つむぐ

神奈川県の西の方に（実際は真ん中）シリウスのように強い輝きを放ちつづける施設。きっと素敵なんだろうな、行ってみたいな、と憧れつづけながらも、東京の北の方に（実際に北）住む私には遠い。海老名が最寄駅ではないのだ。門沢橋。JR相模線。なぜここに人が集う？そんな無礼失礼最低な私は行ってみて自分を恥じた。

新宿から行き先決めずに乗った小田急快速急行。ふと海老名で相模線に乗り換え。初めての路線は小さい頃から嬉しい。本数少なめ。単線か。嬉しい。社家って駅名おもしろい。Shake。と外見るのに夢中になってたら着いた門沢橋。無人駅のローカル感。トラック行き交う大きな道路沿い、炎天下を歩くこと10分。こっちから見ると古くからあるスパ銭。でも暖簾から先はずっと綺麗だし、落ち着いた造り。コワーキングもあるし漫画読みながらゴロゴロするとこも篭れるとこも含めてたくさん。こんな隠れ家ずっと住んでたいな。

浴場はシンプルで、洗い場と広い炭酸泉、サウナ水風呂。そして露天は広くはないけど充実。炭酸泉もだけど、取捨選択で喜ばれるものに集中して作られてるのがこちらのかっこいいところ。その代表格が美泡壺湯。あのスペースに六つも。きめ細やかな泡に包まれるぬるめのお湯、空から降り注ぐ太陽にそよそよな風、この壺からでられない。電気風呂も強中中弱と四つあるし。試しに入った強がそこまで強じゃなかったけど、たまたまかな。そしと、TVの前の替わり湯は真っ青な「夏の暑さをふっとバス」。これもぬるめでいい。奥に岩風呂深いの浅いの。

#サウナ
やさしさ際立つ癒しのお風呂たち。でもこのロウリュサウナに入ってそのガチさにいきなりやられる。まず暗めで広くて年季も入って趣深い。そしてikiストーブが高い太いでかい！こんなでかいのなかなかない。総じて貫禄のあるサウナ。しかもどっしり重め強めに熱い。TV有だけど音量小さめでヒーリングなBGMも鳴ってる。驚いたのは偶然いられた15時のアロマロウリュのとき。扇ぎはなくアロマ水をかけるだけで事務的。何重にも熱が落ち続けてくる。熱が上から溶けて落ちてくるようにゆっくりのしかかってきて消えない。ぐあっつぃ！

#水風呂
15度と冷たく清涼感のある水風呂。深めでたっぷり。サウナのがっつりな熱さの後、気持ち良すぎて昇天しかける。

#休憩スペース
外気浴テラスという木に囲まれた椅子が四つあるとこ、蝉の声に包まれる。露天にも椅子がたくさん。広い空に心地よい風。妙におさまりがいい。

ごはん食べて休憩。個人的には外の涼み処がとても好きだ。たくさんあるソファのゆったり感やハンモックや、邦楽のインストBGM聴きながら、ぼーっと空ばかり見てた。

いつかひとつくらい落ちてくるんじゃないかと思うほど何度も通り過ぎる飛行機の轟音と、それに消されることもなく、中和すらするような風鈴の音。そして合間の静けさの中、私は今年初めて聞いた。蝉が鳴いてる。混沌とした都会の下町、大井町。駅前すぐの商業施設にあるおふろの王様の露天で感じた夏は、自分には何の違和感も居心地の悪さもない。そういうことなんだろうな。

夏らしく湧き立つ雲の映える青空。いたのは浜松町。露天がほしい。綺麗目で、クセはなくてもしっかりサウナがしたい。一定の賑わいはほしい。駅近。そして土曜日14時半。混み始めギリギリいける気がして。まさにそうだった。サウナもお風呂も混んでたけど並ばないで入れた。出る16時半にはサウナ前は行列だった。セーフ。

洗い場広くたくさんで余裕がある。氷クールシャンプー類もあって夏っぽくて嬉しい。内湯の高濃度炭酸泉は広いのにびっしり。シルキーにジェットに。そして腰掛湯。露天にも高濃度炭酸泉。そして岩風呂は今日は白浜の湯。露天は黙浴おかまいなしの連れだった若い男子たちの会話があちらこちらから。炭酸泉に入ってたら、前の学生くらいの年齢の二人組がひたすら某大人のおもちゃについて情報共有してた。静かに聞いてたけど、他のお客さんにお喋り注意されてふてくされて出ていった。

#サウナ
キングスサウナ。大きなガス遠赤外線ストーブ。白いふかふかサウナマットの上にビート板敷いて座る。20人弱入る6段。TV有。上段は激しくはないけど結構しっかり熱がくる。入口扉前の下段だと扉の開け閉めある都度ぬるい風がくる。気になる人は奥。サウナルールとやらでタオルを口に当てなきゃダメとの貼紙あれど、ほぼ誰もしてなかった。でもみんな静かだった。94度。

そして高温漢方塩蒸風呂。好きなスチーム数あれど、やっぱりこのスチームはすごくいい。よもぎいい匂いだし、嫌なべとつきがないし、上の窓からの明かりがいいし、何よりしっかり熱い。名残惜しくて最後ここのセットで締めちゃった。最高50度の温度計ふりきってる。

#水風呂
キングス出てすぐのキャパ大きめ冷ため水風呂。このくらいたっぷりだと安心感あるな。それでも6人びっしり入ってるときも。17度表示。夏。水風呂。最高。

#休憩スペース
露天には椅子とベンチもたくさん。空が広くは見えない造りだけど、そのぶんいろんな音が景色を与えてくれる。飛行機、電車、救急車、風鈴、蝉。飛行機大きい。椅子にはうちわや食事処のメニューが。これはいいアイデアだ。ところで、サウナ水風呂のあとの腰掛湯はやばい。心臓バクバクしすぎてひく。

帰る頃には大賑わい。ごはんを食べて出る。夏空が気持ちいい。

短時間でもどっしり汗かけるごんぶとな熱さがほしいときはやっぱり池プラ。ありがとう。君を待ってた。

松本二泊三日夫婦旅の締めくくりはやっぱりこちら。健康ランド、しかもクアアンドホテル好きな私たちだから。宿泊は満室で取れなかった三連休。たしかになかなかの賑わいだったけど、ほんとに素晴らしすぎる天国ランド、そりゃみんな来た方がいい。このキャパはそれでも受け止めてくれるから。

石和も駿河も大好き。大好き中の大好きでいえば、やっぱり信州。優劣とかじゃなくて、好き。施設もごはんもお風呂もサウナも。そして優劣とかじゃなくて、とか言っておきながら、実はここの地下水水風呂に関してだけは三施設中で圧倒的によくて、澄んでなめらかやさしくすっきりで気持ちいい。

NEPPAサウナの20分おきの熱波に出くわせず、またリベンジに来なきゃ。

雨続きのなか、運良く晴れ間の時間に。山々に山々。真っ青な空に三次元超えて四次元感じる雄大な白い雲。強め爽やかな風。太陽の力全身で感じる外気浴。最高や。

ごはんがほんと美味しい。。。館内放送でも宣伝されまくりな和食処あずさの鰻。思い切って蒲焼きを注文。うわこりゃまじでうまい。

混んでてマッサージは時間が合わなかったし、家まで遠いから少し焦って帰る感じにはなったけど、やっぱり大好き。またゆっくり宿泊でも来ようね。で、夜焼肉しなきゃ！

林檎の甘酸っぱい爽やかな香りにおぶーという愛らしい言葉の響き。そんな香りや愛らしさがあるかといえば違うけど、でも来てよかったとどっしり思わせてくれる、綺麗だけど濃ゆいとってもいい施設。てか、アロマロウリュウサウナ、実は他にはなかなかないくらい、かんなり熱い。するりと冷たい伏流水ナノ化水風呂とのコラボで思わずおぶー！って飛びました。

二回目の訪問。また来たいと思ってたけど、我が家のおかみさんをお連れして叶った。松本バスターミナルからバスで20分ほど。危なく寝過ごしかけ降りた野溝口。雨も止んでてよかった。おかみさんにおぶーの由来の書かれた看板の裏をうきうき見せようとするも、おぶーという言葉は馴染みがあるみたいで何の珍しさもないと塩対応。靴箱と脱衣所ロッカー連動式で、どこの靴箱だとどこのロッカーになるか貼ってある。

浴場は奥行きがあって天井高めで左一面窓で明るく開放的。綺麗で落ち着くなぁ。人工温泉のすべすべあつ湯に息と声が漏れる。腰掛湯があり、奥には高濃度炭酸泉やジェットや電気風呂。そして露天には壺湯も寝転び湯もあるけど、あつめな酸素の湯とぬるめな水素の湯もある。酸素も水素も二酸化炭素も取り込めるなんて頭も体もどうしたらいいのかどうなっちゃうのかわからなくなっちゃう。けどとにかく楽しく体にいいことにして全部満喫。この日は暑いからか露天のお風呂は酸素の湯以外33度くらいの設定だった。出られなくなる。

#サウナ
アロマロウリュウサウナ。おかみさんからプレゼントしてもらった松本湯ハットの嬉しいデビュー。入ってすぐ思わずうわってなる太くでかい熱さ。遠赤外線ストーブツインタワーにごつめなストーンストーブのトリプル熱源でパワーすごいし湿度高い。オートロウリュが15分おきでも都度あっつい。新しい綺麗な広々サウナに白いふかふかサウナマット、いい雰囲気にゴツい熱。眉間に皺寄せ見つめるTVの高校野球。94度。

塩サウナもしっかりな熱さで塩たっぷり塗っても順調にびっしょりになれる。43度。いいスピーカーなのかヒーリングな音楽のサラウンド感すごめ。立ちシャワーが近くになくて出たとき塩まみれでキョロキョロ。カランのとこで流した。

#水風呂
アルプスの伏流水をナノ化したという水風呂。備長炭の壁をつたって落ちてくる水で頭冷やして昇天。綺麗ですっきり、だけど肌触りのやさしさ、出たときの清涼感、たまらない。水温計はないけどたぶん18度くらい。

#休憩スペース
露天の豊富な椅子にデッキチェアに寝転び湯に。もくもく迫力の雲、爽やかな風、そよぐ竹、気持ちいい。

美味しいごはんをいただき、帰ろうとしたら降り出した雨。あとはもう眠ろう。

夫婦旅。でも逃げ場なく雨続きの天気予報。いつもよりいいお宿でいいごはんして、いいお風呂して、雨であちこちいけないのなら、いいゆっくりがしたいな。きっとここなら雨でもしっとり美しく過ごせそう。三連休前の金曜日から一泊。

一時ちょうどのあずさ25号で。新宿から二時間半強。いつもの中央線の景色が音もなく早送りで吹き飛んでく。もくもくの雲に覆われ山に囲まれ、激しく打ち付ける雨をくぐり走る。腰痛い。松本は今日も雨だった。タクシーの中で土砂降りを感じながら聞くウィンカー。15分くらい。浅間温泉街の一角、静かに佇むように。

風鈴の道。中はいい匂い。いい音、いい空間。若いスタッフさんたちが、星野リゾートに選ばれし誇りを胸に一生懸命接客してくださる。こういう仕事の人が喜ばれるほどに一番儲かる社会になればいいのに。素敵なお部屋。露天風呂付。気持ちがいい。あとはただただのんびりしよう。美味しいごはん。長らく絶っていたお酒もこの夜だけは解禁して、信州ワインとともに。

お風呂は入れ替え制。この日は深夜清掃の前まで男湯が祥雲で女湯が貴天。翌朝から逆。サウナがあるなんて思ってなかったけど、この祥雲にドライサウナとミストサウナが、両方にスチームサウナ的な檜おがくず風呂がある。なんと。ほとんど貸切で過ごせた。こんな美しく癒される素敵な時間を一人で過ごせるなんて。脱衣所から綺麗で明るくて、桑の葉ほうじ茶やかりん水やアイスキャンデーや、ふわっと嬉しくなることばかり。浅間温泉のやさしい単純アルカリが滑らかに潤いきゅきゅっ。一つひとつのお風呂にスタッフさんの手書きの一言。これ一つでそのお風呂を流れずしっかり味わう気になる不思議な魔法。

#サウナ
祥雲側にあるドライ。歳月かけて灼けた木材の渋く甘いいい香り。歴史を感じる素朴なサウナ。二人席二つ。レンガの中には新しいストーンストーブ。砂時計のみ。穏やかな熱さの中静かに過ごす。80度。

同じく祥雲側にあるミスト。ほんとミスト。思い切り降られる。椅子四つ。熱さよりもミスト。

サウナと言っていいのかともかく、両浴場にある檜おがくず風呂。あの箱の中できっと檜おがくずがスチームで蒸されててとてもいい匂い。ものすごいリラックス。

#水風呂
なし。サウナ前の立ち風呂を水風呂にしたらいいのにとかいう人いるんだろうな。シャワーで十分。

#休憩スペース
露天に椅子。雨でも濡れない造り。むしろ木々や葉っぱのしっとりした匂いがとても嬉しい。いい風いい空気。

貴天にサウナはないけれど、なかなか熱いラディアントバスはかなり汗かける。そしてお風呂が温度含めてとてもゆったりできて素敵。必ずまたきたいな。

くたびれきって駆け込んだ辰巳湯サウナで聞くヤングマン。俺がヤングなのかは知らんが、憂鬱など吹き飛ばして元気出せよと。立ち上がれよ。飛び出そうぜ。若いうちはやりたいことなんでもできるのさと。え？若いうちは？秀樹！死ぬまで若けりゃいいんだろ！秀樹のようによ！

雨なのにサウナだけ混んでた。首に漫画みたいなキスマークついたヤングマンがいた。さすがにタトゥーかペイントだろうけど、若いうちにやりたいことやってる感あったぜ。

深夜の都心仕事終わりの駅近駆け込み寺。強めの雨。上段のバチバチの熱、夏でもキンキンの水風呂。湯船の縁の隅っこであぐらかいて休む。お湯がひたひたあたるたびに意識が揺れる特等席。冷たい麦茶。2セット&お風呂で45分。来て良かった。その余韻に浸る中央線高尾行最終。

若い男の子達が咲かせるかわいい恋愛話とたまらない曲達、そして森林浴の香りに蒸される癒しの三の輪湯サウナ。あと、お湯が見惚れる艶々しさ。

白いブランコ（ビリーバンバン）
セーラー服と機関銃（薬師丸ひろ子）
キッスは目にして！（ザ・ヴィーナス）
星空のディスタンス（THE ALFEE）
アポロ（ポルノグラフィティ）
パラダイス銀河（光GENJI）

こうして美しい時間の流れる素敵な施設との出会いがまた。とある方のサ活を拝読してからずっと行きたかった。天然温泉掛け流しを量だけではない品と美しさでこんなに豊かに楽しめたのは初めてかもしれない。サウナも三種類。清らかな掛け流しの井戸水風呂。岩風呂の水面が美しい静かな露天。美味しいごはんに周りの人々も絶賛の野菜などの販売所。

疲れひどく流れ流れてつくばエクスプレス。となれば昨今大人気のあそこに。と思いはしたが、その駅で体が降りなかった。改めて調べてたら完璧にカチッ。なんと路線バスの時間までカチッとハマった。降りる。守谷。バスに乗り込む。PASMO使えるのマジでかい。そこからバスで20分強。きぬの里で下車。絹が名産？調べるも由来は途中にあった鬼怒川らしい。徒歩5分くらいで到着。貸切風呂などある別荘というのの反対に販売所があり、入ってその先に入口が。

スタッフさん皆さんに丁寧にご挨拶いただき嬉しい。お客さん一人ひとりと接してくださってる。もう来てよかった。新しく綺麗かつシンプル。脱衣所も奥の畳とか含めてゆったり。浴場もいい落ち着き。シャンプー類も冷シリーズ含め色々。内湯の源泉掛け流しは綺麗な檜風呂で温度やさしめ泉質濃いめのふっくら滑らか肌ざわりの美肌の湯。めちゃいい。その他内湯には井戸水の白湯のジェットや電気や歩行浴。露天も充実。あの木で作られたでっかい桶の湯の贅沢感たるや。入ると掛け流し天然温泉の溢れ方がすごい。御影石くり抜いたのもすごくいい。温泉炭酸泉もあるし。露天の広い岩風呂が池のよう。奥に行くと温度高めで、よく見るとヤセがまんの湯って書いてある。でも激熱とかでは全然ない。

#サウナ
スタジアムサウナは階段もある一段一段高い四段。24人は入る。綺麗だけど壁の木材の味わい深いいい匂い。遠赤外線ストーブ。結構パンチある熱さの92度表示。TV有。メディテーションサウナは68度で傾斜ある席にゆったり身を委ねて過ごすストーンストーブのサウナ。TVなくうっすら癒しな音楽が。気がつくと体中綺麗に玉汗が。そしてソルトサウナは64度。やさしい割に結構すぐ塩が水滴に。お肌すべーん。

#水風呂
井戸水掛け流し。もう入る前からぞっこん。綺麗。惚れ惚れ。冷やしたいとかよりこの水がほしい。入ったら体内の水分が呼応して水風呂の水と一体になろうとする。心底やさしい。水温計はなく、19度〜23度と説明が。

#休憩スペース
お庭な露天にはデッキチェアも椅子も三つ。時間の流れがゆっくり。空も広く風もやさしい。結構長いこと立ち上がる気にならなかった。

充実すぎて半日はほしい。ごはん前と後の二部構成にしたい。今度は夫婦でこれたらいいな。

朝から発表。午後から夜は混雑の接客業。疲れたし、なんかの糸が切れた。こんな夜はもう慣れたとこしかいきたくない。こんな一日の終わりには、あのサウナでただぼーっとしたい。なみなみわっさーなお風呂に揺られたい。

今日は男湯が左側。最近運良く空いてること多かったけど今日は混んでる。賑やかなのはいいこと。ゆーザさんのサウナは熱すぎずいやすいのにめちゃくちゃ汗が出る。84度。

もはやいつの間にか一番体に馴染んだ水風呂になってしまったゆーザさん。ほぼ毎週来てるのには、この無理ないやさしいでもぬるくない絶妙な感じに信頼感があるからだ。22度表示。そうなんだろうけど、バイブラもあって、深くて、あとやっぱり水がなみなみ贅沢で深くて動きがあるからいい。

あぁ、もうこの夜に溶けてしまいたい。

駅のホーム。財布と帽子が落ちてる。えぇぇ。周りには誰もいない。深い深い大江戸線。またせっかく降りた長いエスカレーターを上がる。駅員さんに渡す。また降りる。ちょうど電車は行ったばかり。

あぁ、もうこの駅のベンチになってしまいたい。

おやすみなさい。

天国やった！肌ざわりにも香りにも化石や地層を感じる真っ黒黒湯に白湯もふっくら気持ちいいお風呂いろいろ。どっしり遠赤サウナ、清らかな水風呂。こんな猛暑でも直射日光避けて風だけくる露天通路の外気浴。二階の座敷で食べるごはんも美味しくて充実で、全館利用料払えば館内着でよれよれもできちゃう。スーパーな銭湯。

大田区と書いて天国と読む。23区で一番多く銭湯があるばかりか、飲食できたり黒湯湧いたりする銭湯特区。ただ如何せん行きづらい。我が練馬区からは。サ活初期にイキタイを押しながらも来れなかったのが、雑色。ヌーランドさがみ湯さん。これまで何度京急快特の車窓からその姿を見送っただろ。今日は品川から行き先を探す機会になり、乗った。各駅に。福本伸行か。大田区（田園調布除く）ならではの人くさい生活感が落ち着く。歩くこと5分程度。

自動ドア開けて入ると広いロビーに二階への階段に空間、スパ銭ばりに物販してるし靴箱の奥にスロットあるし。すごい。券売機の全館利用料が何か予習せずに来たのでなんとなくサウナのみで。フロントのおねえさんも明るくちゃきちゃき素敵な笑顔。脱衣所を経て浴場へ。

人多くてもゆったりで落ち着く。黒湯はトゥルトゥルというよりサラサラ。その細かい砂感が大地の恵みのようでいい。しかも深くからとてもあったまる。その他にも白湯のバイブラやジェットや寝湯と種類豊富で楽しい。電気風呂は鋭い刺激が奥に刺してくる感じ。露天への扉を開けると細めな通路と階段と。右側下にまた黒湯の露天。オープンではない隠れ家的な作りだけど、ちょっとしたお庭感が旅気分にさせてくれる。

#サウナ
あぁ、この歳月かけて灼けて染みたこの壁の味わい深い芳ばしい焦茶の板。しっかりとした熱。パワフルに働く遠赤外線ストーブ。86度表示。みんなでぼーっとTV観ながらのんびり。おじいちゃんがビート板置いて出てっちゃうけど、ごめんね、片付けちゃう。変形しちゃうからさ。片側二段、逆側一段形15人強入る広めサイズ。

#水風呂
サウナ出てすぐ詰めればギリ3人入るサイズ。ここの水風呂はめちゃ冷たいと評判だったけど、猛暑でかつサウナしない人も含めてどんどん入るからか20度。なんなら水の供給がぎりぎり追いついてないくらい頑張ってる。でも気持ちいい。なんかこんな人が入ってるのに清らかでなめらか。好き。

#休憩スペース
露天への通路に椅子一つ。誰が置いたか洗面椅子三つ。風の通りが絶妙最高。

やっぱ食事しよ。フロントのおねえさんにお願いすると精算用のバンドをくれて90分でと。二階は館内着の家族やカップルなどたくさん！座敷最高。食事メニュー多い！かつおでか！うま！こりゃ天国だ。

こりゃもうどうしたって冷たい水風呂入りたい！今日はなんだか綺麗なとこがいい！多少賑やかでも構わない！帰りやすいとこがいい！ということで、新たに東京ゆらんも始まったことだし早速一軒目！

金曜日の22時半、靴箱びっしり！サウナ待ちはなかったけどやっぱり賑わってる。でもサウナもなんだなんだ待たなかった。それにしてもあっついな！108度。そして青の洞窟水風呂キンキンの14.5度。あーもうこれこれ。炭酸泉が32度といつも以上にぬるめで、むしろ水風呂後に二段活用できるレベル。

浴場でもサウナでも脱衣所でも止まらない刺青のいかつめなおにいちゃん二人の真面目な不動産関連事業の経営話。みんなそれぞれの場所で頑張ってるんだな。

最高。で帰りまた汗かいてべたべた。結局ぼぉーっとしてしまって電車降りそびれ終点光が丘。

あ、ももクロ夏のバカ騒ぎ当選した。

おやすみなさい。

私にとって上野エリアのど真ん中なサウナ施設だった。刺激も楽しみも癒しも安心も美味しいも全部ある。ドライもスチームも水風呂も二股カルシウム温泉もご飯もほんと大好きだった。

サウナ通い始めたばかりの方をお連れしてレジェンドゆうさんの熱波も受けたときの、白目剥いてたその方の顔も、心配されてゆうさんに出るよう促された自分のことも、初めてあの薬草スチームで落ちてくる激熱な水滴にSMみたいに悶絶したあの日のことも、心身が参ってた仕事後に救ってくれたサイレントなサウナのことも。広東麺がマジ美味かったことも。けして胸張れる回数きたわけではなくても、それでも思い出がたくさんある。

ここがなくなるだなんて。仕事の合間に少しでもと、平日日中来てみたら、靴箱ほとんど空いてない。浴室もサウナもびっしりだ。みんな名残惜しいのかな。勝手に命名した浴場の緑の写真になまずの顔した部分があって、初めてきた時パウエルって名付けた、会えるのも今日で最後だ。名前なんかつけなきゃよかったかな。

#サウナ
存在感ある骨太な熱さにがっつり汗をかけるドライサウナ。びっしりなのに誰も喋らずただ熱に向き合ってる。結局プレ八幡席には座らなかったけど、背中焼かれてる人の真剣な顔から十分伝わるものがあった。たくさん置かれた備長炭、でも嫌ではない味わいある匂い、壁の石の絵も案外ちゃんと見てなかったな。94度。さようなら。

昔のガムのCOOL MINTの味のような渋くもたまらない薬草の香りのする強烈スチーム。ここも満席で階段に列。いやこりゃやっぱりあっついわ！水滴一滴一滴に悶えつつ感謝。さようなら。

#水風呂
求める安心安定の冷たさ。そしてこんなに人が入るのに清涼感清潔感ある水風呂。15度。サウナサンに行ったことないけど、私の中ではこれはプレジの水風呂だ。さようなら。

#休憩スペース
ほとんど椅子には座れなかったけど、余裕があればカランのとこで。パウエル、さようなら。

ほんとは何か食べて帰りたかったけど、食事処はやってなかった。キンキンの麦茶もなかった。もう人も少ないっぽくて、水も補充が追いついてなかった。あぁ、終わるんだな。せっかくなので少しだけリクライニングに横たわってみた。このよれっとくたびれた空間、好きだったな。さようなら。

最後にもう一度浴場へ。愛する二股カルシウム温泉でバイブラに揺られつづけ、水風呂で締め、終了。37年間お疲れ様でした。ありがとうございました。と大きく貼り紙が。こちらの台詞だ。これからもサウナ、していくよ。

フロントにきたら入れず待ってる人がたくさん。すごい。それじゃ仕事戻るか。ありがとう。そして、さようなら。

温泉ドーミー八丁堀。我が家のおかみさんが船橋某施設のレディースデーなら紳士な私の理想郷はどこだろう。翌朝東京での仕事に便利なこちらでゆっくり休もう。あのヒーリングミュージックに包まれて、サウナ停止間際の深夜、きらきらゆらゆら静かな時間に溶けてきたい。かつての上司からあそこ好きなんだよぉと言われてた。その上司は何度も同じことを言う人だった。

宝町から八丁堀を経由して歩く23時。飲み屋もぼちぼちあるのに、もう静か。眠りについた都心のビル街を歩くのが好き。遠くからでも目立つドーミー。横には亀島川が穏やかに。一階がレストラン。ドーミー名物朝食ビュッフェ、ここは推しがお寿司なんだ。みんな大好き夜鳴きそばはもう時間的に終わってた。二階フロント前にアメニティがあり必要なものだけ持っていく流れ。綺麗で落ち着くな。ふかふかなお布団にバタン。疲れがどっと。TVで大浴場の混雑状況をみるとやや混雑。サ活を書いてたらちょうど空いた。

大浴場は二階。あぁ、この落ち着いた空気感。浴場に入るだけでスイッチがオフになる。落ち着きの中に水のゆらめききらめき、すっかりすりこまれたこのヒーリングミュージック。先客の皆さんも静かで、孤独でもない安らぎの時間。内湯は温泉。黄金色の鉱泉。あったかくも長く入りやすいいい温度。あぁ。思わず吐く息に声がのる。広くて幸せ。露天には少し熱めな白湯の岩風呂も。

#サウナ
ビート板持って中へ。綺麗で明るさも少し抑えめ。香太くんのヒノキの香り。二段×三人と一段×二人。おや、格納式だ。ボナサウナかな。ヒリつかないけどしっかり熱い。ぼーっとしながらTVのバラエティ見て、もう無心すぎて笑いが漏れ出る。温泉入った後だからか熱くて長くいられない。99度表示。

#水風呂
露天の小さな岩風呂にはうっすら黄金色の温泉水風呂。サウナががっつり熱いから、この冷たさがたまらない。15度表示。肌ざわりなめらか。循環も頻繁で嬉しい。基本一人サイズ。

#休憩スペース
内湯にも椅子あるし、露天にも五つもある。扇風機のあたるところに座れば意識遠のく。この音楽を聴きながら休める今この時間のために、ドーミーに来たようなものだ。朝なんかこないで、この時間のままいられたらいいのに。それだけ好きな時間。

風呂上がり、アイスのサービスも終わってた。部屋に戻り、電気つけっぱなしでそのまま落ちてた。そんな寝方をした割に、寝起きがよくて、すっと気持ち良い。そんなゆとりある心で時間を見て凍りつく。朝食ビュッフェも朝ウナも吹き飛ぶ大寝坊。急ぎ髭剃り部屋でシャワーして深呼吸。ビュッフェは次回の楽しみに。またくる！タクシーに飛び乗り東京駅へ。また一日がはじまる。

交感神経バッチバチになって、出ても全然汗ひかないくらい芯からポッカポカになる、薪で沸かした高温黒湯と、最近ちょっと綺麗になったサウナと、まろやかでやさしすぎて体の熱を全然冷ましてくれないぬるい水風呂と、そんな出来上がったコンディションでうだうだよれよれ美味しいごはんを食べる二階大広間。もう、大好き。

銭湯を愛する方たちと初めて銭湯でご一緒することに。京急蒲田からだと徒歩7分くらいだけど、今日は蒲田から15分ほどかけて。疲れて暑すぎて汗でべったべたで、あの熱い黒湯がほしくてほしくて。あのライオンの愉快なロゴのついた赤い看板アーチにときめきつつ、入口入らずそのまま路地を進むと薪が積んであり釜の中で燃えてるのが見えてさらにときめく。

サウナは前まで無料だったけど300円に。付いてくるバスタオルを巻くか敷くかしてねと。昔ながらの赤いカーペットかわいい。脱衣所新しくて綺麗。浴場は奥行きのある渋くも落ち着く佇まい。カランのお湯は熱めだけどかぶったらまろやかさに包まれその熱さにふわーっと血がめぐり文字通りアガる。

さぁ、早速黒湯！まず低温湯は44度。くぁー、やばい。気持ちいい。なめらかまろやかすべすべふんわり体内深くにあったかさが力強く浸透してくる。熱いのにいつまでもいてしまいそう。さぁ高温湯！前回は46度越えで熱すぎて痛すぎて10秒もたず、出るとき足もつれて危なかったから、覚悟決めて入った！あれ？温度計42.6度。おや？気持ちいいけど。隣の常連さんがこっち見て手を入れてきて、熱くないよね、と。あとでフロントのおかあさんに言ったらたまたまだったみたいで見に行ってくれた。でも44度のでもあったまってもう脱衣所の椅子でぼーっと脱力してたくらい超満足。白湯の方もぼっこぼこでお湯のやわらかさも感じられて気持ちよかった。電気風呂はタイミング合わず。

#サウナ
コンパクトなサウナ。二段で計8人座れそうだけど上段に人がいると下段は実質座れない。前からの渋く芳ばしい香りもありつつ、一部張り替えられた新しい板の木の香りもしつつ。室外のみにある温度計は壊れてるけど100度近くあるんじゃないかな。黒湯であったまりすぎててわからない。

#水風呂
10度表示。でもたぶん3倍笑。冷やしてると書いてるけども。羽衣というより不感温湯。冷ませないけど愛おしい。

#休憩スペース
所々にサウナの人用の休憩椅子。火照りすぎてて脱衣所のとこで放心。

二階の宴会場へ。女将さん一人占めで色々教えていただいた。常連さんのカラオケもしみたしたくさんお話できた。以前びっしりいたカラオケの人たちも来なくなって寂しそうだったけど、私はお会いできて幸せです。

夏だ。梅雨明け前、確信に似たこの感じ。暑いだけじゃない。広く大きく見える空の青と高い雲、湿気も留まらせない強い風。東京から離れよう。そう思った。新宿で乗り込んだ小田急。きっとここがいい。天気次第では富士山が立派に見えるらしく以前から気になってた。でもこの雲の多さからすれば、きっと今日は見えないとわかってたけど、それでもいい。どんなに暑くても駅前なのも素敵すぎる。

電車から見える空が好き。大和で快速急行から各駅に乗り換え二駅。初めて降りる高座渋谷。ぼーっとしてて、せっかく駅前なのに逆の東口改札から出てしまう。暑い。結局汗。踏切渡り西口に。駅前の大きな商業施設の五階。最近王様とか竜泉寺とか喜楽里とかのこだわりと資本力感じるスパ銭にハマり気味。欲しいのは安心できてみんな大好き気楽な普遍。

今日の男湯は天晴れの湯。日替りなのか。たまたま富士山側の日だった。浴場に入ると早速露天が見えて心にも広がりが。たまたま座った洗い場の温度調整しても熱湯か水と適温にならないシャワーに苦戦しつつ気持ちが上がる。お風呂のネーミングがちょこっとかわいい。あわわとかぶるるとかざぶんとか。まずはぬるめのあわわであわわわ放心。寝ころび湯と炭酸泉。今日は漢方炭酸泉になってた。出られなくなる。そして露天には人工温泉の有馬の湯を中心にシルキーや壺湯や寝ころび湯など。どれも入りやすい温度。

#サウナ
ビート板もってドライサウナに。いきなり細長めなikiストーブ。奥には高い壁に囲まれ覗かなきゃ見えないストーンストーブ。ダブルストーブだとは。広くて高さのある三段。30人は入れそう。やさしめでも湿度があってじっくりゆっくり汗かける好きな感じ。あれオートロウリュあるのかなぁ、って思った矢先どさーっ！結構な勢い。サウナ前の貼紙見たら10分おきみたいで、急激な高熱の圧はなく、無理なく熱を感じられる。80度表示。TV有。富士山が見えるかもな窓も。

スチームサウナもあった。54度くらい表示。そこまで熱くなく、特色はわからなかった。ドライにはなかったキツめな注意書きが席に置いてある。

#水風呂
17度表示で深くたっぷり冷やせて気持ちいい。声出ちゃう。

#休憩スペース
露天、残念ながら富士山は雲で見えなかった。でも遮る建物もなく空がどでーん！と広くてめちゃ気持ちいい。あの寝転がれるウッドデッキが最高だった。強風吹き荒れ、噴霧されてる水に打たれながら、雄大に飛んでる雲を眺めながら、来てよかったとつぶやく。冷水機の導線もいい。

最後漢方炭酸泉して、人工有馬の湯して、飲食チェーンで働く若い男の子3人組のかわいい仕事の愚痴でなんだかほっこりして水風呂で締め。