2019.10.25 登録
[ 神奈川県 ]
かっこいい名前の施設です。
千年温泉。何かのキャッチコピーみたいじゃないですか! そして、値段も手頃。銭湯も都内の汎用的なレイアウトではなく、決して広くはない空間に炭酸泉、黒湯などが敷き詰められ、露天も銭湯にしては広め。
全体的におしゃれな作りですが、綺羅びやかや雅というよりもシンプルに少し上品な雰囲気。特に露天の庭がセンスがいい。
砂利と岩のこじんまりとしたお庭ですが、空間の使い方がうまいのか。妙にセンスがいいのですよね。基本的に鉢植えってダサくなりやすいと思うのですが、鉢植えが絶妙なんです。鉢植えの数は3つという少なさが吉なのでしょうね。
鉢植えも青紅葉が2鉢、そして、背の高い百合の花が季節を感じてよかったです。ライトアップの演出もとてもよかったです。そんな庭を見ながら椅子の外気浴がいいですね。東屋の露天風呂の空間と部分的な壁で隔絶されているので、隠れ家的な雰囲気もあります。
サウナはコンフォートのしつしつサウナ。温度はそんなでもないけど、しつしつです。水風呂は20℃ですが、バイブラがある為、しっかり冷たい。冷水機はありませんが、水飲み場は浴室にあります。
今日はいつものセットを崩し、一回目のサウナ浴の後に2回目の洗体。両施設ですが、備え付きのアメニティはなし。でも、最近は入浴セットを持ち歩いているので、構うことなく。昔はタオルだけの持ち歩きからだいぶ意識も変わったものです。シャンプーが特定のものでないとすぐやられて、フケが出てしまうのですよね。だから、備え付けのシャンプーって使うのが怖いんですよね。
おかげでするするすべすべな肌になったみたい。
ちとせを千年と書くのは珍しい地名ですね、ちと調べたら近代の瑞祥地名らしい。あぁ、なるほどねぇ。
[ 東京都 ]
なかなか雰囲気のある池袋の銭湯。入り口が以外と目立っておらず、ひっそりと佇むように池袋繁華街から離れた場所に位置しております。
都心の銭湯としては安めなのですが、15日に値上げするそう。世知辛い世の中です。
なかなか味のある銭湯です。
何よりも壁絵がすごい、さながらナイアガラ。ちょっと時代遅れな雰囲気はありますが、なかなか味のある趣です。
岩風呂なんかは銭湯にしては豪華で広め。薬湯湯もあることは嬉しい。今日は陳皮でした。陳皮って、もっとも身近なハーブの一つですよね。
サウナはおそらくコンフォート型のサウナ。そこまで熱くもないのですが、湿度は高め。銭湯にしては広めのサウナ室。
水風呂もしっかり冷たい岩風呂タイプ。ささやかな滝の演出つき。3人くらい入れる広さでしょうか。
池袋の土地柄か柄が入った方が多い印象ですが、喋らずマナーもいい為、特に悪い気分はしません。厄介なのは本職よりもイキってる人たちのことが多いです。
概ねいい施設ですが、受付でサウナはいっぱいだと嫌な顔をされたことがちょっと思うところがあったり、だって、サウナ全然渋滞してなかったんだもん。
あと他には水飲み場はあるのですが、冷水機はなく、脱衣所に自販機はない。都内の銭湯なのに浴場にボディソープやシャンプーのアメニティなし、浴室に椅子がないとの思うところもあり。
でも、味のある場所なので、いい施設だと思います。
[ 埼玉県 ]
地味に久しぶりのサウナ。
なんでだろう。忙しいのもありましたが、いつのまにか間が空いてしまいました。
遠くの新規の施設に行こうかとも思いましたが、雨なのと、時間がかかるというのも考慮して、結局こちらに。都合よく利用できるのがホームのいいところ。良施設が近所にあるのが助かるところ。
17時過ぎに入ったのですが、人がいつもより少ない……! ロウリュの時間はいつものように満員ですが、並んではいなかったはず。夕方の時間帯はやはり少ないのか。
季節柄なのか、意外とこの時間は穴場かもしれません。
久しぶりの温浴施設なのか、水風呂の隣の人の加齢臭が気になりました。別にそんなに気にしたことはないけど、来ない間に臭いに敏感になったのかなぁ。水風呂の塩素臭も少々。でも、この塩素臭は嫌いではないんですよね。
それ以外はホームはちょうどよくていい感じでした。
[ 東京都 ]
おそらく最後の訪問。
2年ぶりの再訪。今日が1000円デーだということを知らず、ちょっと得した気分に。
今日は税金払ったり、10年ぶりにゲーム機買ったり、御徒町から東京までを歩いたりとなにげに一日中出歩いていました。
そんな日に夕方頃、3時間コースでイン。以前よりも人で賑わっている感じでした。
37年の営業に終止符を打つとのこと。閉店への内情はわかりませんが、施設の老朽化、物価の高騰などがあるんでしょうね。
これからもコロナや戦争の影響がジワジワと出てくるのでしょうね。
特に温浴施設、24時間営業の施設の寿命は短いと聞いたことがあります。寂しいですが、これも時代の潮流なのでしょうね。よくよく見ると施設の老朽化は結構進んでいるように思えました。
ここの特色は他の施設のよいところを摘んだジェネリック施設ということでしょう。サウナ室はレインボー本八幡のジェネリックで灼熱。夏ということもあるでしょうけど、10分も入れない。
2階のスチームサウナは立ってられないほど熱く、薬草に匂いが濃い。頭をタオルで覆わないと痛くてたまらない。でも、座ると意外と耐えられます。特にシナモンの蒸気が美味しい、関東有数のスチームサウナ。しきじの薬草サウナを参考にしているとのこと。
水風呂は十分冷たい。佐世保のサウナサンのシステムを使っているとのこと。
二股温泉システムもジェネリックといえば、ジェネリックですね。
そして、ここに再訪するまでの二年間、どの本家にも行ったことありません!(レインボーは新小岩なら行ったことある)
3セット、休憩、2セットで組みました。薬草茶を飲みたかったのですがレストランが閉まっていて残念。
こう寂しい気持ちになりますが、閉店のお知らせがなかったら訪れようとは思わなかったのも事実。普段、利用していない人間が閉店を惜しむこと自体が傲慢なのかもしれません。
でも、サウナは一期一会なところもあるとも思っています。正直にいうと、自分にとっては特別ではない一施設にしか過ぎませんが、いい施設でした。特にこのスチームが都内から喪われるのは惜しいところです。
37年間、お疲れ様でした。
[ 東京都 ]
上級者向け銭湯サウナ。
サウナ料金なしの銭湯。東久留米の住宅街にひっそりと佇む街の銭湯。
レイアウトは昔ながらの銭湯。古さを感じる昭和期の銭湯です。作りなどに関しては特筆的なところはなし。庶民的な雰囲気があり、家庭感も感じます。この家庭感とは絶妙なところで、人によってはあまり気持ちがいいものではないかもしれません。
浴室は汎用的な銭湯のデザイン。湯船は大きいのが一槽。水風呂が一槽。アメニティは浴室には置いておりません。
銭湯のデフォルトとして冷水機もなければ、休憩処も使い勝手が悪い。脱衣所を介して外気浴できるテラスがあるのですが、実質喫煙所になっており、タバコ臭く、安らかに休める環境ではありません。
整い椅子はないように見せかけて、浴室の両側の壁際に2つ壁にかかるように風呂椅子が置いてあります。普通の風呂椅子より高さが高いので整うために設けられているのでしょう。
水風呂は平成の名水100選に選ばれただけあって高品質。しっかり冷たいし、水もきもち柔らかい気がします。
そして、曲者のサウナ室。久しぶりに汗たっぷりのすえた臭いのサウナ。換気が十分ではないサウナで嗅ぐことのできる臭いです。そして、マットなどもないので床がびしょびしょ。マットは外気浴スペースにあるはあるのですが、はたして使っていいマットなのかも疑問。
サウナ室のセッティングは熱くしっとり。通常は上段の方が熱いのですが、ストーブの目の前に座るところもあり、そこもしっかりと熱い。
さらに常連さんが多いのが、おしゃべりをしている常連さんも多いみたい。
ポテンシャルはある施設ですが、初心者にはオススメできない。正直、ここに来るくらいならスポジアムの方がオススメです。あちらでも名水を堪能できますし、人の多さに目を瞑れば万人が楽しめる良施設です。
ただもう一度いいますけど、この値段でこのポテンシャルはなかなかのもの。一度、訪れてみるのもいいんじゃないでしょうか。
[ 東京都 ]
山手線内の温浴施設は意外なほどに少ない。
山手線沿線にはそれなりに多いのですが、山手線内の内に行くと、思ったよりも温浴施設がないのです。実際に行った場所をマイマップで記録をしているのですが、東京都心にはぽっかりと空白地帯があったりします。
そんな東京中心部(あえて都心と言わない)にある当銭湯。通りに面してますが、裏口は住宅街の中にひっそりと入り口があります。裏口から銭湯入り口はまるで茶室の露地のよう。そんな隠れ家的な雰囲気もある当施設です。
スペックは普通の銭湯。ロビーもあまり広くないし、浴室も標準的な銭湯のレイアウト。ここ20年ほどでリフォームが入ったのかなという作り。ですが、ちょっとしたデザインの古さは感じます。
銭湯にはなかなかない炭酸泉に、水深深めのリラクゼーション風呂。露天のお湯はあつあつです。と、銭湯にしてはなかなかのスペックですが、個人的に薬湯がないのが残念。サウナ室はなかなか広く、12人は収容できるシツシツのサウナ。水風呂はぬるめ、噴出孔があり循環はしてますが、水流が少ない為、あまり循環はないので、衛生的に少し難ありかもしれません。一応、炭のチップが水底に沈んでいます。
椅子なんどはなく、露天の空間で地べたに座り、壁に背中を預けて休憩するのがおそらくスタンダートなスタイル。脱衣所に椅子やソファーはありますが、利用している人は少なめでしたね。
水風呂がぬるい為、2セット目でも汗が出るのが速い。ですが、7分越したあたりから体中がポカポカする現象が到来。まるで日向ぼっこしているかのように錯覚するほど。なかなか稀有な現象で、よかったなと思いました。
ですが、一緒に入っていた大学生がうるさかったのが、ちょっとなぁ。サウナ室でタオル絞るし。ととのうとか、いう言葉使うならせめてサウナ室ないではだまりなさいようと思いました。
今日は貸出のタオルと、自前のタオルの二刀流で入浴したのですが、なかなかよさげですね
[ 埼玉県 ]
なんかあまりに疲れていたので、さくっと行きたかったので、近場のここに。
訪れてはじめて今日がポイント2倍デーということに気づく。ですが、金曜の夜というのに、いつもより少なめ。なんでだろう? もしかして、19時20時台より23時頃の方が人が多かったりするのかな。
まぁ、人が少なめといってもサウナ室は満杯ですし、ちょっと渋滞は起きていましたけどね!
今日の水風呂は16℃台。いつももう少し水温が低かったような…? 十分冷たいのですが、少し寂しかったり。
ということで3セット。ここは総合的なレベルが高く、薬湯、炭酸泉(あまり個人的には重要視してない)、温泉、塩サウナ(これも個人的には重要視してはない)が揃っているいい施設ですが、最近見たサウナのムックで全国オススメサウナにこちらではなく、彩香の湯が掲載されてました。あちらの蒸し風呂は唯一無二でいい施設ですが、総合的にはこちらが上だと思うのですが、不思議。
戸田には10年以上住んでいますが、サウナに目覚めたのはここ3年程度。やまとの湯が潰れた後に目覚めたのが惜しいです。実はサウナに目覚める前にはやまとの湯に一番行っていました。今だからこそ、やまとの湯のサウナを味わいたかったです。きっとあの頃とは違う感慨を持つのでしょう。
[ 千葉県 ]
→続き
スチームサウナもよかったです。スチームで泥パックをはじめてしたり、塩もいい感じ。スチームサウナは温度が低いところが多いのが不満なのですが、ここのスチームサウナは温度がしっかり高いのでいいですね。
サウナ小屋もセルフロウリュ、瞑想特化として出来がいい。芳しい匂いが漂うサウナ室内、光り輝くストーブはまるで祭壇のよう。サウナ後やの隣にある水風呂は驚異の水深150センチ以上。そして、何より稀有な経験だったのが、壁の水滴がストーブにロウリュする人の形に見えたことです。まるで何かの神託や徴のように思えてなりませんでした。
整い椅子の多さも素晴らしい。首を預けられる椅子が20脚以上あります。露天にも冷水機がある気遣いがまた嬉しい。
岩盤浴ラウンジも利用。蔵書は漫画以外の本が半分以上を占める、これ系の施設では珍しい。コワーキングスペースも利用。
20時前にインして、3セット後、岩盤浴スペースに行って、12時過ぎにまた浴場へ。閉店ギリギリまで粘って最後にソフトクリームを食べて退館しました。
間違いなくいい施設なのですが、客層かなぁ。黙浴とかサ默とか書いてあるのに集団で来ているグループが多い為、話す人たちが多いこと。ドラゴンサウナでサウナハット被っている人が話をやめなかったのは流石にイラッとしました。
年齢層も明らかに若い。それもどちらかというとおらついている人が多いような気がしました。唾を吐く行為は公共の場では本当に謹んでもらいたいです。
おおたかの森だからメッツアなんですね。流行りが落ち着いた頃にまた来てみたいです。ただ人気が冷めることは余程のことがない限りはないと思う良施設です。
[ 千葉県 ]
やってまいりました話題の新施設へ!
話題とあって人が多い多い。平日の夜で、これなので休日は目が当てられないのでしょうね。
同じチェーンの草加の方も人が多いので、こちらの施設の人気が冷めることは当分ないと思います。
メッツアはフィンランド語で森。ということでサウナ押しの当施設。今風の流行りの岩盤浴ラウンジも完備。岩盤浴ラウンジの雰囲気は東久留米のスパジアムに似ています。でもあっちの方が自由な感じが強く、こちらの方が機能的なレイアウト。
また流行りのコワーキングスペースもあります。受付の目の前に岩盤浴ラウンジのゲートがあるのがまた憎いつくり。こりゃ岩盤浴ラウンジ利用したくなっちゃいますやん。
でも、岩盤浴ラウンジを利用しなくてもゴロゴロできる畳のスペースがあるのが嬉しいところ。さらに床暖房があるから畳が温かいのがまたいい!
肝心の浴室の基本レイアウトは草加の龍泉寺とほぼ一緒。炭酸泉売りなところも似ているし、露天のホタルの湯などもそっくり。露天の敷地面積は狭くないのですが、湯船ごと、休憩スペースごとに東屋が建ち、露天の上方に格子状に組んである梁のせいで開放感がないところまで似ています。
おまけにサウナ小屋まであるので人の多さと相まって窮屈さはそこそこあります。狭くはないのですが。
そして、何よりも目玉はサウナ! サウナは3種。どのサウナにもテレビはなく暗めの照明の瞑想型サウナ。
入り口のドラゴンサウナは5台のストーブのオートロウリュ。しっかり熱いサウナ室ですが、ドラゴンロウリュの威力は思ったほどではない感じ。ただこれに熱風が重なっていたらもう灼熱で耐えられなかったでしょう。ドラゴンサウナの他の特徴は時計がないこと。あくまでも自分自身の感覚と向き合うつくりです。
ストーブ台がある奥の銅板に段の下の照明が反射してまるで灯籠のよう。リラクゼーションのBGMがいい感じです。
そして、水風呂はグルシンと向かいの16℃の水風呂。グルシンから16℃の水風呂を冷まし湯として使えるのが最高ですね。これぞグルシンの醍醐味です。博多のウェルビーかかるまるでしかできていない貴重な体験です。
→続きます
[ 東京都 ]
23区も環八の外側になると、郊外の感が出てくる。ましてや23区外だと完全に郊外。土地の雰囲気も違ってくるというもの。
それは銭湯一つとってそうで、空間の使い方にも余裕が出てくる。
そんな郊外銭湯が当施設。伝統的でもない、かといっても今風でもなく、それでいてその土地に根付いている感があるのが自分的な郊外銭湯なんですよね。
レイアウトも伝統的な銭湯ではない、このわが道を行くというスタイル。それぞれに土地柄の個性が出てそれが面白かったりします。
入り口には17日から料金値上げのお知らせ。100円以上の値上げとなり、少しナーバスな気持ちに。原材料高騰が原因による銭湯の基本料金の値上げのニュースは記憶に新しいところ。
食品や飲食店の値上げなどの敢行がされる中、温浴施設の値上げの波も避けられない風潮なのでしょう。
もし原材料高騰が収まっても元の値段に戻る可能性は薄いでしょう。特になんかしらのいい風向きが見られないのが辛いところです。昨今のサウナ界隈の動きを見るに、サウナの高級化、ブランド化が強く、メインターゲット層も庶民から裕福層に移ってきた感があります。
特に個人サウナが筍のようにポンポンオープンしている現状は、庶民としては正直なんだかなと思ったりも。TTNEもちょっと胡散臭いビジネスの臭いがしますからね。
これはサウナを非日常の趣味と捉えるか、日常の延長の生活として考えるかによって、見解が異なってくるのでしょうね。
まぁそれはともかく、当施設の感想へ。
浴室は銭湯にしては広い作り。日曜日は生薬湯があるのがこれまた嬉しいところ。今回はペパーミントでした。
サウナ室は12人程度座れる中規模サウナ。敷いているマットがじっとり濡れているしっとり熱いサウナ。水風呂は井戸水。井戸水は優しくちょうどいい温度。
そして、露天のスペースで外気浴。露天は銭湯にしては広く開放的。背中を預ける椅子はありませんが、ベンチではガラスに、もう一方の壁付きベンチでは一応首を預けれる形です。
露天の奥には植木鉢がたくさん置いてありおそらく庭の代替なのでしょう。でも、植木鉢は野暮というか庶民感が醸し出すのが正直なところ。嫌いではありませんが。
ということで3セット。前回は雨だったので、今回の帰り道のバイクは気持ちよかったです。
[ 埼玉県 ]
なんとも不思議な雰囲気の施設です。何が不思議かというと、この施設のジャンルがわからないのですよね。
施設としてはスパ銭が一番当てはまるのでしょうが、ビル型銭湯の雰囲気もある。健康ランドの雰囲気もあり、湯治場などの匂いもある、古き良き温浴施設や、健康ランドの雰囲気もあるのに駅チカ施設。駅チカなのに、どことなく垢抜けていないんですよね。よく言うと庶民的な色です。色々バリエーション豊かなんですが、逆に言うと雑多で高級感はありません。施設のコンセプトを一言で説明し辛いんです。仮眠室がロビーに繋がってあるのはびっくりです。
浴室が2階と3階に分かれているのも印象的。正直、導線的には悪いのですが、これがなんともいえない味になっているのは事実。最上階の食堂では歌舞伎が定期的に見れるみたい。決して広くはない敷地面積を余すところなくいろんなものを詰め込んでいる不思議な施設です。
悪く書いたような風ですが、間違えなくこの施設はいい施設です。
まず何よりもいいのは薬湯。今まで入った薬湯で二番目にいい。厳選も濃く、泉質も今まで訪れた施設でも10本の指に入ると思います。
サウナ室は山小屋風スタイルで年季の入った壁。湿度、しっかり熱いセッティング。水風呂は掛水がしやすい縁が高いタイプ。広めでそこそこ深い。十分冷たい水風呂です。そして、特色は広めの冷まし湯ででしょうね。冷まし湯がある施設は貴重です。
よもぎの蒸し風呂は気持ち良すぎてウトウトと。
不満は首を預ける椅子がないことですが、寝湯はありますし、露天の奥まったところで壁に首を預けることもできます。デッキに寝そべっている人もいましたね。
今日は21時半にインして、深夜料金の破格の値段。閉店までいましたが、この施設を堪能するには足りないかもしれませんね。
そんなに期待していなかった分、穴場の金脈を見つけて嬉しいですね。次は今回と逆の浴場の時に来てみたいです。
[ 長野県 ]
ここが星野リゾートのはじまりの地らしい。リゾートや高級旅館として名高い星野リゾート。
一度しか星野リゾートの宿には泊まったことがありませんが、非日常感を感じられたいい思い出となっております。
そんな星野リゾートのはじまりの地に山梨諏訪旅行の帰りにイン。諏訪湖の帰りはまさかの北回りが速いという驚きの結果。その縁でこちらにインすることを決意。さすがに今のリゾート業界を引っ張る施設というか、そのデザインは今風な機能美を重視した無駄を削いた思想。露天風呂が自然の岩風呂みたいな形のレイアウトですが、無骨な印象は感じさせない秀逸なつくり。
建物自体もロビーなどは特になく、棟に入ったすぐ脱衣所という旅館の離れに来たのと似たような雰囲気。日帰りなのに独立した棟に入るということが非日常感がありますね。これは茶室に通じつ非日常感の演出なのかもしれませんね。
説明も最低限で、露天の一角にある水風呂に気づかない人もそこそこにいるのではないでしょうか? それほどまでに水風呂は広い露天風呂に溶け込んでいます。そして軽井沢の自然水なのか、体の芯まで染み渡る冷たさ。
サウナ室はしっとり集めの中規模ボナサウナ。窓から景色は見えるのは嬉しいですが、そこまでの特色という特色はないかな。意外と年季が入っていて、ところどころ傷んだり腐食している部分が見られました。
ここはサウナ室より水風呂が印象的かな。椅子あたりの設備はそこまで。一応ベンチに横になれたりはするのですが、あまり推奨はしないかな。椅子に座り壁に首を預け風を感じるのが一番かなって感じ。
本当は3セットする予定でしたが、22時閉館ということでなくなく2セット。その後、埼玉までの帰路をほぼノンストップで。深夜の山越えはさすがに車通りが多いとこしか通りたくないというジレンマ。しかし軽井沢は星がキレイですね。関東とは違う。星を堪能する時間はあまりなかったので、今度は星をきちんと見に来たいですね。
[ 山梨県 ]
健康ランド。その単語には何かしらの郷愁を感じる人は少なくないと思います。健康ランド。それは昭和のアミューズメントパークで、令和の現在では古いものになって、潰れた施設も少なく或りません。
でも、自分はこうも思うんです。令和の今だからこそ、一周回って健康ランドが求められていると。お風呂は老若男女問わず人気のコンテンツ。令和の時代にアップデートしている施設こそ、今の時代に生き残っているんじゃないでしょうか。この施設はそんな施設の一つです。
山梨、諏訪への小旅行で利用。準備不足でほぼ徹夜で出発。この計画性のなさはどうにかしたい。本当はこの日のうちに諏訪まで行きたかったのですが、こちらにホテル利用として当日予約。なにげに私用でホテルを利用したのは十年ぶりくらいかもしれません。素泊まり5000円以下は良心的な値段です。健康ランドなので年季が入った部屋なのかなとおもいきや、通された部屋は新館でキレイ。健康ランドのホテルという先入観をいい意味で裏切られました。
そして、風呂場。これぞ健康ランドというべきの、バリエーションの豊富さ! ここまでバリエーションが多い施設は本当に久しぶりです。冷水機も大浴場入口、サウナ室前に2つありますし、寝湯は畳つきですよ! 炭酸泉や薬湯あり、首を預ける椅子ありと、足りないものを探す方が難しいです、
何よりも見どことは冷まし湯として利用できる全身浴湯船の広さでしょう。プールといっても過言ではありません。全身浴に落ちる滝湯がまた健康ランドという雰囲気を演出してくれます。
そして、サウナは驚愕の4種類。しっかり熱い高温サウナ。よもぎの香りが強く芳うスチームサウナ。塩サウナに、横になれる!? 低温サウナ。イチオシは低温サウナですね。まず横になれるというの自体珍しく、木の匂いが強く香り立っています。
水風呂も深く広く、冷ためです。
これぞ健康ランドという訪れるべき施設です。温浴施設というのはこういうものだとこの施設だけで経験できます。
ホスピタリティにも優れていて、ボイラーの故障で一部の風呂の温度が低かったのですが、その補償として500円返金の対応。素直に驚きです。入り口には雨の時に濡れた時用にタオルがおいてあったり、善意を信じた傘の無料貸出。
他のクアホテルの施設にも行ってみたくなりました。遠出の際にはぜひ訪れたい施設です。
[ 東京都 ]
深夜、早朝となると行ける施設は限られる。選択肢はもっぱら24時間営業のサウナ施設。大抵は深夜料金が加算するというシステム。それにどういうつもりではないですが、選択肢が少ないというのはなかなか不便なところ。銭湯という枠組みでは深夜早朝営業というのはほぼないんじゃないでしょうか。
そんな数少ない深夜早朝施設がこちらの大黒湯。人気施設の黄金湯の姉妹店らしい。
まぁ味がある施設です。基本銭湯のレイアウトに炭酸泉、露天、薬湯などが足された感じ、それぞれこじんまりとしていますが、普通の銭湯よりバリエーション豊か。ですが、DIYというんでしょうか。妙な手作りアドバンス感があるんですよね。
スタイリッシュなわけではない。でも、味があるんです。その特徴的なのはサウナ室と2階の外気浴スペース。サウナ室はほんとうに独特です。ストーブがサウナ室の壁に沿うようにほぼ360度全方向に上部から熱が放射される作り。
記憶では池袋プラザがそうでしたが、あちらと違って手作り感がすごいんですよ。そして、外気浴スペースもハンモックがあるのが嬉しい。ハンモックがあるだけで評価が一段階あがりますね。
仕事終わりにほぼ徹夜で来たので、ハンモックに揺られて一瞬寝落ち。80分制限なのが惜しい。スカイツリーがチラ見えするのも東京の片隅って感じで風情があります。
しかし、水風呂はいただけません。狭いし、窮屈だし、何よりも底が黒ずんでいて衛生的に難ありな感じ。せっかく他がいい分玉に瑕という感じですね。
最近は日の早さを感じずにはいられません。5時でもう全然明るいもん。ほぼ夜明けに仕事場を出たおかげで、薄明の時間を堪能することができました。
[ 埼玉県 ]
スパ銭チェーン、湯楽の里の中で少しランクの高いキラリレーベル。キラリレーベルは川崎とつくばに行ったことがあります。川崎の方は普通のスパ線ですが、きもち高級感があった気がします。休憩室とか充実してましたしね。
つくばの方は去年の正月に。あそこは広く、送風のシステムが独特だったのを覚えています。
以前から来たかった宮沢湖畔。ムーミンのテーマパークが隣接し、ムーミンといえばフィンランド。フィンランドといえば、サウナということで関連が少しあるのかなと思っておりましたが、あまり関係がないとのこと。
印象としては思った以上にこじんまりとしておりました。決して狭くはないのですが、郊外スパ銭が大型化している昨今。埼玉県の郊外施設としては意外なほどに狭いことに少々驚きました。自分の記憶の中ではつくばのキラリより半分くらいの大きさかな。川崎とはこっちの方がたぶん敷地面積は広いのでしょうが、こちらの施設の方がこじんまりとしてる印象です。ロビーなどが狭いからなのかなぁ?
浴室も狭め。露天も決して広くはありませんが、空が広いので解放感があります。木々に遮られていますが、露天風呂に浸かりながら宮沢湖の湖面を眺望することができます。露天風呂の作り自体が眺望する作りになって珍しいので、木々や藪などを少し伐採して見やすくしてもいいのではないかなと思ったりしました。
サウナ室は久しぶりにしっかりきついサウナ室。山小屋風の感じ。温度はそこまで高くなく、湿度もそこそこですが、しっかりときつい。おそらく空気の入れ替えがしにくい作りになっているのが大きいと思います。サウナ室と浴場は二重扉になっており、そこのスペースが結構広いんですよね。不快ではないですが、息苦しさあり。久しぶりにキツイと感じるサウナ室でした。
水風呂はしっかり冷たい。これくらいの冷たさがちょうどいいのかもしれませんね。整いスペースも寝湯や首預け椅子など完備されており、空を見ながら椅子でいい感じにととのいました。
2セット後は2階の岩盤浴スペースに。いろんな岩盤浴を一室にまとめましたという効率重視の設計。しかし、バリエーション豊かでなかなか飽きない作りです。
岩盤浴後は隣の冷凍室よりもテラスに出てハンモックに揺られてのクールダウンがオススメです。ハンモックがあるだけでその施設の評価は一つあがりますね!
それからサウナ2セットして退館。4時間ぐらいいましたね。今日は平日だから気になりませんでしたが、この狭さだと休日とかパンクしそうだなと思いました。
[ 東京都 ]
決して安いわけではない。とっても清潔というわけでもない。シャワーは故障しているし、湯船のバリエーションも多くはない、椅子もありはありますが、首を預けるタイプではなし。水風呂もぬるい。
でも、なんだかほっとする場所なんですよね。退廃的な雰囲気すら若干あるのに、深夜のオアシスとしてちょうどいい場所なんです。
特に24時を回って通常営業している施設は珍しいので、そういう意味でも貴重な深夜のオアシスです。
朝から仕事で、仕事場を出たのは日付を回ってから。連日の睡眠不足。一週間サウナに入っていなかった為、どうしても入りたくなりにここに。
深夜1時過ぎにイン。誰もいない大浴場を独り占め。湯船でのびのびと足を伸ばし、サウナ室へ。いい感じの明るさの質の高いサウナ室。暑いですが、息苦しくないのがとてもいいですね。若干のウェット臭も風味のようなもの。
ぬるい水風呂はいつまでも入っていられて油断してシビレてしまいました。
椅子はあるのですが、人がいないので床に地べたに座り、壁に背中を預ける。足を伸ばせるのも浴場に一人でいる特権。
そして、今日は体を洗うことにいつも以上に精を出しました。3回は洗いましたね。特にサウナ室後の洗体は効果的で、その後、水風呂に入ってもいい感じだったので、想像以上に熱は保つのだなと新たな気付きでした。
ですが、2時過ぎた頃から、どうやら職人?なのかな若めの集団が入ってきました。サウナ室ではぺちゃくちゃ喋って、静寂は壊れるし、あまつさえ水風呂にはかけ水をせずに入る始末。関西弁だったので、おそらく仕事が何かでこっちに来たのでしょうね。宿泊客かしら? サウナ室で若いグループと、自分ひとりというシチュエーションが本当に嫌い。せっかくのいい気持ちが不快な気分に。意外と銭湯ではそういうシチュエーションは少ないんですよね。サウナを売りにしている施設で遭遇することが多い! せめてサウナ室では黙れ! あるいは他の客が入ってきたら喋るのをやめろ!
それから浴場を後にして下の休憩室で一時間ほど仮眠。そして、4時ごろにチェックアウト。夜明けの街を帰りました。晴れていたらもっと気持ちのいい帰り道だったのが残念です。というか、今年5月なのに、寒いよね。今、半纏来てこれ書いてるもん。
[ 東京都 ]
三鷹まで来ると郊外的な雰囲気が出てきますね。といった郊外にある銭湯。
少し道から入ったところにある住宅街に溶け込むようなオレンジ色の街灯。外見はあまり目立っておらず、他の施設に比べても銭湯だという主張が少ないように見えます。それは建物自体がいかにもな銭湯風というわけではないからでしょうね。
ロビーはそこまで広くありませんが、脱衣場は広々。浴室自体も普通の銭湯に比べると広め。というよりも浴槽や洗い場以外の部分が多いのも広々と感じる印象なのでしょうね。
サウナ利用客部分はアドバンス的に増設された感じ。露天ではありませんが、外気浴スペースあり。サウナ利用客が使用可能なエリアというシステムが銭湯では珍しい。
サウナ室は銭湯サウナにしては広々。控えめなセッティングですが、しっかり汗は出ます。印象的なのは照明の明るさです。おそらくコンフォートサウナなのかな。自分はなぜか、コンフォートサウナにはある種のノスタルジーを感じてしまいます。母方の祖母の家に雰囲気が似ているのですよね。
水風呂は22℃の井戸水。なるほど、優しく、柔らかいような気もします。そして、何よりも特徴は休憩エリア。銭湯で首を預けるリラクニングチェアがあるのは嬉しい。ついうとうとしてしましました。少し驚いたのは休憩エリアでタオルを絞ったり、椅子にお湯をかけてはいけないということです。一応排水できるようになっているみたいですが、椅子に水をかけてはいけないのは気にする人は気にするでしょうね。個人的には気にしませんが。
冷水機などはなし、ボディソープのアメニティなし、脱衣所に自販機もありませんでしたと、少しホスピタリティはちょっと凸凹だなぁと感じるところもあり。ただ自分が帰る時にはサウナ待ちのお客さんがいたり、人気の施設だなと思いました。
風呂上がりにはロビーの自販機で缶のエネルゲンを購入。エネルゲンは自分にとっての青春の味。もっといろんなところで買えるといいのに。
[ 東京都 ]
江戸といえば、浅草、両国。江戸時代の匂いが残るかつての中心街。あまり縁がない土地ですが、両国といえば、江戸というイメージがあります。
そんな土地柄を反映した施設のようで、そこまで江戸臭はあまりしないという当施設。どちらかというと、最近のハコモノのようなシンプルな機能美的なあまり装飾のないデザインレイアウト。
バリアフリーも意識されており、令和の施設だなという印象です。
浴室もそんなに特筆するところはありません。露天は外気を取り入れる形で、雨に濡れることはない作り。
湯も温泉ではないのかな? 薬湯はなかなかよい感じ。桶シャワーがあったのは嬉しいですね。
ただ整い椅子はあまり数が揃っておらず、単独で首に預ける椅子はなし。
水風呂は深め冷ためのよい感じの水風呂でした。
サウナ室は2種類、フィンランドサウナ(高温)と中温サウナ。中温サウナはヴィヒタが吊るされており芳しい香りがサウナ室中に漂います。
フィンランドサウナの方は床下から赤紫の照明が印象的。オートロウリュも強烈で、高低の差がそこそこ大きい中規模サウナ。ただ換気が上手くいってないのか、汗のすえた匂いが若干しました。
……これ、中温サウナの方をフィンランドサウナと名乗った方がよかったんじゃないのかな。
岩盤浴は無料でつけられますが、あくまでもアドバンスという感じ。あまり岩盤浴で売っている施設ではありません。
ビル一棟丸ごとの高級サウナ施設ですが、思った以上にこじんまりとしておりました。休憩室も他の施設よりリラクニングチェアの数は多くありません。3階の休憩室は畳のスペースもあり、きれいで居心地がよかったです。
他の特色はコワーキングスペースかな。今回は自分の時間の使い方が下手すぎて利用できませんでしたが、次は使ってみたいですね。
高級施設はマナーがいい人が多いと思っていたのですが、中温サウナに入った時に鉢合わせた金髪の中年の男の客が最悪でした。せっかくの静寂で暗い瞑想サウナなのに、その男は後輩の若い子に対して、仕事の講釈を偉そうに大声で気持ちよさそうに垂れていました。扉に黙浴と書かれてあるのにですよ! そいつは「価値」という言葉を繰り返し偉そうに言ってましたが、そいつ自身が一番「価値」がないと思いましたけどね! 注意するか最後まで迷ってずっとイライラしてました。久しぶりにサウナで不快な思いをしましたね。
[ 東京都 ]
今日は端午の節句でしたね。端午の節句といえば、菖蒲湯。ということで、昨日の七福の湯も、ここ観音湯もまた菖蒲湯が露天にあしらわれてありましたね。
ということで仕事帰りに。22時30分頃に。幡ヶ谷の住宅地ひひっそりと佇む銭湯です。土地柄なのか客層は銭湯にしては若い。時間のせいもあるのかもしれませんが。
基本的に普通の銭湯。普通の銭湯よりもちょっとこじんまりしている形。基本レイアウトは汎用的なレイアウト。露天もありますが、そんなに特筆することはありません。露天風呂自体は広いのですが、露天の縁のスペースはとても狭く申し訳ない程度に小さな風呂いすがあるくらい。正直、小さすぎて外気浴は床に地べたで座り壁に背中を預けるほうが具合がよかったです。
と、言ってしまえば平凡な銭湯なのですが、サウナ室は室の高いセッティングでした。むしむし、しっとりのボナサウナ。温度計は98℃だったけど、体感はもう少し低い感じ。でも湿度がむしむしなので、しっかり熱くてよかったです。テレビがないのも静かにサウナに向き合う形でよかったです。
水風呂は温めで狭いですが、深さはそこそこあり、心地の良い肌ざわり。露天の奥の過度の縁に座り、外気浴しました。近場にあったらたまにおは世話になりたくなるような場所です。
ですが、ネックはその値段ですね。基本的、汎用的な銭湯で1000円は正直高いなと思ってしまいます。地価のせいもあるのですが、ここ特有のユニークなものは別になし。遠出してまで訪れる価値は薄いかなというのが正直な印象です。実際に飲み物込で考えたら余裕の1000円オーバーですからね。
施設の規模感にしては人が多いのもちょっと思うところ。水風呂、サウナ、外気浴が渋滞を起こしがちです。そこまで人が多い多いというわけではないのですけどね。
ただ銭湯は祝日でも値段が変わらないことが多いのがとてもいいですね!
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。