2020.11.02 登録
[ 神奈川県 ]
辺りはすっかり暗くなった。川崎ビッグを後にして向かうは『レックスイン川崎』。クラブチッタから程近くの大通り沿いに居を構える。大通り沿いにスタイリッシュな出立ち。
3時間コース1000円。受付で館内着・タオル類が入った黄緑色の手提げ袋を受け取り、7Fのロッカーへ。人影も疎らで空いている。仕事終わりもしくは出張利用と見られるサラリーマンの姿が数人。
大浴場は階段を一つ登った先の8F。開けた空間の中央にあつ湯と水風呂が隣り合わせに並び、それを取り囲むように洗い場がある。露天スペースには岩造りの不感の湯。
♯サウナ ★★★★☆
横長のサ室。幅は狭め。木板は年季が入っている。二段掛けと一段掛けの座面が向かい合う。奥にはikiストーブがあり、円形のサウナストーンが底から大量に積まれている。室温は102℃。前方にはTVがある。
平日の夕刻は1時間おきに氷ロウリュのサービスがある。アロマ水を凍らせた厚みのある長方形の氷をサウナストーンの上にセットする。忽ち室内に熱された蒸気が発生し、全身を強烈に刺激する。体感温度はかなりのもの。ミントの匂いは正直あまり感じなかった。
常態のそれとは比べ物にならない程に熱い。利用者はやはり、氷ロウリュのイベントめがけてサ室に押し寄せるため、それまで多くて五人程度だったサ室が人でいっぱいになる。みんな熱いのがお好きな模様。パンチ力あるもんね。
♯水風呂 ★★★★☆
13.8℃のキンキン水風呂。大きい。広い。ピシッと身体が引き締まるのが手に取る様に分かる。氷ロウリュ後の火照った身体との相性も良い。兎に角広々としていて、7人くらいは同時に入れそう。
♯休憩 ★★★★☆
先述の露天スペースに椅子が7脚。うち4脚はウッド調のもの。不感の湯に近ければ近いほど外気を直接感じることができる。コンパクトなスペースだが、しっかりと外気浴を堪能できる点はポイントが高い。
少し身体が冷えたら、不感の湯に即座にin。熱すぎず、ぬるすぎずの湯温なので、ここで休むのも休憩のひとつの形なのかも知れない。
途中夜ご飯を挟みながらの4セット。90点。
レストランでのサ飯は生姜焼き定食のグラスビール付をチョイス。900円でとんでもないボリューム。お腹がパンパンに膨れ上がる。ちょっと食い過ぎた。
そのまま隣接するリクライニングチェアで寝落ちしそうになるが、どうにか身体に鞭を打って、やり過ごす。ビールをちょっと飲んだだけで、ほろ酔い気分。サウナで体力を消費したのかも。
施設自体は古めかしさもあるが、全てのバランスが良く、総合的な満足度はすこぶる高い。これと言った欠点が無い、良施設でした。
男
[ 神奈川県 ]
川崎。通っていた大学のキャンパスからそれなりに近く、当時幾度となく訪れた街。昼下がりの明るい時間帯にも関わらず、顔を赤らめながらカンカンをグビッとやっている老人を至る所で見かける。みんな楽しそうに日頃の鬱憤を晴らしている。
個人的に大好きな「ゆいる」に出向きたくなる気持ちを抑え事前情報をチェックする。ふと、ロウリューランドというお一人様専用の会員制サウナがニューオープンしたことを知る。
今なら入会費等が0円ということで猛烈に惹かれるものの、よくよく施設の入会ルールを読んでみると最低5ヶ月分の会員料がかかるようだし、途中解約の場合は解約金も必要なようだ。
川崎にそこまで頻繁に来るわけではないので、はやる気持ちをグッと抑え、当初目的地である『川崎ビッグ』に辿り着く。
さて、本題。「男には帰れない夜がある…」の文字が刻まれたインパクトのある看板。その先に待ち受けるディープな男の空間を既に物語っている。たまにはこういう施設で男気を感じるのも乙である。
3時間コース1100円。階下へと続く階段を降りるとロッカーがある。館内着に着替えて更に下へと歩を進める。衣類を収容する棚はあったものの、身一つで浴室へ向かってもOKなようだ。自由。
浴室はパッと明るい。やはり触れなければいけないのは、洗い場のスケベ椅子だろう。うん、とっても座りにくい。笑 何故このチョイスをしたのかは不明だか、どこかクスッとできるので良し。
ラドン、薬湯、日替わり湯、バイブラバス、二股温泉とお風呂の種類は豊富。また至る所にTVが設置されており、ほぼ全chを網羅している。多過ぎてガヤガヤ感は否めない。
♯サウナ ★★★★☆
二種類。高温と低温。
高温は室温99℃のカラカラ系。L字型二段掛けで収容は8名ほどのコンパクトサイズ。燻した薪のような匂いがするのは気のせい?想像よりもキレイなサ室。
低温は室温79℃。低温を謳っている割に体感は熱い。高温と比べてかなり広々としており、開放感がある。なんとTVが3台。一つのサ室にこれだけの数があるのは初めて見た。デイトレーダーの気分。笑
♯水風呂 ★★★★☆
サウナと同じく二種類。17℃と24.5℃。温度に差があって使い勝手が良い。低温→ノーマルの冷冷交代浴もおすすめ。軽めのカルキ臭。
♯休憩 ★★★★☆
通常のプラ椅子が5脚とリクライナーが2脚。お風呂の隙間を縫うように設置されている。やはりTVの音量が気になるところ。静寂とは無縁の空間。
計4セット。90点。男同士で気兼ねなくひっそりと、でも心は賑やかに楽しみたい施設。ツッコミどころも多く、飽きないサウナでした。
男
[ 東京都 ]
アクアプレイス旭を後にして、入谷駅までの道程をのんびりと歩く。駅を通り過ぎて、鶯谷方面へ3分ほど歩いていくと、交差点の角地に本日二軒目の目的地『宝泉湯』さんが現れる。北区の王子神谷にも同じ店名の銭湯が存在するが、本日は台東区。
「いらっしゃいませ!」というご主人の元気な挨拶に迎えられる。お代はサウナ料金とあわせて680円。タオル類は別。サウナ利用者の証となる赤色のリストバンドを受け取る。縦に長い脱衣所で衣類をぬぎぬぎ。スロープを伝って、浴場の扉をガラッと開ける。
まずはお風呂。褐色のあつ湯には複数のジェットバスと電気風呂が用意されている。ボディーマッサージは大人一人がすっぽりと収まるサイズで何だか居心地が良い。
半個室のスペースにはミスト薬湯。本日は濁り湯で白色のお風呂。天井から霧状のミスト...とはいかず、ミストどころか小雨程度の勢いのお湯が降り注ぐ。目を開けていると、瞼にお湯が溜まってしまうほどの湯量、もとい雨量。稀有で面白いのだけれども。
♯サウナ ★★★☆☆
二段掛けの収容6名。一段一段の座面が広く、全員が胡座を書いても何のストレスにもならないくらいにはゆったりとしている。室温は96℃。大きめの遠赤外線ガスストーブがジリジリと音を立てて稼働しており、バチっと熱い。湿度低めのカラカラ系。
天井付近に設置されたTVを見上げる。体操競技の団体戦が行われている模様。少し首が痛いけど、なんだかんだTVがあると見ちゃう不思議。いつもより長めにゆったりと。
♯水風呂 ★★★★☆
入浴剤的なものが入っているのか、マリンブルーの色をした水風呂。蛇口からドバドバと地下水がかけ流されている。水温は22℃と少しぬるめだが、水流もあり、体感は温度表示より冷たい。スッキリとしていて、とても気持ちが良い。控えめなサイズだけど、地味にレベルが高いぞ。
♯休憩 ★★☆☆☆
浴室内に専用の休憩スペースはなく、脱衣所の畳が敷かれたベンチで身体を休ませる。身体をよく拭いて利用する必要があるので、やはり導線を考えるとイマイチな仕様。仕方はないが。
計3セット。79点。
水風呂は天然地下水使用でスッキリ爽やかで好きなタイプ。退店の際にお母さんから「お休みなさい」のお声がけ。ほっこり。
帰りは鶯谷駅を利用したが、宝泉湯の目と鼻の先にサウナセンターがあって、その近さにビックリした。灯台下暗しとは正にこのこと。身を持って知る。
サウナ施設には無い、銭湯ならではのアットホーム感があり、ご主人と女将さんの優しい人柄にも触れて、良い気分で帰路についた。まだまだ都内には良い銭湯がたくさんあるなぁ。ありがとうございました!
男
[ 東京都 ]
都内三大アクアなるものがあるらしい。キンキン水風呂と屋外プールが特徴の「アクア東中野」、高級住宅街である白金高輪にひっそりと佇む「アクアガーデン三越湯」の二箇所に加え、本日訪れた『アクアプレイス旭』こそがその三つ目に数えられる施設のようだ。
ということは、本日の訪問でめでたく都内三大アクアを制覇したことになる。個人的には板橋の「アクアセゾン」もその一角に食い込むクオリティを持った名銭湯であると思うので、アクア好きは是非チェックいただきたい。
さて、本題。アクアプレイス旭は入谷駅から15分ほど歩いた距離にある。良い運動になる。つくばエクスプレスの浅草駅からだともう少し近い。
番台で620円を支払う。サウナ料金140円はお安い。タオル類は別。フックキーを受け取って脱衣所へ。コンパクトながらも清潔感がありとても綺麗。
浴室には壁一面にタイルアートが描かれており、可愛らしい。アクアプレイスという屋号に紐づいて、海に浮かぶヨットと南国の島をイメージした絵柄。ボコボコと沸き立つ生姜湯で身体を温めながら、のんびりと眺める。
♯サウナ ★★★★☆
浴室内の階段で二階へと上がるとサウナと水風呂のあるスペースに辿り着く。首にぶら下げたフックキーを使ってサ室の扉を開ける。
コンパクトなサイズ。二段掛けで収容は8名ほど。熱源は縦長の遠赤外線ガスストーブ。室温は114℃を表示しているものの、流石にそこまでの熱さは感じない。壊れてるのかな?
壁面にはヴィヒタが掛けられており、森の匂いが鼻先をくすぐる。照明は明るめだが、とてもリラックスできる空間である。やっぱり匂いってとても大事。銭湯サウナとしては工夫が随所に施されている。
♯水風呂 ★★★★★
水質抜群の16℃。贅沢にも天然地下水の掛け流し。まろやかで肌触りが良い。適温でいつまでも入っていられる。導線良く、サ室内から一歩で入水できる。アクアが店名に付く銭湯はやはり、水風呂に強みがあることを再確認する。
♯休憩 ★★☆☆☆
水風呂の脇に腰掛けられるスペースがあるが、座面の幅が狭いため少し窮屈な格好になる。通用口付近のそれはわりとたっぷりとしたスペースになっているが、ここは競争率が高い。脱衣所のオレンジ色をした丸椅子での休憩も可能。
サクッと2セット。85点。
水風呂のまろやかさが特徴的な街の銭湯といった印象。二階がサウナ利用者の溜まり場となる。秘密基地のようで飽きさせない。
日曜日の夕方の訪問であったため、客入りも多かったが、サウナ待ちは発生しない程度。黙々と日々の疲れを癒しにきている方が多く、とても落ち着ける雰囲気でリラックスできました。
男
[ 東京都 ]
少し前の暑さはどこへやら。肌寒く、秋を通り越して、最早冬の訪れすら感じる気候となってきた今日この頃。本日は京急線の雑色駅から程近い「ヌーランドさがみ湯」さんにやってきた。
1階が大浴場とロビー、2階が食事処や休憩場所等の多目的スペースとなっている。券売機で全館利用1250円のチケットを購入。これで2階エリアにも潜入することができる。今日は時間もあることだし、ゆっくりと館内を散策しよう。因みに1階のみだと少しばかり安く入館できるようだ。
まずは湯通し。黒湯の天然温泉が滑らかで、肌触りが良くて、気持ちが良い。露天スペースのそれは奥まったところにあり、屋根付きの半露天。冷え込んだ身体にポカポカのお風呂。沁みる。大田区は黒湯の銭湯が多いのは何でだろう?
サウナの前に館内着にサッと着替えて館内を物色する。食事処のメインの畳スペースは温泉旅館に来たようなほっこりとした安心感がある。
奥にはカラオケルームや卓球があり、昼間からシニア世代が和気藹々としている。ピンポン球の跳ねる音が何とも乙である。施設の古くささも相まって、言葉では形容し難い、居心地の良い空間となっている。合宿所に近い雰囲気。何だか学生時代を思い出すな、この感じ。好き。
♯サウナ ★★★★☆
フックキーを使って入室する。奥に長く、二段掛けの座面と一段掛けの座面が向かい合わせに並ぶ。おおよそ10名強の収容。
熱源は大きめの遠赤外線ガスストーブ。室温は体感で85℃くらい。比較的マイルドなセッティング。
ミント?ハッカ?のようなスッキリとした天然の匂いがする。どこから発生しているのかは特定できなかったが、爽やかでとても良い。安定感のあるサ室。
♯水風呂 ★★★★★
当館の名物。水温9.5℃のボコボコバイブラ。コンパクトな見た目に騙されることなかれ、その冷たさは悪魔的。一瞬で手先に痺れをもたらし、急激に身体を締め上げる。
当日の気温によってチラーの効きが変わるようで、常連さん曰く、今日はいつに増して冷たいとのこと。30秒が限界。久しぶりにこんなに冷たい水風呂を体験した。ヌーランドさんの底力を知る。
♯休憩 ★★★☆☆
パキッと瞬間冷却された身体を露天スペースの椅子に投げ出す。ぐらんぐらんと世界が回りだす感覚はグルシンの副産物。
狭目のスペースに硬めの椅子が一脚と、数やクオリティに若干の物足りなさがある点が惜しい。
計4セット。89点。
銭湯とスーパー銭湯のちょうど合いの子といった印象。施設全体のアットホーム感はかなり好み。秋冬は最高の状態の水風呂を体験できるので、是非この時期に訪れることをオススメしたい。良いお風呂でした。
男
[ 千葉県 ]
本日は千葉方面で仕事。以降の予定は特段無かったので、どこのサウナに寄ろうかと考えを巡らす。舞浜のユーラシアか海浜幕張のJFA夢フィールド湯楽の里と迷って、結局は駅からのアクセスが良い「湯〜ねる」さんを選択する。初訪問。
新習志野駅。広大な駅前広場をデンと取り囲むように広がるショッピングモール「ミスターマックス」の中に併設されている。
館内は無闇矢鱈に広い。スーパー銭湯には付き物のリラクゼーション系や漫画コーナーは勿論のこと、はなまるうどんやCoCo壱のテナントが入るフードコートがあったり、パソコンが置かれたコワーキングスペースがあったりする。
浴室への導線もそれはそれは長く、どこまでも続く廊下をテクテクと歩く。さそがし広い脱衣所や浴室が待ち構えているのかと思いきや、暖簾をくぐると想像の何倍もコンパクトな脱衣所が目に入る。正に、暖簾に腕押し。笑
浴室も同様にさっきまでの広々としたスペース使いはどこへ行ったのかとツッコミを入れたくなるレベルには狭い。ただ、人影も疎らで混雑はしていない。貸切となったぬるめの掛け流し露天風呂でまったりした時間を過ごす。今日は少し冷えるな。
♯サウナ ★★★☆☆
高温サウナが一種類のみ。横長三段掛けで収容は15名ほど。前方にTVとストーンが積まれた電気ストーブがある。広々としたサイズ。
室温は92℃でマイルドだが、30分毎のオートロウリュはなかなかインパクトがある。三度に分かれて注水があり、対流した熱が壁を伝って、首や背中を熱くさせる。
♯水風呂 ★★★★★
一番の衝撃はこのグルシン水風呂。一見、何の変哲もないノーマルな水風呂であるが、一度足を踏み入れた瞬間、強烈な冷たさが襲いかかる。まさかの8℃表示。
今年一番の冷え込みとなった本日の気候がそうさせるのかは定かではないが、確かに冷たい。果たして本当にグルシンかは微妙だが少なくとも10℃台前半。1分でギブ。
♯休憩 ★★★★☆
コンパクトな露天スペースにコールマンのインフィニティチェアが2脚とノーマル椅子が7脚。寝ころび湯もある。
対面の建物の外壁を巨大なスクリーンに見立て、ロッテ対西武戦がプロジェクター投影されている。映画館レベル。ただでさえデカいおかわりくんが更にデカい。
はたまた更に上空を見上げると、ミスターマックスのロゴオブジェが目に入る。これもデカい。キューブ状のそれはどなたかも表現されていたが、まさに使徒ラミエルである。ビームが飛んできそうで怖い。
計4セット。87点。細部に色々とツッコミどころがあり、なかなか面白い施設であった。場所柄、再訪は難しそうだが、一見の価値はアリ。
男
[ 東京都 ]
かなりお久しぶりのオリ3。二度目ましての訪問。久々に訪れる施設については、サウナ・水風呂・休憩スペースがどんな仕様だったか、自身の過去のサ活投稿を振り返りながら、記憶を巡らすのが一つのルーティーンとなっている。今回も例に倣って、予習をしてきた。
上野のオリエンタル系列(上オリ、オリ1〜3)については、昨年短期間でまとめて訪問したっきりになっていたが、その中でも一番鮮明に記憶に残っていたのが、このオリ3である。
何故だか分からないが、脱衣所やロッカーの雰囲気までしっかりと思い出すことができていた。いざ久しぶりに来てみると、やはり居心地が良く、好きな空間だなと改めて思った。
年季の入ったロッカーで館内着に着替える。リクライニングチェアがあるスペースを抜けて、地下まで果てしなく続く階段をひたすらに降っていくと脱衣所と浴室となる。おもしろい作り。良い運動になる。高齢の方にとってはかなりキツいだろうな。
浴室はどことなくファンシーな装い。男臭さを残す館内の雰囲気とのギャップが楽しい。バイブラバスでしっかりと下茹でされる。
コンパクトだけど、ikiストーブに支えられた熱くて湿度もあるサ室は絶妙なセッティング。息苦しさなどはなく、ゆっくり長く入ってられる。
縦長のタワー型っぽい作りで、一応三段掛け。座る場所によって温度がかなり変わってくるので、その日の体調や気分に合わせて選択することができるのも良い点のひとつ。TVの前に座ると視線を浴びるので、少し恥ずかしい。
水風呂はこんなに冷たかったかな?と思うくらいの冷たさで、しっかりと身体が引き締まる。季節によって、水温はかなり変わるようだ。奥まったポジションにある夏場はもう少し温度が高かったように記憶している。
休憩は浴室内のととのい椅子を用いて。その数は充分。利用者は皆良い顔をしている。前回訪問時には存在していなかったグラグラと揺れる仕様の傾斜のついた椅子が2脚ほど増強され、更にととのいを助長させてくれる。赤オリでも見かけたし、オリエンタル系列の店舗では新規導入をしたのかな?
外国人スタッフの方のアウフグースもしっかりといただき、満足感のある4セット。満喫。夕方にかけて、若干混雑してきたが、サウナ待ちが発生するレベルでは無く、特段の問題はなかった
スタッフの方の対応も素晴らしく、身も心も清々しい気分になることができた。安定感あって、本当に好きだな。
昭和のサウナ施設の雰囲気を色濃く残す、普段使いにはもってこいの落ち着ける空間です。またオリ1、2、上オリあたりにも行かないとな。本日も良いサウナをありがとうございました。また近いうちに来ます。
男
[ 埼玉県 ]
東京の端っこや千葉神奈川方面までは行きたくないけど、新規開拓をしたい気分。本日は埼玉県で未訪問となっていた「小さな旅 川越温泉」さんへ。
川越駅に降り立つのは意外にも初めてかもしれない。本数の少ない西武バスに何とか乗り込み法務局前停留所で下車。目の前のハローワークとファミリーマート以外には見回す限り田んぼしかないかなりの田舎町である。
停留所から少し歩くと、広大な敷地に純和風の建物が堂々と構える。いわゆる郊外のスーパー銭湯といった佇まいである。
券売機で平日料金800円を支払う。タオル類は別。当館は男女日替わり制度を取っており、男性は奇数日が石の湯、偶数日が木の湯となっている。というわけで早速浴室へ。本日は石の湯側。
まずは身体を洗おうとシャワーを手にすると、まさかのミラブル!ウルトラミスト!お爺ちゃんが首を捻ってシャワーヘッドを回している。女性には嬉しい配慮も高齢者には分かりにいみたい。確かにミストモードだと少し流しにくい。
石の湯のお風呂は探検心がくすぐられて楽しい。全てのお湯に七福神の誰かしらの名前とナンバー(ex.第1の湯 毘沙門天)が振られていて、順繰りに入っていくことで湯巡りしているような感覚を味わうことができる。
♯サウナ ★★★★☆
メインの高温サウナは露天スペースにある。広めのコタ。丸型のサウナストーンが積まれたストーブが2つ。傾斜のない三段掛けで各段3名が着座できる。加えて、少し離れたところに3名分のフラットな座面がある。計12名収容。サ室の広さに比して、収容は少なめ。それだけ人との距離が取れる。 室温は94℃と熱すぎずぬるすぎずといったところ。30分毎にオートロウリュが入るが、少し物足りない印象。
内湯の近くにはハーブサウナがある。いわゆるスチームサウナで、ストーンの上に吊るされたステンレスボールの中にハーブが設置されている。熱さはそれほど無いが香りは良い。
♯水風呂 ★★★★☆
メインサウナ同様に屋外にある。水深110cmとかなりの深さ。軽めのカルキ臭はあるものの、水温17℃と冷たさは充分。青空を見上げながら水風呂に浸かれるのはとても清々しい。
♯休憩 ★★★★☆
露天スペースの至る所に休憩できる場所がある。白いプラ製のリクライナー2つに木の椅子が7脚、加えて4名分のウッドデッキ。寝ころび湯まで。一方で、ぬる湯に備え付けられたTVの音がかなり大きい点が気になるところ。
計4セット。混雑も無く平和的で落ち着ける雰囲気は好みだが、立地とアクセスを考慮して88点。帰りは川越駅まで歩いたが20分以上かかった。次回は木の湯を体験したい。
歩いた距離 1.3km
男
[ 千葉県 ]
松戸駅。社会人になって間もない頃、先輩と共にベロンベロンになるまで飲み歩いた街。先輩の家には小さなお子さんもいたので、酔っ払った状態で押しかけるわけにもいかず、幾度となくカプセルホテルで夜を明かしたことがあった。
いつ以来の訪問かは記憶に定かではないが、幾度となくお世話になった「クレスト松戸」さんに久方ぶりの訪問。外観やエントランスは当時と何一つ変わらない。 懐かしい思い入れのある施設にサウナ好きとなって、満を持して舞い戻ってきた。
180分コース1480円を選択。5Fの脱衣所兼ロッカーで館内着に着替えて、懐かしむように館内を巡回する。喫煙所や休憩スペースは当時の面影があり、タイムスリップしたかのような不思議な感覚に陥る。 ノスタルジーに浸る。
夜の時間帯の訪問であったこともあり、浴室はどこか薄暗く、静けさに包まれている。露天スペースの二股ラジウム温泉。隙間から覗く、松戸の街並みを眼下にして、まずはゆっくりと温浴を楽しむ。 上司と分け隔てない話をした記憶が蘇る。
♯サウナ ★★★★☆
メインの高温はウォーターセレモニーサウナという名称が付いている。サウナストーンが積まれたストーブの上からは20分間隔で大量の水が注がれる。通称マツドマックス。西の聖地である湯らっくすを意識したであろう面白いネーミング。
その勢いはかなりのもので、瞬時に猛烈な熱気が押し寄せる。顔や身体がヒリヒリとする。とてもパワフルな仕様だ。室温は90℃だが、それ以上の熱さを体験できる。
奥に広く長い、L字型の構造。座面は木板がむき出しになっているが、入口付近にサウナマットがあるので、お尻に敷いて利用する。退出時には座面の汗を拭き取るルール。 みなさんきちんと決まりを守る。清々しい気持ち。
もう一種類、塩サウナも用意されている。室温は65℃とマイルドで過ごしやすい。白いプラスチック製の椅子が4脚ある。
♯水風呂 ★★★★☆
水温16.5℃で冷たくて広い。何もかもが丁度いい感じのシンプルな水風呂。バイブラはなく、水流も少なめなので、長く入っていられる。
♯休憩 ★★★★☆
内湯にベンチが1台、外湯にフットチェア付きのリクライナーが2つと丸椅子が2脚。数は限られているが、そこまでの混雑も無く、全セット満足のいく休憩タイム。この季節の外気浴は本当に気持ちが良い。
計3セット。89点。思い出補正もあり、ノスタルジーな時間を過ごすことができた。そう遠く無い立地なので、またお世話になることもあるだろう。レジェンドゆうさんのアウフグースも定期的に開催されているようなので、次回はイベント時を狙って訪れたい。
男
[ 千葉県 ]
岩盤浴編。男湯サウナ・水風呂・休憩スペース等の情報については別投稿を確認いただきたい。
岩盤浴着を着用しての男女共同利用となる。無料でコーヒーが飲めたり、専用の休憩スペースで漫画を読みながら寛げたりと特別感もあり、その価値は値段以上に高い。
①熱響の間
ミュージックロウリュ会場。30分毎に日替わりの音楽と共に大量の熱風が吹き付ける。そもそも熱風が無い状態でも、通常のサウナに近いくらいの十分な室温があるので、イベント時は途轍も無い体感温度となる。
本日は以下のラインナップ。
・インフルエンサー/乃木坂46
・止まらないHa〜Ha/矢沢永吉
・Stay Gold/BTS
・Bohemian Rhapsody/Queen
4曲のうち1曲が時間帯によって流れるシステム。私が体験した際に流れてきた曲は...そうです、永ちゃんです。心のどこかで永ちゃんを待っていた自分がいたので、イントロを聞いて、思わず笑ってしまった。
グルーヴ感のあるサウンドと座面の振動も合わさり、ヒートアップしていく室内。乗ってくれ!Ha〜Ha!のタイミングでフェイスタオルが舞うことは流石に無く(そもそもそんな余裕は無いくらいに強烈)、淡々と時は進む。
男性浴室のサウナに負けず劣らずの体感温度で終わった頃には汗だくだく。かなり効いた。アクエリ600mlガブ飲み。
②蒼鈦の間
床石にファイテン社の技術をふんだんに使っている(らしい)。細かな違いは分からなかったが、岩盤浴にしてはしっかりと熱い印象。
③石癒の間
麦飯石やトルマリンなど、寝転ぶスペース毎に異なる薬石を使用している岩盤浴。どこに寝転ぶかを選ぶ楽しさがある。
④ホットルーム 瞑想の間
①〜③に比べると室温は低い。余計な仕切りなどが無い開放的な空間。ストレッチ、筋トレをしている人も見られた。
⑤氷碧の間
いわゆるクールダウン専用の部屋。タイル地のベンチが扇状に広がる。温度はそこまでキンキンで無いので、ミュージックロウリュ後は少し物足りない。
岩盤浴コーナーは当施設の圧倒的なストロングポイント。巷のものとは比較にならないほど熱く、最早ここだけでも満足できるほどのクオリティであった。特に熱響の間のミュージックロウリュは一度体験してみることをお勧めする。
[ 千葉県 ]
南柏駅より線路沿いの一本道をひたすらに進む。15分ほどすると開けたスペースと真新しい「南柏天然温泉 すみれ」の看板が見えてくる。
先日放送のサウナを愛でたいで取り上げられた当館。強烈な熱風オートロウリュと岩盤浴のミュージックロウリュを体感すべく、遠路はるばるやってきた。
受付はスタッフレス。タッチパネルで利用するコースを選択して靴箱兼ロッカーキーに登録させるシステム。後払い。岩盤浴着とジャンボタオルはお隣のフロントで貸してもらえる。
レストランや休憩所を通りつつ、ぐるっと一周。階段を登って浴室のある2Fへ。導線が特徴的。完成からまだ一年経っていない新しい施設とあって、脱衣所は綺麗で清潔感がある。
特段時間の制約もないので、まずはゆっくりと温浴を満喫する。露天の天然温泉を楽しんだ後、ファイテン社とのコラボレーションの炭酸泉に浸かる。シュワシュワの気泡が身体を包み込む。こりゃいいわ。
♯サウナ ★★★★★
まずはメインの熱風オートロウリュサウナへ。ビート板を手に取り二重扉を抜けると四段掛けの座面が広がる。前方右手にTV。左手にストーンが敷き詰められたストーブが置かれている。室温96℃だが物凄い熱気。噂通りの熱さである。
入室から数分後、警告を知らせる赤いライトが点灯し、サウナストーンを照射する。銀色の大砲のような装置から部屋の奥へと強烈な熱風が送られる。最上段で受け止めるが、とんでもない威力だ。肌が焼けるように熱い。時間も長く、想像以上の破壊力にたじろいだ。
オートロウリュは頻繁に入るので、無闇矢鱈に上段に座るのは得策では無い。下段でゆっくり蒸されるのがお勧め。
お隣にはコンパクトなサイズのスチームサウナがある。その名もよもぎ泥塩サウナ。顔には泥を身体には塩を塗って利用する。肌が生まれたての赤子のようにツルツルになった。これはこれで好き。
♯水風呂 ★★★★☆
水温14℃のキンキン水風呂。ネットに入った備長炭が浮かべられている。深さもたっぷりで中々のクオリティ。暴力的なサウナとの相性も良い。
♯休憩 ★★★★★
露天スペースの至る所にリクライナーやイスが置かれている。リクライナーは4つ、イスは11脚。風の抜けや陽当たりも良いので、ととのいを助長させてくれる。気持ち良すぎて、大いびきをかいて爆睡している人がチラホラ。
計3セット。96点。サ室はあまりにも強力で逆に体力を削られるレベルなので、万全な状態で臨むことをお勧めする。
加えて、当施設のメインコンテンツである岩盤浴もあるため、全体の満足度としてはかなりのもの。岩盤浴については別投稿でレポートする。また来ます!
男
[ 埼玉県 ]
チムジルバン編。
男性浴室のサウナ、水風呂、休憩スペース等の情報は別稿を参照いただきたい。
当館のメインと言っても過言では無い、チムジルバン。通常料金にプラス670円を追加で支払うことで利用できる。専用着を着用しての男女共同利用。座面に敷くためのジャンボタオルも付いてくる。
「火」「空」「土」「水」それぞれの名称が付いた四種類の部屋があり、名前からも厨二心をくすぐられる。一つ一つ簡単に説明していく。
①火🔥
50℃台後半と最も高温のチムジルバン。パキスタン産の岩塩を熱することによる蒸気で室内を温めている。聞き覚えはないが、たしかに熱い。座面にはコロコロとした小石が敷き詰められている。ちょっと痛い。
②空☁️
40℃台中盤。個人的には一番好き。扉を開けた瞬間、すっきりとしたレモングラスの匂いが香る。爽やか。天井にはLEDライトで彩られた星空が広がり、幻想的な雰囲気。地面からは竹林が上に向かって伸びている。
③土🪨
いわゆる韓国式の黄土サウナ。本場のチムジルバンのイメージに一番近い。慣れれば問題無いが、薬草系の鼻にツンとくる匂いが特異的。
④水💧
クールダウンルーム。クーラーからの冷気が火照った身体を冷ましてくれる。他のチムジルバンが今すぐにでも水風呂に入りたい!くらいの温度では無いので、ある意味ちょうど良い。
⑤狼龍灼熱童夢🐺🐉
最奥に鎮座する木造の窯では狼龍イベントが頻繁に開催される。いわゆるアトラクション要素が強い。導入の映像やアロマ水の量からもかなり本格的な仕様。気合入ってる。浴室のサウナよりぶっちゃけ良かった。平日でも中々の人気ぶりだが、納得の内容。
男性浴室のサウナ・温浴も含めると各所に楽しめるポイントがあり、巷のスーパー銭湯とは一線を画す存在。再訪の価値は存分にある。カップルで行っても楽しそう。
[ 埼玉県 ]
仕事が午後からだったので朝風呂をいただこうと開店一番「七福の湯 戸田店」さんへ。昨日の地震の影響か、川口駅はホームへと続く長蛇の列。改札外にまで列は及んでいる。京浜東北線も止まったり進んだりのノロノロ運転。
人の間を縫うようにして進む。川口駅からバスに乗り込み、喜沢橋で下車。停留所から少し歩いていくと、広大な敷地に立派な建物がデンと構える。かなりのインパクトがある。
しかしここでトラブル発生。入館するなりシャワーが全く使えないというハプニングに出くわす。回復までにそれなりの時間を要するとのこと。掛け湯フル活用か...。折角ここまで来たので、引き返すわけにはいかない。ええい!と、チムジルバンも追加でお願いして、いざ浴室へ。
ガランとした大浴場。念のため確認するが、やはりシャワーは使えない。内湯で十分に掛け湯をしたのち、まずは露天の天然温泉を楽しむ。褐色で肌触り滑らか。適度なぬるさでいつまでも入っていられそう。漢方薬湯、炭酸泉も満喫して、サ室に向かう。
♯サウナ ★★★★☆
(チムジルバン含 ★★★★★)
足元の間接照明がお洒落な雰囲気を醸し出す。こう言っては悪いが、スパ銭っぽくない凝った作りのサ室である。対流式の電気ストーブが最下段にあり、そこから段々と座面が上に伸びていくタワー型。壁際にも腰掛けられるようになっている。
室温は82℃とマイルド。湿度もそれなりにあるので、じんわりと汗をかくのに向いている。
露天スペースには塩サウナ。遠赤ガスストーブで室温計は90℃を指す。イスが6脚。天井高く開放感があるので、そこまでの体感温度では無いが卒のない作り。
メインサウナではアウフグースも体験できる。スタッフ2人がかりで赤い団扇で扇ぐスタイル。レモンのアロマ。掛け声があって楽しい雰囲気だが、1セットで終わるので時間はかなり短め。アロマの残り香を楽しむようにして、ゆっくりとサ室を出る。
♯水風呂 ★★★★☆
16.5℃と適温。バイブラなし、水流は控えめもしっかりと冷たくて広々としている。6名ほどの収容。特筆すべき点は無いが、無難で確かなクオリティー。
♯休憩 ★★★★★
露天スペースの至る所にリクライナーやととのいチェアが点在している。樹木が植えられており純和風な雰囲気の中、お日様の暖かい日差しに包まれる。スーパー銭湯が良いのは安定して外気浴ができることだよなぁ。文句無し。
計3セット。94点。そこまで大きな期待はしていなかったものの、かなり満足した。チムジルバンのレポートについては字数の問題で次稿に。このチムジルバンこそ、当館の醍醐味なのでセットで利用することを強くお勧めする。
男
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