秋川渓谷 瀬音の湯

「あー！お肌をとぅるんとぅるんにしつつ、春麗な水を浴びて緑に誘われたい！」
人は長い労働の渦中にあると不変を求めるものなのだと思うのです。
偶然山を求めて自然を走っていたらいかにも川のせせらぎと大自然に囲まれた豊かな雰囲気を感じ取ったのです。その刹那私の身はサウナを感じ取ったのです。ここに私の心のホームグラウンドが確実に存在する！
ちなみに2年前に5回くらい来てます。
お肌の汚れやら、色々のいざこざがあったマッチングアプリの成れの果ての姿を綺麗さっぱりと純白ピュアボーイにするにはこういう水や熱が必要なのであります。
しかしながらGW中、規制なき山河、しかも一応ギリギリ東京、そのベストコンディションの環境では相応の客入りが容易に考えられるのです。
サ室は露天エリアにある6人専用室。これはもう合コンルームなのであります。
偶然居合わせた友人と私含むおっさんが6人もその一室にいて汗を流しているのです。思わず私も「あれ、合コンと聞いていたのに、何かおかしい…！いやおかしくねぇ！」と錯覚する次第でした。
秋川を望む雄大な渓谷には潤沢な水をもたらしてくれるのです。その精錬とされた水を身を投じれば自ずと心の故郷に帰って来た気持ちに浸れるのです。
外気浴はベンチが3脚ほど、山並みを一望できるベストバウトな存在感はまるでいいねを1000くらい持っていた女性と何故かマッチングしてお話しして色々あって縁が遠ざかったと思いきや、そこから2年の時を経てご飯行こって話になって、あの頃の思い出の答え合わせのようなセンチメンタルな懐かしの気持ちに浸るあの思春期真っ只中の様相を示しているようでしした。
温泉は常に密集しているようでした。トゥルントゥルン温泉にふさわしきお肌の滑り、この滑らかなお肌を持ってすればちょっとくらいはアイコンの写真盛れるんじゃね？と思っても口に出してはならないのです。
サ室は熟達されし蒸務取締役がその身を更なる高みにぶち上げるために禅問答に明け暮れているようでした。
私もまためちゃくちゃ初めて来た感が溢れており、2年前はあり得ない光景だったサ室待ちを執り行っていたら、順番飛ばしされたりとアウェー感を叩き込まれた次第であります。
しかしながらこのサ室の(結構ぬるい)90度の沈黙の間で己の中にある刃を錆びさせて目をぎらつかせた後の水風呂の得体の知れない快感は薬師丸ひろ子のそれであります。私はセーラー服を着てる女子高生を見たことがないです。
ありのままでいられない朝方の行動力はサウナによって穏やかな休日に導かれたのであります。
サウナで友人に偶然遭遇するという奇跡を味わえた今日はとてもいい日になりそうであります。初めて🤗

昨日の雷雨の反動か？！
と思うほどいい天気。
春は終わったのか？と夏を思わせる太陽の強さ。
わたしも昨日の反動で、この気候を思う存分楽しめるところに行きたくなった。

ということで、電車に揺られ武蔵五日市駅へ。
ここから瀬音の湯へ直で行けるバスがあるにはあるのだが、いかんせん本数がかなり少ない。
ちなみに無料送迎バスではないのでご注意を。¥330です。

12時半頃、到着。
この天気、昨日の反動。
これはわたしだけじゃないだろう。と思った通り、家族連れの多いこと、多いこと。
外の足湯は子どもで埋まっていました。

登山客が降りてくる14時頃には退出したいため急ぐ！

想像と違う、割とモダンなグレイのデザインのお風呂場でお清め。
内風呂は、外の森をガラス越しに見えるように横長に広い浴槽。
同じように、露天風呂すぐそこに森の樹々が。

椿の大きな木がすぐ目の前にあって、
枝から枝へ飛び移る鳥や、枝の上で何度かジャンプする鳥を見ながら、
そして、燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びながらの露天風呂は贅沢の極みだな。

サウナは露天風呂エリアにあります。
コテージ風のサウナにINすると、そとの樹々が見れるようにガラス窓が。
これ、とってもいい。
外の風景を見ながらサウナで蒸されるって、なかなかないものね。
わたしの記憶を辿ると、長野のヤッホーの湯も外が見えたんだよな。

上段で10分ほどゆっくりゆっくり蒸されます。
水風呂はサ室出てすぐ左に2人ぐらい分の岩風呂です。
水温計は21℃をさしてるけど、正しいのかな？もっと冷たく感じた…。

水風呂横のベンチで風に吹かれながら外気浴休憩。
をしながら気づいた。
サウナから出てくる人、ほぼほぼ水風呂入らない😳
気づいてないわけじゃなさそう…。
そうか！サウナ入る人がみんなサウナ→水風呂が好きなわけじゃないのか。
登山しにきてる人や、家族連れも多いから、普段サウナには入らないのかもしれない。
実際、みんなマットに直座りしてたし、タオルすら持って入らない人も多くいた。
サウナ後、汗流さずに温泉にそのままつかる人、足をすすがず浴槽に入る人（これはここ以外でも多いからあれだけど）がほとんどだった。
すごく腑に落ちた。

最高の外気浴を堪能して4セット後、14時過ぎに出る。
やっぱり、14時過ぎから、クソほど混み始める。
行かれる人は14時までか、むしろ、夜を、オススメしたい。

帰りに、お買い物して、駅近くの山猫亭でキーマカレーとチャイ。そして、スコーンをお持ち帰り。

次へ向かう。

私は固く心に決めていた。
そう、ダイヤモンドより固く。


昨日は年度末最後の大仕事を終え、
廃人になっていた。
石仮面をつける前に、もう勝手に人間を辞めていたのだ。

そしたらば、
新年度一発目は山でととのうべきだ。

よし！
自然エネルギーで復活だ！
太陽光で蒸発しない身体はまだ持ち合わせている！


全身でこの芽吹いた春を感じたい。
刹那な春を！
休みのタイミングでもうこれしかない！！！


ルーフトップ回数券問題は一旦置いといてまで
都会の喧騒から逃げるようにロードローラーで来たこちらの施設、
瀬音の湯。

（しばし言いたいだけのジョジョネタにお付き合い申し訳ございません）


山に呼ばれて嬉しさ爆発。
半笑いで、来ちゃいましたよ。（山に追い出される）


瀬音の湯は前から何度か利用していて、
今回は去年の秋ぶりである。
浴室のシャワーとかがリニューアルされていて驚いた！
な、なにをするだー！綺麗じゃないか！（喜）

やはり館内といい、景観といい、いつもいつも美しい。
売店のお野菜も地元のもので、新鮮元気なものが格安で並んでいる。

冷ストッカーのお酒類はほぼなく、
昨日一昨日の土日できっと売れてしまったのであろう！
いいじゃん。行楽日和最高にハイッてやつじゃん。


売店飯を外のベンチでお花見しながら食べ、お散歩し、とぅるんとぅるんのお風呂イン！
ここの泉質が、大好きだ！！！（せいじくんマインド）
このお湯を抱きしめ、抱きしめられたい気分だ（？）


今日はどちらかというとサウナはおまけみたいなもんで
温泉堪能しに来たのだーーー！！！

と思ったら前回入った時のサウナの印象より
今回がかなりよくて（多分下茹での内風呂も熱かったから！？）かなり発汗できた！
何より水風呂が冷たいのなんの！春だから！？
前は20度くらいでぬるかったのに！？

ってなことでめちゃくちゃ一発目で山に召された。
もう大の字で横たわりたかったが、
出禁にされたくないので静かに座っていた。

奥に風に揺れる木々たちと雄大な山。
ここの露天は最高だ。サ室も切り取ったように窓から緑が望める。

山と清らかな水は疲れたホモサピエンスたちを優しく包み込んでくれる。
これは、ここに来ないと味わえない。

身も心もほかほかになった私は
うしろ髪引かれまくり、
帰りたくない気持ちがまた爆発。

爆発した時には、

意外！それは髪の毛！
気づけばうしろ髪がなくなっていた。
きっと山に帰って行ったのだろう。

（実際は髪に異常はなく、普通に家に帰りました）


回数券消費まであと8枚　つづく

山菜おこわと焼きそば外で食べるの5割増しでうまい

出来立てを丁度おばちゃんが持ってきてくれたのでラッキー！他に鱒押し鮨と草餅とみたらし団子も食べた