つむぐ

バチッバチのギンッギン。綺麗でお風呂プールみたいに広くて人工温泉の露天もあっていいお湯で。ごめんなさい。完全ノーマークでしたが、やられました。で、喜びのあまりやりすぎてやられすぎてくらくら脱水症状に。危なかった。自分は特に熱さに強くないのもあるけど、無理は禁物。水分補給大切。反省。また元気なときに再訪必ずや。東白楽の駅前、徳の湯さん。

体がぎしぎしで疲れが抜けない中で、一日中横浜を歩き倒してもうぐったり。助けを求めるかのように銭湯を探して徒歩0分の情報に惹かれて。小雨も降って傘もなく、ライフゲージなくなるぎりぎり前に到着。立派な木の看板のビル型銭湯。二郎の券売機みたいに感じたのは、近くからそんな匂いがしてたからか。サウナ付き手ぶらセットでも安い。ぶっきらぼうなおばちゃんにサウナバッグもらい、奇数日なので一階の男湯に。土曜の19時半だけど人少ない。

浴場に入るとめちゃ広いし明るいし綺麗だしビル型なのに天井も高め。内湯の湯船がびっくりするほど広くて疲れ切った体に熱めなカランのお湯がしみて体が泥みたいに流れて消えそうだった。

こんなに広い湯船、しかも空いてたしのびやかさがたまらない。お湯も42度くらいで雨で冷えた体が芯からあったまる。まだ7月に描かれたばかりの、銭湯絵師中島盛夫さんの富士山に見惚れる。ジェットも座風呂も歩行浴もあるし力強い電気風呂も。ぶら下りバーというのもあって肩伸ばせる。露天には人工温泉の岩風呂。そこには打たせ湯も。お湯もよくてお風呂だけでもすごい充実度なのに、、、

#サウナ
うぉわぁっつい！なんじゃこりゃ。温度計138度。さすがにそれはないだろうけど110度くらいあるんじゃないか。つぼやとジートピアの間くらいの熱さかも。真面目に。それでいて綺麗で香りもほんのりいいし息苦しくない。10人くらい入る二段。ガス遠赤外線。TV有。隣の人がはぁはぁしながらアチィアチィって体真っ赤にしてすごい汗で粘りまくってた。

#水風呂
冷たさでうっすら靄がかかった水風呂。温度表示8度。さすがにそれはないだろうけど13度だと思う。備長炭でスキッと澄んでて匂いもなくてキンキンに冷たい。これは昇天する。みんな水の出てくるとこにペットボトル入れてるけど、そりゃこれなら冷やしたくなる。4人横並びで入れる広さも魅力。アチィアチィ言ってた人が気持ち良さで声が止まらなくなってた。

#休憩スペース
露天に詰めれば3人座れるベンチ。風に撫でられ打たせ湯を滝のように感じながらぐらんぐらんに。ベンチいっぱいでも露天風呂の前の床の隅っこでももはやいい。

ふらふらになりながら向かったサウナ飯はとらきち家。うまい。昇天。

秩父伏流水の水風呂がある。それがきっかけだった。行ってみると一日ゆったり過ごせるとてもやさしい素敵なところだった。豚さんを真ん中に据えた食と健康のミートピア、サイボク。その一環として運営されている温浴施設。皆さんのサ活が好意的であたたかいのがなぜか、行ってわかった気がする。

高田馬場での予定を終えて、何も考えず西武新宿線急行に乗ってから行先を考えた。銭湯はたくさんあれど、案外スーパー銭湯が少ない路線。その中で見つけたのが狭山市駅から路線バスで17分とあるこちら、花鳥風月。さぁ行こうと思ったらバスが一時間半こない。やむなし。タクシー。

恐縮ながらサイボクの存在を知らなかったから、着いたら子供の遊べる公園とかたくさんのお店とか、テーマパークみたいで驚いた。奥の方に大きく綺麗な建物。入るといい香り。スタッフさんが皆さん接客が丁寧で居心地がいい。

今日の男湯は花鳥。暖簾には花びらと見せかけて豚さんの足跡。服を脱ぎ浴場に入ると思わず笑みがこぼれる。かけ湯のとこに恵比寿様みたいな豚さんがいるのだ。ちなみに露天にはそこかしこにとっても愛らしい豚さんがいる。ほんとかわいい。あと、シャンプー類が色々あったり飲み水が常温と冷水両方あったりする。

露天には立派な広々な岩風呂。空の見える洞窟みたいなお風呂もあるし、空中炭酸泉という階段の上の殿様的な櫓も。温泉はとてもまろやかで肌にやさしい感じ。そして熱くないのにとてもあったまる。内湯も含めてゆったり入ってほしいからと温度は穏やかにしてあるそう。夕暮れの青とオレンジの美しいコントラスト、空気が綺麗。

#サウナ
広くて綺麗でゆったり。90度。二つの小さめなストーンのストーブ。サウナもまたゆったりじっくり汗をかける居心地の良さ。窓もあり閉塞感もなくて好き。ビート板有り。TVは気持ちざわつかせるものばかり。でも、ここの豊かな時間と空間のおかげで、自分の心はずっと凪。

#水風呂
楽しみだった秩父伏流水。20度。ふっくら、そして少しもっちり感すらあるとてもふくよかなやさしい水質。派手な驚きではなくても、この水のような心持ちで日々過ごしたいと思える、そんな。二つ浴槽が並んでて違いそうに見えて、たぶん一緒。

#休憩スペース
露天には木のベンチ。座りやすい石もあったり。もう随分と冷える季節だけれど、暮れゆく美しい空。暮れれば暖かな灯りが照らす岩風呂の水面を這う湯けむり。幸せ。

サ飯はとんかつ定食に炙りチャーシュー。老若男女が安心して美味しく食べれるいいお味。なんかね、今日は豚にさんをつけないとなってどうしても思うのです。豚さんにも、食を届けてくださる皆さんにも、心から感謝。

うふふのふ。とっても好きな銭湯と出会えた。嬉しいな。三河島駅から徒歩数分と近く、おかあさんが優しくて、お湯がやわらかくふっくらなみなみぼこぼこ。そしてエモさ極まる昇天演歌サウナ！喜楽湯さん。お仕事終わりの22時、張り詰め過ごして溜まったあれこれをお風呂に浸かってぷわぁーっと吐き出したくて。

宮造り銭湯で大きな建物。フロントのおかあさんがやさしくて、タオルある？シャンプーとかある？と。サウナいいですか？と告げると、今誰も入ってないよ！みんな帰っちゃったよ！と。脱衣所で服脱いでたらさっとおかあさんが浴室に向かっていった。あ、サウナ動かしてくれたな、と察する。窓のとこにちっちゃな庭も。天井高くて綺麗に塗りなおされた格天井。

浴場も明るくて思ったより新しくて綺麗。そこまで広くはないけれど、カランの配置にゆとりがあってのびのびいられる。眼前には男湯女湯に大きくまたがる美しくて鮮やかな富士山。と、その裾野の景観を妨げる森林浴ミストのブース。はっ！つまりあれは富士の樹海か！

お風呂は41度程度で入りやすい。井戸水軟水風呂のようでぷっくりやわらかくて存在感のある水質。バイブラ強めで揺られながら放心。コンパクトにショルダーとジェットも。ミスト森林浴ブースには23時過ぎに入ったからか、ミストが出てなかった。リベンジしなきゃ。

#サウナ
もらったバスタオルを持って入室。やはり先ほど付け直してくれてた。まだ暖まりきってなくて80度。2、3セット目には90度まで上がった。遠赤外線。そしてなかなかの芳ばしさ。なんというか、何か穀物のような、渋い香りが癖になる。

そしてBGMが憧れの演歌！この温度がまたしっかり演歌に集中できる絶妙さ。貸切なのでそれはもう身悶え口ずさみ没入したわけで。初っ端から松川未樹「私らしくて」。いきなり「泣いてもいいよ」と言われて「いいんですか？」と思った。そして極め付けは水森かおり「瀬戸内小豆島」。Rusty Nailかと思うイントロからのえげつなくダイナミックでドラマチックなこぶし叩き込み演歌。水森さんの歌が凄すぎて、最後汗とともに蒸発しそうになった。

#水風呂
二人たっぷり入れる。20度表示でバイブラありの入りやすくて落ち着くやさしい水風呂。好き。

#休憩スペース
洗面椅子で森林浴ブース越しの富士山を眺め深呼吸。常連のおじいちゃん達の会話が落ち着くな。

24時閉店だけど23時には閉店オーラ出されまくる。BGMも止まり少し暗くなったフロント。おかあさんが「麦茶飲んでいいわよ！」と。冷蔵庫から出して湯飲みで。ありがとうございます。また必ず来ます。

夫婦で飯能のフィンランドへ。ほんとはもっと近めなサウナに行こうとして西武池袋線に乗ったのに、どんどん晴れてきたから、飯能まで行ってしまった。

夫婦でも家族連れでも恋人とでも友達とでもペットとでも、そして、お一人様でも、みんなに居場所があって、森と空と湖を中心にしてあったかくかわいい北欧デザインに囲まれ癒されることができる。

寒くなってもはしゃいで歩き疲れても、隣にあってくれる。こんな嬉しく心強いスーパー銭湯、感謝しかない。宮沢湖温泉喜楽里別邸。

メッツァとの組合せ次第で他ではなかなかできないサウナ前中後含めた素敵な一日になる。

こんなにほげほげになるのいつ以来だろか。全身に香る草津を感じるたびに、あふんってなる帰り道。やっぱすごいなぁの独り言をサウナで水風呂で、草津で効仙薬湯で、ごはんを食べても繰り返し過ごした一日だった。久しぶりの夫婦サ活でやってきたのは湯の泉相模健康センター。

偶然二日連続相鉄サ活。前もって夫婦サ活のために押さえていたこの日はちょっと気合い入ってた。二人とも疲れてたから近場にしかけたけど、思い切って新宿からの相鉄直通でさがみ野へ。徒歩で行けるラッコさん。久しぶりの看板にうきうき。日曜の15時半だけど人も少なめ。館内着は今貸出休止中。よれよれできる私服で来ててよかった。以前響き渡ってたお年寄りのカラオケもなく静かで寂しいけど、すでに香る草津に体は反応しちゃってる。

浴場の人も少ないのに体を洗いまっすぐ向かった草津には8人。みんな好きだなぁ。と我ながら何様なのかと思う目線を送りつつ空くのを虎視眈々と狙う。あぁこりゃエグいくらいしみる。42.4度。よく草津の湯持ってこようと思ってくださったよね。厚木草加にここ相模。神采配。

私の初湯の泉はここ相模だった。そのときにサウナ前に入り、サウナで股間の痛さに耐えられず飛び出した、その効仙薬湯にはサウナ一通り終えてから。最高に渋くて濃ゆくてたまらぬ。しみる。喜びのあまり顔を洗い、目に入り痛くて目が開けられない。顔を洗うなって注意書きにあった。真ん中の綺麗な造花に見惚れ恍惚。

炭酸泉故障中で真っ青な入浴剤的薬湯は37度のほぼ不感風呂。さらに不感温度のバイブラ、落ち着く。

#サウナ
かなり熱かった記憶とともに入室。マット一枚手に取り最上段に座るも、そんなに、自分も熱さに慣れたのかな、はは、いや、熱い。焚火に顔近づけてるみたい。前方の遠赤外線ツインタワーに上段右側のストーンストーブ。この骨太ムラなし妥協なしな熱さに惚れる。94度表示。温度ってなんだ。

#水風呂
相模は屋内。15度にこの網羅的に細やかで力強いバイブラが加わりキンッキン。このシャキッと鋭い水の質感、冷たさまで骨太。6人は入るキャパで入れ替りも早いから待つこともない。

#休憩スペース
露天はコンパクトなのに、空も狭いのに、鉄壁の外気浴力。なんでだろう。椅子もたくさん。でもやっぱり草津の香りのする外気浴なのがでかい気がする。音量ゼロのTVを皆見つめてるけど、漫才。なんで見る。ちなみに自分も。

夫婦揃ってすっかりほげほげになって食事処へ。メニュー開いてすぐのスタミナ肉玉ライスが魅惑すぎて即決。パンチすごい。その後二人二階で爆睡。気づくともう遅い。ひとっ風呂して帰る。建物の電飾ラッコさんしか光ってない。

自身の内面を苦しいほど集中して見つめるセッション二時間弱を終えて座り込んでしまった。やっと歩き出し新宿から行き先を決めず乗り込んだのは相鉄線直通の海老名行。サウナイキタイで一駅一駅検索を繰り返して選んだのは、横濱スパヒルズ竜泉寺の湯。友人がお薦めしてくれた施設。

鶴ヶ峰駅からの送迎バスの時間が合わず、西谷駅から路線バスで15分ほど、終点の千丸台団地から坂を上ったところに。賑わい盛りの18時前。広い！家族連れに友達同士に笑顔いっぱい空間。今日はそんな中で過ごしたかったから嬉しかった。

浴場入ると炭酸泉推しがすごい。広い池かのような高濃度炭酸泉にこんなにというほどの人。見渡す限り炭酸泉の説明看板が。有料の炭酸シャワーも。露天へ向かうと虹色炭酸泉も。えっ、寝湯も！？他にも美泡の壺、泡の湯も。まずは広々天然温泉。穏やか温度でトゥルトゥル。音量控えめのTVではJUJUの歌うスキマスイッチの奏。響く。内湯には八つのハイテクなスーパー電気風呂にマッサージ。ジェットは修理中。

#サウナ
まず黄土サウナ、横に広くて新しくて綺麗。黄土サウナは漆喰みたいな壁を想像してたけれど、綺麗な白い欧風な装飾の壁。黄土タイルらしい。TV休止中。浴室と違って暗めで静かでとても落ち着く。88度でやさしめ。そしてときめくイズネスツインタワー！30分おきのオートロウリュ！しっかり三回水が落ちる。バズーガロウリュとあるように、オートロウリュ時にストーブ上の送風機がどわーっと熱を送ってくれる。最上段でも低く天井と距離あり。でも送風機のおかげでいい熱さ。ディスタンスでゆったり。小学生も慣れたもので友達と仲良く静かにジェスチャーで分数示し合わせてる姿にほっこり。

浴場が広すぎて気づかなかったけど広々炭酸泉に入ってておや？と見つけたソルトサウナ。アロマの塩がさらさらなめらかで肌触りとてもいい。あっという間に汗に変わってく。肌ツルツルほくほく。

#水風呂
サウナ出てすぐ。詰めると6人入れるサイズ。17度台。結構冷たく感じる。

#休憩スペース
露天の椅子が充実！足置きのついた角度のある椅子がずらーっと並んでる。これがとてもいい。目の前のピカピカ光るお風呂を眺めつつ。他にも普通に椅子も豊富だし、奥にひっそりインフィニティも一つ。でも宇宙船みたいにひっくり返れなかった。あぁ、なんて明るい綺麗な月。澄んで冷えた秋の夜がしみる。走り回る子どもたちに話花咲くたくさんの笑顔。幸せ。

激アツの石焼き麻婆丼を必死で汗だくで食べて冷たいビールで流し込む。すっかりふわふわになって乗り込む送迎バス。今このときの穏やかさを、私の真ん中に置いて生きていくと決めたんだ。

都心より練馬より所沢と一段ずつ冷え込み澄んでゆく空気。今年初の西武ドームに向かう前に、心身の澱みを流したくて。西所沢駅から徒歩7分、弘法の湯さん。

乗換駅としてしかみてこなかった駅に降りるとき、少しわくわくする。夕方だからか若い人が多い。古く素朴で賑わいのない店の並ぶ道を進みゆくと、夕暮れの空が少し物悲しくみえてくる。あぁ、やっぱり風呂に入りたい。そう思う頃見えてきた煙突。細い路地を探り探り進むとひっそりした路地の空気に溶け込むこじんまりした銭湯。

高齢の女将さん。サウナと告げると黙々とタオル二種をすっと。置いた靴箱の鍵には手も触れず。タオル借りるけど靴箱の鍵自分で持ってるパターンか。渋めで天井低めな脱衣所はコンパクトなのに洗濯機類がたくさんある。

浴室に入ると結構常連さんが多く、地元の方々の日常として愛され定着した銭湯なんだなと実感。やはりコンパクトだけど、明るくて壁絵の富士山といい狭さを感じなくてホッとする。ただ、普段常連さんばかりだからか、やけにじろじろ見られた。まぁいいけど。シャンプー類設置はなし。

ジェットにバイブラにショルダーマッサージに電気風呂、それがギュッとまとまった白湯の湯船。いやー！こりゃ気持ちいいなぁー！42度くらいのお風呂、地下水だと思うけど、ふわふわでさらさら軽やかでしっかりあったまれてめちゃ好きやぁ。恍惚。おじいちゃんが半分寝てて動かなくて心配した。たしかにあちらへの扉が見えかねない気持ちよさだった。電気風呂はやさしめ。隣には薬湯。今日は濃ゆい褐色、渋い漢方風な香りの実宝湯。

他の方のサ活のとおり刺青の人が多いし、常連のおとうちゃん達もイカツめな人多い。あとは長老みたいなおじいちゃんたち。

#サウナ
初めはまさか常連さん5人びっしりで詰めてもらう空気感ゼロで入れず。その間に風呂入りまくりリベンジ。年季の入ったガス遠赤外線ストーブのサウナ室。104度。温度湿度は居心地いいな。TVはなく、ラジオ、たまらんのぉ。

いかつめなおとうちゃんがずっと舌打ちしながらぶつぶつ文句言ってる。何が気にくわないのかと耳をすますと、もうあらゆる酒を飲み飽きたみたい。特にウィスキー。もう飽きたんだよなぁ。ったく。なんかねぇかなぁ。って言ってた。

#水風呂
サウナ出てすぐゆったりたっぷりな水風呂。他の湯船とは離れた区画にあって落ち着いてて水風呂に集中できるというか。水温計は壊れてるけれど、多分20度。少しバイブラあり。地下120米から汲み上げてる地下水はやさしくまろやかで気持ちいい。

#休憩スペース
特になし。洗面椅子。

さらに冷え込み鼻にキンとくる空気。眠いけど出発。

練馬の辰巳湯さん落ち着くなぁ。仕事後に地元まで帰って銭湯によって帰る。幸せだなぁ。今日は歌謡曲聴きながらサウナ入りたいかも。

！！？

RADWIMPS
ゆず
宇多田ヒカル
ケツメイシ
Aqua Timez
何かしらのジャニーズ

ちがうちがう。そうじゃなぁい。

と言いつつ、全曲知らなくても楽しめるなぁ。

外気浴が寒くなったなぁ。しみじみ。

ふわふわだぁ。もうここで眠っちゃいそう。

サウしん。
福しんサワーの青さを知る人よ
餃子100円の日、今日は肉のせないチャーハン

外に出て静かな練馬を歩いて思う

このたった今で時が止まればいいのに

私の「つかる」「泊まる」はどこにしよう。我が家のおかみさんが池袋某施設のレディースデーを楽しむ笑顔を想像して自分もと。今回は静かに落ち着く部屋で一人ぐっすり眠りたい。GoToを使って夜だけでも東京を旅する気分で過ごしたい。普段泊まることない東京のビジネスホテルの中から、ドーミーインPREMIUM神田へ。

秋葉原から歩いて向かう道がなんだかいつもと違って見える。通りすがるくたびれたサラリーマンも東京名物の景色に見えてくる。普段座らないそこらのベンチに座りぼーっと。到着すると看板以外はホテル感のないビジネス街に溶け込む円柱の建物。一階のセブンイレブンで缶チューハイなんて買ってみる。細やかな説明を受けて部屋へ。ベッドが嬉しい。何にも考えず大の字で寝転がり、TVで笑う。それだけの時間がしみる。

そろそろさっぱり綺麗になりたいと12階の大浴場へ。エレベーターを降りるとカラフルで気持ちの高まるかわいげなステンドグラス風な装飾に謎の神社にお稲荷様。皆さんの商売が繁盛しますように。

浴室に入るとドーミーイン特有のヒーリングミュージック。聞こえた途端心ほどけ落ちていく。落ち着いた灯り、天井にはひらひらと水面の反射が綺麗。人は案外いて皆黙々と、でもせかせかと仕事モードから切り替えずに入浴してる感じが不思議と東京らしく思えて面白くなった。

超軟水が売りの明神の湯、シャワーの時点でシャンプー落とせてないと思って何度も流してしまう。キラキラ揺らめく光を眺めながら露天風呂。内湯の奥の冷たい水まくらも気持ちいい。

#サウナ
綺麗でシンプルなホテルのサウナ。湿度低めの96度前後で長くいられる。3人×2段。終始3人前後。TVで笑うのは自分だけ。今日はやっぱりせかせかした人が多いみたい。

#水風呂
サウナ出てすぐ、陶器の1人用バスタブ。14度と冷たくて驚いた。1人用だけど冷たいからみんな長居はしなくて待つことはなかった。出るとすぐ新しい水が補充。壺湯みたいに溢れるけど大丈夫。

#休憩スペース
露天に椅子が二つ。ヒーリングBGMをかきけすガタンゴトンがすぐ近くを何度も行き来する。その音と真上に空いた夜空が、たまらなく愛おしい。都会の空。雲までせわしくみえるのに。時折内湯の縁で壁に背中をつけてぼーっとするのもいい。

時計を見ると22時50分。23時までのドーミーイン名物サービスの夜鳴きそばが終わってしまうと急いで移動。心底うますぎる。缶チューハイなど一つ無料。

久しぶりにぐっすり。翌朝サウナ。NHKでやってた足の体操がうまくできない。やばい。隣のおじさんもやってる。無料サービスのヤクルト的なの飲んで、さて、仕事だ✨

スパ感のある落ち着いたシックな佇まいの綺麗な施設は、西新井感いっぱいの元気なおじいちゃん達の社交場で和気藹々。なんだかホッとするいいところだった。塩っぱいestな大師温泉も黄土サウナも露天の風も心地のいい、また気軽に寄りたくなる施設。THE SPA 西新井。

日比谷線沿線での仕事の合間に二時間、思い切って。初めて降り立つ西新井。西口から数分の交差点から見えた空は、都会の終わりを思わせるかのようにどこまでも広く美しい。夕暮れに照らされ走る何台ものバスが、やさしいどこかへ連れ去ってくれそう。そんな交差点からちょっと歩いたところに大きな建物。セントラルスポーツの施設の中に落ち着いた雰囲気のスパ。

平日夕方だし人も少ないなぁなんて思ったのも束の間、脱衣所に入るとびっしりなおじいちゃん達。なんとか浴場に入るとおじいちゃん達があちらこちらで談笑してて、なんか羨ましくなった。自分は歳をとってこんなふうに「いよっ！」って挨拶して世間話する人がいるイメージ、持てないな。あ、目にゴミが。

露天には大師温泉とかかれた褐色の湯船。毎日易々と疲れる体は毎日お風呂で癒される。強塩の温泉は結構いろいろな施設で入ってきたけど、その中では一番塩っぱい。これはすぐぽかぽかになるやつだ。40度強。

内湯にも大師温泉、そしてさすがセントラルスポーツ運営施設、ジェットやマッサージ系の種類が多い。仰向けで浮く浮揚バスと、うつ伏せで浮くフローティングバスが楽しかった。おなかに思い切り刺激を受けたらお腹すいた。

#サウナ
広いし高い。四段。灯りは暖色静かめ。ガス遠赤外線ストーブでの黄土サウナだからか、やわらかくあったかくふっくら包まれる感じがすごい好き。温度計は78度だけど、物足りなくなんてなくて、長くいられるのにびっしりの汗。この白いバスタオルのようなサウナマット、綺麗な感じで座り心地いいしさりげに好き。各段が広いからあぐらもかきやすい。手摺り部分や一番後ろの壁のとこにピンクの石みたいなのも。17時過ぎると若い人も増えてこんな広いのにかなりの埋まり具合だった。

#水風呂
サウナ出て左すぐ、広めな水風呂。17度台で上下。とてもいい冷たさ。サウナは混んでても水風呂に入るおじいちゃんがそこまで多くなくて混まなかった。ちゃんと手すり持って階段部分から出入りするように作られていて、安全って安心のために大事だなとしみじみ。感謝。

#休憩スペース
露天に椅子が四つにベンチ一つ。埋まっていれば広い湯船の縁がどこかしらかある。そして寝転び湯もある。半露天というか、何か景色が見えるわけでもないビルの中腹の露天。でも、いい。暮れゆく秋空。風が吹いている。

サウナのおかげで埼玉がどんどん身近に。でも路線図を見てその大胆なまでに縦横無尽に走る路線に恐れ慄く自分がいた。JR武蔵野線。もっと知りたい。そんな私をつなぐ駅、秋津の中本北極でファイヤーした後、行き先も決めずに乗り込み、無縁だった浦和系の先へ。JR南越谷と東武の新越谷が同じ駅だと初めて知り下車。決めた。東武伊勢崎線で一駅乗り、初の越谷駅。健美の湯へ。

散策も兼ねて方向だけ把握し歩く。斎場が多い。寒くなるこれからを思い青空を仰ぎ、言葉にならぬ心のごわつく何かに向き合い、全然違う方向に歩いてた。しまった。

到着。地域に根差した歳月の感じられる床屋のあるスーパー銭湯。脱衣所に入るとかなりの賑わい。浴場は老若子どもとずいぶん人がいる。視界広く開放感。シャワーもカランもお湯だけって案外珍しい。

露天には有名温泉をfeat.した広い湯船。今日は道後の湯と。しっかりあったまってやっとホッとできた。そして高濃度炭酸泉の湯船が二つもあって広々してて待たずに入れて嬉しい。ショワーッとかなりパワフルな泡泡感。あと瞑想風呂とある壺湯。瞑想したいタイプだけど、私ごときではなぜ瞑想風呂なのかすら掴めなかった。悔しい。あと露天は終始賑やかなので、静寂を求める人は合わず。内湯はジェットもマッサージも豊富で、バイブラバスも電気風呂も。電気風呂のとこには木の椅子が沈んでて座るとベストな当たり方。かなり強い。

#サウナ
ドライ、ではなくモイスチャーサウナという、広いガス遠赤外線ツインタワーサウナ。その一つの横に細くストーンとそれを熱する用のストープがあり、天井には銭湯のロッキーで見かける光る水を落とすやつが。五分おきくらいで頻繁に光りオートロウリュ。90度。刺激はないけれど、たしかにずっと湿度があってやさしく居心地がいい。間引いていても常時20人くらいはいて、TVの野球も笑点もみんなじーっと観てた。入り慣れた小学生が何人も大人顔負けの扉の開け方と座り方でしびれた。刺激はなくても汗はびっしり。毎日入れるならこれくらいが疲れなくていい。

遠赤外線塩サウナもパワフルで塩があっという間にびしょびしょに。78度。こちらにもTV有。感動的なまでにお肌がトゥルトゥルに。

#水風呂
両サウナからのいい導線。広々ゆったりたっぷり混雑知らずな水風呂。18度ちょい。サウナがやさしめだからちょうどいい。

#休憩スペース
露天にはいい角度の椅子が六脚に寝転がるところもあって充実。六脚の椅子が縦に三脚×二列で同じ方向に並んでいて、炭酸泉から見ると、その一帯だけ動いて夜空に向かって出発進行してしまう気がした。あの秋の夕暮れ空のグラデーション、綺麗だった✨

サウナそのもの井上勝正さんのパネッパを初体験した友人は、その後の外気浴で星と半月の光る、秋の18時過ぎ生まれたての夜空を見ながら、アラビアに飛んだらしい。そして、浴室で笑顔で駆け回り楽しそうにお風呂で遊ぶ汚れのない子どもたちを見て、大人はここに汚れを落としにくるんだなといいながら、打たせ湯で幼少期のおばあちゃんちを思い出してたらしい。時間も場所も超えて、童心に帰り、心まで綺麗になるところ、まさにファンタジーサウナ&スパおふろの国。今日はその友人ご夫妻と私たち夫婦で。

友人の奥さまはドイツ人。小さい頃からサウナが日常で本場のアウフグースも当然ご存知。先日ご夫妻に現地のサウナについてお話を聞いたのがきっかけで一緒に行きましょうと。で日本の熱波道総本山、おふろの国を知っていただこうと。ドイツではサウナでは男女全裸で一緒、タオルで隠すのもNG。そんな国で育ってきた彼女には、日本のサウナだと夫とも一緒に入れないから寂しいとのことで、我が家のおかみさんをご紹介。

#サウナ
17時の熱波に間に合うようにと五分前にサ室に向かうともう行列。初体験の友人だけはギリギリ最後の一人として入れることができたが、私は入れなかった。初体験後の友人は井上さんの生き様と覚悟感の伝わる熱波にキラキラした瞳で感銘を受けていた。

18時の回こそはと10分前にサウナ室の前に待機、頃合いを見計らいなんとか7分前にイン。ストーブ前二段目。あれ、さっきより熱い。やばいかも。案の定開始時にはかなりできあがってた。北斗の拳トーク、なぜか最中なのにチェック業務で入ってくるスタッフさん、人数いっぱいで入れず潔く諦めた方、お馴染みの何かあるたびに一人ひとりに拍手を送るやつで、つまり熱波が始まらない！鳳翼天翔、低いネーネーネーから間髪入れずすごい勢いでどばしゃーっ！くぁ、熱い！なんとか耐えてたけどドタドタっと止まらぬ退出者。その間熱波が進まない。ダメだ、限界だ。しんどい。ごめんなさい！一度も仰がれることなく脱落。無念。

#水風呂
16度。包容力たっぷり深々。大量に駆け込む血眼な我を忘れた男たちを受け入れ続けてきた塩素ばっちりな水風呂。ここに繊細な水質とかいらない。学校のプールに水質求めないのと同じ。

#休憩スペース
おふろの国から見る空は、都会の空から都会の景色だけを引いて空だけにしたような、美しさと郷愁に似たものが。暮れゆく空のグラデーション。暮れれば月と星の美しい夜空。

ドイツ人の奥さんは2度の熱波を余裕の表情で楽しまれたそう。はなこさんも挨拶にきてくださった。みんなで楽しくごはんできました✨

いいサウナに入りたいな。渋く甘くちょいとダンディセクスィな香りのする、熱と湿度のムラのない豊かな時間と空間を過ごせるような。気を遣う脆さなどない、使いこなされた繊細さ。あぁ、そんな大人には程遠いけど、そんなサウナに今すぐ行ける。鶯谷はサウナセンター。

南口を出てすぐの高架から眺める景色、なんだったらここでずっといられる。お久しぶりです。

脱衣所で館内着に着替え6階へ。重めな扉を横に引き開け中に入ると白く明るく綺麗な浴場。程よく人はいて賑わいもあり、ちょうどよい気楽さ。体を洗いバイブラ風呂へ。あぁ、好きだぁ。強めで流れに翻弄されてしまう。「もうここに来たからには抗わなくていいんだよ」。そして好きなとこは光。バイブラジェットの水面がキラキラ、照らされる湯気が幻想的、そして天井に揺れる水風呂の反射のキラキラユラユラ。今日のTVは秋の紅葉の観光名所映像。

#サウナ
わぁぁ、ふくよかー。気持ちよいー。いい香りー。やっぱすごいなぁ。96度。温度湿度の香り座りやすさ美しさ、職人の仕事やわぁ。支配人なのかな。このサウナを作り上げて管理する人って。すごいなぁ。きっとモテるんだろうな。TVの音小さくて耳すまさないと聞こえない。浴室で賑やかな人たちもここだと誰も喋らない。人の良さに加えて、そうさしめてしまう空間の力なのだろう。

21時のアウフグース。五分前には一席しか空いてない！よかった。二段目扉側の端。開け放たれ入れ替わる空気に下がる温度。扉閉まりごくり。いよいよ。目を閉じて蒸気の流れを感じてくださいと。アロマ水はミント。あぅわぁぁ、感じる。見えるかのように鮮やかに。すごいなぁ。一発目でかなり熱い。二発目で無になった。最上段の人が必死でどたどた降りてゆく。三発目。マジ熱い。なのに痛くない。絶妙。

#水風呂
14度。真っ白タイルのキラキラ明るい清々しさMAXのあの水風呂、ほんと冷たいけど美しい。天井のゆらゆら眺めてせっかくあるからきっちり一分測って入ってみた。案外一分て長い。

そして新しくなったペンギンルーム。奥の方が譲ってくださり扇風機のところに。11度。スイッチ、パチ。ほぉぅ！こんなにあっという間に冷却されるなんて！想像以上に感動。

#休憩スペース
水風呂隣の扉の風が気持ちよかったはずなのだけど、閉まってた。ありゃ。まいっか。アウフグースの後、まさかの外気浴スペースガラ空き。ある瞬間スッと世界が静かになる。サウナに感謝する瞬間。ちなみにその静けさを纏い入るサウナがまた好き。

サ飯はウィンナー炒め定食。美味しい。嬉しい。帰りに高架から左手に見える赤い十字架。言葉にならない思い。鶯谷、また来ます。

明るくて綺麗でのびのび気持ちのいい銭湯。月並みかもしれないけど。西荻窪から徒歩12分の秀の湯さん。お風呂もいろいろ、不思議と確度高くやさしい風が吹く露天には高濃度炭酸泉も。そして、トップクラスに強い電気風呂も。

何かに導かれたかのようだった。高円寺で仕事終わりの友人と待ち合わせ東中野に向かおうとすると、危険を知らせる信号とやら電車が止まってる。やってきた三鷹行で逆に三鷹に行こうと思って乗り込むも、西荻窪で動かなくなった。前回とても好きだったけど、人気で混んでそうなこと、そして何より時間以上に徒歩で遠く感じることから躊躇うことが多かった秀の湯。よし、行こう。

サウナいけますか？と女将さんに伺うと大丈夫ですよーとバスタオル、フェイスタオル、番号付きサウナマットの三点セット。こんなに大きなバスタオル初めて。脱衣所に入ると浴場にはたくさんの先客。ゆっポくんシャンプー類有。前回は雨で窓が閉まってたからか湯けむりで幻想的だったけど、今日は清々しく明るかった。

ジェット類の湯船の静かなところでのびのび。心も体もほぐれてく。お湯がなみなみたっぷり美しい。今日の薬湯はドクダミ風呂。袋が浮いてる。41.8度。体に良さそうな香りにやけに喜ぶようになった今日この頃にお年頃。これが特に気持ちよくてたまらなかった。そして電気風呂にはあれば必ず入ってきたけど、ここまで強烈とは。いつもよりさらに奥、骨が震えた。露天の高濃度炭酸泉39度は人気で埋まりがちだったけどちゃんと入れた。

#サウナ
意気揚々とサウナマット持って入るも定員7人満席。×の刺繍がされたふきんみたいなのが置いてあってディスタンス。なかなか出てこない。入ってみると96度とありつつ、熱さは穏やかでやわらかくやさしいガス遠赤外線。たしかにこれは長くいるやつだ。TVを見ながら、五分の砂時計を見ながらじっくりリラックス。

#水風呂
少し壊れた水温計は18度っぽい表示で油断して入ったら結構冷たい。バイブラが強めに効いてるせいか16度くらいに感じる。基本二人、最大四人入れなくもないサイズで深めでたっぷり。混んでて入れないときは水シャワーがかなり冷たいのでそれでしのぐ。すっきり澄んだ気持ちのいい水風呂。

#休憩スペース
秀の湯の人気の理由として、この露天の存在は大きいのではないか。広くはないけど座りやすいベンチに心地よい風、掛け流しで流れてくるお湯を足下に感じてふわふわになれる。寒くなれば目の前の高濃度炭酸泉。サウナの混雑に常連さんがぶーぶー。

牛乳飲んで友人を待ち、サ飯は二つ隣の味かね。担々麺と餃子を中心にかなり美味い。ちょっと暗いけど。神コラボ。

波動水？超硬水？44度のあつ湯？スチームサウナにオートロウリュ？昭和歌謡や演歌？鏡がありすぎる？しかも阿佐ヶ谷から徒歩10分？ハマる白目のはなこさん？魅惑のエントランス。天徳泉さん。

北口を出て左、高円寺からお洒落さだけを引いて昔ながら感を残したようないい感じの飲み屋街を抜けて、住宅街に入って少しのところに見えてくるサウナの文字、そして目立つ年季の入った祭りの屋台のような赤い入口と、そのうえにじゃがバターとか書いてありそうなのぼり。入る前から見えてるフロントの女将さん。黄色のバスタオルを持ってサウナに入ることとか、出るときにタオル回収箱に入れちゃうから書いてある番号を言って靴箱の鍵もらうこととか説明してくれた。

脱衣所では古く大きなスピーカーから昭和歌謡。白黒映画の昔の役場のような古く剥げたコンクリの天井。ロッカーの上の鏡、壁にも鏡、不思議。

浴場は紫と黄の木々や花の壁絵は新しさを感じつつ、横を見ると女湯とのしきりの壁の上には剥き出しの配線。の壁はヨーロッパ、アルプスのかわいいモザイクタイル絵。カオスが時空を超えにくる。個性的に配置されたカランのお湯はいい熱さ。シャンプー類設置なし。

満を持して湯船へ。かなりの熱さを覚悟して入ったけど、今日は43度くらいで絶妙。背面から鉱石を経て流れてくるお湯。超硬水の波動水はパシッとすっきり気持ちいい。ぶっきらぼうにつけられた冷たい水枕も嬉しい。ジェットにバイブラも。

#サウナ
スチームだけど結構な熱さ。バスタオルを敷いて座る。低いところでもいい熱さ。出る頃には全身真っ赤。この機械みたいなの初めて。どうなってるんだろう。中に水が流れ続けてる。二セット目、前触れもなくそのときが。じゃぼじゃぼが急にどどどど！と滝のような音に。5分も。天井近くはかなり熱い。立つと思わず声が出るほどばっちばち。一人なのでタオル回して攪拌。面白すぎるしパワフルで満足すぎる。恐るべし。なるほどオートロウリュとはこのことか。香りはアロマとの情報もあったが、このときはかすかな薬草系？まったく嫌ではない渋めな。

脱衣所とつながる小窓がある。男の着替えの覗きをしてるみたいな感覚になる微妙な窓の高さとサイズ。隣の普通の呼び鈴、ダメだろうけど、押したらどうなるのかの妄想でいくらでもいられた。

#水風呂
二人分くらいの木の湯船。動きのない静かな水風呂。底には緑のマット。案外冷たい。19度？時折蛇口から水を入れてみた。

#休憩スペース
洗面椅子で見どころ満載の浴場を眺めながら、ふとカオスな天徳泉にディープにハマり始めてる自分に気づく。ふふ。

帰り際、入口の冷水機で波動水をチョロっと。

すごくぽかぽかする。おじいちゃんから子供たちまでみんな笑顔で賑やかな憩いの場。熱々ではないのに長く浸かるとかなりしっかり温まる琥珀色の塩化物強塩温泉が名物の素敵なスーパー銭湯、天然戸田温泉彩香の湯。二回目の訪問。出てから結構経つのに、まだぽっぽする。

戸田公園駅前からシャトルバスで8分。到着するとあたたかな雰囲気で、大きな実家のような安心感。仕事を終えて、厚い雲に覆われ心も晴れない15時過ぎ。よれよれしたままふらふら脱衣所に吸い込まれる。

脱衣所の冷水機がキンキンでぶっ生き返り、体を洗い始めから露天の源泉風呂へ。いつまでも入れる穏やかな温度。走り回る兄妹が楽しそうで仲良さそうで、自分もあんなふうに兄妹で仲良くしてたことあったかななんて、思い出せることがなくて少し切なくなったりして。うん。サウナに行こう。

ちなみに源泉を超えた生源泉湯という、より濃厚でありのままの天然温泉の窯状の湯船があって、熱くないからぼーっと入ってしまうけど、これがかなりの力を持っていて、とても温まる。そして、壺湯に寝湯に、内湯には温泉の炭酸泉、ジェット。

#サウナ
切なさを胸に入室。二枚扉で熱が逃げないからか、どっしり熱くてムラがない。温泉だけでなくサウナもパワフル。前方と後方で座るところが分かれた独特の作り。灯りは暗めでなんか年季というか貫禄のあるサ室。すごい、ほぼ満席！かろうじて前方のガス遠赤外線ストーブの前のベンチが空いてたので座る。最前最下段だけどしっかり熱いなぁ。後方振り返ると傾斜強めな三段にびっしりの漢達で迫力がある。

と思ってたら、スタッフさんが三人、熱したストーンと団扇とともに入ってきた！？えっ、ロウリュ！？ノーマークだった。なるほどびっしりなわけだ。一セット目でまさかの。受けねば。説明の最中まさに目の前でじゃんじゃんアロマ水が投入されていく。スリムダイエット的な。意地だけで最後までやりきり、いきなり灰になってしまった。

露天の奥には薬蒸湯も。漢方スチームと白湯の部屋。

#水風呂
広々たっぷり備長炭の壁を流れ落ちてくる水。水温計は表示が壊れてるけど、たぶん17度。このたっぷり広い冷たい水風呂があってくれるのはかなり心強い。

#休憩スペース
露天で緑の椅子とベンチがたっぷりあるし休みやすい。仲良い親子を見ながらリラックスしつつ、広い空に昇ってゆく意識。ここの露天、あったかくて好きだなぁ。寝湯で爆睡してる父ちゃんの股間に、植物に水をやるように水をかけ続けてる子がいて、なんだか心が軽くなった。

あと、内湯には大好きな腰掛湯も。休憩なのに心臓がバクバクする。

サ飯は油淋鶏定食。美味しかった。

おさえきれないこの気持ち今涙ぐみそうさ。こんなに侘しい気持ちになる、じれったいお前の愛にうざったいほどPure My Heartな銭湯。石神井公園徒歩3分の好立地、友の湯さん。

こんな書き出しだけど、来れてよかった。趣深い歴史を感じる脱衣所の渋い床板に壁に格天井。浴場は広くて天井も美しく高い、小さいけどいろんな富士山の青いタイル絵も壁のタイルもすみれか何かの紫の花がほのかなかわいさであたたかい。

そして井戸水を薪で沸かしているらしいお湯は、ほどよく熱めでまろやかで、だけどさっぱりしたいいお湯。そして幸運なことに、銭湯の日だから乾燥ラベンダー袋も浮いてて、それがまたいい香りで。やさしくいいお湯で芯からあったまる。ちなみに、サウナも水風呂もよかった。

でも、まずやってるのかわからない入口。看板の電気が消えてる。今まさに閉めようとしてるのではないかとびくびく。古い芳ばしい待合ソファ。たまたまだろうけどフロントに人がいない。呼んでも返事がない。途方に暮れているとよたよた元気のないおかあさん。暗い。サウナと告げるとぶつぶつぼそぼそ黄色のフェイスタオル。

脱衣所も味わい深い、けど暗い。切り詰めてるんだな。で、皆さんのサ活の通り機械をいじり始めた。ぼそぼそ言ってたのはこれのことか。

#サウナ
おぉ、古く渋く芳ばしい。ボロめな床板に乾ききったサウナマットも乱れてる。スイッチ入れたてでぬるいかと思ったらそんなことはなくて、すでにいい熱さ。ガス遠赤外線。散らかった小さな砂時計が三つ。たぶん三分のと五分のと。初め86度だったのにどんどん上がる。二セット目は100度。三セット目は92度に。かなりいい。

#水風呂
こ、これは、入っていいのか？と思う仮死状態の、動きゼロのボロめな水風呂。エイッと入るとまさかのいい冷たさ。水温計は15度だけど18度くらい。しかも綺麗じゃなさそうなのに入ると澄んでて気持ちいい。蛇口ひねって減った分足した。

#休憩スペース
洗面椅子で誰もいない広い浴場を眺め過ごす。

もらった黄色いタオルで顔拭いたらワキガ臭がすごくて、脱衣所に自分の持参タオル取りに行って、黄色いタオルロッカーにしまってたのをみられてたのか、出たときにズルしてる人に思われるから黄色いタオル持って入れとおとうさんに怒られた。わかるけどさ。このタオルワキガの臭いすごいよ！と言っても耳が遠くて聞こえてない。ラベンダーめちゃ気持ちよかったよ！と大声で言ってもほぼ無反応。すれ違いの純情。

耳が遠くて元気のないお年寄りのご夫婦の銭湯。今日見た銭湯フォーラムに出てこられた活気ある人気銭湯とのギャップに、刹那さを消せやしない。