2019.09.21 登録
男
[ 神奈川県 ]
【このまま〜何時間でも〜…♪】
昨日は鎌倉の「野田の湯」へ。そして今日は「亀遊館」。
流れるJ-POPは「世界で一つだけの花」。銭湯って、当に「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」だなぁとしみじみ思う。
秋晴れの休日。勤め先では今月ウォーキングイベントを開催中。だから今日のような週末の一日は歩数稼ぎの絶好の機会。趣味と実益を兼ねてウォーク&サウナの旅へ。
前回ここを訪れた際は、鎌倉から逗子の海辺を歩いたが、今回は鎌倉から金沢八景の山道を行く。
北鎌倉から「天園ハイキングコース」を進む。途中、横浜市内最高地点を過ぎて金沢区へ抜ける。
広大な横浜市だが、その最高地点は「159m」程でしかない。ハイキングコースの展望スポットからは遮るものもなく、海側は相模湾が、その反対側にはみなとみらいのランドマークタワーくらいまでが綺麗に見渡せる。改めて横浜は平坦で住み良い街である事がよくわかる。
清々しい陽気の中、自然を満喫し閑静な住宅街を抜けて約8㎞を歩いて亀遊館に到着。
今日は訪れた時間が良かったのか、週末にも関わらず、然程の混雑もなくサ室も外気浴も1人乃至2人くらいで過ごすセットも。ゆったりのんびり滞在できた。
しかし、毎度見る度に思うのだが、サ室で読書する方って凄い。読書する時って顔は下向き加減になるから、サ室でそれをすると汗が本に落ちて気にならないのかな。そして頻繁に目元の汗を拭わないといけないのも何かと邪魔になりそう。顔からも大量に汗が滴る私にとってサ室での読書は中々の芸当だ。
ともあれ、サ室で読書風景は銭湯ならではだ。貸出用の本や雑誌まで置いてくれている銭湯もある。
銭湯はこうした個々のスタイルをあれこれ細かい事を言わずに受け入れてくれる。外見で人を判断する事もない。一方で基本的マナーはその場所におけるしきたりとして常連さん達が率先して根付かせている。
こうした施設と客がお互いを思いやり適度に尊重し合う関係性が、銭湯という場所の居心地の良さに繋がっていると感じる。
きっとそれは銭湯が公衆浴場として、また老人からこどもまでが集う憩いの場として、世の中になくてはならない場所だからであろう。
今日もまた銭湯が好きになった。体と共に心もととのわせてくれる場所だから。
今日の懐かしNo.1J-POPは薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」。
このまま〜 何時間でも〜 抱いていたいけど〜♪
ただこのまま〜 冷たい頬を〜 暖めたいけど〜♪
ここにいる今の気分にぴったり。
次回はどんな懐メロに出会えるかな。楽しみ。
ありがとう亀遊館。また来ます。
歩いた距離 8km
男
[ 神奈川県 ]
【NO1にならなくてもいい もともと特別なOnlyone♪】
「世界に一つだけの花」を思い浮かべた。
大船で定期診療。担当医から寛解のコメントを貰う。約3年半に渡った治療が今日をもって終了。因果関係は定かではないが、サ活を習慣化して以降、病状も回復傾向であった。いずれにせよサウナとの相性は悪くなかったようだ。
嬉しい日。誰かと飲みたい気分でもあったが、一人静かに喜びに浸るのもまた良し。一人浸るならやっぱりサウナ。そのためにも、今日は賑やかでない落ち着けるサウナが良かった。
で、思いついたのがここ。約2年ぶり2回目の訪問。ここはサウイキの「並び順:○○順」で調べたところで上位表示される事はないのだが、決して悪い施設ではない。サウイキで指示を受けられなくたって良い。ここは地元の人達の憩いの場なのだから。
#サウナ
・92〜94℃。息苦しさ全くなし。熱さも程々だから各セット10分以上滞在。長く滞在した理由は他にも。。。↓
・TVも音楽も無い。だけどここにおいてそれは静寂のためではない。憩いの場だからだ。常連さん達があれやこれや他愛もない世間話を繰り広げる。私もそこに混ぜていただいた。瞑想とは真逆の世界で蒸される。中々話が途切れないからつい室内で長居してしまう。地元に根付いた銭湯ならではの時間。
・このご時世4名も入れば充分な広さだが、いつもの仲間が来れば詰めて座ってワイワイやる。MAX6名いた時間も。
・サウナ利用者には大小タオルが付くが、大タオルはサ室で敷くか腰に巻くのがルール。このルールはよく見かけるが無視されているケースも多い。折角の大タオルを体拭き用として使いたいからかな。。でも、ここの常連さん達は皆さんしっかりルールを遵守。こうして自分達の憩いの場を大切にしているのだなと感じた次第。銭湯って素晴らしい。
#水風呂
・水温計は22℃表示だが、体感は17〜18℃くらい。程よく冷んやりしていて長めに入れる水風呂。
・大人2人くらいのスペースだが、常連さん達はお互いに時間をずらしてサ室を出るから大抵の場合1人でゆったり入れる。
#休憩スペース
・そのスペースはないから、洗い場で適当に休む。銭湯サウナはこれで良し。
#その他
・浴室全体は決して広くないが、銭湯施設として浴槽はとても充実している。電気、ジェット、バイブラ、熱湯と基本的な浴槽が整っている。
・「気泡風呂」の絶妙な温度とバイブラのバランスに昇天。
・薬用風呂が今日は45℃近い「熱湯」になっていて水風呂との温冷交代浴も楽しんだ。
ありがとう野田の湯。一人静かな時間とはならなかったけど、また銭湯が好きになった。
歩いた距離 1km
男
[ 神奈川県 ]
【尻焼きサウナ no ヒバリーヒルズ】
リニューアル前に初訪問して以来2度目。サウナ利用者がより過ごしやすい施設になっていた。
大船の雰囲気に溶け込んだアットホーム感の中に店主のサウナ愛が溢れている。当に実家にいるかのような居心地。番台のお母さんもとっても気さくな感じで、風呂上がりは体も心もぽっかぽかだった。
だから、店を出る時の気分は「行ってきます」。やっぱり銭湯っていいな。
〈リニューアルポイント〉
□サウナ料金に岩盤浴含む
→私の拙い知識においてはこれを「岩盤浴」というのか定かではないのだが、、、少なくとも低温サウナには違いなく、TVも音楽もない静寂の空間で約20分、じっくりと汗を流す事ができた。
□脱衣所にサウナ利用者専用ロッカー
→角度のある階段を登るので足下注意!
□サウナ利用者専用のととのい処
→露天の階段を登るが、こちらも角度があるし、濡れているし、そしてサウナ後で基本フラつき気味だから特に足下注意!
→階段を登りやっとこさ辿り着いても計3席の椅子が埋まっている事も。階段を登る前にそれがわかる仕組みであれば尚ありがたいかな…。
→もしやこの場所をひばり(ヒバリー)の「ヒルズ」と言うのか?
他にもリニューアルポイントがあるのかも知れないが、そもそも本日2回目の素人なので悪しからず。
「尻焼き」と名高いバチバチ昭和ストロングタイプのボナサウナと、井戸水みたいな優しい肌触りでピリッと冷えた水風呂。
そう、大切な基本スペックがしっかりしているから、こうしたリニューアルも一層際立つ。
そうそう、ととのい処に「サウナ求道者の忘備録」というノートが。こちらもリニューアル以前には無かったと思うが、既に3冊目に突入している。
何やらこのノートのタイトルは、書き込み客の提案により「尻焼きサウナ no ヒバリーヒルズ」に決まったらしい。う〜ん秀逸。このネーミングが頭から離れない。
さて、ノートに目を通すと、私のお気に入りの一人「Young Boy Tsuyopon」氏による記録を発見。まだ実物にお目に掛かった事はないのだが、手書きの文字とHIPHOP感のある人物画にリアルな感覚が増した。Tsuyopon氏は文才に留まらず絵心もあるのだと益々尊敬。
記録内容は、なんでも結婚記念日(8/8だったかな)に来たとか。大切な日にヒバリーで尻焼きして過ごしながら妻に感謝。健全だ。私も見習いたい。
基本がしっかりしている上に個性光るひばり湯。
亀遊間、葛の湯に続き、この界隈の銭湯として「音楽業界きってのサウナ好きとサウナ界のレジェンド」が訪れる日を楽しみにしたい。
男
[ 奈良県 ]
【心がととのったサ活】
10月に入り頻繁に帰省するも、所用で中々伺えず。月末になりやっとここへの訪問が実現した。
なんだかんだで7月上旬以来。もちろん息子(小4)とのサ活もそれ以来だ。
本日はその後の予定もあり滞在時間は1時間に限られていたし、何にせよ息子のペースに合わせて過ごすから、当然ながらいつものソロサ活の感じとは全く異なる。
高温ドライサウナと塩サウナ(楽塩サウナ)でそれぞれ1セットずつ。サ室滞在時間はいよいよこれからと言う5分くらい。でも水風呂は19℃台という事もあってか1分経ってもまだ入りたいと言うから逆に強引に引き上げたりする。
個人的にはこれではととのうには準備が足りないのだが、今日はそんな事はどうでも良かった。
塩サウナでは息子の横に座り塩のお作法や効果を語って聞かせる。ドライサウナでは息子は最下段に座り、俯き加減でじっと我慢して蒸される。サ室に入る前に話し合って決めた5分。時折顔を上げ頭上の12分計に目をやるのも4分を過ぎたあたりから随分と頻繁になる。決めた5分までは我慢しようというそんな小さな背中を私はその直ぐ上段から眺め目を細める。
また、サ室に入る前にはしっかり給水しタオルで濡れた体を拭い、サ室から出たらしっかり汗を流してから水風呂に入りまた給水する。
そう、ここゆららの湯押熊店は給水機が各サ室の前にあるからそんな風に教えやすかったりする。子供は大人以上に脱水症状にも気をつけなければならないから、給水し易い環境は大変にありがたい。
ここの露天スペースは広い。ととのい椅子もいくつか空きがあったが、もうこんな季節だから、二人横並びに座って足湯に浸かり上半身を夜風にあてる。
息子は「あー寒くなくて気持ち良い。サウナと水風呂の後だからだね!」と笑みを浮かべてくれた。
今日は風呂上がりのごはんも約束していた。「これをサウナ飯と言って、普通の時に食べるより何倍も美味しいんだよ」と伝えた。
館内でいただけば尚良かったのだろうが、今日は失礼して館外で。
と言うのも、知人から勧められたラーメン店が、偶々この施設の直ぐ隣りだったから。
どちらかと言うと普段は少食な息子だが、「サウナに入ったからいつもよりお腹が空いた!」と言って、一押しの「鶏白湯ラーメン」と単品で追加した唐揚げを満面の笑みで頬張る。
束の間のひと時。息子とサ活出来る幸せを噛みしめながら私の心はととのった。
男
[ 神奈川県 ]
【悩んだら迷ったら銭湯】
今日は東海道6番目の宿場町、藤沢へ。歴史ある地元に根ざした銭湯施設は、期待以上の素晴らしい銭湯サウナであった。
昨晩拝読したつむぐさんの投稿に「悩んだら迷ったら銭湯」とあった。
これは行き先の話しではなく、色々と思い倦ねる件あった時の話し。
最近、仕事でそうした事が多く、明日からまたそれらと向き合うためにも今日も銭湯へ足を運ぶ事とした。
藤沢は小学生の時分に3年弱過ごした街だ。
あの中居正弘と同じ小学校に通っていた。中居さんは少し上で残念ながら面識は無いのだが、後になってそれを知った。
懐かしい街。当時私が住んでいた南口とは逆の北口を出て、のんびり歩ける商店街を進む事10分弱で到着。
その銭湯はマンションらしきビルの1階にあるが、一歩中に入れば、そこはしっかり昭和な古き良き銭湯だ。
ところで「富士見」って言う名の温浴施設って全国に幾つくらいあるのだろう。
ここ藤沢は少し行けば湘南海岸に行き着く。その昔、高い建物など無かった時代には、今の駅周辺くらいの場所からも霊峰富士がくっきり望めた事だろう。
#サ室
・外からは想像だにしなかった、入ってびっくりのオシャレなサ室。山小屋風。TVも音楽も一切なくダウンライトな照明が銭湯らしからぬ空間を演出。
・2段式で3名定員設定の狭いスペースだからか、上部に設置の温度計は92℃を表示も、上も下もしっかり熱い。
・苦しさはなく10分以上滞在し、しっかり汗を流す事ができた。
・12分計下辺りの壁に「サ道」の落書きを発見💢しかも、他でも無い、壁を削った文字が「サ道」とは…。残念!
#水風呂
・広くはないが深い。80㎝くらいか。
・17.5℃の超軟水が気持ち良くってずっと入っていられる。そうここの売りは「超軟水」。保湿効果も抜群みたい。
・「汗を流せ」とも「潜るな」とも一切の注意書き無し。ここが地元に根ざした常連さん達のの憩いの場である証拠。
#休憩スペース
・外気浴スペースは勿論、浴室内にもととのい椅子のようなものは無し。
・サ室出で直ぐ横の壁に腰を掛ける場所あり。「金春湯」みたいな感じ。
#その他
・施設全般とっても清潔。床もピカピカ。洗い場の鏡の綺麗さが清掃への拘りを物語っている。
・脱衣所ロッカーが横に広くて奥行きもありとても使いやすい。
・立派なタイル絵に目を奪われる。富士山ではなく、西洋画でヨーロッパのお城が佇む風景。女湯まで繋がっている。
沢山の地元客で賑わい老いも若きもが楽しそうに過ごしていた。明日への活力を養う姿を目の当たりにし、自身もまた元気を貰う事ができた。
歩いた距離 1.1km
男
[ 神奈川県 ]
【キングオブ銭湯サウナ in神奈川】
昨日の鹿島田銭湯旅情(越の湯、多賀良湯)の余韻に浸りたくて、今日の行き先も銭湯と決めていた。
寒かった昨日から少し気温も戻り、秋晴れの清々しい土曜。「歩いてサウナ」日和とは今日のような日を言うのだろう。戸塚駅から2.5㎞の道のりを気分良く歩いて向かう。
8月下旬、「サウナを愛でたい」で放映された事で初訪問した葛の湯。
その日は偶数日であったが、今日は奇数日。
男女日替わりのこちらには、是非とも偶数奇数の両日で訪れて欲しい。
今日は「美都波(みつは)の泉」。
もう一方の「アフロスの泉」とは、特にサウナ室なんかはコンセプトが随分違って、新規訪問したくらいの感じだ。
#サ室
「岩盤イオンサウナ」は75℃くらいの低温だが、10分もいるとしっかり汗が出る。勿論、この温度だから息苦しさはなく、この後に素晴らしい水風呂が待つから、ここで15分くらい粘るのも良いかも知れない。
そしてもう一つは「塩サウナ」。こちらにもTVあり。時間潰しができるのは嬉しい。何よりもこの料金で塩サウナまであるのが素晴らしい。
#水風呂
「天然冷泉の水風呂」。水質が良いだけでなく、広くて冷たい。今日は14℃であった。
#休憩
広い露天スペースにととのい椅子あり。
この地下階だけでなく、1階の通常浴室の露天スペースにもととのい椅子あり。見上げる空は、地下階より1階の方が景色が良い(電線が無い)
前回は初訪問だったが故に、そこまで確かな感想には至らなかったが、今日改めてここは
「キングオブ銭湯サウナ in神奈川」ではないかと感じた。
(あくまで私の拙い経験値の中での話としてご容赦ください…)
脱衣所や浴室の広さと開放感、豊富なマッサージ系浴槽、天然温泉、広々とした露天と休憩スペース、2種類のサウナ室、天然冷泉の水風呂、ゲルマニウム鉱石浴槽、岩盤イオン浴槽、アメニティ(ロイヤルコース〈サウナコース〉はシャンプー・ボディーシャンプーあり)、男女入れ替え制、サウナコースが地下室へと続く作り、ゆったりとした食堂兼休憩処、併設する昭和的居酒屋や飲食店などなど…
サウナ付650円でこの施設クオリティはちょっと他の銭湯施設を寄せ付けない。
今日、受付で渡されたロッカーキーと(魅惑の地下室へのパスポート)ロイヤルキーのナンバーは「37」。
ささやかな喜び。こんな事が起きると、より一層この施設との相性が良いと思いたくなる。
前回初訪問時にもらったポイントカード。
今日でスタンプが2つ。何だか10個集まるような気がして来た。
必ずまた来ます。今日もありがとう!
歩いた距離 5km
男
[ 神奈川県 ]
【越の湯と多賀良湯と私②】
想い出の「越の湯」で心も体も満たされた私だったが、鹿島田駅へ戻る途中、ここ「多賀良湯」に立ち寄った。
普段この辺りに来る事も中々ない。そして、ついさっき越の湯でもらった「川崎銭湯めぐり」の銭湯ご朱印帳に早速二つ目の印をGETしたいとも思ったから。
私にとってはそれで良かった古き良きままの越の湯。
その後直ぐに訪れたここ多賀良湯は、広くて、明るくて、新しくて、タオル大小貸してくれて、低温風呂があって、露天があって、サ室の湿度も程良くって、それでもって100円安くって(690円)、オーナーの若夫婦(に見えた)は気持ちの良い元気な接客をしてくれた。
サ室にTVは無い。代わりに(有線?からの)懐かしのJ-POPがそこそこの音量で流れている。当にその点において、ここは川崎の「亀遊館」。
森田童子「ぼくたちの失敗」→ESCAPE 「MOON CHILD」→ 平松愛理「部屋とYシャツと私」と続く。(たまに名前は分からないが聞き覚えのあるPOPな洋楽も混じる)
懐かしい。
80℃台で適度な湿度の苦しくないサ室で、心地良い汗を流しながら、思わず口ずさむ。
そして「部屋とYシャツと私」を聴いて思い出す。そう言えば、昔、妻が彼女だった頃にカラオケで歌ってたな。
20数年ぶりの鹿島田。
ここ多賀良湯も、さっきの越の湯も、次は妻と来たい。
追伸
この「川崎銭湯めぐり」のリーフレットって新旧あるんですね。大きさ(横)、色合い、掲載情報、掲載画像も異なります。越の湯さんのロビーに新旧が並んでいたのでお断りして二つ共頂戴しました。
歩いた距離 1km
男
[ 神奈川県 ]
【越の湯と多賀良湯と私①】
南武線鹿島田駅。
親友の実家がここにある。
20数年前、大学時代にここを訪れた。
多分、銭湯という類の場所に来たのは、当時片手で数える程であったと思う。
だからか、その時の思い出は鮮明だ。
幼い頃、父親にこうした場所に連れて行ってもらう機会がなかった私は、ここに訪れた事を良く記憶している。
思い出が鮮明なのはまた違う理由もある。
その日、当時はまだ交際に至っていなかった妻も含めて、同じサークルに所属していた仲間内でこの親友の自宅に泊まったのだが、その夜に皆んなでここに来た。
その頃、妻に想いを寄せていた私は、この日がどれだけ楽しみであったか。そんな懐かしい時を思い出す。
そんな思い出の時であるが、その時間の中にあるここの名前や外観までは記憶していなかった。
場所も親友の家からそう遠くない距離を歩いて向かったくらいの事しか覚えていないから、今日はGoogleマップを頼りに歩みを進める。
新川崎や鹿島田の駅前には武蔵小杉からもはっきり確認できる立派なタワマンや高層マンションが聳え立つが、商店街を抜け住宅街に向かえば、昔から然程変わらないであろう落ち着いた街並みが続く。
溢れる色々と昔の事に思いを馳せているうちに現地に到着。
ビルは耐震か外壁かはわからないが工事用ネットで覆われているが、透けて見える外観を見てかすかに記憶が甦る。
その頃、ここにサウナ室があったのかどうかは知らない。少なくとも当時の私にはサウナのサの字もないし、多分、それまでにサウナ自体の経験もなかったと思う。
その日は、仲間達とわいわい入浴し、妻をを含めた女性陣と湯上がりに待ち合わせ、近くのコンビニで夜通し分買い込んで、また親友の家へ戻った事しか覚えていない。
20年以上の時を経て、再びここを訪れる事が出来た事に感謝。サウナ好きになって良かった。
激熱45℃オーバーの浴槽とカラカラ昭和ストロングタイプのサウナは、きっとあの当時もそうであったのだろう。もしかしたら、当時はもっと熱かったのかも知れない。
そして今日。
3セット。うち2セットはサ室も水風呂も貸切状態。
一人でゆっくりできるのはありがたい一方、お客が少ないのは少し寂しい。
たまたま今日だけそうならば良いが、これが最近の傾向ならそれは決して喜ばしい事ではない。
私にとって忘れ得ぬ想い出の銭湯。
直ぐ近くには、お世辞抜きでここより綺麗で広くて安い「多賀良湯」があるけれど、私はあくまで「越の湯」派だ。
親友にも久しぶりに連絡を入れ再会を約束した。
また来ます。ありがとう、越の湯。
歩いた距離 1km
男
[ 東京都 ]
【部活】
普段からソロ活動の多い私だが、今回は会社の方と。私が会社の方とサウナに行く際はざっと3パターンに分かれる。
①気の置けない仲間とのサウナ&飲みのパターン
② サウナの良さを知ってもらいたくて、一からレクチャーしながらご一緒するパターン
③サウナ好きである事を知り、意気投合してご一緒するパターン(サウナ部部活)
今回は③のパターン。
所謂、サウナ部の部活動。まぁ自分の中で勝手にそう言っているだけたのだが。
仕事終わりの19時。こちらSHIZUKU大井町へIN。
緊急事態宣言も明け、今日はサウナ後の一杯も予定に入れたから1時間のショートコースで入店。
初心者ではない我々は、お互いに自分のペースで手際良く3セットをキメた。
お作法を伝えしたり、付き添ったりしなくて良いから、一緒にいるとは言えしっかり集中できる。
なお、ご一緒した方は初めてのSHIZUKUであったが、ここのスペックには満足いただけたようだ。良かった。
特に、今回のように仕事終わりに手ぶらで訪れ、さっと短時間でサウナを堪能するにはもってこいの施設。ご紹介出来て良かった。
サウナ後は、SHIZUKU前の「大井町バル横丁」へ。今日はこれが楽しかった。
やはり一杯の予定は一杯で終わらない。
サウナ話は勿論、仕事の話にも話題は及ぶが、サウナで意気投合しているからか、どれだけ経っても会話が尽きない。
最高に楽しい時間を過ごした。気が付いたら自宅までの終電を危うく乗り過ごすところであった。
SHIZUKU自体の話に至らず申し訳ないが、そこは他の方の投稿にお任せする。
私は今日、SHIZUKUのお陰で、またサウナを通して充実の時間を過ごす事ができた。
ありがとうSHIZUKU!
男
[ 愛知県 ]
【2週間ぶりの愛しのサウナがウェルビー。頭と心が追いつかず…】
先ずは印象に残った、サ室、水風呂、休憩以外の「びっくりポイント」は次の通り。
・浴室出入口付近と浴室内に、タオル、マット、ガウンがたんまり置かれている。
・たんまりあるのにスタッフが小まめに巡回し都度補充。使用済も都度回収。
・タオルは大小サイズに加えて腰巻きタイプまである。
・マットはなんと足置き用。
・さっと体を拭いたらガウンを羽織っての休憩もできる。
・通常の冷水機に加えて経口補水液が無料で飲み放題。
・貸しサウナハットあり。図らずも今日ここでハット初体験!
・受付でマスク入れをくれる。浴室内に置き場あり。休憩の際にはロッカーまで行かずとも直ぐに着用できる。
・一般的に必要とするアメニティグッズは全部ある。
長かった緊急事態宣言が終わりを告げ、単身赴任中の私は今月に入り帰省を繰り返している。帰省すれば暫くだったから色々と用事も重なり、必然的にサ活が後回しになっている。
自分で決めてそうしているのだから仕方がないのだが、2週間近くもサウナに入らないとどうも調子が上がらない。
最早、私とサウナは切っても切れない関係になっている。
と、言い切るにはまだ根拠が充分とは言えないのだが、まぁしかし、この事をいちいち真面目に立証する必要などない。
私はサウナが好き。その気持ちを素直に受け入れればそれで良いじゃないか。
そんな気持ちでいた先週末。帰省の途中で名古屋に降り立つ。
以前長くこの土地で勤務していた私にとって名古屋は第二の故郷だ。その当時はサウナのサの字もなかった。今思えば実に惜しい事をしたものだ。
ここは名鉄レジャックビルの4階にある。レジャックと言えばボーリングだ。名古屋に縁のある方なら大抵はそうイメージするだろう。私もここで同僚と幾度となくボーリングに興じた。
このメジャーなボーリング場の階下に、こんなにも素晴らしい楽園があったなんて知る由も無かった。
久しぶりのサウナにしては余りに刺激が強かった。
愛するサウナと再会した高揚感で浮き足立っているところに、次から次に飛び込んでくる未知のサービス。頭と心が追いつかない。
3時間滞在。いつもなら充分にととのいの世界へ誘われるのだが、今日は終始フワフワして何だか自分が自分でないようだった。
言わずもがなウェルビー名駅は最高だ。
今回の私はこのハイレベルを受け止め切れなかったが、次は余裕を持ってここを訪れたい。
それでも浮き足立つ私を暖かく迎え入れてくれてありがとう!
PS
モード学園のビルを見て、ふと「どぶろっく」を思い出した…
男
[ 神奈川県 ]
【横浜駅直結のスカイスパに、保土ヶ谷から歩いてサウナ】
※すみません。この投稿は肝心の施設レビューはほぼゼロです…。施設情報を知りたい方はどうか読み飛ばしてください🙇
有給取得し3連休。
休日の最後も申し分のない好天となった。
抜けるような青空を見て、今日の行き先はスカイスパとした。あのヨコハマブルーのタオルに会いに行こう。
土日は人混みを避け喧騒から一歩離れた場所で過ごした分、今日は人混みがひと段落したであろう都会へ。
今日もお気に入りの保土ヶ谷駅で下車。
昨日は井土ヶ谷方面へ歩いたが、今日は逆。桜木町方面へ歩みを進める。
鎌倉の高台からも見えるランドマークタワー。保土ヶ谷まで来たら、商店街からだって見渡せる。昔ながらの商店街から顔を覗かせる超高層ビル。このコントラストが横浜らしくて好き。
歴史が溶け込む気取らない街並み保土ヶ谷。
月曜午前は落ち着いた日常そのもの。のんびりゆったり歩いて抜けると、いつの間にか桜木町へ。
みなとみらいの街並みが眩しい。昨日までの週末は随分とごった返していた事だろう。
今日のここは人混みもカオスとも無縁。抜けるような青空も相まって、横浜のイメージそのものの透明感と清涼感が溢れている。
テイクアウトのランチを携えて、爽やかな海風が吹き抜ける臨港パークへ。
想像していた通りの情景が広がっていた。
穏やかな横浜港の波打ち際。キラキラ光る水面の向こうには、首都高ベイブリッジと鶴見つばさ橋が佇む。つい先日、海芝浦駅から眺めた景色を思い出す。
視界には橋を行き来する沢山の車両が映るが、聞こえてくるのは静かな波の音とたまに目の前を通り過ぎるランナーの軽快な足音と息遣い。
心穏やかな時間が過ごす。
ランチを済ませた後は暫し読書。途中から積読していた歴史小説を再び読み始める。
照り付ける日差しに最早熱波のような厳しさはない。季節は着実に秋へと進んでいる。
ここから冬に掛けてはあっという間。仕事はこれから正念場を迎える。気を引き締めて行こう。
海と空が広がるみなとみらい。
臨港パークから高層マンション群を抜けると横浜駅。
今日はこうしてスカイスパに会いに来た。
入店前にスカイスパから望む景色を逆から眺めた。
多分あそこだろう。14階のガラス窓2つは、サ室と浴室内インフィニティチェア前のそれだ。
裸のおじさん達は意外と下からは見えないものだ。良かった。
おっと、むしろあちらからはしっかり見えているからこのくらいにしておこう。
14時からの永井さんの通常アウフグースは満席でスタート。月曜日中からのこの盛況ぶり。流石。
歩いた距離 6km
男
[ 神奈川県 ]
「相手に完璧を求めるのが恋人、不完全を受け入れるのが夫婦」
確かこんな言葉があった。
銭湯とは夫婦みたいなものかも知れない。
洗い場やサ室の場所取り、
所構わずのおしゃべり、
汗流しカット&潜水、
ヒーターの柵へのタオルや洗濯干し…
体の大半がピクチャーなおじさん、
一歩5センチくらいずつで歩むおじいさん、
何処か遠くにいる人と話し続けるお兄さん…
ここには常連さん達の日常がある。
で、
スタッフがサウナ室にマットを交換をしにやって来れば、汗流しをカットしていたピクチャーおじさんが当たり前のように手伝う。しかも一枚一枚凄く丁寧に敷いている。
洗い場が場所取りで埋まっていてうろうろしていたら、さっきまで秋のG1スプリンターズSの話に夢中であったおじいさんが、
「あんたここ使っていいよ。良ければシャンプーも好きに使っていいからよ」
と知り合いかのように声を掛けてくれる。
温浴施設は「かるまる」や「スカイスパ」のような非日常もあれば、ここ「くさつ」のような銭湯の日常もある。
私は、非日常も日常も寛容でありたい。
完璧を求めず、短所より長所を大事に。
非日常も日常も、大抵は不完全。
津々浦々沢山のサ活において、皆が寛容になれたらならこれ程素晴らしい事はない。
その寛容さが、恋人やら夫婦やらの関係性にも活かされるなら尚の事だ。
横浜の住宅街に佇む銭湯「くさつ」で、何だか人生の哲学を教えてもらった気がする。ありがとう、くさつ。
#サウナ室
・コンフォートサウナ。サ室外の表示は「コンフォード」。ととのいには関係ない。いいじゃないか。
・コンフォートは本当で、息苦しさ皆無で10分入れて、5〜6分過ぎから汗はしっかり。
#水風呂
・黒湯水風呂。「水温が上がるから蛇口から水を出しっ放しにしないで」と書かれている蛇口からずっと勢いよく水が出続けている。私は都度止めるが、次に入る時にはまた出ている。いいじゃないか。
・水温計は22℃表示からぴくりともしないが、むしろもう少し低いくらいではないか。謙虚でいいじゃないか。
#休憩スペース
・ととのい椅子は無いが、内湯露天共に石造りのベンチあり。
・半露天の浴槽脇に大人一人がすっぽりはまって寝られる休憩スポットあり。偶然偶然のスペースと思われるがいいじゃないか。
#その他
・半露天も水風呂も内湯も黒湯でかぶるが、入浴客が適度に分散されていいじゃないか。(内湯に黒湯以外の浴槽もあり)
気持ちの良い秋晴れの週末。保土ヶ谷駅から井土ヶ谷へ歩いてサウナ。今日も都会の喧騒から離れた日常を歩く。
歩いた距離 4km
男
[ 神奈川県 ]
【川崎駅から2㎞の非日常】
夢の国ディズニーが入園者数を5千人から1万人に引き上げた。
私にとってはそれより気になる事が。
そう、ずっと行きたかった「志楽の湯」のサウナ再開。念願叶って本日初訪問。
緊急事態宣言解除後初めての週末。そして、天気は台風一過。青空が広がり気温もぐんと上がったから、どこもかしこも今日は賑やかな一日となったであろう。
川崎駅前もご多分に洩れず。
最寄りは矢向駅(徒歩5分)だが、こんなに良い天気だからやっぱり歩いてサウナ。
川崎駅から約2㎞の平坦な道のり。とくさしけんごの「サ道」サウンドトラックを聴きながら住宅街を抜けて行く。
Googleが道案内を終了したその場所は、木々が生い茂る駐車場であった。
肝心の施設は何処?
見渡すと何人かの方が木々の先に進んでいる。後に続くと、ようやくその先に建物が現れた。
凄い。
こんな住宅街に突如現れる別世界。
敷地に足を踏み入れた瞬間から現代の喧騒を忘れさせてくれる。
外観や入り口から始まり、受付も館内も浴室も、全てが自然と調和した心落ち着く仕様となっている。
まるで山間の温泉旅館にでも来た気分だ。
#サ室
・2段。定員15名のところ10名利用で運用中。
・TVも音楽も無し。照明も明る過ぎず静寂な空間。
・96℃だが息苦しさは皆無。5分程度で汗はしっかり出るが、苦しさは無いのでまだまだ長居できる。その後の水風呂を考慮して、サ室で少し粘るのが良いかも。
・水風呂がやや狭いので、サ室を出るタイミングを見計らうのが賢明。
#水風呂
・サ室を出て直ぐ。18〜20℃くらいだが、ぬるい感覚よりも気持ち良い感覚が勝る。サ室で頑張ってから長めに入りたい水風呂。
・縄文らしく勾玉をイメージした形の岩風呂。定員は3名か頑張って4名。長めに入る方も多いだろうから混雑時間帯は待ちも発生しそう。
#休憩スペース
・ととのい椅子は無し。室内や露天に古木の腰掛けやベンチあり。全体のコンセプトに合わせているのだろう。
・露天風呂を囲む岩の中で、体を横にして足を投げ出して休むのに丁度良い場所あり(露天に入って直ぐの古木ベンチの奥辺り)。
・この施設はきっと、常連さんはそれぞれのお気に入りマイ休憩スポットがあるのではないか。
#その他
・「お客様の声」をまとめたものをいただいたので画像添付にてご紹介。ここが川崎である事を本当に忘れさせてくれる施設。天然温泉も素晴らしい。
改めて、川崎・鶴見界隈のサウナ充実度は凄いと実感した。遠方にお住まいのサウナーの皆様には、是非とも泊まりで名店探訪のサ旅にお越しいただきたい。
歩いた距離 4km
男
[ 東京都 ]
【池袋には帰れないサウナがある】
タイトルにはそう書いたものの、私は泣く泣く夢から覚め、後ろ髪を引かれながら池袋西口を去った。
本日最後のセットは「薪サウナ」。時も場所も忘れてただただ無になって蒸された。自分中で「無」と「蒸」が融合した。
体の芯まで蒸され、14℃台のアクリルアヴァントで冷やし、直ぐ横のインフィニティチェアに倒れ込んだ時、私はもうここから離れたくないと思った。
あさチャン夏目三久さんの最後が思っていたの違い、そのモヤモヤを晴らすべく、今日は夢の国聖地「かるまる」へ。
ここには数多のサウナーが求める全てがあると思っている。
広く清潔で静寂な空間、柔らかなホスピタリティ、使い勝手の良いロッカー、マナーを理解し実践する紳士達、豊富で高級なアメニティ、数々の本格的なサ室、グルシンから不感温度まで色とりどりの水風呂、内も外も沢山のととのいチェア、そして食事処・休憩処・宿泊の充実した各フロア…。
当にユートピア。夢の国だ。私にとってここはディズニーサウナ。
普段は浴室に入りっ放し派の私だが、余りに施設全体の居心地が良く、今日は途中休憩を挟み、13時過ぎに入店し、気がつけば20時近くまで滞在した。
浴室だけではない。休憩フロアも夢の国。
気が付いた時にはここで日を跨いだ人は数え切れないのだろう。
がしかし、今日はまだ木曜。明日は月初であり、下半期のスタートでもある。私に至っては夢の世界で朝を迎える訳にはいかない…。
最初、リクライニングチェアに身を沈め、下半身にふかふかのブランケットをかけ適当にTV番組を眺めていた。
暫くして軽く寝落ち。このまま深い眠りの谷へ落ちて行きたかったが、今日は我慢。
そして、今後のための下見とスマホの充電を兼ねてコワーキングスペースへ。
この部屋は通話がOK。時折仕事関係の通話が室内に響く。基本的には静かなスペースだからその音は丸聞こえ。
丸聞こえ。人の声。
そう言えば、久しぶりに人の話し声を聞いた。ここ「かるまる」には沢山の客が訪れるが、誰一人として会話という類いの声を出す事はない。館内の至る所で黙が普通に徹底されている。
決して聞き耳を立てている訳ではないのだが、余りにその音がクリアに聞こえるものだから、会話の中身が半ば強制的に耳に入ってくる。
いずれの紳士達も、職種や立場は違えど仕事においても紳士なようだ。会話の端々から、どの御仁も良き営業マン、良き上司、良き経営者たる方だと想像出来た。
夢の国を生んだ街池袋。私はかるまるがお城に見えた。
情緒的な話しをしていたらもう文字数の限界。あぁ夢から覚めたくない…。
歩いた距離 0.5km
男
[ 神奈川県 ]
【満天ならではの価値】
秋の気配。過ごしやすい日だったから、保土ヶ谷駅から歩いてサウナ。
横浜駅からも桜木町からも至近だが、落ち着いた日常の中に歴史が溶け込み気取らない街並み。私は横浜市の中で保土ヶ谷区が一番好きだ。
受付スタッフの柔らかくて丁寧な対応。いつ来ても、入る時も出る時もあったかい気持ちにさせてくれる。
今回は、本日私が感じた「満天ならではの価値」を書き記したい。
まだまだ沢山あるのは間違いない。また、不足や理解不足による誤解もあるかも知れないがそこはご容赦願いたい。
□掛け湯前の仕切り
→この仕切りのお陰で床に跳ねた掛け湯が浴槽に飛び散らない
□シャワーヘッド
→シャワーやカランからの出る水はこの地の自然水らしい。水自体も気持ち良いが、シャワーヘッドが更に気持ち良さを増している
□上質な給水機の水
→確証はないが、ミネラルを多く含む天然水ではないか。いずれにせよ今度満天に来る時はイオンウォーター不要だ
□マイグッズ置き場
→サ室入り口の置き場は勿論、外気浴に移動する動線にマイマットやハット置き場があり利用者は随分便利だろう
□ととのい椅子の足置き(一部)
→体格によっては正しい姿勢で座れない人もいるだろう。特に子供などは足置きがあると座り易いはず
□手桶の置き場
→浴槽の縁でなくそれ専用の掛ける場所があり使い易い
□壺湯のタオル掛け
→壺湯に入る時タオルの置き場に困る事が多い。私が見る限り全員が使用していた
□シルク湯のTV
→効果を考えるとゆっくり浸りたい。この浴槽の前にTVがあるお陰で長く入り易い。また、露天全体からしてもこのモニタ位置はベスト
□露天の電気風呂の腰掛け椅子
→電気を当てたい部位は人による。部位や体格によって腰掛け椅子は便利だろう
□ドリームバスとフットパンチと炭酸シャワー
→これは基本ハードそのものだが、私はこの三本柱のためだけに満天に行ける。所謂スパ銭施設において、サウナ無しでも訪問したいと思った施設は他にない
□案内板や時計
→ゆっくり浸かりたい浴槽には歴史や泉質をわかり易く説明する案内板が、時間を気にしたい(又は気にして欲しい)浴槽には目に留まる位置に時計が設置されている
□スタッフ巡回
→小まめに周りサービス維持に努めてくれている。黙浴徹底もスタッフTシャツにそのMSGをプリントしたり、注意書きを持ちながら業務に当たったりと、スマートにそれを促す
□浴室出入口の大旋風機
→風呂上がりに体を拭きながら風を受けるのは気持ち良い。濡れたまま更衣室に向かわない事にも繋がるだろう
歩いた距離 3km
男
[ 東京都 ]
【上司おすすめ施設で今と過去に感謝しながらととのう】
※今日も施設レビューが添付画像となりすみません…。
私の上司は、以前までサウナには全くと言って良い程無関心であった。ただ、温泉は好きで温浴施設には頻繁に通っていたが、積極的にサウナに入る事はなく、特に水風呂を苦手としてたようだ。
そんな上司も気がつけば、今や自身が開拓したお気に入り施設を私に紹介してくるまでに。
紹介は今日のここが初めてではない。特に銭湯系を得意としていて、これまでもいくつもの良施設を紹介してもらっている。
例えば、今や都内で不動の人気施設となった萩の湯を今程ではない少し前に紹介してくれたり。
こういうご時勢だから最近は行動を共にする機会も殆ど無いのだが、以前は週末に温浴施設+α(飲みやハイキングなど)で日帰り旅をして楽しく過ごす事もしばしばであった。
そうした際、折々で聞かれもしないサウナ話を熱く語り、また実際に施設へ行く事も度々であった事が奏功したのか、いつの間にかその良さに目覚めてくれた。
職場を離れても上司は上司であるし、人生の先輩でもあるので、このような言い方は適切ではないのかも知れないが、私にとっては気の置けない仲間である。
世の中、上司との関係に少なからずストレスを感じている人は多いだろう。かくいう私も以前ストレスフルな環境下で体調を崩した経験がある。その過去を経て現在に至る。
結果的に私は今の上司と職場に辿り着いた。プライベートではサウナという、きっと長い付き合いになるであろう愛しい相棒にも出会えた。
だから、現在への感謝は勿論、現在に導いてくれた過去の苦い経験にも今となっては感謝している。
今日はそんな思いに耽りながら、上司おすすめのこちらに初訪問。
普段は縁のない江戸川区。
行きは乗り慣れない東西線で向かい旅気分。葛西駅から歩いてサウナ。
帰りは夜風に吹かれながら葛西臨海公園へ。サウナ後で視覚も研ぎ澄まされているからか、ライトアップされた観覧車が眩しかった。
歩いた距離 4.3km
男
[ 神奈川県 ]
【サウナと尿酸値の話】
※初訪問なのに施設レビューが添付画像となってしまいすみません。極楽湯グループの実力は確かでした。しっかりととのいました。総合判定は「A」です。
祝日の朝、私は動揺を隠せずにいた。
そして気がついたらここにいた。
もしかしたら暫く来れなくなるかも知れないサウナに。
今月上旬に受けた人間ドックの検査成績表が到着した。
私は日頃から周囲に対してサウナを完全無欠の健康法として豪語し続けている。それを面白おかしく伝える事も多いので、ある種ネタのように受け止められている節もあるのだが、私の中では決して冗談ではなく、心底サウナ効果を信じている。
で、成績表の話。
先ず目に飛び込んで来たのがトップに記載された総合判定結果。
「D」(要受診)
なお、判定ランクは最良のAからEまで。
項目別に確認を進める。
多くの項目に「A」判定が並んでいる。当然だ。私はサウナを最良の健康法として信じ実行しているのだから。
実はこの総合判定は、沢山ある項目のうちの一つでも低い判定があると、総合もそれに引っ張られる判定になる仕組みらしい。
そう、私の成績は、たった一つのD判定項目に引っ張られる形での総合判定であった。
その項目は「尿酸値」
昔から低い方ではないが、それでも昨年くらいからぐんと上昇している。
19年:7.5
20年:10.6
21年:11.3 →いつ痛風を発症してもおかしくないレベル
※基準値:2.1〜7.0
この上昇傾向は、当にサ活に本腰を入れ始めた時期と合致している。
尿酸値への影響と言えば、ビールなどプリン体くらいしか頭になかったから、身近な対策としては酒量の抑制くらいかなと思っていた。
だが、今日この結果を受け、もしやとの思いで「サウナ 尿酸値」でググってみる。
>日常生活での注意として、サウナで多量に汗をかくのは良くない…
>サウナ+ビールの組み合わせは脱水とプリン体摂取とにより大きく尿酸値が上昇するデータがある…
そうか…。
私のような尿酸値が高い人間は、サウナに入るのなら、他人以上に水分補給に気をつけ、かつサウナ後のアルコールも控えねばならない訳だ。水分補給は良いにせよ、サ活後の禁ビールは中々酷な話だ…。
いずれにせよこの成績表は妻の知るところとなる。私のサウナ熱が原因かも知れないともなれば、サウナ禁止令のお達しが下るかも…。
ということで、私はこの成績自体と今後想定される行動制限に動揺を隠せずにいた。
気がついたら私はここにいた。
とか言ってしっかり新規開拓。心にはまだ余裕があるのかな。
男
[ 神奈川県 ]
【都会の秘境「海芝浦駅」と鶴見の秘湯「いやさか湯」の旅】
昨日に続いて抜けるような青空。秋晴れの空には雲ひとつない。
以前から行きたいと思っていた都会の秘境駅JR鶴見線「海芝浦駅」。
そこは鶴見駅からたったの11分。この駅は誰しもが訪れる事ができるが、特定の人しか改札から先には行けない。そして、ホームに降り立つと目の前は直ぐに海。ざっとそんな駅だ。
今日、私は贅沢にもこの駅に二度立ち寄る。昼と夕。間にサ活を挟んで。
昼、1セット目の海芝浦。
抜けるような青空の下、秋晴れの太陽の日差しをいっぱいに浴びて、駅に隣接した公園のベンチに寝そべり好きな本を読む。
夕、2セット目の海芝浦。
日中の強い日差しは影を潜め、少し肌寒さも感じる。大黒埠頭から横浜港方向に連休最後の日が沈む。サザンの「LOVE AFFAIR」でも聴きながら帰ろうか。
そんな一日の合間に立ち寄ったのがこちら。
全国屈指のサウナ激戦区鶴見にあって、しっかり銭湯ならではの立ち位置を保って地域に根ざしつつ、オリジリティも出しながらサウナーに向かい合うここを「鶴見の秘湯」と呼ばせてもらおう。
#サウナ室
・ゆったりした室内を囲むようにひな壇二段。音声有のTVあり。座る位置によってはモニタは見難い。ビート版あり。
・96℃前後。湿度は高くないから発汗までに多少時間がかかる。
・12分計が独特の動きをする。だからか、いくつか砂時計も設置。
#水風呂
・屋外にある。温度は18℃〜20℃だが、屋外だし広さもあるので体感はもう少し下。水風呂から出て直ぐにととのいベンチと椅子があるのがGOOD。
#休憩スペース
・外気浴スペースが内湯の両サイドに2箇所。トータルで複数のととのい椅子やベンチがあり難民になる事は先ず無さそう。
#その他
スパ銭では当たり前でも銭湯施設としてはそうではない、痒い所に手が届くサービスが随所に。
・ロッカーが縦長版もあり使い勝手が良い。
・下駄箱もロッカーもコイン不要。
・交通系ICに加えてPayPayも使える。
・ドライヤー無料。
・男性のみだが、月サブスク1500円(タオル大小付)企画あり。
・受付横に銭湯施設としてはかなりしっかりした食事スペースあり。″世界初“と謳うオリジナルオロポの提供も。
さてさて明日は一五夜。
今日、海芝浦駅の夕景で臨んだ月も既にまんまるで綺麗だった。
明日、中秋の名月を眺めながらととのえる施設はいずこ。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。