春日の湯 ドーミーイン後楽園
ホテル・旅館 - 東京都 文京区
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3月のドーミーイン巡りも今回でいよいよ最後。今回は都内のドーミーイン後楽園。何故他のドーミーでなく後楽園なのか。ここには併設してあるカプセルキャビン施設、「グローバルキャビン」がある。ここに宿泊することでドーミーインのサービスをフルに楽しみつつもお値打ち価格で使うことが出来る。
しかし今日の上段ベッドにはサブウーファーでもついているかのような唸りのあるイビキを立てる紳士がお休みになられていた。イビキはしょうがないが咳はやめよう。煩いから。さすが東京のど真ん中。利用率も高めだ。
そんなわけでこのホテルの実に特徴的な入口客室兼用のエレベーター(フロントに行く際に館内着の人がいたのに驚く)を上がってチェックイン。客室には鍵がかけられないので室内のセーフボックスに財布とデバイスを入れて早速大浴場へ。
地下一階の大浴場は大浴場と名がつくだけあり、後楽園近くのホテルとしてはかなり広々している。こういうホテルの浴場はせいぜい5人ぐらいが限界だったりするが、ここはまず一つのお風呂たけでも10人位はいけるだろう。お風呂はぬるゆと小石川後楽園から見える銭湯富士が描かれた熱湯の2つ。温泉ということでもないがこれは混雑時でも問題なく汗を流せそうだ。
地下階にあるので外気浴はないが熱湯隣の窓からは夜空がちらっと見え、疑似的な外気浴を少しばかり楽しむことも出来る。ととのいチェアも5つ程設置され大きさにして十分な数を取り揃えている。
サウナは縦に長い上下二段式。一段につき大体7人位座れそうだから合計一度に付き14人が入れるまぁまぁな大型なサウナだ。入るとヒノキの香りがふんだんに漂う。サウナは典型的ドライサウナで温度は約100℃近い。最近比較的長く入りやすいサウナにばかり入っていたので久々にタフなサウナに入った気がする。正面にはテレビがあり、朝に出るときには高校野球がやっていた。
しっかりハードなサウナを楽しんだあとはキンキンと銘打った水風呂が待っている。ドーミーインが最近流行らせている12℃の瞬間冷却水風呂だ。アッツアツのカラダにキリッとした水風呂がキュッと体を引き締める。それをととのいチェアでゆっくりと平温に戻していく感覚は、サウナーならば平均点以上の評価を与えられるハイレベルな構成だ。ただしそこまでサウナにまだハマってない人には難しいかもしれない。
今日のキャビンは隣人ガチャに外れてしまったのでぐっすりと熟睡することは叶わなかったが、良質なサウナで爽快な気分で帰路につくことができそうだ。
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