2021.02.22 登録
[ 埼玉県 ]
今日は友達と旅行の打ち合わせに夜中に入浴。
ここのサウナでロウリュがやっているらしいことは知っていたが、実際に入るのは初めて。いつも通り学生で混雑していたがちょうど良く室内出腰を下ろすことができた。
桶から注がれるハーブの香りが鼻を突き抜ける。それでいてここ数日のサウナより熱が優しいのでゆったりとリラックス出来る。そこに定時で噴射されるオートロウリュの水分がさらに蒸発されて室内が熱気でつつまれる。
担当された方は「今日はいつもよりロウリュの間隔を空けて行いしました。」とのこと。段々と熱くなっていく室内の柔らかな熱さをじっくりと楽しむことが出来た。
かまくラウンジは改装中。だだっ広いスペースが果たしてどうなっているのだろうか。
[ 東京都 ]
都内で用事があると毎度お世話になるラクスパ。今日も前回と同様東京ドームでの野球観戦とセットで入浴。
今日は試合が早く終わってくれたのでキッチリ3セット楽しませてもらった。終電なので寝落ちは出来ないが丸ノ内線は座れない程に混雑していたのでその心配はなさそうだ。
サウナの温度は95℃位と指してあったが体感的にはもっと熱い。上段の背後にサウナストーブがあるからなのだろうか。流石にお手頃価格な施設であることは知れ渡っているのか定員7人が最後まで入っていた。ここで一夜を明かすのかもしれない。
水風呂はハッカが混ぜてあるので水温16℃である以上に冷たく感じる。寒暖差を強く味わえるのでそれだけととのいに近づいていける気がする。
それでもベンチに二人しか座れないどこでととのうかという問題はつきまとうが、そこは工夫するしかないだろう。風呂の縁とか。
[ 千葉県 ]
4月に入り全国旅行支援も再延長。東京、神奈川、埼玉など行ってみようかと検討していたところクーポンが瞬間蒸発。予定は変わるもので一度チャンスをモノにして割引してもらってからの仕事によりキャンセルして休みを当てはめようとしたら予算上限に達していたので終了。こんなことばかりである。
そんななかで4月18日現在で一都3県で唯一といってもいい宿泊サイトで予約してからのステイナビ申請でまだまだ旅行支援を活用できる場所、それが千葉県だ。今回のお宿は予め確保していたものであるが、まだ予約できるのは強み。是非とも活用してみては如何だろうか。僕も今日の時点で休みの所に宿を当てはめたばかりだ。
個人的な話だがここ10日間程はとてもサウナに行けるような時間が取れず、出社して帰って寝て出社の繰り返しであった。そんななかでやっと休日が巡ってきたわけである。だから今回泊まるホテルは精査を行いサウナのあるホテルと決めていた。それがこのルクソー南柏である。
常磐線の南柏駅から歩いて3分程の高い利便性が魅力であるばかりでなく、デザイナーズホテルとしてかなりコダワリのデザインが随所に溢れている。客室もかなり広めでゆったりしている。こういうホテルは当然ながら旅行支援なしには宿泊すらかなわない。寛ぎの一時が旅情を醸し出す。
さて、晩飯をこしらえた後は大浴場へ行こう。看板を見るとどうやら朝風呂はやってないとのこと。ならば夜のうちにたっぷり入らせてもらう。カードキーをかざして入室。脱衣室も整っている。ちゃんと冷水機もある。こういうところの気配りが嬉しい。
浴室の広さに比べてカランの数は多くない。繁忙期は大変そうだ。特にととのいチェアとかはないが、そんなに広くはないのに浴槽はそれなりに広めなので仕方ないだろう。そして此方も大きめの水風呂とその隣にサウナがあった。
体を洗って早速サウナへ。上下三段の定員は書いていないがサイズ的に5人で間違いない。入ってレベル高いなと思わせるのはなんとテレビ付き。これは風呂のオマケではなく、サウナーにもアピールできる魅力的なポイントだ。テレビの是非はともかく、こうしたあってもなくてもじゃない必要なものを揃えていますというところが大事になってくる。ビジネスホテルの大浴場は基本的には宿泊者だけのオイシイサービスなわけで今回宿泊を決めた大きな選択肢の一つである。
室温は95℃。でも妙に嫌な感じはなく何時もよりも長く室内に入れた気がする。多分これが僕にとっての丁度いい温度なのかもしれない。これまた珍しく搭載されているサウナタイマーが一周してもまだまだ入っていられそうだ。
[ 千葉県 ]
サウナブームは老若男女問わず様々な人達をサウナに呼び込んだ。それがいい悪いはさておき、ムーブメントが起きて以降既存の施設はリニューアルを施し、新設されるサウナには特徴ある沢山の嬉しいポイントが盛り込まれるようになった。
そして始まったブームの一つの集大成とも言える場所こそがここ「スパメッツァおおたか竜泉寺の湯」である。竜泉寺の湯は草加や八王子にもあるが、ここまでサウナに特化した(竜泉寺の湯のアイデンティティである炭酸泉はちゃんとある)スーパー銭湯は恐らく初めてで、サ道に登場した施設の特徴を悪魔合体させたのかと思うようなサウナーのサウナーによるサウナーのための施設となっている。寧ろサウナーでなければ居心地良くないかもしれないぐらいに。
スーパー銭湯としては強気な値段設定も納得のサウナでこれなら東京からわざわざ足を運ぶ価値もあろう。しかし、学校も始まる平日でこの人の多さはそう遠くない未来にはスパジャポ化することもなんとなく分かる。ここは流山おおたかの森駅前の立地性からもあっちよりもさらに流れ込みやすそうだ。
大容量かつこまめなロウリュでいつでも新鮮な熱さを感じられるドラゴンサウナ。セルフロウリュでお好みの熱さというか室内の人との一体感で熱さに対峙する屋外サウナ。塩と泥パックでボディとフェイスをケアさせる塩サウナとバリエーション豊か。これだけでも元を取れるレベルでありながら水風呂の拘りさが半端ではない。16℃の柔らかくてキリッとした気持ちの良い水風呂にかるまるでしか見たことなかった一桁水温水風呂8.5℃。そして屋外サウナ横にある深さ155cmにして頭の汗を流して全身を沈ませる深水風呂。欲しい水風呂がここには全て揃っているのだ。
さらに脳天直撃させる滝シャワーに専用シャワー完備のととのいベッド。そしてチェア。これが外気浴のために露天風呂を180°取り囲む。これでもまだキャパシティが足りない。
至るところにマナー文が貼られ、テレビもサウナタイマーも温度計も目立たないここは完全にこれまでのサウナ、つまり大浴場のプラスワンではなく主従関係が逆転したスーパー銭湯ならぬスーパーサウナになっている。ここにないのはアウフグース位なものになりそう。
建物も機能的で出来るだけ自動化がなされている。岩盤浴のウェアも全自動であったし、なるべく人の手を使わずに運営出来るようになっているらしい。スーパー銭湯の未来に一石を投じる、サウナが主役のスーパー銭湯。平日が休みになったら、足を運ぶだけの価値は十分にある。
[ 東京都 ]
サウナは本当に至高である。なんたってサウナに入っていると欲望が満たされる。お腹が減っていようと欲求不満でムラムラしていようと睡眠不足でイライラしていようとロウリュがサウナストーンに滴り、蒸発した熱が室内に満たされればそんなことはどうでも良くなるのだ。特に新しいサウナであるならばそれは尚更であろう。
リニューアルした庭の湯を楽しみにまっていたがなかなか行く日が合わずに結局は万葉倶楽部からの梯子となった。とはいえ、乗換は全て向かい側のホームの列車に乗り移るだけだからそんなに大変には感じない。
今日は賑わっていたが、恐らくは今日で失効となるクーポンかなにかの消費といったところか。ただサウナーはしっかりと目を光らせているのか、アウフグースの受付が始まると一斉にバーデプールから出るわ出るわ。皆も同じ気持ちだったようだ。
温泉部のサウナはこれまでと同じハイレベルのサウナであるし、今までと変わっていないから割愛し、今回はリニューアルしたバーデゾーンのフィンランドサウナに注目。扉を開ければ正面にはこれまで大きなサウナストーブがドンと置いてあった所に上から設置された3つのパイプに5つのサウナストーブ。パワーアップしていますよと人目で分かる作り。
なによりアウフグースがレベルアップしている。まず杓子で掛けられるアロマ水が奏でる蒸発音だけでもうゾワゾワする。普段からアウフグースは何度もやっているのに今日のロウリュは一体なんなのだろう。そして熱気をタオルで循環しているときにそれは起こった。
パイプから水が発射されている。なんと追いロウリュときた。どうやらここはアウフグースだけじゃなくオートロウリュ化してより長い時間サウナを楽しめるようにしたようだ。そしてよりアウフグースは熱くなった。
リニューアル前は誰も出ていかなかった途中退室が今日はチラホラ。自分も出ていきたくなる位だ。しかし、ここまで心からサウナを楽しめる日はなかなか最近なかった。最後まで楽しませてもらうことにした。そうするとアウフグース終わりには笑顔で退室出来る。
サウナに通い詰めると目の前のサウナを全力で楽しむことに疲れ、バテてしまうこともあった。しかし、今日のサウナは一つのサウナを目一杯楽しむサウナの本質にまた心を動かされた。この思いを忘れないように、また来月も熱を浴びに行こう。
[ 神奈川県 ]
全国旅行支援も今回が最後…だったのだが再延長がやってきた。というわけでもうちょっとサウナの旅は続く。それでもこれが一応一区切り。
そんなわけで宿泊も出来るみなとみらいのデートスポット、万葉倶楽部へとやって来た。無論、一人キャビンの室内でゆったりとくつろぐためにだ。ここには屋上足湯庭園があり、横浜大観覧車を間近で観ながらお話出来る映えるスポット。実際とてもキレイなのだが僕以外皆カップルしかいなかった。でもこの景色は飽きがこない。
万葉倶楽部といえば湯河原温泉を陸送して都市部で楽しめる温泉が特徴だが、コダワリのサウナ達も見逃せない。実際、ここにはドライサウナに中温のハーブ香るサウナ、スチームサウナと3つの異なる味わいが楽しめる。この欲張りサウナはラクーアとかかるまるに匹敵するバリエーションなのでサウナ好きには色々と体調を鑑みながら好きなペースで楽しめそうだ。
1つ目のサウナは本来はそんなに高温ではなさそうだが今回は高温にしたとの記載があった。温度は103℃。館内にもサウナの宣伝が多くあってサウナーの客も従業員もいるのかもしれない。ひな壇型の三段式で奥にストーブ、テレビがある。因みにテレビのスピーカーは5秒程遅れて流れていた。警察24時なら構わないが高校野球の時は改善頂きたいもの。
たっぷり楽しんで水風呂へ。大きさはちょっと小さめ。深さもあまりない。温度は体感17℃程。今日はあまりサウナ利用者が多くなかったため大体入れたが、混雑時は水風呂待機列はえらいことになりそう。なんたってサウナのキャパと水風呂のキャパシティがあってなさそう。せめて和光おふろの王様位は欲しかった。
外気浴。わかりにくいところにビーチベッドが3つ。あとは水風呂正面に5つ程のチェアとベンチ一つ。外からは横浜の大さん橋客船ターミナルが望める。大海原というわけにはいかないが港町横浜を満足いくまで眺めていられる。
2つめのサウナは同じようなドライサウナだが此方は大きく5段程のひな壇型でこちらがメインのサウナだろう。温度も85℃程だからお好みで上段下段を比べて自分のペースで汗をかける。
スチームサウナはよくある四角形の温度であるが、水蒸気が粒が大きくスチームというかミスト感が強い感じ。
施設としては素晴らしい万葉クオリティだがお値段も万葉クオリティである。足繁くは通うことは敵わないが、晴れの日(お天気的な意味含む)には自分のご褒美によいかもしれない。
[ 埼玉県 ]
深夜にちょっとだけ入りに行った。
夜は春休みの学生が沢山出入り。賑やかとも言えるし喧しいとも言える。ともかく最近は年度末ということもあり疲れがたまりつつある。サウナでも流石に目の疲れなんかはなかなか完全に払拭しづらくなってきたか。
睡眠不足が良くないのだからそこはしっかりと一休みすることが必要であろう。なので温泉は程々に今日は早目に帰宅しなければ。
[ 栃木県 ]
ホテルニューもみぢ。それは、伊東園ホテルズグループの数多の旅館の中で最高評価を与えられる、伊東園ナンバーワンのリゾートとして旅行好きの間では知られた存在である。
基本的に伊東園は大江戸温泉のようにリニューアルといったカネのかかることはしない。なるべく最小限度の改装を行うことで低予算ながら食べ放題飲み放題を実現している。呑兵衛からの信頼は厚いが一方で古さ全開の客室、大浴場、食事会場であったり。別にそれは悪い訳では無く、当たり外れがめちゃくちゃあるよというだけなのだ。
初めてのボーナスで温泉旅行に連れて行った先も伊東園だった思い出がある。幾つかの伊東園を渡り歩いた僕でもここニューもみぢは確かにナンバーワンであると言えるようなハイレベルなホテルになっていることは間違いない。キレイなホテル、整った客室、清潔感がある大浴場。ここはホントに伊東園なのか、ここを知ったら他の伊東園に行けないかもしれなくなる具合に良くできた立派なホテルであった。
さて、コロナ禍に置いて伊東園の各ホテルでは三密回避の名目でサウナが閉鎖されていた。実際、サウナグッズを僕は置いてけぼりにしてここまで辿り着いたのだがいざ浴室のドアを開けるとそこには暖色の照明が付いているサウナがあるではないか。中にはいると優しい暖かさが僕を迎えてくれた。今日もサウナに入れるのかと心が躍る。
サウナ室内は上下二段のシンプルな作りで一段あたり4人位は座れそう。総勢で8人は中に入れそうだ。温度は90℃程とわりと優しい熱気で砂時計の落ちる砂を眺めながらボンヤリと時間の経過を楽しめる。サウナ自体の特徴は殆どないが、こういうアクセント一つで気持ちの良い温泉がさらにおいしく楽しめる。そういえばサウナストーンも小ぶりだったな。
水風呂はなし。なので近くのシャワーで火照った体を冷やしていく。
外気浴。露天風呂はあるが残念な事にチェアはなし、内湯からイスを一つお借りするか或いは壁によりかかりながら那須の自然を眺めてととのいを感じていく。
浴場は清潔感があり、サウナとしてはほしい設備がなかったがそれでイマイチだなと感じることは一切ない。寧ろこれ程の大浴場をありがとうと感謝したい位である。サウナ以上に滑らかな温泉は一級品なので合わせて楽しんでみては如何だろうか。
男
[ 東京都 ]
3月のドーミーイン巡りも今回でいよいよ最後。今回は都内のドーミーイン後楽園。何故他のドーミーでなく後楽園なのか。ここには併設してあるカプセルキャビン施設、「グローバルキャビン」がある。ここに宿泊することでドーミーインのサービスをフルに楽しみつつもお値打ち価格で使うことが出来る。
しかし今日の上段ベッドにはサブウーファーでもついているかのような唸りのあるイビキを立てる紳士がお休みになられていた。イビキはしょうがないが咳はやめよう。煩いから。さすが東京のど真ん中。利用率も高めだ。
そんなわけでこのホテルの実に特徴的な入口客室兼用のエレベーター(フロントに行く際に館内着の人がいたのに驚く)を上がってチェックイン。客室には鍵がかけられないので室内のセーフボックスに財布とデバイスを入れて早速大浴場へ。
地下一階の大浴場は大浴場と名がつくだけあり、後楽園近くのホテルとしてはかなり広々している。こういうホテルの浴場はせいぜい5人ぐらいが限界だったりするが、ここはまず一つのお風呂たけでも10人位はいけるだろう。お風呂はぬるゆと小石川後楽園から見える銭湯富士が描かれた熱湯の2つ。温泉ということでもないがこれは混雑時でも問題なく汗を流せそうだ。
地下階にあるので外気浴はないが熱湯隣の窓からは夜空がちらっと見え、疑似的な外気浴を少しばかり楽しむことも出来る。ととのいチェアも5つ程設置され大きさにして十分な数を取り揃えている。
サウナは縦に長い上下二段式。一段につき大体7人位座れそうだから合計一度に付き14人が入れるまぁまぁな大型なサウナだ。入るとヒノキの香りがふんだんに漂う。サウナは典型的ドライサウナで温度は約100℃近い。最近比較的長く入りやすいサウナにばかり入っていたので久々にタフなサウナに入った気がする。正面にはテレビがあり、朝に出るときには高校野球がやっていた。
しっかりハードなサウナを楽しんだあとはキンキンと銘打った水風呂が待っている。ドーミーインが最近流行らせている12℃の瞬間冷却水風呂だ。アッツアツのカラダにキリッとした水風呂がキュッと体を引き締める。それをととのいチェアでゆっくりと平温に戻していく感覚は、サウナーならば平均点以上の評価を与えられるハイレベルな構成だ。ただしそこまでサウナにまだハマってない人には難しいかもしれない。
今日のキャビンは隣人ガチャに外れてしまったのでぐっすりと熟睡することは叶わなかったが、良質なサウナで爽快な気分で帰路につくことができそうだ。
[ 新潟県 ]
帰る前にはコチラのお風呂にも立ち寄る。寺泊は近く出採れる海の幸が沢山。平日でも多くの人で賑わいがあった。
お値段も600円程とリーズナブル。館内の説明を見ると佐渡の海洋深層水を使用しているとある。温泉地ではないがこれはこれで凝った作りなのかもしれない。
お風呂自体は深層水を使っている所は海由来のヌメりはあまりないスッキリとした肌触りである。こういうお風呂は初めてなので説明し辛いが、人工温泉のようなお風呂に浸かっているような気分が近いのだろうか。ここでは露天風呂ではこれまたオーシャンビューが望める。因みに温泉感を出すために内湯の一部は入浴剤を使用しているとのことであった。
サウナは洗い場の隣にポツンとある寂しい感じの作り。いや、下部ホテルのようなクラシックな作りとも言うべきか。現在の定員は3名とのことだが、上下段のコンパクトさは入っても5名が限界だろう。室内の証明は暗めで上段奥の席は照明に当たりそうな小ささ。これはまたなんとも。
BGMのヒーリングを聞きながら景色も見れないので無になって時間を過ごす。温度は90℃。これまた時間をかけるのには丁度いい。
出てすぐ隣に水風呂がある。足を伸ばせそうにない一人用のシンプルさ。ホントにおまけという感じ。いやあるだけでホント有難いっすけどね。温度計はなかったが15℃前後と冷たさは強めであった。
外気浴についてはチェアなんてのはなかったが露天風呂の一部は足湯になっており足を浸らせながら海を眺めてととのいを感じることができる。ただこの海水由来の水はサウナ直後の足にかなりヒリツキ感がある。なんでしょうコレは。
因みにもう一つミストサウナがあってこれは温度が普通のものより低く長めに入ることで効果を高めてくれるらしい。次回があればここは時間をかけてしっかりと入って行きたいものである。
[ 新潟県 ]
新潟からさらに一時間程北上する村上市の瀬波温泉にある大江戸温泉物語汐美荘。大江戸とはいえまぁ大したことないじゃろみたいなノリで行ったが、これがまたキチンとリニューアルされた良宿だった。
瀬波温泉といえば日本海に沈む夕日だが、今回は天気の良い日だったのでしかと目に焼き付けた。ホテル前の海水浴場を歩くとかなり大海の雄大さにジーンとくる。因みに海岸はカップルだらけであった。
内風呂は昔ながらのちょっと古めな質実剛健な作り方ではある。これは大江戸になる前からの内湯であったのだろう。露天風呂に行くと、リニューアルされたオシャレなオーシャンビューを満喫しながら熱海温泉のような濁りのある塩気が効いた温泉を満足いくまで入れちゃうのだ。
そんな露天風呂の真後ろにサウナがある。実は特段説明することでもないような普通のサウナであるが、これもまた残しておきたいサウナ録であろうからしっかり書かないとならない。
上下段のシンプルさに5人も入れば一杯のコンパクトなドライサウナ。窓からはかろうじて海が見えるレベル。というのも壁にほぼ視界を塞がれるわけである。温度は93℃程。熱を溜め込むには十分な温度だ。
水風呂は露天風呂入口にもあるが冬季は使われていない。しかし温泉そばにもう一つ一人用の壺風呂スタイルでそこに鎮座している。小さめなので足を伸ばすことは出来なかった。温度は16℃位。外が寒いので寧ろこっちの方が丁度いいまである。
外気浴は使えない水風呂の隣にある木のスペースとサウナ隣のチェアが一つ。日本海の厳しい風があっという間に体を冷却してくれた。
サウナだけじゃなく、温泉と水風呂外気浴の疑似コンボもしっかり楽しませてくれる旅情感を求める方にはピッタリな温泉宿であった。
[ 北海道 ]
サウナにおける究極的な目的はなにか。それは通常の社会生活では体験しえない非日常にある。灼熱の室内、極寒の水風呂、そして最後に挟まれる日常の風、外気浴だ。この非日常に身を置くことで体はその非日常に適応しようとして藻掻く。その藻掻きこそがととのいの正体でもある。
非日常に身を置くと書いたがその中の日常、外気浴をどれだけ「非日常」にするかに僕は腐心してきた。北海道の雪の中、東北の澄んだ空気、或いは九州の南風などだ。その中からさらに先を行くこれは今までにない理想の「非日常」を求めた最後のサウナ旅の1日である。
広島から新幹線で小倉のある北九州に降り立ち、そこからバスで30分。そこに東京九州フェリー新門司港ターミナルがある。そこから約21時間の移動時間を共に過ごす場所こそが今回の最後の目的地。旅客船「すいせん」だ。
館内には航路の大半を圏外で過ごす僕らを退屈させないように様々なアクティビティが用意されている。映画館にスポーツジム、ゲームコーナーにカラオケなんかもある。そしてそんな余暇を楽しむ一つになってあるのが浴室だ。そしてそこにはサウナがある。
浴室そのものは至って普通のビジネスホテル程の大きさのお風呂場がある。これだけでもなんだが凄いことだが浴槽に入ってなにもない海を眺めるだけでもとても贅沢な体験である。しかしそれだけではなく、そこに露天風呂やサウナまで付いているというのだから、これは存分に楽しまなければならないと決心している。
サウナ室内はL字型で定員5名。それ以上の人が入らないようマットも5人分しか用意されていない。室温は100℃。最近は長めに入れるよう90℃前後に温度が設定されているサウナが多い中でここはある意味クラシックスタイルを貫いている。じっくり入れないがそれでもヌルいよりはいい。
水風呂…はないのでシャワーにて代用。ちゃんと冷たい水が出てくるのでここは大丈夫。
外気浴。休憩チェアなどはなかった。まぁこのサイズだしというところ。露天の縁で流れる海の風景を眺めながら風を浴びる。実に素晴らしい。今までの外気浴のなかでもトップクラスに外気浴が楽しい。それは、海風を浴びるという非日常が僕を酔わせてくれているのだろう。或いは、プカプカと揺れる船内での経過によって本当に酔っていたのかもしれない。
もっともっと、ととのいを気持ち良く過ごせるサウナは他にもあるのかもしれない。しかし、僕にとって熱いサウナから出て浴びる瀬戸内海の風は、形容し難い程に幸福な時間だったのだ。
[ 広島県 ]
3月7日はサウナの日。昨日もそう言っていた。サウナの旅はもう少しだけ続く。
広島駅から歩いて20分。お散歩にはピッタリだが大荷物なのでタクシーでとっとと乗り付けた今日のお宿がドーミーイン広島ANNEXだ。
出来立てのキレイな建物がお出迎え。ウェルカムドリンクのレモネードがビールを飲み乾いたノドに沁みる。全体的に仙台野乃と似たような作りだがビジネスホテルは効率化のためにインテリアなどを変更して構造上のエクステリアは同じような場合が多い。ロの字型の建物がニョキニョキ建っているアパホテルなんかがそうだ。野乃は畳敷きの旅館風が特徴だが此方はドーミーのスタンダードなお部屋作りの中に紅葉柄の広島を想起させる装飾がなされている。
そんな話はさておきサウナへ行こう。最上階に構える「芸州の湯」という字が踊り、ワクワク感を演出。中もスッキリしていてドライヤーもちょっと良いものが置いてある。ガラッと浴室を開けると、至るところに赤いグラデーションが何箇所にも及ぶ。内湯の窓には宮島の鹿のシルエットに厳島神社の鳥居。随分直球だ。
そんでベンチには初めて見る真っ赤なベンチに白い番号。これは広島カープをイメージしたこだわりの一品だ。
黒田、前田、新井、丸、鈴木…とスラスラ出てくるあたり僕にとっては16年頃の三連覇のイメージが強い。それは来る人によって違うだろうしこういう遊びはとても面白いし、地域性を出せて素晴らしいと思う。
サウナは上下段に3人ずつ座れる新築ドーミーのスタンダードなサウナ。ストーブ前に草入り袋があってスーッとした香りも楽しめる。室温は90℃位だ。
水風呂。壺湯型となっており完全に一人用として独占できるよう割り切ってあった。これは珍しい。
水温は17℃であったが、「水風呂」の名称と水温にはラミネートがされており、恐らくは野乃のように13℃位のキンキンにしてあってとても入れないと御意見が多く上がっていたのだろう。
先程も話したがいくつかのカープチェアがおいてありそれを露天風呂に出したりしまったりする。デフォルトで置いてあるのは背番号1、前田智徳のチェアである。
明日も入ってもう少しこの特徴的なサウナを存分に体感していこう。
[ 大阪府 ]
明日、3月7日はサウナの日。明日からは穏やかな陽気が列島にも戻りサウナに入りに行くなら絶好の1日になりそうだ。先日東北から帰ってきたばかり。しかし連れはこう言った。「お好み焼きが食べたい。」
新大阪から御堂筋線に乗換新今宮こと動物園前駅から徒歩3分。スパワールド世界の大温泉は巨大なバブル的建築物としてまるで城のようにそびえ立っている。因みにバブル建物の特徴としてバリアフリーがショボい。令和産ならエレベーターやエスカレーターは必須だろう。
このスパワールドは大阪に行くたびにずっとお世話になっている僕もお気に入りの風呂屋だ。なんといってもそのアクセスの良さでホテルをチェックアウトしてから昼過ぎの東京行きのぞみまでに時間を過ごすのにピッタリなのだ。
この後山陽新幹線に乗り換えるわけだが、こだま号は一度改札を出る必要があるため、どうせ大阪で下車するならスパワでも行こうかと考えるに至った。因みに最後に行ったのはもう四年も前になる。
アクセス抜群でありながらこの土地の贅沢な使い方、そしてこんなに世界の浴場をてらった数々の多種多様なテーマのお風呂は正にテーマパークと言って差し支えない。来るたびにワクワクしている。さらに四年前よりもリニューアルが施されており、所々がキレイ二なっているのも嬉しいポイントだ。
仙台も青森も外気浴は四方を壁に囲まれた東北の空気を味わうものであった。スパワもそうと言えばそうだが、露天風呂から望める日本最高峰のビルあべのハルカスがかっちょよく聳え立つ。これを見てるだけでととのいが加速する気がする。大阪に来たんだなと猛烈にいい気分になる。
サウナの話は現地の人達が散々やってくださっているから手短に。サウナは全部で3つ。高温、低温、塩サウナだ。水風呂はドライサウナの前と塩サウナの有るエリアに炭酸水風呂が一つずつ用意されている。温度は高温が90℃、低温が70℃、塩サウナが60℃。水風呂には双方とも19℃位であろう。大きさに関しては心配無用。大阪の顔とも言えるビッグサイズだ。
外気浴は露天エリアではなく半露天のビーチベッドでくつろぐか、内風呂の寝ころび処で休む。
昔は特にイベントはやってなかった記憶があるが、今は昨今のブームに乗っかってアウフグースなどの様々なイベントを実施しているらしい。7日にもサウナの日ということでスペシャルイベントが企画されているようだ。
注意してほしい点が一つ。バブル建築の良くない所で至るところに段差がある。足元も滑りやすい。段差に僕は足をぶつけたのでこれを見ている人は足元に注意してサウナを存分に楽しんで欲しい。
[ 青森県 ]
東日本パスファイナルの旅も今日が最終日。前回はロクに青森観光していなかったので今回はリベンジを兼ねて再来訪。という体だが、実際は単に新幹線に乗りたいだけとも言える。
青森は温泉立国なので、前回来たここじゃないどこかへ行きたいと当初は計画していたが、青森ラーメンだとか青函連絡船八甲田丸とかを見学していたら速攻で持ち時間を使い果たしてしまった。限りある残り時間で温泉に入るなら、再びこちら青森まちなかおんせんのお世話になるほかない。
今朝までの仙台野乃はサウナと水風呂のメリハリが効いており、アタマもカラダもキリリとする爽快感があったが、此方は90℃の温めサウナと21℃前後の温めの水風呂が特徴。ゆっくりとした時間を楽しみ、心を水風呂で静かに鎮める。そんで外気浴…寒っ!3月初旬の青森はまだまだスノーシーズンである。そういや一昨日の上越新幹線もガーラ湯沢行はスノーボーダーのパリピでいっぱいであった。そんなわけで内風呂にもチェアやプールサイドベッドがあるのでソチラでゆっくりさせて頂いた。
この三日間、またこんな機会がくるとは予想出来なかった。こういう機会を頂けたことにまた幸運だと今一度感じながら明日からもサウナ生活を満喫していきたい。
[ 宮城県 ]
最初にじゃらんポイントに御礼を申し上げないといけない。お前なしにはここに泊まることはなかったであろうし今後もあるかわからないからだ。
新潟から仙台へ移動。いなほ号は随分と日本海がよく見える旅情溢れる良い列車であった。
新幹線に乗換仙台へ降り立つ。今日のお宿は仙台駅隣、仙石線あおば通駅から徒歩5分の立地にある御宿野乃仙台である。
ドーミーインプレミアムのブランドを持つ旅館風高級ビジネスホテルだ。シングルのベッドがなく部屋はダブル以上。だからもっぱら宿泊客はアベックかファミリーだ。ソロで泊まる僕が如何に異端者なのか。サウナーの悲しき性である。
東北の大都市仙台、それもメインストリートに面しているから浴室もコンパクト。でも出来立てのキレイなお風呂が高揚感を高める。更衣室にもダイソンのファンが付いてない高そうなやつが。軽くていいやつだなこれ。
サウナ前にはサウナハット掛けなども準備されここを利用する人達がどういう人達かをよくわかっているような見透かされているような感じでなんだが複雑な気分だ。サウナマットも用意されドミニスタ(ドーミーファン)=サウナーという構図がわかられてしまっている。
サウナはコンパクトでサウナマットが全部で6枚程だったから定員も6人なのだろう。室内はまたおしゃれな空間。サウナストーブ前にはタオル等が落ちないように柵がされていたり、年輪がデザインされていたりと若い人向けのキラキラしたサウナルームが出来上がっていた。
室温は100℃であるが、ドライサウナとは思えない最新技術でとても熱気が柔らかくてとてもそれだけの温度があるように思えない位優しい熱であった。侍ジャパンの滅多打ちにされる様を見ながらととのいを深めていく。因みに上下段の小さめなサイズである。
水風呂は強冷を謳うキンキン系水風呂。その水温なんと13℃。誰も入っていないし自分自身一分も耐えられなかった。ここまで普通はやらないから余程のサウナ好きが作ったのではないだろうか。
外気浴も小さめ。周りを壁に囲まれ風を浴びることも出来ないが東北の空気をなんとなく感じることができる気がする。なお、チェアは内外に1つずつ用意されている。
金曜の仙台の夜。街は賑やかで楽しい気分になれる気がする。明日はゆっくり宿を出れるから今日は時間いっぱいまで楽しませてもらおうかな。
[ 新潟県 ]
新潟駅にやってきた。いや、戻ってきたとも言うべきなのか。新潟ではやり残してその2が明日に待っている。そのやり残しとは「特急いなほ1号 秋田行」の列車に乗ること。
新潟駅近辺のホテルを色々探るが、本当に不思議に感じる、ドーミーイン新潟と他のアパとかのホテルの値段が千円位しか変わらないのだ。どうやら新潟ドーミーは他のドーミーインの中でも比較的リーズナブルなお宿のようである。なんとなく理由は察せられる。駅から10分位歩く立地とか、部屋にはシンクとバスなしトイレだけというドーミーっぽくない部屋の作りとか。
しかし、ドーミーの真価は風呂とサウナとサービス。部屋は寝るだけだからむしろこのお値段で泊まらせて頂いてありがとうございますである。
ということで前回の東日本パスの際も世話になったここのお宿に決めた。
前泊した際にも書いたが、大浴場のデザインは絶品だ。温泉、サウナ水風呂、露天風呂、壺風呂などあの限られたスペースで欲しい物を全て兼ね備えている。狭いなかにもチェアを用意する心配りまでができている。
今回も水風呂は15℃とキンキンでアツアツのカラダを瞬間冷却。そして外気浴でさらにヒエヒエ。からの温泉に入ってカラダをじんわり温める。海沿いの温泉ならではの潮の香りを感じながら湯に浸かるとこれだけで究極的ととのいへといざなってくれる。
明日も朝は早いからと早めに寝なければならないのだが、余りに居心地がよいのだから2時間きっちり24時まで満喫してしまった。言うまでもなく朝風呂も楽しんだが少々寝坊してしまった。
一風変わったドーミーインだが、ここで得られる満足感は他のビジホの追随を許さない。ここにリーズナブルも加われば鬼に金棒だ。また新潟に来る際の定宿となることは間違いなさそうだ。ただこれだけの満足感なら満室になっていてもおかしくはないかもしれない。
[ 新潟県 ]
JR東日本鉄道開通150周年記念 東日本パスファイナルが始まった。元々は前回の旅路でやりたいことは概ねやり切っていたが、ダイヤ改正ニュースが僕の耳に届くと俄然どうやって行くかを考えるようになった。
それは、北越急行ほくほく線の快速運転列車の全廃という知らせであった。またいつか新潟に行ったら機会はあるだろ。なんて考えでは駄目で今すぐ行かなくては。早速朝のとき号で越後湯沢に降り立った。
今回乗車した列車は最後の超快速列車となる越後湯沢9:14発、新井行の「超快速スノーラビット」である。ここはサウナの話をするので詳しくは書かないが、物凄く早かったこととトンネルばっかで車窓が全然わからなかったことだけは書き残しておきたい。
やり残していたことはもう一つ。それがここ「上越妙高駅前温泉 釜ぶたの湯」である。これだけの駅前立地でありながら立派な建物にワクワクしたものだが前回はついぞ訪れることはできず。今日はしらゆき号まで時間があるからたっぷり入っていられる。
…のだがここでまさかの湯あたりをおこしてしまい、ベストコンディションで入ることは出来なかったのはとても残念だったが、それでもここのアルカリ性のポカポカする温泉はかなりお気に入りになったのでまた機会があれば訪れることもあるかもしれない。
此方は温泉のみ使うエリアとサウナ料金を支払ったお客が使える二階サウナ水風呂エリアがある。サウナなしでも水風呂と温泉である程度ととのいを疑似体験できる僕にとっては少々残念か。
サウナは贅沢に2つ。ノーマルなドライサウナと塩サウナ。ドライサウナは90℃前後でL字型。詰めれば15人位は入れそう。
塩サウナは特徴的。温度や形そのものはよくあるものだが、塩サウナには滅多についていないTV付き。普段自分と静かに向き合う場所だが、ここは隣のサウナと同じように低温でリラックスしながら塩の溶ける感覚を楽しめる。
水風呂は3人程足を伸ばして入れる程よい大きさ。水温も18℃位で信越の寒さに程よくマッチした適温と言えよう。
一度下の階に降りなければならないのが面倒だが露天風呂にはととのいチェアも3つ程用意されている。湯あたりして体調不良のカラダに容赦なく襲いかかる寒空の澄んだ空気がよりアタマをシャッキリさせてくれる。
体調が万全の時にもう一度来る機会はあるのだろうか。その時はキッチリリベンジしたい。因みに新潟行特急の車内では2時間ミッチリ寝落ちしていた。
[ 埼玉県 ]
今日はまたもや久々ジムサウナ。
今日は特にお話することもないのだが、これから先にまた旅行にてサウナ紀行を実施予定なのでここで今一度自分のスタンダードであるここの標準的にととのえるサウナを利用することで目線をフラットにもっていきたい。
水風呂がやや温めなのでいわゆる羽衣がサッと出来上がる。それを手足をジタバタさせてまた羽衣を作る。こうすることで水風呂の冷たさを手足に浸透させているような気がする。案外キンキンの冷たさは羽衣が出来にくい気がする(ずっと安定した温度が出来にくい)。
ジムサウナとして暖かいドライサウナ、深さのある水風呂、ととのいチェアなど広めの浴室を活かした快適空間が魅力の良いジムサウナである。
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