しろくま

2024.03.25

1回目の訪問

四季を乗り越えて生きていくためには花鳥風月は欠かせないのであります。
今日は埼玉の日高市にあると言われる矢場とんに並ぶ豚の超大国に足を運んだのです。なんでそんな所にサウナがあるのかわからないかもしれませんが、豚のしゃぶしゃぶは美味しいので、豚の超大国にサウナがあってもいいとは思います。私は骨みたいな外見だと思っているので、とりあえずなんでもいいのです、そこにサウナがあれば行くだけです。
施設内には多くの美味しそうなグルメが目白押しで、今日何も食べてなかったわたしも夕方ごろには流石に欲望に駆られそうになりました。
温浴施設に逃げ込むように駆け込んだのです。
そこで私は誘惑に負けて館内にある食事施設で豚祭りでありました。めっちゃ美味しいね。やっふー!
腹ごしらえした後に挑むサウナはそりゃ心地よいものであります。
サ室はシンプルなあちゅいサウナ1つ、毎週女湯と男湯が入れ替わるそうなので何ともですが、私が入ったのは右の方だったと思います。
サ室のちょうど良い熱さと水風呂が2つ同じものがあるという違いを見出せなかった私の反省が心の奥底から響き渡る仕様でありました。
さあ外気浴だ!と思うよりも先に足は露天エリアに駆け出していたのです。
豪華なプラ椅子があってしかも4つ、これで心を思う存分安らぎの彼方にぶっ飛ばせると信じて疑わなかったのです。
お金がかかってそうな施設の外観を眺めつつも心は資本主義を思い知ったのです。
豚の超大国は埼玉にもあったんだと驚きのあまり花粉のせいもあって鼻の啜り音がブビッとなっていたので、千尋の世界に舞い降りたら即座に湯婆婆に姿を変えられる未来しか見えなかったのです。
私には千尋のような娘がいない切ない30歳なので、そういうところにも気をつけて生きていかなければ神隠しにあった時に太刀打ちができなくなるのです。気をつけて生きていこう。それしか出来ない自分を反省するのです。そう、この施設の豚の神は私にお告げを与えてくださったのです。
温泉もいろいろあって、しゃぶしゃぶされまくった私は汗をしこたまかいてしまいました。肉汁のようで豚骨スープなのかもしれません。心はまだまだ物足りないと言わんばかり、何度もサウナを回してしまったのです。もはや豚骨スープも出し切った私の残り滓には味などなかったのです。無味無臭の私に戻った時に心は安らかな気持ちだけを残してくれたのです。やったね。
とんかつが無性に食べたくなった私の昨晩のご飯はとんかつでありました。そんな事も忘れてしまったサウナの心地よい経験は時も場所も超越してついでに心も千尋がいるかのような跳梁した佇まいで明日を切り開いていく所存であります。
アラサーになって結婚というものに焦ります。

  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 18℃
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