ゆららの湯 押熊店
温浴施設 - 奈良県 奈良市
温浴施設 - 奈良県 奈良市
【心がととのったサ活】
10月に入り頻繁に帰省するも、所用で中々伺えず。月末になりやっとここへの訪問が実現した。
なんだかんだで7月上旬以来。もちろん息子(小4)とのサ活もそれ以来だ。
本日はその後の予定もあり滞在時間は1時間に限られていたし、何にせよ息子のペースに合わせて過ごすから、当然ながらいつものソロサ活の感じとは全く異なる。
高温ドライサウナと塩サウナ(楽塩サウナ)でそれぞれ1セットずつ。サ室滞在時間はいよいよこれからと言う5分くらい。でも水風呂は19℃台という事もあってか1分経ってもまだ入りたいと言うから逆に強引に引き上げたりする。
個人的にはこれではととのうには準備が足りないのだが、今日はそんな事はどうでも良かった。
塩サウナでは息子の横に座り塩のお作法や効果を語って聞かせる。ドライサウナでは息子は最下段に座り、俯き加減でじっと我慢して蒸される。サ室に入る前に話し合って決めた5分。時折顔を上げ頭上の12分計に目をやるのも4分を過ぎたあたりから随分と頻繁になる。決めた5分までは我慢しようというそんな小さな背中を私はその直ぐ上段から眺め目を細める。
また、サ室に入る前にはしっかり給水しタオルで濡れた体を拭い、サ室から出たらしっかり汗を流してから水風呂に入りまた給水する。
そう、ここゆららの湯押熊店は給水機が各サ室の前にあるからそんな風に教えやすかったりする。子供は大人以上に脱水症状にも気をつけなければならないから、給水し易い環境は大変にありがたい。
ここの露天スペースは広い。ととのい椅子もいくつか空きがあったが、もうこんな季節だから、二人横並びに座って足湯に浸かり上半身を夜風にあてる。
息子は「あー寒くなくて気持ち良い。サウナと水風呂の後だからだね!」と笑みを浮かべてくれた。
今日は風呂上がりのごはんも約束していた。「これをサウナ飯と言って、普通の時に食べるより何倍も美味しいんだよ」と伝えた。
館内でいただけば尚良かったのだろうが、今日は失礼して館外で。
と言うのも、知人から勧められたラーメン店が、偶々この施設の直ぐ隣りだったから。
どちらかと言うと普段は少食な息子だが、「サウナに入ったからいつもよりお腹が空いた!」と言って、一押しの「鶏白湯ラーメン」と単品で追加した唐揚げを満面の笑みで頬張る。
束の間のひと時。息子とサ活出来る幸せを噛みしめながら私の心はととのった。
男
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