エリアにあるアジアンテイストチェアーも資本力豊かな形状を模試していたのです。高そう。
心の汗を流して青春謳歌しているうちに外気浴の締めとなり、露天エリアを巡っていたら、夜分になると光りそうなオブジェクトもお金がかかっていそうなものでありました。
どう見てもAPEXのハーベスタだぞ、あれ。黄色に光ったらアップグレードしに行かなきゃいけないものがなんでこんなにあるんだ、と私のシールドは当然赤くなっていたのです。
そういう綺麗な施設は当然のように受付やら館内を歩く人も綺麗な人が多いのであります。私のような趣味も本業もサウナみたいに成り果てたものにとってはあまりにも眩しい世界が横たわっているのです。
館内のお休み所も外に足湯やなんか洒落たデッキがあってりんごPCをッターンっと叩く音も聞こえてくるのです。これが現代の祇園精舎の鐘の音なのかと察したのです。
片道2時間の価値あるね。
男
[ 埼玉県 ]
今日は噂に聞いた常にサ室100℃超えで水風呂が13℃とかいう真意を確かめに足を運んだのであります。
舞台は埼玉の上尾、本当に初上陸の土地であります。
土地をいじるにもその土地を知らなきゃいじれないので、断腸の思いでスルーします!鉄道博物館近いらしいね。
埼玉の心臓部に近しい立地、大宮まで散歩で行ける立地の良さなのはとても羨ましいです。
穏やかな館内の雰囲気で心はぽっかぽかであります。
毎週土日は外来アウスギーサーが来てイベントを催しているサウナに対するえげつない熱量もありました。
浴室に忍び込んでみたところ、開放感のある広いスペースに外気浴が心地良さそうな空気感、サ室に入っても驚きは止まらないのです。
マジで100℃超えてやがる、これは心のビートが高まってYOASOBIの曲が心に忍び込んでくるものであります。
大人になると思春期はサ室が水風呂にしかないようなものなので、苦痛をあえて楽しみ、その後の解放による充足感を得る所業に特化した大人のスパイラルアップ感を凝縮したものを感じたのです。
冷え切った私の魂も火をつけてくるような温度、精神と時の部屋のような温度管理でいっそ時も現実世界よりゆっくり流れてくれたら私はここでスーパーサイヤ人になるべく修行を積めるのではないかと思ったのです。
水風呂に赴き、足の入水時点で気付いたのです。これは紛れもなくちゅめてぇと。
なんということか、今まで全く見識のなかった場所にこんな私の体に見合う素養があったなんて、この温度管理に辿り着いた猛者はきっと毎日サウナに勤しんでいる化け物なのではないかと思ったのです。
ゼェゼェと吐息が込み上げる中、露天エリアに繰り出してアジアンテイストチェアーに横たわって私は未来を拓いたのです。気持ち的には「いつか君をすげぇ奴にするんだ!」ってドラゴンボールのあの部分で髪色が金色になる瞬間が自分の身に起きたのだと錯覚する次第であります。
この繰り返しの果てに私は髪がめっちゃ伸びたり、なんなら大猿にもなれるんじゃねぇかと感じたのです。
とにかく平日昼間は穏やかな雰囲気で思うがままに自分のサウナを追求して修行ができたのです。ANA修行僧の気持ちが少しだけ分かったような気がするのです。
私の魂は彩の国をどこまでも舞っていったのです。
サ室も2,30人は収容できそうなアリーナ型、土日のアウフフェスの時はどんな様子になっているのかと妄想するだけで汗をかくものであります。
頭空っぽの方が熱量も詰め込めるものなのだと心の空っぽな今を逆にありがたく思ったのです。つい先日こっそり失恋してるのもあってより一層サ活が捗るものであります。
超長い春休みも佳境に差し掛かる今日この頃、頑張ろうと思ったのです。
男
[ 神奈川県 ]
コロナの湯界隈ではずっと貫禄と威厳を放ってて、個人的に勝手におだころって呼んでるこの施設に遂に足を運ぶ事に相成ったのです。投稿は色々見ててあちゅーいっていう投稿が多く、ずっと温度緩くないかと思ってた謎が遂にわかったのです。湿度の野郎め、そういう事だったのか!
舞台はトライフォースでお馴染みの北条家がオラオラしてたと有名な小田原であります。あとエヴァでもお馴染み、もはや芸術の街なのか。
1000回近く行ってる同じ名前のホームサウナとの比較になりそうですが、我慢に我慢を重ねてミルフィーユを頑張っていきたいと思います。
館内めちゃくちゃ綺麗じゃねぇか!ホームにもこういう清潔感があればもっとうぇいうぇいな女の子がキャッキャするのに!って思って意気揚々と浴室に飛び込みました。
浴室広っ!ホームにもそういう広さがあればもっとうぇいうぇいする男子がすごいことになるから今のままでええかと思いつつも、サウナに誘われたのです。
サ室は1つ、ロッキーサウナと記載された貫禄あふれる歴史の宝物庫のような雰囲気で綺麗でした。リノベーションして段数上げたクチですかね。ホームと比較してます。
82度ほどを示す温度計にも関わらず汗がすぐさま流れ出たのです。心の故郷を感じた涙なのかも知れません。
5分毎にロッキーさんの上空から襲いくるゲリラ豪雨、ほんのりとサ室が湧き立ち、オーディエンスは黄昏るのです。
ホームのような蒸務取締役一行の生存確認儀式も見つつ、熱量を発散する時が来たのです。
水風呂は滝のように流れ出る清廉な感じ、ハッカをぶっ込むスタンスではなさそうであります。
露天エリアに繰り出してまずは市場調査であります。
ふむふむ、ととのいエリアがあるんですね、すご。
椅子もプラスチックリッチ椅子や、スカルポーに普通のととのい椅子にと、さあ貴様ら、休め!と言わんばかりを得ない充実ぶりであります。浴室内にもととのい椅子や座り湯的なものもあって羨ましいです。
露天エリアの開放感だけはホーム勝ってるぞと思いつつもロッキーにまた戻ったのです。ロッキーサウナの意味をまだ知らない私にとってロッキーとただ言いたいだけなのであります。
ストーブ大きくてなんか力強くていいなーって思いつつも、これで100度だったらえげつね…って感覚に浸るのです。
炭酸のお風呂はなくとも数多もの個性豊かな温泉達がそこら辺にたむろしているようであります。
健美効炉ってしこたま見慣れた字面もあったりして、さもホームに帰ってきてしまったのかと錯覚する次第であります。とにかく清潔感に溢れててびっくりであります。
施設専用カードがあり、300円で作ったらなんと入館料100円引き!1000回行ったら10万円もお得なのです
男
[ 神奈川県 ]
今日は神奈川の彼方に足を運ぼうと考えたのであります。
そこは全国でも恐ろしく珍しいたばこ祭という現代社会に対してアンチテーゼをぶちかますと言っても過言ではない底知れない何かを感じさせる長閑な大地であります。
春先というのにやけに夏空な入道雲を富士に纏わせる謎の季節感を感じつつもJTの資本がグワーっと流れ込むような資本主義の香り立ち込める街にアウフグースバリバリのオラオラ系なサウナがあったのです。
館内はもうサウナ祭りであります。たばこ祭りの中心地だからか、門戸近くに喫煙所があるので、そういうアンチテーゼ的なものを感じるのであります。たばこ葉は岩手のイメージが大きかったです。
んな事はさておき、早速洗体を済ませて現実から逸脱するしかねぇ気持ちなら天よりも高い私の志は颯爽とサ室に導かれたのです。
開放感のあるサ室、熱波儀式もたくさんこなしてきた風貌のストーブに普通のストーブも鎮座、館内にも浴室にも数多ものアウフギーサーがうぇいうぇいしている痕跡が見られるのです。基本的に夜は1時間単位でスタッフがロウリュうぇいうぇいしているそうですね。羨ましい。
温度は100度を示すむっしむしのあちゅあちゅ仕様であります。心の高まりは湘南へと駆け出すような睡蓮花であります。
真夏のジャンボリーを堪能しつつ、ヤバくなれるのは誰って頭の中の問い合わせにひたすら俺(Yeah!!)って答える禅問答が開幕したのは自明の理であります。
水風呂も広々としており、15度という固定観念、レゲエも砂浜もビッグウェーブであります。
そんなサマードリームを感じながら外気浴に向かうと、露天エリアに鎮座されているおびただしい数のととのい椅子を見て「本気すぎねぇか!」と叫びそうになったのを堪えたのです。
もはやととのうための露天エリアじゃねぇか!ゴリ押ししてる有馬のお湯を化学的に再現した叡智すらも霞むととのい椅子の多さ、IKEAさんのスカルポーも置かれているガチ具合、なるほど、どこかの極まったサウナーがひたすら投書したのかなってくらいのサ愛を感じたのです。
気持ちは何度もサウナをこなしたい気持ちで溢れんばかりであります。
7分15秒に及ぶどちゃくそ長げぇ睡蓮花を鑑みてもこの施設のサウナではその時間も刹那と化すのが頷けるのです。
誘惑に駆られてサウナ用の氷も嗜めてしまう仕様、多くの蒸務取締役が今日も常設同窓会で花を咲かせているのは春先の風物詩なのでしょう。
秦野を「たいの」って呼んで秦野の人にねこぱんちされた大学時代の苦い思い出を噛み締めて闇雲に満たされた思春期は泡沫の如し水へのせせらぎに誘われたのです。
灼熱のジャンボリーもいつか体験したいと思う素敵なサウナであります。温泉入ってねぇ…
男
[ 神奈川県 ]
今宵もそりゃサウナに行かなくてはならない気持ちであったのです。
友人と尋ねるサウナも慣れたものであります。
別のサウナに行こうと思ったらサウナが故障していたらしく、急遽King of bathに救いを乞う形になったのです。
んな事はさておき、町田という世界の狭間、関東の七不思議、資本主義の成れの果て、神奈川の飛び地と言われ続ける事100年、そんな怪しげな理想郷を帝都に捧げた町こそが町田であります。よくよく考えてみたら町田って名称も、ねっ…
もはや相模原帝国のお膝元に君臨するその所作は心の底から帝都であるという鮮烈なインパクトをもたらしてくれるのです。
そんな所に王が潜むと聞く。
この施設のサウナはキングスサウナと書いてありました。王たちが集うらしいです。裸で入ったらはだかの王様になりかねないという幻想にかられるのであります。
私は小学校の学芸会ではだかの王様にて大臣を務めました。私には見えない、何にも見えない、綺麗な服なんて私には見えないとオーディエンスの耳をぶっ壊す声量と音痴度合いで私の心に王からの一撃が与えられたのです。そのビデオを見るたびに私の汗は止めどなく流れるのです。
王様は本当に上裸になる程凄まじい劇でありました。下も裸にさせなかったのは帝都のプライドなのかもしれません。本当のはだかの王様が集うこのサウナでは衣服を着る事こそがアンチマナーなのです。大人の世界はとても怖いものだとこの施設は教えてくれるのです。
やっとこさサウナにありつけてのんびり90度の熱量を体に承ったのです。いいね。
噂ではスチームサウナがかなりガチくさいという話を聞いていたのです。キングスサウナよりもキング感があったのは入室した瞬間に察したのです。目の前を覆い尽くす蜃気楼、もはやこの空間だけは混浴でも許されるのではないかと思われるスチームの濃密度合い、感動のあまり目の前にあった潮の存在にも気づけなかったレベルであります。
あなたが裸になることが恥ずかしい王ならば、素直にこのスチームサウナに突撃することを推奨いたします。
記憶の中も同じくらい濃密な霧に覆われている私の思春期をふと思い出したのです。
暗黙の了解だらけのこの現実社会、人の心を曇りなきまなこで見定めることなど出来ないことをこのサ室で教えてくれるのです。スチームタイム直前は目の前の裸体も見えるので王様は辱めを受けることでしょう。大丈夫、浴室に入ればみんな裸の王様さ!
アンニュイな精神闘争の果てに待ち構える黒く濁った露天風呂では煌びやかなイルミネーションが木々を覆っているのです。ここにはクリスマスもあるんだと感動するばかりであります。
明日の風を感じつつも夜分遅くのサウナは心の1日を完了させたのです
男
[ 東京都 ]
今日はお馴染み湯楽の里界隈の中でも未到達の一角、国分寺と立川の間にあるから生まれたと言われる東名みたいな名前の付け方をする街、国立に足を運んだのです。
名前はしこたま聞いたり見聞きした事があってもその場所に足を運ばなかったのは超曰く付きの土地だからこそです。矢川って字面を見るだけで鳥肌が立つほどのトラウマの中心地であります。
10年以上前に行われた矢川駅の改修工事の紙から始まったトラウマの事象は今もなお私の脳裏にこびりついているのです。しらんがな。
そんなどうでもいい事はほんとにさておき、フロントは2Fにあるリッチ仕様、何となくそれだけでも館内は頑張って敷地を広げようと努力しているのかなと思われるものを感じたのであります。
ゆったりとその身に普段と違う湯楽の里を感じつつも喫煙所めっちゃ広いけど今月末で閉鎖かーいという衝撃を体に打ちつけつつも浴室に忍び込んだのであります。
浴室は湯楽の里チックな落ち着いた雰囲気、シャワーの水圧も素晴らしい、これは夢にまで見た桃源郷なのかなと思いつつもサ室に誘われたのであります。
サ室は普通のやつと塩の2つ、昭島や所沢と同じ感じであります。たぶん。そんなにしこたま行ってないから適当なのかもしれません。
サ室は他の湯楽の里に比べてこぢんまりとしたアリーナであります。17人くらいかな。
混雑のあまりドア前に立つものもいる仕様、これは休日なら凄まじい光景になる事は想像に容易いのであります。
国立人気だからね。頭いい高校もあるし。
立川も国分寺もトラウマまみれで国立は尚更トラウマまみれでもうこの一帯はトラウマの宝物庫なんじゃねぇかと思わざるを得ない素養に溢れた恐ろしき舞台に私の汗は春どころかその先の夏の季節を告げたのです。
さあさあ、水風呂だ!と心の声はサウナで現実に呼び起こされたのです。
いい感じの広さで穏やかな温度の水風呂でたぎりまくった心を冷やしてくれたのです。
外気浴に赴いた私はその絶景を楽しむべく意気揚々と眺望を背伸びして眺めたのです。子供には見えない世界の壁の高さを感じたのです。湯楽の壁であります。社会に対してその身を見せないように注意書きがされてるので、相当開放的な猛者がプライドを曝け出した過去があるような気がする壁があったのです。
心の目で多摩川を望む眺望を感じながら温泉で心もぽっかぽかであります。
塩サウナも嗜もうと足を運び、注文が多い何某の感覚でその身に塩を塗り込んだのです。
バターも塗りこんで行ったら私も流石にこの後焼かれて食べられるのかなと思いましたが、塩だけだったので許されたのです。そんなに肉ないしな。
絶対に美味しくない自信あるし。
豪雨の中でも人が多く、人気施設の名残を感じたのです。
男
[ 埼玉県 ]
四季を乗り越えて生きていくためには花鳥風月は欠かせないのであります。
今日は埼玉の日高市にあると言われる矢場とんに並ぶ豚の超大国に足を運んだのです。なんでそんな所にサウナがあるのかわからないかもしれませんが、豚のしゃぶしゃぶは美味しいので、豚の超大国にサウナがあってもいいとは思います。私は骨みたいな外見だと思っているので、とりあえずなんでもいいのです、そこにサウナがあれば行くだけです。
施設内には多くの美味しそうなグルメが目白押しで、今日何も食べてなかったわたしも夕方ごろには流石に欲望に駆られそうになりました。
温浴施設に逃げ込むように駆け込んだのです。
そこで私は誘惑に負けて館内にある食事施設で豚祭りでありました。めっちゃ美味しいね。やっふー!
腹ごしらえした後に挑むサウナはそりゃ心地よいものであります。
サ室はシンプルなあちゅいサウナ1つ、毎週女湯と男湯が入れ替わるそうなので何ともですが、私が入ったのは右の方だったと思います。
サ室のちょうど良い熱さと水風呂が2つ同じものがあるという違いを見出せなかった私の反省が心の奥底から響き渡る仕様でありました。
さあ外気浴だ!と思うよりも先に足は露天エリアに駆け出していたのです。
豪華なプラ椅子があってしかも4つ、これで心を思う存分安らぎの彼方にぶっ飛ばせると信じて疑わなかったのです。
お金がかかってそうな施設の外観を眺めつつも心は資本主義を思い知ったのです。
豚の超大国は埼玉にもあったんだと驚きのあまり花粉のせいもあって鼻の啜り音がブビッとなっていたので、千尋の世界に舞い降りたら即座に湯婆婆に姿を変えられる未来しか見えなかったのです。
私には千尋のような娘がいない切ない30歳なので、そういうところにも気をつけて生きていかなければ神隠しにあった時に太刀打ちができなくなるのです。気をつけて生きていこう。それしか出来ない自分を反省するのです。そう、この施設の豚の神は私にお告げを与えてくださったのです。
温泉もいろいろあって、しゃぶしゃぶされまくった私は汗をしこたまかいてしまいました。肉汁のようで豚骨スープなのかもしれません。心はまだまだ物足りないと言わんばかり、何度もサウナを回してしまったのです。もはや豚骨スープも出し切った私の残り滓には味などなかったのです。無味無臭の私に戻った時に心は安らかな気持ちだけを残してくれたのです。やったね。
とんかつが無性に食べたくなった私の昨晩のご飯はとんかつでありました。そんな事も忘れてしまったサウナの心地よい経験は時も場所も超越してついでに心も千尋がいるかのような跳梁した佇まいで明日を切り開いていく所存であります。
アラサーになって結婚というものに焦ります。
男
[ 東京都 ]
今日も穏やかな気持ちでサウナに勤しんでおりました。なんと言いますか、曇天にも関わらずの気持ちは晴天、感覚はゆったりと研ぎ澄まされていくようにサウナに集中していたのです。
今日はロウリュ側のサウナだけで心の時を刻み、何度もロウリュによる熱量を身体中で受け止めたのであります。わっしょいだね。
明日も気持ちよく過ごせるように頑張っていきたいと思います。
男
男
[ 東京都 ]
18日東京、19日愛知、20日東京の下道夜行ドライブでのわっしょいで車は5年経たずに10万kmに達しようという勢いのまま、サウナもガッツリみっちり堪能したのであります。やはりこっちの花粉めっちゃ多い、この間の強風で花粉がだいぶぶっ飛んでも奥多摩から吹き乱れる黄色い風はどう考えても人間が生きていける場所ではないレベルの汚染区域であります。
そんなところにあるサウナなので、サウナで花粉を無効化させるような気持ちでいるのです。
サウナに集中してる時は自然と花粉から逸脱できるのです。
ひっさびさにこの施設のスチーム塩サウナも堪能しました。温度があと30度くらい上がったら五体投地してこの身の穢れを捧げる所存でありますが、とても良い汗を流して青春をぶちかましたのです。うぇい。今日祝日なんだね。
男
[ 愛知県 ]
2週間ぶりですね。懐かしい雰囲気を感じるのは一瞬であります。サ室に入って2秒で感覚戻りました。そりゃすさまじい数来てるし…
実家幽閉のこの頃、じんわりと熱を蓄える施設に足を運ぶことばかりですが、やはりこの施設の刹那に汗をかいて思いっきり水で冷やして外気浴でわーっと横たわれる感覚はホームの空気感もあってとても良いのです。友人に絶対に勧めるくらいにとても良いからこんな数来てるんだし…
2週間で季節はガラッと変わっているのも肌で感じたのです。穏やかな気持ちで外気浴のほのかな温かみを感じて身体から熱が発散されていく様を感じると心はすぐに安城を舞っていくのです。
このスーパー長期休暇で名古屋の最新サウナも探求する必要があるのではと感じておりましたが、なんという事か、ホームに居座る事をやめられないのであります。
やっぱここすげぇわ。
男
[ 東京都 ]
春一番のお告げのような暴風吹く中、ほぼ初上陸の稲城でのサウナを堪能したく思い、今日はなんかすごいという噂が聞こえてくるこの施設に足を運んだのです。
中央フリーウェイ、右手に競馬場とかなんとかの近くにこの施設があるのです。
黄昏が近しい中小高い峠にある施設には平日昼間でも多くの蒸務取締役がその身を清めあげるように社会から逃げているような雰囲気が垣間見えたのです。
綺麗な館内には綺麗なお姉さんがいて、丁寧に説明して下さったのです。綺麗なお姉さんがいたらそれだけでととのうこの性質はとても都合が良いなーって思って便利な個性を持っている自尊心が掻き立てられるのです。
浴室までの歩きで一気に気持ちがサウナに導かれたのです。
浴室に入り、洗体儀式を済ませた後にサ室に入るとなんということでしょう。
2つの石が積まれたストーブに4,5段はありそうな広大なスペース、遅れてきたひな祭りの開幕なのであります。
なんとしてもお内裏様にならなくては心のととのいは得られるはずがないという矜持だけで大人気サ室の大人気エリアを虎視眈々と睨んでいたのです。実際はテレビ見てます。
最上段も80度ほどの優しげな温度ですが、湿度が感じられるほんわか仕様であります。
じんわりと伝う汗を感じて熱量を蓄えられるのです。10分くらい。
30分ごとかなって感じのオートロウリュと吹き乱れる赤い風、赤ランプで開戦する合図は最近の流行りなのかもしれません。調布とか府中エリアはそういう雰囲気が残っているような気がしました。
長い暴風域を潜り抜けて無事に水風呂に辿り着いた時の私の汗はもうととのいへの禊でありました。
道中でも汗をかくほどの暖かい気候の中だったため、外気浴もなんと心地よい春の陽気とド晴天で身体中に流れる血潮を感じるものであります。
明らかな熱量が身体から解き放たれると頭の中はユーミンが騒ぐのです。
黒湯の炭酸泉や黒湯の露天風呂を堪能しつつも何度もサウナと現実を行き来すると、心は宙を舞っていくのです。これが天沢聖司氏の感覚なのかもしれません。コンクリートロードを進む心の旅は青春の影そのものであります。
旅重ねる恋愛と失恋の繰り返しの4年間を想い、それ以前の稲城闘争も思い出したりして、高校時代からずっと変な生き方してるなーってふと思ったのです。
感じた事は多々あれど、それを全てサ室に置いて水風呂に流して綺麗になっていく自分はまたコンクリートロードを行くのです。
気持ちいい心地よい温度の水で心を綺麗に洗い流せば稲城のなんとも言えない空も京王線の流れ行く様も八王子へと導かれるような感覚に至れるのです。東八道路はいつも東京と八王子を結んでいるのかな、八王子って東京じゃないんだって思うのです。
男
[ 埼玉県 ]
舞台は圏央道と関越の交差点、思春期と泡沫の分岐点とも言われる鶴ヶ島であります。
彼の地を通る者は多くとも立ち寄る人は案外少ないと思い込んでるけど、その認識でよろしか?
そんな田園豊かな風土に包まれし鶴ヶ丘の一角に人々を魅了するサウナがあるという口コミを見て足を運んだ次第であります。これから新潟の方に繰り出して淑女と日本酒デートに繰り出すとかがあればより一層色彩は広がるものですが、あいにく1人のドライブとなっております。紛れもなく青春ですね。
春を思い、晴天にうつつを抜かすにはうってつけの素晴らしい外気浴が堪能でき、定期的なロウリュイベントも設けられている地元密着型の施設と思いました。
サ室は浴室内にロッキーな感じと馴染み深いストーブの2つ体制、露天エリアにもスチーム塩サウナがある贅沢具合。
ついでに今の時期だけ鶴ヶ島はPayPayさんが20%バックするというお昼ご飯代が返ってくる素敵仕様なのであります。
はやる気持ちを抑えられない私は即座にサ室にイン、熱が身体をほぐすのであります。
じんわりと流れ出る汗と拍動を感じてこのロウリュは楽しみだなーってふっふっふとしていたのです。
水風呂は17度らへんの固定らしく、サ室のバランスと見合った心地よい羽衣を生成して穏やかな外気浴で旅立つ準備が完了するのです。
外気浴は椅子がちらほらと可倒式の白い天使が控えているのです。この白い天使に仰向けになり天を仰げばトトロも見えるような気持ちになれるのです。
じんわりとこだましていく風の音に耳を傾けてゆったり時を過ごし、ついでに露天風呂を楽しめたのです。
続いてスチームサウナも楽しまなきゃならないという向上心逞しい私の意志は露天エリアにぽっつり存在する一室に入ったのです。
なんという熱さ、スチームで足元に熱がたむろして足がとても熱くなるなんて初めての経験であります。
塩を体に塗りいつもの注文の多い料理店を想起させながらのスチームサウナはすぐさま私の水分を搾取していったのです。汗が滴り落ち、目元にしょっぱいものが伝う感覚はこれぞまさに思春期のそれだと確信に至ったのです。
定刻のロウリュタイムに突入したのですぐさまサ室に赴き、若者の全力少年を見たのです。
あれほどまでうちわを仰ぎまくって熱量を届けようという姿勢はまさに思春期、群青色に宿る気高い熱波を身体中で感じたのです。
オーディエンスは私の父よりも年上な感じの紳士ばかり、平日の昼間にサウナに行けるような若者は私だけなのかと世界の広さと狭さを同時に実感したのです。ぼく休職中だからね。
バイブスを高め上げてくる雰囲気に身体中の水分はサ室に捧げられたのです。
この穏やかな雰囲気が土日になるとすごい事になりそうです。
男
[ 埼玉県 ]
今宵もサウナに行かなくてはならない宿命と大義名分を備え合わせて私は白い獅子の帝国に降り立ったのです。車ですぐ着くから良いですね。
名古屋の青い血とは違う系統のちょっと濃い青の群青色みたいな血液じゃないとこの地域に入れないらしいです。
所沢の関所では血液検査とあとピンクベストの着用確認が行われるそうです。
IKEAの椅子を極めし者が集い、IKEA所沢店の建築計画を止めたとも言われる北欧の天敵が潜むと聞くのです。
そんな所にもオアシスは存在するのです。
狭山湖の水を止めるぞと近隣帝都の国家に対して日々圧力をかけるほどの水量を誇る所沢、トトロも潜むらしく、埼玉の八王子とも言われる程の素養を蓄えてる資本主義の鬼みたいな国であります。
チャンテ4を頭の中で流し「魅せろ熱い獅子の魂〜🎵」とかなんとかぶつくさ呟いてこの施設の館内に飛び込めば自ずとととのいへの日シリが幕を開けるのです。
猫屋敷よりも熱く猛々しい歓声を身に纏い、広大なひな祭りのような階段を登るのです。ここのサ室は猫屋敷の例の階段も想起させてくれる仕様なんだと感動するのです。
私が猫屋敷に観戦したシーズンは何故か日シリに行くという個人的都市伝説を掲げて矜持と汗を捧げたのです。
この施設といえばやはり露天エリアなのです。
なんというか自然に囲まれて今そこでネコバスが通り過ぎていったような風の通り道を感じられるのです。その渦中に感じる露天温泉の心地よさは彩の国と言われる百花繚乱を心の中に抱くのです。
心の色彩が増えていく気持ちになり、心はどこまでも先走ってオリックスをなんとか倒すための何かを考えてしまうのです。
流石に愛知に4年いると青い血も種類が変わってくるようでありますが、ギリギリチャンテ4は歌えるので許して頂きたい気持ちで所沢の地を踏んでいるのです。
外気浴はととのい椅子がいくつか、その戦略的席取りゲームに勝てなければ露天風呂の石組みでととのう他ないのです。
浴室内には多くのととのいエリアがあるのです。そこでも良いけど、この施設のトトロやネコバスが飛び交っている外気浴を堪能しない事には心の解放は難しい気がするのです。
気持ちはサウナを経てより一層高まるのです。
サウナをおかわりして、心の中ではついでにアップルパンチも繰り出し、なんやかんやで西武ファンの頃をふと思い返すのであります。所沢恐ろしき場所であります。
サ活も最終局面、対ソフトバンクにフルボッコされた岩手県のメジャーリーガーも思い出す頃、ソフトバンクといえば一悶着あったなーってふと思って汗が引くのです。サウナの終わり時であります。
何より落ち着いた館内の雰囲気と激る西武の圧力に心の中の闘争心は猫屋敷に向かうべきものを抱くのです。
男
[ 埼玉県 ]
鉱業世界において武甲山といえば観光地でもあり、数多もの資本を生み出した強烈なインパクトを埼玉に与えたと言われるのは今私の頭の中で考えたのですが、この施設は武甲山登った後の温泉を楽しめるスポットのような気がします。
あいにく登山三昧してた頃にサウナを知らなかった私にとってその乖離は頭を悩ませるものがあります。
今武甲山を登ったら息切れと動悸で養命酒でもなんともならないレベルに至りそうであります。
駐車場も多くあり、土日は相当賑わうスポットなんだろうなーって雰囲気がビシバシ感じられます。
館内には宴会場もあり、悠久のディスコの如し多くの老若男女がバイブスを高め上げてQOLををぶち上げてるのは言わずもがなであります。
今日はホワイトデーという白い名前を持つ私にとっても特別な日でありますが、んな事はどうでもよく、サウナに身を投じて心を清める事に人生の意義があるのです。
懐かしき昭和の雰囲気を感じつつ、昭和を生きてない私にとっては異世界タイムトラベラーのような気持ちに浸れる素敵な雰囲気で浴室に飛び込んだのです。
浴室のロッカーは有料です。私のようにタオルをロッカー内に置いたまま浴室に向かい100円を武甲山に捧げるような過ちを犯さないように気をつけてください。
平日昼間の客層はまさに井戸端会議、埼玉弁が飛び交う異世界、私の脳も埼玉に侵食されていつの間にか白い獅子に侵食されたのは言わずもがなであります。
サ室は1つ、8人が座れそうな感じで懐かしき乾式サウナであります。めっちゃカラッカラで喉の水分が即座に搾取されたのは愉しいものであります。100度くらいだったけど、カラッカラなので90度くらいの体感であります。
何より欠かせないこの施設のサウナのすごいのは水風呂であります。
明らかに入水してから、身体をヒリヒリさせるような冷たさ、シングルレベルのひんやり具合は高血圧をぶち上げて、己自身を武甲山に捧げるレベルの血圧変動を感じたのです。
じんわりと心を浸し、外気浴のただ1つのベンチでのんびりしていたら脳裏に浮かぶのは汗だくで武甲山に登り空の青さと資本主義に満たされた山の呼吸を感じたのです。露天エリアから武甲山が見えるわけではないですが、思い出は心に山を写すものであります。あーひっさびさに雲鳥山登りたいですね。
サウナ目当てというよりも、井戸端会議をしに足を運ぶ紳士の嗜みを感じる懐かしき雰囲気を感じて昭和の流れから令和に至る時間旅行を楽しめる素敵なスポットであります。
サウナにハマらなかったらこういう所に足を運ぶ事はきっとなかったんだろうなーって思うのです。行動の不思議な邂逅を慈しんで自分のあるべき姿を見つめる鏡となる不可思議な体験を齎してくれたのです。
男