2020.08.23 登録
[ 埼玉県 ]
南風を背負って熱の旅人になりたいとサウナーならば誰しもが通るイニシエーションに今日私も辿り着いたのであります。
人の声じゃなく流水や飛沫の音、サウナストーブがギャンギャンはしゃぐ音を聴きたくなってふとこの地を思い出したのです。
あそこってサウナーが意味深なくらい鍛え上げられててめちゃくちゃ静かなんだよなと思ったのです。
常時サウナ状態の世界をギリギリで潜り抜け無事に辿り着いたこの施設の穏やかな雰囲気で軽くととのったのも束の間、颯爽と現実を忘れるためにサ室に逃げ込んだのです。
環境音だけがこだまする昼下がりの浴室、果たして今日は土曜日なのかと不思議なほど穏やかな時間が流れていたのです。
サ室の温度は104度を示しているのです。熊谷の夏をダブルスコア以上引き離す真なる夏がそこにあるのです。
ひげだん信者の私は心の中で先日発布された新譜を奏でながら汗をひたすら流して青春の扉を開いたのです。サ室の扉ですね。
水風呂は12度あたりを示しており、素麺が締め上げられる気持ちを体感できたのです。私はそうめんになりたい。
水風呂後の私はJUNONやSAUNA BROS.の表紙だと思い込んでいたのですが、油断して鏡の国に迷い込んだ自分の姿を見てその姿に地獄を察したのです。ネイチャーの表紙でありました。
外気浴の前に露天エリアにある壺の水風呂で樽から水がぶしゃーする儀式を執行したのです。サマーランドに行った時の予行練習であります。そんな予定は何処にもなくても練習をする事はずっと続けているのです。
なんの予兆もなくデートの予行練習と銘打って海岸線をドライブしてたら、その数週間後に離島デートをするとか意味わからないアクシデントがあった経験で私は練習は裏切らないと信じるようになったのです。
サウナもまた心拍数を上げるデートの予行練習のようなものだと信じて疑わないのです。自分を一番疑えや!
この施設にはオレンジジュース生搾り自販機が設置されており、私はそれにどハマりしております。コミュ障が頭をよぎりましたが、都合が悪い現実は全て水風呂に置いてきたのでなんのこっちゃもありませんね。
サウナで心をピカピカ泥だんごみたいに仕上げたのですが、所詮は泥だんご、落とせばすぐに割れてしまう脆さの儚さなのです。泥だんごも磨けば光るのに私は磨いたら削れるだけなので夢も希望もねぇなと思いつつも、350円のオレンジジュース美味しい美味しいと思ってるだけで幸せな気持ちになったのです。
ひっさびさに無限椅子に横たわった時には確変演出が入って今日は777な気持ちで行けそうな気がしたのです。
やっぱり無限椅子と外気浴のベストバウトはマリオのワープ土管みたいなととのいへの近道のような気がします。
男
[ 東京都 ]
金曜の夜にサウナに行くと人間としての貫禄が際立ったり、社畜の魂を水に沈めたりとか、とにかく現実と休みの境界線を鮮明にするには不可欠なものであるのです。
そんな中絶大な信頼を置いている町田の森にある夜の風光明媚な雰囲気を堪能したすぎてたまらなかった私は華金の勢いのまま乗り込んだのです。
神奈川県東京都の陣地争い最前線、コストコが真なる支配者とも言われる町田市に入国した瞬間から私の汗は吹き出してきたのであります。
町田に淀む戦火の空気感、頭の中で勝手に流れるSMAPのtriangle、熱に満ち足りたサ室の火を求め彷徨うロウリュの影、都心を少し外れた小さなこの赤い部屋から目を凝らしてもととのいは中々見えなかったのであります。
戯言を頭の中でボソボソしてたら喉元から飛び出して来そうなので町田の超絶熱帯雨林でムッシムシにしてやりましょう。
今日こそあの20分単位でやってくる灼熱地獄の赤い部屋の頂点に立ってやるという気持ちで溢れていたのです。あなたは赤い部屋が好きですか?(懐かしい)
Flash民族を震撼させた程の赤い部屋、そんなものを大好きな戦乱の世に生きるマチダ戦闘民族の背中を追って私も冷や汗が流れまくる中赤い部屋に飛び込みました。3分も持たなかったです、あの赤い部屋は本当の赤い部屋よりも怖いと思いました。
サ室ではSMAPがストリーミング解禁されたら1年くらいは聴き込める算段を立て始める次第、ZARDなら半年は楽しめるとかほざいておいて、いざ解禁されたら1週間くらいしか聞かなかった裏切り者に対する断罪に相応しい熱量なのであります。あまりにも熱すぎる、こんなの夏の2倍熱い。
水風呂の広さと冷たさのバランスは相変わらず神がかっております。15度台の水風呂は生命のスープかなにかだと信じてしまうほどの浸透なのです。浸透圧で身体の色んな悪いものが吸い取られていくようであります。私の現実も浸透圧で奪い去って欲しいものであります。
サ室のTVでは転生したらスライムになってた映像が流れておりました。危ないですね。この施設の外気浴という森にスライムがいても私は黒湯を水鉄砲で飛ばすような攻撃しか出来無さそうであります。
夢見心地で今日も自分にまるをつける事ができました。いい1日の締めとしてなんという素晴らしい締めだったか。
涼流っていう28度くらいの水がたまらなく心地よく、特に何もしていないのにスマイリーな白い少年のいる真理に辿り着いておりました。エルリックのように腕や体を持ってかれると少し困るので髪くらいなら持って行ってもいいと思いました。
明日どこのサウナ行くか考えるのがワクワクしますね😆
男
[ 東京都 ]
実にこの施設のサウナが馴染むッ!馴染みすぎて心がふわふわっとしていた!
などと、大体どの施設に行っても適応能力の高さでなんとでも自分の求めるサウナにたどり着ける私らしいですが、この施設のサウナは心の故郷のような地獄の熱さでキュンキュンしてしまうのです。
町田というこの施設に足を運ぶ以外に来た事がないエリアにも関わらず南多摩御用達の黒湯や気持ちがたぎるような交通渋滞祭りエリアなのもあって、サウナを求める気持ちに拍車が止まらないのであります。4WDだね。
駐車場の最初にある心臓破りの坂を登るだけでも汗だくになるものであります。常設混雑スポットのコストコを通り過ぎてこの施設に入ったらもうゴールのような修羅の道、神奈川県と東京都の陣地争いの最前線にあるホットウォースポットでは血も涙も無い、汗だけが滴り落ちるような怨恨蔓延る混沌だけがあるのです。たぶん。
数多くの蒸務取締役が赤きライトが灯される煉獄で鍛え上げている中、私も頑張ってみようとしましたが、今日も30秒も持たずにギブアップしてやりました。
身体が夏を感じる前に焼き尽くされてしまう恐ろしさ、森の彩を飾るのは秋の紅葉のように身体が赤く染まる愁嘆場、地獄に愛されたこのサウナで救いを求めるのならサ室を出るしか選択肢がなさそうであります。
瀬戸際に立たされたものが与えられる水風呂の心地よさに対して、なんで天国と地獄がこんなに近所にいるんだよと驚くばかりであります。
外気浴は相変わらずのととのいエリア争奪戦、露天風呂の腰掛けで人生の岐路に立つ社畜の昼休みのような光景を見ながら私も今を生きていたのです。
サウナにいる時間で人生の走馬灯が見え、水風呂で祝福を授かり、外気浴で晴天を覆う新緑を眺めて生きていることの感動を覚える。森羅万象がそこにあるのです。たぶん。
サウナを回してる回数が増えていくにつれてサウナにいる時間が短くなっていくのが個人的にはボルテージが上がるサウナのような気がします。身体の熱量がマシマシで水風呂を愛する時間が増えてくるのがたまらなく心地よいのであります。
心は日曜の昼下がり、平日への瀬戸際に立つ火曜サスペンス劇場、崖ぎわに立ち、眼下に聳える社会の悪意に対して立ち向かう勇気は今サウナでしか得られないのであります。趣味増やそう、なっ。
汗をかくために汗をかいて向かって、汗をかきながら帰るのは一体何をしたいのかだんだんわからなくなってくるものでありますが、私の心には断固たるととのうための揺るぎない決意が宿っているのです。
断固たるとか揺るぎないとか言ってる時点でだいぶふわっふわな感覚です。
自分の家から近かったら本気で通い詰めまくってしまう程の素養があります。岐阜のみのりにもよろしく。
男
[ 埼玉県 ]
今日は関東随一の熱処に行かなくてはならない理由があったのです。
舞台は埼玉県熊谷市、日本屈指の熱い街としてすこぶる人気が高いそうです。
サウナーたるもの熱さを求めるあまり、自然と気温の高い場所に赴いてしまうものなのです。
いくら汗をかこうとも冷をもたらしてくれる所があればそれまでの暑さはリセットされるのです。0カロリー理論のように今日の彷徨えるサウナ子羊はたぎる思いを発散させる場所を求め彷徨っていたのです。
あ、露天エリアが神がかってるあそこ行ってみよう!うん!とサウナ度外視でこの施設に足を運んだのです。
気持ちは高まりを抑えられない中、片道2時間かけて熊谷に辿り着いた時には既にサウナ後のような汗をかいていたのです。
この後サウナで更なる汗をかいて高みと深みを求めていくのかと、我ながらドM根性が極まっているものだと感嘆したのです。
この施設のやんごとなき佇まいに心はチルったのです。
早く水風呂を…!と、サウナにも入っていないのに水風呂を求めるような熊谷の熱さ、多治見との血も涙もない激闘の日々がそのにあるのです。
そんなこと言っておいて最高気温では浜松に負けている現状を憂いているのは致し方ないのです。
サ室に入ってムシムシな熱量を体いっぱいで受け止めて、体は一気に夏を飛び越えていったのです。
飛んで火に入る夏の虫とはまさに私なのだと諸行無常を感じながら汗を流す姿は小説の一端のような光景であります。
炎天下に宿る心構えは冷を求め、清らかな天然水チックな水風呂で欲望は刹那にして叶ったのです。
18度くらいで安らかな気持ちでずっと羽衣と弄びたい気持ちもありましたが、目的は吉良吉影的な平穏であると思い出したのです。
平穏に至るまでの闘争に打ち勝つためには水風呂というぬるま湯に浸り続けていると中々辿り着けないと勝手に勘違いしていたのです。
露天エリアに繰り出したタイミングで私は熊谷の夏を思い出したのです。あれこれサ室と何が違うん?サ室でととのうのぼく?とDIOに時を止められて階段の下に動かされたあの人に自分もなったんだと、エジプト時代を思い出したのです。
サ室水風呂サ室の無限回廊でととのうためにはととのうッ!といった黄金の精神が不可欠なのです。たぶん。
朗らかな気持ちで熊谷サウナを楽しんでいたり、ついでにつまむように広大すぎる温泉達を堪能していたら汗が汗を呼び続ける灼熱地獄に身を置いていたのです。
身体の熱量は溜まる一方、冷えることのない戦いで身体中の水分をギュッと絞り切った後に飲む普通の水がとても美味しかったのです。味の無い水を美味しく思うなんてとても不思議だと学生時代の部活動の思い出を全て卒アルに閉じ込めた悲しき歴史が目に涙を浮かんだのです。
男
[ 埼玉県 ]
世界の中心で愛を叫ぶにはここに来ればいいのです。何故かって、ここに世界があるからだ!(どん!)
とまあ施設の屋上に何の意味があるかわかりませんが本当に地球があるので、ここが世界の中心でハガレンで言えばお父様になれる場所なのであります。
いつの間にか施設の名前が変わっていたのは驚きました。頭の中では不思議と「バニーガーデン」って最近流行った言葉が何度も呼応されるので、そういった群青の具現化を目指す私にとって許されない気持ちを断罪するべくして今日この施設に足を運んだのであります。
木の宝石があったり、浴室にはパルテノン神殿があったり、テルマエロマエちっくな雰囲気があったりと何かと個性が詰め込まれたこの施設、ととのうとは何かを熱く語りまくってる壁紙も数知れずなのです。
この施設の水風呂に備えられてる炭を見ただけでととのえる人もいるレベルで熟練度を上げ続けたサウナーも多いそうです。
舞台は埼玉県でもトトロや白い獅子がいるという幻のポケモンの聖地所沢、ピンクベストを着て街を歩けばカスカスと言われるレベルの修羅の街であります。
そんなリトルトゥース達も数知れず足を運んでいるかどうかは定かではありませんが、このサウナでは極みに達するための創意工夫が目白押しなのであります。
まず水風呂の12度設定、これがまた心に爽快な思春期を与えてくれるのです。
外気浴にあるバイブラ付き低温水Feat.リクライニングチェアー、個性がここで暴発しそうであります。
その上内気浴もカルダーサウナというオーパーツまで備わっているのです。冷房の効いた涼しい部屋って言ったら怒られるので気をつけましょう。
そんな気持ちを色々と自分の中で咀嚼して純粋にケロサウナを楽しんで、2棟のハルビアさんを眺めて蕩々としているうちにととのいの暴風雨がやってくるのです。
今日は本当の暴風雨がやってきました。青天の霹靂も良いところな空が稲光わっしょいのフェスみたいな雷様のコール&レスポンスでしっちゃかめっちゃかでありました。
7つの大罪の如きこの施設のアクティビティには驚かされるものであります。
ふんわりとゆらめく外気浴の最中でも稲光が凄まじいのですが、この不安定な気候は却って己の心を研ぎ澄ましてくれたのです。私はどうやら逆境に強いタイプの人間らしいです。
名前は変われどその施設のいろんな要素は変わらないでより研ぎ澄まされたものとして久々の来訪の私の心を癒してくれたのです。
真っ直ぐに生きていきたい思春期の心は今日の天候のようにいきなり光が差し込んだり、雷鳴が聞こえてきたりと私の心を写すようなサウナと気候でありました。
静かなるサウナー達の青く淀む熱量はこの施設の調教によるものなのだと感じたのです。
男
[ 埼玉県 ]
サウナ界の夢の国やらUSJ(ユニバ)やらナガスパを一堂に集めたような場所がここにあったのです。
センターオブジアースに飛び込んで火だるまになってバイブラ付きのスプラッシュマウンテンで漢を極めた後の外気浴はイッツアスモールワールドの如く世界の縮図がここにあったのです。
例のらっこに五体投地していざ入館なのです。メッカのように煌びやかに微笑むあいつを見たら自ずと汗腺がアップを始めてしまうのは致し方ない事なのです。
草加といえばせんべいを超えてきたと言っても過言ではない絶大な知名度を上回る安定感に対して今日は更なる進化を見たのです。
知らなかったけど、なんか第二外気浴スペースみたいなものが解説されており、なにこの夢の国のクラブ33みたいな要素はと思って店員用みたいな扉を開いた先にはオアシスが完備されていたのです。
有名な大看板の麓に位置するスペースにこれだけのととのい椅子が設けられていたのです。
この先別料金となりますみたいな暖簾的な看板をつい探してしまった程にこの施設の唯一の外気浴難民対策に感動で目以外から涙が溢れ出たのです。
クオリティの彼方をまだまだ見せつけてくれるこの施設のサ室もまた様変わりしていたのです。
なんか箱が大きくなってるような…客室エリアが広がったのかなと思われる収容力向上、夢の国のように日々進化が止まらない熱量を感じたのです。
大看板にデカデカと書かれた草津温泉や効仙薬湯もそんなに混んでないくらいにどんどんサウナに資本を注ぎ込まれている匂いしかしなかったのです。
あの大看板を見上げながらととのえるとは、らっこのらっこによるらっこのための聖地が更に磐石になったのだと驚きのあまり目からも汗が出てきそうになりました。
普通ならサウナを回すうちに熱容量エントロピーが下がってそんなに身体が熱くならなくなってくるものですが、この施設はどんどんボルテージが上がる一方、7回くらいサウナと薬湯を回すともうサウナすらいらないくらいに身体にとんでもねぇ熱量が蓄えられているのです。もはや水風呂とサウナの如き外界のツーマンセルでととのえてしまうのです。気温40度だもん、体温超えられたらもはや外にいる事がサウナであります。
らっこが私の脳内に語りかけてくるのです。
(汝よ、ロウリュも受けてないのにもうそんなに熱くなっているのかい?俺の本当の姿はまだまだこんなものじゃないぜ)と。
私もついにらっこサウナの海に溺れて狂ってしまったような幻聴が聞こえてきましたが、致し方ないのです。聖地だと大体なんでも許されるのはズルいですね。
物販もディズニーのような価格設定になりこんだけ資本蓄えて次どんな手を打つのか楽しみになってきました。
ほんとあの外気浴は強い。
男
[ 東京都 ]
毎日サウナに行っていたあの頃の魂を呼び起こしたくなった私はふと気付いたのです。そのまんまの名前のサウナあったじゃん、と。
100%サウナ全振りのお店は希少なのですが、お湯がなくとも熱くなれるという証明がここにあるのです。
熱帯夜にもっと熱くなりたい空虚な思いはこの施設の毎時行われているアウフグースイベントでのみ埋められるのだと、私の心のジグソーパズルのワンピースへのグランドラインがくっきりと見えたのです。
眼前に広がるサ室、20人は入れる広大なスペース、東京都唯一の中核市という敵対都市立川に対して唯一のマウントを取れる権威を持ってしてこの懐の深さ、伊達に8人も王子が居る街としての矜持がここにあるのです。
日曜の夜は世界が冷え込むように平日に慄くものでありますが、この施設の中はそんな冷気など皆無なのです。
クレイジーな刺客達が送る熱量を楽しみにサ室で待っていたら突如としてエヴァにちなんだ曲が流れてきたのです。
味の深いパロディから繰り出されるアウフグースの演目には社会闘争間近に控えた悲しき漢の琴線をくすぐってきたのです。
身体の熱容量の限界まで熱を蓄え、演目終わりには熟練されたサウナーが一堂にサ室という使徒から逃げ出していたのです。
逃げちゃダメとか何言ってるか意味わからないくらいに12度の水風呂が心に溶け込むように気持ちよかったです。あの水はLCLとしか思えない溶け込み具合でした。
外気浴の最中、何故かおめでとうと聞こえてきたり、翼をくださいが聞こえてきたり、体の火照りが思春期と勘違いする中でこの合唱曲の定番が耳に流れてくると、女子にめったうちにされた指揮者時代が蘇って鳥肌が立ちました。
その後1時間くらい自分の極みを探し続けてまたしてもアウフグースイベントで日曜を締め括ろうじゃないかとハイパー前向きになったのです。
次はいきなり猪木ボンバイエが聞こえてきて、それだけでクソ熱いやつやんと身勝手に汗が噴き出てきたのです。
恰幅のいい青年がバカヤロゥ!と叫んで振りまくるタオルから飛び出す熱波はこの世の気候のどれをも上回る自然界の輪廻を外れた一撃でありました。絶対にあの人使徒だと思う。
オーディエンスとのコールアンドレスポンスも楽しく、熱量をエンタメに昇華してる所がまた一興なのだと目以外から涙が溢れ出てきたのです。
外気浴で香る蚊取り線香はより一層夏を凝縮させてくれるのです。夏を満たしたサ室はあまりにも心に眩しかったのです。
常にサ室で仏頂面してる私も今宵はちょっと頬が緩んだりして、水風呂に浸ってる時の透き通る世界が見えたり、外気浴の安心感だったり、来る度に実家のような気持ちに浸れる素敵な要素が詰まっているんだと感じたのです。うぇいうぇい。
男
[ 埼玉県 ]
高くても気温40度程度の夏ではまだまだぬるいとか物足りないとかほざく程ドM気質がぶち上がった私は今日、100度越えのサウナで超えて行きたいと思ったのです。
2時間かけて夏空を駆け抜け、思春期を身体中で受け止めていたのです。
すみません、車中はクーラーガンガンかかってます。ほんとに窓開けて走っててもぶっ倒れそうな温度であります。
何故に40度未満で倒れそうな気持ちになるのに、サウナで100度越えの環境にいる時はうぇいうぇいパーティーパーソンみたいになれるのか。不思議でならないのです。
人見知りの天衣無縫に達している私も目の前に控えるサウナヘブンで躍起になったのです。
受付で30秒ほど呼吸を整えてサウイキ会員証を出して「イオンウォーターください!」と言える事が出来たのです。いきなり声出して声帯も驚いたのか、変な声が出ましたが、無事にイオンウォーターは受け取れたのです。ここまで勇気を振り絞った私は120点であります◎
心は常に拍車をかけて思春期を謳歌したいのです。
サ室に向かう歩調は軽く舞空術を使ってるように軽やかであります。
既に蒸務取締役も夏に向けて準備に勤しみ、日焼け民族も黒光りしている盤面であります。
この施設の外気浴ととのい戦争は昼間から熱戦を繰り広げているのです。ととのいたい者、日焼けしたい者、昼寝をしたい者、この日々喜世界は三すくみで成り立っているのかもしれません。
早速極熱サウナで身も心も焦がしてやったのです。お手軽に恋してる時や痣が発現してる時のような心拍数に達する事ができるのです。何度も来てるからドキドキ感はだいぶ薄れてしまったのが憎いものであります。
水風呂の心地よさに羽衣をまとった私は外気浴の壺水風呂で簡易的サマーランドを堪能したのです。
サマーランドでデートするイメージを膨らませ、壺水風呂に備え付けられてる樽の水を浴びてる時の私は間違いなく雑誌の一枚になっているとサウナ上がりの思春期ぶち上がりテンションはありがたく私を洗脳してくれるのです。
無論実際は烏の行水であります。
さあ何度でも楽しもうじゃないか、この熱と水の舞踏を!とかなんとかほざいて目以外から噴き出る涙を隠しきれない私の世知辛い身分を愉しんだのです。
この施設の半端ねぇポテンシャルを求めすぎるあまり、夜を生きる若者も昼間からサウナに勤しんでいる模様です。しかしながら常に100度越えの環境で鍛え上げられている蒸務取締役の眼光はあまりにも鋭く、サ室内での会話は皆無なのです。なるほど、この施設の環境が人を育てているのだと感嘆の意を表したのです。
サウナ上がりは最近流行りのオレンジ生搾り自販機の100%オレンジジュースを嗜んで圧倒的南国を身体に叩き込んだのです。
男
[ 東京都 ]
1ヶ月ぶりの灼熱熱帯林での修練が始まったのです。これ書いてる時はもう終わってます。てへ☺️
涼流という28度ほどの寝湯があるらしく、ロウリュとかけて韻を踏んでなんぼの人生をブリンバンバンしていた今年の冬の私にとって魅力的そのものだったのです。
赤き血潮が滾り、見渡す限りの赤きサ室の地獄行脚を潜り抜けてたどり着いた水風呂の快感はこの施設の比類なき特色なのです。
クールダウンしながら心を映すドス黒いお湯を眺める事により、この施設で私の人生の縮図を体感させてくれるのです。
今日サウナよりも驚いたのは心の中でひっそりと思っていたものが繋がった事でした。
岐阜県にみのりっていう私のサウナシックスセンスを暴発させてブリンバンバンさせまくっていたサウナ超特化施設があったのですが、森の求人を眺めていたら運営店舗にみのりがいやがったのです。
その衝撃に私の汗はサ室どころか浴室にもいないのに噴き出てきたのです。これは紛れもなくサウナ伏線、森のこの過激すぎる所業に合点がバチコンハマったのです。
土日の昼前くらいだったら思う存分自由気ままに外気浴を堪能できると踏んで足を運んだ甲斐がありました。片道1.5時間くらいかかるこの道のりもAmazon顔負けの灼熱熱帯林の前では刹那と化すのです。
浴室に入った瞬間から汗腺がエマージェンシーサインを放つように汗を吹き出す仕様、既に私の体はこの灼熱熱帯林に対する免疫をつけ始めてきているのです。
今日こそはあの紅き地獄のサ室に打ち勝つという暗示だと心の中で断言したのも束の間、早速紅き部屋に入って最上段に上がろうとしたらクロコダイルに水分を吸われたルフィみたいな状態になるという見聞色の覇気が炸裂したのです。
今日も2段目でのんびりと紅き暴虐熱風を耐え忍んだのです。私のような初心者うぇいうぇいサウナーの肌ではこの邪智暴虐の一味のサウナには勝てる見込みが全くわかないのです。不完全燃焼よりは断然マシなので、あの紅き時間がある限り私は何度でも森に足を運び自分を高めていく修練、苦行その他諸々の敗北の味を楽しめるのです。
マジクソ半端ねぇ熱さのサウナなのに90度ってプライドをへし折るのがとても上手い運営一味であります。施設の名前だいたい可愛いのにサウナは全然可愛くねぇ!
紅き部屋で身体中があまみ祭りになった後の安心感は広々とした水風呂なのです。この動線は美しいですね、森の美しさを守りましょう。
サントリーみたいに森や水と生きている事を体現しているようなこの施設の外気浴はもはやサ室と同じじゃねぇかってくらい暑い日差しを身体に受けつつ、森林が香る風で安らぎをもたらしてくれるのです。
岐阜のみのりと同じ系列なのがぶっとい線で繋がったのであります。
男
[ 東京都 ]
深夜にどうしてもサウナに行きたくて仕方ない気持ちを発散させるには深夜3時までやっているというサウナ界の駆け込み寺として有名な竜泉寺に誘われる他なかったのです。
しかしながら華金の夜にこの施設に足を運ぶという事はお祭り会場に乗り込むのと同義なのです。西多摩の若者が常設同窓会を謳歌しているような場所であります。
駐車場に着いた瞬間から頭の中にある「あいつら全員同窓会」のレコードに針が落とされたのです。
ぼーっとして没頭して身勝手な僕がいいなと、正に楽曲とのシンクロ率200%で竜泉寺に挑んだのです。
近隣ではお祭りが至る場所で開かれるこの夜にありとあらゆる髪色を持つ若若男女が雁首揃えて歓談に花を咲かせていたのです。
そんな事は予定調和なのです。むしろ私の孤独の穴埋めになるちょうど良い修行なレベルであります。
水風呂が3種あるというととのいバリエーションが膨らみまくりな状況、リニューアル以降「普通のサウナ」がやけに熱くなるわ、新しくできたメディテーション的なロウリュサウナの方もムッシムシの外界と大差ない湿度で心の様子は夏真っ盛りであります。
2,30くらいある大量のととのいエリアも常時満席、浴槽の縁もととのい難民で埋め尽くされるという、まさに大資本施設ならではの光景に名古屋が生み出した常設同窓会会場竜泉寺の名は伊達ではないと感じ取ったのです。
こんだけ人がじゃんじゃか来るのなら西多摩の方であと2,3店舗くらい開けるんじゃねぇかと思う次第であります。深夜3時まで営業しているのは夜を生きる若者にとっては価値がデカすぎるのです。
流石に何度も足を運べば私のシックスセンスが働いてどれだけ人が多くても朗らかでゆるふわわっしょいなサ活を楽しめるものであります。スクランブル交差点でととのってやるくらいの覚悟がなかったら私はこの施設で生きながらえることは叶わないと思うのです。
千葉の方にはサウナ超絶特化な竜泉寺があるのが羨ましいものであります。こっちにも欲しい!と心の叫びはロウリュの蒸気と共に霧消していきました。
サウナ水風呂は順調に回せて、外気浴だけが鬼門となる夜更けに対して、岩肌に腰掛けてお尻が曼荼羅模様になっていく様を感じて、私の今歩んでる道は悟りに達するまでの苦行林なのだと心に漬け込んでいたのです。
サウナよりもめちゃくちゃ推してるのが炭酸泉なので、それはじんわりと浸かっておりました。流行りのカーボンニュートラルをガン無視してカーボンまみれになってこのまま体の中にCO2を流し込めば私も空気になれるのかなと思う次第でありました。
この施設でしか見た事ないくらいのREFA的な高級ドライヤー渋滞は夢の国のそれなのです。
サウナの夢の国で心は星に帰りました。
男
[ 神奈川県 ]
コスパとかQOLとか近頃は新たなるワードも乱立する中、夥しい集客力とサ室温度水風呂温度、外気浴の構成人数などを考慮しまくったその安定的なサ活をもたらしてくれるという事で有名なこの施設に今日の救いを求めていたのです。
三連休の間ともなればシュレディンガーの猫もサ室に100匹くらいいそうな今日この頃、やはり安定感抜群と言うこの施設の噂は本当なのかと期待に胸を膨らませて春日みたいになってる私もワクワクして足を運んだのです。
結果ど安定でした。安定すぎて2時間くらいサウナを回し続けるという久々のサウナゾーンに入って涅槃の道に誘われる所まで達してました。人がたくさん来るのが間違いない時間にも関わらずこの安心感はすげぇよ😊
舞台は神奈川県の難読市町村の一角にある秦野市、最初京都の太秦から引っ張ってきて「まさの」とか言って大学時代にねこぱんちされた懐かしい思い出が蘇るハートフルな所ですね。
私の中で作り上げてる妄想ですが、年間万を超えるサウナーが煉獄的な修羅の道を歩み、熱波で邪心を払拭しているそうです。
立派な蒸務取締役がいるものなんですね。すごい。
関東に返り咲いてからは安らかなサ活は平日しか無いと心に刻み込んでおりましたが、ゴリゴリに禅問答で熱を愛し、水に愛された空前絶後のサウナを堪能しまくりました。
サ室は100度安定、水風呂も15度ほど、外気浴のととのい椅子は露天エリアの7割ほどを埋め尽くす程に蒸務取締役と達がどれだけ来ようが絶対受け止める煉獄さん並みの懐のの大きさを感じたのです。
名水で有名らしい秦野なので、水風呂も心に溶け込むような清廉としたものでした。私のような変に極まった紳士にとっては洗練された水は浸透圧で私の中の邪悪なものを全て拭い去ってくれるようでありますか?
特に外気浴の壮観なととのい椅子祭りを見るとそれだけで安心してしまうのがサウナ中毒者の走りなのかもしれません。
ロウリュサービスも適時あり、初めてこの施設でそれを堪能したのです。
オーディエンスで一杯のステージにスタッフが繰り出す熱風、穏やかな熱量と同時に過激な赤い風を私のサーモグラフィーアイは視えてしまうのです。
勇気や社会闘争に戻る活力を取り戻してまた明日を見渡せる英気を養ってくれるのはハートフルなサウナコンディションによるものなのでしょう。家に近かったら確実にホームになるレベル、大学時代の秦野の友人に対して「なんで横浜じゃないの?」ととんでもないロウリュバトルを仕掛けた私はとても愚かだったと思い知らされたのです。
「何故、吉祥寺とかじゃなくて八王子あたりなの?」と言われて「八王子は都会だから!ぼくの住んでる所もっと半端ねぇ田舎だから!」と言い返した思い出が甦るのです。
男
[ 神奈川県 ]
舞台は神奈川県の海老名市、言わずと知れたいきものがかりな場所ですね!ブルーバードに乗ってダーリンダーリン心の扉を壊してよ〜♪とかいって思春期ど真ん中、私の心の門戸を開くのは今なのです。
7月の夏空は外にいるだけで勝手に身体へサウナを教えてくれるのですが、サウナの今際の際に辿り着きたい気持ちは今日の私を海老名まで運んでいたのです。ところがどっこい、サウナのきわではなくお湯の方のきわに辿り着いてしまったのです。てへ☺️
今際の際と聞くと私の心の中では白髪の青年が若者から青春を取り上げる事は許されないとざわつくのですが、青春は常に心の重心で呪物のようにまとわりついて致し方ない私は1週間社会で揉みくちゃにされてそのモヤモヤを解き放ちたかったのです。
最近は数多ものサウナ投稿を見て勝手に無量空処を自分に流し込む次第、写真撮影でピースをしたら何故か指が🤞←になってしまう始末、こんな時にサウナという反転術式を回さなければ私は廃人になってしまう事必至だったのです。
この施設の雰囲気はとても穏やかであり、館内にはオルゴールが鳴り響き、しっとりとした空間はサ室まで伸びていくのです。
サウナ雑誌も軒を連ね、サ室付近では数多ものアウフギーサー番宣もある熱量の高さを伺えるのです。
じんわりと穏やかなサウナを堪能したい気持ちは颯爽と私をサ室の扉の前に立たせていたのです。
この施設のありとあらゆる扉はやけに固いのです。特に外気浴に向かうあの扉がやばい、あれはもうゾルディック家の門戸
その重さは正に私の心の扉と同じなんだと親近感が湧くのです。
サ室は90度後半の夏模様、広々としたアリーナで部隊を飾るのはAdoさんも入るのを拒みそうな鉄格子に石が敷き詰められたサウナストーブ、これならアウフギーサーも思う存分舞えそうであります。
水風呂は15度付近でサ室温度との相性抜群のコンディション、外気浴には椅子が10程あり、上場企業の取締役くらいなら座れる許容量であります。席取りゲームしなくても済む懐の深さであります。
何より驚いたのは浴室内にある風呂が1つで炭酸泉なのです。
露天エリアには壺祭りなのか、壺湯が雁首揃えてこちらを見ているのです。
この外気浴に向かうまでたくさんのゾルディック家みたいな扉を開けて軽い筋肉痛になった私にとって良いクールダウンタイムになったのです。
3の付く日には午後にロウリュイベントがあり、外来アウフギーサーも多く足を運ぶほどの熱量に、この施設のオラオラ感を感じたのです。
ロウリュを求めて数多もの熟練サウナーが汗腺を鍛えているのはサ室の雰囲気から伺えるのです。
館内のテラスみたいな所はミストが発生しており、その蜃気楼はまるで海老名の帳を下ろしていました。
男
[ 埼玉県 ]
幻のポケモンのトトロやネコバスの生息地とも言われる所沢、今や白い獅子が猫屋敷であちぃあちぃと死に物狂いの野球観戦をしなければならない修羅の街として有名な所沢、山田うどん総本家やら、なんとなく時たま話題になる街であります。
そんな所にもトトロが絶対に来なそうなパチンコ屋さんの一角にある森があるのです。
絶賛常時オートロウリュな外界の信じがたい熱量から逃れてやっとこさ辿り着いたのです。
こんな熱い中でも外界と隔たない室内で野球観戦するなんて、北広島のサウナ堪能しながら野球観戦できる某所のアンチテーゼなのかなと、所沢の試される大地で鍛え上げられた民の修練には感嘆せざるを得ないです。
そんなことはさておき、今日は七夕なので頭の中にある笹に心の中にあるハートフルな願いごとをぶら下げておっとりとした気持ちでこの懐かしき雰囲気が漂う施設に足を運んだのです。
綿密な下調べをしているうちに隠れた名所なんじゃないかと、私のサウナシックスセンスがバチコンとこの施設にピンを落としたのです。イメージはAPEXやPUBGの敵がいる時にやるアレみたいな感じ。
土日の昼とは思えない穏やかな雰囲気、広々とした館内では昼間から一杯を愉しむ蒸務取締役もちらほら、こういう場所だからこそ何か宿っているのではないかと思うのです。
トトロを探し続けて31年となったこの人生、いまだにトトロどころか熊も見たことがなく、目に付くのは白い獅子ばかり、なんで一番幻のポケモンみたいな奴が一番目に入るのか不思議で仕方ない私はサ室に導かれたのです。
熱さを凌ぐには更なる熱さだという、サウナーなら誰しもが辿り着く心理、その言葉通りにサ室のストーブには石が積み上げられていたのです。
サ室は10何人位は入れそうな96度ほどの空間、その温度は外界に対してダブルスコア以上を誇り、すぐさま夏を知った身体は汗を噴き出すのです。
安定感抜群な環境で汗を流して4人程が入れるこぢんまり水風呂で避暑地を堪能、外気浴に赴いたのです。
外気浴は2人だけが腰掛けられる特権階級仕様、これは紛れもなく席取りゲーム必至になると私の中でカチッとスイッチが入ったのです。
室内にも2脚ほど椅子があり、ととのいエリア自体が争奪戦になる事はすぐさま私の頭の中でエマージェンシー音が鳴り響くのです。
会社では至る人に「焼けたね、デートしてたの?」と聞かれるのです。
「まあ最近焼くのにハマってるんで、へへへ」とデートどころか焼ける理由がサウナしか思い当たらないのは私の苦悩の真髄なのであります。とても苦しい。
至る所に温泉がひしめき、吹き抜けの浴室には陽光が降り注ぐトトロ仕様であります。
まっくろくろすけも鬼舞辻さんも敬遠する程の光量であります。
男
[ 東京都 ]
七夕間近の今日この頃、常時ロウリュ中の外界の熱量から逃れるように100度に迫るサ室で汗を流して冷を手に入れる謎極まり無い所業に勤しんでいたのです。
そんな事よりもとにかく織姫を探せ、生物としての目的を果たす努力をしろと家系の者たちが暗黙のプレッシャーを私にかけ続けて来る中でも断固たる決意でサウナに行く私の勇敢な背中は逃げ傷だらけなのであります。
だって今年もう愛知から逃げてきてるし。
この施設に求めるは11度台の水風呂、そうなのです、ここに避暑地があるのです。
1時間単位でロウリュサービスがあって、夏なのに蒸し暑さを更に求める修行僧が雁首揃える中、私も気づけばそっち側の人になっていたと気付いてしまったのです。
いかにもコミュ銭湯力高めな者たちが受付やらロウリュやらとやけに眩しいスタッフに目が眩んだ後にサウナに行くのです。
この施設にお湯という概念はないのですが、夏場ともなればそんなものは不要、もはや水風呂があるだけでそこがオアシスなのです。
サ室の薪ストーブがお出迎えしてくれる扉の向こう側は夏の扉なのです。
フレッシュフレッシュフレッシュ♪とか頭の中で流れ出す始末、熱さがとめどなく私に襲いかかるのです。夏より熱い時間を過ごすうちに汗が噴き出て来る事を私は雑念を解き放つ事と結びつけたのです。
雑念なき身に水風呂の冷たさは心を軽井沢に飛ばしていったのです。
ロウリュサービスの時間はどうやら花をテーマにしてとにかく花にちなんだ要素をオラオラとゴリ押しして来るような内容でありました。
ミモザの香りが特によかったです。ゴスペラーズのあの名曲が頭の中を流れてその淡い恋心を歌った歌詞にキレ散らかしそうになりました。
憤怒はサ室に置いて精神滅却をしなければそのサ室に赴いた信念を裏切る事になる、それは決して許されないとかなんとかで自己洗脳を済ませてそそくさとサウナを回していたのです。
外気浴の心地よさは世界の広さと深さを感じるものでありました。もはや宇宙が見えていたようであります。
サクッと濃密なサウナを堪能できて1000円ちょいとはなんという素晴らしい密度なんだと感動したのです。
つい先日31歳になってしまった己の人生計画とは全然違う現実を痛感し、その不甲斐なさに武者震いしていたのです。
サウナフィルターを通すと31歳で自分の楽しみを持って人生を過ごせているなら超絶御の字じゃん、ええやんと随分前向きになるものであります。ええやん。なっ。
年々「結婚」という特級呪物が私の精神に負荷を強めている時に対する反転術式は今サウナしかないのです。
前橋にある本店にも、丸っこい豚さんの着ぐるみで子供にモテまくった懐かしい思い出を抱えて行きたいなと思いました。
男
[ 埼玉県 ]
くぅ〜たまらねぇ!ってサ室の107度くらいを示す温度計、そんな環境でのオートロウリュに私の1週間ぶりのサウナは心が叫びたがっておりました。
胸がスカッとするようなコンディション、相変わらずこの施設のバランス調整能力の高さには感嘆せざるを得ません。
片道2時間くらいかけて来るような距離感ではありますが、昨日は12時間日帰り愛知旅行を楽しんだ者からしたら散歩道に他ならないのです。
事故リスクを懸念してリザーブに父を連れていた為にサウナにも行けなかった事による今日のサウナは万感の初夏を謳歌したのです。
青空に浮かぶ深緑のもみじさんの揺れる様を眺めていたら今年の夏はもう始まってるんだな、梅雨って最近引っ込み思案になってるのかなとか勝手に梅雨を擬人化する次第であります。
土日の昼下がりなので多くの蒸務取締役と見受けられる強者がオラオラとサウナを堪能してる構図でありました。
時間の限りを費やして今できる自分のととのいを追求するあまり、外気浴の時には曇天なのに空の青さを勝手に想起させる自己完結型拡張現実を発動させるほどに五感が研ぎ澄まされておりました。
見えるものが全てではないこの世の中、サ室の熱量は目に見えない感覚とのせめぎ合い、戦闘熱波が迫り来るサ室の中で自分の存在証明を果たす闘いは度重なるものでありました。
ふわっふわな生き様を自分に刻みつけて甘えまくっていた数年間を断罪するようなサ室、水風呂に浸る時間すらも時が刻まれる事に疑念を抱かざるを得ないのです。
とめどない季節の流れに逆らうかのような心の蓄えをもたらし、またしても現実に戻っていくのです。
良質なサウナを体験してる時は疑似恋愛してるような感覚に至るので、私の拡張現実はまだまだ底知れないものを感じるのです。
ただ、深淵を覗き込む私は深淵にいる現実からも見られているのかもしれません。
男
[ 山梨県 ]
2年ぶりにビューティーなサウナとはなんぞやを再考する為に私はこの施設に足を運んだのです。美と最も掛け離れた邪智暴虐の渦中でもがき苦しむ私にとってあまりにも光が強すぎるのがネックな所であります。
舞台は山梨県の河口湖辺り、言わずとしれたナガスパと双璧を為すあの絶叫祭りの有名施設がある場所です。そこではムンクも叫びまくるらしいですね。
避暑地のような雰囲気で帝都のコンクリートジャングルとは一線を画す涼しげな気候、安らかな自然音だけがこだまする風光明媚な大地に美を司る女神(たかの)が何故か美よりもサウナに集中している謎の施設があるのです。
2年間の執行猶予を経て足を運んだらサウナが進化しておりました。
なにっ!樽型サウナ!バレルサウナがあるのはマジで聞いてなかったぞ、下調べしてない私にとってこれはまさに行幸!
ワクワクが抑えきれない中でも普通のようで普通じゃないサ室から開幕したのです。
ちなみにビューティーの名の旗の下にある施設なので、看板通り館内はとても美しいのです。美しすぎて私のような魔素塗れの山と風の民が足を踏み込んだら浄化されるのではないかと危惧した程であります。
普通じゃないサ室ではセルフロウリュが出来てしまうのです。流石は2000円施設であります。そんな意識高そうなサ室にもテレビがあるのは驚きであります。
穏やかな気持ちは水風呂にも宿っているのです。
もはやたかの友梨という名前だけで水風呂も入ればお肌がとぅるんとぅるんになるんじゃねぇかと錯覚する次第であります。
露天エリアには2000円クラスのととのいエリアが備わっているのです。おしゃれすぎる見た事のない椅子に横たわるだけで浄化される勢いであります。
慈愛は露天エリアの香りにも宿るのです。ワイン風呂から立ち込める芳香、どこもかしこも香りを重視した戦略に私の心もアロマティックな美が黒ひげ危機一発の様相で差し込んでくるのです。
我慢ならない私は当然バレルサウナに突っ込んだのです。
そこもまたセルフロウリュが可能な4人スペースで、夢が宿っていたのです。
頭の中に2000円が反芻しまくってととのいの妨げになるのではないかと危惧する勿れ、そこで得られる熱量にお金なんてものは所詮美に使ってなんぼのものじゃないかと洗脳が完了したのです。
塩サウナはかなり普通でしたので省略します。
バレルサウナ脇にはなんと言う事でしょう、新たなる水瓶が備わっているのです。確かに浴室の水風呂までの距離は大きな阻害となる中でよくぞここに水風呂を設置してくれたと、感動と美的センスのあまり私の目以外から涙が溢れ出たのは真実であります。
ビューティー万歳!と高らかに優勝宣言し、ほうとうを食べに行く背中は輝いていました。
男
[ 埼玉県 ]
今日は青春の名の旗の下に花を咲かせたい気持ちで暴発しそうな気持ちでありました。そんなよくある気持ちの時にはしっとりと心温まるハートフルなサウナに身を投じて現実を静観しようと考えて行動に移すのは至極当然のことであります。
舞台は今やお昼の顔となってるらしいハライチの由来として名を馳せていて、フジテレビととても仲の良い上尾市の原市であります。
息よりも嘘が優先して飛び出す私ですが、ハライチの由来はどうやらガチらしいです。
ハライチマネーでしこたま潤っているこの街のサウナなので随分な高価格を予測してましたが、なんか会員さんと外来では随分な差があるのです。250円差。
休日の30歳男性だと1300円の振る舞いを見せなければこの施設のサウナにありつけないのです。私の財布は最近転勤で何故か色々とお金が舞い込んできてホクホクなので今日の昼ごはんを断絶することによってその資金をなんとか捻出したのは秘密であります。
早速サ室に飛び込んだのですが、なんだこのタオルマットのふかふか加減、これは天使の羽衣なんだと察したのです。
私の眼前にはサウナストーブとその上に控える2つの穴、確実に暴風が吹いてくる予感しかしない設備なのです。
子供は風の子と言われるように私も風柱を夢見て痣が中々出てこない事に危機感を感じるので、ロウリュタイムの風を求めて血眼になっていたのです。
痣は全然出ませんが毎時30分に繰り出されるロウリュタイムではあまみが沢山出ました。今日はこれを痣と定義して私は風柱になっていこうと産屋敷邸のサ室に挑む心を養ったのです。
水風呂は体感13度くらいでした。ひんやり加減はロウリュ後のホクホク具合を冷やすのにとても優れた性能を持っていたのです。あー!って心が叫びたくなる程のベストバウトであります。
外気浴は沢山のととのいスペースがあり、そこまで困らないのかなって気はしますが、ゴールデンタイムだと椅子取りゲームが始まりそうであります。
大学時代の学食席取りゲームで無類の強さと才覚を誇り、自分の才能の全てを捧げてしまったために他の才能を全てかなぐり捨てた私にとってその席取りゲームだけは才気煥発の極みを発揮したのは言うまでもないのです。
温泉もアジアンな間接照明の色調であり、効能はちっとも分からないですがなんか体に効きそうな雰囲気がありました。
夢見心地で穏やかな時間を過ごして心の汗を流し切った私の精悍な佇まいはもはや柱のそれでありました。
夜は鬼を探すフリをしてドライブに繰り出して自分を見つめ直しまくる私もこのサ室では同じように自分の存在証明をずっと模索していたのです。
辿り着くことが決してないQ.E.Dを模索して早30年、人生の交差点はここにあったのです。
男
[ 東京都 ]
心の中にいる鬼を蒸し焼きにして傷口は焼いて塞ぐマスタング的な思考法の元、今日は森に恋していたようです。
もはや町田に来る理由はここに来るためにあるようなものです。
近場にあるコストコはとんでもねぇ集客力であり、近隣の道を全て渋滞にさせる程の魔境なのです。昔からTVでよく見たドロドロ血流のアレみたいな感じ。
5年に一度の大イベント免許更新を済ませて心はお墓参りに行った後のような晴れやかなととのい具合、これはまさしくサウナ日和、そしてサウナに行くのならあそこしかないっしょという定めに従ってこの施設に足を運んだのです。
昼下がりの木漏れ日にうつつを抜かして全開放するにはここの熱さと、くぅ〜となる水風呂に、ぽんぽこなたぬきが居ても差し支えのない大自然に囲まれた外気浴、これしかないのです。
この施設には明らかに強者を感じさせるサウナーが多く見受けられるのです。
20分単位で赤きライトが灯される刻に笑顔でよっしゃ闘ってくるべという背中の意志が数多くあるのです。ドMの集団なのかもしれません。
そんなドMの私も当然人がいちゃいけない赤きライトが灯される暴風熱波地獄の渦中で今生きている喜びを噛み締めていたのです。
外気浴は限られた椅子を求めて彷徨う裸一貫の漢が椅子を諦めて露天風呂の石垣に腰据えている事もしばしばでありました。
もはやお尻マットすらも争奪戦なのです。
そんな中でも赤きライトが灯される時間の最上段だけは王の帰還を待つような空席、これが社会闘争における管理職のそれなのかと察するのに不足なしだったのです。
スチームサウナの方も大人気で蒸気が立ち込める時間になると戦士達や蒸務取締役達もきゃっきゃと扉から出てくるのです。子供のプールみたいに楽しんでいる絵面、ここがまさに大人の遊戯なのかもしれません。真剣に生きてる証なのでしょう。敬意を評して私もあちあちであります。
何回も回してもまだまだ心の翳りは焼き尽くせない時であっても、このサウナは嫌なことを全て忘れさせてやるよという2枚目気取りの演技が本気なのです。
振り返れば沢山横たわる己の過去を乗り越えて、どの自分がしっくり来るか探して落ち着ける場所を見つけられるのです。
これほどまでに自分との闘いに集中出来てしまうこの施設の素質の深みたるやいなや。そりゃアレだけのガチサウナーがひしめき合うものであります。
いくら時間があっても足りないと感じてしまうくらいに無我夢中に夏を取り戻していける時間は心地よいものです。
春に誓った彼女とか、結婚とか、人間としてどう生きるかといった諸々の決意はもう夏には忘れ去られているのですが、このサ室は中々に忘れられないものであります。
普通に明日も頑張れる気力が蘇りました。
男
[ 神奈川県 ]
群雄割拠する私の中のサウナワールド、熱を求むか、水を求むか。熱が欲しい!思春期を取り戻すしかない。なんで!?
今日の青と夏に恋焦がれた私の思春期の咆哮は水の都秦野に導かれていたのです。
どうやらここには殺意に満ち溢れたロウリュがあると聞く。
社畜で汗を流した1週間ぶりのサウナとの邂逅、サウナで全集中する舞台は整ったのです。
秦野には特に思い出はないのですが、大学時代に仲良かった人が秦野出身だったのもあってか、ひたすら豊かな自然を誇る大地だと聞いていてわくわくして向かったら街でした、嘘じゃん!トトロとかおっことぬしとかいるイメージだったよ。
舞台に着けばびっくりするのがどでかい建物、この近隣で最もデカく佇む施設なのです。圧倒されて大都会秦野に気持ちが切り替わったものです。
とにかくサウナだと館内の複雑な動線をなんとか潜り抜けてやっとこさ浴室までたどり着いたのです。受付と同じ1Fに大浴場もあるんだけどね。
万葉系行ったことなかったのでびっくりしたのは泊まれる場所なのもあるんですね。浴衣姿でわちゃわちゃ宴会するような社会闘争の癒しの場としても考えられる所とは驚きです。
空前絶後の熱さを体感したい気持ちで無意識にサ室に身が置かれていたのです。
ほおほお、結構なお手前、ロウリュタイムじゃない時でも結構熱い、最上段で普通に心地良い熱を感じてサウナを堪能できるものですね、ふっふっふ😎
なんて独り言を呟きつつも毎時0分の極みへの準備を整えたのです。
んでだ、0分のやつに挑んでみたんですよ。正直頭おかしくなりそうでありました。
あいつどんだけ水を吹きかけてるの、しかもロングスパン!
最上段は当然避けて、上から2段目で様子見とか思ってたらそこすら居た堪れない熱さでありました。あんなん年間1000回くらいサウナ行ってないと汗腺が適応できねぇ!
私も魔虚羅さんみたいな適応能力があれば話は別ですが、サ室が領域展開した時の得体の知れない何かが襲いかかってくる感覚は心を水風呂に避難しないとやられると感じるのに不足なかったのです。
洗礼を浴びせられ私の行方知らずの心はまだまだ熱量を求めていたのです。
残り香も堪能しなきゃ勿体無いと経験を蓄積したい気持ちはまたしても領域展開されてるサ室に導かれたのです。
水ブシャータイムが終わってもその場は体感温度120度越えの雰囲気を残しているのです。この時間最高でした。ととのわないわけがねぇとサ室で察するレベルでした。
値段も2000円越えのハイブランドサウナなので、土日の昼間でも穏やかな客入りで自分のペースのままサウナを堪能できたのです。
うつ病で愛知から東京に帰還した30歳独り身の実家暮らしの財布はとても強いのです。泣きそう😭
男
[ 埼玉県 ]
めちゃくちゃ久々のサウナって感じがして心から情熱を燃やし尽くして真っ白になりたいというドM気質全開でいたのです。もんもん。
そんな崇高な意識でこの施設の門戸を叩く、叩くと警察沙汰になるので自動ドアを通ってメンバーズ特権のイオンウォーターをゲットしつつも入館時の受付でコミュニケーションに不安を感じる私はドキドキしておりました。
断腸の思いで今日もロウリュサービスのタイミングを避けて昼過ぎの比較的アイドルタイムに突撃したので穏やかなサカツでありました。
やきもきするような思春期の外気浴、青年の高まりを発散させるサ室、憂いを洗い流してくれる15度の水風呂、どこを切り取っても泡沫の彼方であります。
行方不明になって4ヶ月にもなってる私の心はサウナの時だけお盆みたいに帰ってくるのです。サウナは常夏みたいなものだし。頭の中では思春期のエールとも言われるBUMPが勝手に頭の中に流れてくるのです。天体観測とカルマ知ってます。
チキンハートで好きなものはチキンライス、昨日よりマシな飯が食えたら今日はいい日だったと空を見上げて笑い飛ばすのに定評がある私にとってこの施設のサウナはあまりにも贅沢な気がするのでロウリュで更に贅沢になってしまっては今へ戻れなくなりそうであります。
気持ちは更にオンリーロンリーグローリーに1人の時間を深めていく頃合い、外気浴にある水風呂に樽があって鉄線を引けばそこはサマーランドのCMかって感じになるのです。
サマーランドでデートするのが高校時代の理想の最終局面でしたが、私にはあまりにもそのハードルは高かったのです。
4,5回くらいサウナルーティンを繰り返して行く中でも体の季節は少しずつ変わっていくのです。夏に始まり思春期を堪能、冷水で締め上げる冬の気持ちを超え、何故か秋に帰って百花繚乱を抱く、こんな所で季節を術式反転するのであります。
同時に魂に反転術式をぶちかまして修復、夏と錯覚する気温25度越えでも心には冬を抱かせられる程に自我が強くなってどんどんエゴが湧き立つのです。
自問自答の果てにあったのは館内のオレンジジュース生搾りの350円のアレであります。
ジュースと考えたら普通に高いが、んな事を考えてるよりも今求めている自我に逆らう方が心にとって余裕がなくなる恐怖が勝るのです。
強がって350円を吐き出した私の喉を通る甘酸っぱい思春期、シーブリーズのオレンジのあれを部活終わりの身体に塗り込んで汗の匂いをかき消す思春期に女の子はいないのが現実なんだと思い知った15年前を振り返る中、なんだったんだ今日のサウナはと我に帰ったのです。
男