両国湯屋江戸遊
温浴施設 - 東京都 墨田区
温浴施設 - 東京都 墨田区
江戸といえば、浅草、両国。江戸時代の匂いが残るかつての中心街。あまり縁がない土地ですが、両国といえば、江戸というイメージがあります。
そんな土地柄を反映した施設のようで、そこまで江戸臭はあまりしないという当施設。どちらかというと、最近のハコモノのようなシンプルな機能美的なあまり装飾のないデザインレイアウト。
バリアフリーも意識されており、令和の施設だなという印象です。
浴室もそんなに特筆するところはありません。露天は外気を取り入れる形で、雨に濡れることはない作り。
湯も温泉ではないのかな? 薬湯はなかなかよい感じ。桶シャワーがあったのは嬉しいですね。
ただ整い椅子はあまり数が揃っておらず、単独で首に預ける椅子はなし。
水風呂は深め冷ためのよい感じの水風呂でした。
サウナ室は2種類、フィンランドサウナ(高温)と中温サウナ。中温サウナはヴィヒタが吊るされており芳しい香りがサウナ室中に漂います。
フィンランドサウナの方は床下から赤紫の照明が印象的。オートロウリュも強烈で、高低の差がそこそこ大きい中規模サウナ。ただ換気が上手くいってないのか、汗のすえた匂いが若干しました。
……これ、中温サウナの方をフィンランドサウナと名乗った方がよかったんじゃないのかな。
岩盤浴は無料でつけられますが、あくまでもアドバンスという感じ。あまり岩盤浴で売っている施設ではありません。
ビル一棟丸ごとの高級サウナ施設ですが、思った以上にこじんまりとしておりました。休憩室も他の施設よりリラクニングチェアの数は多くありません。3階の休憩室は畳のスペースもあり、きれいで居心地がよかったです。
他の特色はコワーキングスペースかな。今回は自分の時間の使い方が下手すぎて利用できませんでしたが、次は使ってみたいですね。
高級施設はマナーがいい人が多いと思っていたのですが、中温サウナに入った時に鉢合わせた金髪の中年の男の客が最悪でした。せっかくの静寂で暗い瞑想サウナなのに、その男は後輩の若い子に対して、仕事の講釈を偉そうに大声で気持ちよさそうに垂れていました。扉に黙浴と書かれてあるのにですよ! そいつは「価値」という言葉を繰り返し偉そうに言ってましたが、そいつ自身が一番「価値」がないと思いましたけどね! 注意するか最後まで迷ってずっとイライラしてました。久しぶりにサウナで不快な思いをしましたね。
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