ぱかぱか

20時過ぎに入店。二階はとっくに終了しており、一階の銭湯で＋200円でサウナ利用。サウナ発展途上県の三重県にあって、二階のメンズサウナは孤高の存在だが、一階も悪くない。いやこちらの方が私には落ち着く。
レトロ感は無いが昭和感漂う店内。サウナ室はちょっと前に改装されたのだが、ゴージャスな赤い絨毯が敷かれて、かえって昭和感が増した。テレビは無く、ＢＧＭが「君は薔薇より美しい」（※ニセ明ではない）。二段で8人ほどのほどよい狭さ。98～100度で熱がダイレクトに届くため、よく汗が出る。腕や背中が鮮やかなお兄さんもチラホラいらっしゃるため、変な汗も出る。
水風呂は体感20度で冷たくはないが、柔らかい地下水掛け流しのため、ずっと浮かんでいたい心地よさ。水風呂の後はイス代わりにぬる～いラドン風呂につかるのが気持ちいい。サウナ10分→水風呂5分→ラドン5分を連続3セットで、しっかりリラックスできた。スーパーじゃなくても、銭湯は楽しい。

ロウリュが熱いらしい。水口といえば国道1号で免停をくらって以来ご無沙汰だが、熱波で忌まわしい思い出を吹き飛ばせるか。
ストーブの正面、最上段に座る。おお、スパプラザと同じストーブやん。期待が膨らむ。案の定、オートロウリュの時点で相当熱い。そこで17時のロウリュには、耳と肩にタオルを掛けて最上段で臨む。アロマ水（ジャスミン）がジュワジュワ～といい音を立て、水蒸気がガツン！と襲う。熱い！もう一杯！と願うが、アウフグース開始。熱い！次々と脱落して行く。2回目はタオルを取って、3回目は背中で受けて、大満足。深くて気持ちいい水風呂の後は、ズラッと並んだととのいイスで外気浴。スパ銭では珍しく、露天風呂にテレビが無いので、静かにくつろげる。驚いたのは縁側喫煙所。なんですかこの贅沢な空間は。
幸せの玄うどんはパスして、もう一つの目的だった天下ご麺へ滑り込みセーフ。近江塩鶏麺、うめー。kaorissさん、サウナのすゝめさん、ありがとうございました。再訪したいすばらしい施設です。

次の仕事まで2時間空いた。さあーどこのサウナに行ったろかー！というほど選択肢はなく、昼食込みで入店。
ぬるめだが12分でしっかり汗が出る。水風呂は深く循環がいいので、表示17.5度にしてはよく冷える。利用者のマナーもよい。2セット後にいよいよ外気浴へ。
幸い気温はさほど高くなく、開放感あふれるつくりで風が心地よい。どんどんリラックスが進んだ。近くを疾走する電車の音が良いＢＧＭだ。
ウェルビーと神戸サウナを結ぶ直通特急「あつかぜ」（特製タオルとタナカカツキ掛紙の牛肉弁当付き）なんてどうかな？近鉄さん。

ムシムシして昼間は汗ダクになり、サウナのサラサラ汗を想いながら、夜を待ちわびて来店。
約20分毎のオートロウリュが効いて、湿度タップリの広いサウナ室では、じっくり気持ちよく汗をかける。水風呂は表示17.1度だったが、1セット目は温まり過ぎたからか、体がウェルビーを覚えているためか、5分浸かってもサウナが恋しくならず、失敗。そこでサウナ時間を6分に短縮してみたら、うまく体が冷えた。
3セット目、感覚は冴えてきたが、今ひとつ集中できない。原因は、さっき見たサウナのすゝめさん投稿のラーメン写真だ。水風呂が塩ラーメンのダシに思えてしまうじゃないか。
というわけで、閉店間際の麺や暁に飛び込み、気を紛らした。

不快指数の高い日が続く上に、一週間ガマンしたため、積もりに積もったサウナ欲。これを受け止めてくれるのはウェルビーだけ、と昼サウナ。板東英二さんの言葉にしみじみ共感する。
メインサウナ川の流れる席で15分→アイス水風呂、今日は床に座って脇までつかって20秒→水風呂首まで5分→ツメシボ横の黒いイスで小休止。ここも気持ちいい。
次は森のサウナ10分→アイスサウナ5分でロウリュまでの時間調整をし、ストレッチロウリュ込みで17分→アイス水風呂脇まで20秒→水風呂首まで5分。若い人がどんどん増え、にぎやかになってきたので退散し、上で“不思議な状態”へ。多彩な選択肢を組み合わせられるのも、この店の魅力だ。

畳敷きの廊下がうれしい。足裏の触感って大事だ。こぢんまりしたスーパー銭湯だが、スタッフの数が多く、ただ者ではない雰囲気がある。
さほど広くないサウナ室に、ストーブが2基。温度は控えめだが、設計がいいのか、ボワボワ～っと空気の対流を感じる。ポテンシャルは高そう。その気になれば簡単に熱風地獄だろうが、オートロウリュが2時間毎というのは、しみったれてるなあ。
水風呂は水質がとてもよく、ずっと入っていられそうな柔らかい肌ざわり。そして各種イスが浴室内・露天エリアのあちこちにあり、休憩場所に困らない。
畳のゴロ寝スペースに、クッション類に加えて籐の枕が置いてあったり、露天エリアをスタッフの方が一生懸命掃除してたり、清潔感があって居心地のよい施設だった。地元の人に愛されるのもわかる。
幸せの玄うどんはちょっとパスして、おすみでホルモン定食にした。

ありそうでなかったヴィヒタ風呂に惹かれて訪問。まずは一番好きな白樺の森のミストから。水風呂プールサイドでダラダラが最高。寝そべって、そのまま水風呂にダイブして、またゴロゴロして、ダイブして･･･を繰り返すうちに何もしたくなくなる。気がつけば50分が過ぎていた。初めて来たときはフラフラになり天井の出っ張りに頭をガン！とぶつけた。今回も危なかった。
あとはから風呂、至宝サウナ、水風呂、外気浴とフルコースご馳走責め。レストランでベトコンマシマシの後はお昼寝。これでもう一度白樺の森のミストに行けば、エンドレスになること間違いなし。多くの人が言う「住みたくなるサウナ」という感想は、実に的を射ていると思う。
ヴィヒタ風呂、贅沢にも生ヴィヒタを2束使って、淡い緑に染まった湯が素敵！なぜか少々磯の香りがしたけど。

「奥入瀬」タイプと「黒部」タイプがある。サウナは共通仕様だが水風呂に大きな差があり、「黒部」には体感17度のが一つに対し、「奥入瀬」には体感20度と13度の二種類があった。アツアツのボナサウナとヒエヒエの水風呂、広大なスペースでの外気浴は素晴らしいセッティングだったが、いつからか「奥入瀬」タイプが女湯に固定されてしまい、春と秋の入れ替え期間しか入れなくなった。
で、今回の入れ替えに「奥入瀬」狙いで夜に行ってみたのだが、？？？水風呂がヌルい。つーか２つとも常温！チラーの故障？「水風呂、冷やしてないの？」とスタッフに聞いても要領を得ない返事。まあ露天風呂目当ての人がほとんどなので、それに合わせたセッティングなのだろうが、せっかく94度テレビなし多湿ボナサウナを持ちながら水風呂20度では、再訪する理由がなくなった。残念。

サクッと朝サウナのつもりで立ち寄る。ここはサウナ→掛水→水風呂→外気浴の動線が短くて快適。朝一でよく出くわす、絶対にタオルを使わず手で汗をビチャビチャ拭ってはそのへんにまき散らすにーちゃんもおらず、さらに快適。
常連さんに高齢の方が多いからか、朝はサウナも水風呂もちょっとぬるめ。でも外気浴の気持ちよさは朝ならでは。70分でしっかりリラックスできた。

まずは森のサウナ10分→メインサウナストレッチロウリュ12分→アイス水風呂乳首まで20秒→水風呂首まで5分。2日連続のサウナだと、初めから汗がポタポタ流れて爽快。麦茶がうまい。
メインサウナ、いつもはテレビ前寝転び席かストーンの横に座るのだが、今週号の『サ道』に載ってたあの場所へ行ってみたら、本当にそこだけ川の流れる音が！どこまでやるんだウェルビー栄！
2周目からはそこに陣取ったが、12分が全然苦痛にならず、すごく集中できた。これからはここを狙う。森のサウナが混雑してたので、メインサウナ→アイス水風呂→水風呂を2周。ウッドデッキをフラットにして、あっという間に“不思議な状態”へ。休日は時々騒がしいグループが来るが、今日は皆さん紳士的で、静かに楽しめた。

20時の男湯限定ロウリュに間に合った。アチチというほどではないが、お兄さんがワッショイワッショイと頑張ってアウフグースしてくれて、充分アツアツ。水風呂に入っている間にマット交換もしてくれて、いたれりつくせりだった。
小雨交じりで残念ながら外気浴は微妙に寒く、浴室内のととのいイスでくつろぐ。
3セット済ませたがポカポカ感がイマイチで、温かいうどんが食べたくなり、レストランへ。おっ、水ナスの浅漬けが出てる。ん？「水ナス漬けの天ぷら」？
ラフランスみたいな舌触りで、ナカナカ乙な味でした。
それにしても、「幸せの玄うどん」の温浴施設占拠率、高くない？

鼻炎気味で頭が重いため、湯治へ。ここは温度は低め（今日は82℃）だが、オートロウリュのおかげか湿度がよい感じで、汗は出る。水風呂は汗流しカットの人がほとんどのため、水質と水温の変化が大きいのが弱点か。
しかし３セットであまみが充分乗り、露天ゾーンで寝心地のよい長椅子に寝転ぶと、明日への活力が湧いてきた。夜の外気浴が気持ちいい時期だなあ。
おかげで鼻炎もスッキリ。いい週末でした。

朝風呂狙いで7時に行ったら、いつの間にか6時から営業に変わってた。やるねー。
サウナはカラカラぬるめで汗が出にくいタイプだが、よく冷える水風呂と爽快な外気浴が欠点を補ってくれる。
今朝は風が強めだったが、全裸で風を受けるというのも非日常的で、これもまた良し。
サウナをせめてあと3℃上げてほしい･･･。