天然温泉 花鳥風月

秩父伏流水の水風呂がある。それがきっかけだった。行ってみると一日ゆったり過ごせるとてもやさしい素敵なところだった。豚さんを真ん中に据えた食と健康のミートピア、サイボク。その一環として運営されている温浴施設。皆さんのサ活が好意的であたたかいのがなぜか、行ってわかった気がする。

高田馬場での予定を終えて、何も考えず西武新宿線急行に乗ってから行先を考えた。銭湯はたくさんあれど、案外スーパー銭湯が少ない路線。その中で見つけたのが狭山市駅から路線バスで17分とあるこちら、花鳥風月。さぁ行こうと思ったらバスが一時間半こない。やむなし。タクシー。

恐縮ながらサイボクの存在を知らなかったから、着いたら子供の遊べる公園とかたくさんのお店とか、テーマパークみたいで驚いた。奥の方に大きく綺麗な建物。入るといい香り。スタッフさんが皆さん接客が丁寧で居心地がいい。

今日の男湯は花鳥。暖簾には花びらと見せかけて豚さんの足跡。服を脱ぎ浴場に入ると思わず笑みがこぼれる。かけ湯のとこに恵比寿様みたいな豚さんがいるのだ。ちなみに露天にはそこかしこにとっても愛らしい豚さんがいる。ほんとかわいい。あと、シャンプー類が色々あったり飲み水が常温と冷水両方あったりする。

露天には立派な広々な岩風呂。空の見える洞窟みたいなお風呂もあるし、空中炭酸泉という階段の上の殿様的な櫓も。温泉はとてもまろやかで肌にやさしい感じ。そして熱くないのにとてもあったまる。内湯も含めてゆったり入ってほしいからと温度は穏やかにしてあるそう。夕暮れの青とオレンジの美しいコントラスト、空気が綺麗。

#サウナ
広くて綺麗でゆったり。90度。二つの小さめなストーンのストーブ。サウナもまたゆったりじっくり汗をかける居心地の良さ。窓もあり閉塞感もなくて好き。ビート板有り。TVは気持ちざわつかせるものばかり。でも、ここの豊かな時間と空間のおかげで、自分の心はずっと凪。

#水風呂
楽しみだった秩父伏流水。20度。ふっくら、そして少しもっちり感すらあるとてもふくよかなやさしい水質。派手な驚きではなくても、この水のような心持ちで日々過ごしたいと思える、そんな。二つ浴槽が並んでて違いそうに見えて、たぶん一緒。

#休憩スペース
露天には木のベンチ。座りやすい石もあったり。もう随分と冷える季節だけれど、暮れゆく美しい空。暮れれば暖かな灯りが照らす岩風呂の水面を這う湯けむり。幸せ。

サ飯はとんかつ定食に炙りチャーシュー。老若男女が安心して美味しく食べれるいいお味。なんかね、今日は豚にさんをつけないとなってどうしても思うのです。豚さんにも、食を届けてくださる皆さんにも、心から感謝。

四季を乗り越えて生きていくためには花鳥風月は欠かせないのであります。
今日は埼玉の日高市にあると言われる矢場とんに並ぶ豚の超大国に足を運んだのです。なんでそんな所にサウナがあるのかわからないかもしれませんが、豚のしゃぶしゃぶは美味しいので、豚の超大国にサウナがあってもいいとは思います。私は骨みたいな外見だと思っているので、とりあえずなんでもいいのです、そこにサウナがあれば行くだけです。
施設内には多くの美味しそうなグルメが目白押しで、今日何も食べてなかったわたしも夕方ごろには流石に欲望に駆られそうになりました。
温浴施設に逃げ込むように駆け込んだのです。
そこで私は誘惑に負けて館内にある食事施設で豚祭りでありました。めっちゃ美味しいね。やっふー！
腹ごしらえした後に挑むサウナはそりゃ心地よいものであります。
サ室はシンプルなあちゅいサウナ1つ、毎週女湯と男湯が入れ替わるそうなので何ともですが、私が入ったのは右の方だったと思います。
サ室のちょうど良い熱さと水風呂が2つ同じものがあるという違いを見出せなかった私の反省が心の奥底から響き渡る仕様でありました。
さあ外気浴だ！と思うよりも先に足は露天エリアに駆け出していたのです。
豪華なプラ椅子があってしかも4つ、これで心を思う存分安らぎの彼方にぶっ飛ばせると信じて疑わなかったのです。
お金がかかってそうな施設の外観を眺めつつも心は資本主義を思い知ったのです。
豚の超大国は埼玉にもあったんだと驚きのあまり花粉のせいもあって鼻の啜り音がブビッとなっていたので、千尋の世界に舞い降りたら即座に湯婆婆に姿を変えられる未来しか見えなかったのです。
私には千尋のような娘がいない切ない30歳なので、そういうところにも気をつけて生きていかなければ神隠しにあった時に太刀打ちができなくなるのです。気をつけて生きていこう。それしか出来ない自分を反省するのです。そう、この施設の豚の神は私にお告げを与えてくださったのです。
温泉もいろいろあって、しゃぶしゃぶされまくった私は汗をしこたまかいてしまいました。肉汁のようで豚骨スープなのかもしれません。心はまだまだ物足りないと言わんばかり、何度もサウナを回してしまったのです。もはや豚骨スープも出し切った私の残り滓には味などなかったのです。無味無臭の私に戻った時に心は安らかな気持ちだけを残してくれたのです。やったね。
とんかつが無性に食べたくなった私の昨晩のご飯はとんかつでありました。そんな事も忘れてしまったサウナの心地よい経験は時も場所も超越してついでに心も千尋がいるかのような跳梁した佇まいで明日を切り開いていく所存であります。
アラサーになって結婚というものに焦ります。

名所はサウナイキタイのイキタイの数では測れない。今回のサ旅を通して感じたこと！今日は、ミライトワが閉会式に出ないことへのせめてもの抗議として、ぼったくり首都高に乗らずに下道で秩父から帰ってきました。その途中に、身体を休めてくれたのがこちら、オリンピックのゴルフ会場だった霞ヶ関CCのすぐ横にある花鳥風月さん。サイボクといういわばお肉のテーマパーク内にある。サイボクの存在は初めて知ったが、埼玉の方には有名なのかな？ここのお肉はすごく美味しく安心らしい。
牧場にあるミルクサウナを体験済みな私としては、ここのコンセプトを思わずポークサウナと名付けたくなったけど、花鳥風月という美しい名前がすでについて、素敵なお名前のとおり、これまた素敵な施設でした🌸
お風呂や休憩場所それぞれに、花鳥風月をあしらった句が詠まれていて、いとおかし。花鳥と風月で男女のお風呂は入れ替わるようだが、花鳥側はまさにアメージングJAPAN🎌デザインされた岩風呂と庭園、縁側の休憩所。素敵すぎます👏そして、石段を登った先には…なんと空中炭酸泉となるものが！風の通り道となっている中での、シュワシュワ炭酸泉で下茹でされる。なんと風雅な光景。見上げると月も見えそうだけど新月だった。ここで風月を味わい、豊かな天然温泉では、花が舞い鳥が遊びにくるような、そんな綺麗な場所だった。名は体を表す。

#サウナ
90度以上の高温サウナ。３段式で、広々テレビ付き。花も鳥も丸焦げになるような熱さ。でもロッキーサウナなのかな？湿度もあってとても気持ちよい熱さ。３段目は体感でいうと、草加の下段くらいは出てると思う。下茹が長過ぎて最初のセットは5分でアウト。そのあとのセットは、エンタの神様に助けられながら10分がんばりました。

#水風呂
天然水の水風呂！待ってました👏
２つあって、両方とも18-21度と書かれている。右側だけキンキンに冷えた水風呂というコピーがあったので比べてみたが、体感はどちらも同じww
20度くらいなので、思わず長居してしまい冷える。

#休憩スペース
露天を見渡す縁側が立派な休憩スペース。
誰もいなかったので寝転ばせていただきました。
花のように舞い、鳥のように自由に羽ばたき、風のように爽やかに、月のように静かに、サ道のたしなみを堪能した。

とてもスッキリした後は、喉から手が出るほど、レストランのカツ重を食べたかった。でも私はファスティング明け…
泣く泣く我慢をし、お土産コーナーで今後に向けてたくさんお肉を買い込みました🐖
ここのキャラクターの豚ちゃんが可愛すぎていい歳してぬいぐるみを購入してしまった🤣
でも、ほんとかわいすぎ…🐷