つむぐ

日本三大中華街の一つ、長崎の新地中華街。駅前ではなくても長崎駅や長崎港に出やすく、何より中華街の門の前。長崎には駅前にドーミーのプレミアムもあるけど、あえてこちらに。いい意味で期待していた通りのドーミーさん。熱めドライめでヒノキの香りを効かせたサウナ、程よく冷たい水風呂、露天や天然温泉がない点では素朴めなドーミーさんだけど、笑顔で親しみの持てるスタッフさんが多かったのと、力みのないシンプルさに少しずつ中華なデザインがあるこの感じ、安心できて好きだ。

この日は朝から原爆資料館、平和公園を巡り、たくさんのことに思いを馳せ、どうか生きとし生けるものが穏やかに安らかに笑顔であってほしいと祈った。その後、福山雅治が愛するという思案橋ラーメンでバクダンチャンポンをいただき、午後からはずっと行ってみたかった軍艦島へ。人がいなくなってたった50年、いた頃の賑やかさを想像して、ここまでの廃墟になった今とのギャップに圧倒された。その余韻を胸に、長崎市の銭湯菊水湯さんそこから歩き、郷土料理屋さん、喫茶店を経てドーミーさんへ。長崎の街並みは美しいな。海と山に囲まれた、気持ちのいい風の流れるやさしく穏やかな街。

中華街の門の前にある。フロントは三階。夜鳴きそばはもしかしてちゃんぽん？とか思ってみたけど、お馴染みかつ大好きないつもの。TVで大浴場の混雑状況を見ても余裕がある。

たくさん歩いたあとのお風呂とサウナはしみる。浴場のヒーリングミュージックと暗めで落ち着いた空気感。湯船は超軟水の白湯とシルキーの二つ。予約時満室に近い感じだった割に、お風呂も人が少なくてよかった。

#サウナ
二段計7人くらいのL字型のサウナ室。香太くんのがつっと効いたヒノキの香り。ストーンストーブ。96度表示。カラッとはしてもヒリつかない程度のいい熱さ。TV観ながら。

#水風呂
サウナ出てすぐ実質一人サイズの水風呂。水温計はなくて、体感18度。歩き倒したあとの全身の筋肉と骨が冷やされて喜んでる。

#休憩スペース
露天はないけど、椅子がいくつか。頭上の扇風機は止まってて、自分では動かせる位置にボタンなどはなかった。

夜はアイスも食べちゃおうかな！と思ったけど、目当てのハーシーズが終わってた。やめとけってことだな。翌朝は乗りたい船の時間が早くてすぐに飛び出さなきゃいけなくて、軽く、でもご当地なものをなるべく取っていただいた。汁ありのチャンポンばっかり食べてたから、パリパリの皿うどんで嬉しかったな。あと、ヤクルト風飲料じゃなくてヤクルトだった！

長崎はとても居心地がいい。空気もそうだし、出会う人も。今回は一人だけど、きっとまた夫婦でもきたいし、いつか暮らしてみたい街かもしれない。

朝食ビュッフェ

皿うどんや中華系メニューがご当地。

楽しかった！いわゆる男性専用昔ながらのカプセルサウナ。あれもこれも故障中。全身シャワー故障中、極冷サウナはフロンガス漏れで休止中、広々湯船のバイプラもジェットも止まってて、ミストシャワーも止まっててととのい部屋となってる。水風呂も常温で体感23度。なのに、暴力的に熱いサウナ。壁も天井も渋く香ばしくたまらない熟した香りの木で覆われ、しかもこまめなオートロウリュで昭和ストロングなのにドライじゃない。久しぶりにこのハード感。極冷サウナの綺麗で涼しい前室、ミストサウナのととのい部屋の木材の座るとこの寄りかかり具合と窓が空いて入ってくる外気。サウナ→水風呂→極冷サウナ前室→元ミストサウナというフローが生みだす個性。

人生の節目のようなタイミングで初めての長崎。飛行機で到着して夕方から、出島、ちゃんぽん、稲佐山の世界新三大夜景、悔いのない初日を締めくくる宿泊。長崎主要エリア大波止の路地に。例えるならウェルビーくらいの歳月感。スタッフさんも穏やかで親切。ロッカーのバッグに歯ブラシもフェイスタオルも二つずつ入っててありがたい。なお、レストランは土日以外夜はやってない。

浴場は明るくてゆったりでいい感じ。おや、カランの奥に川みたいに掛かり湯があるこの造りは初めてだ。広々な湯船は控えめな39度で静か。副交感神経のためのお風呂。サウナの入り方の説明書きで、一通りやったとこで締めのミストサウナの前に少しビールを飲んでもいいかもしれないみたいなことが真面目に書いてあって笑った。

#サウナ
ビート板を手に取りドライサウナへ。ぐあっつっ！ハードだ！こんがり灼けた渋い茶色の天井と壁、天井のカーブがかわいい。20人くらいは入る広めなサウナ室。出入りが少ないせいかカチンカチンに熱くなったストーブのストーン。不意を突いてじゅわーっと水が落ちる。三段目に上がった若い子二人は慌ててた。そりゃそうなる。勢いよくぶわーっと汗まみれに。94度表示。TV有。これはナウいおしゃんなサウナじゃ出せない熱と味。大好きだ。

#水風呂
熱々サウナのあとでキンキンしか期待してないのに、まさかの自然温度。水温計無くされてるけど体感23度。広くてたっぷり、混まないからもうじーっくり熱冷ませるまで。そのあと極冷サウナの前室へ。

#休憩スペース
極冷サウナの前室の時点ですでに休憩も始まってる。エアコンの効いた22度の部屋。扇風機も。ヒノキの香太くんでここだけナウい。個人的にはそのあと元ミストサウナのととのい部屋に。やばい。いい。

サウナ上がりはもう深夜。長崎発祥、ブラックモンブランだらけのアイスケース。翌朝の朝食は健康的でしっかり美味しいいいごはん。来れて良かった。さあ、モリモリ出かけるか。

朝食（和食）

和食か洋食か選べる。健康的で元気の出るいい朝ごはん。ありがたい！

ゆ〜ゆ〜千代乃湯で待ってる。このパワーワード、あまりにイケてるおじいちゃんの画像。一度見たらずっと気になってしまう魔力溢れる看板。行ってみると、先代から続く愛とホスピタリティが骨太に詰まったスーパーな銭湯だとわかる。よくこんなすごい銭湯作ったなと感動する。縁側でお庭を眺められるところはあるとしても、お庭の中で休憩できる銭湯なんて凄すぎる。素晴らしい天然地下水のお湯も水風呂も、そしてしっかり熱いサウナも。あの看板の先代の顔を思い出して、リスペクトの気持ちでいっぱいになった。

二回目。必ずやまたと思い続けて四年以上が過ぎていた。この日はまだ明るい時間から後ろを気にせず行ける希少な日。三鷹駅から調布駅行きのバスで10分ほど。配水場前で下車して振り返り、バスが去ると道路の向こうに現れる大きな建物とゆの文字。迎えてくれる先代のご挨拶看板と、湯上がり布袋様。券売機には飲食のいろいろなメニューも。フロントのスタッフさんはサービス業としてのきっちりされた接客。サウナの人はサウナキーを受け取り中へ。

月替わりの浴場。9月の男湯は右側、一茶乃湯。前回は左側のすいれん乃湯だったので初めて。なかなかの賑わい。コミュニティ。男湯の割に珍しく談笑してる常連さんがあちこちに。内湯の白湯、手で掬いたくなるツヤと透明感の美しいお湯。程よい強さの電気風呂、そしてこんなに強いボディジェット初めてかも。その横は本来シルキー？でもこの日は炭湯と書かれて透明な、温度もかなりやさしめなゆったり風呂だった。露天にはバイブラや足元が足ツボな座り湯。キラキラ露天風呂。ときめく名前。

#サウナ
浴場入ってすぐ右側。広いマットを手に中へ。板剥き出しの座面が綺麗。ゆったり広くて5、6人×2段。下段は広くてゆとりが嬉しい。年季の入ったサウナ室なのだろうけど、炭とか置いてあってあまり渋い匂いがしない。遠赤外線ストーブも熱が直接当たらないように前に仕切りがある。それでも元気に熱い、汗たっぷりかける嬉しいサウナ。94度表示。音量大きめなTVでは大相撲。

#水風呂
天然名水とまで書かれた水風呂。三人サイズだけど大人気でお風呂だけの人も使うから混みがち。先代が手掘りした天然地下水掛け流しの水風呂との説明も。入ってみるととても心地よい。自然な温度だと思うけど、夏でも20度くらいかやさしく無理なく冷やせるいい温度。素晴らしい天然水に包まれ心も体も清らかに豊かに。これは人気なわけだ。

#休憩スペース
露天の湯船の中を渡ると立派なお庭。藤棚の下、鯉の池の上にかかる赤い橋を渡るとたくさんの椅子やベンチが。ここはすごい。かけ水はできない。ここの四季を経験したいな。

心がひたひたに潤い豊かに。必ずやまた。

素敵な宮造り、行ってみたいなぁ。なんてほっこり思いながら皆さんのサ活見てみると、そこには暴走スチームやそれに準ずる恐ろしい表現がわんさか。急上昇の緊張感。実際入ってみると熱いどころか痛いレベルの激烈熱烈ドSスチーム。常連さんが扉にマット挟んでスチーム逃しながら入ってたの、入る前はやめてほしいなぁとか思ったけど、入ったらわかる。そりゃそうするわ。数分で飛び出す自分は、這々の体ってこういうことですって姿だっただろうと思う。

ゲリラな雨はなんとなく東東京の方が来ない気がした夜。まさにそちらに未訪問銭湯がまだまだあるから、遠くても思い切って攻めてみよう。菊川が最寄りだけど錦糸町からでも徒歩16分。わちゃわちゃに賑わう繁華街を抜け、静かなエリアに。やけに広い路地のような道にどーんと現れる。入口にかわいい黒板なんかあると初めてでも入りやすい。フロントの奥さんも接しやすくて安心。靴箱の鍵とロッカーの鍵の交換制。サウナは追加料金なし。

浴場はそこまで広くないのもあるけど、盛況でカランはほぼ埋まってた。地元に愛されつづけてる銭湯なんだな。ヨーロッパなお城や木や花などなどのかわいいモザイクタイルの壁絵や、緑とピンクと思しき天井の模様も、歳月を感じるくすみ具合。それも味わいに感じる。今も薪沸かしなのかな。やさしい肌ざわりと温度のお湯。白湯の中に寝湯と電気風呂も。電気風呂はやさしめ。不思議とカランのとこにたくさんいる割に湯船はそんなに混まなくて、ゆっくり浸からせていただいた。みんな真剣に体や頭洗ってるなぁ。隣には入浴剤の浴槽も。

#サウナ
ガラス張りのスチームサウナ、先客の常連さんがマットを扉に挟んでて、そこから勢いよくもくもくとで続けるスチーム。そんなことしたらぬるくなっちゃうからやめてよと思ってもみたけど、いざ入ったら熱いし痛いしそりゃ挟むわと納得。備え付けのマットを敷かないと熱すぎて座れない。一枚じゃ足りない。常連さんは二枚使い、かつ、入る前に水風呂の水を汲んで中に撒いてた。途中から自分一人になったので扉を閉めてみた。奥の足元からどんどん湧き出すスチーム。あっという間に激熱に。特に足が痛い。天井からドSな激熱水滴が落ちてくる。こりゃやばいわ。アロマと書いてあるスプレーが足元に置かれてるけど使う余裕もなく脱出。二セット。

#水風呂
小さな一人サイズの水風呂に救われた。季節柄かキンキンではなくて22度表示だけど、熱すぎ痛すぎサウナのあと、ほんとありがたかった。

#休憩スペース
カランのとこに洗面椅子を置いて。混んでたので様子を見ながら。

帰り際、持ってたカバンに目を止めた奥さんが話しかけてくれて嬉しかった。日常的に通ってお話できたら元気でそう。

温泉地の老舗ホテルに、大浴場とは別にこんなおしゃんで本気なサウナエリアを作るなんて。ポンチョにデトックスウォーターにドライフルーツ、あらおしゃんてぃ。でも見た目のキラキラ感だけじゃなくて、がつっと熱いサウナ。海側はセルフロウリュもできる。ちなみに利用には別途料金が。なので混まない。

鶴岡への二泊三日旅。二泊目に選んだKAMEYA HOTELさん。水田に囲まれた前日、そして今日は視界いっぱいの日本海。鶴岡って広いな。二泊じゃ足りないや。鶴岡駅から湯野浜温泉行きの路線バスで45分ほど。と言いつつ、途中下車してクラゲで有名な加茂水族館にも。大人気超混雑。楽しい。ロビーでサウナバッグを受け取り各種ご説明を受けお部屋に。うわぁ、雨でもこの日本海の景色はすごいなぁ。さて、龍宮殿サウナも男女入れ替えで海と空の二つあるし、別に大浴場もある。いつどれにいくか。

まず龍宮殿サウナ。この時間は海。サウナバッグにはポンチョが。ふむむ。廊下寒いし、おや？なんかインフィニティチェアが並んでドライフルーツやチョコや塩飴やデトックスウォーターやお茶とかある素敵なラウンジが。こ、これはなるほどポンチョだ。ラウンジの横にもインドアテラスという休憩スペース。海のお風呂は寝温泉のみ。この背中のカーブが好き。ちなみに翌朝入った空は海よりかなりコンパクト。ラウンジもインドアテラスもないけど、外のテラスに出られる造り。

#サウナ
海側にはドライサウナとロウリュサウナ。脱衣所にあるマット二枚を持って。ドライは耳がヒリヒリするくらいしっかり熱いストーンストーブのサウナ。94度表示。ロウリュサウナは頻度や量の指定は特に見当たらずだけど、一かけで上段上がったらぐぉ！っとなるパンチある熱さ。かけなくても元から結構熱い。いずれもTV音楽なし。空側はドライとミスト。ミストというよりスチームでこれまたがっつり熱い。なお、龍宮殿ではない大浴場にも男湯女湯ともにサウナ室があるけど、ともに設備不備のため休止中。

#水風呂
海側は広くてたっぷり。空側は二人サイズ。ともに体感18度。やさしくしっかり冷やせる安心感。

#休憩スペース
海側はやっぱりポンチョ着てラウンジでしょ。と楽しく過ごす。立てば海も見える。すごくいい。でも見つけてしまった。一番奥の扉のさらに奥の扉の先にある貸切風呂か何かだったっぽい部屋。壁の木のいい香り、そして静寂。瞑想部屋だ。ん？窓を塞ぐ木の板スライドできる。わ、外気がふわーっと流れ込んでくるし海の音がとても聞こえる。外は見えないけど、外気の力ってすごい。昇天。空側は灯籠のある小さなテラスに椅子二つ。

大浴場で温泉も堪能。ちなみにホテル玄関前には飲用の温泉も。また来たいな。

庄内旅懐石

体喜ぶ美味しい食材。フリードリンクの日本酒種類増やしてほしいな。やっぱり白飯が美味すぎる。

次は連泊したい。木の香り、草の香り、目からときめく美しさはもちろんだけど、心にまでしみわたる幸せと豊かさを与えてくれたのは、鼻から彩る自然の香り。いい香りだぁって何回思っただろう。なんならこの建物に辿り着く前の水田から、入った瞬間、ロビー、廊下、特に部屋に入った途端の木の香り、その体験をしていてもなおふわーっと喜びふくらむ浴室、そして何よりサウナ。そこに耳から心澄ます鈴虫や蛙の声。美味しいごはん、親切なスタッフさん。サウナシュラン？鼻につく施設でしょ？という天邪鬼な私の妄想は消えた。

めおと旅。日々責任ある仕事を頑張る我が家のおかみさん。一緒だからこそのところに行きたい。東京から新潟で二時間、新潟から鶴岡で二時間、計四時間。初めての鶴岡。たっくさん歩いた。致道館や鶴岡公園など見応えある素敵なところがあるのに人がいない。シャッター商店街。たまたま入った美味しい居酒屋さん。タクシーつかまらない。また30分くらい歩いて田んぼだらけの中に見えてきた案外大きな施設。侘しい街を見たからこそ、このスイデンテラスの意義をより感じられた。

ここでならゆっくり本を読んで過ごしてみたいかも。晴耕雨読。この日は雨。生憎の、でもなくて、雨の水田だからより感じられる緑の香りと静寂。雨が弱まると一斉に鳴き出す蛙の声。この日男湯は天色の湯。露天エリアに入ると片面窓もなくオープンエアな水田が。ここにも温泉。浸かりながら外に向けて肘ついて顎のっけて景色眺めちゃう。翌日朝は月白の湯と大浴場の朱鷺色の湯。いずれもカラン周りの水捌けの悪さや脱衣所の換気の弱さは突貫な感じ。温泉はやさしい。土砂降りの雨、全力ショーシャンク。

#サウナ
初日夜は天色の湯側のサウナ。すぐ木のいい香り。落ち着きのある灯り。低い天井に蜂の巣のような席が楽しい。混んでたので下段。かなりやさしい温度。ちょうど15分おきのセルフロウリュ、うきうきじゅわー！と一かけしたとこで空いた三段目に。あっつ！うぉあ！かなりのパワー。そしてたぶんアロマ水がヒノキ？ほんのりじゃなくこれでもかと木を香らせてくる。強引に熱さでどうにかするんじゃない。とにかく熱のふくよかさやありがたさ、湿度の居心地の良さを感じられる素敵なサウナ。翌朝は月白の湯のサウナ。紙管をモチーフにした座面。そしてまた異なる木の香り、すごくいい。

#水風呂
いずれも無理矢理冷たくしていない多分自然な温度の体感18度。やさしく安らぐいい水質。月白の方は特に外の水風呂で気持ちいい。

#休憩スペース
天色のあの湯船の向こうのコンクリ部分にベタ座り。ほんとはダメなんだろうけど、素晴らしい。月白もだけどなんとかチェアとかないのがすごくいい。

書ききれないや。

朝食ビュッフェ

地産地消。Farm to Table。新鮮で体に優しい美味しいものがたくさん。白飯うますぎる。

前橋にこんな素敵なとこあるんだ。行ってみたいなぁ。綺麗で新しい道の駅に併設された温浴施設。オートロウリュもあって、赤城水脈天然地下水の夏でも冷たい水風呂で、田中みずきさんによる赤城山を描いた壁絵のある、銭湯をモチーフにした造り。サンゴライトバスソルトの化粧水のようなお風呂と聞くと、それがなんだかわからないけど心も潤いそう。なんてうきうきして行ってみて、文字通り心身潤って帰ってきた。女湯はサウナがなくて、サンゴライトバスソルトを使用した顔パックをしながら寝そべってリラックスできる寝湯があるのだそう。

なんて書き出しだけど、私が前橋に向かった理由は、実はラーメン二郎前橋千代田町店。時折細胞レベルで二郎を欲してしまう私。この日お休みで新規開拓を兼ねて遠出をしようと思いたった。自分にはとても好みの二郎だった。汗まみれのこの状態をさっばりさせたい。そう来る機会のない前橋だからこそのお風呂やサウナをと選んだのがこちら。二郎の近くからも路線バスで向かいやすかった。最寄りのバス停から向かうと畑に山に広い空に囲われた広い施設が。素敵にキラキラな新しい道の駅。買い物エリアだけでもずっとみてられるしなんでも美味しそうでときめく。

一つの建物の二階。昔ながらの銭湯風の靴箱や番台風のフロント、暖簾、もう好き。浴場は明るくてピカピカで、前面一面ガラスでとっても開放的。田中みずきさんの壁絵がポップでほんわかかわいい。シャンプー類もなんかいい匂い。あ、歯磨きました。カラン周りのマーブルタイルが銭湯ぽくてまた愛しい。ちょっと広めな銭湯のサイズ感でコンパクト。湯船はサンゴライトの化粧水風呂と化粧水炭酸泉。途中でスタッフさんが白いのを投入してたけどそれもしっとりいい香りだった。区切られたところに露天風呂とある白湯も。サンゴライト云々は置いておいても、この白湯のうっとりなやわらかさはたまらなかった。

#サウナ
綺麗で広めで新しくて落ち着くサウナ。8人×2段。ストーンストーブ。居心地よく汗をかける。熱すぎないのがいい、とか思ってたらピカンと光ってオートロウリュ発動。少ししか出ないじゃん、なんてふふふって思ってたら3回出て、満足感の高い熱感に。90度表示。TV有。

#水風呂
サウナ出て目の前に降りていく水風呂。赤城水脈天然地下水なんて書かれてときめかないわけがない。わ、冷たい！13度表示。この透明感と清らかなツヤツヤ感、うわぁ、感激。

#休憩スペース
空以外の景色は立たないと見えないけど外のデッキに椅子四つ。綺麗な空気と空に雲。

道の駅をぶらぶら楽しんでバスで。意外に満席になったバス、迷い込んだ虫で車内大騒ぎ。さて、前橋の銭湯にも寄ろう。成田湯さん。いいお湯でした。

ラーメン二郎 前橋千代田町店

小ラーメン ニンニクヤサイカラメ

サウナ前飯ですが。二郎の中では量がおとなしいし賛否わかれるらしいが自分はとても好き。サウナ前歯磨き。

カラフルでかわいい玉模様とメソポ田宮文明氏のイラストが彩るちょっと楽しくなれる銭湯。本来は地味めでコンパクトなビル型銭湯なのだろうけど、暖簾も含めてこんな手作りな彩りあれこれがぐっと気持ちを明るくしてくれる。マイナスイオン化をした地下水を使っているとのことだけど、お湯も水風呂もゆったりまったりのんびり楽にいられる安心感。サウナはいわゆる銭湯サウナの熱感に香りに。ふわっと明るい気持ちになれて安心できる。そんな日常生活に必要な銭湯の良さをふんわり感じる時間だった。

根津での予定を終えて夕方。どこか銭湯にと選んだ綾瀬には初めて降り立つ。早めに飲み始めてる人たちで賑やか。買い物袋ぶら下げて家路を急ぐ人もたくさん。タワマンもある。なんかいろんなみんながそれぞれ楽にいられる町。そんな感じ。そんなことを感じながら歩くこと5分強。電飾看板やらポップな暖簾やらもあって入りやすそうな入口。真面目そうでご親切な奥さん。サウナの人には利用者の証のリストバンド、タオル二種。お遍路QRをいただいたからかステッカーもいただけた。かわいくて嬉しい。

脱衣所から浴場までメソポ田宮文明氏のイラストやら何やらで賑やか。こじんまりしてても狭苦しい感じはなくて明るい。浴場も新しいわけじゃないけどピカピカ綺麗にされていて安心感がある。湯船は座湯二つと浅めのところもまとまって一つ。温度も水質もやさしくて楽でいい。常連さんが場所取りしてた椅子を使った若い男子に怒鳴りつけ、若い男子がイラっとした瞬間だけピリッとしたけどそれ以上ヒートアップせずに椅子を戻してまた平和な時間に。

#サウナ
奥さんからは混んでますと聞いていたけど、運良く先客一人。詰めれば三人×二段なサイズ。暗く落ち着いた、銭湯らしい古渋な香りの部屋。遠赤外線ストーブの説明看板、あると毎回読んじゃう。重すぎず、軽すぎず、程よい熱感。93度表示。TVはなく、J-POPのオルゴール。強制的にそれまでまとっていた外界の空気がリセットされる。

#水風呂
サウナ出てすぐ、広さに対して中の段のせいで入れる人数が少ない水風呂。ほんのりうっすら色味のある地下水水風呂でやさしくリラックス。22度表示。ぬるいとは思わず、タイミング合えばじっくりしっかり冷やせる。

#休憩スペース
冷房と扇風機のある脱衣所には椅子一つ。ここはいいなぁと思いつつ、脱衣所も比較的こじんまりなのでわちゃわちゃ着替える人の前なので、個人的にはカランのとこで座ってぼーっとする方が落ち着く。

帰りフロントでタオルをお返しすると、どれかお一つどうぞと冷蔵庫から三種類の飲み物を出していただけた。ドライゼロをありがたく。帰りは綾瀬から練馬まで遠いけど、来れてよかったな。

大田区の天然温泉と聞くと黒湯かと思いきや、ほんとにうっすら色のある程度の温泉。冷鉱泉って響きはほんとときめくなぁ。水風呂もおそらく冷鉱泉。夏真っ盛りだからか温度はかなりマイルドだったけど、たっぷりだからゆーっくり冷ませるしやさしいし。サウナはなかなかにあっつあつ。最近聖帝サウザーに挑むケンシロウの階段の上のサウナとの出会いがたまたま続いてる。いいお風呂いいサウナ、綺麗だし、あぁ、いい銭湯さんに来れたなぁ。とうふふふしながら吸い込まれる隣の街中華含めて最高な時間になりました。

仕事を早めに切り上げられて、ちょっと元気に冒険を。始まったばかりの江戸川区銭湯のスタンプラリーも気になりつつ大田区に。京急蒲田から羽田空港線に乗り換え一駅。糀谷。子どもの頃一度来たことはあるけど、実質初めての街を歩くのは楽しい。大田区は不思議と特別に気楽。商店街住宅街を歩くこと7分くらい。天然温泉！と大大的にアピールされた看板のビル型銭湯。券売機でサウナを。サウナキーをいただき中へ。絶妙に混まない時間だったのかとてもゆったりした雰囲気。

浴場に入ると、カラフルでかわいらしい、いろんな動物や滝や木々の描かれたモザイクタイルの壁絵。文字が読めなくなってる温泉の説明看板。清潔感も手伝って安心感のある浴場。冷鉱泉の湯船があってその先にジェット三種や電気風呂のある広めゆったりな湯船。そして扉の向こうには露天風呂。外はほぼ見えないけど、風の通りがいいのと、屋根の木材部分の木の香りもして、落ち着く。露天は天然温泉。温度も泉質もやさしくてゆったりと。

#サウナ
サウザーへの階段を上ると左に水風呂右にサウナ。サウナキーをひっかけ扉を開けるとなかなかにパワフルで重めな熱が。広め。詰めれば二段×六人入るサイズ。左側に見やすい大きさの画面のTV。右側に遠赤外線ストーブ。しゅーしゅーふんふん言いながら熱くなりつづけてる。110度表示。ああ、どっしりごっつりくる。

#水風呂
サウナ出て目の前。温泉の成分説明の貼紙もあるゆったりサイズの冷鉱泉水風呂。夏だからか29度表示でかなりゆるくマイルドな温度だけど、新しい水がどんどん入ってきてくれるし、じっくり長くいられればしっかり冷ませる。サウナの窓から水風呂が見えるから、サウナ出るタイミングがわかりやすい。

#休憩スペース
基本的には階段降りてカランのとこ。でも露天に誰が置いたかはわからないけど洗面椅子二つあって、この露天の風の通りの良さや、木の香りを感じながらぼーっとできたときは最高だった。

お腹すいた。外に出る横を向く。どうみても美味いに決まってる佇まいの街中華。瓶ビール。モヤシソバ、半チャーハン。悶絶。最高。またサウナ級に汗かいた。

香蘭

モヤシソバ＆半チャーハン

これぞ期待通りで想像以上の美味さの街中華。悶絶。玉ねぎの甘みが効きまくりのチャーハンに驚き。

アクアでドルフィンのランド！なんて楽しそうな名前なのや！東京銭湯には「21世紀を代表するビッグな銭湯」、葛飾銭湯には「平成の新しい銭湯」、夢溢れる言葉が並ぶ、呑兵衛の聖地立石の銭湯。でもGoogleの口コミには清潔感がないとかマナーの悪い客がとかひどい書き込みがやけに目につく。全身全霊で確かめに行ってやるんだ。結論、Googleの口コミなんてゴミ溜めでしかないことを改めて実感した。たしかに老朽感はある。でも銭湯が好きな人ならきっと嬉しい楽しい大好きな湯園地だ。サウナもカーンと熱くて、地下水の褐色がかった水風呂もなめらかで、自然温度でも冷たくて気持ちいい。来れてよかったと心底思う。

麺好きな同僚が絶賛お薦めしてくれた油そばが京成立石にあると知り、であればやっぱり銭湯サウナしてから行きたいと、かねてから気になっていたアクアドルフィンランドさんへ。行きは青砥から12分くらい歩いて。省エネか入口の暗さで素通りしかけたけど発見。広いロビー。常連さんと奥さんが仲良くお話中。タオルはいいわね？って言われたけどバスタオルをお願い。サウナ利用の証でしかないというサウナキーとロッカーキーをいただき中へ。

浴場に入ると広々でときめく。え？全然綺麗じゃん。しかも空いてる。ジェットだらけの大きな浴槽、ジェットはどれもかなりのパワフルさ。しかもしゃきっと熱い。他にも黒湯のような濃ゆい薬湯、まだ打たせ湯もある。そしてガーデン風呂？という露天風呂も。全ての灯りがオレンジで浴槽の中のライトまで。ここだけ異世界に迷い込んだみたい。オレンジに染まったこの俺を慰める奴はもういない。

#サウナ
別料金VIPと書かれた階段を上がり二階へ。聖帝サウザーに挑むケンシロウの気分と書かれていた方がいたのを思い出して笑った。そこにサウナ室と水風呂。キーを使わなくても開く、閉まりの悪い扉の中には15人くらい入りそうな二段のサウナ。ちなみに水風呂前のベンチにジョイントマットがある。古渋な銭湯サウナらしい芳ばしい香りがたまらない。遠赤外線ストーブ。清々しく力強い熱さ。ビビるほど汗が出る。ふひー！TV有。94度表示。扉の貼紙に裏紙として使われた選挙ポスターの人の顔が気になる。

#水風呂
深くゆったりたっぷりで少し褐色がかった天然地下水水風呂。水温計故障中だけど体感20度。大好き。

#休憩スペース
水風呂の前にベンチ。露天には椅子はない。

最高やー！ってなって入った最後の湯船でサウナキーをジェットに流され紛失。必死で探すも見つからず、奥さんに怒られ、また探しに戻って、のぼせながらも吸水口にギリギリ引っかかってたのを発見。万歳した。奥さんにも常連さんにもよかったわねー！と。俺、頑張った。

けんけん

油香麺と海鮮粥（小）

頑張った俺を褒めながら素朴でも深いやさしい味わいの油そばもお粥（と瓶ビール）に癒される。

ここに来れば救われる。いきらず力まず気取らず。いきった力んだ気取った人間どもとの関わりに辟易としたら、このシェルターに潜ればいい。やっぱり池プラ。

銭湯ランと天然浅草温泉にエッジを立てたビル型銭湯。三ノ輪と浅草の中間、三ノ輪から歩くこと15分、いわゆる吉原エリア、見返り柳を過ぎて曲がったところに現れる大きめな建物。看板に普通公衆浴場って書いてあるのは初めて。この地域だから敢えて普通って書く意味があるのかな。ビルの二階のフロントにはちゃきちゃきでとってもフレンドリーに迎えてくださるおねえさん。せっせせっせとお掃除などされててちょっと話すだけでも元気をもらえる素敵な方。お風呂も横長にずらーっといろんなのがあるし、古めなサウナ室かと思いきやタイルとか張り替えられて新しめで居心地もいい、楽しく元気な銭湯だった。

どの駅からも歩くとちょっと遠い。暑い中でも着替えとタオルをたくさん持ってきたからちょっと頑張ってみようと思った。三ノ輪から向かう途中には解体中の日の出湯さん。立派な宮造りの名残はまだ感じられるものの、少し切ない。いろんな銭湯にふらっと吸い寄せられそうになる。

前述のおねえさんが明るくて、傘持ってきた！？降るだろうからゆっくり入ってきなよ！って。サウナの人にはサウナキー。ゆったり広い脱衣所は冷房も扇風機もパワフルで生き返る。少し年季の入った浴場、蛇腹の窓からいい風入ってくる。奥に向かって右壁側にずらーっと湯船。ジェットも色々だし入浴剤の薬湯も、質の良い井戸水が売りなだけに入っていてやさしくてゆったりリラックス。壁にたくさん貼ってあるランニング系の手書き記事。ガチなラン愛。奥左手にはもともとミストが出てたのかブース型の湯船も。さらに奥に露天風な岩風呂でここが天然浅草温泉かけ流し。加水加温塩素消毒はあり。絶妙に肌にうっとりまったりやさしく馴染む気持ちのいい温泉。この日はイグサの袋も。

#サウナ
古めかしいサウナかと思ったら香りが新しい。壁材が新しいのに張り替えられてて綺麗。落ち着いた明るさ。四人×二段。空いてたお風呂に対してサウナは人気で常に四人以上いる感じ。パワフルな遠赤外線ストーブ。しっかりな熱感でわさっと汗が出る。98度表示。TVはなくラジオ。一人の常連のおっちゃんがひたすらむはーむはー言うてたのもローカル感があって楽しい。

#水風呂
ゆったりたっぷり深めで3人サイズの水風呂。自然温度で夏だけにキンキンではなく24度表示だけど、混まない限りはたっぷりゆっくりやさしい水質で冷やされてリラックスできる。のびー。むはーおっちゃんは全力潜り。

#休憩スペース
露天に椅子が３つ。扉が開いていて、そこからの風がめちゃ気持ちよかった。簾はかかってるけど、まぁ向かいの家からは丸見えだ。いいんだよ。ここがどこだと思ってるんだと。

帰りもおねえさんに元気に挨拶。もう一軒行ってみようかな！

元祖 釜めし春

五目釜めしなど

釜飯発祥の店。常連さんに愛される素敵なお店。若女将がとてもあたたかく気さく。釜めし美味で悶絶。

夕方と夜の緊張感ある時間の合間にさっぱりしたくて突撃。サウナ待ちの看板が出てない！いつも夜遅くにしかいかないからサウナ待ちの看板がないことなんてない！仕事の合間には激しすぎるかなと思いつつ、せっかくなのでサウナ！

おわぁ、やっぱりあっつい。。。上段なんて耳痛い。かなり落ち着いた明るさの中、薬草的ないい香りの中、うっすらかかるアンビエントの中、くあぁぁ、あちぃ。。。

心底冷たい水風呂を求めながら水風呂にじゃぶじゃぶ入っていったら水しぶきが変に口に入って気管に入って咳き込んでやかましい、俺。

すったもんだしながら三セット。五色湯の何がすごいかって、露天と浴場の間の扉の遮音性。外気浴の静けさ、蚊取り線香の匂い、五色湯と書かれた煙突。あぁ、偉大すぎる。

帰りは好きすぎる偉大な餃子チェーンで腹ごしらえ。さて、21時からまた戦だ。

ぎょうざの満洲 椎名町駅店

なすのみそ炒めセット

茄子が旬！ファームで採れたて！そんな手書きの貼り紙。これしかない。ちなまに写ってるのはオールフリー。