2021.02.22 登録
[ 神奈川県 ]
全国旅行支援の最後(もう一泊取ってあるが既泊のため)はここスカイスパヨコハマ。都内でも色々あったが最後はここしかないと思い予約。どこでも良かったわけではない。納得の行く場所が目的地である必要があった。クライマックスだ。
横浜駅直結の圧倒的利便性、それを裏付けるかのようにチェックインする際に言われた「本日は満室で御座います」の一言。平日のど真ん中ですよ今日。そして入れ代わり立ち代わりの人がサウナ室から出ては入る。かるまるもそうだが活気がある。特にコチラは割りとオープンで且つ女性も利用可能だからだ。東京の聖地的サウナは男性専用も多いので余計ココは聖地として崇められているのかもしれない。
オープンな雰囲気はスカイスパの名にもあるが窓が広いこと。浴室からは日本屈指の大企業、日産自動車や富士フイルムの本社ビルがそびえ立つ。私とは無縁の人達がその自慢の頭脳と体力を活かして今日もこの国を回している。
夕方の熱く背筋に寒気を覚える程の爽やかなアロマ水をまぶした熱気迸るアウフグース、館内着で楽しむシアターサウナの今まで見たこともないもはや華麗なダンスを見ているかのような動きでタオルを回す熱波師の綺羅びやかなアウフグース、そして真夜中のただ今日という日を迎えられたことに感謝をするアウフグースと過去最多の1日3回のアウフグースを存分に味わった。もう思い残すことはない。
サウナとは奥深い。これだけ日本中回ってもまだ僕の知らないサウナがあるというのだから。ペースは落ち着かせつつ、これからもサウナを追い求めいくのだ。非日常のととのいを目指して。
[ 東京都 ]
都民割第二弾は新木場にある東京スポーツ文化館。新木場夢の島公園内に位置するこの施設は様々なスポーツフィールドと宿泊施設が一つになった特徴的なある意味合宿所とも言える場所。駅から徒歩十分以上かかる故か宿泊している人はまばらなようだ。でもディズニーには20分とかからず行けるだろうからそういう観光客想定もあるかもしれない。
さて、実は私は大浴場があることは知ってはいたがサウナが併設されていることは全く知らなかった。だからチェックインしたときに大層驚いたものだ。恐る恐る聞いてみると夜22時まで使用可能らしい。既にあと2時間もない。急ぎ荷物を部屋において早速向かう。
ホテルエリアから連絡通路を渡りジムエリアに行くと「スポーツサウナ」の看板。つまりここはジムサウナ。フロントで頂いた利用券を手渡す。ここは当然市民にも開放されているようでお値段690円。割りかしお手軽だ。
妙に広めの脱衣室を抜けるとそこは平成初期の銭湯のような浴室であった。ジェットバスが二つに水風呂一つ。左側にカランとサウナが二部屋。
二部屋!?どういうことなのだろうか。取り敢えず手前の部屋から行ってみよう。程よく乾燥したドライサウナ。こういうちょっと古いところだと臭みがあったりするがここにはない。一番特筆すべきことがあって、それはL字型の二段のベンチの上段に仕切があること。
仕切のあるサウナを初めてみたから面食らう。通常より多く入れるように仕切なんてものはないのに。ここは敢えて仕切を作って足を広げて座らせないようにしているのかなと感じた。温度計は105℃と熱め。タイマーも付いており必要なものは揃っている。仕切があるので大体10人程は座れそうだ。
水風呂。大体18℃程。キンキンの水風呂ばかり最近入ってばかりだったから優しくもしっかりとした冷たさに目がシャッキリする。なお、サウナは地下一階のため外気浴はない。ついでにいうとチェアもない。
さて、気になる奥のもう1つのサウナに、も入ってみよう。更に、面白い。先程のサウナと此方のサウナはシンメトリーとなっており、仕切までそのまま。言うなればコの字のサウナを真ん中で分けている。そして違いは奥の室内は90℃。体調や混雑に合わせて柔軟に入る場所を選択できるようになっていたのだ。先程とは違うゆっくりと温める優しい熱気。これを選択できるのは贅沢な感じがする。
因みにホテル部分にある大浴場は普通のキレイな大浴場だった。ここでも脱衣室が広い。思わぬところからサウナが現れる。一期一会の特徴的な面白いサウナであった。
[ 千葉県 ]
土日では非常に珍しいお休み。通常なら出掛ける訳はないのだが、一つ試してみたいことがあった。スーパー銭湯の宿泊である。
過去に万葉倶楽部への宿泊はあったが、あれはスーパー銭湯というより健康ランドに近いようなお値段のお高めな設備であった。首都圏を探してもここぞと言わんばかりにお高めなホテル類が並ぶ中で、このスパ銭の存在が目に止まった。駅前の天然温泉で宿泊施設付き。それで五千円を切れるコスパ。
旅行支援開始当初はトイレが付いてる客室だったが、今年始めになってプライベート空間のあるキャビンルームになり、再延長でついにカプセルホテルの宿泊と相成った。でも施設はキレイで嫌悪感はない。そういうところを選んでるからだろうが。
昨日は幕張のメッセとマリンの双方でコンサートがあったらしく、4月に予約したときは他が空席あるなかでこの日だけが残り二室となっていた。やばいかなとも感じたがこの値段で泊まるならここしかないので覚悟を決める。
京葉線新習志野駅前のショッピングセンター2階。階段として使えと指示されたエスカレーターをあがると今日のお宿湯〰ねるが現れる。フロントにチェックインして館内へ。フードコートにはココイチやはなまるなどチェーン店も構えているのは珍しい。
早速サウナへ向かおうとするが、何故か廊下がめっちゃ長い。駅からフロントよりも長い。どうやらこの施設は上から見てS字になっているようでやたら奥地に浴場を作り、その途中にリラクゼーションなどを増設している形のようだ。
そんなわけで脱衣所へ…狭い。施設は大きかったのに明らかに狭い。奥は元々垢すりコーナーだった場所が潰され増設工事中であった。だから人の多さに比べてギュウギュウで着替えを行う必要がある。
浴室もそこまで広いわけでもない。コンパクトで銭湯よりやや大きい位。でも工夫してスペースを有効活用していることも分かる。
さてサウナ室。こちらもそこまで広くないが利便性からか多くの人が列をなし汗をかいている。三段式の雛壇で18人位が定員だろうか。僕が腰掛けるとちょうどサウナストーンの灯りが付いて水が吹きかけられた。オートロウリュ付き。室内は95℃を指していたがあっという間に熱気が室内に広がる。正直あまり期待していなかったがここはなかなか良いサウナかもしれない。ハット使いのサウナーも見受けられた。
水風呂。3人しか浸かることのできない狭さ。少し待ってから入水。冷たっ!水温11℃。一見するとジムサウナ級の普通の水風呂なのに備長炭を浸し、見かけではわからないキンキンの冷却力を体に浸透させる。これはなかなか見逃せない伏兵サウナだったのかもしれない。
[ 東京都 ]
ジムサウナに久々到着。今年は月イチ状態だ。
ジムサウナの良いところは気張らなくて良いところだ。今日は何分いようとか何セットしようとか考えずに、漠然とぼーっとして好きなタイミングで出る。今年はサウナが観光目的地みたいな場所ばかりだったから、こうして日常のサウナに帰るとこうした有難みも考えるようになった。
また旅行支援が終われば日常のサウナへと戻ることになろう。また一つ一つのサウナの時間を楽しみに日々を過ごすようになる。
[ 埼玉県 ]
#かるまる をチェックアウトし、自宅に戻ってきたが、一つ後悔していたことが、あった。ズバリ、カプセルの寝心地が良すぎて朝風呂が一時間未満だったことだ。気がついたら朝八時であった。朝のアウフグースもすっとばし、ケロサウナを会釈してセルフロウリュするのがやっと。どのみち今日はお休みだから、延長戦といこう。
というわけでクーポン利用で和光おふろの王様へ。ちょうどオートロウリュの時間らしい。ジュッと蒸発する音が沸き立ち、蒸気が部屋一面に広がる。しっとりとした重い空気が室内温度を高める。
温まってからのハッカ入り冷水温泉。トルネード水風呂は異次元だがこれも十分にやばめ。そういやこの水風呂は心なしか常駐している人がすくなく感じる。
寝ころび湯に浸かってお昼寝。溜まるストレスや肩こりもこれでスッキリ。また明日からも仕事に切り替えていかなくては。
[ 東京都 ]
都民割の発売は4月頃であったが、最初に決めていたことはかるまるに宿泊することであった。
今日は仕事のない日とワクワクしていたら急遽夕方まで業務が入る。結局着いたのは20時過ぎであった。
目的は去年行った際に朝風呂でやっていなかった蒸しサウナと屋上階の薪サウナだ。蒸しサウナは21時までの営業。なんとか間に合った。
樽の前の椅子に腰掛けその時を静かに待つ。そして椅子に水をかけて樽の中に入った。中に入ると強烈な薬草の臭い。アロマのような香りとは違う、ストレートな体感がガチ感。気持ちいいではなく痛いという感じ。入るまで気づかなかったが実際入ってみると天井の空間がかなり高い。こういう個室型サウナあまり入らないのでなにか開放感サウナって凄く新鮮である。5分程入って股間がビリビリするので退室。成る程、これは刺激強めだ。
そして薪サウナ。入ってわかる、この別格さ。絶対に待機列が止むことのない意味が初めて分かる。通常、サウナというのはサウナストーンやストーブによって熱せられた空気が室内に行き渡り温められていくもの。しかし薪サウナの熱はホントに薪を暖炉に焚べて焼く。だからじんわりと温かくなる普通のサウナでは絶対に体感できない「生」の火による熱を体感することになる。
これは表現に困るものだが、冷凍、或いは乾燥させた干物のようなお手軽に食べやすいお魚と、そのまま地元の揚げたてを刺し身に、して食べるような新鮮さが全く異なる。会員で3000円と決して安くないこの場所でも所狭しと人が列を為す理由がここにあるのだとようやく理解出来るようになった。
室内の一列に並んだベンチに座ると正面には鏡があり、反射している暖炉からの火を眺めることができるようになっているのが実にニクい。ストーブのコントロールされた整った火にはない、アナログで不安定な薪という固形燃料で燃焼する火。そこから熱が室内全体に行き渡り、ここでしか味わえない本物の熱にさらに震える。ここにはそういうプレミアムな体験がある。
今日の宿泊はカプセルだがプレミアと名が入っていて、テレビとカプセル内がデカい。セミダブル位か。そしてロールカーテンが二枚で遮音性高めで快適な睡眠が出来る。これが令和のカプセルなのか。感動して言葉も出ない。これで他のカプセルホテルに行き来出来るか心配になりそうだ。
ここは知人同士の会話が制限されているところで、非常に静か且つ客層が良い。これではまるで宗教的な価値観に近い気がした。池袋の下界を知るからこその聖地感がある。まさに天界というか、ここにこれるものはそのルールを知る純粋なるサウナーだけなのだろうか。
[ 埼玉県 ]
今日もヘトヘトになりながら入店。まだ頂いたクーポンは残っているのでもう一、二回位はこれそうだがどうか。
金曜日はロウリュサービスをやってくれる日なのだとか。今日のお水はほうじ茶の香り。ほうじ茶の香りが室内に広がると夏の季節がやってきたことが感じられる。うーんアロマ水だけじゃなくてこういう和の香りも爽やかで良いものだ。
お昼頃の入館であったがサウナ室内は今日も沢山のサウナーが佇んていた。すっかり地域の看板温泉といった感じ。
[ 東京都 ]
6月。全国旅行支援サウナ紀行の最後は東京。旅行支援というより都民割である。3月頃に楽天トラベルを覗いて都民割が開始されていることを見て休み(と思われる日にち)に片っ端から適当に予約した。勿論全て予約入れる前に都民割は終了してしまったのである分だけだ。
その中の一つがこちらの御茶ノ水にある昇龍館。東京のホテルとしては小ぢんまりしているが東京駅からの近さも含め人気はあるようで平日でもかなりの人が宿泊されている。
小さくもおしゃれな内装が特徴。スタッフさん方も丁寧な対応が暖かい。ビジホは良くも悪くもドライな対応が多いからだろうか。
さて、小さくても人気があるのは大浴場を備えているからだろうか。地下一階にはラウンジ(無料マッサージ機付)もあり、想像以上の快適さ。浴室内も小さいが、それでもこのサイズの人を捌くには十分な大きさだろう。
さてサウナである。浴室入口から右斜め後ろ。見えづらいところにそれはあった。営業は18時から24時までと短め。室内は狭く敷きマットが二つだけなので定員2名。そうでなくても3人までしか座れない。室温90℃。でも小さいので室温程の熱さはない。時計はなく5分計れる砂時計がサラサラと落ちていくのを眺めながら時間を過ごす。
サウナから出てきて水風呂はない。出口すぐヨコのスタンドシャワーで冷水を浴び、高齢者用の背もたれ付きの椅子に腰掛ける。最近は疲れも溜まりがちなのでととのいはイマイチだが、モヤモヤしているアタマはシャッキリすることは出来た。外気浴は地下なのでない。東京ではよくあることだ。
残念なポイントは冷水機が無かったこと。水は水道水を汲む。とはいえあそこに置いてある紙コップはうがい薬用だから結局はペットボトルを自販機で購入しましょうということか。それはそれでその通りではある。
小さくもその無駄のない洗練されたホテルは快適な滞在が出来る。客室もキャビン並の小ささだがちゃんと水回りもエアコンもある。口コミの高評価も納得の良いホテルであった。
男
[ 栃木県 ]
今日は家族旅行で鬼怒川温泉に。いよいよ全国旅行支援も最後の一月となる。鬼怒川のホテルは栄枯盛衰を間近に見ることができるとても特徴的な場所。伊東園のような安価な宿から今回の鬼怒川温泉ホテルのような贅沢なホテルまで色々取り揃えている。
いつもなら毎度おなじみ大江戸温泉系列となるが旅行支援の力を振り絞りこちらのお宿に。流石はハイクラスなホテルなだけあり、規模も食事も申し分ない。レトロなゲームセンター(太鼓の達人5とかもう20年前よ)も旅情を誘う。
そんな大型ホテルサウナ。大浴場のキレイにリニューアルされた設備の一つ。大浴場は「湯里」「渓谷の湯」と二つある。夜は湯里、朝は渓谷の湯の順番。
先ずは湯里のサウナ。大体10人程入れる銭湯位の大きさ。温度は室温計がないので80℃位だろうか。これと言って特徴らしいものもないが、どちらかというと外に特徴がある。何故かボディシャワーが3つも備わっている変わった所だ。
水風呂は一人用、温度は20℃前後。混雑時は入るのに時間がかかりそうだ。でもこの時期に来る人は多くなく、時間をかけてたっぷり浸かる。
外気浴はイスなし。地べたに座るスタイルで鬼怒川の流れる風景音を聞きながらせせらぎを楽しむ。
朝は渓谷の湯。ぶっちゃけこっちの方がレベル高め。サウナ広し、水風呂広し、露天風呂にチェア有り。私は深夜まで風呂を楽しんでしまい朝はワンセット程しか楽しめなかった。早寝早起きは大事である。
[ 東京都 ]
久々ジムサウナ。
熱々のドライサウナでアチアチになった体を水風呂に沈める。ゆっくりと深呼吸をして露天風呂へ向かう。チェアを手桶で流して腰掛ける。そしてもう一度深呼吸。
やっていることは北でも南でも変わらない。それでもここにはここにしかないととのいがある。日常の中の非日常。これもサウナの魅力の一つだ。特別ではない仕事帰りの数時間でもここにくればまた心が軽くなる。
[ 埼玉県 ]
そんなわけで長い旅路を終え、ようやくいつもの非日常へと帰ってきた。今日はクーポンがあったらしくならばノンビリさせてもらおうとも考えてきたわけだ。
ハッカを混ぜたキンキンの温泉を冷やした水風呂も私にとってはいつもの水風呂である。それでもここの水風呂から寝転び湯に向かってそのまま仰向けに寝るこの瞬間が一番安らぎのひとときになる。
サウナの旅の後は、いつものサウナで自分を見つめ直す。これもまた忘れかけていたサウナの楽しみである。
[ 沖縄県 ]
#エスコンフィールド が最後だと言ったな!あれは嘘だ!
先ずは時系列から説明させて頂く。時は2月末。まだ全国旅行支援再延長やるかもという噂の段階。そんなときにANAが7000円のSUPERVALUESALEをもう一度実施するとのニュースが飛び込んだ。それこそ最初はエスコンフィールド北海道へのフライトを計画していた。しかし2月はまだ札幌から帰って来たばかり。そのタイミングで札幌にもう一度行くのも…と躊躇った。そんなときにふと思った。俺まだ沖縄でサウナ行ってなくね?と。
沖縄までサウナを追い求めていなかった。何故南国でサウナなんて入るのかと。しかし、ここまでやってたからには最後までサウナの旅を完遂したいという衝動が勝ってしまった。気が付くと夜3時に那覇行きのチケットを購入していた。
北海道は旅行支援再延長が楽天に追加された3月末のタイミングで決めたからこっちが実は本命。とはいえ、ホテルとかも安宿で考えていたのがランクアップ出来たのはとても嬉しい限り。流石にサウナ付きのホテルとまでは行かなかったが。
そして私は那覇に降り立った。サウナに入るために。そこで選んだのがコチラ、#琉球温泉龍神の湯 というわけだ。いたくサウナーからの評判が高い。ワクワクしてレンタカーを走らせる。
ここは那覇空港のちょい先にある瀬長島のホテルに併設されている温泉。市内からは外れているが、空港にも近くアクセスが良いのか観光客はわんさかいる。お値段1500円也。タオル付きならこれはオトクか。
脱衣室入る前に目につく「ロウリュやってます」の看板。サウナに拘りがあるらしい。時間も差し迫っていたので早速ぶっつけ本番。室内はギッシリとオジサンが待機している。南国にもサウナー在りということか。現れる熱波師。流れ出す
沖縄の三味線音楽。一気に沖縄の雰囲気に引き込まれる。これは楽しい。
熱さも留まることを知らない。元が控えめな熱さだからかガンガンロウリュしてウチワで仰ぐ。耐えきれず脱落するオジサン。私も出たくて堪らない。でも自分に問いかける。なんのためにここまで来たんだと。そうすると、苦しみが幸福感に変わっていくのがわかった。
外へ出て水風呂へ。水温17℃。でも水温が一定だから外気が暑いぶん水の冷たさが超爽快。ちゃと腰まで深さがあるから尚の事体の芯まで冷やせる。
外気浴。チェアの数は10脚はあるだろう。腰掛けて深呼吸する。昨日はどんよりした天気だったが今日は快晴。青い空、エメラルドグリーンの海。そして吹き抜ける風。これでととのわないサウナーを果たしてサウナーと言っていいのか。そんな気すらさせてくれる。
#エスコンフィールド サウナ好きで野球に興味のないそんなあなたにももし機会があれば行ってみてほしい。このサウナにはそれだけの価値があるだろう。
サウナとは、非日常である。非日常を体験する場所である。でも非日常にも普通と特別なものがある。電車の快速と特急では料金も快適さも異なる。地元のサウナが僕の知るいつものサウナだが、他所から来た人にとっては彼らの特別な非日常なのかもしれない。
この一年、全国旅行支援を使って日本中を駆け巡り非日常の特別、そんなサウナを追い求めてきた。北海道の雪の中腹から桜島の麓まで。果ては海の上に浮かぶものまで。そのサウナを知る旅路の集大成、最後の地として僕が選んだ場所。それこそが「ESCONFIELDHOKKAIDO TOWER11(onsen&sauna)」である。
ファイターズのホームスタジアムとして今シーズンからグランドオープン。絶対に行きたいとは思っていたが、その機会は今年ではないと思っていた。全国旅行支援が再延長された。ちょうど日程的にもビジターチームはライオンズときた。行くべき日は今日この日だったのだと決心した。
野球ファンが絶賛するこの球場はとてつもないワクワクに満ち溢れた素晴らしい球場であった。見やすい外周通路、フラットなデザインでありながらなだらかな座席配置でコンコースからでもプレーが確認できる。それでいて野球を見ずともグルメやスタジアム外のプレイエリアも充実した正に新時代の野球場であった。
そんな野球場のレフトポール周辺に「TOWER11」なる複合施設がくっついている。1階には大谷翔平とダルビッシュ有のイラストがデカデカと飾られ、通行人が試合前から終了後までカメラを構えていた。その裏手のエレベーターを4階まであがると、そこにサウナはある。
文字制限があるかと思うので先に言わせてもらうと、僕は白にゃんこ打線と化した西武野球をそっちのけで誰も味わったことのない野球コンセプトのサウナにウットリしていた。1つ1つに拘りが感じられ、敢えて見易いようにサウナと水風呂の温度は温めにして、サウナ本来の意義たる自分を見つめ合う場所ではなく、スポーツ観戦と一体化した日本のサウナというオリジナルの境地に達したと思った。
日本のサウナには野球は切っても切り離すことはできない。だからこそその先のサウナ✕野球という日本のサウナコンセプトをこれでもかと盛り込んだ。想像はしていたけど北海道の人達はそんな妄想を本気でやってくれた。その存在こそが僕をととのいの境地へと導いてくれた。
有難う。多分今度は西武戦で観るとととのいが覚めるから違うチームで観戦することにしよう。
男
[ 北海道 ]
北海道に降り立ちお世話になったのはこちら、旅行支援によって少々奮発してしまったホテルマイステイズ。ご自慢の温泉付き大浴場があるんだとか。
早速行ってみると、おお広い。確かにリゾートホテルの大浴場レベルの十分なカランの数に大きな湯船。あとはジェットバスに水風呂サウナだ。惜しむらくは露天風呂がないところか。カランの数は半分でいいからその分ちょっとだけ露天とととのいスペースが欲しかったところ。
さてではサウナについてだ。ドアを開けるとL字というよりJの字になった雛壇が三段。合計で定員は9人はいけそうだが、張り紙には最大5人だそうだ。
ドアの右側にはストーンTVがありそのそばに普通の時計、それに向かい側に5分計と10分計の砂時計。これはもうサウナタイマーでも良い気がする。温度は90℃。ちょうど良く長居するにはぴったりだ。明日もサウナに入るわけだしゆったり体の負担を考えながらゆったりとした時間を過ごせた。
さて水風呂。大きさはまぁまぁな感じで3人程は入れそうだ。かけ湯をして早速浸かる。冷てぇ!体がビリビリする。このホテルはどうやら只のサウナじゃなかった。水温計もなにも付いていないが間違いなく15℃かそれ以下のキンキン水風呂だ!ドーミーインでもそこら辺冷たいですよと記述があるもんだがここはそんなのもなしにこの冷却力。どうゆう設定しているのだろうか。あっという間に体がクールになったので一分と持たなかった。
露天はないがチェアはある。また水風呂上で寝転がるひとも見受けられた。ということは常連さんななのか。ここにはいって思うことは我が物顔で使う人が多かったこと。はっきり言えばマナーが悪い。せめて汗を流せしてから水風呂入ってくれな。残念ではあるがこういう日もあると思う他ない。
ゆったりとした温度とステルス性抜群のキンキン水風呂。そしてチェア。必要なものが揃ってるなかなか個性豊かなサウナである。因みに温泉はピリピリしてなんだが肌に合いそうな感じではなかった。次来る時は今日のお客とバッティングしなければよいのだが。
[ 千葉県 ]
日本列島を巡る全国旅行支援の旅もいよいよクライマックス。そこで今回はそんなフィナーレの地に選んだのは北海道。その前にもう一つ行ってみたいサウナホテルがあった。
アパホテル&リゾート東京ベイ幕張。全3棟からなる巨大なホテルだ。客室内はキレイにリニューアルされているが、ユニットバスのちょっと古めかしい水回りはかつての”幕張プリンスホテル“を彷彿とさせる。幕張エリアは一見すると羽田空港へのアクセスがあんま良くないのでは?といった見方をされるかもしれないが、実はリムジンバスがエリア内のホテルを一回りしてくれた後に羽田に向かってくれるのだ。だからチェックアウトしたらバス停でバスの到着を待ってるだけでいい。
さて、館内は日本屈指のビッグホテルなだけあって大浴場が3つも備わっている。うち一つの「若紫の湯」は女性専用なので利用は出来ないが、あとの二つは利用可能。じっくりと楽しむことにしよう。
1つは中央にそびえ立つセントラルタワーの大浴場「玄要の湯」だ。昔からある大浴場なだけあり、一番立派な大浴場となっていそうだ。お風呂そのものは普通の沸かし湯だと思われるが、スーパー銭湯かのような多種多様なお風呂バリエーションは疲れた体に良く染み渡りそうだ。
さて、それではサウナへと向かおう。こちらのサウナは近頃珍しいベンチが二本並行に並ぶサウナ。突き当りにはTV付きだ。温度は90℃、乾燥したザ・ドライサウナだ。座れる定員はマットの数を鑑みて7人といったところだろうか。月曜日で幕張メッセやゾゾマリンの試合もないようだが人の利用はそれなりに多い。
水風呂は珍しい腰掛けが対になっているタイプで水温は19℃前後。水温計は特になかった。レイアウト的に二人ずつしか入れないようだが、十分に気持ちよくなれる。
外気浴もこれまた浴室に続く横長のスタイルで、チェアは4つほど、そして休憩用の木製の寝転び処が1つ。なかなか混雑時には奪い合いになりそうだが、今日は空いている所をゆっくり使用できた。露天エリアは半露天だが、ここは交通量が多い場所なので遠い波の音を聞きつつ通り過ぎるクルマの音を聞くと通りはしない風が通り過ぎる気がした。
特に気に入るのは露天入口の正面にある檜風呂で、温度が36℃位と不感温度風呂になっている。こういうのもっとちょうだいと思うが、あるだけ有難いと思うほかなさそうだ。
翌日、エレベーターで一階に降りてウエストウイングの「飛翔の湯」に来訪。コチラは比較的最近になって建てられた新しいホテル棟だから大浴場もかなりアパっぽい雰囲気が出ている。サウナ自体は温めのゆっくりとしたサウナであった。
[ 東京都 ]
ゴールデンウィークがついに終わった。ならばどこか普段行かないような良いとこにお出かけしたい。
前日は疲れた体を労るべく旅行支援を利用して立川にて宿泊。10日はお休み。八王子に電車移動してシャトルバスに乗換。今日のお風呂は八王子みなみ野竜泉寺の湯。
竜泉寺の湯はアイデンティティである炭酸泉とサウナーに寄り添うパワフルなサウナが特徴的。今話題の流山はもとよりこういった既存施設もサウナに強い。
普段から湿度を纏ったサウナ室内は滝のような汗が吹き出る御殿になっているが30分毎に迸るオートロウリュがヤバい。
正に爆風。暴力的熱波が四方八方から襲いかかる。自動なので容赦なし。時間になるまで熱波はつづく。次々に脱落するサウナー達。これがサバイバルサウナだ。
耐えきってヘロヘロになったあとは水風呂でスカッと爽やかに体を鎮める。そして外気浴にスムーズに進める。
かけ湯がベッドの近くにあるさりげない心遣いが竜泉寺の湯のホスピタリティ。気分良くととのいが加速していく。
人は真っ昼間であったがそれなりにいるあたり、流石のブランドであろうか。そこまで機会はないが、また竜泉寺の湯は立ち寄ってみたいチェーンの一つである。
[ 埼玉県 ]
サウナウィーク最後のサウナはこちら。
ベルーナドームでの野球観戦が終わって、時刻は9時過ぎ。今から入れるところはとふと考えるとここ武蔵藤沢ティップネスがぱっと思いつく。明日からはまたお仕事の日々が待っている。ちょっと帰るのが遅くなるが、サウナチャージをしてから帰る方が体にはプラスのはずだ。
練馬ティップネスとかであればこの時間帯は一番混雑するところだが、ここはベッドタウンなのでご利用になる人も疎ら。待機列に並ぶこともなく時間の許す限りたっぷりサウナを浴びる。
池袋行の終電に乗れば、自宅に帰るのは日付を跨ぐだろう。でも、今日はいい気分で帰れるのだからそれも苦にならない。
これは補足だが、今回武蔵藤沢ティップネスのマッサージチェアがリニューアルされていた。今回は一回しかやれなかったが前回よりかなり丁寧にコリをほぐすマシンになっていた。次回来たときはよりたっぷり楽しませてもらおう。
[ 埼玉県 ]
地域を支えるお値打ち価格の志木おふろの王様にもついに値上げの波はやってきた。お風呂が60円、岩盤浴が50円、合計で110円の値上げだ。
とはいえ、これぐらいの値上げはどこもやっているものだろうし致し方ない。ここは最近マッサージチェアもリニューアルしているしやることはやっているように感じているからこういう形での値上げは納得がいくもの。これからも足繁く通うので頑張ってやって欲しい。クーポンもバシバシ使わせてもらいます。
今回はあんまし調子が上向かないので軽めのセットとした。それにしてもここの開放感のある露天風呂は大好きだ。壁に囲まれるスーパー銭湯しか東京にはない。これがあるから志木までやってきているというものだ。
[ 埼玉県 ]
今週はサウナウィーク。来るべきGWを乗り切るためにサウナに入り込む。
今回は日曜日にお邪魔。日曜日に行くと大体サウナの待機列が出来ている極楽湯、大体スチームサウナが空いている場合が多かったのだが今日はスチーム側にも流れ込んでいる。自分は運良く腰掛けることが出来たが後続の人達はいそいそと出ていっていた。
入れないなら一回あたりの長さを何時もよりもロングにしてゆっくりと楽しむ。ここは水風呂が大きいので水風呂待ちがないのが嬉しい。
露天風呂はTVの位置が変わり、これまであった場所にはチェアが追加されていた。これで外気浴もスムーズに入れそうか。これまではサウナ水風呂のキャパシティが大きいなれど露天風呂が小さめなのでイスは取り合いになる場合が多かった。それが緩和されるなら有難い。ただテレビはちょっと見辛くなってしまっているかもしれない。
[ 東京都 ]
最近値上がりしたJRの都区内パスを購入して、久し振りのジムサウナを小岩にしてのには理由がある。
最近レコメンドに上がっていたのだが、この小岩ティップネスはまだ出来て10何年だというのに6月いっぱいで閉店するらしいのだ。実際に足を運んでみるとフロント入口にもそのような掲示があった。
ここのサウナもとい大浴場はお気に入りだったのだがお隣に快速停車駅新小岩ティップネスがあるし仕方ないことなのだろうか。広い湯船にキャパシティがあるTV付きのサウナに一脚しかないとはいえととのいチェアもあって清潔感もあった。とても残念なことである。
今日はジムサウナ収めということで荒川を渡りこの小岩で体を動かし、サウナを楽しんだ。ジムサウナの魅力は運動したことで体に良い負荷を与えながらその場でサウナに入ることで疲れを癒せる点にある。なにより運動後のサウナがとっても気持ちいいので直ぐにととのいの世界へと連れてってくれる気がする。
ここに来たのは3回位であったが、来るたびにジムよりサウナを楽しみに来ていた自分がいたと思う。ありがとうジムサウナ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。