ゆパウザひばり
銭湯 - 東京都 西東京市
銭湯 - 東京都 西東京市
23区も環八の外側になると、郊外の感が出てくる。ましてや23区外だと完全に郊外。土地の雰囲気も違ってくるというもの。
それは銭湯一つとってそうで、空間の使い方にも余裕が出てくる。
そんな郊外銭湯が当施設。伝統的でもない、かといっても今風でもなく、それでいてその土地に根付いている感があるのが自分的な郊外銭湯なんですよね。
レイアウトも伝統的な銭湯ではない、このわが道を行くというスタイル。それぞれに土地柄の個性が出てそれが面白かったりします。
入り口には17日から料金値上げのお知らせ。100円以上の値上げとなり、少しナーバスな気持ちに。原材料高騰が原因による銭湯の基本料金の値上げのニュースは記憶に新しいところ。
食品や飲食店の値上げなどの敢行がされる中、温浴施設の値上げの波も避けられない風潮なのでしょう。
もし原材料高騰が収まっても元の値段に戻る可能性は薄いでしょう。特になんかしらのいい風向きが見られないのが辛いところです。昨今のサウナ界隈の動きを見るに、サウナの高級化、ブランド化が強く、メインターゲット層も庶民から裕福層に移ってきた感があります。
特に個人サウナが筍のようにポンポンオープンしている現状は、庶民としては正直なんだかなと思ったりも。TTNEもちょっと胡散臭いビジネスの臭いがしますからね。
これはサウナを非日常の趣味と捉えるか、日常の延長の生活として考えるかによって、見解が異なってくるのでしょうね。
まぁそれはともかく、当施設の感想へ。
浴室は銭湯にしては広い作り。日曜日は生薬湯があるのがこれまた嬉しいところ。今回はペパーミントでした。
サウナ室は12人程度座れる中規模サウナ。敷いているマットがじっとり濡れているしっとり熱いサウナ。水風呂は井戸水。井戸水は優しくちょうどいい温度。
そして、露天のスペースで外気浴。露天は銭湯にしては広く開放的。背中を預ける椅子はありませんが、ベンチではガラスに、もう一方の壁付きベンチでは一応首を預けれる形です。
露天の奥には植木鉢がたくさん置いてありおそらく庭の代替なのでしょう。でも、植木鉢は野暮というか庶民感が醸し出すのが正直なところ。嫌いではありませんが。
ということで3セット。前回は雨だったので、今回の帰り道のバイクは気持ちよかったです。
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