幸福湯

<和歌山市サウナ旅・夏の陣>③
大阪から和歌山へと向かうJR阪和線に揺られながら、幸福湯について事前リサーチ🔍

公式HPでは、鳥獣戯画調のかわいらしいウサギとカエルが銭湯の入り方を紹介してくれます🐇🐸

やっぱりこのSNS時代、ロゴやホームページにこだわったり、ブランド化してグッズ販売に繋げていくことも大事ですね👕

玄関では、かつて使われていたレトロな券売機がお出迎え🤗
入浴料490円は番台でお支払い。

タオルを300円にて購入。グッズを買うとステッカーを貰えました😄
タオルに印刷された、店舗と同じロゴもかわいいです🥰

脱衣所のロッカーはとてもキレイ！
鍵のない棚には常連さんのシャンプーカゴがずらりと並んでいて、人気っぷりが伺えます😄

浴室に入り、一目見てびっくり！
色で例えるなら「白」っ！
「銭湯」という言葉の響きには、どこか「古さ・懐かしさ・年季」なんかが先入観としてありました。
しかし、幸福湯の浴室で私が抱いた第一印象は「新しさ・清潔感」✨

水や湯の蛇口、壁に固定されたシャワーなんかはThe銭湯。
でも、タイルは全体的にピッカピカ！
天井も曇りなく真っ白！
その様子から、新しさだけでなく、清掃が行き届いていることも窺い知れます☺️

調べてみると、創業は1956年と老舗ですが、2019年に大改装されたそうです！🥳

洗体したら、まずはぬる湯へ。
長湯できる温度なので、湯に浸かりながらたくさんある貼り紙を眺めます。
20時からはリラックスタイムで照明が少し暗くなり、お香が焚かれるそうな😌
5問貼られているクイズは、難しくて3問しか答えられず😅

🔥サウナ
座って頭上の温度計は102℃
座面の体感温度は表示より低めだけど、元の温度が高いので十分な熱感。
3人掛けのベンチには黄色いタオル地のサウナマット。加えて、ビート板もあります。
壁のタイルたちが熱を持ち、放つ輻射熱がジンジンと効きますね〜😆
ヒノキの香りの「香太くん」も置いてあります🪵

💧水風呂
地下水掛け流し！HP表記で19℃
体感も19℃ほどでした😃
オーバーフローのため、水面の浮遊物が流れやすく、清潔感があります😄
深さが腰くらいあるので、長めにぷかぷか入るのが気持ちいい🫠

🪑休憩
浴槽のフチ・ステップまたは洗体イスにて

♨️風呂
ぬる湯、電気風呂もあるあつ湯
泡のない超強力ジェット！ガトリングのような形の7条噴射🔫

周辺には駐車場が数ヶ所あり、計18台停められるそう🚘
JR和歌山駅から、徒歩で16分ほど。
バス利用で8分ほど。最寄りバス停は三木町新通です🚏

この充実の内容で、公衆浴場の統制額490円のみでサウナ代不要！
そりゃあ幸福になっちゃいますよ〜😄

出張サ活、和歌山編。

和歌山は馴染みがなく思い当たるものも何もない。
だったらとサウナイキタイしたところ出てきた街銭湯な幸福湯さん。
口コミを見ると、いかにも地域に根ざしてる感満載の模様。
いつも出張先では割とスーパー銭湯的な大きな施設ばかりになりがちですが、たまにはひっそりな街銭湯で現地のコミュニティに触れよう、ということで行ってきました幸福湯さん。

仕事が終わり午後6時。
早々に目的地を目指すこと徒歩10分、路地の中にひっそりと佇むTHE街銭湯。
控えめにも存在感を感じる看板になんとなくほっこりしながら暖簾をくぐります。
割と大きめな下足ロッカーゾーン、37番が空いており、お、ここはミーハーサウナーが来るような施設ではないのかさすがだな、とホッとしながらちゃっかり37番を使うミーハーサウナーは僕です。

玄関でいきなり男湯女湯に分かれる扉、少々戸惑いながら引き戸を開けるといきなり脱衣場、そして右手に男女どちらにも隣接する番台が。女湯丸見えでなかなかショッキング。
おばちゃんがずっと電話中、PayPayで440円の数字を打ち見せると、無言のサイン🙋‍♀️を頂きました。

服を脱ぎいざ浴場へ、第一印象は非常に綺麗！
街銭湯らしからぬ明るくて白くて清潔感抜群な浴場はかなり好印象。
身体を清めて軽く湯通ししいざサ室へピットイン。

3名しか入れないサ室はかなりコンパクト、ストーブは柵が造られていて確認できませんでしたが恐らく遠赤外線でしょうか。
室温は104℃と温度計が指すもの体感は88℃。まさにちょうど良い熱さです。
熱自体もまろやかで、湿度こそそんなにないですが体にまとわりつくような優しくもしっかりした熱です。しっかり汗が出て気持ちいい。

水風呂は広くて深い。体感は18℃ほどと少々ぬるめですがそれでも一気にクールダウン出来て最高に気持ちがいいです。掛け流しなので清潔感もあります、失礼と思いながらも頭潜っちゃいました。申し訳ございません。

外気浴スペースはないので熱湯の段差に腰掛けて休憩。目を閉じると心臓の脈がしっかりと聞こえて身体中に血が巡る感覚がわかる。そんな感触と共にゆっくりと訪れるトトノいの世界。
はい、最高。無駄も何もなくコンパクトなサ活が出来て目的がしっかりしています。

特にサ室、テレビが無い代わりに90年代J-POPが流れており、僕の時は偶然KinKi Kidsメドレー。
硝子の少年やから愛されるよりも愛したいと想いを歌い上げる堂本さんたちの声に耳を傾けながらただ目を瞑って蒸されるその時間も尊い。

出張先で素敵なサウナの日常を見ることができました。