現象

曜日時間：水曜20時半、60分＋ツイッター
混雑具合：まあ空いてた
セット数：3

ゼロヒャクの21時に帳尻を合わせて、テクテクライフのサウナ10選のテルマー湯にチェックインだけしつつ、歌舞伎町を散策する。

受付の女性の感じの良いこと。時間も甘めで10分近く上乗せしてくれる。ホスピタリティがしっかりしていると、ととのいやすい気がする。

ちょっとだけ混んでると言われたが、許容範囲内だった。サウナ室内は多くて6人。適度に広くてじっくり汗をかける。セルフロウリュも声をかけつつ2杯から3杯、一人になればタオルを回した。

ちょうど21時で1セット目の水風呂。既に氷は満タンだった。塊から顔だけ出して、まず肩が冷たい。冷却がマックスだったのは21時15分くらいの2セット目だったかしらん。16度を指していたが、体感はもっと冷たかった。

インフィニティチェアが導入されておりここで休憩、しっかりととのった。相変わらず上手く使いこなせない。しかしできませんという素振りは見せず、ただ普通に座りたいだけですという顔をする。

曜日時間：月曜12時、2時間コース＋月曜3時間
混雑具合：さすがに空いてた
セット数：ドライ4、スチーム2

有給使って昼からアスティル。オープンと同時に行ったつもりが、それでも何人かに先を越されていた。新橋のサラリーマンおそるべし。

ドライサウナがドライでない。80度前後なのにこの湿気のせいか、すぐ発汗した。ものの数分でボーッとしてくる。上めの価格設定も頷ける。ポップミュージックのオルゴールがBGMは、雰囲気にそぐわない気がする。そうこうしているうちにオートロウリュが始まった。噴射の後もライトの点滅が止まない。余韻がえぐい。終わったら出ようと思っているのに、なかなか出られなかった。

フラフラになって水風呂へ。こちらはキンキンでしっかり冷やされた。青い照明も幻想的。

ヨレヨレになってテルマベッドへ。これが一番楽しみだった。硬いタイルが体を包む。バチコーンときた。

こちらのスチームは人気が高いようで、出入りが激しかった。無音の八角形で皆、静かに蒸されている。毎度のことだが、スチームは出るタイミングで悩む。

常連らしき人たちは、ドライからスチームに行ったり、ドライから湯船に入ったり、温温交代浴をしている。真似してみたが、レベルが高すぎてよく分からず。

浴槽の手すりがくるっと4分の3回転して、そこに桶がかけられるのがスッキリして良い。シャワーヘッドも水圧が柔らかかったり、至れり尽せり感がある。

ワッフル地の館内着に着替えて一服。月曜日は2時間料金で5時間いられるとのことで、ちょっと寝た。

曜日時間：土曜12時15分
混雑具合：かなり混んでた
セット数：3

もう銭湯を後にする人とすれ違った。オープンと同時に入って、15分で出たのだろうか。地元の常連客かしらん。なんて粋。

すでに賑わっている。開店と同時に来るべきだった。サウナ室はほぼ満員で、扉の開閉も頻繁で温まりづらい。盛況かつコンパクトな場合は激熱が望ましい。

黒湯の水風呂は初めてだった。肌がスルスルする。こちらもも4人マックスがデフォルト。譲り合いが浸透している。

3人以上の若者グループが何組かいて、露天の温泉で談笑していた。ちょっと邪魔だが、休日の昼間から集まれるのは素敵なこと。天気が良くて外気浴は最高だった。

空腹の帰りに寄ったのは武蔵小山の商店街の喫茶店王様といちご。ナポリタンとイチゴミルクシェイクで満たした。サウナの後は乳飲料が欲しくなる。

曜日時間：水曜20時、90分コース
混雑具合：ちょっと空いてた
セット数：3

もはや細いロッカーを再確認したくて行ったと言っても過言ではない。過剰に細いイメージを持っていたかもしらんと、しかし記憶よりさらに細かった。リュックが入らず、一旦荷物を平らにして入れ直す始末。

サウナ室の扉を閉める時は、左上についてる棒を引っ張ってと。水道橋という土地柄か、サウナ室では皆テレビで野球に夢中だった。僕もまた然り。高温ドライでヒリヒリするが、試合も大詰めで出るに出られない。

水風呂はキリリと冷たいが、バイブラがないので羽衣をまとって長く浸かる。熱くてサウナから出たものの、野球が気になって水風呂前の窓からサウナ室内のテレビを見る人もいる。分かる分かる。

喫煙所は扉が開いていて、外から良い風が入ってきた。半外気浴で眠気を誘う。昭和な、人を殺せそうないかつい灰皿も素敵。

帰り、入ったリュックを取り出すのに手こずる。しばらくしたらこの細さがまた愛おしくなるんだろうなきっと。

曜日時間：月曜19時、3時間コース
混雑具合：空いてたがしかし
セット数：ドライ3、スチーム1
サウナ飯：焼肉丼、オロヤク

プレジが好きだ。初めて行ったサウナで、その時にととのった、特別なところ。空いていたが、今日も色々な客が来たのであろう。アカスリタオルがカランに放置されていたり、剥がした湿布薬が落ちていたり、飛び散った泡を流さなかったり、モラルのない客が来るのも人気店の宿命か。プレジが悪いわけではない。

曜日時間：土曜15時、90分コース
混雑具合：ちょこっと混んでた
セット数：3

ロッカーの中には大小タオルと館内着はパンツのみしか入ってない。初めてなのでこういうスタイルかと思っていたら、紳士が話しかけてきた。そちらの方もそれが気になったらしく、階下の受付まで行って僕の分まで2着もらってきてくれた。どうやら館内着がロッカーに入ってないことがあるらしい。

浴室は全面に光が差し込み、曇天模様が悔やまれる。天気が良ければなお爽やかだったろう。窓が多いのは開放感があって良い。

年季が入ったサウナ室は、距離が割と近めの対面型。なんとなく電車で小旅行をしている感じがした。テレビを横目で見るのは下北沢のミナミと同じ。

水風呂はキンキンだが、温度を見ると16度だった。もっと冷たく感じる。がっつり冷やされた。

奥の休憩椅子からは学芸大学駅と線路沿いの通りが望める。こういう景色を見るとととのいやすいのは何故かしらん。

3階のトレーニングジムを抜けて食堂に行き、またその奥に喫煙ブースがあった。たしかにいい体をした人が多い。

先の紳士と帰るタイミングも一緒で軽く会釈する。あの人がいなければマッチョの中、だらしない体を晒してタバコを吸いに行かなければならなかった。

曜日時間：金曜19時、12時間コース
混雑具合：結構空いてた
セット数：5
サウナ飯：生ビール、ポテトサラダ、ミックスフライ定食

休憩を挟まないことに味をしめ、がっつり2セットきめてからロッカールームをまたいで露天で外気浴する。脱衣所に喫煙ブースもあるから、3セット目はタバコも交えちゃったりして。のんびりコースを選んだおかげで時間を気にせず楽しめた。

横になれるサウナ室で寝転ぶと頭がボーッてしてくる。体より顔から発汗してきた。座位より頭の位置は低いのに何故かしらん。

程よく優しい20度、かつ水質の良い水風呂で、半眼にさせられる。コンパクトだが皆さんマナーも良く、ローテーションがスムースだった。

野球を見ながら飯を食べ、一服して帰ろうとおもったが、体が冷えてきたのでもう一度湯にだけ浸かった。そして電車で寝落ち。

曜日時間：水曜18時45分、60分コース＋オロポ
混雑具合：めちゃ混みからのソロ
セット数：3

テクテクライフを始めてあちこち行きたい気分。今日はサウナに行く予定ではなかったが、京成線に乗って上野へ。

19時前は驚くほど混んでいた。サウナ室は5人で満席、しばし待ちつつ少し悔やんだ。今日は来るべきではなかったと。しかしここから怒涛の快進撃となる。冴えていた。顔も体もキリッとしていたに違いない。たぶん今年の自分史上、最も男前になっていた気がする。

長めに入って水風呂、そのタイミングで一人サウナ室から出てきたので休憩を挟まずにサウナへ戻った。じんわりしながらのサウナ室もまた良し。また長尺で蒸されて水風呂、休憩で大ととのい。

急激に空いてきて3セット目はソロだった。完璧なペース配分だ。偶然だけど。心身共に満足した。shizukuは19時半あたりから空きだすのかしらん。前に訪れた時もそうだった気がする。

曜日時間：火曜19時、2時間コース
混雑具合：まあまあ空いてた
セット数：4

カラカラの砂漠から、ヘラシャワーのオアシス。それを体感せんとす。

とにかくヒリヒリくる。灼熱のサウナの中では皆、往々にして顔をしかめているというか、暗いのに眩しい目をする。音の割れたスピーカー、曲がった12分形、シュールレアリスム。

汗流しカットもまた、悪いことを許された背徳感があって心躍る。ダイレクトで水風呂に入り、潜り、端から端まで泳いだ。

外気浴でペッカペカにととのった。風鈴の音がそれを助長する。風が吹いてチリーン。サウナガーデンのほうの音も聞こえる。

曜日時間：土曜15時半
混雑具合：さほど混んでなかった
セット数：フィンランド3、テルマリウム1、バーデフィンランド1、スチーム1

メンタルまいってる義兄を連れて。自律神経に効果的かなと、にわかのくせにサウナを指南した。ところがどっこい熱いのも冷たいのも平気なようで、サウナにしろ水風呂にしろ長いこと入っている。どのセットでも僕のほうが早く出る始末。

その後に飲みに行ったら嫁と義兄がいつまでも飲んでいる中、変な酔い方して一人気持ち悪い。この兄妹はいつまで酌み交わしているのかと、半ば眠りながら悪酔いで眉間にしわが寄る。

曜日時間：19時半
混雑具合：時折混んでた
セット数：4

最近サウナデビューした嫁を連れて、3番目くらいに近い銭湯へ。結果、女湯はヌシ子だらけだったらしいが、気持ちよく入れたらしい。

男湯はといえばさほど混んでおらず、サウナ室も若い友連れが何組かいたものの、行儀よく蒸されていた。そのサウナ室、ドライながら快適で始めの5分は全く辛くない。しかし12分形が半分過ぎるとジュワジュワと玉汗が大きくなり、110度近い室温が本気を出してくる。

水風呂はぬるめなのが残念だが、深めはありがたい。淵に足をかければ浮遊感が得られる。ついつい長居。

風が抜ける休憩スペースも心地よいが、悪天候と水風呂で冷やしすぎたこともあり肌寒くなった。そんな時は湯船を挟む。薬湯などはかなりの熱さでピリピリくる。風呂だけだもととのえそうだ。

その足で三軒茶屋にて飲んで、件のヌシ子の話を聞く。女子サウナーは色々あるなーっつって。

曜日時間：火曜19時、90分コース
混雑具合：最後だけ混んでた
セット数：3

ツイッター割で90分700円。その破格に加え、フォローしていると親近感もわいてしまう。中の人にも会えた。

サウナ室はドライだが居心地が良く90度。ぬっぽりと汗をかく。他のサウナーと出るタイミングをずらそうとして、結果的にどのセットも長居になった。それが深いととのいへの基盤となる。

水風呂にしこたま氷を入れて16度。自分としてはこのくらいの温度がベストかしらん。浸かる時間が長すぎず短すぎず。それが深いととのいへの肉づけとなる。

そしてコールマンのリクライニングで天井を見る。いやもはや見ていない。休憩室でも窓際で夜の大塚を眺めていたはずだが記憶にない。ディープリラックスが訪れた。

曜日時間：土曜17時半
混雑具合：やんわり混んでた
セット数：ドライ3、スチーム1
サウナ飯：サーモン丼

スーパー銭湯系でちょいちょい見る、会員制と一般利用の値段表示が嫌い。特に食事処での二つの値段が、たまにしか利用しない客への差別を強調しているようで、二の足を踏ませる。しかしどうだ。おふろの王様は100円で会員になれて、その日から使えて会員価格の100円引き。食わず嫌いを詫びよう。

広くてオートロウリュもあるドライサウナだが、もうちょっと温度が高いとありがたい。スチームサウナも刺激が足りなかった。

駅前の、たくさんの層に楽しんでもらうべくこの設定なのかと思わせといて、水風呂は割と攻めていた。油断させてからの14度。

露天で寝転がれるスペースがととのいに最適。空を見上げて、雲の形が徐々にジョジョの鉄仮面に見えてきたので、おそらくきまっていたのだと思われる。露天をうたいつつ、障害物が多かったり、空が狭かったりする場合が多いが、ここの外は開放感があった。

風呂の充実ぶりもえぐい。炭酸泉や寝湯など、好きなものがひと通り揃っている。これで休日一般でも1050円なのでコスパが良い。しかも皆さんのマナーも良い。家族連れで子供も多いのに、喋っている人の少ないこと。高座渋谷も素敵な街だこと。

食事は物足りなかった。米に対してサーモンの切れが少なくて残念。それで判断してデザートは割愛。

曜日時間：木曜19時15分、90分コース
混雑具合：ほんのり空いてた
セット数：3

熱い、冷たい、800円。ロウリュ、空いてる、800円。サウナはしっかり熱くて水風呂はしっかり冷たい。ロウリュもあるのに空いている。オリエンタル3兄弟はありがたい。二日酔いでグダグダな頭と体を力ずくで正すべく、長男の元へ向かった。

少人数のローテーションとはいえ静かだ。全く音がしないわけではなく、ジェットバイブラやシャワーは聞こえるが、どこか静寂。上野の喧騒が嘘みたい。

スタッフによるロウリュは枕から入る。常連が多いようで気さくに話していた。客は4人、それぞれ10回ぐらいを2セットあおいでいただいた。

休憩椅子に座ったら頭がゴインゴインしてきて半眼になる。そして充血している。にしても静か。レモン水がおいしい。

喫煙所で一服しながら外を眺める。幾重のJRの電車とその奥にアメ横センタービル。3兄弟はどこも喫煙所の景色が良いんだよな。

曜日時間：月曜18時45分、90分コース
混雑具合：最初混んでた
セット数：ドライ3、スチーム1

なぜ、最初行った時に会員登録しなかったのか謎。自分に腹が立つ。どうせ再訪すると分かっていたのに。無料で登録できて、その日から使えるのに。

インスタでフォローしていると無性に行きたくなるサウナ、サンフラワー。ツイッターでは公式が多い中、インスタは割と少ない気がする。

ドライサウナは100度を超えていながら最初は物足りなさすら感じる。しかしゆっくりじんわり攻めてきた。初速は遅いが徐々に加速してくる感じ。

水風呂は逆に、20度ながらしっかり冷たい。されど20度、いつまでも浸かっていられる。そうやって確実にととのわせてくれる。

スチームサウナの利用者が少ない。見たところ誰もいなかった。ソロで蒸されてほんのり爽やかな香り。

ゆっくりしていたようで気づいたら残り10分となっていた。慌てて浴室を出て一服してすぐに着替える。サウナの90分て本当あっという間。3時間コースでもあっという間なんだけど。結局いつもそうだ。

曜日時間：土曜14時
混雑具合：まあまあ空いてた
セット数：5

明日で閉店するとのことで、勇んでオープンと同時に入る。一番風呂は初めてだった。建物からして昭和ストロング。刺青もちらほらいらっしゃって、先日のヒルトップでご一緒した方とも偶然偶然、話しかけようかとも思ったが、あちらは覚えていないだろうとやめといた。

受付を済ますと至るところに灰皿をみつけ、何だか嬉しくなる。こういう施設こそ残ってほしかった。サービスのミネラルウォーターは歯にしみるほど冷たくて。

ヒリッヒリのカラッカラのサウナ室は、しかし発汗が早かった。ものの数分でドッバドバ出る。時計がないので分からないが、5分持たなかったかもしらん。

水風呂は25度、隣のバイブラは30度で冷冷交代浴ができる。これなら休憩椅子が無くとも問題ない。うすぼんやりとしながら長めに浸かった。

常連さんが多いようで、和気あいあいと話している。あの人明日入っちゃうからとか、差し入れは何某がいいとか、香ばしくて聞き耳を立ててしまう。

曜日時間：木曜19時
混雑具合：時折混んでた
セット数：ヴィルデンシュタイン2、コメア2、オールドログ2、ヴェレ1

行こうと思っていたサウナが定休だと知り、迷いに迷った挙句の奮発ラクーア。コメアでセルフロウリュ、ヴェレでオートロウリュ、ヴィルデンシュタインでスタッフのロウリュを当て、オールドログではソロを引き寄せた。

サウナ室内では貝殻を耳にあてたような、室外の音がこもって聞こえた。そういえば水風呂も渦を巻いた造りで、そういうイメージなのかしらん。

風呂の充実っぷりもいかつい。全てを堪能するには何時間必要だろうか。できれば昼から来たかった。

休憩椅子の種類も豊富で、様々な体勢でととのえた。そして寝かけた。合計7セットこなしてもうぐったり。

曜日時間：土曜11時半、90分コース
混雑具合：基本空いてた
セット数：3

二日酔いを覚ましに午前中から成増へ。ここはちょっと懐かしい。学生時代の友人の結婚式の後、同級生と飲み直してから初めてランパブに行った街。20年近く前だがまだあるのかしらん。当時サウナを知っていればまた違った楽しみ方もあっただろう。

受付からクラシックが流れている。昭和感満載の雰囲気とこのBGMがマッチしているようないないような。ロッカールームの全面張りのガラスが半開きで、成増を見下ろすことができた。

浴室内の大きい鏡が全身を写した。自分の体の歪みを認識させられる。こちらの窓も開いていて成増が。

サウナ室は立体的というか、入ってから2段登り、95度の室温ながら下段ですらなかなか熱い。上段に至っては天井とかなり近く、かがまなければ頭が当たる。ログハウスの中のような雰囲気はレトロオサレでオツな感じがする。

20度近い水風呂は若干の物足りなさがあるが、長めに浸かってカバーし、歩いて2歩の休憩椅子へ。さらには窓から景色を見ながら風を浴びつつ、立ちととのいも良い。

館内着に着替えて階下で一服する。コロナの影響で食事の提供はやっておらず。ここも窓が全開で成増が。

昭和欲求が強まり、そんな雰囲気の喫茶店を探した。東武練馬まで足を伸ばしてボタンを見つける。

曜日時間：土曜14時半、60分＋ツイッター
混雑具合：なぜに空いてる
セット数：4

ゼロヒャクを体験すべく。しかし見所は他にもあり、ととのいは色々さらってビッグウェーブで来た。窓から見えるゴールデン街も花園神社も歪む歪む。

壁には宿泊客の外国人の写真がコメント付きでいっぱい貼られている。東南アジアのドミトリーみたい。蛇口の位置が高く、シャワーも遠い。外国人仕様かしらん。この違和感が新鮮で楽しい。

サウナ室でロウリュし、湿度を上げて塊氷に備えた。15時前の時点では紳士と二人きり。そうこうしている内にスタッフが氷を投入し始めた。

先の紳士が満面の笑みで水風呂で氷に埋まっている。その多幸感たるや。伝染してこちらも笑顔になる。水風呂に浮かぶ氷がビキビキと音を立ててヒビ割れた。20度だった水風呂はみるみる下がって13度に。体はビリビリとしびれ、すぐそこの休憩椅子にたどり着くまでよろつく始末だった。

そこから徐々に混みだしたが、これだけのパフォーマンスならもっとひしめき合ってもいいだろうに。いや助かるけども。

曜日時間：金曜18時45分、3時間コース
混雑具合：程よく空いてた
セット数：高温2、低音2、ミスト1
サウナ飯：ハムカツ定食、生ビール

思い返せば調べてあったのだ。しかし忘れていた。こちらのチラーが壊れて水風呂の温度が上昇していることを。迂闊だったが仕方あるまい。空いていたのはそのせいかもしらん。だとしたら不幸中の幸いではないか。

ロウリュが始まるというので高温サウナ室へ急ぐ。慌てて耳に泡がついてたり、サウナマットを忘れたり。泡はタオルですぐに拭き取ったが、マットを忘れたのが文字通り痛かった。ケツが。足の裏も痛い。二人がかりのロウリュは強烈だ。いきがって最上段に座ったのも間違った選択だった。しかし悶絶気持ちいい。

本来なら水風呂と冷やし湯と、2種類の温度が楽しめるようだが、現状同じ20度超えで元々がどちらなのかが分からない。バイブラのほうはなかなかの気泡で水面が波打っている。自分のフロート具合が楽しい。じゃないほうも、保冷剤や扇風機があり、心意気にグッときた。じっくり浸かってこれはこれで。

低音サウナはヒバかしらん。心地よい香りが芳醇で、出たくなくなる。そっち系のアロマ水でロウリュしたかのような、品の良いサウナ。

ミストサウナは森林もしくはジャングルを模した装飾とBGMで雰囲気を醸す。そういえば各浴槽もそれぞれの世界観というか小宇宙というか、ジャグジーにはジャグジーの、檜風呂には檜風呂の、天井に至るまでが風呂であると言わんばかりの姿勢が見える。

休憩椅子は置けるスペースには全てある。8脚ほどあった気がする。とどのつまり隅々までサウナ愛。

ビール飲んで飯食ってふわふわしながら新小岩駅で電車を待つ。アーケードの入口も、パチスロの看板も虹色に光っていた。