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煮ゑ湯

2024.10.03

108回目の訪問

第二宝湯

[ 東京都 ]

今日はどこも行かずに帰るつもりだったのに、今週の変わり湯は何だろうと思い浮かべた瞬間から無造作に向かい始めていた。

雨も気になる平日の夜は空いていて、一段と静かに思えた。

浴槽は空きまくっていたので思う存分に浸かる。
バイブラが弾けるたびに湯のいい匂いがする。
温度もちょうどいい。
平熱の日常のありがたさをとくと味わう。

サウナはコンフォート寄りだった。
汗がよく出るが、今日はもう少し体を温めたかった。

サウナは2セットのみで、あとは湯と水風呂を往復する。

サウナ以外でもゆっくりと過ごせた。
普段使いの極みで過不足ない。

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38

煮ゑ湯

2024.10.02

71回目の訪問

水曜サ活

仕事が早く終わる、それ即ち、サウナチャンス。

無限に広がる可能性にワクワクせずにはいられないのだが、自身のことながら、自分を満足させ得る選択肢が思い浮かばないのが恨めしい。

あらゆる状況を想定してサウナハットを鞄に忍ばせていたのだけど、わざわざそこまでするほどのプランがない。

たまには新規を開拓してキラキラしたサ活をしてみろよ、と自分でも思う一方で、そんな時間やお金があれば好きな施設に注ぎ込みたい、相反する思いの狭間で揺れる。

挙句、予定調和、安定行動に収束する。

だって好きなんだもん、仕方がないじゃあないか。
ちょうど前回、ポイントも一杯になったことだし。

18時過ぎに入館、入館後すぐにオレンジ牛乳を飲む。

6階は混雑一歩手前の棚の埋まり具合だった。
体を洗ったりしていると中途半端な時間になった。
温冷交代浴で準備を万全にすることもできたが、様子見を兼ねて3分だけサウナに入った。
このたった3分だけで汗にまみれる。
サウナも私もコンディションはいいみたいだ。

19時のアウフグース担当はIMIZMさんだった。
前回、KRSさんのアウフグースに研修として立ち会った方だ。

思ったよりロウリュ量が多く、1セット目から体感温度がぐっと上がる。
そこまで熱くならないと踏んで上段に座っていたから、少し焦る。
(結局は杞憂に終わったが。)

20時と21時はお馴染みNMTさんだった。
セット毎の温度差のつけ方や撹拌による熱の広げ方など手慣れたものだ。

21時回は恒例の激アツ回で最近はもっぱらこれ目当てに来ていると言っても過言ではない。

今日は調子が良かったので途中まで中段で受けた。
終盤の熱さは下段とは文字通り段違いだった。

「背中の傷は恥だ。」みたいなことを過去に『◯ne piece』で読んだことがある気がしたので出来るだけ防御姿勢は取らないようにするも、結局、下段に退避した。

下段でも構わずアチアチの蒸気が襲ってきたので前屈みになった。
そうなるとちっとも熱くなくて面白くない。
「何のためにここに座っているんだ。」と思い、上半身を起こすと死ぬほど熱くて、すぐに前傾姿勢に戻る。
そんな自問自答と上下運動を繰り返すうちに21時回は終わった。

当たり前だけどサウナのコンディションが出来上がっている。
水風呂もそこそこにすぐさま舞い戻る。
焼けた肌は痛いが、この上なく上質な熱気だ。

今度こそ中段で完走したいなあ。

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57

煮ゑ湯

2024.10.02

114回目の訪問

水曜サ活

先月はおよそ週に5回以上のペースでサウナへ行ったみたいだが、果たしてその時間は本当に意味があったのだろうか?

…ということをサウナ室で考える。

今日も日付が変わる頃に家を出る。
混んでいるわけではないが、空いているわけでもない。

来る道中も来てからもずっと考える。
スチームで焼かれてもシャワーで流しても疑問は拭いきれない。

全て忘れるためにスタンディングで肩や首筋に激アツスチームを当てる。
水風呂終わりに横になる。
3セットしていつの頃からか最初の疑問はどうでもよくなったのだが、帰ってきてからまたふつふつと頭の中に巻き起こる。

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35

煮ゑ湯

2024.09.30

3回目の訪問

外気浴ととらえれば、着衣と移動が煩わしい。
しかし、露天休憩と考えれば、外気に当たり、スマホなどいじりながらのんびり出来るから、他にはない魅力的なものになる。

ポンチョだとどうも外気浴感が強まるきらいがあるので、館内着を持参して臨む。

入ってすぐにアイスロウリュがあり、これをうっかり上段で受けてしまったものだから、熱がしっかりすぎるほどにしっかり入ってしまった。

水風呂も充分冷たいのだが、チラーの利きがよくすぎて、長く浸かるには不向きだ。

シャワーと内気浴で体を落ち着かせようとしたが、時間がかかりそうなので、早々に屋上へと移動する。

静かでいい風が吹いていた。
短時間で行ったり来たりをするのは手間な分、ゆっくりとしていたい。
他のサウナ施設でするようにゴロンと横になれば何時間でもこうしていられる。
予定よりも早い段階できたのだけど、予想以上に快適でついつい長くなってしまった。

浴室へ戻り1セットして退館寸前まで屋上にいた。

熱くて汗の出がいいサウナ室だから、こういう立ち回りも許される。

ロウリュ前の1セットもあわせて今日は3セットだけだった。

マルシン目当てで始めたNAPSだったが、意外なめっけもんがあった。
来月も来よう。

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23

煮ゑ湯

2024.09.30

69回目の訪問

玉の湯

[ 東京都 ]

気づかぬうちに近くの天徳泉がイキタイ数で玉の湯を抜いていた。
以前は50以上開きがあったように思う。
天徳泉の躍進は目を見張るものがあり、一利用者としても嬉しい限りではあるが、玉の湯の人気が相対的に下がるのは少し寂しい。

確かに玉の湯には天徳泉のような大きな変化はここ数年皆無だ。
女湯サウナも休止したまま何年になるのだろうか。

それでもその数年より前からずっと、夜遅くまでいい湯を沸かして迎えてくれている。
それ以上何を望むのか、それだけでありがたい。

今日も本当は第二宝湯の自家製どくだみ湯を楽しみにしていた。
家に帰って準備をして向かうつもりが寝てしまっていた。
起きたら24時前だった。
とりあえず風呂だけでもと向かう。

受付で聞いたらサウナは空いているとのことだったので追加を頼んだ。

日曜に来ることがあまりないので忘れがちなのだが、ここも毎週変わり湯を実施している。
今日は天然よもぎ湯。
薬効がありそうな苦味のある香りで目を瞑って楽しむ。

ただ疲れていたので、頭を洗ってひと休み、体を洗ってひと休みし、といった具合に時間を使っていたから、ゆっくり湯に浸かる暇があまり残されてなかった。

サウナはこの時間には珍しく空いていた。
足元に敷かれたマットが相当湿り気を含んでいたから、来る前までは混んでいたのだろう。
温度もそこまで高くなかった。

ひたすら汗をかきたい訳ではなくて、座ってゆっくりしたい気分だった。
下段に座る。

特に仕事を頑張ったわけではないのだけど、一週間の疲れがここにきてどっと出た。
上を向いて、ゆっくり深呼吸すると、今週のあれこれが頭の中に溢れ、涙しそうになる。

過去、今日みたいな日を幾度となく玉の湯に救われてきた。
だから注目度が高かろうが低かろうが、私には最初から関係ない話だった。

いつもは遅くても24時半の消灯にあわせて帰り支度をするのだが、今日はもう少しだけ甘えさせてもらい、そこから1セットした。

とりあえず寝よう。ぐっすり眠れそう。


補足:ぬる湯の薬湯は温度センサーが故障中でしばらく温度が高いそうです。

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46

煮ゑ湯

2024.09.28

7回目の訪問

サウナ飯

最近、ヒルトップについて考えるときは、私の中でのポジションをすっかりCIOに取って代わられた、という文脈においてのみだった。

ただ仕事終わりに寄る、同じ価格帯のサウナってだけでひとまとめにするのも我ながらどうかしてると思う。

CIOを短距離走とするのなら、ヒルトップは長距離走っぽい。
競技が違うのだから単純に互換関係にするのはおかしい。

土曜出勤も早めに終わり、時間もあることから改めてヒルトップに来てみた。

駅至近なのに駅前の賑わいにそっぽを向くような、そんな姿は孤高というよりもマイペースでいじらしい。

外観をまじまじと眺めていると目の前で3人入っていった。

上に上がると受付が忙しそう。出入りが多い。

浴室には若い人がたくさんいた。
その人たちとタイミングをずらしてサウナ室に入る。

入った瞬間、顔にヒリっときて、席に座ると落ち着く。

なんだけど、今日はぬるい。
いつもならいい塩梅で押し返してきて、その圧で発汗が促される感覚がある。
いわゆるコンフォートサウナとは異なる居心地の良さがある。
熱さもある。汗も出る。

だけど今日の温度感だといつまでもいれてしまう。

サウナを出た後も温度が足りない気がしてならない。
首を捻りながら水風呂に入ったら「そんなことどうでも良くない?」って感じでお湯の浴槽の名残であるジェット水流がドゴドゴ揺さぶってくる。
しばらく揉まれていたら本当にどうでもよくなる。

浴室には結構、人がいたが、サウナはそこまで混まない。
若い人たちはあっという間にいなくなった。

私といえばそんな人たちを尻目に5セットを既にこなしていた。

噛めば噛むほど味の出る、スルメ系サウニングの真骨頂だ。

その後、お弁当休憩を挟んで2セットを追加した。

今日はたまたま温度が低かったっぽかったから、セット数が増えたが、従来のコンディションなら半分のセット数でも満足できただろう。

やっぱりいいなあ。

蛇足:Tシャツ買う。

立喰処 どん亭 成増店

五目炒め弁当

お野菜プリタツ

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29

煮ゑ湯

2024.09.27

45回目の訪問

サウナ飯

昨日のジートピアでのアウフグースは全くもって予定外だった。
本来はこちらだけの予定だった。
(と言ってもこちらも日程がたまたまあっただけだった。)


船グラの朝ウナを控えめにして臨む18時半回。

と、その前に恒例の17時爆烈オートロウリュを忘れずに浴びる。

1セット目ということもあり、少し早めに入って体を温める。
モニター下の時計を見ると実時刻よりも10分以上遅れている。
最初はそれが信じられなくて、入る時間を間違えたのかと思い、自分の腕時計を確認した。

これじゃあ、いつ始まるのかわからない心理的負担と既に10分近く汗を流し続けている肉体的負荷が重なって、オートロウリュまで保たない。
たまらず開始前に退出した。
出てすぐには水風呂に向かわず、瞑想サウナ前の椅子に待機し、窓から点灯を確認する。
(実時刻より5分近く遅れていた。)

開始時間のズレを把握し、安心して水風呂で休む。

ちょうど17時回が終わったので、すかさず高温サウナに入る。
思わず声が出そうになる熱さだった。
およそ2ヶ月ぶりのこの感覚にアウフグースへの期待が高まる。
5分ぐらいで出て18時のオートロウリュに備える。

今度はタイミングを捉えることが出来ていい感じに仕上がった。
ここのオートロウリュにもかなり慣れてきた。
最初の頃は呼吸をするのも辛かったのだが、最近では顔を上げたまま受けることも多くなった。

しっかり水分補給と休憩をとって18時半を迎えた。

いざ始まると前口上で衝撃的な発言があった。

まさかの「全員完走を目指す回」

壮大な前フリであってくれとこの時ばかりは強く願った。

「マツケンサンバⅡ」から始まり、ドリカムの「何度でも」が流れる2セット目の終わりだった。

こいやんこと小泉さんがヒソヒソ話を始めた。
お、やっぱり激アツにするのか、と期待したが、鮭山さんの世界大会入賞をみんなで祝おうという仕込みだった。

「PERFECT HUMAN」が流れる中、鮭山さん入場(ちゃっかりサングラスまでしとる!)

ミナミコールで盛り上がる。
タオルスイング中でも「I'm a perfect human」のとこでは、わざわざキチっと静止して首カクッとすんのには笑った。

ほぼほぼ全員が完走で終了

19時のオートロウリュで〆

もう少し熱くして欲しかったってのはあるが、タイミング合えばまた来たいなあ。

本日のおすすめ

シーフードマカロニグラタンと鮭フレーク丼🐟🦑

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煮ゑ湯

2024.09.27

26回目の訪問

サウナ飯

ジートピアでのアウフグースの熱が抜けきらぬまま舞い戻った船グラは年齢層高めの、正に「爺トピア」だった。
誰にも邪魔されることはないし、誰の邪魔にもなることはない平穏な空気が流れる。

生薬不感湯で一旦、落ち着く。

ジートピアのサウナで足りなかった熱さはここで補う。

焼けた甘い匂いがする。
熱いと感じるけど刺激が強いわけじゃない。
空気まで静かというか滑らかで温度の割に居心地がいい。
汗の出もいい。
そして何より混まない。(一人きりの時間が結構ある。)
TVの音もないので自分の感覚に没頭できる。

1セットで切り上げる。
ラストオーダーの時間は絶対だ。

ここ数回は船グラのサウナにまともに入っていなかったので、今夜は飲みを軽めにして、仮眠を取り、深夜サウナに戻るつもりだった。

だけど、その決意も茄子の口溶けと共になくなった。
他メニューの付け合わせの大根おろしを残った汁に浸すともうあきまへんわ。

こうして"とことん飲る"口火が切って落とされた。

軽めのサワーで始めていたのだが、ここはビールだろと赤星で仕切り直し。
骨太の味わいはどんな食事にも負けない。

それぞれの提供スピードを計算しながら、テーブルには常に一、二品を残しながらオーダーを続ける。
ガチャで得た無料券もここぞとばかりに解放する。

久しぶりに結構食べて飲んでして寝る。

よく眠れたおかげで翌朝は6時半に勝手に目が覚めた。
今日はすぐさま浴室へ向かう。
浴室は昨夜よりも人が多い。
なのにサウナ室にはほとんど人がいない。
皆、どこに消えたのか。

無人のサウナ室の上段に陣取る。
最初は汗一つ出ないのだが、しばらくすると堰を切ったように大量の汗が一斉に噴き出す。
ゲリラ豪雨のようだ。
すっかりずぶ濡れになってサウナを出る。

シャワーで汗を落とし、水風呂に入る。
体が「温」から「冷」へ切り替わるのがわかる。
この瞬間が最高だ。

時間に余裕があるのでエレベーター前のイスでゆっくり休憩した。

4セットを満足に終え、3階に上がるとリクライニングがいっぱいだった。

消えたと思った人たちがここにいた。

ギリギリまで滞在して退館、お世話になりました。
ありがとうございました。

蛇足:これが→こう

揚げ茄子の煮浸し

秋メニュー🍆おかわりするか迷った

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煮ゑ湯

2024.09.26

18回目の訪問

船グラのリクライニングでTVの音漏れと高いびきに囲まれてのんびりと過ごす夕方だった。

何気なく開いた旧Twitter(現X)で鈴木りくさんのアウフグースが今日、ジートピアであることを知った。
青天の霹靂、千載一遇、これは参加するしかない。
前回参加できたけども見送った心残りもこの際、焼き尽くしてほしい。

そうと決めたらさっさと着替えて外出する。
こういう時、宿泊だと便利だ。
リアルに徒歩5分なのも助かる。

ここに来たらまずは低温サウナと決めている。
で、入ってみたらビックリ!

セルフロウリュが休止されていた。
確かにセルフロウリュは楽しみの一つではあるものの、他の人の気まぐれに左右されないのはプラスと言える。
だから気落ちすることもない。
これはこれで低温サウナ本来のクオリティを楽しむ良い機会だ。
幸いにも汗の出は変わらず。

アウフグース後の高温サウナにも入ったが、以前のような刺すような熱さはなく、かなり穏やかに感じた。
アウフグースの整理券はかなり若い番号だったので、割と席が選べる。
下見を兼ねて上段、中段、下段、地べたと順に座ったら中段が1番しっくりきた。
アウフグースの体感温度上昇を加味して下段で受けることにした。

20時回はリラックス回と宣言された。
「とか言って、本当は熱いんでしょ。」と内心期待していたら、言葉通りのリラックス回でビックリした。
中段に座るべきだった。
お香を炊いたり、タオルの代わりに白樺ヴィヒタを振り回したりと趣向が凝らされていて見ものだった。
後半はロウリュの勢いも上がり、いよいよ本領発揮だなと思っていたら、突然、終了を告げられた。

ここからどんどん追い出しにかかっていくと思っていたら、呆気なく切り捨てられた。

名残惜しくサウナ室に留まったものの、無情にもバケツ等が撤去され、元の平穏が戻る。
激アツだった19時回は枠が余っていたみたいなので尚更後悔が残る。

この後の21時回の余り枠にワンチャン賭けたい気分ではあったが、フロの日の船グラを無下には出来ないということでさっさと退館した。

この物足りなさは次回へのキャリーオーバーということで今日の日はサヨウナラ。

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煮ゑ湯

2024.09.25

70回目の訪問

水曜サ活 サウナ飯

回数券はいよいよ10枚を切り、なんとか期限内に使い切れる目処が立った。

そんな折、11月から値上げするとの知らせが舞い込む。
回数券のお得部分がさらに増すことになるわけだが、そうなると逆に気軽に使えなくなる。
貧乏人の悲しいさがよ。

ただ今日はサウセンに行くと決めていた。

雨の水曜日は人が少なかった。
19時回のアウフグースは5人しかいなかった。
おかげで担当のKRSさんに多く仰いでもらえた。
温度感はリラックス回といった感じでスタートにはもってこいだった。

新しく出来た外気浴スペースでうたた寝をしてしまった。
エレベーターを挟んで左右対称に外気浴スペースができたことで風の通り道が出来、自然で勢いのある風が吹く。
地味ながらも結構すごい。

ただ、その後ずっと眠くなってしまって困った。

人が少ないのをいいことに、サウナ室では後ろにもたれかかり、足を伸ばす。
この体勢でTVを見ながらくつろぐ。
のんびり過ごすのだけど、汗だけは場違いに勢いがすごい。

20時のアウフグースになると少し人は増えたがまだまだ空きがある。
NMTさんのノーマル回とのことだったが、人が少ないのもあり「ゆるくまったり。」
(18時回は「ゆるくまったり」回だったらしい。)
十分な間を取りながらのゆったりだった。
3セット終わった時点でそこまで温度が上がってなかった。
むしろ寒気さえ感じた。
もちろんおかわりを申請した。

21時回になるとぐっと人が増えた。
中段以上しか空いてなかったので流れ上、中段に座った。

4セット目のはじまり、激アツ回突入予告の時点で下段は全部埋まっていた。
退路を絶たれた形で中段で受ける覚悟をする。
思わず強く握りしめた拳が汗できしり、大きな音が出てしまった。

最終セット開始前の口上で何人か下段が脱落して命拾いした。

アウフグース後に1セットだけして終了した。

酒が入ると絶対宿泊したくなるから、ラストオーダーが終わるとさっさと帰った。

燻製カレー(燻製チキントッピング)

燻製チキンを単品で売ってくんねえかなあ…。

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煮ゑ湯

2024.09.25

113回目の訪問

水曜サ活

上は相変わらず半袖Tシャツなのだけど、下はさすがに丈が伸びて七分丈になった。

日付が変わる頃にこの格好で外を出歩けるのはまだ温かいともいえるが、一歩ごとに「寒い」と「涼しい」が入れ替わっている感覚がある。
そろそろ夜は上着がないとダメかと思う。

時間があまりないのはわかりきっていたけど、しっかりと体を温めるために長めに湯に浸かる。

常夏のハワイアンといえど、窓からの風は秋らしく、浴室も所々涼しい。

幸いにも全体的に空いていてサウナ客も少なかった。

最初からストーブ正面に座った。
フィーバータイムに加え、ファンをオンにするといい熱さになる。
垂直に降りてくる熱風はまるで滝行で、足元は床への跳ね返りがあり二重に熱い。
フィーバーが連チャンするにつれ、床タイルには熱が蓄積される。
調整されて以前よりは耐えられる熱さなのだが、足の裏を浮かせざるを得ない。

しっかり熱を入れたつもりだったが、水風呂に入るとすっかり抜けてしまう。

2セット目はストーブ正面隣で長めの10分入る。
あまみが出始め、汗もしっかりと出るのだが、水風呂と休憩を短めにしないとやはり冷え過ぎてしまう。

3セット目に入る前に湯で温まった。
その後に2セット目と同じ席に座った。
体が温まったおかげなのか、さっきよりも汗が出る。

水風呂、休憩を経て最後も湯に戻った。

3セットしかいられなかったがよく温まった。

おかげで夜でもまだまだ半袖でいけると勘違いする帰り道だった。

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35

煮ゑ湯

2024.09.23

14回目の訪問

羽衣湯

[ 東京都 ]

秋分の日が意地を見せてくれて、やっと「すっかり秋になった。」
半袖半パンの身には秋の夜風は涼しいを通り越して、少し肌寒い。

ただこれが露天風呂となると話は別だ。
ほんのり温まった諸肌をかすめる風は、肌寒いから後戻りして、涼しい。
むしろ湯の表面に触れることで少し温んでいる。


…そんなふうに考えながら楽しめたのも最初の方だけだった。
祝日とあって混んでいた。
浴槽、露天スペースはもちろん、サウナは常に8人横並びでギチギチだった。
サウナ専用休憩スペースも埋まりがちだった。

人が多いせいか、サウナが少し温度が低いように思えた。
別に汗の出が悪いわけじゃないから、滞在時間が延びて、そのせいで余計混雑したのかもしれない。
せめてもと去り際にさりげなく床ロウリュをお見舞いする。
塩が入ったバケツにはシャベルが刺さっていた。
水分でダマになってしまった塩をサラサラに戻せて助かる。

けしからん水風呂は16.5℃と偽っていた。
私は信じない。

22時近くになると、さらに混雑してどこにも居場所がなかった。

今日はおじいさんがいたり、子供連れがいたり、もちろん若いグループ客もいた。
ガヤガヤし気味だったのだけど、この雑多な雰囲気は嫌いじゃない。

そんな中でサウナハットなんか被ってサウナをガチるのはなんか違うんじゃないかなぁと個人的には思う。
(だから私は一部の銭湯を除いてサウナハットは被らない。)

2セットしか出来なかったけど満足した。

風に吹かれながら少し歩いて帰ったら、さっきよりも寒く感じた。
お肌がスベスベになったからかな。

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煮ゑ湯

2024.09.22

107回目の訪問

第二宝湯

[ 東京都 ]

今日はどうやら都内の銭湯はシークヮーサー湯だったみたいでここも多分に漏れず実施されていた。

遅めに入店すると、ネット入れられ浮かんでいたシークヮーサーはふやけ、しっかりと潰されていた。
そのおかげでしっかりと香りが立ち、時間がないのはわかっていても、ついつい長湯してしまう。

最後の締めに取っておくとして、サウナに急ぐ。

下段のTV前に座ると顔が熱い。
そのまま座っていると汗がとめどなく流れ続ける。
コンフォートらしからぬ放射とコンフォートらしい居心地の良さでなんとも不思議だった。

シークヮーサーの香りは水風呂にまで届いていた。
もしかしたら客を介して香りが水に移ったのかもしれない。
ミント水風呂最終日以来だったが、水の良さは健在だった。
目をつむりじっとたたずむ。

最近は脱衣所のイスの座面だけでなく、背もたれまでバスタオルでカバーして座る人が増えた気がする。
私もそれに倣った。

その一方でビショビショの体のまま座る人もいる。
両極端だった。

2セット目は上段に座ったが、こちらの方が幾分か長居しやすい気がした。

最後は湯で温まって〆

湯上がりは久々のトーイン

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19

煮ゑ湯

2024.09.21

22回目の訪問

香藤湯

[ 東京都 ]

湯が熱いことは承知だったが、まさかここまで熱いとはと思った。

足先を入れてみると皮がめくれると思うぐらいに熱く感じた。
それでも肩まで沈んでみると不思議に馴染む。
井戸水でも使っているのだろうか。
透明感もあり、心がパッと晴れるような爽快なあつ湯ですこぶる気分がいい。

連日の暑さにより疲労が溜まっていたみたいなので今日はゆっくりするつもりだった。
明日は休みで時間的に余裕があり、しっかりと下準備を行うために水風呂に移る。

こちらも思っていたよりも冷たく少し驚いた。
しばらく温冷交互浴を続けるはずだったが、一往復でイイ気分になった。

水分補給がてら脱衣所で座っていると立てなくなってしまった。
気を抜かず頭を保持していないと重心が一気に偏って前に突っ伏したり、後ろに倒れそうになる。
体が自由になった感じだった。
(でも体が自分の意のままにならないのはある意味、不自由とも言える)

入店してから1時間の時点でサウナに入れずじまいだった。

その後しばらくで体と頭が落ち着いてきたからやっとサウナに入った。

ファーストセットとはいえども、下準備が万全すぎるほどに万全なので、全く今日初めてのサウナとは思えなかった。
いい温度と好きな湿度、明るいサウナ内はケチのつけようがないのだが、敷かれたマットがベショベショだったのには驚いた。

私が入店した時は人がかなり多かった。
浴槽も6割ほど埋まっていてさすが土曜の夜だと思ったのを覚えている。

それでも浴室内は静かだった。
サウナ客の割合も高く、しかもほぼソロサウナーばかりだから本当に静かだった。

脱衣所では寝落ちしそうになっている人を2人ほど見かけた。

当初の予定通りゆっくりすべく、90分で3セットのみだった。
むしろこれ以上ペースを上げることが出来なかった。

各休憩の後にはあつ湯と水風呂に一回ずつ入り、そしてサウナ室へと戻る。
これのおかげもあってよくキマった。
風呂上がりに気分よく自販機でジュースを買おうとしたら、新札がことごとく拒否されて猛烈な勢いで現実に戻された。

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煮ゑ湯

2024.09.19

68回目の訪問

玉の湯

[ 東京都 ]

家のシャワーで済ますつもりが、時計を見るとまだゆっくり風呂に浸かる時間があった。
家を出て、月を眺めながら少し遠回りしてから店に着く。
その頃には何故かサウナ気分になっていた。
24時近くでも混んでいるのは別に珍しいことではないのだけど、今日に限っては「妙に」混んでいた。
水曜日だから天徳泉が休みなのもあるのか?

水風呂前には小さな人だかりが出来ていた。
もしかして入室待ちか?
どうせソーシャルディスタンスを盾にしてパーソナルスペースを確保したい人がいるんだろ、混んでいても胡座を解きたくない奴が居座ってるんだろ、なんて思って入ってみたけど、誰一人そんな人間はおらず、それでいてキツキツだった。
そんな状況に張り切っていたのかストーブは音を立てて強い熱を放射していた。
人数が多くなれば水分も増える。
それらが合わさって久しぶりのバチバチなコンディションだった。
運良く上段に座ると鼻は刺すように痛く、唇もパリパリになる。
いいぞ〜これ〜

この素晴らしいコンディションはストーブの頑張りと居合わせた皆で作り上げたものだ。
出来るだけ長いこと分かち合いたいものだと感動すらした。
でも上段は譲らない。

10分して出ると水風呂前は相変わらず混雑していたから立ちシャワーを浴びて脱衣所で休憩した。
扇風機の風を背面に当てるともう今日はこれで帰ってもいいと思った。
しばらく逡巡するも、水風呂に入っていないのが心残りなのでもう1セットすることにした。

今度は下段でじっくりと汗を流す。
タイミングよく水風呂も空く。
少しぬるめだったからこちらもじっくりと浸かる。

また脱衣所で休憩をするのだけどもう1セットだけしたくなった。
ただこれ以上はきりがないのでやめといた。

壁越しに聞こえてくるTVやドライヤーの音が静かで、だんだん閉店に近づいている雰囲気があった。
それとは逆にガラス戸の向こうの浴室はまだまだ賑わっていた。

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47

煮ゑ湯

2024.09.17

2回目の訪問

夜になると涼しくなった。
肌に触れる風はすっかり秋のそれのようだった。
中秋の名月だからという訳ではないが、空を見上げると月がきれいだった。
思いつきで月見外気浴と洒落込む。

19時半過ぎにイン

風呂がないので下茹での代わりに5分だけ入ると、その直後にアウフグースが予告された。
下段で受ける。
ロウリュしても湿度よりも焼けた感じの方が強い。
ストーブにパワーがあるのだろうか。
リラックス回な温度感で程よく汗が出る。
体もしっかりと温まる。

チラーがよく効いた水風呂は温度関係なく冷たさを強く感じて少し苦手なのだが、サウナが熱いのでちょうどよかった。

汗がひくまで内気浴をしつつ、水分補給をする。

その後、外気浴スペースへ出る。

来る時よりもいい風が吹いている。
リクライニングで横になり、顔を上げると何にも邪魔されない空が広がっていた。
開放感がすごい。

月を避けるように雲がゆったり流れる。
おぼろに伸びた雲は、風にそよぐススキのようで趣深い。
いつまでも眺めていられる。
何時間あっても足りない。

しばらくしてサウナ室へ降り、その後、また屋上へ舞い戻る。
このまま時間まで横になっていようかと思ったが、アウフグースの予告に引き戻される。

時間的に最終セットになりそうだったので上段で受けた。
先ほどよりも熱く仕上げてくれたようであまみがしっかり出ていた。

その後、帰り支度を済ませ、月見を再開する。

長いような短いような2時間だった。
過去一でいい外気浴だった。

満月は明日らしいのでまた来ようかしら。
NAPSのコインもまだあるし。

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24

煮ゑ湯

2024.09.17

25回目の訪問

サウナ飯

前回、会員証を更新した際にいただいた招待券を使い宿泊した。
カプセル利用の差額1210円を受付で払う。
昼過ぎから別のサウナで汗を流していたから、風呂、飯、酒、寝床を馳走になる。

祝日だからか3階は混んでいた。
それでも三連休最終日の夜の気だるい雰囲気とは無縁のいつも通りの景色だった。

少しリクライニングで横になってから風呂に入る。
不感湯はやや冷たく、のんびり浸かると体が冷えそうだったから1セットだけのつもりでサウナに入った。

放射は熱く、空気は温かい。
総じて高温なれど、顔表面がつっぱったり、鼻の粘膜がヒリつくこともない。
呼吸がしやすく10分ほど座っていた。
汗が大量に出て、熱の浸透はゆるやかだったものの、10分ぐらいいれば体もすっかり温まる。

水風呂は浴びる程度で済ませ、トゴールに入る。
余分な熱が抜けていく。

この後、軽く風に当たって3階へ戻るつもりだったのだが、後ろ髪を引かれてサウナ室へ戻る。
ラストオーダーまでの時間もあり、短めに留めた。
今度は〆に水風呂を長めにした。
サウナ室とは逆に冷気がゆっくり体に染みる。

予定より品数が頼めなかったが満足に食べる飲むして寝た。

明けは9時半に起床した。
思ったより人が多くて驚いた。
なんなら昨夜よりも人がいたんじゃないかと思えた。

夜よりもドライに寄ったサウナで3セットを過ごす。
地べたを試してみたりと場所を変えながら、大いに汗をかいた。
キレッキレの水風呂に入ると1発で目が覚めた。

いつももう少し早く起きてサウナ後にモーニングでも食べたいと思う。
だけどついつい遅くまで寝てしまう。
まあそれはそれでいいか。

肉南蛮(うどん)

思ったより量があったのは嬉しい誤算🍜肉吸い的な麺抜きでもよかったかな🍖

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煮ゑ湯

2024.09.16

11回目の訪問

予定よりも早く着いてしまい、開店待ちのオジイサンたちに紛れる。
時間になり、その中の1人に促されて入り口へ向かうと下駄箱前に今度はオバアサンの集団がいた。
今日が敬老の日だからって訳ではないだろうが、年齢層が高い。
祝日は開店時間が平日よりも30分早くて助かった。
受付はほとんどの人が回数券だったのでスムーズで人数の割に早く流れた。

今日は薪がよく乾いていたのか、いつもより大きな音を立てて燃えていた。
モニター真下の席でその音を聞きながらストーブの中を眺め過ごしていると15分も経っていた。

1セット目から500mlの給水を強いられ、長めの水風呂と休憩をとる。

脱衣所のリクライニングチェアで寝てしまっていた。

2セット目以降は10分超えないぐらいに留めて、休憩をたくさんとるようにした。

今回はたまたま薪を足すところに立ち会うことはなかったから、そこまで熱さを感じなかった。
個人的には炎の勢いが弱まった方が肌の当たりの柔らかさがよくわかるので好きだ。

水風呂にずっと沈んでいたかったのだが、祝日だからか、サウナ客だけでなく入浴客も多かったから、ゆっくり浸かれなかった。

薪の炎で時間がドロドロと溶けていくようにあっという間の2時間だった。

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煮ゑ湯

2024.09.14

11回目の訪問

三の輪湯

[ 東京都 ]

B'zの「LOVE PHANTOM」で開幕した今日は土曜らしからぬ静かな夜だった。

厚いガラスを一枚隔てた森林浴スペースは流れてくる音楽を独り占めするような心地なのだけど、ちょっと蒸し暑くてすぐに水風呂へ退避してしまった。

表層よりも底の方の水が冷たい。
足を入れたぐらいでは平気だったのだが、肩まで体を沈めると水の冷たさに思わず声が出た。

しばらく水と湯を行ったり来たり、サウナだけじゃなく、森林浴や外気浴もあるから時間さえ許せばいくらでも過ごせそう。

程よく体が温まってきたところでサウナに入ると、まるでボナサウナかと思うような湿度たっぷりのマイルドさだった。
下段で砂時計をひっくり返しながらぼんやり過ごす。

サウナ後の水風呂は格別だった。

最初の方は脱衣所で休憩をして、後半から外気浴に変えた。
外気浴スペースには一席ずつにファンが取り付けてあって、角度もバッチリで、ついつい寝てしまった。

最後に森林浴からの水風呂で〆。

そういえば今日はほとんど知らない曲ばかりだった。

知っている曲といえば、さだまさしの「関白宣言」に対するアンサーソングである(か、どうかは知らないけど)西野カナの「トリセツ」ぐらいだった。

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16

煮ゑ湯

2024.09.14

67回目の訪問

玉の湯

[ 東京都 ]

到着したのが24時を越えていたから、お風呂だけで帰ろうと思ったが、気まぐれでサウナも頼んだ。
昨日の激アツの余韻もあったのだろう。

1時間足らずで、洗髪、洗体、あつ湯、水風呂、給水、サウナ、水風呂、ぬる湯、あつ湯を詰め込む。
一方通行のつもりでひとつひとつを丁寧に済ませていくのだが、時間との戦いでもある。

浴槽から溢れそうな水位で沸くあつ湯に体を沈め、ジェットに揉まれ、高天井を眺める。
もっとゆっくり浮かんでいたいのだけど、時間がない。
水風呂はあまり冷たくなくて、これまたじっくり入っていたかった。
脱衣所で給水し、ここまで20分経過していた。

この後、久しぶりに上段で10分超えを目指す。
先客は1人で上段に座っていた。
この状況でいつもなら距離をとってストーブ真横にでも陣取るのだが、今日はなりふり構っていられない。
迷わず上段に座る。
最大8人は収容できそうなサウナ室内に2人きりで横並びだが、しのごの言ってられない。

湿度は少し、ストーブからの熱は強めのコンディションに身を任せると、いつのまにか先客は消えていた。
時計を見ると6分経っていた。
手先が少し痛む。
かなりの汗で普段ならこのぐらいで退出しそうなものだが、きっちり10分座っていた。

シャワーで汗を落として水風呂に身体を投げ出した。
深いため息が自然と体の奥底から引きずり出される。

脱衣所で給水と休憩をし、〆にぬる湯に浸かる。
ユーカリとブラックペッパーの入浴剤は以前よりも香りが残っていた。

時間的にはあと1セット出来なくもなかったが、閉店ギリギリまで居座るのもなんか違う。
美しくない。

久しぶりだったがやっぱり良かった。

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