2019.05.19 登録
[ 静岡県 ]
ボスが「ユーキューショーカ、モクヒョータッセー!」とうるさいので休んでやったよ。
しきじインターが復旧したので初利用。まずはそのまま海岸へ出てしばし投げ釣り。「ここは釣れんだろ!」と話しかけてきたおっちゃんとひとしきり釣り談義をして、ポイントを教えてもらう。
これからサウナ、と言うと「ああ、しきじか。熱いから好かん。みなと温泉の方がいいぞ」とバッサリ。
めげずに汗と砂だらけの汚ない格好で聖地入店。10時過ぎでもほどほどの入りで、大将の掃除にも気合いが入っていた。水風呂、おいしゅうございました。いつもありがとうございます。
2階へ上がって、この後の都合で野菜炒め定食ご飯少なめ。なんの変哲もない一品一品が、途轍もなくうまい。
フロントで、笹野さんプロデュースのなんかサプリみたいなやつを売っていたが、人気者になるといろんな輩が金の匂いを嗅ぎつけてやってくるからなあ・・・とちょっと心配してみる。
さて次の目的地。今日はビビンバに初チャレンジと決めていた。
メシ粒に・・・ミンチの旨みがしみこんで・・・そこへハンバーグのかけらを放り込んで混ぜ混ぜして、オニオンソースの風味も加わって・・・(絶句)。
タレとコチュジャンが別添えになっているのには理由がありそうで、タレをかけない方が肉の味がよくわかってうまい!また頼もう。
***しきじ水でパンを焼こう!part3***
硬度84で、パン作りにもすごく向いている。ただし弱アルカリ性なので、レモンか酢を数滴垂らさないと膨らみが悪いので注意。
静岡名産石垣イチゴのジャムを使って、とってもさわやかなパンを焼いてみた。
[ 愛知県 ]
リラックスしたいときは栄、グータラしたいときは今池、と桜を〇る会の選考基準くらい曖昧な理由で、今日は今池。
真っ先に白樺の森のミスト。ダメだよ浴室内に水風呂プール作って、横にととのいイス置いちゃ。ゴロゴロ→ダイブの繰り返しで、今日も1時間出られなかった。
光のからふろで思う存分アッツアツにしてから水風呂13.6度。真夏に1度下げてからそのままやん。有野と渡がピリピリして長く入れないので、15度が一番いいな。
2セット目はユッタリスペースの至宝サウナで足を伸ばして15分、寝湯でゴロゴロ外気浴。
仕上げに2階で昼酒をして、すっかりダメ人間と化した。しらすピザうまし。
[ 岐阜県 ]
乾燥して寒い。すなわち大垣日和。決して近くはないが、思い立って行ける距離。恵まれているなあ、ありがたい。
114~116度のカラカラストロングサウナで絶命寸前まで我慢し、「カラダ全体が水分を欲しがっている!」と掛け水をして水風呂へ直行。体に馴染むどころか水の存在感をグイグイ主張してくる水風呂。そして浴びるほど大垣の天然水を飲む。
最高ですが何か?
2階のソファで魂がとろけた後、お食事処でうどんと揚げ出し豆腐に再びとろける。カウンターでは常連さんが、全盛期のウェルビー柳ヶ瀬の話をしていて、聞き耳を立ててしまった。人もサウナも、歴史そのものの名施設。
[ 大阪府 ]
平成初期、健全な青少年は、土曜深夜にテレビの前へ座った。
グランシャトー提供の天気予報が流れると、いよいよ「おとなの子守歌」だ。
ああ、今週も新聞の見出しにダマされた。行ってみたいな「もしもしピエロ」。
グランシャトーのテーマソングを歌える関西人は99%だそうだが、つまりほぼ全員がこの通過儀礼を経てきたのだろうか。
京橋といえば、今やグランシャトーよりも「立ち飲みストリート」だという。
行かねばならぬ。梅田の洞、難波の味園と並んで「知ってるけど行ったことない」御三家のグランシャトーへ。
京橋には甘酸っぱい思い出がある。
20歳の頃ラグビーをしていて、試合が時々大阪城公園の東側、今はお堀に沈んでいるグラウンドであった。
ある日の試合後、「グランシャトーの歌はキダタローちゃうで」と衝撃の事実を知り、「じゃあ京橋で飲も」と4人でキダタロー・メドレーを歌いながら京橋へ向かった。
どこをどう通ったのか記憶にないが、一人が「風呂入ってこか」と一軒の古い建物の前で止まった。
「男性専用サウナ」とある。平然と軽い足取りでオトナの世界へ入っていく姿がまぶしかった。
フロントのおっさんがジロッと見て「休憩室使う?パンツはいといてや」と言う。
サウナの作法なのだろうか?適当に真似すりゃいいか、と服を脱いで浴室へ。
突如現れた4人の細マッチョに、一斉に注がれる熱い視線。
フレンドリーな微笑み。さりげないボディータッチ。
股間を隠したタオルが引っ張られる。
おっさんが目の前で堂々とシゴキだしたとき、さすがに、自分たちが性欲の対象にされている状況を理解した。
「あかん、出よ・・・」一人は、奧でとんでもない光景を見たらしい。
こうして私の人生サウナ初入店は、シャワーだけで終わった。
グランシャトーのゲーセンには何度か行ったが、エレベーターがあるのは知らなかった。5階へ行き、昭和のサウナを満喫し、何万杯も飲まれたであろう名物「健康ドリンク」を飲み、この店の貫禄を味わった。
グランシャトーはグランシャトーだった。それ以上でも、それ以下でもない。
賑わう立ち飲みストリート、安定の七津屋でジャパンカップの祝杯を上げる。
[ 大阪府 ]
手ぶらフル装備の「らくらくセット」840円で10時前に入館。自転車がわんさか止まって大人気。
一番奥のサ室にたどり着くまでに、まあ多彩な誘惑があり、見て歩くだけでワクワク。
サ室は96度多湿ですぐに汗ダク。サウナが恋しくなるヒエッヒエの水風呂と、水風呂が恋しくなるアツアツサウナのマリアージュから抜け出せない。おまけに露天の石ベンチで心地よい外気浴ができる。薬湯が「森林の香り」で、ちょっとヴィヒタっぽいのもナイス。
2セットで切り上げて京都ぱかぱか場へ向かうつもりが、あまりの良さと楽しさで気がつけば午後。タテバに似た雰囲気の休憩所は、つい生ビールを注文させてしまう。休憩所のイスから男湯脱衣所の中が見えるのは、女性向けサービスだな。
帰りは、ダイエー(トポス)の撤退間際以来、久しぶりに千林商店街を歩いた。空店舗が増えたが、古き良き昭和の賑わいは健在。
[ 三重県 ]
朝イチ訪問。1セット後、2セット目を11時のオートロウリュでフィニッシュしようと10:45に入室、奥のイズネスストーブ前4段目へ。常連さんは「前よりよー効くようになったでナ」と不気味に1段目か2段目。
10:47、突然ジャバジャバ、シューッと音がして熱風が噴き出す。続いて1分おきに2回目、3回目、4回目と続き、3段目の人が飛び出す。これは相当熱い痛い。前から、やればできる子って思ってたよ、よくがんばったねとほめかけると、5回目ジャバジャバジャバシューッ。全員飛び出してサ室が無人になるすさまじさ。体に冷水をザバザバ掛けて戻ると、何とか座っていられる温度に回復。ああビックリした。
おかげで水風呂を大変おいしくいただけて、あまみバリバリ。露天の畳に寝ころぶと、太陽が全身にキラキラしみこむように、ととのっていく。この時期でも外気浴を楽しめることに感謝。あーここの水風呂は三重県一好きだ。
館内はどこも清潔快適。トイレにザラ板(方言?)が置かれ、清潔感が更にアップ。ベンデールの広告が無いな。あんま王・幸せの玄うどんはあるのに。
[ 三重県 ]
19時前に入店。サ室124度だったので3段目からスタートしてみるが、5分はムリ!で2段目へ勇気ある撤退。
水風呂の偵察が目的だったが、掛け流し地下水はまだぬるい。これだけ昼間ポカポカ、冷え込みイマイチの日が続くと仕方ないか。紅葉も全然進まないが、外気浴を楽しめる日が延びるのはありがたい。
そして外気浴が無理な気温になれば、「玉の湯の水風呂が冷たくなる」ベストシーズンが訪れるので、それもまた良し。
客が私を含めて3人とにぎわっていた?せいか、サ室の温度は上がらず124度のまま。2段目12分2セットで満足し、ラムネを飲んでディープリラックス・・・したのが裏目に出て、ベトコン亭へ行ったら「あー、さっきの人で麺なくなってしもたわ!」。ととのいやすいのも良し悪し。
[ 愛知県 ]
K林製薬のネーミングは味わい深い。「『チンしてふくだけ』では訴求力に欠ける!」「『のどぬーる』じゃ現場は戦えない!」などと怒号の飛び交う中、生み出されたのだろう。
「フェミニーナ軟膏」に決定するまでの議論を想像するだけで、2時間酒が飲める。
さて、そんな企画会議なら一瞬で却下されるであろうネーミング、「スムースベンデール」。スパ銭のトイレにひっそり貼られた小さい文字を、食い入るように読んだサウナーは多いはずだ。
だが、実際に購入した人は少ない。勇者テレクちゃん曰く「別宇宙」に旅立ってみたくて、ついに購入。心身共に最上のリラックスを得られる場で試したい、ということでウェルビー栄へ(前置き長っ)。
2階のワーキングスペースに、麦茶の紙コップを拝借して持ち込み、作戦開始。「近くにトイレはありますか?」と挑戦的な見出しから始まる説明書通りに水に溶かし、服用。あえて成分は伏せるが、医薬品ではなく普通においしい。
そして自律神経を整えるため、森のサウナ10分→高温サウナ10分→アイス水風呂20秒→水風呂5分のゴールデンコース。一発でストレスがリセットされた。
まだ腸は何ともない。レストランへ行き、水分アシストを兼ねて豆乳青汁をジョッキで投入。形状記憶に優れるエノキも送り込み、経時観測要員とする。
腹部にさざ波が立ち始め、リクライナーで穏やかに腸内活動を促す。
服用1時間半後、さざ波が荒波に変わり、起き上がると、腹部全体にエイリアンがうごめくような違和感。よし、GO!
男子トイレに音姫なんぞない。遠慮なくネイチャーサウンド(略)なにこのサッパリ感!
しかしもう次のさざ波が来ている。
服用2時間後、エノキ通過。なにこの清々しさ!
知ってしまったのだ。希望と勇気とサムマネーで、人類は別宇宙に行けることを。
[ 三重県 ]
名古屋に行く気力も奪われるほどハードな日々が続き、家でリアルプロMA70に1時間揉まれた後、地元でメンテナンス。
ここはサウナでがっつりととのうには物足りないが、温浴施設としては素晴らしい。
温浴施設三種の神器「あんま王」「幸せの玄うどん」「トイレに貼ってあるスムースベンデールの広告」がちゃんと揃ってるし。
岩盤浴と組み合わせ、60度の岩盤浴で体の内側をあたため、高温サウナで外側をコンガリ焼き、水風呂でキンキンに冷やしたあと高濃度酸素ルームでスッキリ、という流れが最近の好み。朝から2セットこなして汗ダクからの熟睡。
サ飯は外に出てカレー。トッピングにお好み焼き。
[ 愛知県 ]
目の前のコストコには十数回来ていながら、いくら「マーゴ!サウナ!」と訴えても家族に却下され続けていた。しかし今日は妻が友人を連れてきており解放され、ひなさんホームへやっと初訪問。
1階がゲタ箱、3階がフロントという構造に戸惑いつつ階段を上り、階段を下りて2階の風呂へ。
今日の男湯は和風。窓が大きく明るいサウナは、常連さん仕様か温度湿度ともマイルドだが居心地がいい。15分でしっかりあたたまり、横の水風呂へ。カルキ臭が少なく上質、体感17度前半でのんびりつかれる。
水風呂を出ると、風がビュービュー吹き抜けてさっぶい。こんなときは寝湯が小休憩にバッチリ、長め2セットでしっかりリラックスできた。
待ち合わせ時間が近づいていたのでレストランはあきらめ、3階?2階?を観察。マンガ14,000冊は圧巻。リングにかけろ・キャプテン翼・ドカベンといったレジェンドも当たり前のように全巻そろってるし。隅から隅まで清潔な施設で、リクライナーも上等、これは癒やされるわ。
精算後、出口を間違えてウロウロしてたら、「何かお忘れものですか?」とクスクス笑われてしまった。ちげーよ。
仕上げはコストコで「まぁご立派」なホットドッグ。
男
[ 京都府 ]
京都ぱかぱか場は快晴で汗ばむ日差し。日が落ちる前に外気浴をしたくて、7レースで切り上げ市内へ向かう。
ふと、いつも屋上から東山を眺めてばかりだが、東山からはどう見えているのだろう?と気になり、坂本龍馬の墓から眺めた景色が素晴らしかったのを思い出し、ヨレながら高台寺横の坂路を駆け上がる。
写真に撮ると・・・おおこれこれ。屋根なしの上にポッカリ開いた東側、これが祇園の奇跡。裸は見えないのか。露出好き紳士には残念だな。
帰りは下りを颯爽と歩いて15時過ぎに到着、午後は日陰になるので、そろそろフルチン外気浴も厳しくなってきた。しかしこれからの時期、タオルケットをひっかぶって寝るのも味があってイイ。
16:30のロウリュを受けて、今日はおウチゴハンなのでサ飯なしで帰路につく。
おみやげに、私のソウル・フードでもある王将の餃子。王将といってもそこは餃子の街京都、京都高島屋のは「GYOZA OHSHO」で、「プレミアムひとくち餃子」345円が主力商品。学生時代をイーガーコーテルソーハンイー400円で過ごした身には、スゲー贅沢な味だった。
[ 三重県 ]
昨日のサ活でご容赦を。昨日の夜は急に体調不良で倒れるように爆睡し、今日も丸一日体調すぐれず。
原因っぽいのは、昨日朝のインフルエンザ予防接種だ。毎年この時期に行っていて何も問題なかったので油断していた。
接種後「お風呂入ってイイですからね-、でもココこすらないでねー。激しい運動は避けてくださいね-。何かご質問ありますか?」の時に「サ、サウナは?」と聞けばよかった。
だって昨日は気温20度、快晴、午後出勤と、「外気浴に行け」と言わんばかりのサウナ日和。
サウナ90度、水風呂17.1度のセッティングで出迎えてくれたからには、張り切って汗ダク3セット。デッキチェアでウトウトした後の脱力感が、今考えれば違和感があった。
「激しい運動」と体が誤解してしまったのか。
そりゃあ不活性化しているとはいえ、インフルエンザウイルスを体内に送り込んでるんだもんな。
そのうち医者も「サウナは2セットまでにしてくださいねー」とか「サウナ85度、水風呂18度以上にしてくださいねー」とか指示するようになるんだろうか。皆様、ご注意を。
[ 三重県 ]
しばらくサウナから離れており、ガッツリととのいたくて2階へ18時入店。
お守り代わりにしきじタオルを冷たくして頭に巻き、いざ勝負。マイルドな120度で2段目12分楽勝。
2セット目122度、3段目も10分行けちゃうよーん。
3セット目124度。3段目がそろそろキツく、2段目で10分。おっ今日は行けるやん、でも本八幡レインボーではこっからロウリュするんやてなあ・・・とタオルをバサバサしてみると、激アツの風が背中を直撃してのけぞる。タオルがあっという間に乾く。ロウリュなんて無理!
15分小休止後、4セット目128度。いきなり暴力的な熱さに変貌。至る所がヒリヒリピリピリ。肌に液体が流れるが、汗じゃなくて細胞が溶解してるような気がする。
5セット目19時25分、130度到達。2段目7分でサートゥルナーリアのようにズルズル垂れて敗退。
低反発水風呂(©ROCKmanさん)直行、掛け流しの地下水はまだヌルいが、チラー循環の水は14度ほどに冷えていて気持ちよく、しばらく出られない。
「君の剣は私には届かない」と冷たく言い放たれた気がした。
マッサージ機を観察すると、マルタカ製アルビというザ・昭和のものだった。
サ飯は、サウナと相性バッチリのベトコンラーメン。東海の地元食というわけではなく、謎の分布を見せるローカルフードなのだが、玉の湯から歩いてすぐのところにあるのがうれしい。
[ 岐阜県 ]
現在のサウナブームの始まりが、静岡の小さなサウナであるように、平成初期の競馬ブームは、岐阜の寂れた競馬場から始まった。
今の若者が「しきじ行こうぜ!」と仲間で集うのと同じように、私が20代のとき「笠松行こうぜ!」と職場の競馬好きと計画を立てていた。
そこに「私も行く!」と一人の女性が割り込んできた。あまり話したことのない人だったが、乗馬が趣味で、競馬にも興味があるという。
男3・女1で行くことになったが、当日朝、男2人が急用と体調不良で欠席。私と女性で行く事になった。
笠松の牧歌的でインティメイトな雰囲気に「競馬って楽しいね!」とその人は笑った。
今の妻である。
てなことを思い出しながら、メインレースをスコーンと外し、車で5分弱のサウナへ到着。スチームサウナ、そのままでも充分快適だが、タオルでバサバサと上の熱気を下ろすと、しきじ並の熱さになる。なんだかスチームが濃く、ねっとりと熱が絡みつく感じ。
すなわち、水風呂が超絶気持ちいい。「すっごい、いい!」と粗塩さんが乗り移ったように声が出てしまう。
この水質の良さったら。掛け流しの水をゴクゴク飲むと、大垣と同じく、ミネラル分を感じないピュアで軽い味わい。
一人用なので、次の人が様子をうかがい始めたら上がらねばならないのがツラい。濃~い薬草風呂に入ったりしてスキを見ては水風呂に入りたおし、ロビーで気絶寸前までととのう。「養心」の看板に偽りなく、心がスッキリ。
最初の笠松デートの日は、もちろん妻と手さえ握らなかったが、サウナデートなんてした日にゃ、「ほら、一宮インターだよ。下りる?」と聞かれたら、ととのった余韻で絶対「うん」と言っちゃうね。若者よ、ととのえ!
[ 大阪府 ]
今日は男湯が塩サウナ。挑むしかない。
皆さんのサ活でじっくり予習。マットが奥に置いてあり、取りに行くのが地獄のようだ。
じゃ、このドアの外に置いてあるマットは何??
先人達の苦闘のおかげで、劇的に改善されたようだ。ただしタイルの熱さは容赦なく、「あつあつあつ」と高石太になってしまう(知らんて)。
コンフォート・サウニング・ラバーシューズ(別名便所スリッパ)も4足用意されており、2セット目に履いてみたが、何の苦労もなく室内を歩き回れて快適快適。しかし他に誰も履いておらず、「チッ、ヘタレが!」という視線を感じたので、3セット目、漢は黙って裸足で勝負。あつあつあつ。
体感15度後半の極楽水風呂が気持ちよすぎて出られず、ものすごい甘みが出る。ロビーで看板猫?を愛でながらチューハイを飲み、放心状態。駅までの道がちょうどよい外気浴で、さながらフワフワ浮遊するごとし。
ふとスパプラザの跡地が気になり、見に行ってみた。絶賛改装中も広告灯に名残が残っていて、まだ半年しか経ってないのに感慨深い。私にとってサウナの聖地は、ここだ。
はり重でビフカツにハイボールで菊花賞の祝杯を挙げ、インデアンで〆る。
[ 愛知県 ]
M券で入店。森のサウナと湖のほとりが若者に大人気のため、高温サウナと水風呂でマッタリ2セット。
そのままマッサージへ行くと、いつもの短髪お姉さまに「体が冷たいよ!」と叱られたが、マッサージしてもらいながらととのうのが乙なんだよお姉さま。
ちゃんぽん麺ヌキとおでんでビターズ後、レストランを出ると、ガヤガヤとフルチンの若者集団が廊下に現れてビックリ。
ああせいこうせいの押しつけが非常に少ないのもウェルビーの魅力なので、「まあええやんか」で済ませる。サウナーなら、初めての施設でも大体様子はつかめるだろうが、ここがサウナデビューの人にとっては分からなくて仕方ないか。私もロッカーで2人に教えた。念のために書いておくと、
・ロッカー内の館内着に着替え、浴室までは館内着着用、浴室内に脱衣所がある。浴室外は館内着で。
・サウナパンツはお好みで。着用・フルチンは半々。洗体・水風呂のときは脱ぐ。
・高温サウナテレビ前寝転び席には、入口に置いてある大タオルが便利。
・森のサウナはピルティスでなくてもよい。サウナマットあり。高温サウナにピルティスの人は見たことないな・・・。
要は「サウナ室から自分の汗は持ち帰る」という世界共通のマナーさえ心掛ければ、なんでもいい。
隣のたこ焼き屋が入るビルは、なかなかナウくてイカスネーミングなのだが、今日はカラスがとまって「ヴ」になっていた。菊花賞で「ヴ」のつく馬が飛ぶことを暗示しているのだろうか。
[ 三重県 ]
ぐでたまが「卒業」し、けろっぴ推しに転向したらしい。RAKU SPAも黄緑一色になっているのだろう。
10月に入って、入泉5回と食堂利用4回で入泉券2枚くれるというスタンプカードが配られた。「こんなん楽勝やん」と思った通り、ランチサウナでアッサリ達成。普通のポイント貯めるよりもずっと効率がいいので、もう1回挑戦してみるか。
爽快な外気浴を楽しんだ後は麻婆オン・ザ・ライス。けろっぴのコラボメニューはスイーツばかりで、フードメニューが無くて残念。名古屋の台湾ラーメンで有名な味仙には、常時海鮮メニューにけろっぴ唐揚げがある。海鮮?
限定けろっぴタオルを山のように抱えて帰る人がいた。買い占め転売野郎か。
[ 京都府 ]
京都ぱかぱか開催が私にはルーマプラザのシーズン。
淀から京阪電車で四条に着くと、相変わらず四条通りは外人さんの渦。裏道へ逃げ、きつねうどんを食べてから入店。表の雑踏から一瞬で別世界、というのが京都らしい。
5ヶ月ぶりの訪問だが、4台→6台と増えていたデッキチェアが、ついに7台になり、屋上がまるで田舎の空き地のソーラーパネル状態。空は厚い雲で覆われ爽快感に欠けるものの、この眺めと開放感は祇園の奇跡。
マッサージの時間になったので、レストルームのさらに下の階へ。ロングヘアーの若いお姉ちゃんが、歯医者の受付みたいな可愛い服を着てズラッと並んでいる。普通ショートヘアーつーか「短髪」の「女は終わったけど、腕は現役だよ!」みたいな整体服のお姉さまが主流なのに、こんな妖しい雰囲気初めてだ。
「〇〇ですよろしくお願いします。ローションしてもいいですか?じゃ、上の服ぬいでください」こっ、この挨拶は聞いたことがあるぞ!ついにサウナニューエデンみたいな体験が始まるのか?!と思わず息子もスタンバイ。
・・・50分後、息子は眠りについたままマッサージ終了。古都のもてなしは奥ゆかしい。
[ 岐阜県 ]
大垣へ向かう車中で秋華賞観戦、消沈した私をお母さんが温かい笑顔で迎えてくれた。
無心になってサウナ15分→水風呂5分。脱衣所のイスに座ると1セット目でととのいかけ、あわててサウナへ。3セット後ソファに座ると、ととのいの波が次から次へと押し寄せて、意識がふっとぶ。
正気に戻ると、体がタンパク質を求めてきたので、炙りチャーシューと冷奴に生中。
さて、先月のマンガ『サ道』で、フィンランドスタイルを取り入れるのを「進化」と表現していた。高温ドライサウナと水風呂を嬉々として往復するオッサンを揶揄するような内容で、ちょっと不快だった(3巻に載ります)。
大垣はさしずめ「ガラパゴスサウナ」の代表だろう。あまりにも独自に発展したスタイルで、しきじやウェルビーのようなエンタメ性が薄いため、居心地悪そうにしている若者の気持ちはわかる。
私も初めて来たときは、まだネットにほとんど情報が流れておらず、大いに戸惑った。しかし心の琴線に触れるものがあって、たぶんサウナ無双さんのおっしゃる“大垣ととのい”と同じもの、言葉にしにくいが、私にも確かにある。感性を大垣のスタイルにチューニングすると生まれるのだろうか。万人に受け入れられるのが「正義」じゃない。
ゆっくり休んで外へ出ると、キンモクセイの香りが漂う中、美しい月が顔をのぞかせていた。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。