2019.08.07 登録
[ 埼玉県 ]
【喜楽湯~懐かしの空間の中で~後編】
浴場にはお風呂が一つ、水風呂が一つとサウナが一つ。それぞれがそこまでは大きくないが、お客さんの人数とちょうどよい大きさだった。お風呂は今でも井戸水と薪を使っているようで、一般的な銭湯より熱めの設定。私にはちょうど良かった。
サウナは少し年季が入っていながらも、薄暗く、テレビがない。カラカラで熱さを感じたが、蒸されることに集中できるとてもいい空間だった。その後は水風呂でしっかり頭まで冷やす。喜楽湯は露天スペースがないので、浴場内の椅子に座って休憩。屋根横の窓から日差しが差し込み、とても気持ちい。よくよく見ると、窓はガタガタで隙間にはタオルが詰められていた。木造の建物はところどころ補修もされていて、かなりの年季が見受けられた。それでも差し込む日だしもあって、なんだか木造の感じが祖父母の家に似ていて、とても懐かしい気持ちになった。体はもちろんのこと、当時のことを思い出して、心まで温かくなれる、そんなやさしさが喜楽湯にはあった。これを繰り返すこと3セット。すっかりととのうことができた。
ちなみに木村石鹸を使った翌日は、髪が生まれ変わったかのようにサラサラで、しかもいい匂い!近所の銭湯にもぜひ導入してほしいと思うぐらい使い心地がよかった。
そんな銭湯経営への工夫と、建物への愛着を感じた素晴らしい銭湯だった。
男
[ 埼玉県 ]
【喜楽湯~懐かしの空間の中で~前編】
埼玉県は浮間舟渡駅から車で数分の場所に位置する赤羽のゴルフ場に、この日は会社の先輩方と。
河川敷であることもあり、いまだに昨年9月の台風の爪痕が残っており、木が倒れ、芝も生えそろっていない、おまけに泥山が並んでいる、そんなコンディションで、決して良いとは言えない状態だった。泥にまみれながらのプレーになったが、怖いものなどなかった。それもそのはず、この日もすでにゴルフ後のサウナを言付けていたからだ。
埼玉県で行きたいサウナと言えば、やはり「喜楽湯」だろう。SNS活動も活発で、なにやら最近では大阪の老舗石鹸メーカー、「木村石鹸」とのコラボをしているようで、前々から、かなり興味があった。
浮間舟渡からは車で20分ほど。駐車場は2台までだが、近場にはコインパーキングがあり、値段も高くないのでそちらへ駐車。
入り口にはポップなデザインの看板に「喜楽湯」と書かれている。喜楽湯はアメニティーも充実していて、タオルは1枚目は無料、2枚目からも50円でのレンタル。浴槽にはシャンプー、ボディーソープ、洗顔が完備されている。さらに追加料金を払えば、高級シャンプー/ボディーソープを使うこともできる。いつでも手ぶらで来れてしまう銭湯なのだ。さらにSNSへの投稿をすることで、木村石鹸のシャンプーを使うことができる。私は迷わず木村石鹸を選択。脱衣所へ向かう。
脱衣所のロッカーは一部扉が外されていて、その中には漫画が詰め込まれてあった。お風呂上りに脱衣所で読むのもいいなぁと思いながら、まずはゴルフで冷えた体を温めるために浴場へ。【次回、いざ浴場へ】
男
[ 東京都 ]
【テルマー湯~お墓参りはロウリュだ!~後編】
ここで一旦イベントは終了。せっかく館内着で汗をかいたので、そのまま岩盤浴へ。岩盤浴は3つあり、薄暗い中でゆっくり汗を流すことができる。日曜日であるにもかかわらず、各部屋には2,3人しかおらず、とても静かな環境でいつの間にか寝てしまったほどだ。
そのあとは、館内着を着替えていよいよ浴槽へ。男性浴槽には大きな浴槽が2つと寝湯とバイブラ湯と水風呂、また露天スペースにも風呂と寝湯がある。サウナルームは大きな部屋が一つある。
ちょうどシャワーを浴び終えたタイミングでロウリュを実施するようで、これはチャンスと思い、サウナへ。ここのロウリュは大きな団扇を使って風を送る。タオルと違い広範囲に強い風を送ることができる。まず弱い風をひとり3回、その後に強い風を3回。私は中断に座っていたのだが、前の人に向けられた風が後ろの人にもダイレクトに当たるため、それもカウントすると合計で10回は受けたのではないかと思う。さすがに強い熱波を受けた後はヘロヘロで、急いで水風呂へ。。水風呂の定員は4名程度、腰ぐらいの深さで、唐辛子が入った特製だ。目に染みるかなと心配しながらも、頭まで潜るのは我慢できず、、、顔を上げるとロウリュ終わりのおきゃくさんが続々と水風呂に来たので、私は水風呂を出て露天スペースへ。露天スペースにはととのい椅子が4つあったが、すべて埋まっていたので、露天風呂の縁へ。外気を気持ちよく浴びていると、ほんのりジューシーな香りが。。ととのいで忘れていた空腹感が一気に押し寄せる。すっかりトランス状態が解けてしまったので、一旦露天風呂へ。露天風呂は伊豆から運ばれた温泉で、無色無臭。でも温泉と言われるとなんだか得した気分で、長めに浸かってみた。その後はもう1セットサウナ&水風呂&外気浴を楽しんでから、今度は高濃度炭酸泉へ。ここは炭酸量が尋常じゃなく、私が知る中では井草湯を押さえて炭酸量第一位であった。とにかく体に纏わりつく気泡の数が凄い。動くと大量の気泡が一気にはじける。その様子は注がれたばかりのスプライトのようだった。
とにかくせつびの充実度と広い館内は圧巻だった。しかし風呂とサウナは一般的で、あまり特別感はない。そういった意味では、かるまる池袋には負けてしまうのだが、岩盤浴や休憩室など、広い館内は都内でも随一。ゆっくりと過ごしたい人にはお勧めのテルマー湯であった。
余談だが、露天風呂で感じたジューシーな香りは、どうやら近くの焼肉屋さんからあふれ出す匂いだったようで、SNSでは同じようにつぶやく人がたくさんいた。私はサザンテラスのティムホーワンへで夕飯を食べた。
男
[ 東京都 ]
【テルマー湯~お墓参りはロウリュだ!~前編】
この日はサウナタイムズ主催の新宿はテルマー湯でのトークイベント。
ゲストはサ道で有名の漫画家、タナカカツキ先生とまんきつ先生。
テルマー湯の存在自体は知っていたが、場所も場所であるため、客層があまりよくないのではないかという懸念と、家が近すぎることによって逆に行く気にならないアレで、実は行ったことがなかった。(アレのことを私は東京タワーorスカイツリー現象と呼んでいる)
テルマー湯は電子キーで後払い制。ロッカーもすべて電子キーでの管理のため、鍵をいくつももつ必要がなく、楽々。
トークイベントは4回の休憩スペースでの実施だった。ファシリテーターとして、サウナタイムズの方を迎えてのディスカッション。Sli doというWebベースのタイムラインを活用し、参加者からの質問を適宜受けられるような形での実施。
まんきつ先生は本当におきれいな方で、肌つやの良さは女性参加者からも大絶賛。美しさの秘訣は、気功法とサウナ後のハトムギ化粧水&ワセリンらしい。。!そしてタナカカツキ先生は、話がオモシロイ!印象に残っているのは、墓参りで柄杓でを用いて墓石に水をかける様は、サウナでのロウリュに似ていると。その流れから、寺で行うサウナイベントの話にもなり、会場は大いに盛り上がった。また、個人的にはコンディショナーを髪に塗った状態でタオルを頭に巻き、サウナに入ると、コンディショナーつきの髪が蒸されて、ツヤツヤになるとのことだった。今度ぜひためしてみたいものだ。。
トークイベントの後はプレゼント抽選会で、先生方のサイン色紙や、サ道でおなじみ蒸しZのラーメンバージョンタオル、さらに漫画セットやテルマー湯入館券などあったが、残念ながら、私は当たることがなかった。。特にサイン頂いた方々、かなりうらやましい。。。!!!
最後はお待ちかねのロウリュイベント。二組に分かれて、館内着を着てのロウリュ。私は二組目でのロウリュとなったが、なんとタナカカツキ先生とまんきつ先生と同じ空間でロウリュを受けることができた。。!
熱波師は熱波師芸人のスター諸星さんとサウナタイムズ代表のKさん。音楽をかけながらのロウリュで、みんなで楽しく、たっぷりと汗をかくことができた。【次回、いよいよ浴場へ】
男
男
[ 長野県 ]
【ぽかぽかランド美麻~雪国の湯けむり~後半】
この日はスキー場から約15分の場所にある「ぽかぽかランド美麻」へ。名前からして温まれそうなサウナで期待が膨らむ。そして何より一緒に行った先輩は、ととのい未経験だそうで、それもまた楽しみであった。
ぽかぽかランドは道の駅併設で、長野県の特産品を購入することができる。広い館内には広々とした畳の休憩室もあって、のんびりするにはもってこい。
さて肝心な浴場はというと、メインのお風呂が1つと露天風呂が1つ。そしてここの売りである「北投石の湯」がある。北投石は秋田県の玉川温泉と台湾の北投温泉の二か所からしか採取できないという貴重な石。北投石の湯は、体が温まりやすく自然治癒力を高める効果もあるとのこと。
とはいえまずは、メインのお風呂で体を温める。そしてサウナへ。サウナは15名ほどは入れそうな余裕のある広さ。さらに格納式ボナサウナでTVナシの無音空間!東京でもなかなかない無音空間がここ長野県に!温度も高すぎず、上段でもじっくり温まることができる。そして水風呂は壺型の一人用。他の人が入ってきて波が立って急に冷たさを感じる~みたいなことがないので、とても快適。深さもあって、かるまるのアクリルアヴァントのようだった。あれが複数あれば東京でも通用するアイデアだと思った。
そのあとは露天スペースに置かれた椅子で外気浴。雪景色は拝めなかったものの、それでも長野県。冷たい外気を感じながらたっぷりとサウナトランス状態におぼれた。先輩もすっかりととのったようで、体から湯気を発しながら口半開き状態になっていた。みんなでじっくり2セット。やはり雪国でのサウナは最高である。
帰り道は安曇野付近でこれまた恒例の中華屋さんへ。この中華屋さんはなぜかバキのラインナップが凄く、さらにセットのボリュームが半端ない。例えばラーメンセットは、普通サイズのラーメンに白米、ジャンボサイズの餃子が5つと山盛りサラダ、極めつけが超巨大からあげ2つ。食べ終わると満腹で動けないので、バキを読みながらお腹を落ち着かせるのが定番コース。帰りも渋滞に巻き込まれることなく、無事東京に帰ってきたのだった。
男
男
[ 長野県 ]
【ぽかぽかランド美麻~雪国の湯けむり~前半】
毎年年末は会社の先輩と長野県白馬村は五竜へスキーに行く。
宿は前回からお世話になっており、ペンションエクセルシオール。内装がキレイなことはもちろん、食事にも力を入れている。残念ながら毎回ナイターをする関係で、夕食は食べたことないが、朝食に出る手作りパンと温かいスープで心が満たされる。
この日もナイター目当てに夕方に到着、先にチェックインしてゲレンデに行く準備をしていると、女将さんが部屋へやってきた。すると驚くことに、雪が少ないためナイターの営業はしていないというのだ。衝撃だった。念のためゲレンデにも電話してみると、やっていないとのことだった。。今日一日何をすればいいのか、頭が真っ白になったので、とりあえず宿のお風呂へ。
時間も早かったため、貸切風呂が空いていたようで、三人で利用。木製の浴槽に加え、サウナはないがウッドデッキがあった。しっかり湯船で温まった後、ウッドデッキで外気浴。身体から湯気が上る様がまた綺麗だった。。
その後はビール飲みながらいつの間にか就寝。翌日のゲレンデオープンを夢の中で祈った。
その祈りが通じたのか、翌日は朝から利用が可能に。早速ゲレンデに向かうとすでに多くの人が。ゴンドラに乗りまずは山頂へ。人が多いものの何とか滑れるレベル。しかし、一本滑り切ったところで驚いた。リフトには長蛇の列が。しかしこれに並ばなければ、次滑れもしないし帰れもしない。仕方がないので待った。1時間ほどは待っただろうか。幸いなことに日差しがあり暖かかったが、これが吹雪だったら間違いなく凍え死んでいた。
後から発覚したのだが、雪不足により、一番下まで下りるコースが閉鎖されているために、山頂付近に人が集中、そのため長蛇の列ができていたようだ。午後になると雪も溶けてきてしまったので、早々に退散。そして私にとっての本番、サウナへ。。。【次回、ついに雪国サウナへ】
男
[ 東京都 ]
【清春湯〜仕事納め〜】
12月27日、この日はいよいよ仕事納めの日。中目黒のお客様へ納会用の日本酒をお届けし、高架下のスタバで少し残りの仕事を片付けて2019年の仕事を終えた。最終日は定時で上がれたこともあり、家に帰ってからはささっと食事を済まし、サウナへ行くことを決めた。翌日からは友人とスキーに行くこともあり、サウナ納を覚悟しての選択。やはり最後は2019年一番お世話になった清春湯しかない。
下駄箱にたどり着くと心なしかいつもより空きが多いように思えた。実際に浴場に行ってみると、やはりいつもより人が少なかった。地元のおじいちゃんが数人いるぐらいで、やはり年末なだけあって皆帰省準備に忙しいのだろうか。清春湯の不思議なところは、特にSNSをやっているわけでもなく、グッズを販売しているわけでもないのに、若者からおじいちゃんまで常に多くのお客さんで賑わっている事だ。やはり皆キンキンの水風呂なのだろうか。私はたまたま近所に住んでいたから知っていたが、他の人はどのようにして知るのか、不思議である。
それにしてもこんなに人の少ない清春湯は初めて。一番影響の大きいのは外気浴だ。小さい露天風呂の縁に座れても2名まで。そのため、タイミングが良くないと座れないのだ。しかしこの日はそんな心配は全くの無用だった。しかも露天風呂もとても静かで、静寂の中ととのうことができた。
2019年はサウナに出会って自分の生活リズムも大きく変わった。今やサウナのない生活など考えられない。仕事もあるため、毎日というわけにはいかないが、これからも週2ペースでは通いたいと思う。
男
[ 東京都 ]
【昭島温泉 湯楽の里~サウナごちになります~後編】
一方サウナは2種類、ドライサウナとスチームサウナだ。ドライサウナは4段ほどで、一段一段が一般的な施設より高い気がした。ヒーターの前は燃えるような暑さで、表面的にすぐ限界が来てしまうので、あまりおススメできないが、その他の場所ならしっかり体の芯まで温まることができる。
一方でスチームサウナは定員5名で薄暗く静かな空間。真ん中に塩が用意されており、それを体に刷り込むことにより、発汗を促進させるのだ。微かに薬草の香りもしていて、非常にリラックスできる空間で、非常によかった。
水風呂は二段になっており、最下段は中々の深さ。さらに壁面から水が流入しているため、水の流れが絶えることなく常に冷たさを感じることができた。
水風呂後は広い露天スペースへ。露天風呂にたどり着くまでには少し外を歩かなければならないのだが、そこにはベンチが並んでいて、多くの人が腰掛けることができるだろう。また寝湯もあり、寒い冬には快適そうだった。この日は雨も降っていたため、外気浴は少し短めにして、体が冷えすぎないように気をつけた。今回は先輩方を待たせてしまうので、2セットでおしまい。それでも十分に温まることができたので大満足。
浴場から出た後は夜ご飯におススメのラーメンを食べた。広い座敷で足を伸ばして過ごすことができるため、入浴後のリラックスにはもってこいである。湯楽の里を出た後は車で帰宅。アクアラインを通ることもないため、渋滞に捕まることなく、順調に帰宅。西でのゴルフのありがたみと、先輩にご馳走してもらったサウナでたっぷりととのった冬至でした。
男
[ 東京都 ]
【昭島温泉 湯楽の里~サウナごちになります~前編】
二日連続でゴルフの週末。昨日は接待だったが、この日は会社の期の知れた先輩たちとの気軽なゴルフだった。当初は天気があれるとの予報もあったが、なんとかもってくれた。場所は昭島にある昭和の森ゴルフコース。昭島には有名なサウナショップがあるが、この日は先輩も一緒だったため自粛。昨日の君津のゴルフ場と比べると、都心からも近いし、ゴルフ場もあまり高低差がなく、難易度はかなり低め。気軽にやるにはもってこいのコースだった。とは言え12月の寒空の下でのゴルフ、すっかり体は冷え切ってしまった。そんな時はやっぱりサウナ!昭島近辺で調べると、銭湯系も数多くあるようだったが、この日はゴルフ場からなんと車で5分の場所にある、昭島温泉 湯楽の里へ。しかもなんと先輩がサウナをご馳走してくれるというサプライズ。非常にうれしかった。
昭島温泉は無色透明のアルカリ性。この日は日曜日であることもあり、館内はすでに人でいっぱい。家族連れや高齢者が多い印象で、若者は余り見かけることはなかった。広い館内には漫画などを完備した休憩室や、食事コーナーもある。麺がイチオシのようで、ラーメンの種類が非常に豊富だった。お腹も空いていたが、まずは冷えた体を温めに、早速浴場へ。浴場にはジャグジーコーナー、そして高濃度炭酸泉と絹の湯、そして水風呂がある。さらに腰掛けられるスペースがあり、壁にはお湯が流れているため、休憩しながらも温かさを感じることができる。またこの日は冬至であったため、炭酸泉にはゆずが浮かべられていた。洗濯ネットに砕いたゆずが入っていて、皮の香りと果肉のジューシーさを感じることができ、とてもリラックスすることができた。【次回、じんわり温まるスチームサウナ】
男
[ 東京都 ]
【THE SPA 成城~ジム系サウナの悲劇~後編】
サウナは4段あり、すでに多くの人が入っていた。サウナマットの交換は3時間に一回なのだが、休みの日であることもあり、すでにヒタヒタ。それでも規模の大きい施設だけあって熱量は十分。隣にはすこし毛深めなおじさんが辛い顔をしながら熱さに耐えていた。
温まった後は水風呂。水温計は18℃を指していたが、深さもあり、たっぷり体を冷ますことができた。80cmはあっただろうか。外気浴は、外のリクライニングシートで。空を見上げてリラックス~と思いきや、目の前には換気扇が。。さらに換気音もすごい。都会で広々としたスペースで外気浴を楽しめるのはレアなのだが、なんだかサウナーへの気遣いが足りないようだ。あまりサウナ批判はしたくないのだが、値段の割に施設のレベルがあまりにも低く、所詮はスポーツジムの域を出ない施設だな、という感想に尽きる。私が銭湯系サウナが好きな理由は、その施設を営む方の思いやりやこだわりが、その施設に現れるからだ。バイトの多いジムのような場所では、掃除もおろそかになり、真に利用者の気持ちを考えない、そもそも思い入れなどないのだ。そのような施設では、利用者の思いやりも往々にしてなくなるもので、ベテラン感満載の日焼け&マッチョなおじちゃんは、濡れた状態でサウナに入り、出た後は身体だけ汗を流した状態で、水風呂に頭まで潜る。。若者がやってしまうならまだしも、あんな常連感出している人が常習的に非常識的なことをやっているとは、非常に残念であった。。そんな中でも、1回目のサウナで隣り合ったあの毛深めなおじさんは、サウナ前に全身くまなく拭き上げ、水滴一つない状態でサウナ室へ入っていった。あそこまで拭き上げる姿勢に非常に感心した。
とにかくこの日は改めて銭湯系サウナのすばらしさを思い知った。あの安心感、暖かみは施設の大きさではないのだ。
男
[ 東京都 ]
【THE SPA 成城~ジム系サウナの悲劇~前編】
この日は寒空の下会社の接待ゴルフ。これもサラリーマンにとっては大事な仕事なのだ。風邪吹き荒れる千葉県は君津市、天気はあいにくの曇り。これでも今年春に比べたらまだマシ、その時は雹が降ったのである。他のお客さんは諦めて帰る中、18ホール回りきった私はサラリーマンの鏡だと思う。
ゴルフの後には併設されている風呂に浸かってしっかりと温まる。ここにサウナも一緒にあればと思うのだが、なかなか設備の整っている施設はない。少なくとも私は出会ったことがない。でもお風呂だけでは十分温まることができない。こんな時はサウナしかないのではないか!?とゴルフ中ずーーーっと考えていた。本当はすぐにでも入りたいところだが、君津でゆっくりしてしまうとアクアラインが混みあってしまうので、東京で入ることにした。今回選んだのは「The SPA 成城」。スポーツジムのセントラルが運営するスパ施設で、天然の黒湯が特徴の温泉施設である。前回は間違えてセントラルに入ってしまい、簡素なサウナで済ました苦い思い出があったが、この機会にリベンジ。
まずは入り口を間違えないこと、そこから戦いは始まっていた。廊下を置くまで突き進んでいき、なんとかロッカールームまでたどり着けた。建物の外見の割には、ロッカールームや浴室は古いというか少し汚れが目立つ気がした。浴室には黒湯で満たされた大きなお風呂と5つのジェットバス、そしてメインの水風呂。そして屋外には露天と源泉が楽しめる釜湯。この日は冬至の前日であったことから、露天風呂には大きな柑橘系の何かが浮かべられていた。【次回、ジム系サウナの悲劇へ。。】
男
[ 東京都 ]
【かるまる池袋~北からの熱波~下】
浴場に向かう途中でエレガントさんと会ったので、ご挨拶とおススメの熱波の受け方を伺った。すると、両手を頭の上に組んで、脇を開けて全身で熱波を感じるのがよいとのことだった。
さて、いよいよエレガント渡会さんのアウフグース。私は先程と同じく中段に座った。まずは全員で記念撮影。なんとこれまた奇跡的で、隣にエレガント渡会さんが座っての撮影となった。ポーズはサウナピースで。撮影にはサウナ王もいたが、なんとスーツでのサウナ。さすがであった。サウナ王はその後もスーツで浴室に残り、渡会さんのアウフグースをずっと窓から眺めていた。さて本題のアウフグース。まずはゆっくりとアロマ水をストーンにかけていく。その時点で大幅に室内温度の上昇を感じたが、さらにタオルを回し、熱波を行き渡らせるこちにより、さらに熱を感じた。タオル使いが非常にきれいで、どこか品のある緩急ある所作に見とれてしまった。そしていよいよ個人個人への熱波タイム。サウナルームに「イチ・ニ・サウナ!」の掛け声が響き渡る。私はしっかり脇を空けて全身で熱波を受けた。まるで砂漠で大型台風にあったかのようで、一気に熱さに襲われ、驚きと感激でその後の掛け声を忘れてしまうほどだった。目半開きで完全にイッていたと思う。一周したところで、さらにおかわりタイム。最大10回まで扇いでもらえる。前の人たちはみな10回扇いでもらっていたが、私はもうこの時点で満身創痍。基本形の3回でお願いした。そこからは意識を保つのがやっとで、改めてアウフグースの威力のすごさを実感した。ただ座って受けているだけでこんなに大変なんだから、エレガントさんはもっと大変であるだろう。益々尊敬してしまう。ロウリュイベントが終わるとお礼も言わずに夢中でサウナ室を飛び出し、先ほどのアクリルアヴァントへ。幸い先客はおらず、汗を流してから頭まで一気に浸かる。たまらなく気持ちよかった。限界まで熱せられた体が一気に冷却されていく。表面的には冷めるが、それでも芯から温まった私の体はこれだけでは冷め切らない。外気浴中も中心部の火照りを感じた。
その後は香りが楽しめるケロサウナ、そして薬草の美味しい蒸気を楽しめる蒸サウナにも入り、大満足のサ活を終えた。また近いうちにぜひ薪サウナがオープンしたら訪れたい。そしていつかは本場ニコーリフレでエレガント渡会さんの熱波をまた受けたい。(※後程またエレガント渡会さんとお話する機会がありましたので、しっかりお礼申し上げました。)
男
[ 東京都 ]
【かるまる池袋~北からの熱波~中】
温まったところで、サウナへ。アウフグースの予習を兼ねて岩サウナへ。25名ほど入れる5段のサウナルーム。最上段は座った状態で天井との距離がかなり近い。熱が拡散しない程よい高さになっているのだ。そのため、最後段はめちゃくちゃ熱いだろうと思い中段に座った。やはり圧巻なのが大量のサウナストーンだ。約600kgもあるようで完全にやりすぎである。いくら広いサウナでも600kgのサウナストーンなどみたことない。
その後は水風呂へ。選んだのはずっと気になっていたアクリルアヴァントだ。なんとこの水風呂はアクリル素材でできた浴槽で、氷の穴に入るような感覚が得られるのだとか。露天風呂の隣に設置されたこの水風呂は、水温は14℃、水深は1mあり、冷たい水に全身浸かることができる。なんだかサンシャイン水族館のアシカのような気分で、周りが透けて見えるが故に開放感があり非常に気持ち良い。しっかり身体を冷ました後は、隣にあるリクライニングシートで外気浴。サウナから水風呂までは少し離れているのだが、水風呂から外気浴までの同線は見事だった。外に水風呂を設置する利点は、水風呂に入りながらも外気を感じられること、さらにすぐに寝転び外気浴に移れることにあるだろう。
さて、ここで一旦上がって運命の抽選へ。抽選会場へのエレベータでなんと、サウナ王と一緒に。たまらず話しかけたら、紳士的に対応してくださった。さらに降りたところでエレガントさんともすれ違うミラクル。あまりの感動で、思わずインスタグラムで興奮の様子をアップ。するとエレガントさんからリアクションが。光栄であった。これは何としても抽選通るしかない。。
抽選はなんと5倍率の人気ぶり。抽選会場で合った食堂は人で埋め尽くされた。私に渡された番号は忘れもしない53番。当選はたった20名。するとサウナ王から抽選を始めるとのアナウンスが。とその前に、水風呂に入る際のアドバイスが。「サウナの後水風呂に入る前にかけ水をして汗を流す人が多い。そうするとかけ水で一旦体が冷え、その後に水風呂に入る二段階冷却になってしまい、快感が半減してしまう。できれば熱いお湯で汗を流し、熱を保ったまま一気に水風呂で熱を冷ますことをおすすめします」とのこと。誠にありがたいお話であった。さてありがたい話の後にはついに運命の抽選。なんと、序盤でいきなり53番が呼ばれるサプライズ。思わず声を上げて喜んだ。この喜びをまたインスタグラムにアップしたところ、エレガントさんよりまたメッセージが!非常にうれしかった。【次回、ついに熱波!】
男
[ 東京都 ]
【かるまる池袋~北からの熱波~上】
近頃サウナーの間で話題の「かるまる池袋」が12/3についにオープン。
プレオープン前からすでに話題で、4つのサウナ(※薪サウナは現在準備中)に4つの水風呂、
5種のお風呂も充実だが、そのほかにも宿泊エリアや漫画が豊富な休憩エリア、食事エリアにコワーキングスペースまで完備のいま超絶話題のスパ施設、それがかるまるだ。
残念ながらプレオープンにはいけなかったものの、12/3からのオープニングウィークはスペシャルなイベントが用意されている。それは、各地の有名アウフグーサーたちによる熱波サービスである。これだけのメンバを集めたサウナ王の企画力と人望の厚さは計り知れない。有名どころだと、笹塚マルシンスパからマグ万平さんなどもいる。そして私のお目当てはズバリ北海道はニコーリフレよりエレガント渡会さんである。紳士的で甘いマスクなエレガントさん、ドラマ「サ道」にも草加健康センターでの回に出演していたが、扇ぐ際の「イチ・ニ・サウナ!」の掛け声はあまりにも有名である。また、緩急ある動きにも注目とのこと、一度受けてみたいと思い、木曜日の回をチョイス。
かるまるは池袋西口にある。大学時代歩きなれたところに、こんな立派なスパ施設ができるなんて思ってもいなかった。ビル6階の受付直行のエレベーターに乗り、ゲートをくぐる。受付で熱波抽選会の番号札を受け取り館内着に着替える。抽選までまだ1時間ほどあったため、そのまえに一風呂浴びることに。
浴場があるのは9階、まず驚いたのはお客さん想いの設備だ。男性にはうれしいワックスやジェル、さらにポマードまで揃える徹底ぶり、さらにドライヤーはダイソンだ。実にお金をかけていることが分かる。また浴場にはデオウなどのちょい高のソープ類も取り揃えており、それだけでも満足度は高い。体を流した後に、浴場内の階段を上りまずは湯船に浸かる。最初のお風呂い選んだのはマス風呂。ヒノキ科の高級木材「青森ビバ」を使った風呂だ。大きさはちょうど大人一人が足を伸ばして浸かれる大きさで、プラスチックと違い木材の柔らかさを全身で感じる事ができる。何といってもヒノキの香りが癒しへと誘う。お湯は42℃と温まるにはちょうど良い。マス風呂は気に入りすぎて、その後4回ほど入った。【次回、サウナ予習】
男
[ 東京都 ]
【マルシンスパ~Thanks Got Ikuze Furo~後半】
さらにマルシンスパの好きなところは外気浴スペースだ。マンションのベランダのようなスペースには椅子が並ぶ。新宿が近くビルが立ち並ぶこの辺りだが、ビル11階にあるマルシンスパの外気浴スペースからは開けた東京の風景を眺めることができるのだ。まさに天空のアジトなのだ。また目の前には京王線笹塚駅が。京王線を眺めるのもいいのだが、椅子に腰かけ目を閉じ、京王線の走行音を聞きながら外気を感じるのもまた乙である。この日はちょうど夕暮れ時で、赤く染まった空と京王線がとてもノスタルジックな気持ちにさせる。最近で言う「エモい」というやつだ。あまりにも見とれすぎて長時間外にいすぎたせいか、すっかり体が冷えてしまった(もちろんタオル一枚で外に出ていた)ので、また湯船に浸かって体を温めてから二セット目へ。
今回も下段でじっくり。すると一人のお客さんが「ロウリュします」とおもむろに桶の中の水をサウナストーンにかける。ジュワーという音とともに水蒸気が上がる。さらにこのお客さんはタオルを回して熱波を部屋中に行き渡らせるという高度な技をやってみせた。おかげで室内はすっかり高温に。それでも8分ほどは入っていただろうか。2回目もたっぷり汗を流した。2セット目の水風呂は独り占め状態だった。ここぞとばかりに、頭まで水風呂に浸かってみる(もちろん頭まで事前に汗を流しています)。今まではなんか不潔な気がして敬遠してきたが、いつも他の人がやっているのを見て興味があったのだ。実際にやってみると、率直に気持ちい。頭の毛穴がすべて引き締まる感覚があった。これは癖になりそうだ。。
結局3セットやり切って、休憩エリアへ。ふかふかのソファに座りながら、タナカカツキさんのサ道を読み込む。実はドラマしか見たことがなかったのだが、改めてサウナを通じた人間ドラマが面白いと感動。ボーナス入ったら漫画を買いたいと思った。帰り道は30分ぐらいかけて徒歩で帰宅。冷たい外気に当てられてすっかりととのったサ活であった。(長時間の外気浴のせいか、後日しっかり風邪をひきました笑。みなさん、どんなに気持ち良くてもサウナ・水風呂・外気浴は適度な時間を守るようにしましょう。)
男
[ 東京都 ]
【マルシンスパ~Thanks Got Ikuze Furo~前半】
平日金曜日、世の大人たちはTGIF(Thanks Got It's Friday)やら華金やらで飲み会に行く予定をこぞって入れているように思う。かく言う私も例外ではない。特に新入社員のころなんて、金曜日は飲みに行かなきゃ損だと思っていた。しかし近頃はちがう。そう、サウナに出会ってから。
思い返せば初めてサウナを気持ちいと思ったのは半年前に行った笹塚マルシンスパだった。沼津のプロダイバー兼プロサウナーにサウナを教わってから初めてのサ活だった。半年経った今、それなりにサウナの経験値も積んだし勉強もしてきた。いまあのマルシンスパに行ったらなにか違うのか、それを確かめに金曜の仕事帰りに笹塚へ向かった。
久しぶりのマルシンスパ。他の温浴施設と違うのは、やはり水風呂が風呂より大きい事ではないだろうか。初めて来たときにはどっちが風呂かわからなかった。いつも通り身体を洗い湯船に浸かって体を温める。
その後はサウナへ。この日は早めにサウナに向かったにもかかわらず、すでに多くの人がサウナに。すでに上段は埋まっていたので、久々に下段でじっくり温まることに。あまり熱さは感じないものの、気づくと大量の汗が。目を閉じると心地よいジャズも相まって気持ち良い感覚に襲われる。なかなかサウナで気持ち良いと感じることは実はこの半年間なかった。もちろん不快ではないが、後半は熱さとの闘いであることが多かった。しかしこの日は静かに流れるジャズに癒されながら、気づいたら10分以上経過していた。汗もびっしょりでとてつもない量の汗が流れ出ていた。快感だった。1週間溜め込んだ汚れがすべて洗い流されたような気がした。
さていざ水風呂へ。ここの水風呂は地下水かけ流しで水温は18℃とキンキンではないが、かけ流しであることと深さもあるためか表示水温より冷たく感じる。深さがある水風呂はいい。体を伸ばした状態で、より広い面積で冷たさを感じられるからだ。しばらく入っていると、温かい衣が体を覆い冷たさを感じなくなる。前回はこの温かさが心地よく、完全にトランス状態に陥った。しかし今回は違う。自ら身体を動かして衣を脱ぎ捨てた。そうすることで絶えず水の冷たさを感じられるのだ。ホームサウナである清春湯での修行の成果か、冷たさが気持ちいいと思えるようになったのだ。半年の成長の成果である。【後半に続く】
男
[ 東京都 ]
【羽衣湯〜鈴木誠也ナイスバッティング〜】
今週はなかなかサウナに行く時間が取れず、今日こそは。。。!とサウナ行きを心に決めていた。向かう先はMy Sweet Home Sauna清春湯。しかし、清春湯が見えてきたあたりで異変を感じた、むむ、なんか暗くないか?と。目の前まで行ってみるとやはりそうだ、休館日。不定休のワナにハマってしまったようだ。しかし今日の私は不定休にへこたれない。もう1つのご近所サウナ羽衣湯へそのまま歩みを進めた。
清春湯からはおよそ徒歩10分、西新宿五丁目駅の裏手にある。寒さに耐えながらも、なんとか羽衣湯に到着。まず下駄箱を見てびっくり、ほとんど空きがない。大混雑を覚悟して館内に踏み込む。すると目の前に広がるのは壁一面の本棚に並べられた漫画の数々だ。ここは漫画喫茶か!?と思うほどのレパートリーに驚く。本棚の前には多くの人が集まっていた。みんな漫画読んでるんだろうなと思いきや、皆の目はテレビに向けられていた。ちょうどこの日はプレミア12のアメリカ戦だったのだ。大事な試合の日にはサウナにいることが多い今日この頃。杉並区の井草湯でのラグビー観戦も記憶に新しい。これは早くサウナで見なくては!と思い1,000円を支払いカギとタオルを受け取る。
浴場への扉を開くと、「浴場は二階です」の張り紙。全裸で階段を上る。二階にはどんな浴場が待っているのか、ワクワク感が込み上げてくる。まず目に飛び込んできたのは風呂だ。温度表示は42℃と少し熱め。お風呂は三段構成で、一番浅いところで半身浴、真ん中は肩まで、一番下の段は膝立ちで顎まで浸かる深さだ。サウナは少し狭めの設計ながらお客さんがギチギチに入っていた。それもそのはず、プレミア12の最中だったのだ。日本2点ビハインド、バッターは好調の鈴木誠也。攻めあぐねている中、鈴木誠也が見事出塁!挽回を祈って、一足先に水風呂へ。水風呂は入れて4名ほど。この時は残念ながら足だけ突っ込んで話し込んでる若者が2人いたので、定員は三名。水風呂は15℃と少し冷た目だが、バイブラもなく、施設の名に相応しく、羽衣を身に纏うことができた。休憩場所は小さな露天風呂の縁に座ることもできるが、室内にサウナ利用者専用の休憩室がある。テレビとリクライニングチェアが準備されてあり、マットを敷いて寝転ぶこともできる。たまたま誰もいなかったので、テレビを消して静かな時間を過ごした。
その後はお客さんもさらに増え、少し窮屈に感じてしまったので、この日は2セットで終了。帰り道、薄着ながらもサウナで十分に温まったので外気がとても気持ち良かった。冷気を感じながら歩く薄明りの夜道。冬の訪れを感じた瞬間だった。
男
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