現象

曜日時間：19時、90分コース
混雑具合：徐々に混みだした
セット数：ドライ2、スチーム2

脱衣所、休憩所から浴室内までどこも広々としてどこも清潔感が溢れる。従業員が休む暇なく何かしらに従事している。インスタに見える真摯な姿勢が伝わってきた。施設情報にある、マメにマット交換ありは本当だった。

ドライサウナ室は10枚のマットがギリ埋まらないくらい、3席の休憩椅子は埋まるくらいの混み具合。ドライサウナは100度を少し超える程度で、上段でもマイルドに蒸される感じ。玉のような汗をかいた。

スチームサウナでもいい汗が出る。頬にも汗腺があるのかしらん。その辺りからももジワジワとくる感覚があった。

巣鴨という土地柄か、ゆっくり優しく時間が過ぎていく。とりわけ20度の水風呂は出るタイミングが分からないほどの居心地だった。

椅子に座って浴室内を眺める。さほど広くないが贅沢な配置というか、平面が大きい。比較的年齢層は高い。

青緑の館内着に着替えて一服。いや二服。燻らせながらこの青緑を思う。ターコイズ？ピーコック？浅葱？

曜日時間：火曜19時
混雑具合：空いてはいなかった
セット数：4
サウナ飯：北欧カレー

予約制になって足が遠のいていたが、サフレが予約してくれた。そうとなれば職場で早々に定時であがる宣言をしようではないか。裸で気持ち良くなれるとこに予約を入れたのでと。

100度を優に超えるにもかかわらずセルフロウリュもできる。湿度と温度を兼ね備えたサウナはジリジリと削ってくる。ディスタンスを保ってちょうど満席ぐらい。だんだんテレビの声が頭に入らなくなってぼーっとしてきた。

水風呂はキリリと冷たく、いわゆるドンシャリってやつか。暑さも冷たさも、普段よりちょっと我慢できない。初めて北欧に来た時はまだサウナを始めたばかりで、どうやらそのポテンシャルを理解していなかったように思う。とはいってもまだビギナーだけど、今はちょうど知ったような口を聞きたい時期なのである。

小雨が降る中での外気浴。一瞬ぐわんと空が揺れる。フルフラットで寝ている人がイビキをかいていた。気持ちは分かる。

空腹に耐えきれず、カレーを食べて一服して休憩を挟んだ。この時点で満足していたが、もったいないのでおかわりもう1セット。

帰りの銀座線で、手からスマホがすべり落ちて、自分が寝ていたことに気づく。イビキをかいていたかもしらん。

曜日時間：土曜16時
混雑具合：だんだん混みだした
セット数：3

大黒湯三部作の最終章。職場の北千住に、わざわざ休みの日に行くのはなんだか損な気分がしたが、逆に考えれば定期を休日にも使えて得した気分にもなる。この日を選んだのは天井工事が終わった日だから。サウナ室の壁がやけに新しいのはついでの補修なのか、それともちょっと前からこうなのか。

正統派の宮造りの銭湯は厳かで趣きがある。天井が高くていい音がする。サウナ室からでも水を流す音やカポーンという桶の音。高さが音響効果に繋がってるのかしらん。壁絵は西伊豆だそう。海の向こうに富士山が見えるという構図。水色の天井と相まって開放感が倍増する。実際の面積はおそらく普通の銭湯のサイズと思われるが、それ以上に広く感じた。

15時開店ということは一番風呂の人たちがはける1時間後くらいがベストな気がして、その読みがビタッと当たった。浴室は割と賑わっているものの、サウナ室はソロか2人で有意義に過ごす。6人座れるところを4人までのディスタンス。1段目の奥行きが広く、ゆったりくつろげる。

18度の水風呂に今日は3分近く入れた。コンディションが良いのだろうか。2人サイズなのでそれ以上の長居はできず。

露天風呂もあり、椅子はないもののそこで外気浴する。外から庭や空を見たり、扉から中の広い浴室を眺めたり。

17時近くなるとサウナーも増えてきて満室になる。もう何セットかしたかったが、60分を目処にとのことだったので、後ろ髪を引かれつつ体を拭いた。

ロビーから見える庭の池には鯉がいた。畳に座って鯉を見ながら牛乳を飲む。ふと横を見ると犬の置き物があり、風呂桶に右前足が入っていて、さらに首にはバナナが数本刺さっている。あまりにシュールすぎてそれはあまり見ないようにした。

曜日時間：木曜19時45分
混雑具合：案の定混んでた
セット数：ドライ2、スチーム1

大黒湯三部作、次は押上温泉へ。人気っぷりと人数制限を聞いて、最悪入れないかもしらんと、戦々恐々だったが混雑しながらも入れたので良しとする。

ドライサウナは並んでいる。室内は4人までみたい。薄暗くていい雰囲気だったから、テレビはないほうがベターな気がする。80分以内でお願いしますとのただし書きがあったので、1セットを長くしてセット数を少なくするか、でも待ってる人もいるから回転率を上げようか、なかなか悩ましい。

2階の外気浴にはハンモックまであって、ゆらゆら揺られてしっかりととのった。スカイツリーがこんなにも近い、と思いきや煙突だった。露天スペースもまるで、何だろう、何かのようだ。フワフワしてよく分からないけど。

スチームサウナでは、先客が壁にある装置に水をかけていた。するとスイッチが入ったようで、ぶおーっと音を立てて蒸気が上がった。温度は低いながらも蒸されて発汗が促される。一人になるやいなや真似して水をかけ、なおかつタオルを振って湿度とテンションを上げた。

露天の温泉も歩行湯も薬湯も、コンパクトながら盛り沢山。80分では堪能しきれない。ステッカーをもらうの忘れた。

曜日時間：日曜17時半
混雑具合：結構混んでた
セット数：手前1、奥3、ミスト1

今日から大黒湯三部作を決行せんとす。近くで友人が出店をやっていたのでそのまま足を伸ばす。コインランドリーを抜けて入る銭湯に既視感があるのは、ドラマで見たことがあったからだった。

まずは浴室のほうへ。さほど混雑していなかった。今後の銭湯サウナ用にと購入したアカスリタオルを卸した。壁絵は春の景色だろうか。桜のピンクが映える。

体を拭いて一旦脱衣所に戻る。隣に休憩室があり、そこから扉を開けると水風呂の小部屋、また次の扉の先にはサウナ、その奥にもサウナと、まるで洞窟ダンジョンのよう。どんどん薄暗くなっていく様子も冒険心をかき立てる。

サウナは奥の熱いほうでも90度くらいでじっくり蒸された。今日はなんだかぬめるような汗が出る。いい意味で。

水風呂の浴槽がネオンで照らされている。窓から見える風景も風情があった。この界隈が混んでいたので扉の開閉で譲り合い。

休憩室からサウナまでの動線が最短距離だが、休憩室の椅子がなかなか空かず、脱衣所まで戻ってととのう。若い子の団体が多かった。

壁には歴史を感じさせるサインやら写真や切り抜きやら、時代が覆い尽くされている。BGMは昭和歌謡が流れており、オリビアを聴きながらを聞きながら靴紐を結んだ。

曜日時間：金曜19時半、4時間コース
混雑具合：実は空いてた
セット数：テルマーレ3、ボナサーム2
サウナ飯：生姜焼き定食、リアルゴールドメガ

コロナ自粛依頼、久々のニューウイング。サフレが行くというので便乗ウイング。全く混雑しておらず快適だった。

テルマーレとボナサームを交互にこなし、ミニプールで泳いでから水風呂に浸かり、しっかりがっつりととのった。過不足なし。

サ飯を平らげて何もかも満たされる。泥のように眠りたいが時間には限りがある。もう一度だけサウナに入ってから帰ろうとすると、テルマーレのほうは誰もいなかった。ここぞとばかりにロウリュしまくり、アウフギーサーばりに攪拌させて、ギャフンと汗を吹き出させた。

あれだけ眠かったのに帰り道はさっぱりして頭が冴えている。しかし電車に乗ったらもう眠い。

曜日時間：水曜19時
混雑具合：まあまあ空いてた
セット数：5

受付で綺麗なお姉さんに渡された袋の中には小タオル2枚とバスタオル、バスローブにトランクス。パンツとな。関西のサウナのノリかしらん、行ったことないけど。どうやら喫煙所や休憩室でこれをはくらしい。その喫煙所は電子タバコのみのようで残念に思ったが、渡世の人は喫煙所以外でもガンガンに吸っており、ちょっと羨ましい。

昭和とかノスタルジーとかレトロスペクティブとか、どう形容しようかと考えていたら、髪を2回洗っていた。二度目の泡立ちが異常に良くて我に返る。全てが郷愁を誘い、何かを見ては何かを思い出すという繰り返し。古き良き時代があったなと。

小タオルの1枚はサウナ室でマスク代わりに使用してくれとのことだった。お姉さんの言いつけを守って口にあてがうと柔軟剤のいい香り。これはこれで気持ちが安らぐ。汗は出るまでに時間がかかった。

しかし水風呂に入るとビンビンくる。水温は20度近いのに冷たく感じた。確実にととのえる流れ。

外気浴スペースには椅子が4つと長椅子が1つ。事前情報よりも多かった。最近増やしたのだろうか。都電荒川線と雨の音、涼しい風、トタンの屋根、目隠しのすのこ。詩でも書きたくなった。書いたことないけど。はっぴいえんどになかったっけ。ないか。

曜日時間：土曜15時
混雑具合：かまされたけど空いてた
セット数：5

若い従業員に混んでるけど大丈夫かと聞かれ一瞬ひるんだ。何人くらいか尋ねると7,8人という。それなら問題ないかと、入ってみると結果そんなにおらず、ソロで入れる時もあった。

入店時の彼の説明がなぜか頭に入ってこず、とりあえず生返事。靴のロッカーが分からずキョロキョロしていると、老紳士が荷物のロッカーと靴のロッカーの鍵が同じことを教えてくれた。お礼を言おうおしたら、もうその老紳士はサウナを後にしたようで暖簾が揺れていた。神田もチャキチャキしている。若いホテルマンはその説明もしてくれていたのであろう。ちゃんと聞いていないほうが悪い。

テレビがないサウナ室は静か。ストーブがチンチンしてる音しかしない。常連らしき紳士が入ってきて、よいしょよいしょっと、はあ気持ちいいと小さな声で呟きながら、巣作りするようにバスタオルを上段から下段にかけて敷いて、まるで汗を持ち帰るドイツ人のように、行ったことないけど、そこに腰かけた。この多幸感たるや。

また別の紳士は、バスタオルを上段で横に敷いてパーソナルスペースを広めにとる。それぐらい空いていた。何やらストレッチをしている。それでいてサウナ室での時間が長い猛者で、僕より先にいたのに僕が先に出ることに。

水風呂は15度を下回っていた。このくらいがちょうどいいのかもしらん。サウナ室の12分計が見えるので2分ジャスト浸かる。

休憩は浴槽のふちだったり脱衣所の休憩所だったり。人がほぼいなければふちに寝転がり、そのまま転がりながら湯船にダイブ。休憩所ではテレビを見ながら、どうやら寛ぎすぎて、もしくはととのって感受性が豊かになりすぎてるのか、そこまで感動する内容でもないのに泣きそうになった。家、ついて行ってイイですか？で。

曜日時間：木曜13時
混雑具合：空いてはいなかった
セット数：ケロ3、岩1、蒸2

有給を使って昼からかるまる。コロナ自粛前以来、行きたいと思いながらも混雑を懸念してなかなか行けなかった。昼なら空いてるだろうとタカをくくっていたが、ケロサウナなどは大体満席だった。平日は19時まで薪サウナが稼働してないとのこと。知らずに何度も清掃中とある薪サウナの前をうろついた。前回は入らなかった蒸サウナにトライできたのでよしとする。発汗がえぐい。

心地よい疲労感はあるものの、なかなかととのえない。薪サウナからのアクリルアヴァントでガンギマりした前回。今日は調子が悪いのかしらん。サンダートルネードも痛かった。それでも外気浴では、猥雑とした池袋のビル群と降ったり止んだりの曇天模様を眺めながら、なんだか懐かしい気持ちに浸る。埼玉育ちにとって池袋は特別な場所である。20年乗り続けた東武東上線には、もう通勤急行が無いんだってさ。

サ飯もいただくつもりだったが、あまり空腹にならずそのまま帰る。なんかちゃんと堪能できてない気がする。次は綿密に計画を立てて挑もう。

曜日時間：火曜18時45分、3時間コース
混雑具合：最初混んでた
セット数：4

やあ偶然偶然、サフレと偶然出くわした。19時前後はサウナ室に5人いることもあったが、後半は一人の時もあり。今日は良い汗のかき方をしていた気がする。

前回60分コースで忙しかったので今回は3時間コースにて。これはこれで持て余す。キャンペーンで、ラウンジにてオロポを注文すると、60分コースが30分延長できるみたい。となると90分1100円でオロポ付き、これがベストかもしらん。

曜日時間：土曜17時半、90分コース
混雑具合：ちょっと空いてた
セット数：3

太鼓叩いてからのサウナ。人の太鼓の皮を破いて、落ちた気持ちも汗と共に流したい。銭湯を除けば最寄り。サウナを知る以前から横目で見ていた。

フロントで57番の鍵を渡されたが、ロッカーは全て1000番台の4ケタだった。1057に鍵をさすと開く。試しに隣もさしてみたら、そちらも開く。

様々なものに歴史を感じる。昭和感を味わいつつ浴室へ。想像より狭い。カランが壁際に並んでいるが、浴槽側にも2つある。かこで体を洗うには鏡はないし、湯船に浸かっている人とも気まずいし、なかなかトリッキーだ。

サウナ室の扉を開けるまでは広さを感じなかったが、横に長い。皆、顔を横に向けて無音のテレビを見る。湿度がなくて汗が出にくいが、ジリジリ焼かれる感じも嫌いではない。

さほど冷たくない水風呂に長めに浸かり、1セット目からととのった。脱衣所に誰もいなかったので、長椅子で横になって休憩。

こんなにもノスタルジックなのに全面禁煙なのが残念でならない。カプセル利用者は4階で吸えるっぽい。気づけば下北沢の喫煙スペースがとんと減った。タバコ屋にも本多劇場にもない。駅まで戻って一服して帰る。眠い。歩きながら寝そう。

曜日時間：木曜19時半、2時間コース
混雑具合：ちょっと混んでた
セット数：3

常連さんのお風呂セットが棚に並んでいる。一見さんは少なそう。いきなり長い水風呂が目に入る。普通の湯船が見当たらない。まず体を洗って見回すと奥の階段下、右手にあって完全に死角だった。薬草風呂だろうか、隔離されたここは天井が低く、湿度が高い。先客の侠客がごとくかつ常連らしき人に話しかけられ、コロナとサウナの共存バランスを語り合った。

120度のサウナはさすが、顔が痛い。3セット中、上段には一度も登れなかった。件の人には毎度会釈。

中央に鎮座する大水風呂で遊泳し、ここでととのいかける。すこしばかりぬるいか。端は絶えずシャワーが流れて、上下から攻めてくる。

一旦浴室から出て、脱衣所の階段を登るとジムスペースと外気浴スペースがある。いわく筋トレからのサウナ、水風呂が究極らしい。外気浴は小かるまるのようだった。上に見えるカプセルホテル錦糸町の看板がおつ。あまり使われていないのだろうか。サウナ室の混雑の割に外気浴をする人は少なかった。

最後に立ちシャワーを浴びた。シャワーというか、ヘッドが平べったくハケのような、カネゴンの口とでも言おうか、ともかくそのカネゴンから吐き出される水の当たりが心地よく、締めにふさわしい。

曜日時間：水曜19時、90分コース
混雑具合：まあまあ空いてた
セット数：3

常連らしき紳士が、あがる前にカラン毎の桶と椅子を整頓している。別の紳士は手に持ったシャワーをひねったまま体を洗っていて、縦横無尽のヘッドがこちらを向かないように祈った。また違う紳士は星の王子様のタトゥーが入っている。市井のサウナーを見るのも楽しみ。

3セット目はアウフグースに標準を合わせて20時前に入ったが、すでに1,2回目よりも熱く、湿度も高い。紳士のどれかがロウリュしたのかと勘ぐっていると、どうやら自動ロウリュのようだった。アウフグースは最後まで持たなかった。

喫煙所から上野ー御徒町間の線路が見える。タバコをふかしながら電車を眺め、ととのった。オリエンタルは1から3までどれも喫煙所からの景色が好きだが、2が格別だな。

曜日時間：日曜11時半頃3時間コース
混雑具合：結構混んでた
セット数：ドライ4、塩2
サウナ飯：生ビール、煮卵、枝豆

サウナ・スパ健康アドバイザーの割引を活用すべく、ちょっと遠出して初のスカイスパへ。一応軽く下調べをして、5時間コースがなく3時間コースに変更となるのは知っていたが、それによるアドバイザー割引の失効までは把握していなかった。しかもエクストラ・アウフグースも自粛中だそう。もっとちゃんと調べておくべきだった。

サウナ室からの景色は、漫画のサ道で見たそれだった。風力発電が偶然逆回転するかもしらん。壁にもたれても背中が熱くないのはアバチのおかげ。そこは下調べ済みだったので意気揚々とふんぞり返る。窓からベイクォーターも見えて、そういえば去年あそこの広場でクソのようなライブやったなと、もしあの頃サウナを知っていれば、汗も流せてスッキリした気持ちで帰れたのに。

スチームサウナ内には塩が盛られており、溶けたらリンパに沿ってマッサージすると良いらしい。せっかく健康アドバイザーの資格を取ったのに、リンパの場所が分かってない。それ云々のことがテキストに書いてあった気がする。

角の暗がりにミストが降る休憩椅子があった。ニューウイングみたい。どちらが先かしらん。ビッシャビシャになりながらととのった。窓際や浴槽前にも結構な数の椅子があるにもかかわらず、昼過ぎあたりから全て埋まりだした。

水風呂に頭からつかるロン毛くんが、サウナ室では前に座って濡れたタオルを絞っていた。しかし背中は苔のようにびっしりと玉汗をかいていて、きれいな汗のかき方に感心してしまった。

今度は天気の良い日に来よう。5時間コースとエクストラ・アウフグースが戻ったら。

曜日時間：金曜19時半、3時間コース
混雑具合：めちゃめちゃ混んでた
セット数：4
サウナ飯：ベーコンエッグ定食、ポテトサラダ、生ビール

嫁が帰省していて、むしろ飯から逆算してのサウナセンター。3日連チャンになるので今日は行くつもりなかったのに、まっすぐ帰っても誰もいないし夕飯もないし、花を入れる花瓶もないし。とどのつまり、コスパと栄養のバランスを鑑みるとサウナで食べるのが最適解なのではないだろうか。

26日は風呂の日ということでドリンクチケットと次回の割引券をもらい、これはついてると思ったのも束の間、脱衣所の升には埋まらんばかりの館内着があった。なかなかの賑わい具合である。ここに来る時はいつも空いていたのは、単に運が良かったのかだけだったのか。友連れも多く見られる。

サウナ室は大体ほぼ満室。今日は調子がいいのか、16度の水風呂に長く浸かれた。玉模様のタイルが揺らぐ。長椅子脇のすだれから入谷の町をのぞく。

ロウリュはまだ2時間おきのようだ。アロマオイルは聞き取れなかったが生姜の香りがした。水風呂が芋洗い状態だったのでペンギンルームへ直行する。生姜が気に入ったので洗い流さず出た。

木曜19時半入店。番台の女将にサウナを告げると現在のサウナ利用者を数えだした。ギリギリだったみたいだが、今何刻だい？なんつって刻そばよろしくごまかしたくなっちゃって、むさぼるにしても卑しいのは野暮だね全く。入ってみたら一人の時もあるくらいで快適だった。

#サウナ
90度を下回っているのに熱い。ヒリヒリする。演歌もサウナ室で聴くとより染みる。3セット目で敷きタオルの交換に当たり、新鮮さも味わえた。

#水風呂
駒の湯の水風呂くらい冷たいとのセリフ通り、18度なのにキレている。この高低差のせいか、今日のあまみは赤みが強めだった。

#休憩スペース
若い人が多いと予想していたが、常連の先輩ばかり。色とりどりの肌が集っていた。

水曜19時に入店。サ活もそんなにないので空いてるかと思いきや、まあまあ出入りがあった。職場からは最も行きやすいところなので気になっていたところ。

#サウナ
5人も入れば満杯か。100度を下回っているが結構熱く感じる。3セット中、一度も10分持たなかった。

#水風呂
こちらはこちらで温度以上にぬるく感じる。それでも長く浸かれたからかあまみは出た。

#休憩スペース
椅子がないので適当に休憩。全体的に縦長のつくりでうなぎの寝床みたいだった。

アメニティの使い捨てのボディタオルが、こんなにも小さいものがあるのかと。それでも伸縮性が抜群で事足りる。ちょっと欲しいくらいだった。

土曜12時半にサフレと入店。レジェンドゆうさんの熱波を受けるため、なかなか混んでいた。

#サウナ
ゆうさんのアロマはオレンジとエバーグリーンだった。熱がジワジワくる。2回とも最後までは持たなかった。
今日のスチームサウナはおとなしめか。背中にしたたるしずくも耐えられる。足元が異常に熱いこともなくて、逆に物足りない。

#水風呂
15度を切るぐらいだが、それ以上の破壊力に感じる。
#休憩スペース
椅子に座れず、浴槽のフチで休憩。ゆうさんの風でさらにととのう。

サウナ・スパ健康アドバイザーを取得して意気揚々と割引のきく楽天地スパへ、水曜19時半頃に入店、割と混んでいた。

#サウナ
広々としたサウナ室はロウリュ時には20人くらいいた。ロウリュは２度受けてレモンとミント。1人目の熱波師は気持ちのこもった口上が長く、親近感がわいた。2人目は途中入場の客にも笑顔で出迎え、好感が持てた。
スチームサウナはヨモギも温度も優しい。気まぐれな暴君のようなプレジデントのそれとはえらく違う。そこが好きなのだが。

#水風呂
温度計より冷たく感じ、長く浸かれない。キリリと冴えていた。

#休憩スペース
導線が少し不便だが、10階から眺める錦糸町の景色。隣のビルのオフィスが見える。仁王立ちで残業に勤しむOLを探したが見つからなかった。

浴場には三助がごとくご婦人による背中流しのサービスがある。結構なご高齢だが重労働であろう。さほど高くはないようで、一度は受けてみたい。
高濃度炭酸泉の風呂は今までも入ったことがあるとは思う。しかしここまで効くのは初めてでクセになりそう。
サ飯は唐揚げと生姜焼きの定食。生姜焼きのタレが独特というか、ケバくて米が進む進む。
ハンモックがあったのでそこでちょっとスマホをいじってから帰路に着いた。駅近どころか地下鉄と直結してるのでなんとも楽ちん。楽天地。

サウナ：10分、8分、8分、7分
水風呂：3〜5分 × 4
休憩：6〜7分 × 4
合計：4セット

一言：日曜昼前に入店、空いていた。初めて来たが、なんとなく80年代ぽい雰囲気で好きだ。あぶない刑事に出てきそうな、あれは横浜か。
浴室に入ると先客は2人で、体を洗っている間に出て行って1人に。ここぞとばかりにサウナ室で寝転んだ。これやってみたかったのだったのだった。新調した木の香りに包まれつつ寝そべるなんてこの贅沢感たるや。
水風呂は打たせ湯があるのとバイブラがあるのと2種類あった。バイブラのほうは温度計がなくて正確には分からないがかなりぬるい。もしや不感温度になるかもと、打たせからのバイブラを試した。不感ではないが、これはこれでオツだ。
そうこうしてるうちに人も増えてきて、ひとまずあがった。雨模様の環七を眺めながら一服し、ナポリタンを食べつつペーパーバックのヤクザマンガを読むのも、なんかここの感じとマッチしてて悦に浸る。