しろくま

2024.03.29

1回目の訪問

舞台は埼玉県熊谷市、言わずとしれた灼熱の国であります。岐阜の多治見との熱量戦争は激戦に次ぐ激戦とも言われ、夏の風物詩となっている模様です。熊谷に入ったら温度と湿度が上がったように感じたので、ついに痺れを切らした熊谷は総床暖房とか始めたのかなと思いました。ジオフロントがあって地下に紫色のロボットいるぞ、多分。
ジオフロントから湧き出てくる熱量を温泉に変換して凄まじい量をこの施設で使い果たしていると聞き、足を運んだのであります。
温泉が垂れ流しなだけでなく水風呂も地下から垂れ流しされているそうです。黄色っぽかったのできっとLCLかな?
颯爽と館内に飛び込んだ私の眼前には清潔感の塊みたいな広大なスペースが待ち構えていたのです。資本力豊かな施設に書かれているたかの友梨の字面、それを見るだけで自ずと焦燥感が漂ってくるのであります。
浴室に飛び込んで驚きのあまりまた汗をかいてしまったのです。ひろすぎぃ!温浴施設のテーマパークかってくらい大きいのです。
更には露天エリアが尋常じゃないのです。なんだあれ、日本庭園か何かなのか、資本力えげつなさすぎないか。来るところ間違えたのかと裸の私は一瞬我に帰ったのです。
そんな日本四大庭園のたかの園を堪能しつつ、本業のサウナに導かれたのです。
サ室も広く2,30人くらいは収容できて、あちゅいのが迫ってくる仕様であります。サウナはあちゅいのが迫り来るのは至極当然なんですが、資本力を感じる設備であります。
10分ほど現代のニュースショーを眺めつつ、リニアは2027年ダメかーと思いながら汗をかき、水風呂に導かれたのです。
肌に染み込むような優しい水質に絶妙な温度、油断してたらずっと入っていられそうな優しいものを感じたのです。あれも一種のLCLだね。
露天エリアにあるアジアンテイストチェアーも資本力豊かな形状を模試していたのです。高そう。
心の汗を流して青春謳歌しているうちに外気浴の締めとなり、露天エリアを巡っていたら、夜分になると光りそうなオブジェクトもお金がかかっていそうなものでありました。
どう見てもAPEXのハーベスタだぞ、あれ。黄色に光ったらアップグレードしに行かなきゃいけないものがなんでこんなにあるんだ、と私のシールドは当然赤くなっていたのです。
そういう綺麗な施設は当然のように受付やら館内を歩く人も綺麗な人が多いのであります。私のような趣味も本業もサウナみたいに成り果てたものにとってはあまりにも眩しい世界が横たわっているのです。
館内のお休み所も外に足湯やなんか洒落たデッキがあってりんごPCをッターンっと叩く音も聞こえてくるのです。これが現代の祇園精舎の鐘の音なのかと察したのです。
片道2時間の価値あるね。

  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 17℃
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